JP4843508B2 - 来訪者管理システム - Google Patents

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本発明は、ビルへの来訪者の入退館を管理する技術に関するものである。
ビルへの来訪者に対する入退館管理を行うために受付応対者や警備員を出入口に配置し、受付応対者や警備員等が入退館の管理を行うことが従来から一般的に行われている。
また、近年では、個人の識別情報を格納したICカードの情報を読み取ることによりゲートの開け閉めを行うセキュリティーゲートを用いた入退館管理が行われてきている。このようなセキュリティーゲートを用いる場合、入館を許可されている者にICカードを配布し、その者は入館時にセキュリティーゲートにICカードをかざすことによりビルに入館することができる。
なお、入退館管理に関連する先行技術文献として例えば特許文献1がある。
特開2001−101467号公報
ICカードに対応したセキュリティーゲートを用いることにより、警備員等を出入口に配置しなくても入退館管理を行うことができるという利点があるが、この技術には次のような問題がある。
一般に、ビルに入館する者として、そのビルに入居する会社の社員の他、ビルに入居する会社に用があって一時的にビルへの入館を必要とする社外の者がある。ICカードは導入コストが高い上、迅速に発行することができないため、一時的にしかビルに入館しない社外の者に対してその都度ICカードを発行することは困難である。
そこで、一時的に来訪する来訪者に対しては、受付応対者が来訪者に入館証を配布し、警備員が出入口で入館証を目視確認することにより入館のチェックを行うというビル側及び来訪者ともに手間のかかる方法がとられることが多い。このような方法では、来訪者が多い時間帯には受付が混雑するため、来訪者は長時間待たなければならないことが多い。また、頻繁に来訪する来訪者にも毎回受付手続きを行ってもらう必要があるという問題もある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、来訪者にとっては従来のような手間をかけることなくビルへの入退館ができ、ビル側にとってはセキュリティを確保しながら低コストで来訪者の入退館管理を行うことを可能とする入退館管理の技術を提供することを目的とする。
上記の課題は、来訪受付装置と、入館証発行装置と、入館ゲート装置とが通信ネットワークに接続されて構成された来訪者管理システムであって、前記来訪受付装置が、来訪予定情報の入力を受けて当該来訪予定情報をデータ格納手段に格納当該来訪予定情報に一意に対応する受付番号を生成し、当該受付番号を当該来訪予定情報に対応付けて前記データ格納手段に格納するとともに、当該受付番号を来訪者の端末に送信し、前記入館証発行装置が、来訪者による受付番号の入力を受けて当該受付番号を含む入館証発行要求を前記来訪受付装置に送信し、前記来訪受付装置は、前記入館証発行要求を受信し、当該入館証発行要求に含まれる受付番号が前記データ格納手段に既に格納されているかどうかを確認し、既に格納されている場合において、現在時刻が前記来訪予定情報に含まれる来訪予定日時に基づき算出される所定の時間帯にあるかどうかの判定を行い、現在時刻が前記所定の時間帯にある場合に、前記受付番号に対応する認証情報を前記データ格納手段に格納するとともに、当該認証情報を含む入館証情報を前記入館証発行装置に送信し、前記入館証発行装置は、前記入館証情報に含まれる前記認証情報を入館証として使用される印刷媒体に印刷し、その印刷媒体を出力し、前記入館ゲート装置は、前記入館証発行装置から出力された前記印刷媒体が提示されたことに応じて、前記印刷媒体に印刷された認証情報を読み取り、認証情報を前記来訪受付装置に送信し、前記来訪受付装置は、前記入館ゲート装置から受信した前記認証情報を用いて前記データ格納手段を参照することにより入館可否を判定し、判定結果に基づく制御情報を前記入館ゲート装置に送信し、前記入館ゲート装置は、前記制御情報に基づきゲートを動作させることを特徴とする来訪者管理システムにより解決される。
本発明によれば、来訪者にとっては従来のような手間をかけることなくビルの入退館ができ、ビル側にとってはセキュリティを確保しながら低コストで来訪者の入退館管理を行うことが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(システム構成及びシステム動作概要)
図1に本発明の実施の形態におけるシステム構成図を示す。図1に示すように、本実施の形態のシステムは、来訪の予約や受付番号の発行等を行う来訪受付装置1、来訪者情報の格納等を行うデータ格納装置3、ビルのロビー等に設置され、入館証の発行を行う入館証発行装置5、ビルのロビーからビルの内部に入るための出入口等に設置される入館ゲート装置7、及び、来訪者の入退館状況等を参照することができる運用管理端末9を備えており、これらが通信ネットワーク11に接続されている。また、来訪受付装置1は通信ネットワーク13とも接続できる。通信ネットワーク11は例えば構内ネットワークであり、通信ネットワーク13は例えばインターネットである。通信ネットワーク13には来訪者の携帯端末や本実施の形態のシステムを利用するビルのテナントの来訪予約担当者のパソコン等が接続可能である。なお、データ格納装置3は図1に示すように来訪受付装置1とは別の装置として構成してもよいし、来訪受付装置1内の装置として構成してもよい。
次に、図1に示すシステムの全体動作を図2のシーケンスチャートを参照して説明する。
なお、以下の例では、来訪を受ける側の予約担当者が電話で来訪者から来訪の予約を受け付け、その担当者が来訪受付装置1に対して予約のための入力を行なっているが、来訪者が来訪受付装置1に通信ネットワーク13を介して直接アクセスして、来訪の予約を行うこととしてもよい。
また、以下のシーケンスにおいて、データ格納装置3は図示していないが、来訪受付装置1はデータの格納、読み取りをデータ格納装置3に対して行っている。
まず、来訪予定者が、来訪する会社の予約担当者に電話をするなどして来訪者情報を予約担当者に伝える。来訪者情報は、来訪予定日時、来訪先(会社の部署、訪問先担当者等)、来訪者の氏名、来訪者の連絡先、来訪する人数、来訪者のメールアドレス等を含む情報である。予約担当者は、PCから来訪受付装置1にアクセスし、来訪者予約Webサイトを開き、ID、パスワードによる認証を経て、来訪者予約Webサイトの画面に来訪者情報を入力する。来訪者情報は来訪受付装置1に送信される(ステップ1)。
来訪者情報を受信した来訪受付装置1は、データ格納装置3に来訪者情報を登録する。また、来訪者受付装置1は、当該来訪者情報に一意に対応する受付番号を生成し、それを来訪者情報に対応付けてデータ格納装置3に格納するとともに、受付番号を含む通知を来訪者のメールアドレスに送信する(ステップ2)。なお、ここで受付番号をデータ格納装置3に格納するとともに、後述する認証情報を生成し、認証情報を受付番号と対応付けてデータ格納装置3に格納することとしてもよい。
来訪者が来訪予約をした会社に訪問する際には、来訪者はビルの受付付近に設置してある入館証発行装置5に、ステップ2において受信した受付番号を入力する。受付番号の入力を受けた入館証発行装置5は、受付番号を含む入館証発行要求を来訪受付装置1に送信する(ステップ3)。入館証発行要求を受信した来訪受付装置1は、受付番号がデータ格納装置3に格納されているものであることを確認した後、受付番号に一意に対応する認証情報を生成し、その認証情報を受付番号に対応付けてデータ格納装置3に格納するとともに、その認証情報を含む入館証データを入館証発行装置5に送信する(ステップ4)。
このとき、来訪受付装置1は、受付番号に対応する来訪者情報の中の来訪予定日時と現在時刻とを比較し、現在時刻が来訪予定日時から予め定めた範囲の時間帯(例えば来訪予定日時の前後2時間)にある場合にのみ入館証データを送信する。この場合、現在時刻が上記時間帯でない場合には、例えば入館証発行装置5に対して入館不可であることを示す情報を送信する。
入館証データを受信した入館証発行装置5は、入館証データに含まれる認証情報に対応する二次元コードを紙に印刷し、その紙を入館証として出力する。なお、入館不可である場合にはその旨を示す情報を印刷し、それを出力する。
また、入館証発行装置5がカメラを備え、受付番号入力時等に来訪者の顔を撮影し、その顔画像を二次元コードとともに入館証に印刷することとしてもよい。
二次元コードが印刷された入館証を入館証発行装置5から取得した来訪者は、ビルの内部への出入口に設置してある入館ゲート装置7の二次元コード読み取り部分に入館証の二次元コードをかざす。入館ゲート装置7は二次元コードを読み取り、それに対応する認証情報を来訪受付装置1に送信する(ステップ5)。
認証情報を受信した来訪受付装置1は、認証情報がデータ格納装置3に格納されている情報かどうかをチェックする。また、ここでも、現在時刻と、上記時間帯とを比較し、現在時刻が上記時間帯にあるか否かのチェックを行ってもよい。
来訪受付装置1はチェック結果に応じた制御情報を入館ゲート装置7に送信する(ステップ6)。入館ゲート装置7は、チェック結果OKに対応する制御情報を受信した場合はゲートを開け、NGに対応する制御情報を受信した場合はゲートを開けずに、例えばアラームを点灯させる等の動作を行う。
ゲートが開いた後、来訪者は、入館証を胸に装着して目的の部署に向かう。これにより、ビル内の社員や警備員等は、来訪者が正当な来訪者であることを認識できる。また、顔画像が入館証に印刷されている場合、ビル内の社員や警備員等は、来訪者が確かに入館証に記載されている者であることを認識できる。
退館時も入館時と同様に、来訪者は入館証の二次元コードを入館ゲート装置7の読み取り部にかざす。入館ゲート装置7は二次元コードを読み取り、認証情報を来訪受付装置1に送信する(ステップ7)。認証情報を確認した後、来訪受付装置1は、ゲートを開けてよいことを示す制御情報を入館ゲート装置7に送信し(ステップ8)、入館ゲート装置7はゲートを開ける。なお、何かしらの理由でデータ格納装置3に認証情報が確認されなかった場合、来訪受付装置1はエラー情報を入館ゲート装置7に送信し、入館ゲート装置7はアラーム等を出力する。このような場合は、例えば警備員による対応が行われる。
なお、上記の処理では、入館証発行装置5が受付番号の入力に応じて入館証を発行することとしているが、ビルの受付に受付端末を設置し、来訪者が受付応対者に対して受付番号を伝え、受付担当者が受付端末に受付番号を入力し、受付端末から入館証を出力することとしてもよい。
(各装置の構成と動作)
次に、図1に示すシステムを構成する主要な装置である来訪受付装置1、入館証発行装置5、及び入館ゲート装置7の機能構成と動作について説明する。
<来訪受付装置>
図3に、来訪受付装置1の機能構成を示す。図3に示すように、来訪受付装置1は、予約受付部11、受付番号生成・通知部12、認証情報生成・送信部13、入館判定部14、及びネットワーク通信部15を備えている。
予約受付部11は、来訪予約操作を行う利用者に対するID、パスワードによる認証を行うとともに、予約受付Webページを利用者端末に送信し、利用者端末から送信される来訪者情報を受信し、来訪者情報をデータ格納装置3に格納する機能を備えている。受付番号生成・通知部12は、来訪者情報を受信したときに、その来訪者情報に対応する受付番号を含む受付完了メールを、来訪者情報に含まれるメールアドレス宛に送信する機能を備えている。認証情報生成・送信部13は、入館証発行装置5から受付番号を受信し、受付番号に一意に対応する認証情報を生成し、それを来訪者情報に対応付けてデータ格納装置3に格納するとともに、入館証発行装置5に認証情報を含む入館証データを送信する機能を備えている。入館判定部14は、入館ゲート装置7から認証情報を受信し、その認証情報がデータ格納装置3に格納されているかどうかをチェックすることにより入館可否の判定を行い、その判定結果に対応した制御情報を入館ゲート装置7に送信する機能を備えている。また、ネットワーク通信部15は、通信ネットワークを介してデータ通信を行うための機能部である。
図4にデータ格納装置3に格納されるデータの構成の一例を示す。図4に示すように、来訪者情報、受付番号、認証情報、入館証発行時刻、入館時刻、退館時刻が対応付けて記録される。なお、運用管理端末9は、データ格納装置3に格納された図4に示すデータを参照することにより、来訪者の入退館状況を表示することが可能である。また、図4に示す例は一例に過ぎず、データ格納装置3は管理の目的に応じて図4に示す情報以外の種々の情報を格納できる。
来訪受付装置1はコンピュータにプログラムを搭載することにより実現することが可能である。また、予約受付部11、入館判定部14はそれぞれ別のコンピュータで実現することも可能である。つまり、来訪受付装置1は複数の装置から構成される場合がある。
次に、来訪者の入退館に係る来訪受付装置1の動作を説明する。以下の動作説明において、来訪の予約は既に行われているものとする。まず、入館証発行の際の来訪受付装置1の動作を図5のフローチャートを参照して説明する。
来訪受付装置1が入館証発行装置5から受付番号を受信する(ステップ11)。来訪受付装置1は、データ格納装置3に受付番号が格納されているかどうかをチェックし(ステップ12)、格納されていれば、現在時刻と受付番号に対応する来訪者情報の来訪予定日時を参照し、現在時刻が来訪予定日時から予め定めた範囲の時間帯内の時刻であるかどうかをチェックする(ステップ13)。来訪受付装置1は、現在時刻が来訪予定日時から予め定めた範囲の時間帯内の時刻であれば、その時刻を入館証発行時刻として来訪者情報に対応付けてデータ格納装置3に格納し(ステップ14)、認証情報を生成してデータ格納装置3に格納するとともに認証情報を含む入館証データを入館証発行装置5に送信する(ステップ15)。
ステップ12もしくはステップ13におけるチェック結果がNoの場合、来訪受付装置1は、入館証発行装置5に対して入館不可を示す情報を送信するなどのエラー処理を行う(ステップ16)。
なお、入館証発行時刻が記録されていることは既に入館証が発行されていることを示し、来訪受付装置1は、この後に受付番号を入館証発行装置5から受信しても入館証発行のための動作を行わず、エラー処理を行う。
次に、来訪者の入館時のゲート通過時における来訪受付装置1の動作を図6のフローチャートを参照して説明する。
来訪受付装置1が入館ゲート装置7から認証情報を受信する(ステップ21)。来訪受付装置1は、データ格納装置3に認証情報が格納されているかどうかをチェックし(ステップ22)、格納されていれば、現在時刻と認証情報に対応する来訪者情報の来訪予定日時を参照し、現在時刻が来訪予定日時から予め定めた範囲の時間帯内の時刻であるかどうかをチェックする(ステップ23)。来訪受付装置1は、現在時刻が来訪予定日時から予め定めた範囲の時間帯内の時刻であれば、その時刻を入館時刻として来訪者情報に対応付けてデータ格納装置3に格納し(ステップ24)、ゲートを開けるための制御情報を入館ゲート装置7に送信する(ステップ25)。
ステップ22もしくはステップ23におけるチェック結果がNoの場合、来訪受付装置1は、入館ゲート装置7に対してアラームランプ点灯もしくはアラーム鳴動を指示する情報を送信するなどのエラー処理を行う(ステップ26)。
なお、入館時刻が記録されていることは既に入館が行われていることを示し、来訪受付装置1は、この後に認証情報を入館ゲート装置7から受信しても入館ゲートを開けるための動作を行わず、エラー処理を行う。
図7に、来訪者が退館のためにゲートを通過する際の来訪受付装置1の動作を示す。来訪受付装置1が入館ゲート装置7から認証情報を受信する(ステップ31)。来訪受付装置1は、データ格納装置3に認証情報が格納されているかどうかをチェックし(ステップ32)、格納されていれば、現在時刻を退館時刻として来訪者情報に対応付けてデータ格納装置3に格納し(ステップ33)、ゲートを開けるための制御情報を入館ゲート装置7に送信する(ステップ34)。ステップ32におけるチェック結果がNoの場合、来訪受付装置1は、入館ゲート装置7に対してアラームランプ点灯を指示する情報を送信するなどのエラー処理を行う(ステップ35)。なお、退館の際にも、現在時刻と所定の時間帯との比較によりチェックを行うこととしてもよい。
また、上記の例では、入館証発行時と入館時の両方で現在時刻と所定の時間帯との比較によるチェックを行うこととしているが、入館証発行時と入館時のどちらか一方で現在時刻と所定の時間帯との比較によるチェックを行うこととしてもよい。
また、入館時刻及び退館時刻については、センサを用いて実際に来訪者が入館もしくは退館したことを検知することにより記録してもよい。
<入館証発行装置>
次に入館証発行装置5の機能構成と動作について説明する。図8に入館証発行装置5の機能構成図を示す。
図8に示すとおり、入館証発行装置5は、入力部51、受付番号送信部52、認証情報受信部53、二次元コード生成部54、撮影部55、印刷部56、及びネットワーク通信部57を備えている。
入力部51は、キーボードもしくはタッチパネル等を有しており、来訪者から入力される受付番号等を受け付ける機能を備えている。受付番号送信部52は、入力部51から入力された受付番号を来訪受付装置1に送信する機能を備え、入館証データ受信部53は、来訪受付装置1から送信された認証情報を含む入館証データを受信する機能を備えている。また、二次元コード生成部54は、来訪受付装置1から受信した入館証データに含まれる認証情報に対応する二次元コードを生成する機能を備える。撮影部55は、例えば入力部51を介した来訪者からの撮影指示に基づき、来訪者の顔の写真を撮影し、顔画像を印刷のために蓄積する機能を備えている。なお、撮影部55は必ずしも備える必要はない。また、撮影部55を備える場合でも、必ずしも顔画像を取得しなくてもよい。印刷部56は、二次元コード生成部54で生成された二次元コードまたは撮影部55で撮影された顔画像、もしくは二次元コードと顔画像の両方を入館証として使用される紙に印刷して出力する機能を備えている。ネットワーク通信部57は、ネットワークを介してデータ通信を行うための機能部である。
図9に、二次元コードが印刷された入館証の一例を示す。図9に示す入館証の大きさは、胸ポケットに差し込み易い大きさであり、例えばA4の紙を横して4分割した程度の大きさである。その他、胸ポケットにはさめるようにスリットを設けたもの、裏面をシールとしたもの、ストラップの付いた名札ケースに入れ易い形状としたものなどがある。図10に顔画像を二次元コードとともに印刷した入館証の例を示す。
入館証として使用する印刷媒体は紙に限らず、例えばプラスチックのシート等でもよい。また、印刷媒体として、コピーをした場合に浮き出す地模様を記録したコピー防止のための紙を使用してもよい。
また、印刷された二次元コードに特定の光を照射した場合にだけ二次元コードが検出可能になるように、特殊なインクを用いて二次元コードを印刷媒体に印刷してもよい。この場合、入館ゲート装置7は上記の特定の光を照射して二次元コードを読み取る機能を備える。このようなインクを用いることにより、二次元コードのコピーを防止できる。
なお、入館証発行装置5は、印刷手段を備えた、もしくは印刷手段を接続したコンピュータに所定のプログラムを実行させることにより実現することが可能である。
図11のフローチャートを参照して入館証発行装置5の動作を説明する。入館証発行装置5は、来訪者から受付番号の入力を受け(ステップ41)、その受付番号を含む入館証発行要求を来訪受付装置1に送信する(ステップ42)。そして、来訪受付装置1から、返送情報を受信する(ステップ43)。その情報が認証情報を含む入館証データであればその認証情報を二次元コードに変換し、紙に印刷して入館証として出力する(ステップ44のYes、ステップ45)。ステップ43において受信した情報が入館不可を示す情報である場合には、その旨の情報を印刷して出力する(ステップ44のNo、ステップ46)。
なお、上記の例では、入館証発行装置5が認証情報から二次元コードへの変換を行うこととしているが、来訪受付装置1が認証情報から二次元コードへの変換を行って、二次元コード画像を入館証発行装置5に送信し、入館証発行装置5がそれを印刷することとしてもよい。
<入館ゲート装置>
次に、入館ゲート装置7の機能構成と動作について説明する。図12に入館ゲート装置7の機能構成図を示す。図12に示すよに、入館ゲート装置7は、二次元コード読み取り部71、二次元コード解釈部72、認証情報送信部73、制御情報受信部74、ゲート制御部75、ゲート部76、及びネットワーク通信部77を備えている。
二次元コード読み取り部71は、入館証に印刷されている二次元コードを画像として読み取る機能を備えており、二次元コード解釈部72は、読み取った二次元コードを認証情報に変換する機能を備えている。認証情報送信部73は、二次元コード解釈部72から受け取った認証情報を来訪受付装置1に送信する機能を備えている。制御情報受信部74は、来訪受付装置1から制御情報を受信する機能を備え、ゲート制御部75はその制御情報に従ってゲート部76に対して開閉の指示を行う機能を備えている。また、ゲート部76はゲートを開閉させる機構を備えた機能部である。ネットワーク通信部77は、ネットワークを介してデータ通信を行うための機能部である。なお、入館ゲート装置7は、ICカード保有者に対してゲートの開閉を行うためにICカード読み取り機能を更に備えてもよい。
次に、図13のフローチャートを参照して入館ゲート装置7の動作を説明する。まず、入館ゲート装置7は、来訪者が保持する入館証に記載された二次元コードを読み取り、それを認証情報に変換する(ステップ51)。入館ゲート装置7は、認証情報を来訪受付装置1に送信し(ステップ52)、来訪受付装置1から制御情報を受信する(ステップ53)。制御情報がゲートを開けることを指示する情報である場合、ゲートを開ける(ステップ54のYes、ステップ55)。制御情報がゲートを開けることを指示する情報でない場合、その情報に従って、例えばアラームランプを点灯させるなどのエラー処理を行う(ステップ54のNo、ステップ56)。
なお、上記の例では、入館ゲート装置7が二次元コードから認証情報への変換を行うこととしているが、入館ゲート装置7が二次元コードの画像データを来訪受付装置1に送信し、来訪受付装置1が二次元コードから認証情報への変換を行うこととしてもよい。
本発明の実施の形態における来訪者管理システムを導入することにより、来訪者は受付番号を取得し、入力するだけで、面倒な手続きなしに入館証を入手でき、来訪者が受付で長時間待つといった従来の問題が解決される。また、ICカードにより入退館管理を行う方法に比べて低コストで入退館管理を実現できる。さらに、ICカードを来訪者に対して発行する際に発生するカード回収の手間を省くことができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
本発明の実施の形態におけるシステム構成図である。 システムの全体動作を示すシーケンスチャートである。 来訪受付装置1の機能構成図である。 データ格納装置3に格納されるデータの構成の一例を示す図である。 入館証発行の際の来訪受付装置1の動作を示すフローチャートである。 来訪者が入館のためにゲートを通過する際の来訪受付装置1の動作を示すフローチャートである。 来訪者が退館のためにゲートを通過する際の来訪受付装置1の動作を示すフローチャートである。 入館証発行装置5の機能構成図である。 二次元コードが印刷された入館証の例を示す図である。 顔画像を二次元コードとともに印刷した入館証の例を示す図である。 入館証発行装置5の動作を示すフローチャートである。 入館ゲート装置7の機能構成図である。 入館ゲート装置7の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 来訪受付装置
11 予約受付部
12 受付番号生成・通知部
13 認証情報生成・送信部
14 入館判定部
15 ネットワーク通信部
3 データ格納装置
5 入館証発行装置
51 入力部
52 受付番号送信部
53 入館証データ受信部
54 二次元コード生成部
55 撮影部
56 印刷部
57 ネットワーク通信部
7 入館ゲート装置
71 二次元コード読み取り部
72 二次元コード解釈部
73 認証情報送信部
74 制御情報受信部
75 ゲート制御部
76 ゲート部
77 ネットワーク通信部
9 運用管理端末
11、13 通信ネットワーク

Claims (3)

  1. 来訪受付装置と、入館証発行装置と、入館ゲート装置とが通信ネットワークに接続されて構成された来訪者管理システムであって、
    前記来訪受付装置が、来訪予定情報の入力を受けて当該来訪予定情報をデータ格納手段に格納当該来訪予定情報に一意に対応する受付番号を生成し、当該受付番号を当該来訪予定情報に対応付けて前記データ格納手段に格納するとともに、当該受付番号を来訪者の端末に送信し、
    前記入館証発行装置が、来訪者による受付番号の入力を受けて当該受付番号を含む入館証発行要求を前記来訪受付装置に送信し、
    前記来訪受付装置は、前記入館証発行要求を受信し、当該入館証発行要求に含まれる受付番号が前記データ格納手段に既に格納されているかどうかを確認し、既に格納されている場合において、現在時刻が前記来訪予定情報に含まれる来訪予定日時に基づき算出される所定の時間帯にあるかどうかの判定を行い、現在時刻が前記所定の時間帯にある場合に、前記受付番号に対応する認証情報を前記データ格納手段に格納するとともに、当該認証情報を含む入館証情報を前記入館証発行装置に送信し、
    前記入館証発行装置は、前記入館証情報に含まれる前記認証情報を入館証として使用される印刷媒体に印刷し、その印刷媒体を出力し、
    前記入館ゲート装置は、前記入館証発行装置から出力された前記印刷媒体が提示されたことに応じて、前記印刷媒体に印刷された認証情報を読み取り、認証情報を前記来訪受付装置に送信し、
    前記来訪受付装置は、前記入館ゲート装置から受信した前記認証情報を用いて前記データ格納手段を参照することにより入館可否を判定し、判定結果に基づく制御情報を前記入館ゲート装置に送信し、
    前記入館ゲート装置は、前記制御情報に基づきゲートを動作させることを特徴とする来訪者管理システム。
  2. 前記入館証発行装置は、前記認証情報を符号情報として前記印刷媒体に印刷し、前記入館ゲート装置は、前記符号情報を前記印刷媒体から読み取り、前記認証情報に変換して前記来訪受付装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の来訪者管理システム。
  3. 前記入館証発行装置は、来訪者の顔を撮影する撮影手段を備え、その撮影手段で撮影した来訪者の顔画像を前記認証情報とともに前記印刷媒体に印刷することを特徴とする請求項1に記載の来訪者管理システム。
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