JP4337054B2 - 入退場管理方法及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機等の携帯端末を用いて入退場管理を行う入退場管理方法及びシステムに関するものである。
従来、携帯情報端末を用いて入退場管理を行う方法が知られている。例えば、特開2001−306975号公報に記載されているように、携帯情報端末を携帯したユーザがゲートを通過しようとすると、携帯情報端末の記憶部からゲートに設けられた読み取り装置がIDを読み出してサーバに送信し、そのサーバにおいて読み出したIDが予約として記録されているか否かを検索し、その検索結果に基づいてゲートを開閉する方法がある(特許文献1)。
また、特開2004−353397号公報に記載されているように訪問者の携帯情報端末に訪問許可情報を記憶させ、その携帯情報端末と訪問先の通信アダプタとの間で通信を行うことにより携帯情報端末から訪問許可情報を読み出して認証確認を行い、その結果に基づいてセキュリティゾーンの施解錠を行う方法がある(特許文献2)。
特開2001−306975号公報(段落0022〜0023等) 特開2004−353397号公報(段落0008〜0014等)
特許文献1、2には、携帯情報端末と入場口に設けられたゲートの読み取り装置(リーダ)との間で通信を行い、入場許可情報等予め入場を許可する情報を読み取った場合には、ゲートを開いて入場を許可することが記載されている。しかしながら、携帯情報端末を携帯して入場する者と管理者側とがコミュニケーシュンをとることには言及されていない。そのため、ゲートから入場しようとする外来者は、ゲートが開いた時に始めて入場を許可されたことを知ることができ、入場を機械的に管理するだけで無味乾燥の感を拭い去ることはできなかった。
本発明の目的は、入場を許可する場合には外来者の携帯端末に対してメッセージを送信することにより、外来者に企業等の管理者側のイメージアップを印象づけることが可能な入退場管理方法及びシステムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、固有のIDが付与され、2次元コードを読み取る機能を有する携帯端末と、管理対象の場所の入口に設置され、2次元コードを時間によって変化させて表示する管理モジュールと、場許可申請をした外来者の携帯端末のIDを保持し、前記携帯端末から送信されたIDと前記保持したIDとの照合を行う入退管理サーバとを備え、前記携帯端末により前記管理モジュールに表示された2次元コードが読み取られ、当該携帯端末より前記管理モジュールから読み取った2次元コードと自己のIDが前記入退管理サーバに送信され、前記入退管理サーバは、前記携帯端末から送信されたIDと前記保持したIDとの照合を行うと共に、前記携帯端末から送信された2次元コードによる時間と現在の時間とを比較し、前記携帯端末から送信されたIDと前記保持したIDとが一致し、且つ、前記2次元コードによる時間と前記現在の時間とが所定時間以内の時間差であった場合には、入場を許可すると共に入場を許可するメッセージを該当する携帯端末に送信することを特徴とする。
また、本発明は、固有のIDが付与され、2次元コードを読み取る機能を有する携帯端末と、管理対象の場所の入口に設置され、2次元コードを時間によって変化させて表示する管理モジュールと、入場許可申請をした外来者の携帯端末のIDを保持し、前記携帯端末から送信されたIDと前記保持したIDとの照合を行う入退管理サーバとを有する入退場管理システムの入退場管理方法であって、前記携帯端末により前記管理モジュールに表示された2次元コードを読み取り、当該携帯端末より前記管理モジュールから読み取った2次元コードと自己のIDを前記入退管理サーバに送信する工程と、前記入退管理サーバにより前記携帯端末から送信されたIDと前記保持したIDとの照合を行うと共に、前記携帯端末から送信された2次元コードによる時間と現在の時間とを比較し、前記携帯端末から送信されたIDと前記保持したIDとが一致し、且つ、前記2次元コードによる時間と前記現在の時間とが所定時間以内の時間差であった場合には、入場を許可すると共に入場を許可するメッセージを該当する携帯端末に送信する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、管理者側が入場を許可する場合には、外来者の携帯端末に入場を許可することや、歓迎のメッセージを送信することにより、単に機械的なゲートの開閉で入場許可を知らせるのではなく、携帯端末の画面の目視等によって入場許可を知らせることができ、外来者に対して企業等の管理者側のイメージアップにつなげることができる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る入退場管理システムの第1の実施形態を示すブロック図である。図中10は入退場管理に用いる携帯電話モジュールであり、所謂携帯電話機としての機能、インターネット等の通信ネットワーク90を介してデータを送受信する機能、及び後述するように非接触方式で管理モジュールと通信を行う機能を持っている。
即ち、携帯電話モジュール10には非接触で通信を行うためのアンテナや無線通信回路部を含む非接触チップが搭載されており、後述するように携帯電話モジュール10と入退場を管理する各管理モジュールとの間で通信を行う。また、携帯電話モジュール10の非接触チップには固有のシリアルIDナンバーが付与され、このシリアルIDナンバーを用いて入退場管理を行う。
入退場申請モジュール20は画面と画面入力機能等を有するプログラム制御によって動作する情報処理装置であり、入場許可申請の受け付けや、外来者のインターネットアドレス、入場エリア、入場日時等の入力に用いられる。
入退管理サーバ30はプログラム制御によって動作する情報処理装置であり、通信ネットワーク90を介して携帯電話モジュール10やメッセージ通知サーバ70と接続されている。入退管理サーバ30は入退場申請モジュール20、入退館管理モジュール40、入退フロア管理モジュール50、入退室管理モジュール60と接続され、それぞれのモジュールと通信を行う。
入退館管理モジュール40はプログラム制御によって動作する情報処理装置であり、ビル等の建物の入り口に設置され、その建物への入場を管理するものである。入退フロア管理モジュール50は同様にプログラム制御によって動作する情報処理装置であり、ビル等の建物の各フロアの入口に設置され、各フロアへの入場を管理するものである。
入退室管理モジュール60は同様にプログラム制御によって動作する情報処理装置であり、ビル等の建物の各フロアの入退場の管理を必要とするエリア、例えば、サーバ室のような機密情報保管場所の入口(ドア)に設置されている。入退室管理モジュール60はそのような入退場を管理するエリアへの入場を管理するものである。
これら入退館管理モジュール40、入退フロア管理モジュール50、入退室管理モジュール60には、携帯電話モジュール10との間で非接触で通信を行い、携帯電話モジュール10から送信されたシリアルIDナンバーを読み取るための非接触リーダが設けられている。
メッセージ通知サーバ70はプログラム制御によって動作する情報処理装置であり、通信ネットワーク90を介して携帯電話モジュール10や入退管理サーバ30と接続されている。メッセージ通知サーバ70は携帯電話モジュール10にメッセージを送信する。
図2は本実施形態の入場許可申請を行う場合の動作を示すフローチャートである。まず、外来者は、予め管理対象のビル等の建物内にいる面会者に面会を予約しておく。面会者は入退場申請モジュール20の画面入力機能を用いて必要事項を入力し、入場許可申請を行う(S101)。その際、面会者は外来者の氏名、性別、年齢、会社名、所属、電話番号、要件等を入力して、入場許可申請を行う。
入退場申請モジュール20は入場許可申請を受け付けると、入力事項を入退管理サーバ30に送信する。入退管理サーバ30は入場許可申請に対して別途定めるルールに従って審査を行い、申請者の入場可否を判定する(S102)。例えば、上述のように予め外来者から面会の予約があった場合には、入場を許可する等の審査基準を設定しておく。また、予め取引先の会社名、所属、氏名等の情報をデータベースに登録しておき、外来者の会社名、所属、氏名等がデータベースに登録されていれば、入場を許可する等の審査基準を設定しておく。
審査の結果、入場許可申請に対して入場を許可する場合には、入退管理サーバ30は入退場申請モジュール20に入場を許可する情報を送信する(S103)。面会者はそれに基づいて予め外来者から聞いておいた外来者の携帯電話モジュールのインターネットアドレス、入場日時、入場エリア等の情報を入退場申請モジュール20から入退管理サーバ30に送信する(S104)。
入退管理サーバ30は外来者のインターネットアドレスに対して入場許可通知及びサーバアドレスを通信ネットワーク90を介して送信する(S105)。外来者は入場許可通知を受けると、携帯電話モジュール10から自己のシリアルIDナンバーを入退管理サーバ30のサーバアドレスに対して通信ネットワーク90を介して送信する(S106)。入退管理サーバ30は入場申請した携帯電話モジュール10のシリアルIDナンバーやS104で送信された入場日時、入場エリア情報等を内部の記憶装置に保持して(S107)、申請処理を終了する。
図3は入場申請を許可された外来者が管理対象のビル等の建物の目的のエリアに入場する場合の動作を示すフローチャートである。まず、管理対象のビル等の建物の入口には入退館管理モジュール40が設置されており、外来者は自己の携帯電話モジュール10を入退館管理モジュール40の非接触リーダ部分上にかざす(S201)。この時、携帯電話モジュール10の非接触チップと入退館管理モジュール40内に設けられた非接触リーダとの間で通信を行い、携帯電話モジュール10から入退館管理モジュール40にシリアルIDナンバーを送信する。
入退館管理モジュール40の非接触リーダはそのシリアルIDナンバーを読み取り、入退管理サーバ30に送信する(S202)。入退管理サーバ30は受信したシリアルIDナンバーと予め記憶装置に保持しているシリアルIDナンバーとを照合し、外来者が入場許可申請をした本人であるかを判断する(S203)。また、入場日時、入場エリア等を確認し、その結果に基づいて外来者の入場可否を判断し、結果を入退館管理モジュール40に送信する(S203)。
入退館管理モジュール40は入場を許可されると、図示しないゲートを開き、外来者の建物内への入場を許可する(S204)。入場を許可しない場合には、アラームを鳴らし、入場を許否する。その際、警備室に連絡する等の処置をとるのが良い。
また、入退管理サーバ30は同時にメッセージ通知サーバ70に対して入場を許可する旨の情報を送信し、メッセージ通知サーバ70は携帯電話モジュール10に入場を許可する旨の情報や歓迎のメッセージを送信する(S205)。これらの情報は携帯電話モジュール10の表示画面上に表示され(S206)、外来者はそれを見ることによって入場を許可されたことが分かる。また、そうすることで、外来者に好感度を与えられ、企業等のイメージアップに繋がる。
このようにして外来者はビル等の建物の中に入ることができる。次いで、外来者は目的のフロアに到着すると、同様にフロアの入口に設置された入退フロア管理モジュール50の非接触リーダ部分に携帯電話モジュール10をかざす(S207)。そうすると、同様に携帯電話モジュール10と入退フロア管理モジュール50の非接触リーダとの間で通信を行い、携帯電話モジュール10のシリアルIDナンバーを非接触リーダが読み取り、入退管理サーバ30に送信する(S208)。
入退管理サーバ30はS203と同様に外来者の入場を許可するか否かの判定を行い、判定結果を入退フロア管理モジュール50に送信する(S209)。入場を許可するのであれば、入退フロア管理モジュール50はそのフロアのドアを開く(S210)。入場を許可しない場合には、同様にアラームを鳴らし、入場を許否する。その際、警備室に連絡する等の処置をとるのが良い。
次いで、外来者は目的のフロア内に入り、例えば、サーバ室等の入退場管理を行っている目的のエリアに到着する。この時、同様に外来者はその部屋の入口に設置された入退室管理モジュール60の非接触リーダ部分に携帯電話モジュール10をかざし(S211)、同様に携帯電話モジュール10と非接触リーダとの間で通信を行い、携帯電話モジュール10のシリアルIDナンバーを非接触リーダが読み取り、入退管理サーバ30に送信する(S212)。
入退管理サーバ30はS203、S209と同様に外来者の入場を許可するか否かの判定を行い、判定結果を入退室管理モジュール60に送信する(S213)。入場を許可するのであれば、入退室管理モジュール60はそのエリアのドアを開く(S214)。入場を許可しない場合には、同様にアラームを鳴らし、入場を許否する。その際、警備室に連絡する等の処置をとるのが良い。このようにして外来者は目的のエリアに入ることができる。
なお、外来者が退場する場合には、同様に入退室管理モジュール60、入退フロア管理モジュール50、入退館モジュール40でそれぞれ退場しようとする携帯電話モジュール10のシリアルIDナンバーを読み取り、それに基づいて入場許可申請をした外来者(又は先に入場した外来者)であればゲート等を開いて退場してもらえば良い。
本実施形態では、管理対象の建物、フロア或いは部屋等に入場を許可する場合には、外来者の携帯電話モジュールに入場を許可する旨の情報や歓迎のメッセージを送信することにより、単に機械的なゲートの開閉で入場許可を知らせるのではなく、携帯電話モジュールの画面の目視等によって入場許可を知らせることができ、外来者に対して企業等の管理者側のイメージアップにつなげることができる。
また、外来者が管理対象の管理エリア内で不審者と思われた場合等には、自己の携帯電話モジュールの表示画面上で入場許可申請時に取得した入場許可申請を表示させ、それを管理者側の社員等に見せるようにすれば、入場許可証として用いることが可能となる。
(第2の実施形態)
図4は本発明による入退場管理システムの第2の実施形態を示すブロック図である。図4では図1と同一部分には同一符号を付している。図1との違いは、入退場管理に用いる携帯電話モジュール80が、携帯電話機能やインターネット等に接続してデータを送受信する機能に加えて、非接触方式で情報を送信及び受信するためのアンテナと無線送受信回路部(非接触チップ)を有する点である。また、携帯電話モジュール80には同様に固有のシリアルIDナンバーが付与されている。
更に、入退館管理モジュール40には、非接触方式で情報を送信する無線通信部が設けられている。入退館管理モジュール40には固有のシリアルIDナンバーが付与されており、携帯電話モジュール80に対してその無線通信部から固有のシリアルIDナンバーを送信し、携帯電話モジュール80の無線送受信回路部で読み取られる。入退フロア管理モジュール50、入退室管理モジュール60も同様である。その他の構成は図1と同様である。
次に、本実施形態の動作を説明する。まず、外来者が入場許可申請を行う場合の動作は第1の実施形態の図2と同様であるので詳しい説明は省略する。次に、入場申請を許可された外来者が目的のエリアに入場する場合の動作を図5を参照して説明する。
図5は入場申請を許可された外来者が管理対象のビル等の建物の目的のエリアに入場する場合の動作を示すフローチャートである。まず、管理対象のビル等の建物の玄関等の入口には入退館管理モジュール40が設置されており、外来者は自己の携帯電話モジュール80を入退館管理モジュール40の非接触の無線通信部上にかざす(S301)。
この時、携帯電話モジュール80の無線送受信部と入退館管理モジュール40内に設けられた無線通信部との間で非接触で通信を行い、携帯電話モジュール80は入退館管理モジュール40の無線通信部から送信されたシリアルIDナンバーを読み取る(S302)。
携帯電話モジュール80は読み取った入退館管理モジュール40のシリアルIDナンバー及び自己の携帯電話モジュールのシリアルIDナンバーの両方を通信ネットワーク90を介して入退管理サーバ30に送信する(S303)。入退管理サーバ30は、まず、携帯電話モジュール80で読み取られた入退館管理モジュール40のシリアルIDナンバーから、外来者にとって入場してよい場所から正しく入場しようとしているかどうかの判定を行う(S304)。
入退館管理モジュール40は、例えば、表口や裏口等に設けられており、これら表口や裏口等の入退館管理モジュール40のゲートから正しく入場しているのかを確認することが可能となる。外来者が不正に入場しようとした場合には、このシリアルIDナンバーから不正入場が分かる。
また、入退管理サーバ30は携帯電話モジュールのシリアルIDナンバーと予め保持している入場許可申請をした携帯電話モジュールのシリアルIDナンバーを照合することで、入場しようとしている外来者が入場許可申請をした本人であるかを判定する(S304)。
更に、入退管理サーバ30は入場日時、入場エリア等の情報を確認した上で入場可否を判断し、結果を入退館管理モジュール40に送信する(S304)。
入退館管理モジュール40は入場を許可されると、図示しないゲートを開き、外来者の建物内への入場を許可する(S305)。入場を許可しない場合には、アラームを鳴らし、入場を許否する。その際、警備室に連絡する等の処置をとるのが良い。
また、入退管理サーバ30は同時にメッセージ通知サーバ70に対して入場を許可する旨の情報を送信し、メッセージ通知サーバ70は携帯電話モジュール80に入場を許可する旨の情報や歓迎のメッセージを送信する(S306)。これらの情報は携帯電話モジュール80の表示画面上に表示され(S307)、外来者はそれを見ることによって入場を許可されたことが分かる。
以上で外来者は入退館管理モジュール40のゲートを通り、ビル等の建物の内部に入ることができるが、その後の目的のフロアやエリアに入場する場合の動作は入退館管理モジュール40の場合と同様であるので詳しい説明は省略する。
即ち、入退フロア管理モジュール50や入退室管理モジュール60には、同様にシリアルIDナンバーが付与されており、外来者がそのゲートから入場しようとする場合には、同様に携帯電話モジュールをかざして各モジュールのシリアルIDナンバーを読み取り、自己のシリアルIDナンバーと共に入退管理サーバ30に送信する。入退管理サーバ30は入退館管理モジュール40の場合と同様に入場を許可するか否かの判定を行い、入場を許可する場合にはゲートを開く。
なお、外来者が退場する場合には、入退室管理モジュール60、入退フロア管理モジュール50、入退館モジュール40でそれぞれ携帯電話モジュールのシリアルIDナンバーを入退管理サーバ30に送信し、それに基づいて入場許可申請をした外来者(又は先に入場した外来者)であればゲート等を開いて退場してもらえば良い。また、入場の場合と同様に携帯電話モジュールのシリアルIDナンバーと各管理モジュールのシリアルIDナンバーに基づいて退場を判定しても良い。
本実施形態では、携帯電話モジュール80のシリアルIDナンバーと入退館管理モジュール40等の管理モジュールのシリアルIDナンバーの両方を用いて入場可否を判定しているので、更にセキュリティーを高めることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態のシステム構成は図1、図4と同様である。但し、本実施形態では、携帯電話モジュール100が携帯電話機機能やインターネット等に接続してデータを送受信する機能に加えて、2次元バーコードを読み取る機能(カメラ機能)を備えている点が異なる。また、入退館管理モジュール40は2次元バーコードを画面上に表示する機能を持っており、携帯電話モジュール100はその2次元バーコードを読み取る。この2次元バーコードは時間によって変化する。入退フロア管理モジュール50、入退室管理モジュール60の場合も同様である。その他の構成は図1、図4と同様である。
次に、本実施形態の動作を説明する。まず、外来者が入場許可申請を行う場合の動作は第1、第2の実施形態と同様であるので詳しい説明は省略する。次に、外来者が管理対象の目的のエリアに入場する場合の動作を図6を参照して説明する。
まず、管理対象のビル等の建物の玄関等の入口には同様に入退館管理モジュール40が設置されており、入退館管理モジュール40は2次元バーコードを表示する(S401)。外来者は自己の携帯電話モジュール100を入退館管理モジュール40のバーコード表示部分にかざして2次元バーコードを読み取る(S402)。入退館管理モジュール40は2次元バーコードを時間によって変化させ、その時間によって入場時間が分かる。
携帯電話モジュール100は読み取った2次元バーコードと自己の携帯電話モジュールに付与されたシリアルIDナンバーの両方を通信ネットワーク90を介して入退管理サーバ30に送信する(S403)。入退管理サーバ30はこれら2次元バーコードとシリアルIDナンバーの情報を受信すると、まず、2次元バーコードにより入場時間を判断する(S404)。
即ち、2次元バーコードは時間によって変化するため、入場許可申請時に保持した入場時間と2次元バーコードに対応する時間とを比較し、外来者が予定の入場時間に入場したのかどうかを判断する。両方の時間が所定時間以上違っていれば入場を許否すると良い。また、現在の時間と2次元バーコードによる時間を比較し、両方の時間が所定時間以上違っていれば入場を許否する等の方法がある。
また、入退管理サーバ30は、送信されたシリアルIDナンバーと内部に保持する携帯電話モジュールのシリアルIDナンバーを照合し、外来者が入場許可申請をした本人であるかを判断する(S404)。このようにして外来者が入場予定時間に入場し、且つ、入場許可申請をした本人であることを確認すると、更に、入場エリア等の情報を確認した上で入場可否を判断し、その結果を入退館管理モジュール40に送信する(S404)。
入退館管理モジュール40は入場を許可されると、図示しないゲートを開き、外来者の建物内への入場を許可する(S405)。入場を許可しない場合には、アラームを鳴らし、入場を許否する。その際、警備室に連絡する等の処置をとるのが良い。
また、入退管理サーバ30は同時にメッセージ通知サーバ70に対して入場を許可する旨の情報を送信し(S404)、メッセージ通知サーバ70は携帯電話モジュール100に入場を許可する旨の情報や歓迎のメッセージを送信する(S406)。これらの情報は携帯電話モジュール100の表示画面上に表示され(S407)、外来者はそれを見ることによって入場を許可されたことが分かる。
以上で外来者は入退館管理モジュール40のゲートを通り、ビル等の建物の内部に入ることができるが、その後の目的のフロアやエリアに入場する場合の動作は、入退館管理モジュール40の場合と同様であるので詳しい説明は省略する。
なお、外来者が退場する場合には、同様に入退室管理モジュール60、入退フロア管理モジュール50、入退館モジュール40でそれぞれ携帯電話モジュールのシリアルIDナンバーを入退管理サーバ30に送信し、それに基づいて入場許可申請をした外来者(又は先に入場した外来者)であればゲート等を開いて退場してもらう等の方法がある。
本実施形態では、入退館管理モジュール40等の各管理モジュールのゲートを通る際に携帯電話モジュール100のシリアルIDナンバーと管理モジュールの2次元バーコードを用いて入場可否を判定しているので、更にセキュリティーを高めることができる。
本発明の入退場管理システムの第1の実施形態を示すブロック図である。 第1の実施形態の外来者が入場許可申請をする場合の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態の外来者がビル等の建物の目的のエリアに入場する場合の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態を示すブロック図である。 第2の実施形態の外来者がビル等の建物の目的のエリアに入場する場合の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の外来者がビル等の建物の目的のエリアに入場する場合の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 携帯電話モジュール
20 入退場申請モジュール
30 入退管理サーバ
40 入退館管理モジュール
50 入退フロア管理モジュール
60 入退室管理モジュール
70 メッセージ通知サーバ
80 携帯電話モジュール
90 通信ネットワーク
100 携帯電話モジュール

Claims (6)

  1. 固有のIDが付与され、2次元コードを読み取る機能を有する携帯端末と、
    管理対象の場所の入口に設置され、2次元コードを時間によって変化させて表示する管理モジュールと、
    場許可申請をした外来者の携帯端末のIDを保持し、前記携帯端末から送信されたIDと前記保持したIDとの照合を行う入退管理サーバとを備え、
    前記携帯端末により前記管理モジュールに表示された2次元コードが読み取られ、当該携帯端末より前記管理モジュールから読み取った2次元コードと自己のIDが前記入退管理サーバに送信され、
    前記入退管理サーバは、前記携帯端末から送信されたIDと前記保持したIDとの照合を行うと共に、前記携帯端末から送信された2次元コードによる時間と現在の時間とを比較し、前記携帯端末から送信されたIDと前記保持したIDとが一致し、且つ、前記2次元コードによる時間と前記現在の時間とが所定時間以内の時間差であった場合には、入場を許可すると共に入場を許可するメッセージを該当する携帯端末に送信することを特徴とする入退場管理システム。
  2. 更に、外来者からの入場申請を受け付ける入退場申請モジュールを含み、前記入退管理サーバは前記入退場申請モジュールからの入場許可申請情報に基づいて入場を許可するか否かの審査を行い、入場を許可する場合には、入場許可申請をした外来者の携帯端末のIDを保持することを特徴とする請求項1に記載の入退場管理システム。
  3. 前記メッセージは、前記外来者の来場を歓迎するメッセージを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の入退場管理システム。
  4. 前記管理モジュールは、管理対象の建物の入口、管理対象のフロアの入口、又は管理対象の部屋の入口に設置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の入退場管理システム。
  5. 前記管理モジュールには、固有のシリアルIDが付与されており、前記携帯端末はそのシリアルIDを読み取って前記入退管理サーバに送信し、前記入退管理サーバは当該シリアルIDに基づいて前記外来者が入場してよい場所から入場しようとしているのかどうかを判定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の入退場管理システム。
  6. 固有のIDが付与され、2次元コードを読み取る機能を有する携帯端末と、
    管理対象の場所の入口に設置され、2次元コードを時間によって変化させて表示する管理モジュールと、
    入場許可申請をした外来者の携帯端末のIDを保持し、前記携帯端末から送信されたIDと前記保持したIDとの照合を行う入退管理サーバとを有する入退場管理システムの入退場管理方法であって、
    前記携帯端末により前記管理モジュールに表示された2次元コードを読み取り、当該携帯端末より前記管理モジュールから読み取った2次元コードと自己のIDを前記入退管理サーバに送信する工程と、
    前記入退管理サーバにより前記携帯端末から送信されたIDと前記保持したIDとの照合を行うと共に、前記携帯端末から送信された2次元コードによる時間と現在の時間とを比較し、前記携帯端末から送信されたIDと前記保持したIDとが一致し、且つ、前記2次元コードによる時間と前記現在の時間とが所定時間以内の時間差であった場合には、入場を許可すると共に入場を許可するメッセージを該当する携帯端末に送信する工程と、を含むことを特徴とする入退場管理方法。
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