JP2005004570A - 訪問者管理方法及び訪問者管理システム - Google Patents

訪問者管理方法及び訪問者管理システム Download PDF

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Yuichiro Yotsumoto
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Abstract

【課題】訪問者が受付に大勢訪れた場合でも、時間や手間をかけることなく効率的に入場または退場手続きを行なうことができ、また訪問者の行動情報も正確に収集できる訪問者管理方法及び訪問者管理システムを提供する。
【解決手段】訪問先に入場する訪問者に発行する固有の識別情報が記憶されたデータキャリア付き入場証と、訪問先の受付及び面会場所にそれぞれ設置されたデータキャリアリーダライタを備えた端末と、訪問者に関する個人情報と、面会者情報及び面会場所情報等の訪問者情報を入力する端末と、前記データキャリアリーダライタ及び前記端末と通信可能に接続された、データベースを有するコンピュータと、を具備し、前記コンピュータには、前記端末から受信した訪問者情報と、前記データキャリアリーダライタから受信した識別情報とを、前記データベースに関係付けて登録する手段をすることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、訪問者に固有の識別情報が記憶されたデータキャリア付き入場証を発行し、訪問先に入場する訪問者を管理する訪問者管理方法及び訪問者管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、会社などに社外の人間が訪問して来た場合に、社屋の玄関などに設けられた訪問者用の受付などで、訪問者台帳に氏名や、訪問者が面会を予定している訪問先の面会者(以下、面会者という。)などを記帳した後に、入場するようにし、不審者が無断で社屋内に侵入できないように管理している。
そして、受付で訪問者に対して、紙の入場証とバッチ等の識別票を渡し、面会者に面会した際に面会者から「確かに面会した」事を示す確認印を押印してもらい、退場する際に、訪問者受付口にその入場証と識別票を返却することで、その訪問者が間違いなく面会者と面会したか否かを確認できるようにして、訪問者に対する来場管理を行なうなどしている。
【0003】
しかしながら、従来の方式では入場手続きが煩雑であるので、略同時に来場しようとする訪問者が大勢訪れた場合に、受付での記帳手続きや、入場証と識別票の配布処理に時間と手間がかかり、これらの処理が大変であると共に、処理時間がかかって訪問者を待たせてしまう場合もあり、訪問者に対して失礼を与えるなどの問題がある。
また、訪問者が不審者である場合には、訪問者台帳に嘘の氏名や面会者などを記帳してから入場することも考えられ、不審者が無断で社屋内に侵入してしまう危険性もあるという問題がある。
【0004】
そこで、既に受付で訪問者が、紙媒体の入出門証などに記帳しなくてもよくするために、名刺情報を電子データで読み込む名刺による入出門管理システム及びその方法が提案されている。(例えば、参考文献1)
しかしながら、このシステム及び方法では、入場後に情報を端末を使用して入力する手間がかかると共に、実際の時刻と入力する時の時刻にズレが生じるので正確な面会時刻などを収集できないという問題がある。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−64916号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、受付に訪問者が大勢訪れた場合でも、記帳手続きや、入場証と識別票の配布処理などに時間や手間をかけることなく効率的に入場または退場手続きを行なうことができ、また入場した訪問者が社屋内でどのように過ごしたのかなどの行動情報も正確に収集することができるようにして、不信な行動が無かったのかを確認することができる訪問者管理方法及び訪問者管理システムを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の訪問者管理方法は、訪問者に固有の識別情報が記憶されたデータキャリア付き入場証を発行し、訪問先に入場する訪問者を管理する訪問者管理方法であって、訪問者との面会予定情報を予め管理用コンピュータのデータベースに登録するステップと、訪問先に対して訪問者が入場する際に、訪問者に対して、前記面会予定情報と関係付けて前記データベースに登録した識別情報を記憶させたデータキャリア付き入場証を発行するステップと、訪問者が訪問先に入場した後に、面会場所に設置されているデータキャリアリーダライタで、訪問者が所持するデータキャリア付き入場証から識別情報を読み取るステップと、前記データキャリアリーダライタで読み取った識別情報を前記管理用コンピュータに送信し、面会情報を登録するステップと、訪問者が退場する際に訪問者が所持するデータキャリア付き入場証を返却し、返却されたデータキャリア付き入場証に記憶された識別情報をデータキャリアリーダライタで読み取り、前記管理用コンピュータに送信するステップと、前記管理用コンピュータで受信した識別情報に基いて、前記データベースに前記訪問者が退場したことを示す情報を登録するステップと、からなることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の訪問者管理システムは、訪問者に固有の識別情報が記憶されたデータキャリア付き入場証を発行し、訪問先に入場する訪問者を管理する訪問者管理システムであって、訪問者に発行する固有の識別情報が記憶されたデータキャリア付き入場証と、訪問先の受付及び面会場所にそれぞれ設置されたデータキャリアリーダライタを備えた端末と、訪問者に関する個人情報と、面会者情報及び面会場所情報等の訪問者情報を入力する端末と、前記データキャリアリーダライタ及び前記端末と通信可能に接続された、データベースを有する管理用コンピュータと、を具備し、前記管理用コンピュータには、前記端末から受信した訪問者情報と、前記データキャリアリーダライタから受信した識別情報とを、前記データベースに関係付けて登録する手段を有することを特徴とする。
【0009】
更に、本発明の訪問者管理システムは、前記データキャリア付き入場証に、書き換え可能な表示部が設けられ、前記受付の端末に、表示記録装置が備えられていることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の訪問者管理システムは、前記データキャリアがRFIDタグであり、前記データキャリアリーダライタがRFIDリーダライタであることを特徴とする。
【0011】
更に、本発明の訪問者管理システムは、前記端末に、名刺に表示された情報を光学的に読み取る光学読取装置が備えられていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る訪問者管理システムの構成説明図、図2は、データキャリア付き入場証の平面図、図3は、図2のA−A線断面図、図4は、RFIDタグの平面図、図5は、本発明の実施形態に係る訪問者管理システムのシステムブロック図、図6は、訪問者情報データベースに記憶する情報を示す図、図7は、面会場所予約情報データベースに記憶する情報を示す図、図8は、本発明の実施形態に係る訪問者管理システムの処理手順を示すフロー図である。
【0013】
図1に示すように、訪問者1が訪問を予定している訪問先である会社2には、会社2の出入口付近に、訪問者1の入退場を管理する管理人が待機する受付3が設けられ、訪問者1が入退場する際に、必ずこの受付3に立ち寄ることとしてある。
そして、受付3の管理人は、訪問者1が訪問してきた際に、データキャリア付き入場証4を訪問者1に発行して渡し、更に訪問者1が帰る際に、データキャリア付き入場証4を訪問者1から回収することで、訪問者1の管理を行なう。
【0014】
このデータキャリア付き入場証4は、例えばRFIDタグが内蔵されて、データキャリアリーダライタであるRFIDリーダライタとの間で、非接触での情報の読み取りや書き込み記憶が行なえる機能を有している。
以下、実施形態の説明において、データキャリア付き入場証4をRFIDタグが内蔵された構造を有する入場証を用いた場合として説明する。
また、データキャリア付き入場証4には、書き換え可能な表示部4aが設けられた構造を有している。
この書き換え可能な表示部4aは、例えば、可逆性感熱リライト表示部や、磁性表示部などの、従来から公知の技術を用いた表示部が、データキャリア付き入場証4の表裏面における所望の領域に設けられている。
【0015】
また、受付3には、データキャリアリーダライタであるRFIDリーダライタ5や、データキャリア付き入場証4の書き換え可能な表示部に対して、書き換え可能に所望に表示を記録する表示記録装置6や、訪問者1の名刺に表示された情報を光学的に読み取る光学読取装置7などが備えられた端末8が設けられている。
【0016】
次に、例えば会議室や応接室などの面会場所9には、RFIDリーダライタ10が備えられた端末11がそれぞれ設けられている。
また、RFIDリーダライタ10は、面会場所9の出入口付近に設けておいて、訪問者1が入室した場合と、退室した場合とに、訪問者1が所持するデータキャリア付き入場証4に記憶されたID情報を読み取れるように設置することが、特に好ましい。
いずれにしても、RFIDリーダライタ10を、訪問者1の入室時と、退室時とに、容易に訪問者1が所持するデータキャリア付き入場証4に記憶されたカード番号であるID情報を自動的に読み取れる場所に設けておく。
この面会場所9において、訪問先の面会者12と面会が行われるが、この面会場所9は、面会前に訪問者1からのアポイントなどに基いて、面会者12が予約するなどしてデータベースに登録できるようにしてある。
【0017】
また、面会者12のオフィス13には、端末14が備えられ、更に、電算室15には、訪問者情報や面会場所予約情報を管理する管理用コンピュータ16が備えられている。
そして、管理用コンピュータ16は、通信網17を介してそれぞれの端末8,11,14と通信可能に接続されている。
【0018】
受付3で訪問者1に発行されるデータキャリア付き入場証4は、図2または図3に示すように、例えば、表面に可逆性感熱記録層などからなる表示部4aが設けられて、この表示部4aに、面会番号、訪問者の所属や氏名、面会場所、面会者などの情報が書き換え可能に表示されている。
また、データキャリア付き入場証4は、例えば2枚の基材シート4b,4cの間にRFIDタグ40を挟み込むなどの構成で、RFIDタグ40が内蔵されている。
【0019】
次に、このRFIDタグ40について説明する。
このRFIDタグ40は、例えば、非接触データキャリアやRFIDともいわれ、図4に示すように、プラスチック等の基材41にコイルパターン43が形成され、当該コイルと容量素子とにより共振回路を形成して一定周波数の電波を受信し送信することができるように構成されている。
また、他の方式として、リーダライタからの搬送波の電磁誘導により電力伝送及びデータ伝送を行うようにしてもよい。
一般的には、135kHz(中波)、13.56MHz、2.45GHz(マイクロ波)の周波数帯が使用される。
図示した例の場合、コイルパターン43は、導通部材44により基材41の裏面でジャンピング回路を形成してコイル接続端子43CによりICチップ42の裏面のバンプに接続している。
【0020】
図示した例では、容量素子はICチップ42に内蔵されている。
このようなRFIDタグ40は、樹脂基材にラミネートしたアルミ箔等の金属箔をフォトエッチングやレジスト印刷後のエッチングによりコイルパターン403を形成し、ICチップ42を装着し、保護用の被覆を設けることにより形成することができる。
その大きさも30mm×30mm程度以下のサイズとすることができる。
【0021】
RFIDタグ40に使用する樹脂基材41としては、PETやポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ナイロン等の各種材料を使用することができ、紙であってもよい。
厚みは15〜300μmが使用できるが、強度、加工作業性、コスト等の点から20〜100μmがより好ましい。
金属箔としては銅箔やアルミ箔あるいは鉄箔を使用できるが、コスト、加工性からアルミ箔が好ましく、その厚みは6〜50μm程度が好ましい。
【0022】
そして、RFIDタグ40のICチップ42のメモリに記録された情報の読み取りは、RFIDタグ40に対して共振する呼び出し信号を発信し、数cmから数十cmの距離でRFIDタグ40からの応答信号を読み、且つRFIDタグ40のICチップ42のメモリに記録することができる。
【0023】
次に、図5に基いて、本発明の実施形態に係る訪問者管理システムのシステム構成について説明する。
まず、受付3と、面会場所9と、オフィス13との各々に備えられている端末8,11,14には、それぞれ表示手段18、入力手段19、記憶手段20、送受信手段21、制御手段22などが備えられ、入力手段19で入力された情報や、RFIDリーダライタ10でデータキャリア付き入場証4から読み取った情報や、光学読取装置7から読み取った情報などを、通信網17を介して電算室15の管理用コンピュータ16に送信したり、管理用コンピュータ16から必要な情報を入手できるように構成されている。
【0024】
また、管理用コンピュータ16には、送受信手段23、訪問者情報データベース24、面会場所予約情報データベース25、登録手段26、照合手段27、警告情報送信手段28、制御手段29、計時手段30などが備えられている。
訪問者情報データベース24に登録する情報としては、図6に示すように、面会番号、訪問者名、日付、時刻、面会場所、面会者、カード番号、入場時刻、面会開始時刻、面会終了時刻、退場時刻などの情報が順次登録されるように構成されている。
また、面会場所予約情報データベース25に登録する情報としては、図7に示すように、例えば、会議室や応接室など各々の面会場所の使用予約情報が、使用時刻と訪問者が関連付けられて随時登録されるようにしてある。
図7には、ある1日分の面会予約情報の登録状況が示されているが、必要に応じて、数日先や数ヶ月先などの面会予約情報を登録できるようにしてもよい。
【0025】
また、登録手段26は、送受信手段23で受信した情報を各データベース24,25に登録する機能を有している。
訪問者情報データベース24に登録する訪問者名、日付、時刻、面会場所、面会者などの情報と、面会場所予約情報データベース25に登録する面会場所の使用予約情報とは、訪問者1から面会者12への事前の電話連絡などのアポイントなどに基いて、面会者12が端末14を使用してこれらの情報を入力し、管理用コンピュータ16に送信することで、随時登録される。
【0026】
また、訪問者情報データベース24に登録する面会番号、カード番号、入場時刻、退場時刻は、受付3のRFIDリーダライタ5でデータキャリア付き入場証4から読み取った情報や、受付3の端末8から入力した情報を管理用コンピュータ16に送信することで、随時登録される。
また、面会開始時刻と面会終了時刻とは、面接場所9に備えられているRFIDリーダライタ10でデータキャリア付き入場証4から読み取った情報を、そこの端末11から管理用コンピュータ16に送信することで、随時登録される。
【0027】
また、管理用コンピュータ16の照合手段27は、訪問者1が退場する際に、訪問者1が予め訪問者情報データベース24に登録された面会場所で、予定通りに面会を行なったか否かを調べるために、予め、面会場所予約情報データベース25に登録された面会場所の使用予約情報と、訪問者情報データベース24に登録された面会場所、面会開始時刻、面会終了時刻などとを照合する機能を有する。
そして、警告情報送信手段28により、照合手段27で照合処理された結果において、予定された面会場所での面会が行われたことを示す情報が訪問者情報データベース24に無かった場合に、受付3の端末8に対して警告情報を送信することで、端末8の表示手段18に警告情報を表示したり、警告音を鳴らすなどして、受付3の管理人に知らせる機能を有する。
また、計時手段30は、管理用コンピュータ16で受信した情報の受信時刻を計測する機能を有している。
【0028】
次に、本発明の訪問者管理方法を、上記した訪問者管理システムの処理手順に基いて説明する。
まず、面会者12は、訪問者1から面会者12への事前の電話連絡などのアポイントなどに基き、端末14の入力手段19から、訪問者名、日付、時刻、面会場所、面会者などの面会予定情報等を入力し、通信網17を介してこれらの情報を管理用コンピュータ16に送信する。(ステップS1)
【0029】
次に、端末14から管理用コンピュータ16で受信した情報に基いて、訪問者情報データベース24に訪問者名、日付、時刻、面会場所、面会者などの情報を登録すると共に、面会場所予約情報データベース25に、面会場所の使用予約情報を登録する。(ステップS2)
【0030】
そして、受付3に訪問者1が訪れた際に、訪問者1から名刺を受付3の管理人が受取った後に、光学読取装置6で読み取り、訪問者1に発行するデータキャリア付き入場証4に記憶されているカード番号であるID番号と、光学読取装置6で読み取った訪問者の氏名などの個人情報とを、端末8から管理用コンピュータ16に送信する。(ステップS3)
また、訪問者情報データベース24に登録されている訪問者名と関連付けてカード番号であるID番号を登録した後に、データキャリア付き入場証4を訪問者1に渡す。(ステップS4)
【0031】
その後、訪問者1は、予め面会者1から指定された会議室などの面会場所9に入り、面会場所9に備えられているRFIDリーダライタ10で、データキャリア付き入場証4に記憶されているカード番号であるID番号を読み取り、読み取られたカード番号であるID番号は、端末11から管理用コンピュータ16に送信され、訪問者情報データベース24に面会開始時刻が登録される。(ステップS5)
【0032】
そして、面会が終了して訪問者1が面会場所9から退出する際に、面会場所9に備えられているRFIDリーダライタ10で、データキャリア付き入場証4に記憶されているカード番号であるID番号を読み取り、読み取られたカード番号であるID番号は、端末11から管理用コンピュータ16に送信され、訪問者情報データベース24に面会終了時刻が登録される。(ステップS6)
【0033】
その後、訪問者1は、受付3に立ち寄り、データキャリア付き入場証4を受付3に返却する。(ステップS7)
データキャリア付き入場証4を受取った受付3の管理人は、RFIDリーダライタ5で、データキャリア付き入場証4に記憶されているカード番号であるID番号を読み取り、読み取ったID番号を、端末8から管理用コンピュータ16に送信し、訪問者情報データベース24に退場時刻を登録する。(ステップS8)
【0034】
更に、管理用コンピュータ16の照合手段27で、予め、面会場所予約情報データベース25に登録された面会場所の使用予約情報と、訪問者情報データベース24に登録された面会場所、面会開始時刻、面会終了時刻などとが照合される。(ステップS9)
この照合処理で、もしも、予定の面会場所での面会開始時刻情報と面会終了時刻情報が登録されていない場合に、警告情報送信手段28により、受付3の端末8に対して警告情報が送信され、端末8の表示手段18に警告情報を表示したり、警告音を鳴らすなどして、受付3の管理人に知らせる。(ステップS10)
また、予定の面会場所での面会開始時刻情報と面会終了時刻情報が登録されている場合には、警告情報送信手段28による警告情報がなく、訪問者1はそのまま出入口から帰ることとなる。
また、訪問者情報データベース24に登録された情報から、入場時刻、面会開始時刻、面会終了時刻、退場時刻などの時刻情報を確認することで、各時刻の時間間隔が有りすぎる場合には、その訪問者が予定以外の不審な行動を行なったことも想定され、これらの情報に基いて調査、確認を行なうこともできる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の訪問者管理方法及び訪問者管理システムは、受付で訪問者に対してデータキャリア付き入場証を発行すると共に、面会場所でデータキャリア付き入場証に記憶された情報を非接触方式で読み取り、情報収集することができるので、訪問者が大勢訪れた場合でも、時間や手間をかけることなく効率的に入場または退場手続きを行なうことができ、また入場した訪問者が社屋内でどのように過ごしたのかなどの行動情報も正確に収集することができ、収集した時刻情報から不信な行動が無かったのかを確認することもできるという効果がある。
また、データキャリア付き入場証に書き換え可能な表示部が設けられ、受付の端末に表示記録装置が備えられることで、データキャリア付き入場証に必要な情報を書き換えて表示できるので、繰り返して再使用できるという効果がある。
更に、データキャリアをRFIDタグとすることで、簡単にデータキャリア付き入場証を作製することができ、RFIDリーダライタでの処理が可能となり、特別の装置をあらためて製造することなく簡単にシステムを構築できるという効果がある。
また、受付に光学読取装置が備えられることで、訪問者から入手した名刺の情報を効率的に入力して活用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る訪問者管理システムの構成説明図である。
【図2】データキャリア付き入場証の平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】RFIDタグの平面図である。
【図5】本発明の実施形態に係る訪問者管理システムのシステムブロック図である。
【図6】訪問者情報データベースに記憶する情報を示す図である。
【図7】面会場所予約情報データベースに記憶する情報を示す図である。
【図8】本発明の実施形態に係る訪問者管理システムの処理手順を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 訪問者
2 会社
3 受付
4 データキャリア付き入場証
4a 書き換え可能な表示部
4b,4c 基材シート
5,10 RFIDリーダライタ
6 表示記録装置
7 光学読取装置
8,11,14 端末
9 面会場所
12 面会者
13 オフィス
15 電算室
16 管理用コンピュータ
17 通信網
18 表示手段
19 入力手段
20 記憶手段
21 送受信手段
22,29 制御手段
23 送受信手段
24 訪問者情報データベース
25 面会場所予約情報データベース
26 登録手段
27 照合手段
28 警告情報送信手段
29 制御手段
30 計時手段
40 RFIDタグ
41 基材
42 ICチップ
43 コイルパターン
43C コイル接続端子
44 導通部材

Claims (5)

  1. 訪問者に固有の識別情報が記憶されたデータキャリア付き入場証を発行し、訪問先に入場する訪問者を管理する訪問者管理方法であって、
    訪問者との面会予定情報を予め管理用コンピュータのデータベースに登録するステップと、訪問先に対して訪問者が入場する際に、訪問者に対して、前記面会予定情報と関係付けて前記データベースに登録した識別情報を記憶させたデータキャリア付き入場証を発行するステップと、訪問者が訪問先に入場した後に、面会場所に設置されているデータキャリアリーダライタで、訪問者が所持するデータキャリア付き入場証から識別情報を読み取るステップと、前記データキャリアリーダーで読み取った識別情報を前記管理用コンピュータに送信し、面会情報を登録するステップと、訪問者が退場する際に訪問者が所持するデータキャリア付き入場証を返却し、返却されたデータキャリア付き入場証に記憶された識別情報をデータキャリアリーダライタで読み取り、前記管理用コンピュータに送信するステップと、前記管理用コンピュータで受信した識別情報に基いて、前記データベースに前記訪問者が退場したことを示す情報を登録するステップと、
    からなることを特徴とする訪問者管理方法。
  2. 訪問者に固有の識別情報が記憶されたデータキャリア付き入場証を発行し、訪問先に入場する訪問者を管理する訪問者管理システムであって、
    訪問者に発行する固有の識別情報が記憶されたデータキャリア付き入場証と、
    訪問先の受付及び面会場所にそれぞれ設置されたデータキャリアリーダライタを備えた端末と、
    訪問者に関する個人情報と、面会者情報及び面会場所情報等の訪問者情報を入力する端末と、
    前記データキャリアリーダライタ及び前記端末と通信可能に接続された、データベースを有する管理用コンピュータと、
    を具備し、
    前記管理用コンピュータには、前記端末から受信した訪問者情報と、前記データキャリアリーダライタから受信した識別情報とを、前記データベースに関係付けて登録する手段を有することを特徴とする訪問者管理システム。
  3. 前記データキャリア付き入場証に、書き換え可能な表示部が設けられ、前記受付の端末に、表示記録装置が備えられていることを特徴とする請求項2記載の訪問者管理システム。
  4. 前記データキャリアがRFIDタグであり、前記データキャリアリーダライタがRFIDリーダライタであることを特徴とする請求項2項記載の訪問者管理システム。
  5. 前記端末に、名刺に表示された情報を光学的に読み取る光学読取装置が備えられていることを特徴とする請求項2記載の訪問者管理システム。
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