JP2013171496A - 特典付与サービス管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 利用者認証情報を安全に使用可能で、利用者や店舗に負担が少ない、店舗ごとの特典付与サービスを一括して管理することが可能な特典付与サービス管理システムを提供する。
【解決手段】 サーバ2はセッションIDを発行するセッションID発行タスク24と、利用者認証情報判定タスク26とを備え、クライアント端末3は利用者Mの識別情報に時刻情報を付加してハッシュ化した時刻情報付き利用者識別情報と、セッションIDと、時刻情報とから二次元コードQを生成する二次元コード生成タスク33とを備え、店舗端末4はクライアント端末3から二次元コードQにもとづいて利用者認証情報T取得する二次元コード取得タスク43と、利用者認証情報Tをサーバ2に送信する問合わせタスク44とを備え、利用者認証情報判定タスク26は利用者認証情報Tを取得すると、特典付与サービスに加入しているか否かを判定する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、複数の店舗が利用者に対して提供するポイントなどの特典付与サービスを一括して管理する特典付与サービス管理システムに関する。
小売店や飲食店などの店舗では、一度来店した顧客を誘引する目的で、顧客に対してクーポンを発行したり、買い物金額や来店頻度などに応じてポイントを付与したりするなどの特典付与サービスを行っている。特典付与サービスとしてポイントを付与する場合は、例えば、同一店舗やグループ店舗で利用可能なポイントカードを発行し、取得したポイントに応じて割引したり、景品と交換したりできるようになっている。このようなポイントサービスを受けるためには、店舗利用時にポイントカードを携帯している必要があり、店舗利用時にポイントカードを忘れてしまうとポイントサービスを受けることができない。ところが、各店舗でポイントカードが発行されると保有枚数が多くなり、携帯が不便であったり、保管や管理に手間がかかってしまう。
そこで、カード状のポイントカードを発行するのではなく、スマートフォンなどの携帯情報端末を使ったポイントサービスやクーポンサービスなどが行われている。携帯情報端末は常時携帯していることが多いので、不携帯によってサービスが受けられなくなるといったことを防止可能である。
顧客の形態する携帯情報端末を利用し、複数のポイントサービスを一括して管理する技術として、例えば、従来にあった会社毎、システム毎による個別のサービスを統合し、利用者の利便性を高め、携帯性に優れ、利用者の負担を軽減するポイントサービス統合システムおよびその装置に関する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、既存のポイントサービスを活用して、サービスごとのポイントカードを携帯する必要がないポイントサービスシステムおよびそのネットワークサーバに関する技術が知られている(例えば、特許文献2参照。)。さらに、ネットワークの利用に際して通信端末を認証する場合に、なりすましの危険を低減し、認証の確実性を高めた認証方法および認証装置に関する技術が知られている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2003−044934号公報 特開2009−064212号公報 特開2010−226336号公報
ところで、携帯情報端末などを使ったポイントサービスにおいて、利用者認証情報を安全に使用するためには、改ざんの防止や、なり済ましの防止などが重要である。しかしながら、特許文献1および特許文献2に記載された技術は、携帯端末に認証情報を保存するために、改ざんされるおそれや、悪用されるおそれがあった。また、特許文献3に記載された技術は、暗号化された暗号化情報(認証情報)を複合して得られた認証情報にもとづくものであるが、暗号化情報は不正に複合されてしまうおそれがある。
さらに、特許文献2に記載された技術は、店舗ごとに異なるポイントサービスを実施するような場合は、ポイントサービスごとに主催者サーバを設置する必要があるため、小規模な店舗にとってはシステム導入に設備費がかさんでしまうものであった。
そこでこの発明は、利用者認証情報を安全に使用可能で、利用者や店舗に新たな設備の購入などの負担が少ない、店舗ごとの特典付与サービスを一括して管理することが可能な特典付与サービス管理システムを提供することを目的としている。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、利用者が携帯するクライアント端末と、店舗ごとに配設された店舗端末と、前記クライアント端末や前記店舗端末と通信可能なサーバとを備え、複数の店舗が利用者に対して提供するポイントなどの特典付与サービスを一括して管理する特典付与サービス管理システムであって、前記サーバは、前記クライアント端末に対してセッション管理情報を発行するとともに、該セッション管理情報を記憶するセッション管理情報発行手段と、前記特典付与サービスに加入している利用者を認証するための利用者認証情報を判定する利用者認証情報判定手段と、を備え、前記クライアント端末は、前記利用者の識別情報に時刻情報を付加してハッシュ化した時刻情報付き利用者識別情報と、前記セッション管理情報発行手段で発行されたセッション管理情報と、前記時刻情報とにもとづいて利用者認証情報を生成する利用者認証情報生成手段とを備え、前記店舗端末は、前記クライアント端末から前記利用者認証情報を取得する利用者認証情報取得手段と、取得した前記利用者認証情報を前記サーバに送信する利用者認証情報送信手段と、を備え、前記利用者認証情報判定手段は、前記利用者認証情報送信手段から前記利用者認証情報を取得すると、前記利用者認証情報と記憶した前記セッション管理情報とにもとづいて、当該利用者が前記特典付与サービスに加入しているか否かを判定する、ことを特徴とする特典付与サービス管理システムである。
この発明によれば、利用者認証情報送信手段から利用者認証情報を取得すると、利用者認証情報判定手段によって、利用者認証情報と記憶したセッション管理情報とにもとづいて、当該利用者が特典付与サービスに加入しているか否かが判定される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の特典付与サービス管理システムにおいて、前記利用者認証情報生成手段は、前記利用者認証情報を二次元コードとして生成し、前記利用者認証情報取得手段は、前記二次元コードにもとづいて利用者認証情報を取得する、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の特典付与サービス管理システムにおいて、前記サーバは、前記店舗ごとに利用者に対する特典付与サービスの特典情報を記憶する店舗特典情報記憶手段と、前記特典付与サービスに加入している前記利用者の、登録店舗情報や保有特典情報などの利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、前記利用者情報を管理する利用者管理手段と、を備え、前記利用者認証情報送信手段は、該店舗を識別する店舗識別情報を前記利用者認証情報とともに前記サーバに送信し、前記利用者管理手段は、前記店舗特典情報記憶手段と前記利用者情報記憶手段とにもとづいて、当該利用者の前記登録店舗情報に該店舗が登録されている場合は、当該利用者の前記利用者情報と当該店舗の前記特典情報を取得し、当該利用者の前記登録店舗情報に該店舗が登録されていない場合は、当該利用者の前記登録店舗情報に該店舗を登録する、ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、利用者の識別情報に時刻情報を付加してハッシュ化した時刻情報付き利用者識別情報と、セッション管理情報発行手段で発行されたセッション管理情報と、時刻情報とを、利用者認証情報生成手段で生成して得られた利用者認証情報を用いて利用者を認証することで、高度な安全性を確保することができる。すなわち、利用者認証情報に含まれている利用者の識別情報は、利用者の識別情報に時刻情報を付加してハッシュ化した時刻情報付き利用者識別情報であるので、利用者の識別情報を取得することが非常に困難となるので、安全性、信頼性を高めることができる。
請求項2に記載の発明によれば、利用者認証情報生成手段で生成して得られた二次元コードを用いて利用者を認証することで、より高度な安全性を確保することができる。すなわち、二次元コードからは含まれている情報を取得することが非常に困難であるので、意図せず第三者に二次元コードを見られたような場合でも、含まれている情報を取得されるおそれが少なく、安全性、信頼性をより高めることができる。
請求項3に記載の発明によれば、利用者管理手段は当該利用者の登録店舗情報に該店舗が登録されている場合は、当該利用者の利用者情報と当該店舗の特典情報を取得し、当該利用者の登録店舗情報に該店舗が登録されていない場合は、当該利用者の登録店舗情報に該店舗を登録することが可能である。このため、利用者は、店舗にすでに登録しているか、未登録であるかを意識する必要がなく、登録に要する利用者の手間を削減し、負担を軽減することができる。すなわち、利用者の特典付与サービス管理システムへの加入を促進することが可能である。
この発明の実施の形態に係る特典付与サービス管理システムの概要を示すブロック図である。 図1の特典付与サービス管理システムの詳細を示すブロック図である。 図1の特典付与サービス管理システムにおける店舗特典情報データベースのデータ構成図である。 図1の特典付与サービス管理システムにおける利用者情報データベースのデータ構成図である。 図1の特典付与サービス管理システムによる利用者認証情報判定タスクの処理を示すフローチャートである。 図1の特典付与サービス管理システムによる利用者管理タスクの処理を示すフローチャートである。 図1の特典付与サービス管理システムによる二次元コード生成タスクの処理を示すフローチャートである。 図1の特典付与サービス管理システムのクライアント端末における二次元コードの表示画面の一例を示す図である。 図1の特典付与サービス管理システムのクライアント端末におけるポイント一覧の表示画面の一例を示す図である。 図1の特典付与サービス管理システムのクライアント端末におけるイベント情報の表示画面の一例を示す図である。 図1の特典付与サービス管理システムによる利用登録処理手順を示すフローチャートである。 図1の特典付与サービス管理システムによるポイント処理手順を示すフローチャートである。 図1の特典付与サービス管理システムによるイベント情報配信処理手順を示すフローチャートである。
つぎに、この発明の実施の形態について図面を用いて詳しく説明する。
図1ないし図13は、この発明の実施の形態を示している。特典付与サービス管理システム1は、図1に示すように、利用者Mが携帯するクライアント端末3と、店舗Sごとに配設された店舗端末4と、クライアント端末3や店舗端末4と通信可能なサーバ2とを備え、複数の店舗Sが利用者Mに対してそれぞれ提供するポイントなどの特典付与サービスを一括して管理する機能を有している。ここで、サーバ2と、クライアント端末3と、店舗端末4とは、有線または無線から構成される通信網NWを介して相互に通信可能に接続されている。また、この実施の形態では、特典付与サービスは、利用者Mの各店舗Sでの買い物金額に対して所定のポイント還元率でポイントを付与するサービスとする。そして、利用者Mは、特典付与サービス管理システム1に加入している複数の店舗の特典付与サービスを一括して受けられるものである。つまり、利用者Mは、一度特典付与サービス管理システム1に加入(初回登録)すれば、店舗ごとの特典付与サービスを受けられるようになるものである。
また、この実施の形態においては、利用者認証情報生成手段(二次元コード生成タスク)33は、利用者認証情報を二次元コードQとして生成するものとし、利用者認証情報取得手段(二次元コード取得タスク)43は、二次元コードQにもとづいて利用者認証情報を取得するものとする。
サーバ2は、図2に示すように、主として、通信部21、店舗特典情報記憶手段22、利用者情報記憶手段23、セッション管理情報発行手段としてのセッションID発行タスク24、店舗管理タスク25、利用者認証情報判定手段としての利用者認証情報判定タスク26、利用者管理手段としての利用者管理タスク27、および、これらの制御を行う制御部20とを備えている。通信部21は、通信網NWを介してクライアント端末3および店舗端末4と通信するための通信装置であり、利用者認証情報Tを受信したり、利用者の保有特典に関する情報、例えば保有ポイント数などを送信したりする機能を有している。ここで、利用者認証情報Tは、後述するクライアント端末3の二次元コード生成タスク33によって生成された二次元コードQが、店舗端末4の二次元コード取得タスク43によって取得されてサーバ2に送信されるものであり、セッションID、二次元コードQの生成時刻、時刻情報付き利用者識別情報を含んでいる。
店舗特典情報記憶手段22は、店舗ごとに利用者に対する特典付与サービスの特典情報を店舗特典情報データベース22aとして格納するものである。店舗特典情報データベース22aには、図3に示すように、店舗ごとに、つまり、店舗を識別する店舗ID221ごとに、店舗名222、特典情報223、イベント情報224およびその他225が記憶されている。ここで、特典情報223には、特典情報を記憶したメモリアドレスが記憶されている。特典情報には、特典ID2231、特典内容2232、その他2233とが記憶されている。特典ID2231には、特典を識別するIDが記憶されている。特典内容2232には、特典の内容が記憶され、具体的には例えば、ポイント還元率などが記憶されている。ここで、例えば、ポイント還元率が年間買い物金額で異なる場合には、同一店舗Sに特典情報223が複数登録されており、例えば特典ID2231が「01」の場合は、特典内容2232「ポイント還元率:5%、年間買い物金額:5万円未満」、特典ID2231が「02」の場合は、特典内容2232「ポイント還元率:7%、年間買い物金額:5万円以上」などと記憶されている。その他2233には、例えば、当該特典の有効期間(設定期間)などが記憶されている。ここで、この特典情報223は、店舗Sが特典を追加・変更などするたびに追加・更新される。
イベント情報224には、イベント情報を記憶したメモリアドレスが記憶されている。ここで、イベントとは店舗Sが開催するセールや、ポイント還元率のポイントアップキャンペーンなどのことである。このイベント情報には、イベントID2241、イベント内容2242、その他2243とが記憶されている。イベントID2241には、イベントを識別するIDが記憶され、イベント内容2242には、イベントの内容が記憶されており、例えば、セールの開催情報や、ポイント還元率のアップ率などが記憶されている。その他2243には、例えば、当該イベントの開催期間などが記憶されている。ここで、このイベント情報224は、店舗Sがイベントを追加・変更などするたびに追加・更新される。
利用者情報記憶手段23は、特典付与サービスを利用している利用者Mの、ポイントサービスに加入している店舗やポイントサービスで保有しているポイント数などの利用者情報を利用者情報データベース23aとして格納するものである。図4に示すように、利用者情報データベース23aは、利用者ごとに、つまり、利用者を識別する利用者ID231ごとに、利用者名232、特典利用情報233、およびその他234が記憶されている。ここで、特典利用情報233には、特典利用情報を記憶したメモリアドレスが記憶されている。特典利用情報には、店舗ID2331および特典ID2332、保有特典2333、その他2334とが記憶されている。店舗ID2331には、店舗を識別するIDが記憶され、特典ID2332には、特典を識別するIDが記憶されている。すなわち、店舗ID2331は、利用者Mがポイントサービスに加入している店舗Sが登録され、特典ID2332は、該利用者Mの加入している(提供を受けている)ポイント還元率の店舗特典情報データベース22aの特典ID2231に該当する特典IDが記憶されている。また、特典ID2332は、利用者の買い物金額などの利用状況に応じて、例えば1年に1回、ポイント還元率などが異なる特典IDに更新(ランクアップ、ランクダウン)されるようになっている。すなわち、例えば、初回(登録時)は、特典ID2332が「01」で登録され、年間買い物金額が5万円以上となると、年度の更新時に特典ID2332が「02」に更新される。保有特典2333には、保有している特典、例えば保有ポイント数などが記憶されている。その他2334には、例えば、保有特典2333の有効期間などが記憶されている。ここで、この特典利用情報233は、利用者Mが店舗Sの特典付与サービスに登録、脱退するたびに追加・更新・削除され、買い物などで特典が付与されるごとに保有特典2333が更新される。
セッションID発行タスク24は、クライアント端末3に対してセッション管理情報(セッションID)を発行する機能を有するプログラム、タスクである。セッションID発行タスク24によって、発行されたセッションIDは、利用者識別情報(利用者ID)によって利用者Mと関連付けられて保存される。ここで、利用者IDとは、利用者を識別するためのIDであり、利用者Mが特典付与サービス管理システム1に初回登録する際に、利用者情報の一部としてサーバ2および後述するクライアント端末3に登録されるものである。また、このセッションID発行タスク24は、所定時間間隔のクライアント端末3からの要求にもとづいて起動されるように制御部20によってプログラミングされている。
店舗管理タスク25は、店舗特典情報データベース22aにデータを登録したり、検索したりする機能を有するプログラム、タスクである。具体的には、店舗Sが特典付与サービス管理システムに新規加入した場合に、当該店舗Sに関する情報を店舗特典情報データベース22aに登録する。また、特典情報223、イベント情報224が追加、変更された場合には、店舗特典情報データベース22aを更新する。これらのデータは、後述する店舗端末4から入力したり、特典付与サービス管理システムの店舗用ホームページ上に設けられた入力フォームなどから入力できるようになっている。
利用者認証情報判定タスク26は、具体的には、図5に示すフローチャートの処理を行う機能を有するプログラム、タスクであり、特典付与サービスに加入している利用者を認証するための利用者認証情報を判定する。この利用者認証情報判定タスク26は、店舗端末4からの利用者認証情報Tの受信を常時監視するように制御部20によってプログラミングされている。
まず、店舗端末4から送信された利用者認証情報Tを受信する(ステップS11)。また、このとき店舗端末4からは、店舗Sを特定するための店舗情報(店舗ID)が送信されている。そして、受信した利用者認証情報Tに含まれている二次元コードQの生成時刻が制限時間以内であるか否かを判定する(ステップS12)。制限時間以内であるか否かは、例えば、二次元コードの生成時刻が所定時間以内であるか否かによって判定する。つまり、二次元コードQが発行(生成)されてから所定時間以内に利用者認証情報判定タスク26が起動されたか否かを判定し、発行から長時間経過した二次元コードQは期限切れとすることで、セキュリティを維持するものである。制限時間以内ではない、すなわち、制限時間を超過した場合(「NO」の場合)は、ステップS13に進み、期限切れエラーである旨を店舗端末3に通知する。
制限時間以内であると判定した場合(「YES」の場合)は、受信したセッションIDにもとづいて、セッションID発行タスク24の処理時に保存した該セッションIDに該当する利用者IDを読み出す(ステップS14)。そして、読み出した利用者IDに受信した二次元コードQの生成時刻を付加し(ステップS15)、生成した情報をハッシュ化して時刻情報付き利用者識別情報を得る(ステップS16)。
そして、受信した時刻情報付き利用者識別情報とステップS16で生成した時刻情報付き利用者識別情報とが一致するか否かを判定する(ステップS17)。
一致していないと判定した場合(「NO」の場合)は、ステップS19に進み、利用者が不明である旨を店舗端末3に通知する(ステップS19)。一致していると判定した場合(「YES」の場合)は、利用者が特定された旨を通知して(ステップS18)、このタスクの処理を終了する。
そして、ステップS17で一致していないと判定された場合(「NO」の場合)は、利用者が不明であるので後続の利用者管理タスク27の処理は行わないように制御部20によってプログラミングされている。また、ステップS17で一致していると判定された場合(「YES」の場合)は、後続の利用者管理タスク27を起動するように制御部20によってプログラミングされている。
利用者管理タスク27は、具体的には、図6に示すフローチャートの処理を行う機能を有するプログラム、タスクである。この利用者管理タスク27は、利用者認証情報判定タスク26が終了すると起動するように制御部20によってプログラミングされている。利用者管理タスク27は、店舗特典情報データベース22aと利用者情報データベース23aとにもとづいて、当該利用者Mの特典利用情報233に該店舗Sが登録されている場合は、当該利用者Mの特典利用情報233と当該店舗Sの特典情報223を取得し、当該利用者Mの特典利用情報233に該店舗Sが登録されていない場合は、当該利用者Mの特典利用情報233に該店舗Sを登録する。
まず、店舗端末4からサーバ2に送信された利用者認証情報Tにもとづいて、利用者認証情報判定タスク26のステップS17で一致していると判定された利用者IDと該店舗IDとを受信する(ステップS21)。そして、該利用者Mに対して実施するポイントサービスを決定する(ステップS22)。すなわち、店舗特典情報データベース22aにもとづいて、該店舗Sの特典情報223を取得し、現在実施している(有効な)特典を決定する。そして、店舗特典情報データベース22aと利用者情報データベース23aとにもとづいて、利用者Mを特定する(ステップS23)。
そして、ステップS23で特定した利用者Mが該店舗Sのポイント会員であるか否かを判定する(ステップS24)。すなわち、店舗特典情報データベース22aと利用者情報データベース23aとにもとづいて、特典利用情報233に当該店舗IDと特典IDが記憶されているか否かを判定する。ポイント会員ではないと判定された場合(「NO」の場合)は、新たにポイント会員として登録する(ステップS26)。すなわち、特典利用情報233に当該店舗IDと特典IDとを記憶する。そして、店舗特典情報データベース22aの特典内容2232に記憶された初期ポイントを付与する(ステップS27)。
ポイント会員であると判定された場合(「YES」の場合)は、取得済みのポイントを利用者情報データベース23aの保有特典2333から取得する(ステップS25)。
そして、ステップS27、ステップS25で得られた結果を店舗端末4に送信して(ステップS28)、このタスクの処理を終了する。
記憶部(図示略)は、セッションIDや利用者IDなどを記憶している。
クライアント端末3は、スマートフォンなどの多機能携帯情報端末で構成され、図2に示すように、主として、通信部31、表示部32、利用者認証情報生成手段としての二次元コード生成タスク33、二次元コード表示タスク34、ポイント確認タスク35、イベント確認タスク36、および、これらの制御を行う制御部30とを備えている。このクライアント端末3は、例えばインターネットなどを介してアプリケーションプログラムをダウンロードし、インストール可能となっている。通信部31は、通信網NWを介してサーバ2と通信するための通信装置であり、利用者の保有特典に関する情報を受信したりする機能を有している。
表示部32は、図8から図10に示すように、二次元コードQやポイント一覧やセール情報などを表示する表示装置から構成されている。
二次元コード生成タスク33は、利用者IDに時刻情報を付加してハッシュ化した時刻情報付き利用者識別情報と、セッションID発行タスク24で発行されたセッションIDと、現在時刻(二次元コードQの生成時刻)とにもとづいて二次元コードQを生成する機能を有するプログラム、タスクである。ここで、利用者IDは、利用者Mが特典付与サービス管理システム1に初回登録する際にサーバ2から利用者情報の一部として送信され、クライアント端末3にも保存されているものである。二次元コード生成タスク33は、具体的には、図7に示すフローチャートの処理を行う。すなわち、まずセッションIDを読み出す(ステップS31)。ここで、二次元コード生成タスク33の起動前には、必ずセッションIDが保存されるようになっている。そして、特典付与サービス管理システム1に加入した際(初回登録時)に保存している利用者情報から利用者IDを読み出し(ステップS32)、現在時刻を二次元コードQの生成時刻として取得する(ステップS33)。そして、利用者IDに二次元コードQの生成時刻を付加し(ステップS34)、生成した情報をハッシュ化して時刻情報付き利用者識別情報とする(ステップS35)。そして、セッションIDと、二次元コードQの生成時刻と、時刻情報付き利用者識別情報とを二次元コードQとして生成する(ステップS36)。そして、図8に示すように、生成された二次元コードQを表示部32に表示する。
二次元コードQの生成について、具体的に例えば、利用者ID「abc」、セッションID「123」、二次元コードQの生成時刻「2015年07月15日18時00分00秒」(20150715180000)の場合について説明する。ステップS34において、利用者ID「abc」に二次元コードQの生成時刻「20150715180000」を付加して、「abc20150715180000」を得る。そして、ステップS35において、ハッシュ化して「pbn45f2zx56w」を得る。そして、ステップS36において、セッションID「123」と、ハッシュ化した値「pbn45f2zx56w」と、ソルトに使った二次元コードQの生成時刻「20150715180000」とを組み合わせて、「123,pbn45f2zx56w,20150715180000」が利用者認証情報として得られる。そして、この得られた「123,pbn45f2zx56w,20150715180000」を二次元コード化して、二次元コードQが得られる。
そして、二次元コード生成タスク33は処理が終了すると、二次元コード表示タスク34を起動するようになっている。
二次元コード表示タスク34は、二次元コード生成タスク33で生成した二次元コードQを図8に示すように表示部32に表示する機能を有するプログラム、タスクである。
ポイント確認タスク35は、利用者Mの保有ポイントを確認し、図9に示すように表示部32に表示する機能を有するプログラム、タスクである。具体的には、記憶しているセッションIDにもとづいて、サーバ2の店舗特典情報データベース22aから該利用者Mの特典利用情報233から店舗ID2331や保有特典2333を取得する。そして、図9に示すように、取得した保有ポイントを表示部32に表示する。
イベント確認タスク36は、利用者Mがポイントサービスに加入している店舗Sのイベント情報を取得し、図10に示すように表示部32に表示する機能を有するプログラム、タスクである。具体的には、記憶しているセッションIDにもとづいて、サーバ2の店舗特典情報データベース22aと利用者情報データベース23aとにもとづいて、該利用者Mの特典利用情報233から、該当する店舗Sを取得し、該店舗Sのイベント情報224を取得する。そして、図10に示すように、取得したイベント情報を表示部32に表示する。
記憶部(図示略)は、セッションIDや利用者IDなどを記憶している。
また、制御部30には、所定時間間隔でサーバ2に対してセッションID発行タスク24を起動する要求を送信するようにプログラミングされている。すなわち、クライアント端末3は、常にサーバ2で発行された有効なセッションIDを保存するようになっている。
店舗端末4は、パーソナルコンピュータなどの端末装置やスマートフォンなどの多機能携帯情報端末などで構成され、図2に示すように、主として、通信部41、読取部42、利用者認証情報取得手段としての二次元コード取得タスク43、利用者認証情報送信手段としての問合わせタスク44、ポイント更新タスク45、店舗情報更新タスク46、および、これらの制御を行う制御部40とを備えている。通信部41は、通信網NWを介してサーバ2と通信するための通信装置であり、利用者認証情報Tを送信したり、利用者Mの保有特典に関する情報を受信したりする機能を有している。
読取部42は、二次元コードQを読み取り可能な二次元コードリーダから構成されている。この読取部42は、クライアント端末3の表示部32に表示された二次元コードQがかざされると、二次元コード取得タスク43を起動して、二次元コードQを取得可能となっている。
二次元コード取得タスク43は、クライアント端末3から二次元コードQを取得する機能を有するプログラム、タスクである。二次元コード取得タスク43は、読取部42に二次元コードQがかざされると起動するように制御部40によってプログラミングされている。そして、二次元コードQを取得すると二次元コードQにもとづいて利用者認証情報Tを取得して、問合わせタスク44を起動するように制御部40によってプログラミングされている。
問合わせタスク44は、利用者認証情報Tに該当する利用者Mの保有ポイント情報やポイント還元率などをサーバ2に問い合わせる機能を有するプログラム、タスクである。問合わせタスク44は、具体的には、二次元コード取得タスク43によって取得した利用者認証情報Tと該店舗Sを識別する店舗識別情報(店舗ID)をサーバ2に送信し、利用者Mの保有ポイント情報やポイント還元率など結果として受信するものである。
ポイント更新タスク45は、利用者Mのポイントを更新する機能を有するプログラム、タスクである。ここで、利用者Mのポイントは、例えば該店舗Sでの買い物金額に対して所定のポイント還元率(店舗特典情報データベース22aの特典内容2232に記憶されている)でポイントを付与する。すわなち、取得したポイント還元率にもとづいて、加算する(減算する)ポイント数などをポイント更新情報としてサーバ2に送信すると、サーバ2側で利用者情報データベース23aに反映するようになっている。また、加算する(減算する)ポイント数は直接入力できるようになっている。
店舗情報更新タスク46は、店舗Sの情報を更新するためにデータを入力して、サーバ2に送信する機能を有するプログラム、タスクである。すなわち、店舗情報更新タスク46を起動すると、店舗用の管理メニュ画面などが表示され、該画面からイベント情報などの更新したいデータを入力することができ、サーバ2に送信するようになっている。そして、サーバ2側では、受信したデータにもとづいて店舗特典情報データベース22aに反映する。
次に、特典付与サービス管理システム1の処理手順および作用について説明する。
まず、利用者Mが特典付与サービス管理システム1に加入する場合(初回登録)について図11にもとづいて説明する。利用者Mは、店舗Sのポイントサービスに加入するために、特典付与サービス管理システム1に利用登録を行う。この利用登録は、クライアント端末3にダウンロードした特典付与サービス管理システム1のアプリケーションプログラムや、ホームページから行うようになっている。この実施の形態では、クライアント端末3にアプリケーションプログラムをダウンロードするものとする。このアプリケーションプログラムは、「初回登録メニュ」と「利用者メニュ」とを有している。ここで、「初回登録メニュ」は、利用者情報を入力して特典付与サービス管理システム1に利用登録するためのメニュが設定されているものであり、「利用者メニュ」は、特典付与サービス管理システム1に加入している複数の店舗の各ポイントサービスを受けるためのメニュ、具体的にはポイントサービスメニュやイベント情報取得メニュなどが設定されているものである。
利用者Mは、クライアント端末3にダウンロードした特典付与サービス管理システム1の「初回登録メニュ」を起動する。
クライアント端末3においては、特典付与サービス管理システム1の利用登録画面(入力画面)が表示される。そして、メールアドレスや携帯電話番号、氏名、住所などの利用者情報が入力されて、サーバ2に送信される。
サーバ2においては、受信した利用者情報が正しい値であるか、すなわち不正な入力値ではないかをチェックするとともに、受信したメールアドレスがすでにメールアドレスとして利用者情報データベース23aに登録されていないか否かを判定する。具体的には、不正な入力値ではないかのチェックは、例えばメールアドレスや携帯電話番号として正しい値であるか否かを、書式や桁数などで判定する。判定結果がNGの場合は、クライアント端末3に結果が送信される際に、判定結果がNGである原因が通知される。具体的には例えば、クライアント端末3の表示部32には、「入力されたメールアドレスが不正です。」、「入力されたメールアドレスはすでに登録されています。」と通知される。
そして、判定結果がOKの場合は、利用者IDが生成されるとともに、利用者情報データベース23aに登録されて、結果がクライアント端末3に送信される。具体的には例えば、クライアント端末3の表示部32には、「利用登録しました。」と通知される。
そして、クライアント端末3においては、受信した結果にもとづいて、登録がOK(正常登録)の場合は、利用者情報が記憶部に登録される。この利用者情報は、利用者IDを含んでおり、サーバ2や店舗端末4とのとのデータの送受信時に利用される。
一方、判定結果がNG(登録がNG)の場合は、利用者Mは、通知された原因を参照して再度、利用者情報を入力する。
つづいて、利用者Mが店舗Sのポイントサービスを受ける場合について図12にもとづいて説明する。
利用者Mは、店舗Sのポイントサービスに加入する場合は、クライアント端末3にダウンロードした特典付与サービス管理システム1の「利用者メニュ」の中から「ポイントサービスメニュ」を起動する。
クライアント端末3においては、サーバ2に対してセッションIDが要求される。
そして、サーバ2において、クライアント端末3からのセッションIDの要求が受信されると、セッションID発行タスク24が起動される。そして、発行されたセッションIDが記憶部に保存されるとともに、クライアント端末3にセッションIDが送信される。
そして、クライアント端末3においては、受信したセッションIDが記憶部に保存され、以降のサーバ2とのデータの送受信などに用いられる。
次に、クライアント端末3においては、二次元コード生成タスク33が起動され、生成された二次元コードQが表示部32に表示される。利用者Mは、表示された二次元コードQを、店舗端末4の読取部42にかざす。
そして、店舗端末4においては、二次元コード取得タスク43が起動されて、二次元コードQにもとづいて利用者認証情報Tが取得され、問合わせタスクが起動される。
そして、サーバ2においては、利用者認証情報Tが受信されると利用者認証情報判定タスク26が起動される。具体的には例えば、サーバ2に保存しているセッションID「123」から、該セッションIDに対応する利用者ID「abc」が読み出される。そして、利用者IDと受信した二次元コードQの生成時刻が連結されて、「abc20150715180000」が得られる。さらに、この値がハッシュ化されて、「pbn45f2zx56w」が時刻情報付き利用者識別情報として生成される。この生成した時刻情報付き利用者識別情報が、受信した二次元コードQの時刻情報付き利用者識別情報と一致すればシステム利用者が特定されたと判定される。
そして、利用者管理タスク27が起動されて、店舗端末4に結果が通知される。すなわち、利用者Mが初回利用の場合は、新たにポイント会員として登録されるとともに、店舗特典情報データベース22aの特典内容2232にもとづいて、初期ポイントが通知される。また、利用者Mが2回目以降の利用の場合は、保有特典2333や特典内容2232が通知される。
そして、店舗端末4においては、利用者Mに対して付与するポイントを決定する。具体的には、例えば、買い物金額と特典ID2332などに応じて定められたポイント還元率のポイントが付与される。そして、利用者情報とポイント情報がポイント更新情報としてサーバ2に送信される。そして、店舗端末4からサーバ2に対してポイント更新を行うよう、つまり、利用者情報データベース23aの更新要求が行われる。
そして、サーバ2においては、利用者情報データベース23aの特典利用情報233が更新されて店舗端末4に結果が通知される。
このようにして、利用者Mは、特典付与サービス管理システム1の初回登録を行い、利用登録後は、このサービスに加入している店舗Sであれば、どの店舗Sでもクライアント端末3に二次元コードQを表示して、店舗端末4にかざすだけでポイントサービスを受けられる。また、店舗Sのポイントサービスに加入するのも、クライアント端末3に二次元コードQを表示して、店舗端末4にかざすだけでよい。
つづいて、利用者Mが店舗Sのイベント情報を問い合わせる場合について図13にもとづいて説明する。店舗Sのイベント情報は、店舗端末4に、店舗用の管理メニュ画面などが表示され、該画面からイベント情報が入力されて、サーバ2に送信されて店舗特典情報データベース22aのイベント情報224に登録されるようになっている。そして、サーバ2においては、受信したイベント情報が店舗特典情報データベース22aのイベント情報224に登録される。
利用者Mは、店舗Sのイベント情報を問い合わせる場合は、クライアント端末3にダウンロードした特典付与サービス管理システム1の「利用者メニュ」の中から「イベント情報取得メニュ」を起動する。
そして、クライアント端末3においては、該利用者Mがポイントサービスに加入している店舗Sのイベント情報がサーバ2に問合わせされる。
サーバ2においては、イベントの問合わせを受信すると、該利用者Mがポイントサービスに加入している店舗Sの店舗特典情報データベース22aのイベント情報224が読み出されて、クライアント端末3に送信される。
クライアント端末3においては、受信したイベント情報224が、例えば図10に示すように表示される。
以上のように、この特典付与サービス管理システム1によれば、利用者Mの識別情報に時刻情報を付加してハッシュ化した時刻情報付き利用者識別情報と、セッションID発行タスク24で発行されたセッションIDと、時刻情報とを二次元コード生成手タスク33で生成して得られた二次元コードQと、サーバに記憶したセッション管理情報とを用いて利用者Mを認証する、すなわち、特典付与サービスに加入しているか判定するので、高度な安全性を確保することができる。
また、利用者認証情報判定タスク26は、受信した利用者認証情報Tの時刻情報付き利用者識別情報から利用者IDを取得せず、受信した時刻情報付き利用者識別情報と、生成した時刻情報付き利用者識別情報とが一致するか否かによって利用者を判定するので、安全性を高める。すなわち、二次元コードQから利用者IDを読み出さない(複合不可である)ため、二次元コードQが不正に複製されたとしても、利用者IDを取得することが非常に困難であり、高度な安全性、信頼性を確保できる。このため、クライアント端末3に表示された二次元コードQが、不正に撮影され複製された場合であっても、不正取得者による利用者IDの不正利用(なりすまし)を防止できる。
また、二次元コードQに時刻情報を含むことで、二次元コードQに有効期限を設定することができる。この二次元コードQは、クライアント端末3で生成するため、サーバ2や店舗端末4との通信が不要となり、処理を高速化することができる。
また、利用者管理タスク27は、当該利用者Mが登録されている(登録済み、ポイント会員である)場合は、当該利用者Mの利用者情報と当該店舗Sの特典情報を取得し、当該利用者Mが登録されていない(初回登録)場合は、当該利用者Mを当該店舗Sの新規ポイント会員として登録することが可能である。このため、利用者Mは、店舗Sにすでにポイント会員登録をしているか、未登録であるかを意識する必要がなく、ポイント会員登録に要する利用者Mの手間を削減し、負担を軽減することができる。これにより、利用者Mの店舗Sごとのポイント会員登録を促進することが可能である。
具体的には、利用者Mがポイント会員登録をするためには、まずクライアント端末3にダウンロードした特典付与サービス管理システム1の「初回登録メニュ」から利用登録した後に、「利用者メニュ」の中から所定のメニュを起動して、表示された二次元コードQを店舗端末4に読み取らせるだけでよく、各種情報の入力や記載の手間を削減することができる。
また、店舗Sが特典付与サービス管理システム1に加入する場合は、読取部42を用意し、既設または新設のパーソナルコンピュータに管理ソフトをインストールして店舗端末4とするだけでよく、高価な設備を要しない。このため、特典付与サービス管理システム1の導入に伴う初期費用を安価に抑えることができる。また、サーバ2は店舗Sごとに設置する必要がなく、サーバ2の運用コストを抑えることができる。さらに、クライアント端末3にダウンロードするアプリケーションプログラムも店舗Sごとに用意する必要がないので、開発費用を抑えることができる。さらに、店舗Sでは、ポイント会員登録などの事務処理を行う必要がないので、負担を軽減することができる。
このような特典付与サービス管理システム1によって、利用者Mは、店舗Sごとに発行された複数のポイントカードを持ち歩く必要がなくなり、クライアント端末3を使って、安全に複数の店舗Sのポイントサービスを受けることが可能となる。このため、利用者Mは、特典付与サービス管理システム1に加入している店舗Sであれば、ポイントサービスの加入時に、利用者情報などを入力したり記入したりする必要がなくなり、手間を削減できる。
また、利用者Mの保有ポイントなどはサーバ2の利用者情報データベース23aに記憶されているため、ポイントの紛失や改ざんのおそれがない。
さらに、利用者Mは、クライアント端末3を介してセールなどのイベント情報を取得することができ、店舗Sは、効果的なイベントの告知を利用者Mに行うことが可能であり、高い告知効果を得ることができる。また、利用者Mにとっても、不要なメールなどの配信などがなされないために、クライアント端末3のリソースの消費を抑えることができる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、二次元コード表示タスク34で表示した二次元コードQを、店舗端末4に読み取らせるようにして説明したが、二次元コードQを読み取らせるのではなく、店舗端末4に例えば近距離無線通信や赤外線通信で送信するようにしてもよい。具体的には、クライアント端末3の利用者認証情報生成タスク(図示略)によって生成した利用者認証情報Tを、近距離無線通信や赤外線通信などの通信機能を用いて、店舗端末4の利用者認証情報取得タスク(図示略)によって取得できるようにしてもよい。この場合も、近距離無線通信や赤外線通信などの通信機能を用いることで、クライアント端末3と店舗端末4との間で送受信される利用者認証情報Tが第三者に不正に取得されるおそれがないので、高度な安全性、信頼性を確保できる。また、二次元コードQのように利用者認証情報Tを表示する必要がないので、不正取得の可能性をより低減できる。
また、サーバ2において、利用者情報データベース23aが更新されて、保有ポイントなどが更新された場合は、更新結果がクライアント端末3にメールなどで通知されるようにし、クライアント端末3では、例えば買い物ごとに今回の加算ポイント数、現在の保有ポイント数を表示部32に表示可能としてもよい。
さらにまた、利用者認証情報判定タスク26のステップS13およびステップS19において、エラーである旨の通知を店舗端末3にするようにして説明したが、店舗端末3だけではなくクライアント端末3にメールなどで通知するようにしてもよい。
1 特典付与サービス管理システム
2 サーバ
3 クライアント端末
4 店舗端末
22a 店舗特典情報データベース
23a 利用者情報データベース
24 セッションID発行タスク(セッション管理情報発行手段)
25 店舗管理タスク
26 利用者認証情報判定タスク(利用者認証情報判定手段)
27 利用者管理タスク(利用者管理手段)
32 表示部(表示手段)
33 二次元コード生成タスク(利用者認証情報生成手段)
34 二次元コード表示タスク
35 ポイント確認タスク
42 読取部
43 二次元コード取得タスク(利用者認証情報取得手段)
44 問合わせタスク(利用者認証情報送信手段)
45 ポイント更新タスク
M 利用者
S 店舗
Q 二次元コード
T 利用者認証情報

Claims (3)

  1. 利用者が携帯するクライアント端末と、店舗ごとに配設された店舗端末と、前記クライアント端末や前記店舗端末と通信可能なサーバとを備え、複数の店舗が利用者に対して提供するポイントなどの特典付与サービスを一括して管理する特典付与サービス管理システムであって、
    前記サーバは、
    前記クライアント端末に対してセッション管理情報を発行するとともに、該セッション管理情報を記憶するセッション管理情報発行手段と、
    前記特典付与サービスに加入している利用者を認証するための利用者認証情報を判定する利用者認証情報判定手段と、を備え、
    前記クライアント端末は、
    前記利用者の識別情報に時刻情報を付加してハッシュ化した時刻情報付き利用者識別情報と、前記セッション管理情報発行手段で発行されたセッション管理情報と、前記時刻情報とにもとづいて利用者認証情報を生成する利用者認証情報生成手段とを備え、
    前記店舗端末は、
    前記クライアント端末から前記利用者認証情報を取得する利用者認証情報取得手段と、
    取得した前記利用者認証情報を前記サーバに送信する利用者認証情報送信手段と、を備え、
    前記利用者認証情報判定手段は、前記利用者認証情報送信手段から前記利用者認証情報を取得すると、前記利用者認証情報と記憶した前記セッション管理情報とにもとづいて、当該利用者が前記特典付与サービスに加入しているか否かを判定する、
    ことを特徴とする特典付与サービス管理システム。
  2. 前記利用者認証情報生成手段は、前記利用者認証情報を二次元コードとして生成し、
    前記利用者認証情報取得手段は、前記二次元コードにもとづいて利用者認証情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の特典付与サービス管理システム。
  3. 前記サーバは、
    前記店舗ごとに利用者に対する特典付与サービスの特典情報を記憶する店舗特典情報記憶手段と、
    前記特典付与サービスに加入している前記利用者の、登録店舗情報や保有特典情報などの利用者情報を記憶する利用者情報記憶手段と、
    前記利用者情報を管理する利用者管理手段と、を備え、
    前記利用者認証情報送信手段は、該店舗を識別する店舗識別情報を前記利用者認証情報とともに前記サーバに送信し、
    前記利用者管理手段は、前記店舗特典情報記憶手段と前記利用者情報記憶手段とにもとづいて、当該利用者の前記登録店舗情報に該店舗が登録されている場合は、当該利用者の前記利用者情報と当該店舗の前記特典情報を取得し、当該利用者の前記登録店舗情報に該店舗が登録されていない場合は、当該利用者の前記登録店舗情報に該店舗を登録する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の特典付与サービス管理システム。
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