JP7239336B2 - ゲート式駐車場の出入口開閉システム及び該ゲート式駐車場の出入口開閉システムの使用方法 - Google Patents

ゲート式駐車場の出入口開閉システム及び該ゲート式駐車場の出入口開閉システムの使用方法 Download PDF

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特許法第30条第2項適用 平成30年11月5日、IHI運搬機械株式会社のウェブサイトで公開
特許法第30条第2項適用 平成30年11月5日、ソーシャルワイヤー株式会社のウェブサイトで公開
特許法第30条第2項適用 平成30年11月5日、日経MJの紙面にて公開
特許法第30条第2項適用 平成30年11月2日、日刊工業新聞の紙面にて公開
特許法第30条第2項適用 平成30年9月25日、軒先株式会社のウェブサイトで公開
本発明は、ゲート式駐車場の出入口開閉システム及び該ゲート式駐車場の出入口開閉システムの使用方法に関するものである。
一般に、バーゲート式駐車場、チェーンゲート式駐車場、シャッタゲート式駐車場は、時間貸し駐車場や月極駐車場として広く利用されている。
従来、前記ゲート式駐車場において、出入口のゲートを開く操作は、利用者がカードを挿入したり、或いはリモコンを操作したりすることによって行われている。
尚、前記ゲート式駐車場と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開平9-296419号公報
しかしながら、ゲート式駐車場の管理業者にとって、カードやリモコンを利用者に配布することは、その管理や保守に多大な労力を要しているのが現状であった。
又、利用者がカードやリモコンを紛失した際には、再発行の手続きに加え、ゲート開閉駆動機構の制御装置の設定を変更することが必要となる場合もあり、改善が望まれていた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、カードやリモコンの配布を不要として、利便性向上並びに管理・保守に要する労力削減を図り得るゲート式駐車場の出入口開閉システム及び該ゲート式駐車場の出入口開閉システムの使用方法を提供しようとするものである。
本発明は、ゲート開閉駆動機構によりゲートが開閉されるゲート式駐車場の出入口開閉システムであって、
利用者によって所持され且つ専用アプリケーションがインストールされた携帯端末と、
前記利用者に応じた利用チケット情報に基づきワンタイムパスワードを作成し、該ワンタイムパスワードをインターネット経由で携帯端末へ通知し、前記ワンタイムパスワードの利用者による入力によって携帯端末から送信される駐車場コードに関連付けられた通信デバイスコードを携帯端末へ送信する管理サーバと、
前記ゲート開閉駆動機構に接続され且つ検索信号を常時発信して前記携帯端末と無線通信自在で、携帯端末との接続が確立された後、前記携帯端末からのゲート開信号を受信して該ゲート開信号をゲート開閉駆動機構に送信する通信デバイスと
を備え
前記携帯端末は、通信デバイスとの接続が確立された後、ゲート開操作時に、前記管理サーバから受信した通信デバイスコードを専用アプリケーションで暗号化してゲート開信号を作成し、暗号化されたゲート開信号を通信デバイスへ送信するように構成され、
前記通信デバイスは、前記携帯端末から受信したゲート開信号を復号化し、復号化後の情報と予め記憶している通信デバイスコードが一致しているか否かを判定してゲート開信号をゲート開閉駆動機構に送信するよう構成されているゲート式駐車場の出入口開閉システムに係るものである。
前記ゲート式駐車場の出入口開閉システムにおいて、前記利用チケット情報は、時間貸しの利用者によって選択される駐車場コードと、利用日時と、利用時間とを含むことができる。
前記ゲート式駐車場の出入口開閉システムにおいて、前記利用チケット情報は、月極契約者又は駐車場関連者を含む利用者によって選択される駐車場コードを含むこともできる。
一方、本発明は、前記利用チケット情報が、時間貸しの利用者によって選択される駐車場コードと、利用日時と、利用時間とを含むゲート式駐車場の出入口開閉システムの使用方法であって、
ゲート式駐車場のサイトで時間貸しの利用者が携帯端末から予約のための利用チケット情報を入力する予約利用チケット情報入力工程と、
該予約利用チケット情報入力工程で入力された予約のための利用チケット情報に基づき、管理サーバがワンタイムパスワードを作成するワンタイムパスワード作成工程と、
該ワンタイムパスワード作成工程で作成されたワンタイムパスワードを携帯端末へ通知するワンタイムパスワード通知工程と、
該ワンタイムパスワード通知工程で通知されたワンタイムパスワードを利用者が入力することにより携帯端末が予約のための利用チケット情報を取得して専用アプリケーションを起動し、駐車場コードを管理サーバへ送信する駐車場コード送信工程と、
該駐車場コード送信工程で送信された駐車場コードに関連付けられた通信デバイスコードを管理サーバがデータベースから検索して携帯端末へ送信する通信デバイスコード送信工程と、
通信デバイスコード送信工程で送信された通信デバイスコードを携帯端末が受信すると共に、通信デバイスから発信される検索信号を携帯端末が受信して、通信デバイスに対する携帯端末の接続が確立される接続確立工程と、
該接続確立工程で接続が確立された後、携帯端末にゲート開操作を利用者に促す画面を表示して利用者がゲート開操作を選択するゲート開操作工程と、
該ゲート開操作工程でゲート開操作が選択された後、管理サーバから受信した通信デバイスコードを専用アプリケーションで暗号化してゲート開信号を作成する暗号化工程と、
該暗号化工程で暗号化したゲート開信号を通信デバイスへ送信する暗号送信工程と、
該暗号送信工程で送信されたゲート開信号を通信デバイスが受信して復号化する復号化工程と、
該復号化工程で復号化された復号化後の情報と前記通信デバイスに予め記憶されている通信デバイスコードが一致しているか否かを判定する判定工程と、
該判定工程で復号化後の情報と通信デバイスコードが一致していると判定された場合に、通信デバイスからゲート開閉駆動機構にゲート開信号を送信するゲート開信号送信工程と、
該ゲート開信号送信工程で送信されたゲート開信号をゲート開閉駆動機構が受信してゲートを開くゲート開工程と、
該ゲート開工程でゲートが開かれた後、車両がゲート式駐車場の内部に入場したか否かをゲート開閉駆動機構が判定する入場判定工程と、
該入場判定工程で車両がゲート式駐車場の内部に入場したと判定された場合に、ゲート開閉駆動機構がゲートを閉じるゲート閉工程と
を含むゲート式駐車場の出入口開閉システムの使用方法に係るものである。
又、本発明は、前記利用チケット情報が、月極契約者又は駐車場関連者を含む利用者によって選択される駐車場コードを含むゲート式駐車場の出入口開閉システムの使用方法であって、
月極契約者又は駐車場関連者を含む利用者に対する利用チケット情報に基づき、管理サーバがワンタイムパスワードを作成するワンタイムパスワード作成工程と、
該ワンタイムパスワード作成工程で作成されたワンタイムパスワードを携帯端末へ通知するワンタイムパスワード通知工程と、
該ワンタイムパスワード通知工程で通知されたワンタイムパスワードを利用者が入力することにより携帯端末が利用チケット情報を取得して専用アプリケーションを起動し、駐車場コードを管理サーバへ送信する駐車場コード送信工程と、
該駐車場コード送信工程で送信された駐車場コードに関連付けられた通信デバイスコードを管理サーバがデータベースから検索して携帯端末へ送信する通信デバイスコード送信工程と、
通信デバイスコード送信工程で送信された通信デバイスコードを携帯端末が受信すると共に、通信デバイスから発信される検索信号を携帯端末が受信して、通信デバイスに対する携帯端末の接続が確立される接続確立工程と、
該接続確立工程で接続が確立された後、携帯端末にゲート開操作を利用者に促す画面を表示して利用者がゲート開操作を選択するゲート開操作工程と、
該ゲート開操作工程でゲート開操作が選択された後、管理サーバから受信した通信デバイスコードを専用アプリケーションで暗号化してゲート開信号を作成する暗号化工程と、
該暗号化工程で暗号化したゲート開信号を通信デバイスへ送信する暗号送信工程と、
該暗号送信工程で送信されたゲート開信号を通信デバイスが受信して復号化する復号化工程と、
該復号化工程で復号化された復号化後の情報と前記通信デバイスに予め記憶されている通信デバイスコードが一致しているか否かを判定する判定工程と、
該判定工程で復号化後の情報と通信デバイスコードが一致していると判定された場合に、通信デバイスからゲート開閉駆動機構にゲート開信号を送信するゲート開信号送信工程と、
該ゲート開信号送信工程で送信されたゲート開信号をゲート開閉駆動機構が受信してゲートを開くゲート開工程と、
該ゲート開工程でゲートが開かれた後、車両がゲート式駐車場の内部に入場したか否かをゲート開閉駆動機構が判定する入場判定工程と、
該入場判定工程で車両がゲート式駐車場の内部に入場したと判定された場合に、ゲート開閉駆動機構がゲートを閉じるゲート閉工程と
を含むゲート式駐車場の出入口開閉システムの使用方法に係るものである。
本発明のゲート式駐車場の出入口開閉システム及び該ゲート式駐車場の出入口開閉システムの使用方法によれば、カードやリモコンの配布を不要として、利便性向上並びに管理・保守に要する労力削減を図り得るという優れた効果を奏し得る。
本発明のゲート式駐車場の出入口開閉システムの実施例を示す概要構成図である。 本発明のゲート式駐車場の出入口開閉システム及び該ゲート式駐車場の出入口開閉システムの使用方法の実施例を示す第一制御フロー図である。 本発明のゲート式駐車場の出入口開閉システム及び該ゲート式駐車場の出入口開閉システムの使用方法の実施例を示す第二制御フロー図である。 本発明のゲート式駐車場の出入口開閉システム及び該ゲート式駐車場の出入口開閉システムの使用方法の実施例を示す第三制御フロー図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1~図4は本発明のゲート式駐車場の出入口開閉システム及び該ゲート式駐車場の出入口開閉システムの使用方法の実施例である。
前記ゲート式駐車場は、図1に示す如く、ゲート開閉駆動機構100によりゲート110が開閉されるようになっており、その出入口開閉システムは、携帯端末200と、管理サーバ300と、通信デバイス400とを備えている。
前記携帯端末200は、利用者によって所持され且つ専用アプリケーションがインストールされている。
前記管理サーバ300は、前記利用者に応じた利用チケット情報に基づきワンタイムパスワードを作成し、該ワンタイムパスワードをインターネット経由で携帯端末200へ通知し、前記ワンタイムパスワードの利用者による入力によって携帯端末200から送信される駐車場コードに関連付けられた通信デバイスコードを携帯端末200へ送信するようになっている。
前記通信デバイス400は、前記ゲート開閉駆動機構100に接続され且つ検索信号を常時発信して前記携帯端末200と無線通信自在で、携帯端末200との接続が確立された後、前記携帯端末200からのゲート開信号を受信して該ゲート開信号をゲート開閉駆動機構100に送信するようになっている。尚、前記ゲート開閉駆動機構100の基板は、予備となる複数の接続端子を備え、該接続端子に通信デバイス400を有線接続するようになっている。又、前記通信デバイス400は、前記携帯端末200に対し、Bluetooth(登録商標)、特にBluetooth Low Energy(BLE)等の近距離無線通信規格における低消費電力の通信モードで接続するようになっている。
又、前記携帯端末200は、通信デバイス400との接続が確立された後、ゲート開操作時に、前記管理サーバ300から受信した通信デバイスコードを専用アプリケーションで暗号化してゲート開信号を作成し、暗号化されたゲート開信号を通信デバイス400へ送信するようになっている。更に、前記通信デバイス400は、前記携帯端末200から受信したゲート開信号を復号化し、復号化後の情報と通信デバイスコードが一致しているか否かを判定してゲート開信号をゲート開閉駆動機構100に送信するようになっている。
前記利用者が時間貸しの利用者である場合、前記利用チケット情報は、時間貸しの利用者によって選択される駐車場コードと、利用日時と、利用時間とを含んでいる。
又、前記利用者が月極契約者又は駐車場関連者を含む利用者である場合、前記利用チケット情報は、月極契約者又は駐車場関連者を含む利用者に対する駐車場コードと、利用期間とを含んでいる。
尚、前記ゲート開閉駆動機構100の近傍位置には、図1に示す如く、駐車券発行機500が設置されている。該駐車券発行機500は、予約をしていない一般の利用者がゲート式駐車場を利用する際に、駐車券を発行するためのものである。
次に、上記実施例の作用を説明する。
先ず、時間貸しの利用者の場合、ゲート式駐車場のサイトで携帯端末200から予約のための利用チケット情報を入力する(図2のステップS100参照)。これが予約利用チケット情報入力工程となる。ここで、前記利用チケット情報には、時間貸しの利用者によって選択される駐車場コードと、利用日時と、利用時間とが含まれている。尚、月極契約者又は駐車場関連者を含む利用者の場合、前記予約利用チケット情報入力工程は不要となる。
前記予約利用チケット情報入力工程で入力された予約のための利用チケット情報は、インターネット経由で管理サーバ300へ送信され、前記予約のための利用チケット情報に基づき、管理サーバ300においてワンタイムパスワードが作成される(図2のステップS110、図3のステップS120、ステップS130参照)。これがワンタイムパスワード作成工程となる。尚、月極契約者又は駐車場関連者を含む利用者は、前記管理サーバ300に既に登録されて予約は不要となっており、前記ワンタイムパスワード作成工程として、月極契約者又は駐車場関連者を含む利用者に対する駐車場コードと、利用期間とを含む利用チケット情報に基づき、管理サーバ300においてワンタイムパスワードが作成される(図2のステップS110´、図3のステップS120´、ステップS130参照)。
前記ワンタイムパスワード作成工程で作成されたワンタイムパスワードは、管理サーバ300から携帯端末200へメール等により通知される(図3のステップS140参照)。これがワンタイムパスワード通知工程となる。
前記ワンタイムパスワード通知工程で通知されたワンタイムパスワードは、携帯端末200で受信され(図3のステップS150参照)、該携帯端末200の画面上で利用者がワンタイムパスワードを入力すると(図3のステップS160参照)、携帯端末200が予約のための利用チケット情報を取得することができる(図3のステップS170参照)。前記利用チケット情報が取得されると、専用アプリケーションが起動され(図3のステップS180参照)、駐車場コードが管理サーバ300へ送信される(図3のステップS190参照)。これが駐車場コード送信工程となる。
前記駐車場コード送信工程で送信された駐車場コードは、管理サーバ300で受信され(図3のステップS200参照)、前記駐車場コードに関連付けられた通信デバイスコードが管理サーバ300においてデータベースから検索され(図3のステップS210参照)、前記通信デバイスコードが携帯端末200へ送信される(図3のステップS220参照)。これが通信デバイスコード送信工程となる。
前記通信デバイスコード送信工程で送信された通信デバイスコードは、携帯端末200で受信され(図3のステップS230参照)、駐車場の画面表示が行われる(図3のステップS240参照)。この時、通信デバイス400からは検索信号が常時発信されており(図3のステップS260参照)、該検索信号を携帯端末200が受信する(図3のステップS270参照)。
前記検索信号を携帯端末200が受信すると、通信デバイス400に対する携帯端末200の接続が確立される(図3のステップS300参照)。これが接続確立工程となる。
前記接続確立工程で接続が確立された後、携帯端末200には、ゲート開操作を利用者に促す画面として、例えば、ゲート開釦が点灯する形で表示される(図4のステップS310参照)。利用者は、前記ゲート開釦をタップすることによりゲート開操作を選択する(図4のステップS320参照)。これがゲート開操作工程となる。利用者が前記ゲート開釦をタップした事実は、管理サーバ300へ送信される(図4のステップS330参照)。管理サーバ300は、利用者が前記ゲート開釦をタップした事実を受信すると(図4のステップS340参照)、その事実はタップ履歴情報に追加され、該タップ履歴情報が更新される(図4のステップS350参照)。尚、前記タップ履歴情報には、利用者、時間、位置、等の情報が含まれる。
前記ゲート開操作工程でゲート開操作が選択された後、管理サーバ300から受信した通信デバイスコードは、専用アプリケーションで暗号化されてゲート開信号が作成される(図4のステップS360参照)。これが暗号化工程となる。
前記暗号化工程で暗号化したゲート開信号は、通信デバイス400へ送信される(図4のステップS370参照)。これが暗号送信工程となる。
前記暗号送信工程で送信されたゲート開信号は、通信デバイス400により受信されて(図4のステップS380参照)、復号化される(図4のステップS390参照)。これが復号化工程となる。
前記復号化工程で復号化された復号化後の情報は、通信デバイスコードと一致しているか否かが判定される(図4のステップS400参照)。これが判定工程となる。
前記判定工程で復号化後の情報と通信デバイスコードが一致していると判定された場合には、通信デバイス400からゲート開閉駆動機構100にゲート開信号が送信される(図4のステップS410参照)。これがゲート開信号送信工程となる。
ここで、前記第一判定工程で行われる通信デバイス400に対する携帯端末200の接続確立に加え、前記暗号化工程、暗号送信工程、復号化工程、判定工程を経てゲート開信号送信工程に至る手順は、ゲート式駐車場の不正利用を防止し、セキュリティを高める上で非常に有効となる。
前記ゲート開信号送信工程で送信されたゲート開信号は、ゲート開閉駆動機構100により受信されて(図4のステップS420参照)、ゲート110が開かれる(図4のステップS430参照)。これがゲート開工程となる。
前記ゲート開工程でゲート110が開かれた後、車両Cがゲート式駐車場の内部に入場したか否かが判定される(図4のステップS440参照)。これが入場判定工程となる。因みに、前記ゲート式駐車場のゲート開閉駆動機構100の近傍位置には、図示していない外部センサ(例えば、ループコイル、超音波センサ、光電管等)が設けられ、該外部センサから、車両Cが入場した信号を受信した場合に、車両Cがゲート110を通過したと判定される。
前記入場判定工程で車両Cがゲート式駐車場の内部に入場したと判定された場合、ゲート開閉駆動機構100によりゲート110が閉じられる(図4のステップS450参照)。これがゲート閉工程となる。尚、前記入場判定工程で車両Cがゲート式駐車場の内部に入場したと判定されない場合、前記ゲート110は開いたまま保持され、そのままの状態で設定時間が経過すると、警報が発せられ、管理業者に異常が知らされる。
本実施例の場合、ゲート式駐車場の管理業者は、カードやリモコンを利用者に配布しなくて済み、その管理や保守に要していた多大な労力を大幅に削減することが可能となる。
又、利用者がカードやリモコンを紛失することはなく、再発行の手続きは不要で、ゲート開閉駆動機構100の制御装置の設定を変更する必要もなくなる。
更に又、前記ゲート開閉駆動機構100の基板には、予備となる複数の接続端子が設けられているため、該接続端子に通信デバイス400を有線接続するだけで特別な改造を行うことなく、既存のゲート式駐車場に対して本実施例の出入口開閉システムを導入することが可能となる。
こうして、カードやリモコンの配布を不要として、利便性向上並びに管理・保守に要する労力削減を図り得る。
尚、本発明のゲート式駐車場の出入口開閉システム及び該ゲート式駐車場の出入口開閉システムの使用方法は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
100 ゲート開閉駆動機構
110 ゲート
200 携帯端末
300 管理サーバ
400 通信デバイス
500 駐車券発行機
C 車両

Claims (5)

  1. ゲート開閉駆動機構によりゲートが開閉されるゲート式駐車場の出入口開閉システムであって、
    利用者によって所持され且つ専用アプリケーションがインストールされた携帯端末と、
    前記利用者に応じた利用チケット情報に基づきワンタイムパスワードを作成し、該ワンタイムパスワードをインターネット経由で携帯端末へ通知し、前記ワンタイムパスワードの利用者による入力によって携帯端末から送信される駐車場コードに関連付けられた通信デバイスコードを携帯端末へ送信する管理サーバと、
    前記ゲート開閉駆動機構に接続され且つ検索信号を常時発信して前記携帯端末と無線通信自在で、携帯端末との接続が確立された後、前記携帯端末からのゲート開信号を受信して該ゲート開信号をゲート開閉駆動機構に送信する通信デバイスと
    を備え
    前記携帯端末は、通信デバイスとの接続が確立された後、ゲート開操作時に、前記管理サーバから受信した通信デバイスコードを専用アプリケーションで暗号化してゲート開信号を作成し、暗号化されたゲート開信号を通信デバイスへ送信するように構成され、
    前記通信デバイスは、前記携帯端末から受信したゲート開信号を復号化し、復号化後の情報と予め記憶している通信デバイスコードが一致しているか否かを判定してゲート開信号をゲート開閉駆動機構に送信するよう構成されているゲート式駐車場の出入口開閉システム。
  2. 前記利用チケット情報は、時間貸しの利用者によって選択される駐車場コードと、利用日時と、利用時間とを含む請求項記載のゲート式駐車場の出入口開閉システム。
  3. 前記利用チケット情報は、月極契約者又は駐車場関連者を含む利用者によって選択される駐車場コードを含む請求項記載のゲート式駐車場の出入口開閉システム。
  4. 請求項記載のゲート式駐車場の出入口開閉システムの使用方法であって、
    ゲート式駐車場のサイトで時間貸しの利用者が携帯端末から予約のための利用チケット情報を入力する予約利用チケット情報入力工程と、
    該予約利用チケット情報入力工程で入力された予約のための利用チケット情報に基づき、管理サーバがワンタイムパスワードを作成するワンタイムパスワード作成工程と、
    該ワンタイムパスワード作成工程で作成されたワンタイムパスワードを携帯端末へ通知するワンタイムパスワード通知工程と、
    該ワンタイムパスワード通知工程で通知されたワンタイムパスワードを利用者が入力することにより携帯端末が予約のための利用チケット情報を取得して専用アプリケーションを起動し、駐車場コードを管理サーバへ送信する駐車場コード送信工程と、
    該駐車場コード送信工程で送信された駐車場コードに関連付けられた通信デバイスコードを管理サーバがデータベースから検索して携帯端末へ送信する通信デバイスコード送信工程と、
    通信デバイスコード送信工程で送信された通信デバイスコードを携帯端末が受信すると共に、通信デバイスから発信される検索信号を携帯端末が受信して、通信デバイスに対する携帯端末の接続が確立される接続確立工程と、
    該接続確立工程で接続が確立された後、携帯端末にゲート開操作を利用者に促す画面を表示して利用者がゲート開操作を選択するゲート開操作工程と、
    該ゲート開操作工程でゲート開操作が選択された後、管理サーバから受信した通信デバイスコードを専用アプリケーションで暗号化してゲート開信号を作成する暗号化工程と、
    該暗号化工程で暗号化したゲート開信号を通信デバイスへ送信する暗号送信工程と、
    該暗号送信工程で送信されたゲート開信号を通信デバイスが受信して復号化する復号化工程と、
    該復号化工程で復号化された復号化後の情報と前記通信デバイスに予め記憶されている通信デバイスコードが一致しているか否かを判定する判定工程と、
    該判定工程で復号化後の情報と通信デバイスコードが一致していると判定された場合に、通信デバイスからゲート開閉駆動機構にゲート開信号を送信するゲート開信号送信工程と、
    該ゲート開信号送信工程で送信されたゲート開信号をゲート開閉駆動機構が受信してゲートを開くゲート開工程と、
    該ゲート開工程でゲートが開かれた後、車両がゲート式駐車場の内部に入場したか否かをゲート開閉駆動機構が判定する入場判定工程と、
    該入場判定工程で車両がゲート式駐車場の内部に入場したと判定された場合に、ゲート開閉駆動機構がゲートを閉じるゲート閉工程と
    を含むゲート式駐車場の出入口開閉システムの使用方法。
  5. 請求項記載のゲート式駐車場の出入口開閉システムの使用方法であって、
    月極契約者又は駐車場関連者を含む利用者に対する利用チケット情報に基づき、管理サーバがワンタイムパスワードを作成するワンタイムパスワード作成工程と、
    該ワンタイムパスワード作成工程で作成されたワンタイムパスワードを携帯端末へ通知するワンタイムパスワード通知工程と、
    該ワンタイムパスワード通知工程で通知されたワンタイムパスワードを利用者が入力することにより携帯端末が利用チケット情報を取得して専用アプリケーションを起動し、駐車場コードを管理サーバへ送信する駐車場コード送信工程と、
    該駐車場コード送信工程で送信された駐車場コードに関連付けられた通信デバイスコードを管理サーバがデータベースから検索して携帯端末へ送信する通信デバイスコード送信工程と、
    通信デバイスコード送信工程で送信された通信デバイスコードを携帯端末が受信すると共に、通信デバイスから発信される検索信号を携帯端末が受信して、通信デバイスに対する携帯端末の接続が確立される接続確立工程と、
    該接続確立工程で接続が確立された後、携帯端末にゲート開操作を利用者に促す画面を表示して利用者がゲート開操作を選択するゲート開操作工程と、
    該ゲート開操作工程でゲート開操作が選択された後、管理サーバから受信した通信デバイスコードを専用アプリケーションで暗号化してゲート開信号を作成する暗号化工程と、
    該暗号化工程で暗号化したゲート開信号を通信デバイスへ送信する暗号送信工程と、
    該暗号送信工程で送信されたゲート開信号を通信デバイスが受信して復号化する復号化工程と、
    該復号化工程で復号化された復号化後の情報と前記通信デバイスに予め記憶されている通信デバイスコードが一致しているか否かを判定する判定工程と、
    該判定工程で復号化後の情報と通信デバイスコードが一致していると判定された場合に、通信デバイスからゲート開閉駆動機構にゲート開信号を送信するゲート開信号送信工程と、
    該ゲート開信号送信工程で送信されたゲート開信号をゲート開閉駆動機構が受信してゲートを開くゲート開工程と、
    該ゲート開工程でゲートが開かれた後、車両がゲート式駐車場の内部に入場したか否かをゲート開閉駆動機構が判定する入場判定工程と、
    該入場判定工程で車両がゲート式駐車場の内部に入場したと判定された場合に、ゲート開閉駆動機構がゲートを閉じるゲート閉工程と
    を含むゲート式駐車場の出入口開閉システムの使用方法。
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