JP6146141B2 - 入退場管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、来訪者の入退場を管理する入退場管理システムに関するものである。
従来、来訪者の入退場を管理する入退場管理システムに関する技術として、例えば、下記特許文献1に開示される来訪者入退管理システムが知られている。この来訪者入退管理システムは、各種情報が格納されるデータベースを有する中央管理CPUを備えている。この中央管理CPUは、来訪予定者による事前申請を受けて受付者により受入許可操作がなされると、事前申請時に来訪予定者から取得した受入設定情報を受付ID情報とともにデータベースに格納し、受付ID情報を来訪予定者に送付する。
そして、中央管理CPUは、来訪予定者の来訪時には、来訪予定者がかざしたバーコードパターンから読み取られた受付ID情報に基づいてデータベースから受入設定情報を読み出すと、この受入設定情報に応じて受入担当者を呼び出すための処理を行う。その後、本人確認した受入担当者が許可ボタンを押下することで、データベースの受入設定情報が入場可能に更新される。また、中央管理CPUは、来訪予定者の退場時には、受入担当者が不許可ボタンを押下することでデータベースの受入設定情報を入場が制限される状態に更新する。そして、来訪者が入口ドアや区画内ドア等を実際に入退した事実は、データベースに入退記録として保存される。
これにより、入退管理に必要な情報について低コストで事前配布が可能、回収不要でありながら、受入担当者が来訪者を本人確認する前においては入退権限を制限し、本人確認された後に入退権限の制限を緩和している。
特開2011−164675号公報
ところで、上記特許文献1に開示されるような入退場管理システムでは、上記中央管理CPUを有するサーバ等にてデータベースを用いて入退場に関する管理情報を一括管理する必要があり、このサーバに障害等が生じるとシステム全体の管理機能が停止してしまう場合がある。この場合には、サーバにアクセスできないことから当該システムを用いた入退場管理が困難となるために入退場の許可・不許可を適切に判断することができなくなり、セキュリティ的に問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、システム障害の影響を軽減しつつセキュリティ性を確保し得る入退場管理システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、面会者との面会を求める来訪者により携帯される携帯端末(20)と、前記来訪者が入退場する受付に配置されて前記来訪者の入退場に関する管理処理を実施する入退場管理装置(30)と、を備える入退場管理システム(10,10a)であって、前記携帯端末は、前記入退場管理装置と通信可能な端末側通信手段(26)と、入場時に入場時刻が記憶され前記面会者との面会時に面会に関する面会情報が記憶される記憶手段(22)と、退場時に前記記憶手段に記憶されている前記入場時刻および前記面会情報を含めるように生成した来訪者情報を、前記端末側通信手段を介して前記入退場管理装置に送信する情報制御手段(21)と、を備え、前記入退場管理装置は、前記携帯端末と通信可能な装置側通信手段(35)を備え、前記来訪者の退場時に前記装置側通信手段を介して前記携帯端末から受信した前記来訪者情報に基づいて退場に関する前記管理処理を実施し、前記記憶手段には、前記来訪者による事前申請に応じて取得した申請情報が予め記憶され、前記入退場管理装置は、前記来訪者の入場時に前記情報制御手段により送信された前記申請情報を受信すると、受信した前記申請情報に基づいて前記来訪者の入場に関する前記管理処理を実施することを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する各実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
請求項1の発明では、来訪者の退場時に、携帯端末の情報制御手段により記憶手段の入場時刻および面会情報を含めるように生成した来訪者情報が、端末側通信手段を介して入退場管理装置に送信される。そして、入退場管理装置では、装置側通信手段を介して携帯端末から受信した来訪者情報に基づいて、来訪者の退場に関する管理処理が実施される。
これにより、入退場管理装置は、管理処理に必要な入場時刻や面会情報などの来訪者情報を、入退場に関する管理情報等を一括管理するサーバからではなく、来訪者の携帯端末から取得することができる。特に、面会者との面会時に面会情報が携帯端末の記憶手段に記憶されるため、来訪者が所有する携帯端末を用いる場合でもセキュリティ性の低下を招くこともない。したがって、上記管理処理時にサーバ等へのアクセスが不要となり、システム障害の影響を軽減しつつセキュリティ性を確保することができる。
特に、記憶手段には、来訪者による事前申請に応じて取得した申請情報が予め記憶されている。そして、入退場管理装置では、来訪者の入場時に携帯端末から受信した申請情報に基づいて、来訪者の入場に関する管理処理が実施される。このように、来訪者が事前申請することで取得した申請情報に基づいて入場に関する管理処理が実施されるため、入場に関するセキュリティ性を高めることができる。
請求項2の発明では、入退場管理装置は、来訪者情報を表示する表示手段を備えているため、来訪者の退場時に表示手段に表示される来訪者情報を受付の担当者が容易に視認できるので、入場に関するセキュリティ性を高めることができる。
請求項の発明では、来訪者の入場が許可される場合には、記憶手段に記憶される申請情報が書換手段により入場が許可された状態に書き換えられる。このため、記憶手段に記憶される申請情報が入場が許可された状態に書き換えられているか否かを確認するだけで、その携帯端末を携帯する来訪者の入場が許可されているか否かを容易に把握できるので、入場に関するセキュリティ性をさらに高めることができる。
請求項の発明では、入退場管理装置において、来訪者の退場時に、上記申請情報の少なくとも一部をさらに含めるように生成されて送信された来訪者情報が受信されると、この受信した来訪者情報に基づいて退場に関する管理処理が実施される。このように、上述した入場時刻や面会情報に加えて申請情報の少なくとも一部に基づいて退場に関する管理処理が実施されるため、上記申請情報の少なくとも一部から来訪者を容易に特定することができるので、セキュリティ性をさらに高めることができる。
請求項の発明では、携帯端末がゲートを通過した時刻がゲート通過時刻としての記憶手段に記憶される。そして、退場時には、記憶手段に記憶されている入場時刻および面会情報に加えてゲート通過時刻を含めるように生成した来訪者情報が、情報制御手段により端末側通信手段を介して入退場管理装置に送信される。このように、上述した入場時刻や面会情報に加えてゲート通過時刻に基づいて退場に関する管理処理が実施されるため、受付と面会場所との間の来訪者の移動時間をも考慮した管理処理を実施できるので、セキュリティ性をさらに高めることができる。
請求項の発明では、面会情報には、面会開始の開始時刻と面会終了の終了時刻との双方が含まれるため、面会者との面会時間をも考慮した管理処理を実施できるので、セキュリティ性をさらに高めることができる。
第1実施形態に係る入退場管理システムの構成を概略的に示す説明図である。 携帯端末の電気的構成を概略的に示すブロック図である。 入退場管理装置の電気的構成を概略的に示すブロック図である。 第1実施形態において入場時に入退場管理装置にて実行される入場時情報書込処理の流れを説明するための説明図である。 第1実施形態において面会時に面会情報が携帯端末に書き込まれる流れを説明するための説明図である。 第1実施形態において退場時に入退場管理装置にて実行される退場時確認処理の流れを説明するための説明図である。 第2実施形態における事前申請の流れを説明するための説明図である。 第2実施形態において入場時に入退場管理装置にて実行される入場時情報書込処理の流れを説明するための説明図である。 第2実施形態において退場時に入退場管理装置にて実行される退場時確認処理の流れを説明するための説明図である。 第3実施形態に係る入退場管理システムの構成を概略的に示す説明図である。 第3実施形態において退場時に入退場管理装置にて実行される退場時確認処理の流れを説明するための説明図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態に係る入退場管理システムについて、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る入退場管理システム10の構成を概略的に示す説明図である。
図1に示す入退場管理システム10は、来訪者が入退場する受付、例えば、守衛所S1に配置されて、この守衛所S1を通過する来訪者の入退場を管理するシステムとして構成されている。この入退場管理システム10は、主に、来訪者が携帯する携帯端末20と、守衛所S1に配置される入退場管理装置30とを備えている。
まず、携帯端末20について図2を用いて説明する。なお、図2は、携帯端末20の電気的構成を概略的に示すブロック図である。
図1および図2に示す携帯端末20は、例えば、携帯電話であって、特にNFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信機能(以下、単に無線通信機能ともいう)を有するように構成される端末である。
この携帯端末20は、CPUからなる制御部21、ROM,RAM、不揮発性メモリなどからなる記憶部22、受光センサ(例えば、C−MOSエリアセンサ、CCDエリアセンサ等)を備えたカメラとして構成される撮像部23、液晶表示器などからなる表示部24、各種操作キーやタッチパネル等によって構成される操作部25、外部機器と通信するための通信インタフェースとして構成される通信部26などを備えている。
特に、記憶部22は、「記憶手段」の一例に相当し得るもので、後述するように入退場管理装置30等から通信部26を介して受信した情報が読み出し可能に記憶されるように構成されている。
また、通信部26は、「端末側通信手段」の一例に相当し得るもので、制御部21により制御されて、図略のアンテナを介した公知の通信方式により、上記無線通信機能や携帯電話回線等の通信回線を利用した通信機能を実現するように構成されている。
このように構成される携帯端末20は、操作部25に対して入場時用の操作を実施することで、近距離無線通信を利用して記憶部22に記憶される情報の読み書きが許可される読み書き許可状態に移行する。なお、携帯端末20は、所定の情報を受信することで、上記入場時用の操作の実施にかかわらず読み書き許可状態に移行してもよい。
また、携帯端末20は、操作部25に対して退場時用の操作を実施することで、来訪者情報送信状態に移行する。この来訪者情報送信状態では、制御部21により実行される来訪者情報送信処理により、記憶部22に記憶される情報から後述する来訪者情報が生成されて、この来訪者情報が近距離無線通信を利用して送信可能な状態となる。なお、携帯端末20は、所定の情報を受信することで、上記退場時用の操作の実施にかかわらず来訪者情報送信状態に移行してもよい。
次に、入退場管理装置30について図3を用いて説明する。なお、図3は、入退場管理装置30の電気的構成を概略的に示すブロック図である。
入退場管理装置30は、来訪者が携帯する携帯端末20と通信することで来訪者の入退場を管理するコンピュータとして構成されている。入退場管理装置30は、図3に示すように、制御部31、記憶部32、表示部33、操作部34および通信部35などを備えている。制御部31は、マイコンを主体として構成されて、入退場管理装置30の全体的制御や各種演算を行うものであり、後述するように入退場に管理する処理(以下、単に管理処理ともいう)を実行することで携帯端末20を利用した来訪者の入退場管理を実現するものである。
記憶部32は、ROM、RAM、HDD、不揮発性メモリなどの公知の記憶媒体によって構成されており、システムプログラムや上記管理処理用のプログラム、或いはその他の様々なデータが記憶されるようになっている。
表示部33は、「表示手段」の一例に相当し得るもので、液晶表示器などから構成されており、制御部21により制御されて管理処理の結果等を表示する機能を有するものである。
操作部34は、複数のキー等により構成されており、制御部31に対してキー入力操作に応じた情報を入力する機能を有するものである。
通信部35は、「装置側通信手段」の一例に相当し得るもので、外部機器との間で有線または無線にてデータ通信を行うための通信インタフェースとして構成されており、制御部31と協働して通信処理を行う機能を有するものである。特に、この通信部35は、社内LANを介してサーバ(図示略)と通信可能であるとともに、無線通信機35aにかざされた携帯端末20とNFC等の規格に従って近距離無線通信可能となるように構成されている。
次に、このように構成される入退場管理システム10において、管理処理として入退場管理装置30の制御部31にて実行される入場時情報書込処理や退場時確認処理について、図4〜図6を用いて説明する。なお、図4は、第1実施形態において入場時に入退場管理装置30にて実行される入場時情報書込処理の流れを説明するための説明図である。図5は、第1実施形態において面会時に面会情報が携帯端末20に書き込まれる流れを説明するための説明図である。図6は、第1実施形態において退場時に入退場管理装置30にて実行される退場時確認処理の流れを説明するための説明図である。
来訪者は、守衛所S1まで来ると、氏名や会社名などの来訪者自身を特定する特定情報や来訪目的、面会者に関する情報等の入退場を管理する上で必要な情報を書面に記載して守衛所S1の担当者に提出する。担当者は、提出書類を確認して入場が許可されると判断すると、入退場管理装置30の制御部31による入場時情報書込処理を実行するために操作部34を操作した後、来訪者に対して読み書き許可状態の携帯端末20を無線通信機35aにかざすように促す。
制御部31にて入場時情報書込処理が実行されると、図4に例示するように、入場を許可する許可情報と入場する時刻(入場時刻)とが、無線通信機35aを介して携帯端末20に送信される。携帯端末20では、無線通信機35aから受信した許可情報および入場時刻が記憶部22に記憶される。これにより、入場時の管理処理が完了する。
その後、守衛所S1を通過した来訪者は、面会場所S2にて面会者と面会する。その際、面会者は、読み書き許可状態の携帯端末20の記憶部22に対して、面会者を特定する面会者情報や面会時刻など面会した実績に関する情報を含めた面会情報を書き込み可能な携帯端末40を所持している。なお、携帯端末40は、携帯端末20と同様に、携帯電話により構成されてもよいし、専用の端末として構成されてもよい。
そして、来訪者は、図5に例示するように、面会時に、読み書き許可状態の携帯端末20にて面会者が所持する携帯端末40と同期を取ることで、携帯端末40から受信した面会情報が携帯端末20の記憶部22に書き込まれる。また、上記同期により、携帯端末40の記憶部にも来訪者の携帯端末20に関する情報等が面会情報として書き込まれることとなる。
面会が終了すると、来訪者は、守衛所S1まで戻り、担当者に面会が終了したことを告げる。担当者は、入退場管理装置30の制御部31による退場時確認処理を実行するために操作部34を操作した後、来訪者に対して来訪者情報送信状態の携帯端末20を無線通信機35aにかざすように促す。来訪者情報送信状態に移行した携帯端末20は、制御部21により実行される来訪者情報送信処理により、記憶部22に記憶されている許可情報、入場時刻および面会情報等を含むように来訪者情報を生成して通信部26を介して送信する。なお、来訪者情報送信処理を実行する制御部21は、「情報制御手段」の一例に相当し得る。
そして、制御部31にて退場時確認処理が実行されると、携帯端末20から送信される上記来訪者情報が、無線通信機35aおよび通信部35を介して受信される。そして、来訪者の退場に関する管理処理として、図6に例示するように、受信した入場時刻や面会者名、面会時刻に加えて退場時刻や滞在時間等が表示部33に表示される。そして、表示部33に表示された情報を見た担当者により、来訪者の入場以降の行動が適切であるか否かについて判断される。
以上説明したように、本実施形態に係る入退場管理システム10では、来訪者の退場時に、携帯端末20の制御部21により記憶部22の入場時刻および面会情報を含めるように生成した来訪者情報が、通信部26を介して入退場管理装置30に送信される。そして、入退場管理装置30では、無線通信機35aおよび通信部35を介して携帯端末20から受信した来訪者情報に基づいて、来訪者の退場に関する管理処理が実施される。
これにより、入退場管理装置30は、管理処理に必要な入場時刻や面会情報などの来訪者情報を、入退場に関する管理情報等を一括管理するサーバからではなく、来訪者の携帯端末20から取得することができる。特に、面会者との面会時に面会情報が携帯端末20の記憶部22に記憶されるため、面会実績(面会情報)の偽造は困難であることから、来訪者が所有する携帯端末20を用いる場合でもセキュリティ性の低下を招くこともない。したがって、上記管理処理時にサーバ等へのアクセスが不要となり、サーバに不具合が発生しても管理処理を継続できるため、システム障害の影響を軽減しつつセキュリティ性を確保することができる。
また、本入退場管理システム10を採用することで、情報コードやRFIDタグ等を一時的な通行許可書として発行等する必要もないため、通行許可書等の事前配布の手間をなくすことができるだけでなく、システム運用にかかる費用の増加を抑制することができる。
特に、入退場管理装置30は、来訪者情報が表示される表示部33を備えているため、来訪者の退場時に表示部33に表示される来訪者情報を受付の担当者が容易に視認できるので、入退場に関するセキュリティ性を高めることができる。
なお、本実施形態では、携帯端末40を利用して携帯端末20の記憶部22に書き込まれる面会情報には、面会開始時に携帯端末40と同期を取ることで書き込まれる面会開始時刻と、面会終了時に携帯端末40と同期を取ることで書き込まれる面会終了時刻との双方を含めてもよい。これにより、来訪者情報に面会開始時刻および面会終了時刻が含まれることで、面会者との面会時間をも考慮した管理処理を実施できるので、セキュリティ性をさらに高めることができる。なお、後述する実施形態においても来訪者情報に面会開始時刻および面会終了時刻を含めることで、上記効果を奏する。
[第2実施形態]
次に、本第2実施形態に係る入退場管理システムについて、図7〜図9を参照して説明する。図7は、第2実施形態における事前申請の流れを説明するための説明図である。図8は、第2実施形態において入場時に入退場管理装置30にて実行される入場時情報書込処理の流れを説明するための説明図である。図9は、第2実施形態において退場時に入退場管理装置30にて実行される退場時確認処理の流れを説明するための説明図である。
本第2実施形態では、事前申請時の情報を利用して来訪者の入退場に関する管理処理を実施する点が、上記第1実施形態に係る入退場管理システムと主に異なる。したがって、第1実施形態の入退場管理システムと実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、来訪者が携帯端末20を利用して事前申請することで、その事前申請情報が入退場管理装置30に送信されるように構成されている。具体的には、図7に例示するように、事前申請時に、来訪者名、来訪日時および来訪目的などの情報が記載されるとともに来訪者の顔画像データが添付された電子メールが、事前申請情報として、携帯端末20から入退場管理装置30に送信される。そして、入退場管理装置30に届いた電子メールを見た担当者により申請内容が適切であると確認されると、この事前申請情報が申請確認済の申請情報であるとして記憶部32に記憶されるとともに、上記事前申請情報に申請確認済であることを示す情報が付加されて生成された申請情報が電子メールに添付されて携帯端末20に送信される。携帯端末20にて上記電子メールが受信された後に来訪者により所定の操作がなされることで、上記申請情報が記憶部22に記憶される。
なお、来訪者は、携帯端末20を用いて事前申請することに限らず、パソコン等の通信端末を用いて事前申請してもよい。この場合には、上記申請情報が上記通信端末にて受信されるため、この受信した申請情報を携帯端末20の記憶部22に移す処理が必要になる。
また、事前申請用の電子メールは、入退場管理装置30にて送受信されることに限らず、入退場管理装置30と通信可能な上位の管理端末により送受信されてもよい。この場合には、上記管理端末を用いて申請内容が適切であると確認することもできる。
そして、本実施形態では、入場時に上記申請情報を利用して入場に関する管理処理を実施することで、入場に関するセキュリティ性を高めている。具体的には、上述のように事前申請した来訪者が読み書き許可状態の携帯端末20を無線通信機35aにかざすことで、記憶部22に予め記憶された上記申請情報が入退場管理装置30に送信される。
上記申請情報には申請確認済であることを示す情報が付加されているため、守衛所S1の担当者は、入退場管理装置30により上記申請情報が受信されるだけで、適切な事前申請がなされたことを把握できる。その際、記憶部32に記憶されている事前申請情報と照合等することで、申請情報に関する信頼性を高めることができる。特に、図8に例示するように、受信した申請情報の少なくとも一部、特に来訪者の顔画像が表示部33に表示されることで、担当者による来訪者の確認を容易に実施することができる。
また、本実施形態では、退場時に上記申請情報を利用して退場に関する管理処理を実施することで、入退場に関するセキュリティ性を高めている。具体的には、携帯端末20から送信される来訪者情報にはさらに上記申請情報が含まれており、制御部31による退場時確認処理の際に、図9に例示するように、携帯端末20から受信した来訪者情報として許可情報、入場時刻および面会情報等に加えて来訪者の顔画像が表示部33に表示される。そして、表示部33に表示された情報を見た担当者により、来訪者の入場以降の行動が適切であるか否かについて判断される。なお、携帯端末20から送信される来訪者情報に上記申請情報が含まれことなく、記憶部32に記憶されている申請情報を利用して来訪者の顔画像を表示部33に表示してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る入退場管理システム10では、記憶部22には、来訪者による事前申請に応じて取得した申請情報が予め記憶されている。そして、入退場管理装置30では、来訪者の入場時に携帯端末20から受信した申請情報に基づいて、来訪者の入場に関する管理処理が実施される。このように、来訪者が事前申請することで取得した申請情報に基づいて入場に関する管理処理が実施されるため、入場時の作業が簡素化されるだけでなく、入場に関するセキュリティ性を高めることができる。
特に、入退場管理装置30において、来訪者の退場時に、上記申請情報をさらに含めるように生成されて送信された来訪者情報が受信されると、この受信した来訪者情報の来訪者の顔画像に基づいて退場に関する管理処理が実施される。このように、上述した入場時刻や面会情報に加えて来訪者の顔画像に基づいて退場に関する管理処理が実施されるため、来訪者の顔画像から来訪者を容易に特定することができるので、セキュリティ性をさらに高めることができる。
なお、来訪者の顔画像に限ることなく、上記申請情報の少なくとも一部をも表示部33に表示するように退場に関する管理処理を実施しても、上記申請情報の少なくとも一部から来訪者を容易に特定することができるので、セキュリティ性をさらに高めることができる。
[第3実施形態]
次に、本第3実施形態に係る入退場管理システムについて、図10および図11を参照して説明する。図10は、第3実施形態に係る入退場管理システム10aの構成を概略的に示す説明図である。図11は、第3実施形態において退場時に入退場管理装置30にて実行される退場時確認処理の流れを説明するための説明図である。
本第3実施形態では、守衛所S1から面会場所S2までの通路の途中に入退場ゲート50が配置される点が、上記第2実施形態に係る入退場管理システムと主に異なる。したがって、第2実施形態の入退場管理システムと実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態に係る入退場管理システム10aでは、図10に例示するように、守衛所S1から面会場所S2までの通路の途中に配置される入退場ゲート50が新たに採用されている。この入退場ゲート50は、来訪者が当該入退場ゲート50を通過する際、この通過した時刻をゲート通過時刻として読み書き許可状態の携帯端末20の記憶部22に書き込むように構成されている。すなわち、記憶部22には、守衛所S1から面会場所S2へ向かう際に入退場ゲート50を通過した際のゲート通過時刻と面会場所S2から守衛所S1に戻る際に入退場ゲート50を通過した際のゲート通過時刻との双方が書き込まれることとなる。
そして、本実施形態では、退場時に2つのゲート通過時刻を利用して退場に関する管理処理を実施することで、入退場に関するセキュリティ性を高めている。具体的には、携帯端末20から送信される来訪者情報にはさらに上記両ゲート通過時刻が含まれており、制御部31による退場時確認処理の際に、図11に例示するように、携帯端末20から受信した来訪者情報として許可情報、入場時刻および面会情報等や来訪者の顔画像に加えて両ゲート通過時刻が表示部33に表示される。そして、表示部33に表示された情報を見た担当者により、来訪者の入場以降の行動が適切であるか否かについて判断される。
以上説明したように、本実施形態に係る入退場管理システム10aでは、携帯端末20が入退場ゲート50を通過した時刻がゲート通過時刻としての記憶部22に記憶される。そして、退場時には、記憶部22に記憶されている入場時刻および面会情報等に加えてゲート通過時刻を含めるように生成した来訪者情報が、制御部21により通信部26を介して入退場管理装置30に送信される。
このように、上述した入場時刻や面会情報等に加えてゲート通過時刻に基づいて退場に関する管理処理が実施されるため、入退場ゲート50の通過の有無や守衛所S1と面会場所S2との間の来訪者の移動時間をも考慮した管理処理を実施できるので、セキュリティ性をさらに高めることができる。
なお、上記第1実施形態においても入退場ゲート50を採用することができる。この場合、上述したように、携帯端末20が入退場ゲート50を通過した時刻がゲート通過時刻としての記憶部22に記憶され、退場時にゲート通過時刻を含めるように生成した来訪者情報が、制御部21により通信部26を介して入退場管理装置30に送信される。これにより、事前申請がなされない場合であっても、入退場ゲート50の通過の有無や守衛所S1と面会場所S2との間の来訪者の移動時間をも考慮した管理処理を実施できるので、セキュリティ性をさらに高めることができる。
上記第3実施形態の変形例として、入退場ゲート50は、入場が許可された状態に書き換えられた申請情報が記憶部22に記憶されていない携帯端末20を携帯する来訪者の通過を制限するように構成されてもよい。この場合、入場時に制御部31にて実行される入場時情報書込処理において、記憶部22に記憶される申請情報を入場が許可された状態に書き換えることができる。なお、制御部31は、「書換手段」の一例に相当し得る。
このため、記憶部22に記憶される申請情報が入場が許可された状態に書き換えられているか否かを確認するだけで、その携帯端末20を携帯する来訪者の入場が許可されているか否かを容易に把握できるので、入退場ゲート50を利用して、入場に関するセキュリティ性をさらに高めることができる。
なお、例えば上記第1実施形態のように入退場ゲート50が採用されない場合でも、記憶部22に記憶される申請情報が入場が許可された状態に書き換えられているか否かを確認するだけで、その携帯端末20を携帯する来訪者の入場が許可されているか否かを容易に把握することができる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下のように具体化してもよい。
(1)制御部31による退場時確認処理では、受信した入場時刻や面会者名、面会時刻等を含めた来訪者情報を表示部33に表示することに限らず、受信した各時刻に基づいて来訪者の入場以降の行動が適切であるか否かについて判定し、その判定結果を表示部33に表示してもよい。また、面会終了から退場までの時間が想定時間よりも長い場合など、来訪者の入場以降の行動が適切でないと判定される場合には、その旨を表示部33等を用いて警告してもよいし、その判定結果を上位の管理端末等に通知してもよい。
(2)携帯端末20は、一般的な携帯電話に限らず、NFC等の近距離無線通信機能を有する携帯型の端末であってもよい。
(3)本発明に係る入退場管理システムは、守衛所S1を通過する来訪者の入退場を管理するシステムとして採用されることに限らず、例えば、建物の一部に設けられる入退場の管理が必要な管理エリアについて、その管理エリアの受付を通過する来訪者の入退場を管理するシステムとして採用されてもよい。
10,10a…入退場管理システム
20…携帯端末
21…制御部(情報制御手段)
22…記憶部(記憶手段)
26…通信部(端末側通信手段)
30…入退場管理装置
31…制御部(書換手段)
33…表示部(表示手段)
35…通信部(装置側通信手段)
50…入退場ゲート
S1…守衛所
S2…面会場所

Claims (6)

  1. 面会者との面会を求める来訪者により携帯される携帯端末と、
    前記来訪者が入退場する受付に配置されて前記来訪者の入退場に関する管理処理を実施する入退場管理装置と、
    を備える入退場管理システムであって、
    前記携帯端末は、
    前記入退場管理装置と通信可能な端末側通信手段と、
    入場時に入場時刻が記憶され前記面会者との面会時に面会に関する面会情報が記憶される記憶手段と、
    退場時に前記記憶手段に記憶されている前記入場時刻および前記面会情報を含めるように生成した来訪者情報を、前記端末側通信手段を介して前記入退場管理装置に送信する情報制御手段と、
    を備え、
    前記入退場管理装置は、
    前記携帯端末と通信可能な装置側通信手段を備え、
    前記来訪者の退場時に前記装置側通信手段を介して前記携帯端末から受信した前記来訪者情報に基づいて退場に関する前記管理処理を実施し、
    前記記憶手段には、前記来訪者による事前申請に応じて取得した申請情報が予め記憶され、
    前記入退場管理装置は、前記来訪者の入場時に前記情報制御手段により送信された前記申請情報を受信すると、受信した前記申請情報に基づいて前記来訪者の入場に関する前記管理処理を実施することを特徴とする入退場管理システム。
  2. 前記入退場管理装置は、前記来訪者情報を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の入退場管理システム。
  3. 前記入退場管理装置は、前記来訪者の入場が許可される場合に前記記憶手段に記憶される前記申請情報を入場が許可された状態に書き換える書換手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の入退場管理システム。
  4. 前記入退場管理装置は、前記来訪者の退場時に前記情報制御手段により前記申請情報の少なくとも一部をさらに含めるように生成されて送信された前記来訪者情報を受信すると、受信した前記来訪者情報に基づいて退場に関する前記管理処理を実施することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の入退場管理システム。
  5. 前記受付から面会場所までの通路の途中に配置されるゲートであって、当該ゲートを前記携帯端末が通過した時刻をゲート通過時刻として前記記憶手段に記憶するためのゲートを備え、
    前記情報制御手段は、退場時に前記記憶手段に記憶されている前記入場時刻および前記面会情報に加えて前記ゲート通過時刻を含めるように生成した前記来訪者情報を、前記端末側通信手段を介して前記入退場管理装置に送信することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の入退場管理システム。
  6. 前記面会情報には、面会開始時刻と面会終了時刻との双方が含まれることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の入退場管理システム。
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