JP5664378B2 - 仮想ポイントカードシステム、仮想ポイントカードの管理方法、ポイントカード管理端末、携帯端末、ポイントカード管理プログラム、及びポイントカード利用プログラム - Google Patents
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Description
そこで、会員をグループにまとめて管理し、グループの構成のポイントを集計するポイントカードシステム等が種々開発されている。例えば、特許文献2には、ポイントを会員ごとに管理するポイント管理機能に加え、会員情報に基づいて会員を所定のグループにまとめて当該グループの構成員として管理するグループ管理機能と、当該グループ内の構成員のポイントを集計するグループポイント集計機能と、この集計されたグループ単位のポイントを当該グループ内のいずれの構成員をも利用することができるよう当該ポイントを管理するグループポイント管理機能とを備えたポイントカードシステムについて記載されている。これにより、グループ内の会員にポイントが付加されると、当該ポイントをグループのポイントとして集計し、グループを構成する全ての会員のポイントを合計してグループポイントとしておき、グループ内の会員がポイントを使用する際は、使用するポイントをグループポイントから差し引くことを可能としている。
また、特許文献3には、家族を構成する各構成員の取引内容に応じて家族単位の獲得ポイントを算出するポイント付与装置が提案されている。このように、家族単位に獲得ポイントを算出することにより、個人単位にポイントを獲得する場合に比べてポイントを獲得しやすくできる。
これにより、既にいずれかの携帯端末に持出されている場合は、当該仮想ポイントカードの持出しを不許可とし、持出されていない場合は、当該仮想ポイントカードの持出しを許可するという持出判定をポイントカード管理端末が行うため、サーバの負荷が小さくすることができる。また、サーバとの通信回数を最小限にできるため、通信コストの低減に寄与できる。
これにより、ユーザは携帯端末をポイントカード管理端末に端末間通信接続させる(例えば、かざす)という簡単な操作で、仮想ポイントカードの返却を行える。このため、操作性がよく、利便性に優れる。また、サーバの持出状況も自動的に更新されるため、管理が容易である。
また、第5の発明において、前記ローカル記憶部に記憶されている仮想ポイントカードのうち、使用する仮想ポイントカードが選択されると、店舗端末との通信機能を起動し、選択された仮想ポイントカードの情報の通信を開始可能な状態とする通信起動手段を更に備えるようにしてもよい。
まず、本発明の第1の実施の形態の仮想ポイントカーシステム1について説明する。
図1は、仮想ポイントカードシステム1のシステム構成を示す図、図2は、仮想ポイントカードシステム1の機能を示す図である。
図2に示すように、仮想ポイントカードシステム1は、グループ登録機能、個人登録機能、ポイントカード追加機能、ポイントカード持出機能、ポイントカード利用機能、及びポイントカード返却機能等を有する。
カードの追加登録は、例えばサービス加盟店のカード一覧から自由にカードを追加できるようにしてもよいし、来店したユーザだけがカード追加を許可されるようにしてもよい。
または、サーバ4が一定期間を超えて仮想ポイントカードの返却要求をポイントカード管理端末2または携帯端末3から受信しない場合は、返却要求の有無に関わらずサーバ4が自動的に返却処理を行って、未返却の仮想ポイントカードを返却されたものとして扱うようにしてもよい(上記一定期間はログインキーの有効期限と同じかそれよりは長く設定する。)。その他、予め定められた条件を満たすとサーバ4は、返却処理を行うものとする。
図3に示すように、ポイントカード管理端末2は、制御部21、ローカル記憶部22、入力部23、表示部24、リモート通信I/F25、端末間通信I/F26、周辺機器I/F27等がバス30を介して接続されて構成される。
CPUは、ローカル記憶部22、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス30を介して接続された各部を駆動制御する。制御部21は、ローカル記憶部22に記憶されている管理アプリ20(ポイントカード管理プログラム)に従って、後述するポイントカード管理処理を実行する。ポイントカード管理処理では、CPUは、リモート通信I/F25によってサーバ4とリモート通信を行い、グループ登録処理や個人登録処理を行ったり、グループのポイントカード情報及びユーザ情報をサーバ4から受信してポイントカードリスト29やユーザリスト28として管理したり、端末間通信I/F26によって携帯端末3と通信し、仮想ポイントカードの持出処理や返却処理を行ったりする。
ユーザリスト28は、サーバ4で管理されるユーザ情報のうち当該ポイントカード管理端末2に該当するグループに関するユーザ情報を抽出したものである。また、ポイントカードリスト29は、サーバ4で管理されるポイントカード情報のうち当該ポイントカード管理端末2に該当するグループに関するポイントカード情報を抽出したものである。
ポイントカードリスト29及びユーザリスト28のデータ内容は、サーバ4側のデータと同一の内容となるように定期的、或いは処理の各段階において適宜更新される。
グループID281は、サーバ4にグループ登録を行う際にユーザにより入力される任意文字列である。
個人ID282は、グループID281に紐づける個人の識別番号である。例えばユーザにより入力される任意文字列である。1つのグループにつき、複数の個人IDを登録可能とする。
認証情報(パスワード)283は、ログイン時に必要なパスワードであり、個人登録またはグループ登録の際に、ユーザにより任意に設定された文字列等である。
個人情報284は、個人の氏名等の情報である。
ログインキー(有効期限含む)285は、サーバ4による認証処理が行われた後に発行される有効期限付きのキーである。サーバ4にリクエストを送信する際、このログインキーを付加して送信する。有効期限が過ぎると、ログインキーは無効となる。
携帯端末ID286は、個人が使用する携帯端末の識別番号である。例えば、端末の製造番号や電話番号、メールアドレス等を利用できる。
Eメールアドレス287は、ユーザが個人登録またはグループ登録の際にサーバ4に通知したEメールアドレスである。このEメールアドレスに対して、サーバ4からグループ登録のための期限付き認証URL等が送信される。
ポイントカードID291は、店舗で発行される際に決定されるポイントカードの識別番号等である。
持出状況292は、「使用可」または「持出中」のいずれかに設定される。当該仮想ポイントカードが、現在いずれの携帯端末3にも持出されていない場合は「使用可」と設定され、持出処理されると「持出中」に変更される。また、返却処理されると「使用可」に変更される。
ポイント数293はポイントカードが現在保有するポイント数である。
その他のポイントカード情報294は、例えば、ポイントカードの店舗情報、ポイントの期限、ポイント特典等の付帯的な情報が格納される。
なお、入力部23及び表示部24が一体的に構成されたタッチパネル式の入出力部としてもよい。
端末間通信I/F26は、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信、ICカードリーダ・ライタを利用した非接触通信、USB等を利用した比較的近距離にある外部端末との通信インターフェースである。
周辺機器I/F27は、ICカードR/W、メモリーカード等のメディア、その他の周辺機器とのインタフェースである。
以下、説明の便宜上、ブラウザ、メーラ、利用アプリ38等のプログラムを処理の主体とする場合があるが、実際には、制御部31がそれぞれのプログラムに従った処理を実行する。
持出カードリスト39は、持出処理によって当該携帯端末3がポイントカード管理端末2から持出の許可を受けた仮想ポイントカードの一覧である。図6に示すように、ポイントカードID391、ポイント数392、その他のポイントカード情報393(店舗情報、ポイント特典等の付帯情報を含む)等が格納される。
携帯端末3の入力部33は、数字や文字、操作指示を入力するためのキーボタン等を有し、キーボタンの操作に応じた信号を制御部31に出力する。
表示部34は、液晶表示パネル等を有し、制御部31からの指示に従った表示を行う。
なお、入力部33及び表示部34が一体的に構成されたタッチパネル式の入出力部としてもよい。
リモート通信I/F35及び携帯ブラウザを利用してサーバ4にアクセスすることも可能であるが、携帯端末3のリモート通信機能を利用した仮想ポイントカードの使用については別の実施の形態(第2、第3の実施の形態)で説明する。
CPUは、記憶部42、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス50を介して接続された各部を駆動制御する。例えば、制御部41は、記憶部42、ROM、または記録媒体等に格納されたサービス管理プログラムに従って、サービス管理処理を実行する。サービス管理処理において、制御部41は、サーバ4がウェブ上に開設したサービス管理サイトを管理し、このサービス管理サイトを介して店舗端末5やポイント管理端末2と情報の交信を行う。例えば、グループ登録、個人登録、ポイントカード追加等の各処理において、サーバ4の制御部41は、各端末から要求された入力フォームを送信したり、登録された情報をポイントカード管理DB48やユーザ管理DB47の該当する記憶エリアに記憶したりする。
また、記憶部42には、上述のサービス管理プログラムやサービス管理サイトの各ページデータ等が格納される。
周辺機器I/F46は、ICカードR/W、メモリーカード等のメディア、その他の周辺機器とのインタフェースである。
図8(A)に示すように、ユーザ管理DB47には、グループID471、グループに属する構成員の個人ID472、認証情報(パスワード)473、個人情報474、ログインキー(有効期限含む)475、携帯端末ID476、Eメールアドレス477等が格納される。ただし、Eメールアドレス477は必須ではない。
グループID471は、サーバ4にグループ登録を行う際にユーザにより入力される任意文字列である。
個人ID472は個人の識別番号であり、例えばユーザにより入力される任意文字列である。1つのグループにつき、複数の個人IDを登録可能とする。
認証情報(パスワード)473は、ログイン時に必要なパスワードであり、個人登録またはグループ登録の際に、ユーザにより任意に設定された文字列等である。
個人情報474は、個人の氏名等の情報である。
ログインキー(有効期限含む)475は、サーバ4による認証処理が行われた後に発行される有効期限付きのキーである。サーバ4による認証処理後、ログインキーが発行されると、有効期限内はこのログインキーがポイントカード管理端末2に渡され、リクエストに付加されてサーバ4に送信される。サーバ4はログインキーによってリクエストの要求元を認証する。有効期限が過ぎると、ログインキーは無効となり、ユーザ管理DB47から消去される。
携帯端末ID476は、個人が使用する携帯端末の識別番号である。例えば、端末の製造番号や電話番号、メールアドレス等を利用できる。
Eメールアドレス477は、ユーザが個人登録またはグループ登録の際にサーバ4に通知したEメールアドレスである。このEメールアドレスに対して、サーバ4はグループ登録のための期限付き認証URL等を送信する。
図8(B)にポイントカード管理DB48のデータ内容を示す。
グループID481は、サーバ4にグループ登録を行う際に発行される識別番号である。
認証情報(パスワード)482は、ログイン時に必要なパスワードであり、グループ登録の際に、ユーザにより任意に設定された文字列等である。
ポイントカードID483は、店舗で発行される際に決定されるポイントカードの識別番号等である。
持出状況484は、「使用可」または「持出中」のいずれかに設定される。現在いずれの携帯端末3にもポイントカードが持出されていない場合は「使用可」と設定され、携帯端末3に持出処理されると「持出中」に変更される。また、返却処理されると「使用可」に変更される。
ポイント数485はポイントカードが現在保有するポイント数である。
その他のポイントカード情報486は、例えば、ポイントカードの店舗情報、ポイントの期限、ポイント特典等の付帯的な情報が格納される。
図8(C)に示すように、加盟店管理DB49にはポイントカード種別情報491や加盟店の店舗情報492等が記憶される。
図9に示すように、店舗端末5は、制御部51、記憶部52、入力部53、表示部54、端末間通信I/F55、リモート通信I/F56、ICカードR/W(リーダ・ライタ)57、周辺機器I/F58等がバス59を介して接続されて構成される。
CPUは、記憶部52、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス59を介して接続された各部を駆動制御する。制御部51は、サーバ4と連携してポイントカードの発行処理、ポイント処理を実行する。
店舗端末5は、端末間通信I/F55を介して携帯端末3と通信接続可能である。
ユーザが店舗を利用し、新規に仮想ポイントカードが発行された場合、店舗端末5は、ユーザから通知されたEメールアドレスとポイントカードID(以下、カードIDという)とをサーバ4に送信する(ステップS101)。このEメールアドレスは、後にサーバ4から送付される期限付き認証URLを受け取るためのEメールアドレスであり、例えば、ポイントカード管理端末2のメールアドレス等である。サーバ4は、店舗端末5からカードIDとEメールアドレスを受信すると(ステップS102)、まず、仮グループIDを生成する(ステップS103)。生成された仮グループIDは、ユーザ管理DB47にEメールアドレス及びカードIDとともに仮登録される(ステップS104)。また、サーバ4は、生成した仮グループIDを元に期限付き認証URLを発行し(ステップS105)、ステップS102で受信したEメールアドレス宛に送信する(ステップS106)。Eメール本文には期限付き認証URLが記載されるものとする。
グループの本登録処理が完了するとサーバ4に個人登録を行えるようになる。
ポイントカード管理端末2のブラウザからサービス管理サイトにアクセスし、入力フォームに従って登録済みのグループIDとそのグループに対応付けられたパスワード、及び、登録したい個人ID(ユーザが任意に決定する文字列)とその個人に対応付けられるパスワードの入力を受け付ける(ステップS201)。ポイントカード管理端末2は、入力されたグループIDとそのグループに対応付けられたパスワード、及び、個人IDとその個人に対応付けられるパスワードをネットワーク6を介してサーバ4へ送信する(ステップS202)。
認証処理により、仮想ポイントカードの盗用や、不正な使用、個人情報等の漏えい等を防ぐことが可能となる。
図12に示すように、サービス管理サイト(サーバ4)にアクセスがあると、サーバ4はまずログイン画面を提供する。ログイン画面では、グループIDとそのグループに対応付けられたパスワード、及び、個人IDとその個人に対応付けられたパスワードの入力を受け付ける。ただし、個人IDとその個人に対応付けられたパスワードの入力のみを受け付けるようにしてもよい。
サーバ4は、グループIDとそのグループに対応付けられたパスワード、及び、個人IDとその個人に対応付けられたパスワードを受信すると(ステップS303)、ユーザ管理DB47、ポイントカード管理DB48を参照して、グループIDとそのグループに対応付けられたパスワード、及び、個人IDとその個人に対応付けられたパスワードの認証処理を実行する。認証失敗の場合は(ステップS304;NG)、再度ログイン画面を返し(ステップS305)、正しいグループIDとそのグループに対応付けられたパスワード、及び、個人IDとその個人に対応付けられたパスワードの入力を促す。
店舗でポイントカードを発行すると、その情報がサーバに通知されて、ポイントカード管理DB48に登録される。
ユーザが携帯端末3を店舗端末5にかざし、端末間通信機能によってログインキーを送信するか、或いは携帯端末3のログインキーを例えばQRコード等のコード画像に変換し、表示部34に表示させて店舗端末5の読取装置に読み取らせると(ステップS401)、店舗端末5は携帯端末3のログインキーを受信し(ステップS402)、発行したカードIDに当該ログインキーを付加した情報をサーバ4にリモート送信する(ステップS403)。サーバ4は店舗端末5からカードID及びログインキーを受信すると(ステップS404)、ユーザ管理DB47を参照してログインキーが有効であるか否かを確認する(ステップS405)。ログインキーが無効の場合は(ステップS405;NO)、店頭端末5にログインキーが無効である旨のエラーを通知し、認証を再度行ってログインキーを再取得するよう促す(ステップS406)。ログインキーが有効である場合は(ステップS405;YES)、サーバ4は、ユーザ管理DB47を参照してログインキーからグループIDを算出し、ポイントカード管理DB48内の該当するグループID481に紐づけて受信したカードIDを追加記憶する(ステップS407)。
図14は、持出処理の流れを説明するフローチャートである。
図14に示すように、ポイントカード管理端末2は、定期的に、或いはユーザからの指示に応じてサーバ4に対してカード一覧(該当するグループのポイントカード情報の一覧)の取得を要求する(ステップS501)。このとき、ポイントカード管理端末2は要求とともにポイントカード管理端末2のログインキーを送信する。
サーバ4は、カード一覧の取得要求及びログインキーを受信すると(ステップS502)、ユーザ管理DB47を参照してログインキーが有効であるか否かを確認する(ステップS503)。ログインキーが無効の場合は(ステップS503;NO)、ポイントカード管理端末2にログインキーが無効である旨のエラーを通知し(ステップS513)、認証を再度行ってログインキーを再取得するよう利用者に促す(ステップS504)。ログインキーが有効である場合は(ステップS503;YES)、ユーザ管理DB47を参照してログインキー475からグループID471を算出し、ポイントカード管理DB48内の該当するグループID481に紐づけて登録されているポイントカード情報の一覧(持出状況484を含む)を取得し、要求元のポイントカード管理端末2に返す(ステップS505)。
「追加」ボタン73が操作されると、ポイントカード管理端末2は、新規にポイントカードを登録(会員登録)するためのカード追加登録画面の送信をサーバ4に要求する。また、「削除」ボタン74が操作されると、ポイントカード管理端末2は、登録されているポイントカードを削除するためのカード削除画面の送信をサーバ4に要求する。「グループリスト」ボタン75が操作されると、ポイントカード管理端末2は、ローカル記憶部22のユーザリスト28を読み出し、グループリスト表示画面80として表示部24に表示させる。
グループリスト表示画面80には、更に「追加」ボタン82、「削除」ボタン83、「カードリスト」ボタン84等が表示される。
「追加」ボタン82が操作されると、ポイントカード管理端末2は、新規に個人を登録するための個人登録画面の送信をサーバ4に要求する。また、「削除」ボタン83が操作されると、ポイントカード管理端末2は、登録されている個人を削除するための個人ID削除画面の送信をサーバ4に要求する。「カードリスト」ボタン84が操作されると、ポイントカード管理端末2は、記憶部22のポイントカードリスト29を読み出し、図15に示すポイントカードリスト表示画面70として表示させる。
利用画面90の「QRコード表示」ボタン94が操作されると、携帯端末3は、ポイントカードのカードID及びログインキーを例えばQRコード等のコード画像に変換し、図18のコード画像表示画面97に示すようにコード画像98を表示する。コード画像表示画面97を店舗端末5の読取部にかざすことにより、ポイントカードを利用できる(ポイントカード利用処理;図19参照)。
図19は、ポイントカード利用処理の流れを説明するフローチャートである。
図19に示すように、まず、ユーザが携帯端末3を店舗端末5にかざし、端末間通信機能によってログインキー及び利用するカードIDを送信するか、或いは携帯端末3のログインキー及び利用するカードIDを例えばQRコード等のコード画像に変換し、表示部34に表示させて店舗端末5の読取部に読み取らせる(ステップS601;図18参照)。
店舗端末5は携帯端末3のログインキー及びカードIDを受信し(ステップS602)、受信したログインキー及びカードIDをポイント数の変更要求とともにサーバ4にリモート送信する(ステップS603)。サーバ4は店舗端末5からカードID、ログインキー、及びポイント数の変更要求を受信すると(ステップS604)、ユーザ管理DB47を参照してログインキーが有効であるか否かを確認する(ステップS605)。ログインキーが無効の場合は(ステップS605;NO)、ポイントカード管理端末2にログインキーが無効である旨のエラー通知を送信し、認証を再度行ってログインキーを再取得するよう利用者に促す(ステップS606)。ログインキーが有効である場合は(ステップS605;YES)、サーバ4はユーザ管理DB47を参照してログインキー475からグループID471を算出し、ポイントカード管理DB48内の該当するグループID481に紐づけられている該当カードID483について変更要求されたポイント数だけ変更する(ステップS607)。そして、サーバ4は、店舗端末5にポイント変更成功の応答を送信する(ステップS608)。サーバ4からポイント変更成功の応答を受信すると、店舗端末5は、携帯端末3に変更後のポイント数を送信する。携帯端末3は、持出カードリスト39の該当するカードID391のポイント数392を受信した内容に基づいて変更する(ステップS609)。
仮想ポイントカードをグループの他の個人が使用するためには、図20に示す返却処理を行って、携帯端末3に持出されている仮想ポイントカードをポイントカード管理端末2に返却する必要がある。
図20は、ポイントカード返却処理について説明するフローチャートである。
そして、ポイントカード管理端末2と携帯端末3とを端末間通信接続した状態で、選択された仮想ポイントカードを持出す操作が行われると、ポイントカード管理端末2がサーバ4に対して選択されたカードの持出要求を送信する。サーバ4は、要求に応答してポイントカード管理DB48の持出状況484を参照し、該当する仮想ポイントカードが既にいずれかの携帯端末3に持ち出されているか否かを判定し、既にいずれかの携帯端末3に持ち出されている場合は、当該仮想ポイントカードの持出しを不許可とし、ポイントカード管理端末2に通知する。一方、該当する仮想ポイントカードがいずれの携帯端末3にも持ち出されていない場合は、サーバ4は、当該仮想ポイントカードの持出を許可し、ポイントカード管理DB48の持出状況484を「持出中」に変更して、要求元のポイントカード管理端末2に送信する。ポイントカード管理端末2は変更された持出状況484をローカル記憶部22に記憶するとともに、端末間通信接続中の携帯端末3に当該仮想ポイントカードの情報を送信し、利用可能とする。
また、グループ毎に配置されたポイントカード管理端末2がリモート通信機能と端末間通信機能を兼ね備え、このポイントカード管理端末2が携帯端末3とサーバ4との中継を行うことにより、グループ登録、個人登録、ポイントカードの持出、返却等の各種処理を円滑に行うことができる。この場合、携帯端末3は、少なくともポイントカード管理端末2との端末間通信機能を備えていればグループのカード情報を持ち出して店舗で使用できるようになる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態では、携帯端末3がリモート通信機能を有し、携帯端末3がサーバ4に直接アクセスして、ポイントカードのリモート返却処理を行う例について説明する。
まず、携帯端末3はリモート通信機能を利用してサーバ4にアクセスし、カード返却要求、ログインキー、及び返却するカードのカードIDを送信する(ステップS801)。サーバ4は、ログインキー及びカードIDを受信すると(ステップS802)、ログインキーが有効であるか否かを判定し、ログインキーが無効の場合は(ステップS802;NO)、携帯端末3にログインキーが無効である旨のエラー通知を送信し、認証を再度行ってログインキーを再取得するよう利用者に促す(ステップS804)。ログインキーが有効である場合は(ステップS803;YES)、サーバ4はユーザ管理DB47を参照し、ログインキーに基づいてグループIDを算出する。そして、ポイントカード管理DB48に記憶されているグループID481に紐づけられている該当カードIDの持出状況484を「持出中」から「使用可」に変更する(ステップS805)。また、サーバ4は返却処理を行ったことを携帯端末3に通知する。携帯端末3は、該当カードIDを持出カードリスト39から消去する(ステップS806)。
ポイントカード管理端末2内のポイントカードの持出状況292は、ポイントカード管理端末2が次にサーバ4へアクセスした際に最新の情報に更新される(ステップS807)。例えば、持出処理を行う際に更新される(図14のステップS501〜S506等)。
これにより、ポイントカード管理端末2が手元にない場合、例えば外出先からもポイントカードの返却処理を行えるため、利便性を向上できる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態では、更に、利便性を高めるための使用状況として、ポイントカード管理端末2を利用者が携帯して使用する例について説明する。すなわち、携帯端末3に第1及び第2の実施の形態で説明したポイントカード管理機能(管理アプリ20)を搭載する例である。すなわち、親機としてのポイントカード管理端末2の機能(管理アプリ20)を子機である携帯端末3に搭載する。或いは、子機である携帯端末3の機能(利用アプリ38)を親機であるポイントカード管理端末2に搭載する。
なお、グループ内で親機として機能する携帯端末3(以下の説明では、管理携帯端末200と呼ぶ)は1台に限定する。
また、グループ登録されている他の携帯端末3が親機である管理携帯端末200に端末間通信接続するとともに管理携帯端末200がサーバ4とリモート通信接続すれば、他の携帯端末3に対してポイントカードの持出処理を行ったり、他の携帯端末3からのポイントカード返却処理を行ったりできる。
管理携帯端末200の持出状況は、管理携帯端末200がサーバ4へアクセスした際に最新の情報に更新される(ステップS914)。
2・・・ポイントカード管理端末
20・・・管理アプリ
28・・・ユーザリスト
29・・・ポイントカードリスト
3・・・携帯端末
38・・・利用アプリ
39・・・持出カードリスト
4・・・サーバ
47・・・ユーザ管理データベース
48・・・ポイントカード管理データベース
49・・・加盟店管理データベース
5・・・店舗端末
55・・・端末間通信I/F
57・・・ICカードリーダ・ライタ
6・・・ネットワーク
7・・・端末間通信
Claims (16)
- 店舗端末にて発行される仮想ポイントカードの情報を管理するサーバと、グループ毎に設置され、前記サーバとの間でネットワークを介して仮想ポイントカードに関する情報を交信するポイントカード管理端末と、少なくとも前記ポイントカード管理端末との端末間通信機能を備えた携帯端末と、を備え、仮想ポイントカードを複数の利用者で共用可能とする仮想ポイントカードシステムであって、
前記サーバは、
複数の利用者をグループとして登録し、管理するユーザ管理データベースと、
個人に対して発行された仮想ポイントカードを前記グループに対応付けて登録するとともに、グループ毎に各仮想ポイントカードの持出状況を管理するポイントカード管理データベースと、を備え、
前記ポイントカード管理端末は、
前記端末間通信機能を利用して前記携帯端末と通信接続されると前記サーバにアクセスし、仮想ポイントカードの持出要求を送信する持出要求送信手段を備え、
前記サーバは、前記ポイントカード管理端末から前記持出要求を受信すると、前記ポイントカード管理データベースに管理されている持出状況を参照し、所定の条件が満たされている場合は、当該仮想ポイントカードの持出しを許可する持出判定手段と、
前記持出判定手段によって仮想ポイントカードの持出しが許可された場合、前記ポイントカード管理データベースの該当する仮想ポイントカードの持出状況を更新するとともに、要求元のポイントカード管理端末に持出しの許可または不許可の応答を通知する通知手段と、を備え、
前記ポイントカード管理端末は、
前記持出許可の応答を受信すると、通信接続されている携帯端末に該当する仮想ポイントカードの情報を送信する持出処理手段を備え、
前記サーバは、
前記携帯端末に持出されている仮想ポイントカードについて、第2の所定条件を満たすと前記携帯端末に保持されている該当する仮想ポイントカードを使用不可とするとともに、前記ポイントカード管理データベースの該当する仮想ポイントカードの持出状況を「使用可」に更新するポイントカード返却手段、を備えることを特徴とする仮想ポイントカードシステム。 - 店舗端末にて発行される仮想ポイントカードの情報を管理するサーバと、グループ毎に設置され、前記サーバとの間でネットワークを介して仮想ポイントカードに関する情報を交信するポイントカード管理端末と、少なくとも前記ポイントカード管理端末との端末間通信機能を備えた携帯端末と、を備え、仮想ポイントカードを複数の利用者で共用可能とする仮想ポイントカードシステムであって、
前記サーバは、
複数の利用者をグループとして登録し、管理するユーザ管理データベースと、
個人に対して発行された仮想ポイントカードを前記グループに対応付けて登録するとともに、グループ毎に各仮想ポイントカードの持出状況を管理するポイントカード管理データベースと、を備え、
前記ポイントカード管理端末は、
前記サーバから当該ポイントカード管理端末が管理するグループの仮想ポイントカードのリスト及び持出状況を受信して、当該ポイントカード管理端末内のローカル記憶部に記憶する記憶手段と、
前記携帯端末と前記端末間通信機能を利用して通信接続されるとともに、持出要求操作が行われると、前記ローカル記憶部に記憶されている仮想ポイントカードの持出状況を参照し、所定の条件が満たされている場合は、当該仮想ポイントカードの持出しを許可する持出判定手段と、
前記持出判定手段によって仮想ポイントカードの持出しが許可された場合、前記ローカル記憶部に記憶されている持出状況のうち該当する仮想ポイントカードの持出状況を更新するとともに、通信接続されている携帯端末に該当する仮想ポイントカードの情報を送信する持出処理手段と、を備え、
前記サーバは、
前記携帯端末に持出されている仮想ポイントカードについて、第2の所定条件を満たすと前記携帯端末に保持されている該当する仮想ポイントカードを使用不可とするとともに、前記ポイントカード管理データベースの該当する仮想ポイントカードの持出状況を「使用可」に更新するポイントカード返却手段、を備えることを特徴とする仮想ポイントカードシステム。 - 前記サーバが具備する前記ポイントカード返却手段は、
前記端末間通信機能を利用して前記携帯端末と通信接続されたポイントカード管理端末から、当該携帯端末に持出されている仮想ポイントカードの返却要求を受信すると、前記返却要求に従って、該当する仮想ポイントカードの持出状況について前記ポイントカード管理データベースを更新し、要求元のポイントカード管理端末に対して、更新された持出状況を通知するとともに、通信接続されている携帯端末に持出されている仮想ポイントカードの情報の消去指示を送信させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の仮想ポイントカードシステム。 - 前記携帯端末がネットワークを介して前記サーバへリモートアクセスするリモートアクセス機能を更に備え、
前記サーバが具備する前記ポイントカード返却手段は、
前記リモートアクセス機能を利用して前記携帯端末からリモートアクセスされ、当該携帯端末に持出されている仮想ポイントカードの返却要求を受信すると、前記返却要求に従って、該当する仮想ポイントカードの持出状況について前記ポイントカード管理データベースを更新するとともに、要求元の携帯端末に持出されている仮想ポイントカード情報の消去指示を送信することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の仮想ポイントカードシステム。 - 店舗にて発行される仮想ポイントカードの情報を管理するサーバと、グループ毎に設置され、前記サーバとの間でネットワークを介して仮想ポイントカードに関する情報を交信するポイントカード管理端末と、少なくとも前記ポイントカード管理端末との端末間通信機能を備えた携帯端末と、により、1つの仮想ポイントカードを前記グループの構成員である利用者間で共用可能とする仮想ポイントカードの管理方法であって、
前記ポイントカード管理端末が前記サーバにアクセスし、一のグループをユーザ管理データベースに登録するグループ登録ステップと、
前記ポイントカード管理端末が前記サーバにアクセスし、前記グループの構成員を前記ユーザ管理データベースに登録されているグループと対応付けて登録するグループ構成員登録ステップと、
前記サーバは、前記店舗により個人に対して発行された仮想ポイントカードを前記グループに対応付けてポイントカード管理データベースに登録するポイントカード追加ステップと、
前記端末間通信機能を利用して前記携帯端末と通信接続されたポイントカード管理端末が前記サーバにアクセスし、仮想ポイントカードの持出要求を送信するポイントカード持出要求送信ステップと、
前記サーバまたは前記ポイントカード管理端末が、前記ポイントカード管理データベースにて管理される持出状況を参照し、所定の条件が満たされている場合は、当該仮想ポイントカードの持出しを許可するポイントカード持出判定ステップと、
仮想ポイントカードの持出が許可されると、前記サーバ及び前記ポイントカード管理端末は前記ポイントカード管理データベースの該当する仮想ポイントカードの持出状況を更新するとともに、要求元のポイントカード管理端末は通信接続されている携帯端末に仮想ポイントカードの情報を送信するポイントカード持出処理ステップと、
前記サーバは、前記携帯端末に持出されている仮想ポイントカードについて、第2の所定条件を満たすと前記携帯端末に保持されている該当する仮想ポイントカードを使用不可とするとともに、前記ポイントカード管理データベースの該当する仮想ポイントカードの持出状況を「使用可」に更新するポイントカード返却ステップと、
を含む処理を行うことを特徴とする仮想ポイントカードの管理方法。 - 前記ポイントカード返却ステップにおいて前記サーバは、
前記端末間通信機能を利用して前記携帯端末と通信接続されたポイントカード管理端末から当該携帯端末に持出されている仮想ポイントカードの返却要求を受信すると、前記返却要求に従って、該当する仮想ポイントカードの持出状況について前記ポイントカード管理データベースを更新し、要求元のポイントカード管理端末に対して、更新された持出状況を通知するとともに、通信接続されている携帯端末に持出されている仮想ポイントカードの情報の消去指示を送信させることを特徴とする請求項5に記載の仮想ポイントカードの管理方法。 - 前記携帯端末がネットワークを介して前記サーバへリモートアクセスするリモートアクセス機能を備えている場合は、
前記ポイントカード返却ステップにおいて前記サーバは、
前記リモートアクセス機能を利用して前記携帯端末からリモートアクセスされ、当該携帯端末に持出されている仮想ポイントカードの返却要求を受信すると、前記返却要求に従って、該当する仮想ポイントカードの持出状況について前記ポイントカード管理データベースを更新するとともに、要求元の携帯端末に持出されている仮想ポイントカード情報の消去指示を送信することを特徴とする請求項5に記載の仮想ポイントカードの管理方法。 - 店舗端末にて発行される仮想ポイントカードの情報を管理するサーバとの間でネットワークを介して仮想ポイントカードの情報を交信するとともに、少なくとも携帯端末との端末間通信機能を備えたポイントカード管理端末であって、
前記端末間通信機能を利用して前記携帯端末と通信接続された状態で前記サーバにアクセスし、仮想ポイントカードの持出要求を送信する持出要求送信手段と、
前記仮想ポイントカードの持出が許可されると、通信接続されている携帯端末に該当する仮想ポイントカードの情報を送信する持出処理手段と、を備え、
当該ポイントカード管理端末が、前記サーバから該当する仮想ポイントカードの持出状況を取得し、既にいずれかの携帯端末に持出されている場合は、当該仮想ポイントカードの持出しを不許可とし、持出されていない場合は、当該仮想ポイントカードの持出しを許可する持出判定手段を更に備えることを特徴とするポイントカード管理端末。 - 前記端末間通信機能を利用して前記携帯端末と通信接続された状態で前記サーバにアクセスし、当該携帯端末に持出されている仮想ポイントカードの返却要求を送信する返却要求送信手段と、
前記返却要求に従って、前記サーバにより更新された仮想ポイントカードの持出状況を取得するとともに、通信接続されている携帯端末に持出されている仮想ポイントカードの情報の消去指示を送信する返却処理手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項8に記載のポイントカード管理端末。 - 当該ポイントカード管理端末が管理するグループの仮想ポイントカードのリスト、及び利用者のリストを前記サーバから受信して、当該ポイントカード管理端末内のローカル記憶部に記憶する記憶手段と、
前記ローカル記憶部に記憶されている仮想ポイントカードのリストを表示する表示手段と、を備え、
前記仮想ポイントカードのリストから仮想ポイントカードが選択された状態で、前記携帯端末との端末間通信接続が行われた際に、前記持出要求送信手段が前記サーバに対して選択された仮想ポイントカードの持出要求を送信することを特徴とする請求項8に記載のポイントカード管理端末。 - ポイントカード管理端末との端末間通信機能を備えた携帯端末であって、
前記端末間通信機能を利用して前記ポイントカード管理端末と通信接続すると、前記ポイントカード管理端末から送信される指示に従って当該携帯端末の利用者を特定する識別情報を送信する識別情報送信手段と、
前記ポイントカード管理端末から仮想ポイントカードの情報が前記端末間通信機能により送信されると、持出カードとして携帯端末内のローカル記憶部に記憶する持出カード記憶手段と、
前記ローカル記憶部に記憶されている仮想ポイントカードのうち選択された仮想ポイントカードを店舗端末にて利用可能な状態とするカード利用処理手段と、
を備え、
前記ローカル記憶部に記憶されている仮想ポイントカードのうち指定された仮想ポイントカードの返却要求を送信する際に操作される操作手段を更に備え、
前記操作手段が操作されると、前記指定された仮想ポイントカードの返却要求を前記端末間通信機能を用いて接続されているポイントカード管理端末に対して送信する返却要求送信手段を更に備えることを特徴とする携帯端末。 - ネットワークを介してサーバへリモートアクセスするリモートアクセス機能を更に備え、
前記リモートアクセス機能を利用して前記サーバにアクセスし、前記ローカル記憶部に記憶されている仮想ポイントカードのうち指定されたカードの返却要求を送信するリモート返却要求送信手段と、
前記指定された仮想ポイントカードの情報を前記ローカル記憶部から消去する消去手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項11に記載の携帯端末。 - 前記ローカル記憶部に記憶されている仮想ポイントカードのうち、使用する仮想ポイントカードが選択されると、選択された仮想ポイントカードについて店舗端末で読み取り可能なコード情報を生成し、表示するコード表示手段を更に備えることを特徴とする請求項11に記載の携帯端末。
- 前記ローカル記憶部に記憶されている仮想ポイントカードのうち、使用する仮想ポイントカードが選択されると、店舗端末との通信機能を起動し、選択された仮想ポイントカードの情報の通信を開始可能な状態とする通信起動手段を更に備えることを特徴とする請求項11に記載の携帯端末。
- コンピュータにより読み取り可能な形式で記述されたポイントカード管理プログラムであって、
端末間通信機能を利用して携帯端末と通信接続された状態でサーバにアクセスし、仮想ポイントカードの持出要求を送信する持出要求送信ステップと、
前記仮想ポイントカードの持出が許可されると、通信接続されている携帯端末に該当する仮想ポイントカードの情報を送信する持出処理ステップと、
を含み、
当該コンピュータが、前記サーバから該当する仮想ポイントカードの持出状況を取得し、既にいずれかの携帯端末に持出されている場合は、当該仮想ポイントカードの持出しを不許可とし、持出されていない場合は、当該仮想ポイントカードの持出しを許可する持出判定ステップを更に含む処理を当該コンピュータに実行させるためのポイントカード管理プログラム。 - コンピュータにより読み取り可能な形式で記述されたポイントカード利用プログラムであって、
端末間通信機能を利用してポイントカード管理端末と通信接続すると、前記ポイントカード管理端末から送信される指示に従って当該コンピュータの識別情報を送信する識別情報送信ステップと、
前記ポイントカード管理端末から仮想ポイントカードの情報が前記通信機能により送信されると、持出カードとして当該コンピュータ内のローカル記憶部に記憶する持出カード記憶ステップと、
前記ローカル記憶部に記憶されている仮想ポイントカードのうち選択された仮想ポイントカードを店舗端末にて利用可能な状態とするカード利用処理ステップと、
を含み、
前記ローカル記憶部に記憶されている仮想ポイントカードのうち指定された仮想ポイントカードの返却要求を送信する際に操作される操作ステップを更に含み、
前記操作ステップが操作されると、前記指定された仮想ポイントカードの返却要求を前記端末間通信機能を用いて接続されているポイントカード管理端末に対して送信する返却要求送信ステップを更に含む処理を当該コンピュータに実行させるためのポイントカード利用プログラム。
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