JP2003044892A - 来訪者管理装置 - Google Patents

来訪者管理装置

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JP2003044892A
JP2003044892A JP2001227708A JP2001227708A JP2003044892A JP 2003044892 A JP2003044892 A JP 2003044892A JP 2001227708 A JP2001227708 A JP 2001227708A JP 2001227708 A JP2001227708 A JP 2001227708A JP 2003044892 A JP2003044892 A JP 2003044892A
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JP2001227708A
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English (en)
Inventor
秀明 ▲高▼橋
Hideaki Takahashi
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事業所などに訪ねてくる来訪者の来訪を登録
・管理する作業を容易化することができる来訪者管理装
置を提供すること。 【解決手段】 来訪を希望する来訪者の来訪申請を検索
可能に登録管理する来訪者管理装置10が、携帯端末装
置100A、100Bと接続して情報を送受信すること
ができ、また、外部からアクセスして来訪申請をするこ
とのできるサイトを準備して、来訪者携帯端末装置10
0Aからの来訪申請情報を受信して登録管理するととも
に、その来訪申請に対する承認要求情報を応対する従業
員の携帯端末装置100Bに送信することにより返信さ
れてきた来訪承認情報を対応付けして登録管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、来訪者管理装置に
関し、例えば、事業所などに訪ねてくる来訪者を管理す
るものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、工場や研究所等の事
業所に社外の人間が訪ねて来て、その敷地内で従業員
(応対者)と打ち合わせなどをする場合には、セキュリ
ティ上の問題から、その従業員を訪ねて来た来訪者を守
衛所でチェックすることが行われている。また、イベン
ト会場などでも同様に、来訪者を確認などする必要があ
る場合には、入口の受付にて、来訪者をチェックするこ
とが行われている。
【0003】この種の来訪者のチェックは、例えば、企
業の従業員が社外の人間を呼んで敷地内で打ち合わせを
する場合、守衛所に端末を設置された来訪者管理装置を
運用している部署に、その従業員が事前に連絡票や電話
などを使って、来訪者や応対者などに関する情報を連絡
しておくことにより、来訪について予め登録してもら
い、来訪者が守衛所などで会社名などを告げることによ
り、予定されている来訪者であることを確認して入るこ
とを許可するようになっている。
【0004】この来訪者の登録をするシステムとして、
来訪者管理装置から、あるいはその来訪者管理装置に接
続することができる従業者の端末装置から、例えば、図
28に示すような入力画面を開いて、必要事項を入力す
ることにより登録することができるように構築されたも
のも提供されてきている。
【0005】また、一般的には、来訪者のチェック時
に、例えば、その来訪者を識別するためのナンバーカー
ドや、入室を許可する者であるか否かをチェックする装
置に通す磁気カードやICカードなどを発行して、その
来訪者に携行してもらうことも行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の来訪者管理装置にあっては、従業員などの応
対する側が来訪者や応対者に関する情報の連絡や入力を
する登録作業が、その都度、必要であり、その来訪者に
関する内容は、従業員自身のことではないので、その作
業が負担になるという問題があった。
【0007】また、守衛所などで、予定されている来訪
者であることを確認するためには、会社名と共に氏名な
ど、来訪者を識別するための情報を聞くなどするため
に、時間が掛かってしまい、他の来訪者を待たせること
になったり、応対者に面談する予定の時刻を過ぎてしま
う恐れがあるなどの問題があった。
【0008】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、例えば、事業所などに訪ねてくる来
訪者の来訪を登録・管理する作業を容易化することがで
きる来訪者管理装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の来訪者管理装置
は、端末装置との間で情報の送受信をする通信手段と、
来訪を希望する来訪者の前記来訪に関する管理情報を検
索可能に記録する記録手段とを備えて、前記来訪者の端
末装置から送信されてきた来訪申請情報を受信したとき
には前記管理情報として前記記録手段に記録するととも
に前記来訪者の来訪申請に対する承認要求情報を前記来
訪申請情報に基づいて作成して前記来訪者が来訪する来
訪先の応対者の端末装置に送信し、前記応対者の前記端
末装置から送信されてきた来訪承認情報を受信したとき
には前記管理情報として前記記録手段に記録する構成を
有しており、前記記録手段に記録されている前記来訪申
請情報に含まれる来訪日時を参照して、現在時刻付近の
前記管理情報を一覧表示する表示手段に出力したり、前
記来訪者の入情報を前記管理情報として前記記録手段に
記録して前記来訪者の入実績を管理し、また、前記来訪
者の出情報を前記管理情報として前記記録手段に記録し
て前記来訪者の出実績を管理するように構成するのが好
適である。
【0010】この構成により、来訪を予定する来訪者
が、例えば、携帯端末装置からアクセスして来訪者自身
に関する情報や応対者に関する判る範囲の情報の必要事
項を入力した来訪申請情報を送信することにより来訪申
請の登録をすることができ、応対者は来訪申請に対する
承認要求情報を携帯端末装置などで受信したときに応対
場所(訪問場所)や内線番号などの応対者自身に関する
情報の必要事項を含む来訪承認情報を返送・送信するこ
とにより来訪申請の承認をすることができ、これら来訪
申請情報および来訪承認情報に基づく管理情報を検索可
能に記録登録することができる。したがって、応対者が
来訪者に関するすべての情報を入力するのではなく、ま
た、来訪者が応対者に関するすべての情報を入力するの
ではなく、それぞれが容易に入力することができる情報
の入力操作をするだけで、来訪申請を検索可能に登録す
ることができる。このとき、現在の時刻付近の来訪日時
で登録されている管理情報を守衛所などのモニター端末
に一覧表示することにより、該当する来訪者を容易に特
定して受付作業を容易かつ迅速に行うことができ、その
来訪者の入門(来社)などを許可した場合の入情報や、
その来訪者の帰社を確認したときの出情報を記録登録す
ることにより、来訪申請に対する来訪者の出入実績を対
応付けして蓄積管理することができる。
【0011】さらに、本発明の来訪者管理装置は、来訪
者の身体的特徴情報を取得する取得手段を備えて、前記
来訪者の前記端末装置から前記来訪者を識別可能な前記
身体的特徴情報を含む前記来訪申請情報を受信して前記
管理情報として前記記録手段に記録し、前記取得手段で
取得した前記来訪者の前記身体的特徴情報が前記記録手
段内の前記管理情報の一情報に一致するときに、前記来
訪者の前記入情報を前記管理情報として前記記録手段に
記録して前記来訪者の前記入実績を管理する構成や、前
記取得手段で取得した前記来訪者の前記身体的特徴情報
が前記入情報を記録されている前記記録手段内の前記管
理情報に一致するときに、前記来訪者の前記出情報を前
記管理情報として前記記録手段に記録して前記来訪者の
前記出実績を管理する構成を有することにより、来訪者
が例えば、顔画像、虹彩、指紋、声紋などの個人を識別
することができる身体的特徴情報を取得する装置を所有
する場合には、その身体的特徴情報を含めた来訪申請情
報を管理情報として記録登録しておき、来訪時などに守
衛所などに設置した取得手段により来訪者の身体的特徴
情報を取得して比較することによって、一致するか否か
で来訪者の確認を装置にさせることができ、一致したと
きには該当する来訪者の来社や帰社と判断して入情報や
出情報の記録登録をして来訪者の出入実績を蓄積管理す
ることができる。したがって、守衛所の係員が確認作業
をすることなく、来訪者の身体的特徴情報で同一人であ
るか否かを認証して申請登録済みの来訪者であることの
確認を自動化することができ、その来訪者の出入情報の
記録登録や出入実績の蓄積管理を迅速に行うことができ
る。
【0012】本発明の来訪者管理装置は、前記来訪者の
前記入情報を前記応対者の前記端末装置に送信したり、
前記来訪者の前記出情報を前記応対者の前記端末装置に
送信する構成を有することにより、来訪者の入情報があ
ったときには応対者に来訪者が来たことを通知すること
ができ、また、来訪者の出情報があったときには応対者
に来訪者が帰ったことを通知することができる。したが
って、来訪者が来たことを知ることにより応対者は迎え
に行くなどすることができ、また、来訪者が帰ったこと
を把握したり、帰る前に再度呼び出すことなどもでき
る。
【0013】本発明の来訪者管理装置は、前記応対者の
前記端末装置から前記来訪承認情報を受信したときに、
前記来訪申請情報に対する承認結果情報を前記来訪者の
前記端末装置に送信する構成を有することにより、来訪
を予定する来訪者が来訪申請に対する承認結果情報を受
け取ることができる。したがって、来訪者は来訪申請が
承認登録されたことを知ることができ、安心して来訪す
ることができる。
【0014】本発明の来訪者管理装置は、前記来訪者を
管理するための識別材を、前記来訪者の前記入情報とし
て承認されたときに発行する発行手段を備え、例えば、
前記応対者の前記端末装置に送信する前記承認要求情報
として前記来訪者の応対場所情報を含む前記来訪承認情
報の入力送信を要求し、前記発行手段は入退室チェック
装置が確認する識別材を発行して、前記応対場所情報に
基づいて前記来訪者の通過を許可する必要のある前記入
退室チェック装置に前記発行手段が発行する前記識別材
の登録要求情報を送信する構成を有することにより、来
訪者の入情報があったときにはその来訪者を管理するた
めのナンバーカードなどの識別材を発行することがで
き、また、応対場所情報が記録登録されている場合に
は、その応対場所までの入退室チェック装置に来訪者に
発行した磁気カードやICカードなどの識別材を通過可
能に登録させることができる。したがって、来訪者に識
別材を発行する作業を自動化して迅速に行うことができ
る。
【0015】本発明の来訪者管理装置は、前記応対者の
前記端末装置に送信する前記承認要求情報として前記来
訪者の応対場所情報を含む前記来訪承認情報の入力送信
を要求し、前記応対場所情報に基づいて前記来訪者の通
過を許可する必要のある入退室チェック装置に前記来訪
者の前記身体的特徴情報の登録要求情報を送信する構成
を有することにより、入退室チェック装置が、磁気カー
ドなどではなく、予め登録されている身体的特徴情報を
用いて判断している場合に、応対場所までの入退室チェ
ック装置に来訪者の身体的特徴情報を予め登録しておく
ことができる。したがって、来訪者を応対者が迎えに行
くことを強制してしまうことを回避することができる。
【0016】本発明の来訪者管理装置は、来訪者の来訪
に対する応対情報を、前記来訪者の前記入情報が入力さ
れたときに出力する出力手段を備える構成を有すること
により、例えば、来訪者に知らせる情報を表示出力(音
声出力でもよい)したり、また、応対場所までの案内を
表示したり、来訪者の所持する携帯端末にその案内を送
信することもできる。したがって、来訪者を適切に迎え
ることができる。
【0017】本発明の来訪者管理装置は、前記来訪者の
来訪時に必要な書類を、前記来訪者の前記入情報が入力
されたときに、前記記録手段内の前記管理情報に基づい
て作成して印刷する印刷手段を備える構成を有すること
により、例えば、来訪者の来訪申請情報を利用して、氏
名や顔写真などの含まれた名札を印刷したり、車で来て
いる場合には駐車許可書などを印刷することができる。
したがって、来訪者の受付作業を容易化することができ
る。
【0018】本発明の来訪者管理装置は、前記応対者の
前記端末装置から前記記録手段内に管理されている前記
管理情報の検索転送要求情報を受信したときには該当す
る前記管理情報を前記記録手段内から検索して前記応対
者の前記端末装置に送信し、前記応対者の前記端末装置
から前記管理情報が返信されてきたときには新たな前記
来訪申請情報および前記来訪承認情報を受信したものと
して前記管理情報として前記記録手段に記録する構成を
有することにより、過去の登録管理情報を用いて応対者
が来訪者の来訪申請や承認登録を済ますことができる。
したがって、繰り返し来訪するのにも拘わらずに、同様
な入力操作を強制してしまうことを回避して、来訪申請
の登録をするための作業をより容易化することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図5は本発明に係る来訪者管理装置の第
1実施形態を示す図である。
【0020】図1において、来訪者管理装置10は、来
訪を希望する社外の来訪者が使用する来訪者携帯端末装
置100A、または、その来訪者と打ち合わせなどの応
対をする社内の従業員(応対者)が使用する内線電話と
しても使用可能な従業員携帯端末装置100Bとの間で
通信回線(電話回線、携帯電話回線、構内回線)を介し
て各種情報の送受信をすることにより全体として来訪申
請登録管理システムとして機能するようになっている。
なお、携帯端末装置100A、100Bは、通信回線を
介して来訪者管理装置10との間でデータ通信可能な携
帯型(所謂、ノート型)あるいは載置型(所謂、デスク
トップ型)のパーソナルコンピュータなどであってもよ
い。
【0021】まず、来訪者携帯端末装置100Aおよび
従業員携帯端末装置100Bは、CPUやメモリなどか
らなる制御手段101が統括制御することにより、テン
キーなどの入力手段102による指示操作に従って無線
部などからなる通信手段103を介して音声データ、テ
キストデータおよび画像データを送受することができる
ようになっており、通信回線上に接続可能に提供されて
いるサイトにアクセスして利用することができ、受け取
ったテキストデータや画像データを液晶表示器からなる
表示手段104に表示出力することができる。
【0022】この携帯端末装置100A、100Bは、
メモリにより構成される管理手段105内に予め相手先
のアクセス番号(電話番号)を登録管理しておき、容易
にアクセスすることができるようになっている。特に、
来訪者携帯端末装置100Aは、小型カメラからなる画
像入力手段(取得手段)106により撮像した画像デー
タを送信することができるものである。なお、この携帯
端末装置100A、100Bは、各種データを送受可能
な一般的な携帯電話機でよい。
【0023】一方、来訪者管理装置10は、守衛所に設
置されてディスプレイやキーボードやマウスを接続され
たテキストデータや画像データを送受信することのでき
る一般的なパーソナルコンピュータにより構成されてお
り、CPUやメモリなどからなる制御手段11が統括制
御することにより、各種演算処理の他に、携帯端末装置
100A、100Bと同様に、キーボードなどの入力手
段12による指示操作に従ってモデムなどからなる通信
手段13を介して相手先との間でデータを送受すること
ができ、受け取ったテキストデータや画像データをディ
スプレイからなる表示手段14に表示出力したり、ま
た、HDD(ハードディスクドライブ)装置により構成
される管理手段(記録手段)15内に記録されているデ
ータを読み出して表示手段14に表示出力することがで
きるものである。
【0024】この来訪者管理装置10は、社外の来訪者
が来訪者携帯端末装置100Aなどの外部端末装置から
特定の電話番号で発呼することによりアクセスして、従
業員と打ち合わせなどするために来訪申請をして承認登
録を受けることができるサイトを準備しており、例え
ば、来訪者携帯端末装置100Aからのアクセスに対し
ては来訪を申請するのに必要な情報の入力を促す来訪申
請画面(テキストデータなど)を送信することにより、
その来訪申請画面を参照しつつ入力されて送信されてき
た来訪申請情報を管理手段15内に管理情報として記録
するとともに、その来訪申請に対する承認を要求する来
訪承認画面(テキストデータなど)を受け取った来訪申
請情報に基づいて作成して、その来訪申請で応対者とし
て指定された従業員の従業員携帯端末装置100Bに送
信することにより、その来訪承認画面を参照しつつ入力
されて送信されてきた来訪承認情報を管理手段15内に
管理情報として記録登録するようになっている。
【0025】そして、来訪者管理装置10は、管理手段
15内の管理情報を検索することにより登録済みの来訪
者が尋ねてきたことを確認した守衛所の担当者が来社情
報(入情報)を入力したときに、その入情報を対応付け
して実績を記録登録するようになっており、その来訪者
が帰ったこと確認した守衛所の担当者が帰社情報(出情
報)を入力したときに、その出情報も対応付けして実績
を記録登録するようになっている。
【0026】なお、来訪者管理装置10は、尋ねてきた
来訪者の氏名などを入力手段12から入力することによ
り、該当する管理情報(来訪申請・承認情報)を検索し
て表示手段14に表示出力したり、また、現在時刻の来
訪を予定している来訪者についての管理情報の一覧を表
示手段14に表示出力しておいて選択入力することもで
きるようになっている。
【0027】次に、具体的に、図2および図3を用い
て、来訪の申請登録などを行う際の処理を説明する。な
お、図中において、各種処理は上下方向に一致する各装
置の手段によるものであることを示している(以下で説
明する他の実施形態においても同様。)。
【0028】まず、来訪申請・登録をするときには、来
訪者携帯端末装置100Aは、例えば、従業員と打ち合
わせなどをするために来訪を予定する来訪者により、来
訪者管理装置10の提供するサイトにアクセスするため
の入力操作がなされると(ステップS101)、接続指
示の下(ステップS102)、接続処理を行う(ステッ
プS103)。
【0029】次いで、来訪者管理装置10は、この接続
処理による接続要求を受信すると(ステップS10
4)、接続受信を受け付けて(ステップS105)、来
訪申請画面を形成するテキストデータなどを読み出して
(ステップS106)、その来訪申請画面を返信する処
理を行うことにより(ステップS107)、来訪申請画
面を来訪者携帯端末装置100Aに送信する(ステップ
S108)。
【0030】次いで、来訪者携帯端末装置100Aは、
送られてきた来訪申請画面を受信して(ステップS10
9)、表示出力することを指示して(ステップS11
0)、その来訪申請画面を画面表示する(ステップS1
11)。
【0031】次いで、来訪者携帯端末装置100Aは、
来訪者が来訪申請画面に従って判る範囲内で来訪に関す
る自己の情報(例えば、来訪予定日時、会社名、部署
名、来訪代表者氏名、他の来訪者氏名、来訪理由、徒歩
や車等の来訪方法)と共に、応対してもらう従業員に関
する情報(例えば、部署名、氏名、連絡先の携帯端末装
置の電話番号あるいは内線番号)などの来訪申請情報が
入力されて送信指示がなされると(ステップS11
2)、来訪申請指示の下(ステップS113)、来訪申
請情報の送信処理を行う(ステップS114)。
【0032】次いで、来訪者管理装置10は、この来訪
申請情報を受信すると(ステップS115)、その来訪
申請情報を管理情報として登録する受信処理を行った後
に(ステップS116)、来訪者の顔画像の入力を要求
するテキストデータなどの画面を読み出して(ステップ
S117)、その顔画像入力画面を返信する処理を行う
ことにより(ステップS118)、顔画像入力画面を来
訪者携帯端末装置100Aに送信する(ステップS11
9)。
【0033】次いで、来訪者携帯端末装置100Aは、
送られてきた顔画像入力画面を受信して(ステップS1
20)、表示出力することを指示して(ステップS12
1)、その顔画像入力画面を画面表示する(ステップS
122)。
【0034】次いで、来訪者携帯端末装置100Aは、
来訪者が顔画像入力画面に従って自己の顔画像を撮影し
て、その顔画像の画像データの送信登録をする指示がな
されると(ステップS123)、顔画像登録指示の下
(ステップS124)、顔画像データの送信処理を行う
(ステップS125)。
【0035】次いで、来訪者管理装置10は、この顔画
像データを受信すると(ステップS126)、その顔画
像データを来訪申請に対応付けして登録する受信処理を
行った後に(ステップS127)、来訪申請処理の完了
を通知するテキストデータなどの画面を読み出して(ス
テップS128)、その申請完了画面を返信する処理を
行うことにより(ステップS129)、申請完了画面を
来訪者携帯端末装置100Aに送信する(ステップS1
30)。
【0036】次いで、来訪者携帯端末装置100Aは、
送られてきた申請完了画面を受信して(ステップS13
1)、表示出力することを指示して(ステップS13
2)、その申請完了画面を画面表示する(ステップS1
33)。
【0037】同時に、来訪者管理装置10は、ステップ
S129の申請完了画面の返信処理に続けて、来訪申請
があったことを通知する指示の下(ステップS13
4)、テキストデータなどの来訪申請通知画面を読み出
して(ステップS135)、その来訪申請通知画面を通
知する処理を行うことにより(ステップS136)、来
訪申請通知画面を従業員携帯端末装置100Bに送信す
る(ステップS137)。
【0038】次いで、従業員携帯端末装置100Bは、
送られてきた来訪申請通知画面を受信して(ステップS
138)、表示出力することを指示して(ステップS1
39)、その来訪申請通知画面を画面表示する(ステッ
プS140)。
【0039】次いで、従業員携帯端末装置100Bは、
従業員が来訪申請通知画面に従って来訪に関する他の情
報(例えば、応対場所など)を入力して来訪を承認登録
する指示がなされると(ステップS141)、承認登録
指示の下(ステップS142)、来訪申請の承認登録を
依頼する送信処理を行う(ステップS143)。
【0040】次いで、来訪者管理装置10は、この承認
登録依頼を受信すると(ステップS144)、その来訪
申請に対する承認登録の処理を行って(ステップS14
5)、来訪申請に対応付けして承認情報を登録して(ス
テップS146)、一連の来訪申請・承認登録の処理を
終了する。
【0041】したがって、来訪者は、所持する来訪者携
帯端末装置100Aから来訪者自身に関する情報や応対
者に関する判る範囲の必要事項を入力した来訪申請情報
を送信するだけで来訪申請をすることができ、その来訪
者と打ち合わせなどする応対者は、その来訪申請に伴い
要求される応対場所や所持する従業員携帯端末装置10
0Bの内線番号などの不足する必要事項を入力した来訪
承認情報を返信するだけで来訪申請の承認登録をするこ
とができる。
【0042】また、来訪を待機するときには、図4に示
すように、来訪者管理装置10は、現在の時刻をチェッ
クして(ステップS151)、現在時刻の一定幅、例え
ば、前後1時間以内に来訪する予定の来訪申請を検索す
る処理を行って(ステップS152)、登録管理されて
いる来訪申請情報の来訪時刻を参照し(ステップS15
3)、該当する来訪申請情報を一覧表示するとともに、
この申請一覧表示を予め設定されている時間間隔(例え
ば、5分間隔)に更新する処理を繰り返し行う(ステッ
プS154)。
【0043】そして、来訪があったときには、来訪者管
理装置10は、一覧表示中の来訪申請登録情報の中から
氏名などにより特定された来訪者の来社登録をする入力
が行われることにより(ステップS155)、敷地内に
入ったことを示す入情報を対応付けして登録する来社登
録処理を行って(ステップS156)、来訪申請に対す
る来社実績を登録するとともに(ステップS157)、
申請一覧表示を更新する(ステップS158)。
【0044】一方、帰る際には、来訪者管理装置10
は、申請一覧表示中の来訪申請登録情報の中から氏名な
どにより特定された来訪者の帰社登録をする入力が行わ
れることにより(ステップS159)、敷地内から出た
ことを示す出情報を対応付けして登録する帰社登録処理
を行って(ステップS160)、帰社実績を対応付けし
て登録するとともに(ステップS161)、申請一覧表
示を更新する(ステップS162)。
【0045】このとき、図5に示すように、来訪者管理
装置10は、来訪から時間が経過して、申請一覧中に表
示する対象から来訪申請情報が外れてしまった場合に
は、表示する来訪申請情報をスクロールすることができ
るとともに、例えば、来訪者の氏名などの検索条件を入
力することにより(ステップS163)、該当する来訪
申請を検索する処理を行って(ステップS164)、登
録管理されている来訪申請情報を参照し(ステップS1
65)、該当する来訪申請情報の検索結果を表示して
(ステップS166)、帰社登録処理を行うこともでき
る。
【0046】同様に、来訪者管理装置10は、例えば、
来訪者の氏名などの検索条件を入力することにより(ス
テップS167)、該当する来訪申請を検索する処理を
行って(ステップS168)、登録管理されている来訪
申請情報を参照し(ステップS169)、該当する来訪
申請情報の検索結果を表示して(ステップS170)、
来訪申請と共に来社や帰社などの実績を参照することも
できる。
【0047】このように本実施形態においては、従業員
が社外の来訪者に関する情報を入力することが強要され
ることなく、従業員と来訪者のそれぞれが判る情報の入
力操作をするだけで、来訪申請・承認登録を受けること
ができ、また、現在時刻付近の来訪日時であるとして検
索されて一覧表示される来訪申請から該当する来訪者を
容易に特定して来社登録や帰社登録を容易に行うことが
できる。したがって、来訪申請・登録および来訪実績の
管理作業を容易化するとともに迅速化することができ
る。
【0048】次に、図6は本発明に係る来訪者管理装置
の第2実施形態を示す図である。なお、本実施形態で
は、上述実施形態と略同様に構成されているので、図面
を流用して、同様な構成には同一の符号を付して特徴部
分を説明する(以下で説明する他の実施形態においても
同様。)。
【0049】図1において、来訪者管理装置10は、来
訪申請が登録済みの来訪者を守衛所の担当者が確認して
来社情報や帰社情報を入力したときに、その来訪者の応
対をする従業員に来社情報や帰社情報を送信して通知す
るようになっている。
【0050】具体的に、図6を用いて来訪時の処理を説
明する。来訪者管理装置10は、待機時には、来訪時刻
が現在時刻付近の来訪申請情報を一覧表示するととも
に、この申請一覧表示を設定時間間隔に更新し(ステッ
プS151〜S154)、来訪時に、来訪者が特定され
て来社登録処理が行われると(ステップS155、S1
56)、来訪申請に対する来社実績の登録(ステップS
157)および申請一覧表示の更新(ステップS15
8)が行われるのと同時に、来訪者の氏名などの来訪申
請情報を組み込んだテキストデータなどの画面を作成す
るとともに、その来訪者の応対をする従業員の内線番号
やメールアドレスを読み出して、来社情報を送信して通
知する処理を指示することにより(ステップS20
1)、来社情報画面を従業員携帯端末装置100Bに送
信する(ステップS202)。
【0051】次いで、従業員携帯端末装置100Bは、
送られてきた来社情報画面を受信して(ステップS20
3)、表示出力処理を行って(ステップS204)、そ
の来社情報画面を画面表示する(ステップS205)。
【0052】したがって、来訪者の来社を、応対する従
業員に自動的に通知することができる。
【0053】一方、帰る際にも、来訪者管理装置10
は、来訪者が特定されて帰社登録処理が行われると(ス
テップS159、S160)、来訪申請に対する帰社実
績の登録(ステップS161)および申請一覧表示の更
新(ステップS162)が行われるのと同時に、来訪者
の氏名などの来訪申請情報を組み込んだテキストデータ
などの画面を作成するとともに、その来訪者の応対をし
た従業員の内線番号を読み出して、帰社情報を送信して
通知する処理を指示することにより(ステップS21
1)、帰社情報画面を従業員携帯端末装置100Bに送
信する(ステップS212)。
【0054】したがって、来訪者の帰社を、応対した従
業員に自動的に通知することができる。
【0055】このように本実施形態においては、上述実
施形態による作用効果に加えて、来訪者の来社が通知さ
れたときに、応対する従業員は、仕事を中断して来訪者
を迎えに行くなど、適宜、対応することができる。ま
た、応対した従業員は、来訪者の帰社が通知されるまで
は来訪者を再度呼び出して話し忘れた事項などを連絡す
ることができるとともに、その通知があった後には既に
帰った来訪者を無駄に探してしまうことを回避すること
ができる。したがって、来訪の管理作業を容易化するこ
とに加えて、来訪の応対作業も連動させて容易化するこ
とができる。
【0056】次に、図7は本発明に係る来訪者管理装置
の第3実施形態を示す図である。
【0057】図1において、来訪者管理装置10は、来
訪者による来訪申請で応対者として指定された従業員の
従業員携帯端末装置100Bから来訪申請情報に対する
来訪承認情報が送られてきたときに、その来訪者の来訪
者携帯端末装置100Aに来訪申請に対する承認結果情
報を送信して通知するようになっている。
【0058】具体的に、図7を用いて承認時の処理を説
明する。来訪者管理装置10は、ステップS145、S
146の来訪申請に対する承認情報を登録する処理を行
うのと同時に、承認された来訪申請・承認情報のテキス
トデータなどを参照して(ステップS301)、その来
訪申請・承認情報を組み込んだ来訪申請の承認結果の画
面を来訪者に送信して通知する処理を指示することによ
り(ステップS302)、来訪申請承認画面を来訪者携
帯端末装置100Aに送信する(ステップS303)。
【0059】次いで、来訪者携帯端末装置100Aは、
送られてきた来訪申請承認画面を受信して(ステップS
304)、表示出力することを指示して(ステップS3
05)、その来訪申請承認画面を画面表示する(ステッ
プS306)。
【0060】したがって、来訪申請をした来訪者は、そ
の来訪申請に対する承認結果情報を受け取ることができ
る。
【0061】このように本実施形態においては、上述実
施形態による作用効果に加えて、来訪者は、前もって、
来訪申請に対する承認結果情報を受け取って、来訪申請
が承認登録されたことを知ることができ、承認されてい
ないことを知らずに来訪して待たされてしまうことをな
くすことができ、安心して来訪することができる。した
がって、来訪の管理作業を容易化することに加えて、来
訪の応対作業も連動させて適性化することができる。
【0062】次に、図8および図9は本発明に係る来訪
者管理装置の第4実施形態を示す図である。
【0063】図8において、来訪者管理装置10は、例
えば、来訪者に付けてもらうナンバーカード(識別材)
を発行するカード発行装置20が構内回線を介して情報
をやり取り可能に接続されており、このカード発行装置
20は、来訪者管理装置10が登録済みの来訪者の来社
情報(入情報)として承認されたときに、統括制御する
制御手段21が、その来訪申請の管理番号と共に、来訪
者の会社名および氏名や顔画像データなどの来訪申請・
承認情報を通信手段23により受け取って発行手段22
に印刷させるようになっている。
【0064】次に、具体的に、図9を用いて、来訪時の
処理を説明する。来訪者管理装置10は、待機時には、
来訪時刻が現在時刻付近の来訪申請情報を一覧表示する
とともに、この申請一覧表示を設定時間間隔に更新し
(ステップS151〜S154)、来訪時に、来訪者が
特定されて来社登録処理が行われると(ステップS15
5、S156)、来訪申請に対する来社実績の登録(ス
テップS157)および申請一覧表示の更新(ステップ
S158)が行われるのと同時に、来訪申請・承認情報
をカードに印刷するカードの発行処理を行って(ステッ
プS401)、来訪者の氏名などのテキストデータに顔
画像データを添付した印刷情報と共にカード発行要求情
報をカード発行装置20に送信する(ステップS40
2)。
【0065】次いで、カード発行装置20は、送られて
きた印刷情報とカード発行要求情報を受信して(ステッ
プS403)、カードに印刷可能な情報に変換するなど
のカード発行処理を行って(ステップS404)、カー
ドを印刷・発行する(ステップS405)。
【0066】したがって、来訪者を識別するカードを来
社情報の入力により印刷・発行することができる。
【0067】このように本実施形態においては、上述実
施形態による作用効果に加えて、来訪者の氏名や顔画像
を印刷したカードを発行して、来訪者をそのカードで把
握・識別することができ、そのカードは、来訪者の来社
に伴う登録作業に連動して印刷・発行し、胸などの位置
に付けてもらうことができる。したがって、来訪の管理
作業を容易化することに加えて、来訪の応対作業も連動
させて適性化することができる。
【0068】また、本実施形態の他の態様としては、図
示することは省略するが、来訪者を識別するカードを印
刷するだけでなく、例えば、来訪者が車で来社する場合
には、カードと共に車両駐車許可書を印刷・発行するよ
うにして、利便性を向上させることもできる。
【0069】次に、図10および図11は本発明に係る
来訪者管理装置の第5実施形態を示す図である。
【0070】図10において、来訪者管理装置10は、
例えば、来訪者に携行してもらうICカード(識別材)
を発行するカード発行装置30、入退室管理装置40お
よび入退室管理端末(入退室チェック装置)50が構内
回線を介して情報をやり取り可能に接続されている。
【0071】入退室管理装置40は、制御手段41が各
手段42〜45を統括制御することにより、入退室を許
可するように従業員の携行するICカードに記録されて
いる識別情報を入力手段42および表示手段44を用い
て入力して管理手段45内に予め記録管理するととも
に、来訪者管理装置10から来訪者の氏名などの来訪申
請情報を通信手段43により受け取って管理手段45内
に識別情報に対応付けして記録管理するようになってお
り、これら識別情報は従業員や来訪者が入退室する必要
のある場所、例えば、来訪申請に対する承認情報内に含
まれる応対場所に設置された入退室管理端末50に送信
されるようになっている。
【0072】入退室管理端末50は、入退室を制限する
必要のある各部屋の出入口に設置されて、制御手段51
が各手段52〜55を統括制御することにより、入退室
管理装置40から送られてきたICカードに記録されて
いる識別情報を通信手段53により受け取って管理手段
55内に記録管理するようになっており、入室などしよ
うとする者が携行するICカードの識別情報を読取手段
52により読み取って入退室を許可するか否かを判断し
て、その判断結果を表示手段54に表示するリーダとし
て機能するようになっている。
【0073】カード発行装置30は、来訪者管理装置1
0が登録済みの来訪者の来社情報を入力されたときに、
統括制御する制御手段31が、入退室管理装置40から
ICカードに記録すべき識別情報を通信手段33により
受け取って、発行手段32によりその来訪者が携行する
ICカードに識別情報として記録し発行させるようにな
っている。
【0074】次に、具体的に、図11および図12を用
いて、来訪時の処理を説明する。来訪者管理装置10
は、待機時には、来訪時刻が現在時刻付近の来訪申請情
報を一覧表示するとともに、この申請一覧表示を設定時
間間隔に更新し(ステップS151〜S154)、来訪
時に、来訪者が特定されて来社登録処理が行われると
(ステップS155、S156)、来訪申請に対する来
社実績の登録(ステップS157)および申請一覧表示
の更新(ステップS158)が行われるのと同時に、識
別情報を記録したICカードの発行処理を行って(ステ
ップS501)、来訪申請情報の管理番号や承認情報の
応対場所などを含むカード発行要求情報を入退室管理装
置40に送信する(ステップS502)。
【0075】次いで、入退室管理装置40は、送られて
きたカード発行要求情報を受信して(ステップS50
3)、管理手段45内に管理する発行済みICカードの
通番の参照指示をし(ステップS504)、連続するカ
ードIDを参照・確保するとともに(ステップS50
5)、識別情報や応対場所などのカード発行要求情報を
記録・登録して管理した後には(ステップS506)、
少なくともカードIDを識別情報として送信することに
よるICカードの発行処理の指示の下(ステップS50
7)、発行するICカードのカードIDをカード発行装
置30に送信する(ステップS508)。
【0076】次いで、カード発行装置30は、送られて
きたカードIDを受信して(ステップS509)、IC
カード発行処理の下(ステップS510)、そのカード
IDを記録したICカードを発行する(ステップS51
1)。
【0077】同様に、入退室管理装置40は、ステップ
S506でカード発行要求情報を記録・登録して管理し
た後には、有効にするカードIDの登録処理の指示の下
(ステップS512)、そのカードIDを登録すべき入
退室管理端末50をカード発行要求情報に含まれる応対
場所に基づいて決定してその端末IDを参照し(ステッ
プS513)、入退室を許可するように有効にするカー
ドIDを該当する入退室管理端末50に送信する(ステ
ップS514)。
【0078】次いで、入退室管理端末50は、送られて
きたカードIDを受信して(ステップS515)、入退
室を許可する有効なカードIDとして記録登録する処理
の指示の下(ステップS516)、そのカードIDを有
効に登録して管理する(ステップS517)。
【0079】したがって、来訪者を識別するICカード
を来社情報の入力により発行することができ、そのIC
カードに記録したカードIDをカードリーダの入退室管
理端末50に送信することができる。
【0080】このように本実施形態においては、上述実
施形態による作用効果に加えて、従業員と打ち合わせな
どする応対場所まで入ることができるように、ICカー
ドを発行することができ、そのICカードは、来訪者の
来社に伴う登録作業に連動して発行し携行させることが
できる。したがって、来訪の管理作業を容易化すること
に加えて、来訪の応対作業も連動させて適性化すること
ができる。
【0081】次に、図13〜図15は本発明に係る来訪
者管理装置の第6実施形態を示す図である。
【0082】図13において、来訪者管理装置10は、
来訪者応対用の顔画像認識装置60が構内回線を介して
情報をやり取り可能に接続されており、この顔画像認識
装置60からの情報に基づいて来訪者を特定して来社登
録処理などを行うことができるようになっている。
【0083】顔画像認識装置60は、制御手段61が統
括制御することにより、来訪者携帯端末装置100Aか
ら送られてきた顔画像データを通信手段63により受け
取って、その顔画像の特徴の認識処理を行い管理手段6
5内に登録管理するようになっており、来社してきた来
訪者の顔画像をカメラなどの読取手段(取得手段)62
により読み取って特徴を認識することにより管理手段6
5内の顔画像の特徴と比較して同一人物であるか否かを
判断するようになっている。なお、管理手段65内に登
録する顔画像データは表示手段64に表示することがで
きる。
【0084】次に、具体的に、図14および図15を用
いて、来訪申請時の処理を説明する。来訪者管理装置1
0は、来訪者携帯端末装置100Aから送られてきた顔
画像データを受信すると(ステップS126)、その顔
画像データを来訪申請に対応付けして管理手段15内に
登録する処理と共に来訪申請処理完了を通知する申請完
了画面の返信処理を行う(ステップS127〜S12
9)のと同時に、顔画像データと共に少なくとも来訪申
請情報の管理番号を顔画像認識装置60に送信する(ス
テップS601)。
【0085】次いで、顔画像認識装置60は、送られて
きた顔画像データを受信して(ステップS602)、顔
画像の特徴の認識処理を行って(ステップS603)、
来訪申請情報の管理番号と共に顔画像および特徴の認識
結果を記録登録する(ステップS604)。
【0086】そして、来訪があったときには、顔画像認
識装置60は、守衛所などに準備されているカメラなど
の読取手段62が顔画像の入力指示に従って操作される
ことにより来訪者の顔画像が入力されると(ステップS
605)、その顔画像データから特徴を認識することに
よる来訪者の認証指示の下(ステップS606)、来訪
申請時に登録管理するものと比較して来訪者を特定する
認証処理を行い(ステップS607)、来訪申請をした
来訪者と同一人であることを認証できなかったときに
は、来訪申請が登録されていないために入構することが
できない旨のメッセージを表示手段64に表示するが
(ステップS608)、同一人と認証されたときには、
来訪申請が登録済みで入構することができる旨のメッセ
ージを表示手段64に表示するとともに(ステップS6
10)、来訪者の来社登録を行うための処理の下(ステ
ップS611)、特定された来訪者に対応する登録済み
の来訪申請情報の管理番号を添付する来社登録要求情報
を来訪者管理装置10に送信する(ステップS61
2)。
【0087】次いで、来訪者管理装置10は、送られて
きた来社登録要求情報を受信すると(ステップS61
2)、添付されている管理番号の来訪申請情報に入情報
を対応付けして登録する来社登録処理を行って(ステッ
プS156)、来訪申請に対する来社実績を登録すると
ともに(ステップS157)、申請一覧表示を更新する
(ステップS158)。このとき、来社登録に伴って、
上述実施形態において説明したナンバーカードやICカ
ードの発行を行うようにしてもよいことはいうまでもな
い。
【0088】また、帰る際にも、同様に、顔画像認識装
置60は、顔画像の入力を要求して、来社登録をしたい
ずれの来訪者であるかを認証確認して、特定された来訪
者の来訪申請情報の管理番号を添付する帰社登録要求情
報を来訪者管理装置10に送信し、添付されている管理
番号の来訪申請情報に出情報を対応付けして登録する帰
社登録処理を行って、帰社実績を対応付けして登録する
とともに、申請一覧表示を更新するようにしてもよい。
【0089】したがって、来訪者個人の身体的特徴(バ
イオ情報)である顔画像の特徴により登録済みの来訪者
と同一人であるか否かを認証して来訪者を特定すること
ができる。
【0090】このように本実施形態においては、上述実
施形態による作用効果に加えて、来訪者に氏名などを質
問しなくても、登録済みの来訪申請をした来訪者である
か否かを確認することができ、来訪者の来社や帰社の登
録処理を自動化して出入実績を蓄積管理することができ
る。したがって、守衛所を無人化しても来訪者の出入を
管理することができ、来訪の管理作業を容易化すること
に加えて、来訪の応対作業も連動させて容易化すること
ができる。
【0091】また、本実施形態の他の態様としては、顔
画像の特徴というバイオ情報(身体的特徴)により来訪
者を認証する構成に限らず、例えば、図16〜図18に
示すように、人間の虹彩、指紋、声紋などのバイオ情報
を取得・認識して、来訪者を識別・特定するように構成
してもよい。
【0092】この場合には、来訪者携帯端末装置100
Aが、人間の虹彩の画像を入力する手段106b、人間
の指紋の画像を入力する手段106c、あるいは、人間
の声紋(音声)信号を入力する手段106dを有して、
それぞれのデータを来訪者管理装置10に送信すること
ができるのに対して、来訪者管理装置10は、送られて
きた身体的特徴を来訪申請情報に対応付けして登録管理
するとともに、接続されている虹彩認識装置60bの虹
彩読取手段62bで来訪者の虹彩画像を、指紋認識装置
60cの指紋読取手段62cで来訪者の指紋画像を、あ
るいは、声紋認識装置60dの声紋読取手段62dで来
訪者の声紋信号を取得・認識して認証することができる
ように構成することにより、本実施形態と同様に処理し
て同様の作用効果を得ることができる。
【0093】次に、図19〜図21は本発明に係る来訪
者管理装置の第7実施形態を示す図である。
【0094】図19において、来訪者管理装置10は、
入退室管理装置40と共に顔画像認識装置60が構内回
線を介して情報をやり取り可能に接続されており、入退
室を制限する必要のある各部屋の出入口に設置されたバ
イオ認証入退室管理端末70も構内回線を介して情報を
やり取り可能に接続されている。
【0095】入退室管理装置40は、来社してきた来訪
者が来訪申請を登録済みの来訪者であるか否かを顔画像
認識装置60により判断するための顔画像の特徴を、来
訪者の識別情報として管理手段45内に予め記録管理す
るとともに、来訪者管理装置10から来訪者の氏名など
の来訪申請情報を通信手段43により受け取って管理手
段45内にその顔画像データに対応付けして記録管理す
るようになっており、これら顔画像などの識別情報は従
業員や来訪者が入退室する必要のある場所、例えば、来
訪申請に対する承認情報内に含まれる応対場所に設置さ
れたバイオ認証入退室管理端末70に送信されるように
なっている。
【0096】バイオ認証入退室管理端末70は、制御手
段71が統括制御することにより、入退室管理装置40
から送られてきた来訪者の顔画像の特徴(身体的特徴で
あるバイオ情報)を通信手段73により受け取って管理
手段75内に記録管理するようになっており、入室など
しようとする者が読取手段72により読み取らせた自分
の顔画像に基づいて入退室を許可するか否かを判断し
て、その判断結果を表示手段74に表示するようになっ
ている。
【0097】次に、具体的に、図20および図21を用
いて、来訪時の処理を説明する。顔画像認識装置60
が、入力された来訪者の顔画像の特徴を認識して、来訪
申請により登録管理するものと比較することにより同一
人と認証したときには、入構を許可するメッセージ表示
とともに、特定された来訪者の来訪申請情報の管理番号
を添付する来社登録要求情報を来訪者管理装置10に送
信することにより(ステップS605〜S611)、来
訪者管理装置10は、送られてきた来社登録要求情報に
添付されている管理番号の来訪申請に対する来社実績を
登録するとともに、申請一覧表示を更新し(ステップS
156〜S158)、同時に、入退室を許可するように
その顔画像を有効にする処理の指示の下(ステップS7
01)、管理番号に対応付けして登録管理する顔画像デ
ータや来訪申請情報を添付した登録要求情報を入退室管
理装置40に送信する(ステップS702)。
【0098】次いで、入退室管理装置40は、送られて
きた登録要求情報を受信して(ステップS703)、顔
画像認証システムへの登録処理の指示の下(ステップS
704)、登録要求情報(来訪申請情報)に含まれる応
対場所に基づいてその顔画像の特徴を登録すべきバイオ
認証入退室管理端末70を決定してその端末IDを参照
し(ステップS705)、入退室を許可するように有効
にする顔画像の特徴を該当するバイオ認証入退室管理端
末70に送信する(ステップS706)。
【0099】次いで、バイオ認証入退室管理端末70
は、送られてきた顔画像の特徴を受信して(ステップS
707)、入退室を許可する識別情報として顔画像の特
徴を記録登録する処理の指示の下(ステップS70
8)、その顔画像の特徴を有効に登録して管理する(ス
テップS709)。
【0100】したがって、登録済みの来訪者と同一人で
あるか否かを認証するための身体的特徴(バイオ情報)
である顔画像の特徴を、顔画像により入退室を許可する
か否かを判断するバイオ認証入退室管理端末70に送信
して利用することができる。
【0101】このように本実施形態においては、上述実
施形態による作用効果に加えて、従業員と打ち合わせな
どする応対場所まで入ることができるように、守衛所で
認証確認された来訪者の顔画像をバイオ認証入退室管理
端末70に送信することができ、顔画像認証システムで
入退室を制限管理する構内でも、応対場所までスムーズ
に来訪者を通過させることができる。したがって、来訪
の管理作業を容易化することに加えて、来訪の応対作業
も連動させて適性化することができる。
【0102】また、本実施形態の他の態様としては、上
述実施形態と同様に、顔画像の特徴というバイオ情報
(身体的特徴)により来訪者を認証する構成に限らず、
例えば、人間の虹彩、指紋、声紋などのバイオ情報を取
得・認識して、来訪者を識別・特定する認証システムに
も流用することができる。
【0103】次に、図22〜図25は本発明に係る来訪
者管理装置の第8実施形態を示す図である。
【0104】図22において、来訪者管理装置10は、
登録済みの来訪者の来訪時に、その来訪者に対するメッ
セージを出力する来訪者応対放送装置80および来訪者
応対表示装置85が出力手段として構内回線を介して情
報のやり取りを可能に接続されており、来訪者応対放送
装置80および来訪者応対表示装置85は、制御手段8
1、86が統括制御して、通信手段83、88により来
訪者の来社があった情報を受け取ったときに、例えば、
放送手段84に来訪者を歓迎するウェルカム表示を行わ
せるとともに、表示手段89にウェルカム放送を行わせ
るようになっている。
【0105】次に、具体的に、図23〜図25を用い
て、来訪時の処理を説明する。顔画像認識装置60が、
入力された来訪者の顔画像の特徴を認識して、来訪申請
により登録管理するものと比較することにより同一人と
認証したときには、入構を許可するメッセージ表示とと
もに、特定された来訪者の来訪申請情報の管理番号を添
付する来社登録要求情報を来訪者管理装置10に送信す
ることにより(ステップS605〜S607、S609
〜S611)、来訪者管理装置10は、送られてきた来
社登録要求情報に添付されている管理番号の来訪申請に
対する来社実績を登録するとともに、申請一覧表示を更
新する(ステップS156〜S158)。
【0106】一方、顔画像認識装置60が、ステップS
607で来訪申請をした来訪者と同一人であることを認
証できなかったときには、入構を許可できないメッセー
ジ表示を表示手段64に表示するとともに(ステップS
608)、同一人と認証できなかった判定結果処理の指
示の下(ステップS801)、NG判定された来訪があ
ったことの登録要求情報を来訪者管理装置10に送信す
る(ステップS802)。
【0107】次いで、来訪者管理装置10は、NG判定
登録要求情報を受信すると(ステップS803)、NG
判定登録処理の指示の下(ステップS804)、NG判
定された来訪者の顔画像などの取得情報を登録管理する
とともにモニター表示などする(ステップS805、S
806)。
【0108】また、来訪者管理装置10は、OK判定・
表示のときには、来訪者の来社実績や申請一覧表示の更
新(ステップS609〜S611、S156〜S15
8)と同時に、ウェルカム表示処理の指示の下(ステッ
プS807)、予め準備されている定型のメッセージ内
に来訪者の会社名や氏名を組み込んだウェルカム表示を
するためのメッセージ情報を来訪者応対表示装置85に
送信する(ステップS808)。
【0109】次いで、来訪者応対表示装置85は、ウェ
ルカム表示のメッセージ情報を受信すると(ステップS
809)、ウェルカム表示処理の指示の下(ステップS
810)、そのウェルカムメッセージを表示する(ステ
ップS811)。
【0110】同時に、来訪者管理装置10は、ステップ
S807のウェルカム表示処理に続けて、ウェルカム放
送処理の指示の下(ステップS812)、予め準備され
ている定型のメッセージ内に来訪者の会社名や氏名を組
み込んだウェルカム放送をするためのメッセージ情報を
来訪者応対放送装置80に送信する(ステップS81
3)。
【0111】次いで、来訪者応対放送装置80は、ウェ
ルカム放送の通知情報を受信すると(ステップS81
4)、ウェルカム放送処理の指示の下(ステップS81
5)、そのウェルカムメッセージを放送する(ステップ
S816)。
【0112】したがって、登録済みの来訪者が来社した
ときには、ウェルカムメッセージを来訪者に知らせるこ
とができる。
【0113】このように本実施形態においては、上述実
施形態による作用効果に加えて、守衛所などが無人であ
る場合などでも、来訪者に失礼にならないように登録済
みで待っていたことや、歓迎していることを来訪者に知
らせることができる。したがって、来訪の管理作業を容
易化することに加えて、来訪の応対作業も連動させて来
訪者を適切に迎えることができる。
【0114】また、本実施形態の他の態様としては、来
訪者応対放送装置80や来訪者応対表示装置85などの
ように特別な装置を準備するのではなく、例えば、図2
6に示すように、ウェルカム表示処理の指示の下(ステ
ップS817)、予め準備されている定型のメッセージ
内に来訪者の会社名や氏名を組み込んだウェルカム表示
をするためのメッセージ情報を来訪者携帯端末装置10
0Aに送信することにより(ステップS818)、その
来訪者携帯端末装置100Aは、ウェルカム表示メッセ
ージ情報を受信して(ステップS819)、ウェルカム
表示処理の指示の下(ステップS820)、ウェルカム
メッセージを表示することができる(ステップS82
1)。また、ウェルカムメッセージの音声情報を送信し
てもよいことは言うまでもない。
【0115】さらに、本実施形態の他の態様としては、
図示することは省略するが、ウェルカムメッセージに加
えて(代えて)、応対場所までの案内メッセージを表示
・放送するようにしてもよい。
【0116】次に、図27は本発明に係る来訪者管理装
置の第9実施形態を示す図である。
【0117】図1において、来訪者管理装置10は、従
業者携帯端末装置100Bから従業員にのみ許されてい
るパスワードなどを入力することにより登録管理されて
いる来訪申請・承認情報を閲覧することができるように
なっており、登録済みの来訪申請・承認情報を書き換え
て、新たな来訪申請・承認情報として登録管理させるこ
ともできるようになっている。
【0118】次に、具体的に、図27を用いて、来訪の
申請登録を行う際の処理を説明する。まず、来訪申請・
登録をするときには、従業員携帯端末装置100Bは、
来訪者管理装置10に接続した後に、来訪者の氏名や自
身(応対者)の氏名などの条件を入力されて来訪申請情
報の検索の入力指示がなされると(ステップS90
1)、来訪申請検索要求の処理をする指示の下(ステッ
プS902)、来訪申請情報の検索要求情報を送信する
(ステップS903)。
【0119】次いで、来訪者管理装置10は、この来訪
申請情報の検索要求を受信すると(ステップS90
4)、来訪申請検索処理をする指示の下(ステップS9
05)、検索条件に該当する来訪申請情報の検索を行い
(ステップS906)、その来訪申請の検索結果を従業
員携帯端末装置100Bに送信する(ステップS90
7)。
【0120】次いで、従業員携帯端末装置100Bは、
送られてきた来訪申請検索結果を受信して(ステップS
908)、表示出力することを指示して(ステップS9
09)、来訪申請検索結果を画面表示する(ステップS
910)。
【0121】次いで、従業員携帯端末装置100Bは、
表示する来訪申請・承認情報を書き換えて送信する入力
操作がなされると(ステップS911)、新規の来訪申
請・承認情報の登録処理の下(ステップS912)、そ
の来訪申請・承認情報を来訪者管理装置10に送信する
(ステップS913)。
【0122】次いで、来訪者管理装置10は、この来訪
申請・承認情報を受信すると(ステップS914)、そ
の申請・承認情報の登録処理の指示の下(ステップS9
15)、同一の来訪者などの新規な来訪申請・承認情報
として登録して(ステップS916)、一連の来訪申請
・登録の処理を終了する。
【0123】したがって、同様な内容の来訪申請の場合
には、来訪者に登録申請をする作業を依頼することな
く、従業員が打ち合わせする日付などを書き換えて送信
するだけで、新規な来訪申請を承認登録することができ
る。
【0124】このように本実施形態においては、上述実
施形態による作用効果に加えて、過去の来訪申請・承認
情報を用いて、従業員が新規な来訪申請の登録処理を済
ますことができ、繰り返し来訪するのにも拘わらずに、
同様な入力操作を強制してしまうことを回避することが
できる。したがって、来訪申請に伴う作業をより簡素化
することができる。
【0125】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、来訪を
予定する来訪者が携帯端末装置などからアクセスして、
来訪者自身に関する情報や応対者に関する判る範囲の情
報の必要事項を入力した来訪申請情報を送信することに
より来訪申請の登録をする一方、応対者は来訪申請に対
する承認要求情報を携帯端末装置などで受信したときに
応対場所(訪問場所)や内線番号などの応対者自身に関
する情報の必要事項を含む来訪承認情報を返送すること
により来訪申請の承認をして、これら来訪申請情報およ
び来訪承認情報に基づく管理情報を検索可能に記録登録
することができるので、応対者が来訪者に関するすべて
の情報を入力するのではなく、また、来訪者が応対者に
関するすべての情報を入力するのではなく、それぞれが
容易に入力することができる情報の入力操作をするだけ
で、来訪時に検索可能に登録をすることができる。した
がって、来訪の登録・管理を容易に行うことができると
いう優れた効果を有する来訪者管理装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る来訪者管理装置の第1実施形態の
概略全体構成を示す関係ブロック図
【図2】本発明に係る来訪者管理装置の第1実施形態の
処理を説明するシーケンス図
【図3】本発明に係る来訪者管理装置の第1実施形態の
処理を説明するシーケンス図
【図4】本発明に係る来訪者管理装置の第1実施形態の
処理を説明するシーケンス図
【図5】本発明に係る来訪者管理装置の第1実施形態の
処理を説明するシーケンス図
【図6】本発明に係る来訪者管理装置の第2実施形態の
処理を説明するシーケンス図
【図7】本発明に係る来訪者管理装置の第3実施形態の
処理を説明するシーケンス図
【図8】本発明に係る来訪者管理装置の第4実施形態の
概略全体構成を示す関係ブロック図
【図9】本発明に係る来訪者管理装置の第4実施形態の
処理を説明するシーケンス図
【図10】本発明に係る来訪者管理装置の第5実施形態
の概略全体構成を示す関係ブロック図
【図11】本発明に係る来訪者管理装置の第5実施形態
の処理を説明するシーケンス図
【図12】本発明に係る来訪者管理装置の第5実施形態
の処理を説明するシーケンス図
【図13】本発明に係る来訪者管理装置の第6実施形態
の概略全体構成を示す関係ブロック図
【図14】本発明に係る来訪者管理装置の第6実施形態
の処理を説明するシーケンス図
【図15】本発明に係る来訪者管理装置の第6実施形態
の処理を説明するシーケンス図
【図16】本発明に係る来訪者管理装置の第6実施形態
の他の態様を示す関係ブロック図
【図17】本発明に係る来訪者管理装置の第6実施形態
の他の態様を示す関係ブロック図
【図18】本発明に係る来訪者管理装置の第6実施形態
の他の態様を示す関係ブロック図
【図19】本発明に係る来訪者管理装置の第7実施形態
の概略全体構成を示す関係ブロック図
【図20】本発明に係る来訪者管理装置の第7実施形態
の処理を説明するシーケンス図
【図21】本発明に係る来訪者管理装置の第7実施形態
の処理を説明するシーケンス図
【図22】本発明に係る来訪者管理装置の第8実施形態
の概略全体構成を示す関係ブロック図
【図23】本発明に係る来訪者管理装置の第8実施形態
の処理を説明するシーケンス図
【図24】本発明に係る来訪者管理装置の第8実施形態
の処理を説明するシーケンス図
【図25】本発明に係る来訪者管理装置の第8実施形態
の処理を説明するシーケンス図
【図26】本発明に係る来訪者管理装置の第8実施形態
の他の態様を示す関係ブロック図
【図27】本発明に係る来訪者管理装置の第9実施形態
の処理を説明するシーケンス図
【図28】本発明の従来技術を説明する表示画面
【符号の説明】
10 来訪者管理装置 20 カード発行装置 30 カード発行装置 40 入退室管理装置 50 入退室管理端末 60 顔画像認識装置 60b 虹彩認識装置 60c 指紋認識装置 60d 声紋認識装置 70 バイオ認証入退室管理端末 80 来訪者応対放送装置 85 来訪者応対表示装置 100A 来訪者携帯端末装置 100B 従業者携帯端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E038 AA01 BA01 BA20 BB02 BB03 BB04 BB05 CA02 CA03 CB01 DA02 DA03 DB01 EA08 EA20 FA01 FA02 FA03 GA02 JA01 JA03 5C087 AA02 AA24 AA25 AA37 BB12 BB18 BB74 DD06 DD27 EE05 EE06 FF01 FF02 FF19 FF20 FF23 GG02 GG10 GG17 GG30 GG32 GG66 GG67 GG70 GG71 5K038 AA05 CC00 DD15 DD22 EE02 EE05 FF01 GG03

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置との間で情報の送受信をする通
    信手段と、来訪を希望する来訪者の前記来訪に関する管
    理情報を検索可能に記録する記録手段とを備えて、 前記来訪者の端末装置から送信されてきた来訪申請情報
    を受信したときには前記管理情報として前記記録手段に
    記録するとともに前記来訪者の来訪申請に対する承認要
    求情報を前記来訪申請情報に基づいて作成して前記来訪
    者が来訪する来訪先の応対者の端末装置に送信し、前記
    応対者の前記端末装置から送信されてきた来訪承認情報
    を受信したときには前記管理情報として前記記録手段に
    記録することを特徴とする来訪者管理装置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段に記録されている前記来訪
    申請情報に含まれる来訪日時を参照して、現在時刻付近
    の前記管理情報を一覧表示する表示手段に出力すること
    を特徴とする請求項1に記載の来訪者管理装置。
  3. 【請求項3】 前記来訪者の入情報を前記管理情報とし
    て前記記録手段に記録して前記来訪者の入実績を管理す
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の来訪者管
    理装置。
  4. 【請求項4】 前記来訪者の出情報を前記管理情報とし
    て前記記録手段に記録して前記来訪者の出実績を管理す
    ることを特徴とする請求項3に記載の来訪者管理装置。
  5. 【請求項5】 来訪者の身体的特徴情報を取得する取得
    手段を備えて、前記来訪者の前記端末装置から前記来訪
    者を識別可能な前記身体的特徴情報を含む前記来訪申請
    情報を受信して前記管理情報として前記記録手段に記録
    し、前記取得手段で取得した前記来訪者の前記身体的特
    徴情報が前記記録手段内の前記管理情報の一情報に一致
    するときに、前記来訪者の前記入情報を前記管理情報と
    して前記記録手段に記録して前記来訪者の前記入実績を
    管理することを特徴とする請求項3に記載の来訪者管理
    装置。
  6. 【請求項6】 前記取得手段で取得した前記来訪者の前
    記身体的特徴情報が前記入情報を記録されている前記記
    録手段内の前記管理情報に一致するときに、前記来訪者
    の前記出情報を前記管理情報として前記記録手段に記録
    して前記来訪者の前記出実績を管理することを特徴とす
    る請求項5に記載の来訪者管理装置。
  7. 【請求項7】 前記来訪者の前記入情報を前記応対者の
    前記端末装置に送信することを特徴とする請求項3また
    は5に記載の来訪者管理装置。
  8. 【請求項8】 前記来訪者の前記出情報を前記応対者の
    前記端末装置に送信することを特徴とする請求項4また
    は6に記載の来訪者管理装置。
  9. 【請求項9】 前記応対者の前記端末装置から前記来訪
    承認情報を受信したときに、前記来訪申請情報に対する
    承認結果情報を前記来訪者の前記端末装置に送信するこ
    とを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の来訪
    者管理装置。
  10. 【請求項10】 前記来訪者を管理するための識別材
    を、前記来訪者の前記入情報として承認されたときに発
    行する発行手段を備えることを特徴とする請求項3また
    は5に記載の来訪者管理装置。
  11. 【請求項11】 前記応対者の前記端末装置に送信する
    前記承認要求情報として前記来訪者の応対場所情報を含
    む前記来訪承認情報の入力送信を要求し、前記発行手段
    は入退室チェック装置が確認する識別材を発行して、前
    記応対場所情報に基づいて前記来訪者の通過を許可する
    必要のある前記入退室チェック装置に前記発行手段が発
    行する前記識別材の登録要求情報を送信することを特徴
    とする請求項10に記載の来訪者管理装置。
  12. 【請求項12】 前記応対者の前記端末装置に送信する
    前記承認要求情報として前記来訪者の応対場所情報を含
    む前記来訪承認情報の入力送信を要求し、前記応対場所
    情報に基づいて前記来訪者の通過を許可する必要のある
    入退室チェック装置に前記来訪者の前記身体的特徴情報
    の登録要求情報を送信することを特徴とする請求項5に
    記載の来訪者管理装置。
  13. 【請求項13】 来訪者の来訪に対する応対情報を、前
    記来訪者の前記入情報が入力されたときに出力する出力
    手段を備えることを特徴とする請求項3、5、11また
    は12のいずれかに記載の来訪者管理装置。
  14. 【請求項14】 前記来訪者の来訪時に必要な書類を、
    前記来訪者の前記入情報が入力されたときに、前記記録
    手段内の前記管理情報に基づいて作成して印刷する印刷
    手段を備えることを特徴とする請求項3または5に記載
    の来訪者管理装置。
  15. 【請求項15】 前記応対者の前記端末装置から前記記
    録手段内に管理されている前記管理情報の検索転送要求
    情報を受信したときには該当する前記管理情報を前記記
    録手段内から検索して前記応対者の前記端末装置に送信
    し、前記応対者の前記端末装置から前記管理情報が返信
    されてきたときには新たな前記来訪申請情報および前記
    来訪承認情報を受信したものとして前記管理情報として
    前記記録手段に記録することを特徴とする請求項1から
    14のいずれかに記載の来訪者管理装置。
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