JP3108810U - Ledブレーキ表示補助装置 - Google Patents

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紀男 木下
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紀男 木下
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Abstract

【課題】車両の制動・停車や危険を確実に後方に伝え安全性を増すと同時に、車体の後方からのイメージを楽しいアート感豊かなものにして車社会に和やかさを提供するブレーキ表示補助装置を提供する。
【解決手段】本体1をマークやキャラクターの形に作り表面に反射板2を設け、形に合わせてLED3を埋め込む。コントローラによってLEDを点灯または点滅する。ハザード作動時にはLEDも同様に点滅するがブレーキ操作を優先する。方向指示にはモード切り替えスイッチで対応する。本体は背面に磁性ゴムを貼り、両面粘着シートを添付する。本体とコントローラとの結線はカールコードや平型等を用いて対応し、防水等の配慮をする。
【選択図】図2

Description

この考案は、車両の停止を後方に認知させるLEDを用いたブレーキ表示補助装置に関する。
従来、白熱電球を用いたブレーキ表示補助装置とLEDを用いたブレーキ表示補助装置があるが、どちらも後方からのイメージは殺風景なものでしかない状態である。
ブレーキ表示補助装置の後方からのイメージを車両の持ち主の持ち味を反映した楽しいアート感豊かなものにし、バルブ切れを補い車両の制動・停車を確実に後方に伝え安全性を増すと同時に、車社会に和やかさを提供する。
上記の目的を達成するために、この考案は、本体をマークやキャラクターの形に作り、発光体のLEDをマークやキャラクターにあわせて埋め込む。本体をゴム・プラスチック等の柔軟性を持った素材を用いて作ると自動車ボディの局面にフィットできる。本体表面には反射板又は蛍光板を貼る。本体前面を透明な素材でコーチングしても良い。表示部本体は車体後方に取り付けられるように背面に磁性ゴムを貼り、両面粘着シートを貼れるように添付する。リード線はカールコードを用いたり、平型コード等を用いて目立たなくし、車体の防水への影響に配慮する。ただしリード線を車体ボディに孔をあけて取り付けたり、車内後方ガラスに設置する型の場合は必要としない。コントロール部においては、ブレーキ操作の後方への表示を最優先し、ハザード点滅時には同様に本体LEDを点滅することができるようにする。また方向指示ランプが点灯した場合にも点滅できるようにする。
この考案は、以上説明したように構成するので、以下に記載するような効果を奏する。
まず、LEDを用いているので長い間使用できる。知らぬ間に通常のバルブが切れた場合でも、効果的に車両の制動・停車を後方に知らせることができ安全性を確保できる。表示部本体の形状をマークやキャラクターの形にすることによって車両の持ち主の個性が発揮でき、同時に後方からの制動・停車の確認がより確実になるので追突事故を防止でき、また後方へ前の車の動向を知らせることが効果的に行える。緊急時にハザードを作動させたとき、LEDも同様に点滅するので後方への伝達がより効果的になる。特に大型車に取り付けた場合このようなサインを後方に示すことで、停車中の衝突も含めてその予防に効果が発揮される。また、無味乾燥な後方のイメージを楽しいものに変えるので、車社会に潤いをもたらすことができ、よって結果的に事故を防止するという効果を奏する。
この考案は、マークやキャラクターの形を柔軟性のある素材を用いて、車体にフィットできるように本体を作り、そこに光った時にその形が認知されるようにLEDを配置し埋め込む。LEDは停車を認知させる為に赤色を中心に用いた方が良く高輝度のものがよい。本体表面は反射板を使用し消灯時にも存在を知らせることができるようにする。反射板は蛍光の効果のあるものの方がより効果が大きい。全体を柔軟性のある透明な素材を使て雨水や埃から内部を保護するのも良い。内部でLEDの配線を行いリード線はカールコードや平型を使い、防水を考えた位置から外部に引き出して既存のブレーキ配線等に結線する。車製造時に組み込む場合以外、後付の場合には配線器具を用いた方が確実に結線でき故障も少ない。背面には磁性ゴムを貼って車体に取り付けられるようにする。この場合取り付け位置を自由に変更できるが、防犯上は弱い。そのため磁性ゴムの上から粘着シートを貼って長期にわたって固定できるように背面と同型の粘着シートを添付する。磁性ゴムや粘着シートは車製造時に組み込む場合は必要としない。本体の形状は切り抜いた形でも、平面的な形でも良い。
ブレーキ表示補助装置のコントロール部は、ブレーキ表示を優先してLEDを点灯する。しかし方向指示器動作時には点滅せず、ハザード動作時には点滅するようにする。またモードを切り替えスイッチを追加して方向指示器作動時にも点滅できるようにできる。この場合もブレーキ表示を優先し点灯のみ行うようにする。方向指示器作動時に点滅するLEDは別途別色(黄色)を使って設けても良い。この場合は方向指示用のLEDのみ点滅する。
図1は、LEDブレーキ表示補助装置の表示部本体の正投影図である。
図2は、LEDブレーキ表示補助装置のコントロール部との配線図1である。
図3は、LEDブレーキ表示補助装置のコントロール部との配線図2である。
外観をデルタ形にした場合の実施例である。マークやキャラクターの形をした本体1前面に反射板又は蛍光板を貼り、そこにLED3を並べ、背面で結線し、配線用穴からリード線11でコントロール部ケース10内の配線用基盤9に結線する。背面には磁性ゴム4を貼り付け背面の形と同じ形状の両面粘着シート5を添付する。
図2では、ブレーキを踏むとダイオード7を経由してLEDに電流が流れ点灯し制動・停車を後方車両に知らせる。ハザードスイッチを入れると方向指示器Rと方向指示器Lから電流が流れ2つのリレー8が両方とも同時に作動し、ハザードにあわせてLED3が点滅する。このときダイオード7はブレーキランプへの逆流を防止し、ブレーキランプに電流が流れるのを防ぐ働きがある。方向指示器として片方の入力時にはLED3は点滅しない。ハザード点滅中にブレーキを踏んだ場合、ブレーキ操作を優先してLED3は点灯するが点滅はしない。また電源切り替えスイッチ12はDC12Vの電源を取り入れることができにくい場合、方向指示器ランプから電気の供給を受ける場合に切り替えて使用するためのものである。
図3では、ブレーキを踏むとダイオード7を経由してLED3に電流が流れ点灯し、制動・停車を後方車両に知らせる。モード切り替えスイッチ13を上方に入れた場合、ハザードスイッチを入れると方向指示器Rと方向指示器Lから電流が流れ2つのリレー8が両方とも同時に作動し、ハザードにあわせて点滅する。方向指示器が操作した場合、片方の入力だけなのでLED3は点滅しない。スイッチ13を下方に入れた場合、ハザードにあわせて同様に点滅すると同時に、方向指示器に対してもLED3は点滅する。このときダイオード7はブレーキランプへの逆流を防ぎ、ブレーキランプに電流が流れるのを防ぐ働きがある。また電源切り替えスイッチ12はDC12Vの電源を取り入れることができにくい場合、方向指示器ランプから電気の供給を受ける場合に切り替えてしようするためのものである。ダイオード14は、このとき他方の方向指示ランプに影響を与えないためのものである。ハザードまたは方向指示器を点滅中にブレーキを踏んだ場合、ブレーキ操作を優先してLED3は点灯するが点滅はしない。
産業上の利用の可能性
上記のように構成したLEDブレーキ表示補助装置は、バルブ切れによる追突を防止しするだけでなく、車の後方の無味乾燥なイメージを楽しいものに変え、車社会に潤いをもたらすものである。よって車の後方に一つのアート感覚を誰もが発揮できる場を提供できる可能性をもっている。
LEDブレーキ表示補助装置の表示部本体の第三角法による正投影図 LEDブレーキ表示補助装置のコントロール部との配線図1 LEDブレーキ表示補助装置のコントロール部との配線図2
符号の説明
1……本体
2……反射板または蛍光板
3……LED(乗用車等用はDC12V、大型用はDC24V)
4……磁性ゴム
5……両面粘着シート
6……配線用穴
7……ダイオード
8……リレー(乗用車等用はDC12V、大型用はDC24V)
9……配線用基盤
10……ケース
11……リード線
12……電源切り替えスイッチ
13……モード切り替えスイッチ
14……ダイオード

Claims (2)

  1. 表示部本体をマークやキャラクターの形に作り、表面に反射板あるいは蛍光板を設け、その形に合わせてはめ込んだLEDを、コントロール部により、制動・停車時にブレーキランプに合わせてLEDを優先的に点灯、ハザード動作時にハザードと同様に点滅する表示部本体とコントロール部からなるブレーキ表示補助装置。
  2. 表示部本体をマークやキャラクターの形に作り、表面に反射板あるいは蛍光板を設け、その形に合わせてはめ込んだLEDを、コントロール部により、制動・停車時にブレーキランプに合わせてLEDを優先的に点灯、ハザード動作時にハザードと同様に点滅、方向指示器動作時には表示部本体LEDまたは表示部に別に設けたLEDを方向指示ランプと同時に点滅する表示部本体とコントロール部からなるブレーキ表示補助装置。
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