JP4847065B2 - 鉄道車両用照明装置 - Google Patents

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本発明は、貫通路を有する乗務員室を備えた車両に利用される鉄道車両用照明装置に関する。
従来、多くの鉄道車両には、車室内を照らす等の目的で照明装置が設置されている。このような鉄道車両用の照明装置として、通常のスイッチによって点灯・消灯の切り替えを行うもののほか、車両における運転準備に関わる操作と連動させて点灯・消灯の切り替えを制御できるように構成したものがある。例えば特許文献1に記載の鉄道車両用電灯制御装置では、室内灯と予備灯とがパンタグラフ操作スイッチと連動するように構成されている。これにより、室内灯と予備灯を使用した作業者(例えば車両の清掃員)が作業終了後にパンタグラフを下げる操作を行うと、室内灯と予備灯とが一斉に消灯し、作業員の消し忘れによる電力の浪費防止が図られている。
また、照明装置の中には、鉄道車両の乗務員室に設置されたものもある。例えば特許文献2に記載の車両用電灯回路では、車両のバッテリーから直接に給電可能な乗務員室灯が記載されている。この車両用電灯回路では、車両を入庫させた後など、パンタグラフを介した車両への電源供給がストップした状況下であっても、計器類のチェックをする際などに作業員が乗務員室灯を点灯させることができる。
特公平7−49254号公報 特開平9−168242号公報
ところで、鉄道車両においては、車両編成の関係上、乗務員室を有する車両同士を列車の中間で連結する場合がある。このような場合、乗務員室に乗務員は在駐しないが、乗務員室の中央に設けられた通路(貫通路)を乗客等が利用することがある。そのため、貫通路を通行する乗客等の安全性を確保する目的で、貫通路を明るく照らしたり、貫通路に段差が有る場合などに乗客等に注意を喚起したりするためのライティング部材を点灯させておく必要がある。その一方で、乗務員室を運転室又は車掌室として編成するときには、運転時の安全性を確保するため、ライティング部材を確実に消灯し、窓部分等へのライティング部材の映り込みによる視界不良を回避する必要がある。そこで、貫通路を有する乗務員室を備えた車両に利用される照明装置においては、乗務員室の貫通路が乗客等に利用される場合の安全性、及び乗務員室が運転室又は車掌室として使用される場合の運転時の安全性の双方を確保するという観点から、ライティング部材の点灯・消灯の誤操作を抑止できる技術が望まれている。
本発明は上記課題の解決のためになされたものであり、ライティング部材の点灯・消灯の誤操作を抑止できる鉄道車両用照明装置を提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、本発明に係る鉄道車両用照明装置は、貫通路を有する乗務員室と、乗務員室内に設けられて、前位置、中位置、後位置の三位置の選択が可能な運転台選択スイッチとを備えた車両に利用される鉄道車両用照明装置であって、貫通路の近傍に配置されると共に、車両の電源に接続されたライティング部材と、電源からライティング部材への給電状態を切り替える第1の切替手段とを備え、切替手段は、運転台選択スイッチが中位置となったことに同期して、電源からライティング部材への給電状態をオン状態とし、運転台選択スイッチが前位置又は後位置になったことに同期して、電源からライティング部材への給電状態をオフ状態とすることを特徴としている。
この鉄道車両用照明装置は、貫通路を有する乗務員室を備えた車両において、貫通路の近傍にライティング部材を備えている。このライティング部材の点灯・消灯は、第1の切替手段によって制御される。すなわち、第1の切替手段は、運転台選択スイッチが中位置となった場合(乗務員室を有する車両同士が列車の中間で連結され、乗務員室の貫通路が乗客等に利用される場合)に同期してライティング部材を点灯させ、貫通路を通行する乗客等のために貫通路を明るく照らしたり、貫通路に段差が有る場合などに乗客等に注意を喚起したりする機能を発揮させる。一方、第1の切替手段は、運転台選択スイッチが前位置となった場合(乗務員室が運転室として使用される場合)又は後位置となった場合(乗務員室が車掌室として使用される場合)に同期してライティング部材を消灯させ、乗務員室の窓部分等へのライティング部材の映り込みによる視界不良を回避するためのインタロックとして機能する。このように、この鉄道車両用照明装置では、第1の切替手段により、乗務員室を有する車両の編成態様に連動してライティング部材の点灯・消灯の切り替えが確実になされる。これにより、ライティング部材の点灯・消灯の誤操作を抑止でき、乗務員室の貫通路が乗客等に利用される場合の乗客等の安全性、及び乗務員室が運転室又は車掌室として使用される場合の運転時の安全性の双方を担保できる。
また、電源は、車両におけるワイパー用電源であることが好ましい。鉄道車両におけるワイパーは、通常、乗務員室が運転室又は車掌室として使用される場合に稼動させる装置である。したがって、乗務員室を有する車両が中位置にある場合に、余剰となっているワイパー電源をライティング部材用の電源として使用することが可能である。この場合、ライティング部材用の電源を別途設ける必要がなくなるので、装置構成の単純化が図られる。
また、車両には、ワイパー用電源からワイパーへの給電状態を手動で切り替えるための手動用スイッチが設けられており、手動用スイッチによってワイパー用電源からワイパーへの給電状態がオン状態となったことに同期して、ワイパー用電源からライティング部材への給電状態をオフ状態とする第2の切替手段を更に備えたことが好ましい。車両の連結作業時など、乗務員室が中位置にある場合でもワイパーを稼動させることがある。この場合に、ワイパーとライティング部材とが同一の電源から給電を受けていると、ワイパーの稼動によってライティング部材にちらつきが生じ、作業性の低下につながるおそれがある。そこで、乗務員室が中位置にあり、かつワイパーを稼動させた場合に、第2の切替手段によって自動的にライティング部材を消灯させることにより、作業性の低下を防ぐことができる。
以上説明したように、本発明に係る鉄道車両用照明装置によれば、貫通路を有する乗務員室を備えた車両の編成態様に連動してライティング部材への給電状態の切り替えを行うことにより、ライティング部材の点灯・消灯の誤操作を抑止できる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る鉄道車両用照明装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好適な一実施形態に係る鉄道車両用照明装置が適用された鉄道車両の乗務員室部分を示す断面図である。図1に示すように、鉄道車両1Aの乗務員室2Aは、車両の操作に使用する機器類を備えた運転台3、運転状況を示すディスプレイ4、運転手用の椅子6、及び無線通信機(図示しない)等を備えている。この乗務員室2Aは、鉄道車両1Aが列車の先頭に編成された場合には運転室として使用され、列車の最後尾に編成された場合には車掌室として使用される。また、乗務員室2Aの室内中央には貫通路9が設けられている。貫通路9は、連結部7によって乗務員室2Aが隣り合う鉄道車両1Bの乗務員室2Bと連結された場合に、各乗務員室2A,2Bの正面中央に設けられた貫通扉8A,8Bがそれぞれ開放されることにより、鉄道車両1A,1B間を行き来するための通路として乗員・乗客に利用される。
さらに、乗務員室2Aにおいて、運転手用の椅子6の後方の側壁には、鉄道車両1Aの編成態様ごとに電気系統を切り替えるための運転台選択スイッチ10が設けられている。この運転台選択スイッチ10は、図2に示すように、直方体形状の筐体11を有しており、筐体11の上部には、前位置、中位置、後位置の三位置の選択が可能な回動式の操作レバー12が取り付けられている。操作レバー12は、鉄道車両1Aを編成する際に操作されるものであり、乗務員室2Aが運転室として使用される場合には前位置が選択され、乗務員室2Aが車掌室として使用される場合には、後位置が選択される。また、鉄道車両1Aが列車の中間で連結され、乗務員室2Aの貫通路9が乗客等に利用される場合(図1参照)には、中位置が選択される。
このような乗務員室2Aを有する鉄道車両1Aにおいて、鉄道車両用照明装置13は、図1及び図3に示すように、貫通路9上の段差部14近傍の床プレート16に取り付けられ、かかる段差部14があることを貫通路9の通行者に注意喚起させるための装置として構成されている。このような機能を有する鉄道車両用照明装置13は、取付プレート17と、ステップライト(ライティング部材)18と、後述する切替部36とを備えている。
取付プレート17は、図3に示すように、上下両端が開口した断面矩形状の開口部19からなる筐体収容部20と、床プレート16への取り付けに用いられる平板部21とを有し、貫通路9上の段差部14に沿って配置されている。この取付プレート17は、筐体収容部20を床プレート16に設けられた開口P内に装填し、平板部21を床プレート16の上面16aに載置した状態で、ネジ22によって床プレート16に強固に固定されている。なお、平板部21の上面のうち、段差部14側に配置される領域Rには、滑り止めの加工が施されている。これにより、通行者の転倒防止が図られている。
一方、ステップライト18は、図3及び図4に示すように、長尺の直方体形状をなす筐体23を有している。筐体23は、半透明な樹脂によって形成され、筐体23の上壁部分は、照明光を透過させるための光透過面23aとなっている。この筐体23は、光透過面23aと取付プレート17における平板部21の上面21aとを略面一にした状態で、取付プレート17における筐体収容部20の開口部19内に嵌め込み固定されている。また、筐体収容部20と筐体23との間において、光透過面23aの周囲には、例えばシリコン系のシール材24が充填されている。これにより、取付プレート17と筐体23との間の水密性が確保されている。
また、筐体23の内部には基板26が配置され、この基板26上には、筐体23の長手方向に沿って複数(例えば24個)の高輝度型のLED27が整列配置されている。各LED27からは、例えば赤色の照明光が出射され、この照明光は、筐体23の光透過面23aを通って乗務員室2A内に出射される。さらに、ステップライト18の一端からは、各LED27用の配線28が延出している。この配線28の先端に設けられたコネクタ端子29は、鉄道車両1Aに這い回された配線のコネクタ端子(図示せず)に接続され、これにより、ステップライト18は、鉄道車両1Aのワイパー用電源32(図5参照)に電気的に接続されている。
ここで、上述した構成を有する鉄道車両用照明装置13の回路構成について、図5を参照しながら説明する。
図5に示すように、鉄道車両用照明装置13用の回路30は、DC100Vの車両電源31と、車両電源31をDC24Vに変圧してなるワイパー用電源32とを備え、このワイパー用電源32に、上述したステップライト18と、運転士側ワイパー33及び助士側ワイパー34とがそれぞれ電気的に接続されている。また、ワイパー用電源32とステップライト18との間には、切替部(第1の切替手段)36が設けられている。この切替部36は、運転台選択スイッチ10の筐体11(図2参照)内に収容されており、操作レバー12による運転台選択スイッチ10の前位置、中位置、後位置の三位置の選択に連動して、ワイパー用電源32からステップライト18への給電状態を切り替える。
すなわち、切替部36は、運転台選択スイッチ10が中位置となったことに同期して、ワイパー用電源32からステップライト18への給電状態をオン状態とし、ステップライト18を点灯させる。また、切替部36は、運転台選択スイッチ10が前位置又は後位置になったことに同期して、ワイパー用電源32からステップライト18への給電状態をオフ状態とし、ステップライト18を消灯させる。
さらに、切替部36と各ワイパー33,34との間には、手動用スイッチ37,38がそれぞれ設けられている。この手動用スイッチ37,38は、乗務員室2A内に配置され、乗務員は、手動用スイッチ37,38を操作することにより、各ワイパー33,34の稼動・停止の切り替えを任意に行うことができる。一方、切替部36とステップライト18との間には、手動用スイッチは設けられていない。したがって、ステップライト18の点灯・消灯は、運転台選択スイッチ10の操作によってのみ切り替えることができる。
続いて、上述した構成を有する鉄道車両用照明装置13におけるステップライト18の点灯・消灯を操作する流れについて、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、乗務員室2Aを有する鉄道車両1Aが、列車の先頭車両、最後尾車両、及び中間車両のいずれかの車両として編成される(ステップS01)。この車両編成を行う際、作業員等によって運転台選択スイッチ10の操作がなされる(ステップS02)。このとき、鉄道車両1Aが列車の中間で連結される場合には、運転台選択スイッチ10は中位置が選択される。また、鉄道車両1Aが先頭車両に編成された場合には、運転台選択スイッチ10は前位置が選択され、最後尾車両に編成された場合には後位置が選択される。そして、切替部36は、操作レバー12による運転台選択スイッチ10の前位置、中位置、後位置の三位置の選択に連動して、ワイパー用電源32の電流供給先を切り替える(ステップS03)。
ここで、ステップS03において、運転台選択スイッチ10が中位置となった場合には、切替部36によってワイパー用電源32からステップライト18への給電状態がオン状態に切り替えられ(ステップS04)、ステップライト18が自動的に点灯する(ステップS05)。一方、ステップS03において、運転台選択スイッチ10が前位置又は後位置となった場合には、切替部36によってワイパー用電源32からステップライト18への給電状態がオフ状態に切り替えられ(ステップS06)、ステップライト18が自動的に消灯する(ステップS07)。
以上説明したように、鉄道車両用照明装置13は、貫通路9を有する乗務員室2Aを備えた鉄道車両1Aにおいて、貫通路9の段差部14に配置されるステップライト18を備えている。このステップライト18の点灯・消灯は、運転台選択スイッチ10の選択位置に連動する切替部36によって制御される。すなわち、切替部36は、運転台選択スイッチ10が中位置となった場合(鉄道車両1Aが列車の中間で連結され、乗務員室2Aの貫通路9が乗客等に利用される場合)に同期してステップライト18を自動的に点灯させ、貫通路9に段差部14が有ることを乗客等に注意を喚起したりする機能を発揮させる。
一方、切替部36は、運転台選択スイッチ10が前位置となった場合(乗務員室2Aが運転室として使用される場合)又は後位置となった場合(乗務員室2Aが車掌室として使用される場合)に同期してステップライト18を自動的に消灯させ、乗務員室2Aの窓部分(図示しない)等へのステップライト18の映り込みによる視界不良を回避するためのインタロックとして機能する。このように、この鉄道車両用照明装置13では、運転台選択スイッチ10の選択位置に連動する切替部36により、乗務員室2Aを有する車両の編成態様ごとにステップライト18の点灯・消灯の切り替えを確実に行うことができる。これにより、ステップライト18の点灯・消灯の誤操作を抑止でき、乗務員室2Aの貫通路9が乗客等に利用される場合の安全性、及び乗務員室2Aが運転室又は車掌室として使用される場合の運転時の安全性の双方を担保できる。
また、鉄道車両用照明装置13では、ステップライト18の電源として、鉄道車両1Aにおけるワイパー用電源32を用いている。このような構成は、各ワイパー33,34が、通常、乗務員室2Aが運転室又は車掌室として使用される場合にのみ用いられる装置であることに着目したものである。そして、乗務員室2Aを有する鉄道車両1Aが中位置にある場合に余剰となっているワイパー用電源32をステップライト18の電源として使用することにより、ステップライト18用の電源を鉄道車両1Aに別途設ける必要がなくなるので、装置構成の単純化が図られる。
本発明は上記実施形態に限られるものではない。例えば、鉄道車両用照明装置13の回路40において、図7に示すように、切替部36とステップライト18との間に、第1のリレー部(第2の切替手段)41及び第2のリレー部(第2の切替手段)42を設けてもよい。第1のリレー部41は、手動用スイッチ37の切り替えに連動し、ワイパー用電源32から運転士側ワイパー33への給電状態がオン状態となったことに同期して、ワイパー用電源32からステップライト18への給電状態をオフ状態にする。また、第2のリレー部42は、手動用スイッチ38の切り替えに連動し、ワイパー用電源32から助士側ワイパー34への給電状態がオン状態となったことに同期して、ワイパー用電源32からステップライト18への給電状態をオフ状態にする。
このような構成は、鉄道車両1Aの連結作業時など、乗務員室2Aを有する鉄道車両1Aが中位置にあっても、ワイパー33,34を稼動させる場合を想定したものである。この場合、上記実施形態では、ワイパー33,34とステップライト18とが共にワイパー用電源32から給電を受けているため、ワイパー33,34とステップライト18とを同時に使用すると、ワイパー33,34の稼動状態によってステップライト18にちらつきが生じ、作業性の低下につながるおそれがある。そこで、ワイパー33,34を手動で稼動させた場合に、リレー部41,42によって自動的にステップライト18を消灯させることにより、作業性の低下を防ぐことができる。
また、上記実施形態では、ライティング部材として、貫通路9の段差部14に取り付けたステップライト18を例示しているが、ライティング部材を鉄道車両1Aの天井等に取り付けて、明るさを確保するための室内照明として構成してもよい。また、取付プレート17における平板部21の上面のうち、段差部14側に配置される領域Rには、滑り止めの加工に代えてクツズリを設けてもよい。このようなクツズリによっても、通行者の転倒防止を図ることができる。
さらに、上記実施形態では、ステップライト18の電源として、DC24Vのワイパー電源を用いているが、DC30V以下の低圧電源であれば、鉄道車両1Aにおける他の機器の電源を用いてもよい。このように、DC30V以下の低圧電源を利用する場合、耐圧の低いステップライト18の各LED27を並列接続することが可能となる。そのため、いずれかのLED27が断線した場合であっても、断線による消灯箇所を最小限に抑えることができる。
本発明の好適な一実施形態に係る鉄道車両用照明装置が適用された鉄道車両を示す断面図である。 運転台選択スイッチの平面図である。 ステップライトを鉄道車両の貫通路に取り付けた状態を示す斜視図である。 ステップライトの斜視図である。 鉄道車両用照明装置の回路構成を示す図である。 図1に示した鉄道車両用照明装置におけるステップライトの点灯・消灯を操作する流れを示すフローチャートである。 変形例に係る鉄道車両用照明装置の回路構成を示す図である。
符号の説明
1A…鉄道車両、2A…乗務員室、9…貫通路、10…運転台選択スイッチ、13…鉄道車両用照明装置、18…ステップライト(ライティング部材)、32…ワイパー用電源、33…運転手側ワイパー、34…助士側ワイパー、36…切替部(第1の切替手段)、37,38…手動用スイッチ、41,42…リレー部(第2の切替手段)。

Claims (3)

  1. 貫通路を有する乗務員室と、前記乗務員室内に設けられて、前位置、中位置、後位置の三位置の選択が可能な運転台選択スイッチとを備えた車両に利用される鉄道車両用照明装置であって、
    前記貫通路の近傍に配置されると共に、前記車両の電源に接続されたライティング部材と、
    前記電源から前記ライティング部材への給電状態を切り替える第1の切替手段とを備え、
    前記切替手段は、前記運転台選択スイッチが前記中位置となったことに同期して、前記電源から前記ライティング部材への給電状態をオン状態とし、前記運転台選択スイッチが前記前位置又は前記後位置になったことに同期して、前記電源から前記ライティング部材への給電状態をオフ状態とすることを特徴とする鉄道車両用照明装置。
  2. 前記電源は、前記車両におけるワイパー用電源であることを特徴とする請求項1記載の鉄道車両用照明装置。
  3. 前記車両には、前記ワイパー用電源からワイパーへの給電状態を手動で切り替えるための手動用スイッチが設けられており、
    前記手動用スイッチによって前記ワイパー用電源から前記ワイパーへの給電状態がオン状態となったことに同期して、前記ワイパー用電源から前記ライティング部材への給電状態をオフ状態とする第2の切替手段を更に備えたことを特徴とする請求項2記載の鉄道車両用照明装置。
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