JP6158771B2 - 入退室管理システムおよび認証制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ICカードを利用した入退室管理システムに関する。
近年、オフィスや住居等においては、所定の区画の出入口に電子錠ドアを設けて、在籍者や居住者等の関係者以外の入場の制限や入退場の履歴取得をおこなう入退室管理システムを導入して、防犯や情報漏えいの防止がおこなわれている。
これらの入退室管理システムのなかには、ICカードに在籍者や居住者のIDを記録して、入場の可否を判定しているものがある。そして、一時来館のゲストに対しては、システム管理者がICカードを一時発行して、管理区画への入退室をおこなえるようにしている。
上記の入退室管理システムでは、ICカードの一時発行は煩雑であるとともに、発行したICカードの回収も必要となり、また、退場時に入退室管理システムから登録データを削除する必要もあった。
このため、特許文献1の入退室管理システムでは、ゲストが所有する他のICカードを流用する方法が開示されている。詳しくは、ゲストの個人データと生体データを入力して入退室管理システムにユーザ登録をおこない、このユーザ登録情報に基づいて、ユーザ認証をおこなって、ゲストが所有するICカードの固有識別情報を取得し、これを当該入退室管理システムのIDデータとし、さらに、このIDの有効期限管理をおこなうことが開示されている。
また、特許文献2には、ICカードのユーザ識別子に基づいてゲート装置で区画内への入室を許可した際に、許可ユーザのICカードに、区画内ユーザ識別子を書込み、区画内の情報処理装置の使用を管理する技術が開示されている。これにより、ユーザ識別子(ユーザID)が漏洩する危険を低減している。
また、特許文献3には、来訪者の受入担当者が申請処理をおこなった際に、バーコード等の仮受付IDを発行して来訪者の携帯端末に送付し、来訪者が受付処理をおこなった際に、受入担当者が受付承認すると、仮受付IDを入退室IDとするとともに、入退室レベルを設定する入退室管理システムが記載されている。
特開2010−244268号公報 特開2007−102382号公報 特開2011−164675号公報
上記の特許文献1に記載の先行技術によれば、来訪者が所有するICカードを流用するので、来訪者用のICカードが不要となる。しかし、来訪者のICカードの固有情報をユーザIDとするため、ICカードとユーザの紐付けをおこなうことができない。このため、ユーザの生体認証をおこなったとしても、同じ固有情報をもつ他のICカードにより管理区画への入場が可能となってしまい、セキュリティを確保できない場合が生じてしまう。
また、特許文献2に記載の先行技術によれば、ICカードに記録されているユーザIDを秘匿することができる。しかし、ICカードが配布されていない場合に関する記載はなく、一時来館のゲスト用のICカードを不要にすることができない。
また、特許文献3に記載の先行技術によれば、来訪者のID情報を、紙または携帯端末のバーコード等のイメージ情報とするため、ICカードにより在籍者や居住者の入退室を管理するシステムに、カメラ等のイメージリーダを別途設ける必要がある。また、受入担当者の受付時の承認が必要だとしても、バーコード等の仮のID情報は、複製が可能であり、セキュリティレベルが低下する問題がある。
本発明の目的は、セキュリティレベルを低下することなく、一時来訪者(ゲスト)用のICカードを不要とする入退室管理システムを提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明の入退室管理システムは、所定の入退管理区画に一時入退するゲストのゲスト情報を入力してゲストIDの申請をおこなうID申請端末と、前記ゲストの訪問時に、ゲストIDに基づいて前記ゲストの本人認証をおこない、前記ゲストが入退する入退管理区画を決定する訪問受付処理をおこなう訪問受付端末と、前記ID申請端末からの申請に基づいてゲストIDを生成し、前記ゲストが所有する携帯端末で実行され、前記ゲストが入退する入退管理区画の入退IDを秘匿管理するID管理プログラムの入手先と前記ゲストIDを前記携帯端末に通知し、前記ゲストIDに基づいて前記ゲスト本人を確認できたときに、前記ゲストが入退する入退管理区画の入退IDを前記携帯端末のID管理プログラムに通知する入退管理サーバと、前記ID管理プログラムで秘匿された入退IDにより、前記ゲストが入退する入退管理区画の入退を制御する入退制御端末と、を備えるようにした。
また、本発明の入退室管理システムの認証制御方法は、所定の入退管理区画に入退するゲストのゲストIDの申請をおこなう際に、前記ゲストの所有する携帯端末の通信宛先を入退管理サーバに登録し、前記携帯端末で実行され、ゲストが入退する入退管理区画の入退IDの秘匿管理をおこなうID管理プログラムの入手先と、前記申請に基づいて生成したゲストIDを前記入退管理サーバから前記携帯端末に通知し、前記携帯端末に通知したゲストIDに基づいてゲストの本人確認をおこなった後に、ゲストが入退する入退管理区画の入退IDを前記携帯端末で実行している前記ID管理プログラムに通知し、前記入退管理サーバから前記ゲストが入退する入退管理区画の入退制御端末に前記入退IDが通知され、前記ID管理プログラムにより、前記入退IDが前記入退制御端末に通知されて、前記ゲストが入退する入退管理区画の認証がおこなわれるようにした。
本発明によれば、一時来訪者(ゲスト)が所有する携帯情報端末を入退ICカードとして利用することができるので、入退室に係るセキュリティレベルを低下することなく、一時来訪者(ゲスト)用の入退ICカードが不要となり、一時来訪者(ゲスト)のためのカード管理やデータ処理に係るコストを削減することができる。
実施例の入退室管理システムの全体構成図である。 携帯端末を入退室管理システムの入退ICカードとして設定する手順をしめす図である。 ID申請プログラム41の処理をしめすフロー図である。 携帯端末を入退ICカードとして使用するための準備手順を説明する図である。 訪問予約の処理手順をあらわすフロー図である。 生体情報により本人確認をおこない、入退ID情報を設定する処理フロー図である。 パスワードにより本人確認をおこない、入退ID情報を設定する処理フロー図である。 ゲストID情報と入退ID情報の、ID申請時の内容をしめす図である。 ゲストID情報と入退ID情報の、来訪前準備時(ゲストIDの配信時)の内容をしめす図である。 ゲストID情報と入退ID情報の、訪問受付時の内容をしめす図である。 ゲストID情報と入退ID情報の、訪問申請時の内容をしめす図である。 ゲストID情報と入退ID情報の、退場または期限満了時の内容をしめす図である。 ゲストの訪問先が複数ある場合の、ゲストID情報と入退ID情報の構成例をしめす図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施例の入退室管理システムの全体構成図である。本実施例では、入退室管理システムが認証媒体をしているICカートを所有していないが、セールスや打ち合わせのために入退管理区画に一時的に入退が必要となる一時来訪者や、工事や請負作業等のため短期間に限って入退管理区画の入退が必要となる作業者の入退室管理について説明する。本実施例では、上述の一時来訪者や作業者を「ゲスト」と称する。
以後、明らかになるが、本実施例は、ゲスト2が所有するスマートフォン等の携帯端末3を利用して、ゲスト用の入退ICカード(入退室管理媒体)とするものである。
《システム構成》
本実施例の入退室管理システムは、ゲスト2が実施例の入退室管理システムの管理対象となるように手続きするID申請端末4と、ゲスト2が来訪時に受付の手続きをおこなう訪問受付端末5と、実施例の入退室管理システムの入退管理区画ごとに設けられた入退制御端末61と、ゲスト2が所有する携帯端末3とID申請端末4と訪問受付端末5と入退制御端末61とをネットワーク接続して入退室管理を制御する入退管理サーバ8とを含んでいる。
ここで、ID申請端末4や訪問受付端末5は、実施例の入退室管理システムの入退管理区画の外部の、来訪者が誰でも操作できる場所に設置される。なお、ID申請端末4や訪問受付端末5は、それぞれ個別の装置であってよいし、ID申請と訪問受付の処理を選択しておこなうひとつの端末装置であってもよい。
入退制御端末61は、実施例の入退室管理システムの入退管理区画ごとに設けられており、入退管理区画が入れ子の関係にある場合には、入退制御端末61は入退管理区画の中に設けられている。
つぎに、図1により、それぞれの装置の詳細を説明する。
《携帯端末の構成》
携帯端末3は、ゲスト2が所有するNFC(Near field communication:近距離無線通信)搭載のスマートフォン(Smartphone)等の携帯端末である。詳細を後述する手順により、実施例の入退室管理システムの入退ICカード等の入退室管理媒体として機能させる。
また、携帯端末3は、CPU(Central Processing Unit)とプログラムや処理データを記憶するメモリを備え、前記メモリに外部から提供されるプログラムをインストールし、実行することができる。
以下に、携帯端末3を入退ICカード等の入退室管理媒体として機能させる際に関連する部分について説明する。
携帯端末3は、インターネット網102に接続する公衆回線やネットワーク通信機能をもち、入退管理サーバ8やアプリ配信サーバ101に接続することができる。
後述するID申請処理により、携帯端末3は、インターネット網102を介して入退管理サーバ8から、ゲストID情報91bが通知されるとともに、携帯端末3を入退ICカード等の入退室管理媒体として機能させる入退ID管理プログラム31をダウンロードするアプリ配信サーバ101のURL(Uniform Resource Locator)が通知される。
入退管理サーバ8からの通知は、例えば、携帯端末3宛ての、ゲストID情報91bとアプリ配信サーバ101のURLを記載したメールによりおこなわれる。
通知されたゲストID情報91bは、入退ID管理プログラム31のゲストID格納エリア33に格納される。
携帯端末3は、アプリ配信サーバ101からダウンロードしてインストールした入退ID管理プログラム31により、ゲストID情報91bに示されたIDをもつ入退ICカードとして機能する。
詳しくは、携帯端末3の近距離無線通信部35を介して、後述するID読込/書込装置53や認証端末62との間でID情報等を通信する。
また、携帯端末3は、情報の保護・秘匿をおこなうセキュアエレメント32をもち、入退ID管理プログラム31により、後述する処理により配布された入退ID情報92bをセキュアエレメント32の入退ID格納エリア34に記憶する。
そして、認証端末62に携帯端末3をかざした際に、入退ID管理プログラム31は、セキュアエレメント32から入退ID情報92bを読み出し、認証端末62に入退ID情報92bを通知する。これにより、入退ICカードと同様にして所望の入退管理区画への入室が可能となる。
また、入退ID管理プログラム31は、携帯端末3のタッチ式液晶パネルまたは物理キーボード等の入力用インタフェース(図示せず)を利用して、本実施例の入退室管理システムの訪問予約端末(図示せず)の機能を実施することができる。これにより、訪問日時・訪問先・訪問場所等の予約情報が入退管理サーバ8に通知され、入退管理サーバ8により受入担当者1(訪問先の担当者)に入退の可否が問い合わされる。そして、入退管理サーバ8は、訪問の可否を入退ID管理プログラム31に通知するとともに、入退予定日・入退区画・通行権限等の入退情報を生成する。
上述のように、携帯端末3は、入退管理サーバ8により配布されたゲストID情報91bと入退ID管理プログラム31により、近接無線通信部35を介して、入退ICカードと等価な機能を実現する。この際、セキュアエレメント32を利用して、入退ID情報92bを秘匿しながら、入退IDを通信することができる。
《ID申請端末の構成》
つぎに、ゲスト2が本実施例の入退室管理システムのIDを申請するID申請端末4について説明する。
以下の説明は、ID申請端末4は、ゲスト2と受入担当者1が2人で操作することを想定している。
ID申請端末4は、入退管理サーバ8にネットワークを介して接続され、操作用画面および申請操作に必要な入力装置または申請内容や結果を出力する出力装置を備えている(図示せず)。
また、ID申請端末4には、生体情報読取り装置42aが接続され、ゲスト2を認証するための生体情報を登録することができる。この生体情報は、後述する訪問受付端末5や認証端末62で、ゲスト2の本人確認をおこなうために使用される。この本人認証により、ゲスト2と携帯端末3(ゲストID)の紐付けが確認される。
生体情報読取り装置42aには、指静脈認証や指紋認証が適用される。
ID申請処理は、内蔵するID申請プログラム41によりおこなわれ、入力された申請情報は、入退管理サーバ8の申請処理部81で処理され、入退管理サーバ8のID記憶部84に登録される。
申請情報には、ゲスト2の氏名や所属・ゲスト2の生体情報・受入担当者1のID(氏名コード等)・ゲスト2が入退する入退管理区画の情報が含まれる。また、申請情報には、ゲスト2が所有する携帯端末3に固有のメッセージ宛先(SMSの電話番号等)が含まれ、この宛先に、入退管理サーバ8から、ゲストID情報91bとアプリ配信サーバ101のURLが通知される。この宛先により、ゲストIDが設定される携帯端末3が特定される。
ID申請時に、手元に携帯端末3があり、ID申請端末4に後述するID読込/書込装置53が接続されている場合には、ゲストID情報91bと入退ID管理プログラム31を、近距離無線通信部35を介して、転送するようにしてもよい。
また、上記以外にも、ゲストID情報91bと入退ID管理プログラム31を配信するアプリ配信サーバ101のURLを、バーコード情報として紙出力し、携帯端末3で読取り処理するようにしてもよい。
また、ID申請時に、ゲスト2が同席しておらず、受入担当者1のみでID申請処理をおこなうこともできる。この場合には、ゲスト2の生体情報を取得できないため、後述の訪問受付端末5の手続きで入退するゲスト2の本人確認を生体情報でおこなうことができない。このため、ゲストID情報91bとアプリ配信サーバ101のURLを通知する際に、本人確認のためのパスワードを、携帯端末3に通知する。そして、訪問受付端末5の手続きで、パスワードによる本人確認の後に生体情報読取装置42bにより、ゲスト2の生体情報を登録するようにする。この場合には、ゲスト2本人の確認のため、受入担当者1が同席することが望ましい。
上記のようにすれば、ゲスト2に対するID申請の手間を除くことができる。
《訪問予約端末の構成》
本実施例では、後述する訪問受付端末5で、ゲスト2に所望の入退管理区画の入退IDを発行するようにしている。ゲスト2によっては、入退の都度、受入担当者1の確認・承認が必要な場合もあり、ゲスト2の受付処理が遅滞する可能性がある。
このため、入退の事前に、訪問日時・訪問先・訪問場所等の訪問予約情報を入退管理サーバ8に通知し、訪問の可否を得る訪問予約端末(図示せず)を設けてもよい。また、訪問予約端末の機能を、携帯端末3の入退ID管理プログラム31で実施するようにしてもよい。
訪問予約情報は、入退管理サーバ8の予約処理部85で処理され、受入担当者1(訪問先の担当者)にゲスト2の訪問の可否が問い合わされる。受入担当者1からの訪問可否の回答は、予約処理部85を介して訪問予約端末(携帯端末3)に通知されるとともに、前記回答を基に、入退予定日・入退区画・通行権限等の入退情報が生成されて、ID記憶部84に登録される。より詳細には、入退権限として、訪問受付時に受入担当者1に受付の連絡をするか否か、訪問受付時の受入担当者1の承認要否、訪問受付時の受入担当者1の認証要否等の入退条件を通行権限として登録する。
このように、訪問予約端末を設ければ事前に入退情報が設定されるので、受付処理を円滑におこなえるとともに、訪問予約を容易におこなうことができる。
ところで、特定の入退管理区間に短期に入退する派遣作業者等では、来訪のたびに受付処理をおこなうのは煩雑となる。このため、ID申請時に、前述の入退可否の問合せ等の入退条件を決めてしまってもよい。具体的には、詳細を後述する入退管理サーバ8のID記憶部84に設定する入退ID情報の通行権限に前記入退条件を設定する。
《訪問受付端末の構成》
つぎに、ゲスト2の携帯端末3に入退IDを設定する訪問受付端末5の構成について説明する。
訪問受付端末5には、ゲスト2の本人認証をおこなうための生体情報を取得する生体情報読取り装置42bと、携帯端末3の近距離無線通信部35を介して携帯端末3と通信をおこなうID読込/書込装置53が接続され、入退管理サーバ8にネットワーク接続している。また、訪問受付端末5には、操作用画面および受付操作に必要な入力装置または入力機能を備える(図示せず)。
そして、インストールされている訪問受付プログラム51により、ゲスト2の訪問受付処理をおこなう。
ここで、生体情報読取り装置42bで取得する生体情報は、ID申請時に登録した生体情報と同じ種類のものであり、例えば、生体情報読取り装置42aで指静脈データを取得していれば、生体情報読取り装置42bも指静脈データを取得する装置となる。
訪問受付プログラム51は、ID読込/書込装置53を介して、携帯端末3のゲストID情報91bを取得し、生体情報読取り装置42bで取得した生体情報とともに、入退管理サーバ8の受付処理部82に通知する。
そして、入退管理サーバ8の受付処理部82で、ゲスト2の本人認証がおこなわれ、ID申請したときに設定された入退管理区画、あるいは、訪問予約したときに設定された入退管理区画の入退ID情報92aが回答される。
訪問受付プログラム51は、回答された入退ID情報92aを、ID読込/書込装置53を介して、携帯端末3の入退ID情報92bとして設定する。
ID申請時や訪問予約時と異なる訪問先を訪問したい場合には、訪問受付端末5で、訪問先の受入担当者1(訪問先の入退管理区画)を入力するようにしてもよい。
《入退管理サーバの構成》
入退管理サーバ8は、ID申請端末4、訪問予約端末(図示せず)、訪問受付端末5をネットワーク接続し、さらに、後述する入退管理区画に設けられた入退制御端末61をネットワーク接続している。
そして、入退管理サーバ8は、ID申請端末4から、ゲスト2の氏名や所属・ゲスト2の生体情報・受入担当者1のID(氏名コード等)・ゲスト2が入退する入退管理区画の識別情報・携帯端末3のメッセージ宛先が入力され、ゲストIDの生成処理をおこなう申請処理部81をもつ。申請処理部81は、ID申請端末4にゲストID情報91aを発行するとともに、携帯端末3にゲストID情報91bと、入退ID管理プログラム31のアプリ配信サーバ101のURLを通知する。
また、入退管理サーバ8は、訪問予約端末(図示せず)から訪問予約に基づき、訪問受付時の入退ID情報を生成する予約処理部85をもつ。
さらに、入退管理サーバ8は、訪問受付端末5から、ゲストID情報91cとゲスト2の生体情報が入力され、ゲスト2の本人認証と、設定された入退管理区画の入退ID情報92aを訪問受付端末5に通知する受付処理部82をもつ。通知された入退ID情報は、訪問受付端末5を介して、携帯端末3の入退管理プログラム31に設定される。
上述の入退管理サーバ8の申請処理部81や予約処理部85や受付処理部82の処理内容は、ID記録部84に記録される。詳細は後述するが、ID記録部84には、ID申請したゲスト2毎に、ゲストID情報と入退ID用情報を記憶する。
配信部83は、ゲスト2と在籍者や居住者の入退ID情報を、入退管理区画のそれぞれに設けられた入退制御端末61に配信する。ゲスト2の入退ID情報は、訪問受付処理のたびに生成され、配信部83から入退制御端末61に配信される。
上記のように入退管理サーバ8に申請処理部81と予約処理部85と受付処理部82を設けることにより、実施例の入退室管理システムは、在籍者や居住者の入退ICカードのIDによる入退制御と同じ処理をおこなうことができる。
《入退制御端末の構成》
入退制御端末61は、実施例の入退室管理システムの入退管理区画のそれぞれに設けられ、入退する人の入退ICカードの読取りをおこなう認証端末62と入退管理区画の入退を制御する電気式のドア63が接続されている。
また、入退制御端末61は、入退管理サーバ8の配信部83を介して、入退ID情報が配信され、図示していない記録部に記録している。
ゲスト2が所有する携帯端末3を認証端末62にかざすことで、入退制御端末61は、携帯端末3の入退ID情報92bを読取り、入退管理サーバ8から配信された入退ID情報と照合して、認証をおこなう。入退制御端末61は、認証に成功した場合に、ドア63を制御して、ゲスト2の入退管理区画への入退を可能にする。
また、認証端末62が生体情報の読取りを可能とし、ゲスト2が所有する携帯端末3を認証端末62にかざしたときに、入退制御端末61は、入退ICカード認証と、生体認証により、ゲスト2の本人確認をおこなうようにしてもよい。この場合には、実施例の入退室管理システムに登録されたゲスト2の登録生体情報は、入退ID情報のひとつとして、入退管理サーバ8から配信すればよい。
つぎに、図2により、携帯端末3を本実施例の入退室管理システムの入退ICカードとして設定する手順を説明する。
図2は、紙面の上下が時間軸を表わし、携帯端末3とID申請端末4と訪問受付端末5と入退管理サーバ8の間の情報の授受をしめしている。
まず、ID申請端末4のID申請プログラム41により、ゲスト2の登録をおこなう(201)。ゲスト登録処理で入力されたゲスト2の氏名や所属・携帯端末3の端末アドレス(メッセージ宛先)等のゲスト情報や、ゲスト2の生体情報、受入担当者1のID(氏名コード等)、ゲスト2が一時入退する入退管理区画の識別情報が、入退管理サーバ8に通知される。
入退管理サーバ8は、ゲストIDを生成し、生成したゲストIDと通知されたゲスト情報等をID記録部84(図1参照)に登録する(202)。そして、入退管理サーバ8は、生成したゲストIDと携帯端末3にインストールする入退管理プログラム31のアプリ配信サーバ101のURL(リンク情報)を携帯端末3に通知する。
上述のゲスト登録時にゲスト2の生体情報が登録されなかった場合には、入退管理サーバ8は、ゲストIDを通知する際に、後述する訪問受付時の本人確認のためのパスワードを、ゲストIDとアプリ配信サーバ101のURL(リンク情報)とともに通知する。
携帯端末3は、入退管理サーバ8から通知されたアプリ配信サーバ101のURL(リンク情報)にしたがって入退管理プログラム31をインストールし、通知されたゲストIDを端末設定する(203)。
以上により、ゲスト2の所有する携帯端末3を入退ICカードとして使う準備が完了する。この段階では、入退管理区画の入退IDは配布されていないので、ゲスト2が携帯端末3を紛失したとしても、セキュリティ上の大きな問題にはならない。
ゲスト2が携帯端末3の入退管理プログラム31により訪問予約204をおこなうと、訪問先の担当者名を含むゲストID情報と、訪問日時・訪問先・訪問場所等の訪問予約情報が入退管理サーバ8に通知される。
入退管理サーバ8は、携帯端末3から通知された訪問予約情報に基づいて、入退予約205をおこなう。入退予約205では、訪問先の担当者(受入担当者1)にゲスト2の訪問予約があったことを連絡し、ゲスト2の訪問可否の回答を依頼する。訪問可否の回答は、携帯端末3に通知するとともに、訪問先の担当者(受入担当者1)からゲスト2の訪問(面会)が可能の回答があった場合には、ゲストID情報と訪問予約情報を基に、ID記憶部84の入退ID情報に訪問情報を登録する。登録した訪問情報のゲストIDと入退条件を含む通行権限は、訪問受付端末5に通知される。
訪問が可能な時には、ゲスト2は、つぎのようにして、受付端末5で入退IDの取得をおこなう(206)。
訪問受付端末5の訪問受付プログラム51の操作指示に従って携帯端末3をID読込/書込装置53にかざすと、携帯端末3の入退管理プログラム31と訪問受付プログラム51との間で、ゲストID情報91bの通知がおこなわれる。
訪問受付端末5は、生体情報読取り装置42bによりゲスト2の生体情報を取得し、取得したゲスト2の生体情報と携帯端末3から取得したゲストID情報91bを入退管理サーバ8に通知して、ゲスト認証(本人確認)207をおこなう。
入退管理サーバ8は、ゲストID情報91bに対応してゲスト登録時に登録された生体情報と、訪問受付端末5から通知された生体情報を照合して本人確認をおこなう(208)。これにより、入退管理サーバ8は、携帯端末3がゲスト2の所有物があることを確認する。
ゲスト登録時に生体情報が登録されていなかった場合には、携帯端末3にゲストIDが通知されたときに、同時に通知されたパスワードにより、本人確認をおこない、ゲスト2の生体情報を登録する。
ゲストの本人認証の後、入退管理サーバ8は、ゲスト登録時または訪問予約時または訪問受付時に設定された入退する入退管理区画の入退IDの生成をおこなう(209)。生成される入退IDは、実施例の入退室管理システムで一意なIDであり、ゲストIDごとに入退管理サーバ8に登録される。
詳細には、過去に使用し使用期限の切れた入退IDを記録するようにし、入退IDを生成した際に、照合をおこなうことで、古い入退IDの使用を防止する。
生成された入退IDは、訪問受付端末5のID読込/書込装置53を介して、携帯端末3に通知する。携帯端末3の入退管理プログラム31は、通知された入退IDをセキュアエレメント32の入退ID情報92bとして秘匿記憶する、入退IDの端末設定をおこなう(210)。
また、入退管理サーバ8は、入退する入退管理区画の入退制御端末61に生成された入退IDを配布する、入退IDの配布をおこなう(211)。
上記のとおり、入退IDは、訪問受付時に生成されてゲスト2の携帯端末3に設定され、携帯端末3の入退管理プログラム31とセキュアエレメント32により秘匿管理される。このため、入退IDが漏洩することはなく、入退室管理システムの安全性を確保することができる。
つぎに、図3から図6a、図6bにより、携帯端末3とID申請端末4と訪問予約端末(図示せず)と訪問受付端末5の処理の詳細を説明する。
図3は、ID申請端末4のID申請プログラム41の処理をしめすフロー図である。フローは、前記ID申請端末4を使って前記ゲスト2のゲストID情報91aを申請する際に、ゲスト2を受け入れる側の担当者である受入担当者1が前記ID申請端末4を操作する場合についてしめしている。
まず、ID申請プログラム41は、受入担当者1に指示して、担当者情報を入力する(S101)。その後に、ゲスト2のゲスト情報等を入力する(S102)。ここで、ゲスト情報は、ゲスト2の氏名や所属・携帯端末3の端末アドレス(メッセージ宛先)等であり、ゲスト2が入退する入退管理区画を特定する情報を含んでいてもよい。
つぎに、ID申請プログラム41は、生体情報読取り装置42aにより、ゲスト2の生体情報を取得する(S103)。
そして、ID申請プログラム41は、前記の担当者情報・ゲスト2のゲスト情報・ゲスト2の生体情報を、入退管理サーバ8に通知する(S104)。
入退管理サーバ8では、ゲストIDを生成し、生成したゲストIDごとに通知された担当者情報・ゲスト2のゲスト情報・ゲスト2の生体情報を記憶・管理する。
ID申請プログラム41は、生成されたゲストID情報を取得するとともに、入退ID管理プログラム31をダウンロードするアプリ配信サーバ101のURLを取得する(S105)。
ID申請プログラム41は、取得したゲストID情報とアプリ配信サーバ101のURLを画面または印刷装置に出力する(S106)。
なお、ゲストID情報とアプリ配信サーバ101のURLは、入退管理サーバ8から携帯端末3の端末アドレス宛て(メッセージ宛先)に配信されるようにしてもよい。
ここで、ID申請プログラム41は、S103の生体情報の取得ができなかった場合には、S105で入退管理サーバ8から訪問受付時のゲスト2の本人確認用のパスワードを取得する。または、入退管理サーバ8から携帯端末3の端末アドレス宛て(メッセージ宛先)に、ゲスト2の本人確認用のパスワードを配信する。
図4は、ゲスト2が所有する携帯端末3を入退ICカードとして使用するための準備手順を説明する。
まず、入退管理サーバ8から通知されるかまたは、ID申請端末4に出力されたアプリ配信サーバ101のURLに従って、携帯端末3は、入退ID管理プログラム31をダウンロードし、携帯端末3にインストールする(S201)。
そして、入退管理サーバ8から通知されたゲストID情報を、入退ID管理プログラム31のゲストID情報91bとして設定する(S202)。
ゲストID情報は、ゲスト2を特定するためのID情報であり、入退ID情報と異なり、公開されても、実施例の入退室管理システムをセキュリティレベルが低下するものではない。このため、ID申請端末4で紙出力されたゲストID情報を入退ID管理プログラム31の指示に従って入力するようにしてもよい。
以上により、携帯端末3を入退ICカードとして使用する準備が完了する。以後は、入退ID管理プログラム31により、携帯端末3が入退ICカードとして機能する。
図5は、訪問予約端末(図示せず)の訪問予約の処理手順をあらわすフロー図である。
訪問予約端末は、ゲスト2が訪問先の担当者に訪問予約をおこなう端末である。このため、ゲスト2の携帯端末3のひとつの形態として実施されるのが望ましく、入退ID管理プログラム31の一機能として実施する。
しかし、これに限定されず、入退ID管理サーバ8の外部公開するWebアプリケーションとして、訪問予約処理を実現してもよい。
まず、ゲスト2が希望する訪問日時・訪問先の担当者・訪問場所等の訪問予約情報を入力する(S210)。入力された訪問予約情報は、ゲストID情報91bとともに、入退管理サーバ8に通知される(S211)。そして、訪問予約端末は、入退管理サーバ8から訪問の可否回答を取得して、ゲスト2に通知する(S212)。
前述のとおり、訪問予約情報を通知された入退管理サーバ8では、受入担当者1(訪問先の担当者)にゲスト2の訪問予定を通知し、訪問の可否が問い合わせる。そして、受入担当者1からの訪問可否の回答を、訪問予約端末(携帯端末3)に通知するとともに、前記回答を基に、入退予定日・入退管理区画・入退権限等の入退情報を生成して、ID記憶部84に登録する。
図6aと図6bは、訪問受付端末5の訪問受付プログラム51の入退ID情報を設定する処理をあらわすフロー図である。図6aは、生体情報により本人確認をおこなう場合をしめし、図6bは、ID申請時に生体情報を登録しておらず、パスワードにより本人確認をおこなう場合をしめしている。
まず、図6aのフローを説明する。
まず、ゲスト2を特定するために、ID読込/書込装置53にかざされた携帯端末3から、ゲストID情報91bを読み出す(S301)。
つぎに、データの誤り検出や様式チェックをおこない読み出したデータの整合性の判定や、登録されたゲストIDであるか否か等の有効性判定をおこなう(S302)。読取値が不整合または無効だった場合(S302の判定NG)には、入退ID情報の設定処理を終了する。
読取値に整合性や有効性の問題がなかった場合(S302の判定OK)には、生体情報読取り装置42bにより、ゲスト2の生体情報93bを取得し(S305)、入退管理サーバ8にゲストID情報91cと生体情報93bを通知し、携帯端末3の所有者がゲスト2の本人であるかを判定するゲスト本人認証をおこなう(S306)。ゲスト本人認証は、取得した生体情報93bと、読取ったゲストID情報91cに対応して登録されている生体情報93aを照合することによりおこなう。
ゲスト2がゲストID情報91cとして登録された本人でなかった場合(S306の認証NG)には、入退ID情報の設定処理を終了する。
ゲスト2がゲストID情報91cとして登録された本人であった場合(S306の認証OK)には、ゲスト2が訪問する訪問先の担当者・入退管理区画の変更・登録をおこなう(S307)。事前に訪問予約の手続きがおこなわれていなかった場合には、訪問先の担当者を入力し、訪問情報として、ゲストID情報91cとともに入退管理サーバ8に通知する。
入退管理サーバ8は、受入担当者1(訪問先の担当者)にゲスト2の訪問受付を通知し、入退の可否が問い合わせる。そして、入退管理サーバ8は、受入担当者1からの入退可否の回答を、受付端末5に通知するとともに、前記回答を基に、入退管理区画や入退権限等の入退情報を生成して、ID記憶部84に登録する。
そして、入退管理サーバ8は、ゲスト2の入退が可能と判定されたときに、ID申請(ゲスト登録)時または訪問予約時または訪問受付時に設定されたゲスト2が訪問する入退管理区画の入退ID情報92aを生成する。入退管理サーバ8は、生成された入退ID情報92aを訪問受付端末に通知するとともに、入退制御端末61に配信する。
訪問受付プログラム51は、訪問先の入退可否を判定し(S308)、入退が不可であった場合(S308の入退NG)には、入退ID情報の設定処理を終了する。
訪問先の入退が可能な場合(S308の入退OK)には、入退管理サーバ8から、訪問先の入退管理区画の入退ID情報92aを取得する(S309)。
取得された訪問先の入退管理区画の入退ID情報92aは、ID読込/書込装置53を介して、携帯端末3に通知される。そして、入退ID情報92aは、入退ID管理プログラム31により、セキュアエレメント32に記憶される(S310)。
以上により、ゲスト2の生体情報により携帯端末3の所有者の本人確認をおこない、携帯端末3に入退IDの設定処理をおこなうので、セキュアな状態で入退IDの配布・設定をおこなうことができる。
図6bは、入退IDの設定処理において、ID申請時に生体情報を登録しておらず、パスワードにより本人確認をおこなう場合をしめしており、図6aと相違する点について説明する。
S302で、ゲストID情報91bの整合性や有効性に問題がなかった場合(S302の判定OK)に、訪問受付端末5の訪問受付プログラム51は、ゲスト2にパスワードの入力を指示する(S303)。
入力されたバスワードは、ゲストID情報91cとともに、入退管理サーバ8に通知される。入退管理サーバ8は、通知されたバスワードと、ゲスト登録(ゲストID申請)時にゲストIDととともに通知したパスワードと照合をおこない、携帯端末3の所有者がゲスト2の本人であるかを判定するゲスト本人認証をおこなう(S304)。
ゲスト2がゲストID情報91cとして登録された本人でなかった場合(S304の認証NG)には、入退ID情報の設定処理を終了する。
ゲスト2がゲストID情報91cとして登録された本人だった場合(S304の認証OK)には、ゲスト2が訪問する訪問先の担当者・入退管理区画の変更・登録をおこなう(S307)。
そして、次回の訪問受付時の本人確認のために、生体情報の登録をおこなう(S311)。その後、S308の訪問先の入退可否判定をおこなう。
以後の処理は、図6aと同じであり、説明は省略する。
つぎに、ゲスト2の携帯端末3と入退制御端末61と入退管理サーバ8のID記録部84に記録されるゲストID情報と入退ID情報の内容について説明する。
図7aはID申請時の内容をしめし、図7bは来訪前準備時(ゲストIDの配信時)、図7cは訪問受付時、図7dは退場または期限満了時、図7eは再受付時の内容をしめしている。
まず、図7aにより、ゲストID情報と入退ID情報のデータ構成を説明する。
入退管理サーバ8のID記録部84に記録されるゲストID情報は、ゲストID情報を割り当てるゲスト2ごとに記録され、割り当てる氏名コード(ゲストID)と、氏名と、パスワード(PW)と、生体情報等の本人確認情報と、ID申請をおこなったゲスト2の訪問先の担当者(受入担当者)の氏名コードとを有している。氏名には、所属等のゲストを特定する他の情報が含まれていてもよい。
なお、上記のパスワード(PW)は、訪問受付時に本人確認に使用する生体情報等の本人確認情報を、ID申請時に取得できなかった場合に、入退管理サーバ8で生成する情報であり、ID申請時に本人確認情報が取得できれば、設定されない。
入退管理サーバ8のID記録部84に記録される入退ID情報は、対象の入退管理区画の識別情報を含む初期時や指定時の入退管理区画の通行権限と、訪問受付時に割り当てられる入退ICカードの識別番号(入退ID)と、入退IDの期限である訪問日(最終受付日)を有している。
また、通行権限には、訪問受付時の受入担当者への入退可否問合せの要否の情報を含む。
ここで、通行権限は、初期時と指定時の2つを記録するようにしている。初期時の通行権限には、ID申請時等でゲスト2に標準的に割り当てる値を記録し、指定時の通行権限には、訪問受付時に標準と異なる値に通行権限が割り当てられる場合にその値が記録される。訪問受付時に標準の通行権限が割り当てられる場合には、初期時の通行権限が複写される。これにより、訪問受付時のたびに設定される通行権限の標準的な通行権限の設定を容易におこなうことができる。
また、入退管理サーバ8のID記録部84には、入退IDの使用不可リスト領域を設けている。この領域には、使用期限の切れた入退IDを記録され、入退IDを生成した際に、照合することにより、生成した入退IDが過去に使用されていないことを確認し、入退IDの一意性の確保している。
ゲスト2の携帯端末3のゲストID情報91bは、入退管理サーバ8から割り当てられた氏名コード(ゲストID)とパスワード(PW)を有し、入退ID情報92bは、入退ICカードの識別番号(入退ID)と識別番号期限(有効期限)を有している。
入退制御端末61には、ゲストID情報として、本人確認情報(生体)を記録するようにしてもよい。これにより、入退IDによる認証だけでなく、ゲスト2の本人確認もおこなうことができ、入退管理区画のセキュリティがより向上する。
さらに、入退制御端末61には、入退ID情報として、入退ICカードの識別番号(入退ID)と使用開始日と有効期限と入退管理区画の通行権限とを保持するようにする。
ここで、入退IDの使用開始日と有効期限は、在籍者や居住者のIDの入退管理との共用を図るために設けられている。後述するように、ゲスト2は、訪問時の受付処理で、一日毎に入退IDが割り当てるようにしており、入退IDの使用開始日と有効期限は同一日付けとなる。
つぎに、ID申請時(図7a)、来訪前準備時(ゲストIDの配信時)(図7b)、訪問受付時(図7c)、退場または期限満了時(図7d)、再受付時(図7e)のゲストID情報と入退ID情報の内容の変化をしめす。
図7aにしめすように、ID申請時には、申請内容が、入退管理サーバ8のゲストID情報に設定される。携帯端末3には入退管理プログラム31がインストールされておらず、ゲストID情報や入退ID情報は設定されていない。また、入退制御端末61にも、ゲストID情報や入退ID情報は配信されていない。
入退管理サーバ8の入退ID情報の通行権限(初期)には、ユーザ2の標準的な通行権限が設定される。
また、申請時に、ゲスト2の訪問受付時に受入担当者による入退承認をおこなうか否かを設定する場合には、初期時の通行権限に、受付時の入退承認の要否を含むようにする。
ID申請手続きにより入退管理サーバ8からゲストIDと入退管理プログラムのダウンロードURLが通知され、携帯端末3で入退管理プログラムがインストールされると、図7bにしめすように、携帯端末3のゲストID情報には、入退管理サーバ8から通知された氏名コード(ゲストID)やパスワード(PW)が設定される。
このとき、まだ、訪問受付処理はおこなわれていないので、携帯端末3の入退ID情報は設定されない。
ゲスト2が訪問受付処理をおこなうと、図7cにしめすように、入退管理サーバ8の入退ID情報の入退ICカードの識別番号(入退ID)と訪問日(最終受付日)が設定される。
ゲスト2の携帯端末3にも、同様に、入退ICカードの識別番号(入退ID)と識別番号期限(有効期限)が設定される。
訪問受付処理が完了すると、入退管理サーバ8から入退制御端末61に、入退ID情報が配信され、設定される。このとき、ゲストID情報として、本人確認情報(生体)を配信し、入退制御端末61でゲスト2の本人認証するようにしてもよい。
ゲスト2が入退管理区画から退場するか、または、入退IDの有効期限を超過すると、図7dにしめすように、入退管理サーバ8の入退ID情報の入退ICカードの識別番号(入退ID)の内容が使用不可リストに転記され、訪問日(最終受付日)の情報が削除される。これにより、ゲストID情報は保持されるが、入退ID情報が抹消され、携帯端末3と入退制御端末61に配信された入退ID情報も削除される。したがって、ゲスト2は、入退管理区画の入退が不可能となる。
携帯端末3の入退ID情報は、退場時に削除されずに、識別番号期限を満了したときに、インストールされている入退ID管理プログラム31が削除するようにしてもよい。
ゲスト2が、保持されているゲストID情報を基に、再訪問受付処理をおこなうと、図7eにしめすように、新たに入退IDが生成され、入退ID情報の入退ICカードの識別番号(入退ID)と訪問日(最終受付日)と通行権限が設定される。このとき、新たらしい識別番号(入退ID)は、使用不可リストを照合して、重複しないように生成される。
新たに生成された識別番号(入退ID)は、有効期限とともに、携帯端末3に配信し、入退ID情報の入退ICカードの識別番号(入退ID)と識別番号期限に設定される。同様に、入退制御端末61の入退ID情報の入退ICカードの識別番号(入退ID)と使用開始日、有効期限、通行権限が設定される。このとき、本人確認情報(生体)が再設定されてもよい。
上記の実施例では、ゲスト2の訪問先の担当者がひとりの場合について説明した。つぎに、ゲスト2の訪問先が複数ある場合(複数の訪問先の担当者)について、図8により説明する。なお、使用する情報の種類は、上記の例と同様のため、説明は省略する。
このような場合でも、入退管理サーバ8のID記憶部84を、図8のゲストID情報と入退ID情報の構成とする。ゲストID情報は、前述の実施例と同じ構成とし、入退ID情報を、訪問先(受入担当者)の入退管理区画に共通の入退ICカードの識別番号(入退ID)と、受入担当者に対応する通行権限と有効期限とから成る構成とする。
訪問受付処理で、訪問先(受入担当者)の入退管理区画の入退制御端末61に、共通の入退IDと受入担当者に対応する通行権限と有効期限の入退ID情報を配信する。
図8の例では、受入担当2の通行権限と有効期限を、入退制御端末61に設定する例をしめしているが、受入担当者1と3に対応する入退管理区画の入退制御端末61には、受入担当1と受入担当3の通行権限と有効期限を配信する。
上記の例で、ゲスト2の訪問先の入退管理区画が一部オーバーラップする場合がある。この場合には、一方の受入担当の通行権限にあわせるようにする。
また、本実施例では、入退制御端末61の入退ID情報に、入退時に受入担当者のペア認証により入退を制御する許可フラグの通行権限を設けた。具体的には、許可フラグが1の場合には、ゲスト2が訪問受付をおこなえばよく、許可フラグが2の場合には、受入担当者とのペア認証により、入退管理区画の入退を許可するようにした。この許可フラグは、ID申請時、訪問予約時、訪問受付時のいずれかで、受入担当者1が設定する。
これにより、ゲスト2が単独で入退管理区画に入退できないので、実施例の入退室管理システムのセキュリティレベルを向上することができる。
また、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記の実施例は本発明で分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。
1 受入担当者
2 ゲスト
3 携帯端末
31 入退ID管理プログラム
32 セキュアチップ
33 ゲストID格納エリア
34 入退ID格納エリア
35 近距離無線通信部
4 ID申請端末
41 ID申請プログラム
42a、42b 生体情報読取り装置
5 訪問受付端末
51 訪問受付プログラム
53 ID読込/書込装置
61 入退制御端末
62 認証端末
63 ドア
8 入退管理サーバ
81 申請処理部
82 受付処理部
83 配信部
84 ID記憶部
85 予約処理部
91a、91b、91c ゲストID情報
92a、92b 入退ID情報
93a、93b 生体情報
101 アプリ配信サーバ
102 インターネット網

Claims (10)

  1. 所定の入退管理区画に一時入退するゲストのゲスト情報が入力されてゲストIDの申請をおこなうID申請端末と、
    前記ゲストの訪問時に、ゲストIDに基づいて前記ゲストの本人認証をおこない、前記ゲストが入退する入退管理区画を決定する訪問受付処理をおこなう訪問受付端末と、
    前記ID申請端末からの申請に基づいてゲストIDを生成し、前記ゲストが所有する携帯端末で実行され、前記ゲストが入退する入退管理区画の入退IDを秘匿管理するID管理プログラムの入手先と前記生成したゲストIDを前記携帯端末に通知し、前記ゲストIDに基づいてゲスト本人を確認できたときに、前記ゲストが入退する入退管理区画の入退IDを前記携帯端末のID管理プログラムに通知する入退管理サーバと、
    前記ID管理プログラムで秘匿された前記入退IDにより、前記ゲストが入退する入退管理区画の入退を制御する入退制御端末と、
    を備えることを特徴とする入退室管理システム。
  2. 請求項1に記載の入退室管理システムにおいて、
    前記入退管理サーバは、
    前記ゲストIDと前記ゲストの氏名とゲストの生体情報と受入担当者の識別情報を含むゲストID情報と、前記入退IDと前記ゲストが一時入退する入退管理区画の通行権限と前記入退IDの有効期限とを含む入退ID情報と、を記憶し、
    前記ゲストIDを前記ID申請端末または前記ゲストの所有する携帯端末に通知し、
    前記入退IDを前記ゲストが所有する携帯端末のID管理プログラムと前記入退制御端末に配信する
    ことを特徴とする入退室管理システム。
  3. 請求項2に記載の入退室管理システムにおいて、さらに、
    前記ゲストが、訪問予定日時と訪問先の担当者を入力する訪問予約端末を備え、
    前記入退管理サーバは、前記訪問予約端末の入力に基づいて、前記入退ID情報を生成するとともに、前記訪問予約端末に訪問の可否を通知する
    ことを特徴とする入退室管理システム。
  4. 請求項3に記載の入退室管理システムにおいて、
    前記訪問予約端末の訪問予約の機能は前記ゲストが所有する携帯端末の入退管理プログラムで実現される
    ことを特徴とする入退室管理システム。
  5. 請求項1から4のいずれかの1項に記載の入退室管理システムにおいて、
    前記ゲストが所有する携帯端末は、
    前記入退管理サーバとの通信手段と、
    前記訪問受付端末または前記入退制御端末と接続する近距離無線通信手段と、
    前記入退IDの秘匿管理をおこなう記憶手段と、
    を備えることを特徴とする入退室管理システム。
  6. 請求項1から4のいずれかの1項に記載の入退室管理システムにおいて、
    前記ID申請端末と前記訪問受付端末は、入退管理区画の外に設置される
    ことを特徴とする入退室管理システム。
  7. 請求項1から4のいずれかの1項に記載の入退室管理システムにおいて、
    前記入退管理サーバの入退ID情報は、複数の受入担当者ごとの入退管理区画の通行権限と、複数の前記入退管理区画に共通の入退IDを有し、
    前記入退管理サーバは、前記複数の受入担当者ごとの入退管理区画に対応する入退制御端末に、前記入退IDと通行権限を配信する
    ことを特徴とする入退室管理システム。
  8. 請求項7に記載の入退室管理システムにおいて、
    前記複数の受入担当者ごとの入退管理区画の通行権限には、前記ゲストの単独の認証で入退管理区画に入退できる通行レベルと、前記ゲストと受入担当者の2人の認証で入退管理区画に入退できる通行レベルとを設けた
    ことを特徴とする入退室管理システム。
  9. 請求項1から4のいずれかの1項に記載の入退室管理システムにおいて、
    前記訪問受付端末には、ゲストの生体情報を読取る生体情報読取装置が接続され、
    前記訪問受付端末でゲストの本人認証をおこなう際に、ゲストの生体情報が未登録だった場合には、前記入退管理サーバから前記ゲストIDとともに通知されたパスワードにより、本人確認をおこない、本人確認後に、前記訪問受付端末に接続された生体情報読取装置により前記ゲストの生体情報を入退管理サーバに登録する
    ことを特徴とする入退室管理システム。
  10. 所定の入退管理区画に入退するゲストのゲストIDの申請をおこなう際に、前記ゲストの所有する携帯端末の通信宛先を入退管理サーバに登録し、
    前記携帯端末で実行され、前記ゲストが入退する入退管理区画の入退IDの秘匿管理をおこなうID管理プログラムの入手先と、前記申請に基づいて生成したゲストIDを前記入退管理サーバから前記携帯端末に通知し、
    前記携帯端末に通知したゲストIDに基づいて前記ゲストの本人確認をおこなった後に、前記ゲストが入退する入退管理区画の入退IDを前記携帯端末で実行している前記ID管理プログラムに通知し、
    前記入退管理サーバから前記ゲストが入退する入退管理区画の入退制御端末に前記入退IDが通知され、
    前記ID管理プログラムにより前記入退IDが前記入退制御端末に通知されて、前記ゲストが入退する入退管理区画の認証がおこなわれる
    ことを特徴とする入退室管理システムの認証制御方法。
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