JP2015148891A - 特典付与システム、特典付与方法、携帯端末、レジ端末、及び、プログラム - Google Patents

特典付与システム、特典付与方法、携帯端末、レジ端末、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】レストランで決済を行った結果として受けるべき特典を、当該決済を行ったグループに属する各人のみが効率的に受けることを可能にする特典付与システムを実現する。
【解決手段】サーバ(100)のチケット生成部(123)は、チケットを要求したグループの代表者の携帯端末(300A)に対してチケットを送信する。レジ端末(200)がチケットを非接触型通信により携帯端末(300A)から受信すると、サーバ(100)は上記グループが上記レストランを利用した時を示す時刻情報を更新し、レジ端末(200)の情報送信処理部(223)は、更新後の時刻情報を超音波通信により送信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、主に、店舗に訪れた顧客に特典を付与する特典付与システムに関する。
顧客に商品またはサービスを提供する店舗において、顧客の再来店の動機づけを高めるために、特典付与システムが広く利用されている。特典付与システムは、来店した顧客に対して、特典(ポイント、クーポン情報、スタンプ情報等)を付与するシステムである。このようなシステムの一例として、特許文献1、2に開示されているシステムが挙げられる。
特許文献1には、店舗に設置されている読取装置と、ユーザの属性情報が付随してアクセスがあった場合に、そのユーザに固有の認証情報を二次元バーコードとしてそのユーザが所有する携帯端末に送信する管理サーバと、を含むシステムが開示されている。特許文献1のシステムでは、店舗での決済時において、読取装置が、ユーザが所有する携帯端末に表示された上記二次元バーコードを読み取った場合、そのユーザに対してサービス還元として付与されるスタンプ情報をその携帯端末に送信するようになっている。
また、特許文献2には、キャンペーンサーバと、店舗に設置されている来店証明書込装置と、を含むシステムが開示されている。特許文献2のシステムでは、来店者が来店証明書込装置に携帯端末をかざした場合に、来店証明書込装置が、来店証明書、及び、1回の来店に応じた応募可能回数のデータをその携帯端末に記録するようになっている。また、同システムでは、キャンペーン対象の商品に付与されているニ次元バーコードから取得されたシリアルナンバーと来店証明書とが携帯端末に記録されている場合、キャンペーンサーバは、その携帯端末を用いたキャンペーンの応募を、その携帯端末に記録されている上記データが示す応募可能回数だけ受け付けるようになっている。
特開2005−078323号公報(2005年3月24日公開) 特開2008−083920号公報(2008年4月10日公開)
特許文献1および特許文献2のシステムを含む従来の特典付与システムには、グループ単位で決済が行われる店舗(例えば、レストラン)であって決済時に顧客に特典を付与する店舗で利用する場合に、好ましくない問題が発生する虞がある。
すなわち、従来の特典付与システムを上記のような店舗で利用する場合、決済を行っているグループに属し、特典の付与を所望する各メンバは、自身の携帯端末を装置にかざさなければならない。そして、その結果として、決済が終了するまでに長い時間がかかり、レジ待ちの他の顧客を苛立たせてしまうという問題が生じ得る。
本発明は、上記課題に鑑みて成されたものであり、その主な目的は、グループ単位で決済が行われる店舗において決済を行った結果として受けるべき特典を、当該決済を行ったグループに属する各メンバのみが効率的に受けることを可能にする特典付与システムを実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る特典付与システムは、ユーザ毎に該ユーザのユーザIDと該ユーザが店舗を利用した時を示す時刻情報と該ユーザに付与された特典の量とを管理するサーバと、レジ端末と、を含み、上記サーバは、携帯端末からユーザIDを受信した場合に、グループで上記店舗に訪れた顧客が特典の付与を受けるために必要な情報であって該グループで共有すべき情報である共有情報を生成し、生成した共有情報を上記携帯端末に送信する第1送信手段と、上記レジ端末から上記共有情報を受信した場合に、該ユーザIDが割り当てられたユーザが上記店舗を利用した時を示す時刻情報を更新する更新手段と、を備え、上記レジ端末は、上記共有情報を近距離無線通信により上記携帯端末から受信した場合に、該共有情報を上記サーバに送信する第2送信手段と、上記更新手段が更新した後の上記時刻情報を近距離無線通信によって送信する第3送信手段と、を備えている。
本発明の一態様に係る特典付与システムは、グループ単位で決済が行われる店舗において決済を行った結果として受けるべき特典を、当該決済を行ったグループに属する各メンバのみが効率的に受けることを可能にする、という効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る特典付与システムのシステム構成図である。 本発明の各実施形態に係る特典付与システムの各装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る特典付与システムの各装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る特典付与システムに含まれるサーバ内の各種データベーステーブル一部のレコードを抽出して例示した図である。 本発明の実施形態1に係る特典付与システムによる顧客に特典が付与されるまでの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態1に係る特典付与システムによる上記動作を説明するための補足図である。 本発明の実施形態2〜実施形態4に係る特典付与システムのシステム構成図である。 本発明の実施形態2〜実施形態4に係る特典付与システムの各装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2〜実施形態4に係る特典付与システムに含まれるサーバ内のデータベーステーブルを例示した図である。 本発明の実施形態2〜実施形態4に係る特典付与システムによる顧客に特典が付与されるまでの動作の一部を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態2〜実施形態4に関する図であり、図10のシーケンス図により示される動作の続きの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態2に関する図であり、図11のシーケンス図により示される動作の続きの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態2に係る特典付与システムによる上記動作を説明するための補足図である。 本発明の実施形態3に関する図であり、図11のシーケンス図により示される動作の続きの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態4に関する図であり、携帯端末に表示される画面を概略的に例示した図である。 本発明の実施形態5に係る特典付与システムのシステム構成図である。 本発明の実施形態5に係る特典付与システムによる顧客に特典が付与されるまでの動作を説明するための図である。
<実施形態1>
以下、図1〜図6を参照して、本発明の一実施形態に係る特典付与システムについて説明する。なお、本実施形態に係る特典付与システムは、特典としてスタンプを付与するようになっているが、本発明に係る特典付与システムはそのような構成に限られない。すなわち、本発明に係る特典付与システムは、ポイントやマイル、クーポン等の特典を付与するようなシステムであってもよい。
(特典付与システムの概要)
本実施形態に係る特典付与システムの概要について図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る特典付与システムのシステム構成図である。
図1に示すように、本実施形態に係る特典付与システムは、クラウド上に設置されているサーバ100、店舗に設置されているレジ端末200、および、携帯端末300を含んでいる。携帯端末300は、フィーチャーフォンであってもよいし、スマートフォンであってもよいし、タブレット端末であってもよい。また、レジ端末200が設置される店舗は、グループ単位で決済が行われる店舗であり、本実施形態ではレストランである。なお、レジ端末200が設置される店舗は、例えば、カラオケボックス店、ボーリング場等であってもよい。
本実施形態に係る特典付与システムでは、グループの代表者は、グループで店舗に来店する前に、特典の付与を受けるために必要な2つのデータのうちの1つであるチケットをサーバ100から取得し、取得したデータを当該グループの各同行者の携帯端末に配布することになっている。すなわち、チケットは、グループで上記店舗に訪れた顧客が特典の付与を受けるために必要な情報であって該グループで共有すべき情報である共有情報であると言える。
また、レジ端末200には、非接触型ICカードリーダ/ライタ240、及び、超音波発信装置250が接続されている。本実施形態に係る特典付与システムは、代表者が決済時にレジ端末200の傍にある非接触型ICカードリーダ/ライタ240に自身の携帯端末をかざすと、代表者に特典を付与する。そして、特典付与システムは、特典の付与を受けるために必要な2つのデータのうちのもう1つである時刻情報を超音波発信装置250が発する超音波にのせて送信するようになっている。
その結果、代表者の近くに居る同行者の携帯端末300(300B)のみに、特典の付与を受けるために必要な2つのデータが揃うようになっている。そのため、決済を行った結果として受けるべき特典を、当該決済を行ったグループに属する各メンバのみが受けることができる。また、同行者は非接触型ICカードリーダ/ライタ240に携帯端末をかざさなくとも特典を受けることができるため、決済を行ったグループに属する各メンバは、効率良く特典を受けることができる。
(特典付与システムの構成)
まず、本実施形態に係る特典付与システムのハードウェア構成について図2を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係る特典付与システムの各装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
(サーバ100のハードウェア構成)
図2に示すように、サーバ100は、記憶部110、制御部120、及び、通信I/F部130を備えている。
記憶部110は、データが保存される記録媒体である。記憶部110として利用可能なデバイスとしては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SDD)等を挙げることができる。
制御部120は、サーバ100全体を統括的に制御するCPUである。
通信I/F部130は、ネットワークを介して、レジ端末200及び携帯端末300と通信可能に接続するためのインターフェースである。
(レジ端末200のハードウェア構成)
図2に示すように、レジ端末200は、記憶部210、制御部220、通信I/F部230、及び、操作部260を備えており、近傍にある非接触型ICリーダ/ライタ240、超音波発信装置250、及び、バーコードリーダ270と接続されている。
記憶部210は、データが保存される記録媒体である。記憶部210として利用可能なデバイスとしては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SDD)等を挙げることができる。
制御部220は、レジ端末200全体を統括的に制御するCPUである。
通信I/F部230は、ネットワークを介して、サーバ100と通信可能に接続するためのインターフェースである。
非接触型ICリーダ/ライタ240は、携帯端末300が約5cm以内の範囲に入ると、携帯端末300の非接触型IC部340から非接触型通信(近距離無線通信)により情報を読み取る。
超音波発信装置250は、超音波通信(近距離無線通信)に使用される超音波を発信する装置である。
操作部260は、顧客から受け取った金額を入力するためのキー群である。
バーコードリーダ270は、注文伝票にプリントされたバーコードを読み取り、バーコードに埋め込まれた請求額を特定する。
(携帯端末300のハードウェア構成)
図2に示すように、携帯端末300は、記憶部310、制御部320、通信I/F部330、非接触型IC部340、及び、超音波受信部350を備えている。
記憶部310は、データが保存される記録媒体である。記憶部110として利用可能なデバイスとしては、例えば、フラッシュメモリを挙げることができる。
制御部320は、携帯端末300全体を統括的に制御するCPUである。
通信I/F部330は、ネットワークを介して、サーバ100と通信可能に接続するためのインターフェースである。通信I/F部330は、3G通信、LTE通信、又は、WiMAX通信に対応したインターフェースであってもよいし、WiFi通信に対応したインタフェースであってもよいし、その他のインタフェースであってもよい。
非接触型IC部340は、非接触型IC部340から約5cmの範囲内に非接触型ICリーダ/ライタ240が存在する場合に、非接触型ICリーダ/ライタ240との間で非接触型通信を行う。非接触型IC部340には、非接触型通信時に非接触型ICリーダ/ライタ240に送信される情報を保存可能なメモリが設けられている。
超音波受信部350は、超音波通信に使用される超音波を受信する。超音波受信部350として利用可能なデバイスとしては、マイクが挙げられる。
以上、本実施形態に係る特典付与システムの各装置のハードウェア構成について説明した。なお、後述する実施形態2〜5に係る特典付与システムのハードウェア構成も、本実施形態に係る特典付与システムのハードウェア構成と同様のものである。
次に、本実施形態に係る特典付与システムを構成する各装置の要部構成について図3及び図4を参照しながら具体的に説明する。図3は、本実施形態に係る特典付与システムの各装置の要部構成を示すブロック図である。また、図4は、サーバ100に保存されている各種データベーステーブルの一部のレコードを抽出して例示した図である。図4の(a)は、ユーザ情報テーブルの一部のレコードを抽出して例示した図であり、図4の(b)及び(c)は、店舗利用情報テーブルの一部のレコードを抽出して例示した図である。
(サーバ100)
図3に示すように、サーバ100は、記憶部110、制御部120、通信I/F部130を備えている。
(記憶部110)
記憶部110は、データが保存される記録媒体である。記憶部110には、各種プログラムが保存されている。また、記憶部110には、ユーザ情報テーブルや店舗利用情報テーブル等の各種データベーステーブルが保存されている。ユーザ情報テーブルおよび店舗利用情報テーブルは、特典付与システムのユーザ毎に、該ユーザのユーザIDと該ユーザが店舗を利用した時を示す時刻情報と該ユーザに付与された特典の量とを管理するために使用される。
例えば、図4の(a)における各レコードの「累計スタンプ数」フィールドの値は当該レコードの「ユーザID」フィールドが示すユーザに付与された特典の量を示している。また、図4の(c)におけるレコードの「決済日時」フィールドの値は、当該レコードの「ユーザID」フィールドの値が示すユーザが当該レコードの「店舗ID」フィールドの値が示す店舗を利用した時を示している。本実施形態では、ユーザが決済を行った日時を当該ユーザが店舗を利用した時として取り扱うが、本発明はこれに限定されない。例えば、特典付与システムは、ユーザが来店した日時を特定し、特定した日時を該ユーザが店舗を利用した時として取り扱ってもよい。
(制御部120)
図3に示すように、CPUにあたる制御部120は、対応するプログラムを実行することにより、照合部121(判定手段)、スタンプ付与処理部122(特典付与手段)、及び、チケット生成部123(第1送信手段)として機能する。
チケット生成部123は、代表者の携帯端末300Aからチケットの要求を受けた場合に、チケットを生成し、生成したチケットを携帯端末300Aに送信する。本実施形態で生成するチケットの実体はランダム番号であるが、チケット生成部123は、チケットを生成すると、代表者のユーザID、ランダム番号、代表者が訪れた店舗の店舗ID(当該店舗に固有の店舗情報)とを含む新規レコードを店舗利用情報テーブルに生成する。なお、チケットの実体はランダム番号でなくともよい。
また、チケット生成部123は、レジ端末200からチケットと決済日時を示す時刻情報とのペアを受信した場合に、受信したチケットの値と同じ値が「チケット」フィールドに保存されているレコードを特定する。
そして、チケット生成部123は、特定したレコードの「決済日時」フィールドの値が受信した時刻情報が示す値と同じ値になるように、特定したレコードの「決済日時」フィールドの値を更新する。例えば、特定したレコードが図4の(b)に示されているレコードであり、且つ、受信した時刻情報が示す値が“2014年1月11日 19:00”である場合、特定したレコードを図4の(c)に示すようなレコードに更新する。さらに、チケット生成部123は、レジ端末200から受信したチケットを、レジ端末200に送信する。
照合部121は、携帯端末から受信したデータの中に、前述の特典の付与を受けるために必要な2つのデータが含まれているか否かを判定する。具体的には、以下の処理1及び処理2を行う。
処理1:携帯端末から受信したデータの中に、サーバ100が代表者の携帯端末300Aに送信したチケットが含まれているか否かを判定する。
処理2:携帯端末から受信したデータの中に上記チケットが含まれている場合に、携帯端末から受信したデータに含まれている時刻情報が示す時刻が、サーバ100によって管理されている時刻情報(具体的には、レジ端末200が設置されている店舗を上記代表者が利用した時を示す時刻情報)が示す時刻からの一定期間に含まれているか否かを判定する。
スタンプ付与処理部122は、照合部121によって「携帯端末から受信したデータの中に、前述の特典の付与を受けるために必要な2つのデータが含まれている」と判定された場合に、携帯端末から受信したデータに含まれているユーザIDが割り当てられたユーザに特典を付与する。例えば、スタンプ付与処理部122は、携帯端末から受信したデータに含まれているユーザIDが“0002”である場合に、ユーザ情報テーブルにおけるサトウさんの累計スタンプ数を“3”から“4”に更新する。
(通信I/F部130)
通信I/F部130は、インターネット及び/又はイントラネットを介してレジ端末200及び携帯端末300との間で通信を行うために使用される通信インタフェースである。
(レジ端末200)
図3に示すように、レジ端末200は、記憶部210、制御部220、通信I/F部230を備えており、近傍にある非接触型ICリーダ/ライタ240及び超音波発信装置250と接続されている。
(記憶部210)
記憶部210は、各種プログラム及び各種データが保存される記録媒体である。
(制御部220)
図3に示すように、CPUにあたる制御部220は、対応するプログラムを実行することにより、決済処理部221、時刻情報生成部222(受信手段、第2送信手段、共有情報送信手段)、及び、情報送信処理部223(第3送信手段、時刻情報送信手段)として機能する。
決済処理部221は、伝票のバーコードをレジ端末200のバーコードリーダ270が読み取ったことをトリガとして決済処理を開始する。
時刻情報生成部222(受信手段)は、決済処理の開始をトリガとして、非接触型ICリーダ/ライタ240の読み取り動作が有効になるように非接触型ICリーダ/ライタ240を制御する。そして、時刻情報生成部222(受信手段、第2送信手段、共有情報送信手段)は、非接触型ICリーダ/ライタ240に代表者の携帯端末300Aがかざされると時刻情報を生成し、非接触型通信により携帯端末300Aから受信したチケットと一緒に、生成した時刻情報をサーバ100に送信する。
情報送信処理部223は、レジ端末200がユーザIDを受信すると、時刻情報生成部222が生成した時刻情報を記憶部210から読み出すとともに時刻情報を記憶部210から消去する。そして、情報送信処理部223(第3送信手段、時刻情報送信手段)は、読み出した時刻情報を超音波発信装置250が発信している超音波に乗せることにより、レジ端末200の周辺に時刻情報を送信する。
(通信I/F部230)
通信I/F部230は、インターネット及び/又はイントラネットを介してサーバ100との間で通信を行うために使用される通信インタフェースである。
(非接触型ICリーダ/ライタ240)
非接触型ICリーダ/ライタ240は、携帯端末300が約5cm以内の範囲に入ると、非接触型IC部340から接触型通信(近距離無線通信)により情報を読み取る。
(超音波発信装置250)
超音波発信装置250は、超音波通信(近距離無線通信)に使用される超音波を発信する装置である。
(携帯端末300)
図3に示すように、携帯端末300は、記憶部310、制御部320(受信手段)、通信I/F部330、非接触型IC部340、及び、超音波受信部350を備えている。
(記憶部310)
記憶部310は、各種プログラム及び各種データが保存される記録媒体である。
(制御部320)
図3に示すように、CPUにあたる制御部320は、特典付与システムの利用に必要な所定のアプリケーション(以下、「対象アプリ」と称する)を実行することにより、チケット要求部321、及び、スタンプ付与要求処理部322として機能する。また、対象アプリが実行されると、制御部320(受信手段)は、超音波通信により送信されるデータを受信できるように超音波受信部350を制御する。
チケット要求部321は、記憶部310に保存されている携帯端末300のユーザIDとチケット要求とのペアをサーバ100に送信することにより、チケットをサーバ100から取得し、取得したチケットを非接触型IC部340に保存する。
スタンプ付与要求処理部322(送信手段)は、超音波通信により送信された時刻情報を超音波受信部350が受信した場合に、通信I/F部330を介して、サーバ100に、スタンプ付与要求を送信する。具体的には、記憶部310に保存されている携帯端末300のユーザのユーザIDと、超音波受信部350が受信した時刻情報と、記憶部310に保存されているチケットとを含むスタンプ付与要求をサーバ100に送信する。
(通信I/F部330)
通信I/F部330は、インターネットを介してサーバ100との間で通信を行うために使用される通信インタフェースである。
(非接触型IC部340)
非接触型IC部340は、非接触型IC部340から約5cmの範囲内に非接触型ICリーダ/ライタ240が存在する場合に、非接触型ICリーダ/ライタ240との間で非接触型通信を行い、保存されている情報を送信する。
(超音波受信部350)
超音波受信部350は、超音波通信に使用される超音波を受信する。
以上、本実施形態に係る特典付与システムの構成について説明した。
(特典付与システムの動作)
次に、グループで来店する顧客の代表者が携帯端末300Aの対象アプリを用いてチケットを要求するための操作を行ってから顧客に特典が付与されるまでの特典付与システムの動作について図5及び図6を参照しながら説明する。図5は当該動作を示すシーケンス図である。また、図6は、当該動作を説明するための補足図である。
図5及び図6に示すように、最初に、携帯端末300Aのチケット要求部321は、記憶部310に保存されている代表者のユーザIDと、チケットの要求と、をサーバ100に送信する(S1)。
ユーザIDとチケットの要求とを受信したサーバ100のチケット生成部123は、ユーザIDを用いてチケットを生成し(S2)。生成したチケットを携帯端末300Aに送信する(S3)。携帯端末300Aは、サーバ100から受信したチケットを、記憶部310に保存する。
その後、携帯端末300Aを所有する代表者が対象アプリを用いてチケットを各同行者の携帯端末300Bに配布する(S4)。なお、チケットの配布は、携帯端末300Aと携帯端末300Bとの間の無線通信(赤外線通信やBluetooth(登録商標)通信等)により行われてもよいし、メールにより行われてもよい。
S4の後、携帯端末300Aを所有する者が代表者であり、携帯端末300Bを所有する者が同行者であるようなグループがレストランに訪れたものとする。そして、グループが食事を終えて、レジ端末200が設置されている会計場所に移動したものとする。また、会計場所に移動したグループの各人は、対象アプリを起動させたものとする。
代表者が伝票をレジ担当者に渡し、レジ端末200のバーコードリーダ270が伝票のバーコードを読み込むと、レジ端末200の決済処理部221が決済処理を開始する(S5)。
S5の後、代表者が携帯端末300Aを非接触型ICリーダ/ライタ240にかざすと、携帯端末300Aの非接触型IC部340はチケットをレジ端末200に送信する(S6)。
チケットを受信したレジ端末200の時刻情報生成部222は、チケットを受信した時点の現在時刻(すなわち、決済日時)を示す時刻情報を生成し、生成した時刻情報と受信したチケットと関連付けて記憶部210に保存する。そして、時刻情報生成部222は、生成した時刻情報と受信したチケットのペアをサーバ100に送信する(S8)。
時刻情報とチケットとのペアを受信したサーバ100の照合部121は、レジ端末200から受信したチケットがサーバ100によって発行されたチケットであるか否かを判定する。具体的には、照合部121は、店舗利用情報テーブルの中に、「チケット」フィールドの値がレジ端末200から受信したチケットの値と同じであるようなレコードが存在するか否かを判定する。そして、レジ端末200から受信したチケットがサーバ100によって発行されたチケットであると照合部121が判定した場合、スタンプ付与処理部122は、当該レコードの「ユーザID」フィールドの値が示すユーザ(すなわち、代表者)にスタンプを付与する(S9)。また、S9において、チケット生成部123は、当該レコードの「決済日時」フィールドの値が、チケットとともに受信した時刻情報が示す値と同じ値になるように、当該レコードの「決済日時」フィールドの値を更新する。なお、レジ端末200から受信したチケットがサーバ100によって発行されたチケットでないと照合部121が判定した場合には、スタンプ付与処理部122は、スタンプを付与しなかった旨を示す情報をレジ端末200に返却する。
S9の後、スタンプ付与処理部122は、スタンプが付与された代表者のチケットをレジ端末200に送信する(S10)。なお、スタンプ付与処理部122は、S10において、チケットではなく、チケットが有効である旨を示す情報を送信してもよい。
チケットを受信したレジ端末200の情報送信処理部223は、当該チケットに関連付けられている時刻情報と店舗IDとを記憶部210から読み出し、時刻情報と店舗IDとのぺアを超音波通信でレジ端末200の周囲に送信する(S11)。その結果、各同行者の携帯端末300Bは、時刻情報と店舗IDと受信することになる。なお、本実施形態では、チケットの送信を行った携帯端末300A(スタンプが既に付与されている代表者の携帯端末300A)は、時刻情報及び店舗IDを受信した場合、時刻情報及び店舗IDを破棄する。
S11の後、各同行者の携帯端末300Bのスタンプ付与要求処理部322は、記憶部310から読み出したユーザID及びチケットを、超音波通信によって受信した時刻情報及び店舗IDと共に、サーバ100に送信する(S12)。
チケットと時刻情報と店舗IDとの組み合わせを受信したサーバ100の照合部121は、特典の付与を受けるために必要な2つのデータ(サーバ100が代表者に発行したチケット、及び、代表者の決済時刻を正確に又は概ね示す時刻情報)が受信した情報の中に含まれているかを判定する。
具体的には、照合部121は、携帯端末300Bから受信したチケットがサーバ100によって発行されたチケットであるか否かを判定する。具体的には、照合部121は、店舗利用情報テーブルの中に、「チケット」フィールドの値が携帯端末300Bから受信したチケットの値と同じであるようなレコードが存在するか否かを判定する。照合部121は、携帯端末300Bから受信したチケットがサーバ100によって発行されたチケットであると判定した場合、『携帯端末300Bから受信した時刻情報が示す時刻が、当該レコード内の「決済日時」フィールドが示す時刻からの一定期間(例えば、当該時刻から始まる2分または3分の期間)に含まれている』か否かを判定する。
そして、特典の付与を受けるために必要な2つのデータが受信した情報の中に含まれていると照合部121が判定した場合、スタンプ付与処理部122は、S12にてこれら2つのデータと一緒に送信されたユーザIDの値が示すユーザ(同行者)にスタンプを付与する(S13)。
(特典付与システムの利点)
以上のように、本実施形態に係る特典付与システムは、ユーザ毎に該ユーザのユーザIDと該ユーザが店舗を利用した時を示す時刻情報と該ユーザに付与された特典の量とを管理するサーバ100と、レジ端末200と、を含んでいる。
サーバ100のチケット生成部123(第1送信手段)は、グループの代表者の携帯端末300Aからチケット要求とともにユーザIDを受信した場合に、グループで店舗に訪れた顧客が特典の付与を受けるために必要なチケットであって該グループで共有すべき情報であるチケットを生成し、生成したチケットを携帯端末300Aに送信する。
レジ端末200の時刻情報生成部222(第2送信手段)は、チケットを非接触型通信により携帯端末300Aから受信した場合に、受信したチケット及び時刻情報をサーバ100に送信する。
チケット生成部123によって携帯端末300Aに送信されたチケットをサーバ100がレジ端末200から受信すると、チケット生成部123(更新手段)は、代表者が店舗を利用した時(具体的には、代表者の決済日時)を示す、店舗利用情報テーブルの「決済日時」フィールドを更新する。
「決済日時」フィールドが更新された後、レジ端末200の情報送信処理部223(第3送信手段)は、更新後の「決済日時」フィールドの値と同じ値を示す時刻情報を超音波通信によってレジ端末200の周囲に送信する。
上記の構成によれば、スタンプを受けるために必要な2つのデータ(代表者から配布されたチケット、及び、超音波通信により送信された、代表者の決済時刻を正確に又は概ね示す時刻情報)がグループに属する同行者の携帯端末300Bに保存される。一方で、代表者からチケットを配布されたが実際には店舗に訪れなかった者の携帯端末には、スタンプを受けるために必要な2つのデータが揃わない。同様に、決済をしているグループではない他のグループが超音波通信によるデータを受信可能な範囲に居る場合にも、当該他のグループに属する者の携帯端末には、スタンプを受けるために必要な2つのデータが揃わない。
また、決済をしているグループ内の各同行者は、スタンプを受けるために自身の携帯端末300Bを非接触型ICリーダ/ライタ240にかざす必要はないので、スタンプを効率的に受けることができる。
したがって、上記特典付与システムは、グループ単位で決済が行われる店舗において決済を行った結果として受けるべきスタンプを、当該決済を行ったグループに属する各メンバのみが効率的に受けることを可能にする、という効果を奏する。
(実施形態1の付記事項1)
図5のシーケンス図のS8において、レジ端末200は、チケットおよび時刻情報に加えて、決済を行っているグループのレジ端末200での決済金額を示す情報をサーバ100に送信してもよい。また、店舗利用情報テーブルには、「ユーザID」「チケット」「店舗ID」「決済日時」の各フィールドに加えて、「決済金額」フィールドが設けられていてもよい。
そして、サーバ100のチケット生成部123は、対象となるレコードの「決済日時」フィールドの値を更新する際に、対象となるレコードの「決済金額」フィールドの値をレジ端末200から受信した情報が示す決済金額を示す値に更新してもよい。
さらに、S12の後に、特典の付与を受けるために必要な2つのデータが受信した情報の中に含まれていると照合部121が判定した場合、スタンプ付与処理部122は、S12にてこれら2つのデータと一緒に送信されたユーザIDの値が示すユーザ(同行者)に、対象となるレコードの「決済金額」フィールドの値の大きさに応じた数のスタンプを付与してもよい。具体的には、スタンプ付与処理部122は、対象となるレコードの「決済金額」フィールドの値が大きい程、より多数のスタンプを付与してもよい。
(実施形態1の付記事項2)
サーバ100は、本実施形態に係る特典付与システムを利用する複数の店舗の各々について、該店舗でユーザが使用可能なスタンプの累計数をユーザ毎に管理するようになっていてもよい。例えば、ユーザ情報テーブルには、「ユーザID」「名前」「累計スタンプ数」の各フィールドに加えて、「店舗ID」フィールドが設けられていてもよい。この場合、例えば、「ユーザID」フィールドの値が“0001”であって「店舗ID」フィールドの値が“0001”であるようなレコードにおける「累計スタンプ数」フィールドの値は、「ユーザIDとして“0001”が割り当てられたユーザが、店舗IDとして“0001”が割り当てられた店舗で利用可能なスタンプの累計数」を示すことになる。
そして、S12の後に、特典の付与を受けるために必要な2つのデータが受信した情報の中に含まれていると照合部121が判定した場合、スタンプ付与処理部122は、「ユーザID」フィールドの値がS12にて送信されたユーザIDの値と同じ値であり、且つ、「店舗ID」フィールドの値がS12にて送信された店舗IDの値と同じ値であるようなレコードがユーザ情報テーブルの中に存在するか否かを判定してもよい。
スタンプ付与処理部122は、ユーザ情報テーブルの中にそのようなレコードが存在すると判定した場合、特典を付与するために、当該レコードの「累計スタンプ数」フィールドの値を、S5で開始された決済の結果として付与すべきスタンプの数だけ増加させることになる。また、スタンプ付与処理部122は、ユーザ情報テーブルの中にそのようなレコードが存在しないと判定した場合、そのようなレコードをユーザ情報テーブルの中に作成し、作成したレコードの「累計スタンプ数」フィールドの値を、S5で開始された決済の結果として付与すべきスタンプの数と同じ値にしてもよい。
(実施形態1の付記事項3)
本実施形態では、レジ端末200の時刻情報生成部222が時刻情報を生成したが、レジ端末200に時刻情報生成部222は含まれていなくともよい。例えば、レジ端末200は、非接触型通信により携帯端末300Aからチケットを受信すると、時刻情報を生成することなく、チケットのみをサーバ100に送信してもよい。そして、サーバ100は、レジ端末200からチケットを受信した時刻を代表者が店舗を利用した時と見做し、店舗利用情報テーブルの対象レコードの「決済日時」フィールドの値を、レジ端末200からチケットを受信した時刻を示す値に更新してもよい。そして、サーバ100は、チケットと共に、又は、チケットに代えて、レジ端末200からチケットを受信した時刻を示す時刻情報をレジ端末200に送信し、レジ端末200は、サーバ100から受信した時刻情報を超音波通信によりレジ端末200の周囲に送信してもよい。
また、レジ端末200は、グループの来店時に、グループの各メンバの携帯端末との間で超音波通信又はビーコン通信を行うことで、グループの各メンバの来店日時およびユーザIDを検知してもよい。そして、レジ端末200は、来店したグループの各メンバについて、当該メンバのユーザIDと当該メンバの来店時刻を示す情報とのペアをサーバ100に送信してもよい。この場合、サーバ100は、店舗利用情報テーブルを参照して代表者の来店日時を特定し、「決済日時」フィールドの代わりに店舗利用情報テーブルに設けられた「来店日時」フィールドを、来店日時を示す値と同じ値に更新してもよい。そして、グループの決済時に、レジ端末200が非接触型通信により携帯端末300Aから受信したチケットをサーバ100に送信すると、サーバ100は、以下の処理を行ってもよい。
すなわち、サーバ100は、店舗利用情報テーブルの中から当該チケットの値と同じ値が「チケット」フィールドに保存されているようなレコードを特定することで携帯端末300Aのユーザ(代表者)の来店日時を特定し、特定した来店日時を示す時刻情報をレジ端末200に送信してもよい。
そして、レジ端末200は、サーバ100から受信した時刻情報を超音波通信によりレジ端末200の周囲に送信してもよい。
<実施形態2>
以下、図7〜図13を参照して、本発明の別の一実施形態に係る特典付与システムについて説明する。なお、本実施形態に係る特典付与システムも、特典としてスタンプを付与するようになっているが、本発明に係る特典付与システムはそのような構成に限られない。すなわち、本発明に係る特典付与システムは、ポイントやマイル、クーポン等の特典を付与するようなシステムであってもよい。
また、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と全く同じ機能又は略同じ機能を有する部材については、基本的に同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(特典付与システムの概要)
本実施形態に係る特典付与システムの概要について図7を参照しながら説明する。図7は、本実施形態に係る特典付与システムのシステム構成図である。
図7に示すように、本実施形態に係る特典付与システムは、クラウド上に設置されているサーバ100’、店舗に設置されているレジ端末200’、および、携帯端末400を含んでいる。また、レジ端末200’が設置される店舗は、実施形態1と同様、グループ単位で決済が行われる店舗である。
本実施形態に係る特典付与システムでは、グループの代表者は、グループで店舗に来店する前に、グループが特典の付与を受けるために必要な2つのデータのうちの1つである共有URLが記載されたデータをサーバ100’から取得し、共有URLを当該グループの各同行者に知らせることになっている。すなわち、共有URLも、実施形態1で用いたチケットと同様、グループで店舗に訪れた顧客が特典の付与を受けるために必要な情報であって該グループで共有すべき情報である共有情報であると言える。
また、レジ端末200’には、非接触型ICカードリーダ/ライタ240、及び、超音波発信装置250が接続されている。本実施形態に係る特典付与システムも、代表者が決済時にレジ端末200’の傍にある非接触型ICカードリーダ/ライタ240に自身の携帯端末をかざすと、代表者に特典を付与するようになっている。そして、特典付与システムは、グループが特典の付与を受けるために必要な2つのデータのうちのもう1つであるスタンプ獲得用URL(アドレス)が記述されたデータ(アドレス情報)を超音波発信装置250が発する超音波にのせて送信するようになっている。
その結果、代表者の近くに居る同行者の携帯端末400(400B)のみに、特典の付与を受けるために必要な2つのデータが揃うようになっている。そのため、決済を行った結果として受けるべき特典を、当該決済を行ったグループに属する各メンバのみが受けることができる。また、同行者は非接触型ICカードリーダ/ライタ240に携帯端末をかざさなくとも特典を受けることができるため、決済を行ったグループに属する各メンバは、効率良く特典を受けることができる。
(特典付与システムの構成)
次に、本実施形態に係る特典付与システムを構成する各装置の要部構成について図8及び図9を参照しながら説明する。図8は、本実施形態に係る特典付与システムの各装置の要部構成を示すブロック図である。また、図9は、サーバ100’に保存されている各種データベーステーブルの一部のレコードを抽出して例示した図である。図9の(a)は、ユーザ情報テーブルの一部のレコードを抽出して例示した図であり、図9の(b)は、店舗利用情報テーブルの一部のレコードを抽出して例示した図である。
(サーバ100’)
図8に示すように、サーバ100’は、記憶部110、制御部120’、通信I/F部130を備えている。
(制御部120’)
CPUにあたる制御部120’は、対応するプログラムを実行することにより、スタンプ付与可否判定部121’(判定手段)、スタンプ付与処理部122’(特典付与手段)、及び、URL生成部123’(第1送信手段、第3送信手段)として機能する。
URL生成部123’は、代表者の携帯端末400Aから予約情報を受け取り、予約を承認した場合に、共有URLと当該共有URLに対応するスタンプ獲得用URLとを生成し、生成した共有URLが記述されたデータを携帯端末400Aに送信する。共有URLが示すデータ、及び、スタンプ獲得用URLが示すデータは、記憶部110に保存されている。URL生成部123’は、共有URL及びスタンプ獲得用URLを生成すると、予約情報(代表者のユーザID、予約する店舗の店舗ID、来店日時、来店人数)と、生成した共有URL及びスタンプ獲得用URLとを用いて、図9の(b)に例示されているレコードを店舗利用情報テーブル内に作成する。
また、URL生成部123’は、レジ端末200’から受信したユーザIDの値と同じ値が「ユーザID」フィールドに保存され、レジ端末200’から受信した店舗IDの値と同じ値が「店舗ID」フィールドに保存されているレコードを、店舗利用情報テーブルの中から特定する。そして、URL生成部123’は、特定したレコードの「スタンプ獲得用URL」フィールドの値を読み出し、読み出したスタンプ獲得用URLが記述されたデータ(アドレス情報)をレジ端末200’に送信する。
スタンプ付与可否判定部121’は、携帯端末から受信したデータの中に該携帯端末のユーザに割り当てられたユーザIDと該携帯電話が共有URLを参照した旨を示すクッキー情報との両方が含まれているかを判定する。
スタンプ付与処理部122’は、スタンプ付与可否判定部121’によって上記ユーザIDと上記クッキー情報との両方が含まれていると判定された場合に、当該ユーザIDが割り当てられたユーザに特典を付与する。
(レジ端末200’)
図8に示すように、レジ端末200’は、記憶部210、制御部220’、通信I/F部230を備えており、近傍にある非接触型ICリーダ/ライタ240及び超音波発信装置250と接続されている。また、レジ端末200’は、レジ端末200と同様に、操作部260を備え、バーコードリーダ270と接続されている。
(制御部220’)
CPUにあたる制御部220’は、対応するプログラムを実行することにより、決済処理部221’、スタンプ獲得用URL取得処理部222’(第2送信手段)、及び、スタンプ獲得用URL送信処理部223’(第4送信手段)として機能する。
決済処理部221’は、伝票のバーコードをレジ端末200’のバーコードリーダ270が読み取ったことをトリガとして決済処理を開始する。
スタンプ獲得用URL取得処理部222’は、決済処理の開始をトリガとして、非接触型ICリーダ/ライタ240の読み取り動作が有効になるように非接触型ICリーダ/ライタ240を制御する。そして、スタンプ獲得用URL取得処理部222’は、非接触型ICリーダ/ライタ240に代表者の携帯端末400Aがかざされると記憶部210から店舗IDを読み出し、非接触型通信により携帯端末400Aから受信したユーザIDと一緒に、読み出した店舗IDをサーバ100’に送信する。
そして、スタンプ獲得用URL取得処理部222’は、ユーザIDおよび店舗IDの送信に対する応答として、サーバ100’からスタンプ獲得用URLが記述されたデータを取得する。
スタンプ獲得用URL送信処理部223’は、スタンプ獲得用URL取得処理部222’がスタンプ獲得用URLの記述されたデータをサーバ100’から取得したことをトリガとして、当該データを超音波発信装置250が発信している超音波に乗せることにより、当該データをレジ端末200’の周囲に送信する。
(携帯端末400)
図8に示すように、携帯端末400は、記憶部410、制御部420、通信I/F部430、非接触型IC部440、及び、超音波受信部450を備えている。
記憶部410、通信I/F部430、非接触型IC部440、及び、超音波受信部450は、それぞれ、既に説明した記憶部310、通信I/F部330、非接触型IC部340、及び、超音波受信部350と同じ部材である。従って、記憶部410、通信I/F部430、非接触型IC部440、及び、超音波受信部450についての説明は省略する。
(制御部420)
CPUにあたる制御部420は、対象アプリを実行することにより、共有URL取得処理部421、及び、スタンプ付与要求処理部422として機能する。また、対象アプリが実行されると、制御部420は、超音波通信により送信されるデータを受信できるように超音波受信部450を制御する。
共有URL取得処理部421は、対象アプリを用いた店舗予約のための操作を受け付けると、対象アプリを用いて入力された予約情報をサーバ100’に送信する。サーバ100’が予約を承認した場合、共有URL取得処理部421は、共有URLが記述されたデータを受信する。共有URL取得処理部421は、受信した当該データを記憶部410に保存する。
また、共有URL取得処理部421は、携帯端末400が共有URLにアクセスするユーザ操作を受け付けると、当該共有URLにアクセスした旨を示すクッキー情報を記憶部410に保存する。
スタンプ付与要求処理部422は、携帯端末400がレジ端末200’から受信済のスタンプ獲得用URLにアクセスするユーザ操作を受け付けると、スタンプ獲得用URLが示すデータのHTTPリクエストを送信する。なお、前述のクッキー情報が記憶部410に保存されている場合、スタンプ付与要求処理部422は、当該クッキー情報を含むようなHTTPリクエストを送信する。
(特典付与システムの動作)
次に、グループで来店する顧客の代表者が携帯端末400Aの対象アプリを用いて予約情報を入力してから顧客に特典が付与されるまでの特典付与システムの動作について図10〜図13を参照しながら説明する。図10は、当該動作の一部(予約工程)を示すシーケンス図である。また、図11は、図10に示された予約工程の続きの工程を示すシーケンス図であり、図12は、図11に示された工程の続きの工程を示すシーケンス図である。また、図13は、当該動作を説明するための補足図である。
図10及び図13に示すように、最初に、携帯端末400Aの共有URL取得処理部421は、ユーザID、店舗ID、来店日時及び来店人数を含む予約情報をサーバ100’に送信する(S21)。
予約情報を受信したサーバ100’のURL生成部123’は、予約を承認可能か(すなわち、指定された日時に指定された店舗に来店した場合にグループ全員が着席可能なテーブルがあるか)否かを公知の方法を用いて判定する(S22)。
URL生成部123’は、S22にて予約を承認できないと判定した場合、予約が却下された旨を示す情報を携帯端末400Aに送信し(S26)、携帯端末400Aの共有URL取得処理部421は、予約が却下された旨を示す情報を携帯端末400Aの表示画面(図示せず)に表示する。
一方、URL生成部123’は、S22にて予約を承認できると判定した場合、予約が承認された旨を示す情報と共有URLが記述されたデータとを携帯端末400Aに送信し(S24)、携帯端末400Aの共有URL取得処理部421は、予約が承認された旨を示す情報と共有URLとを携帯端末400Aの表示画面に表示する(S25)。
S25の後、携帯端末400Aを所有する代表者が共有URLを各同行者に知らせる。例えば、代表者は、携帯端末400Aのメール機能を用いて、携帯端末400Aに対し、共有URLが記述されたデータを携帯端末400Bに送信させる(S28)。なお、共有URLが記述されたデータは、携帯端末400Aから携帯端末400Bに無線通信(赤外線通信やBluetooth(登録商標)通信等)により送信されてもよい。あるいは、特典付与システムは、S28の工程を行わなくてもよい。すなわち、代表者は、共有URLを各同行者に口頭で知らせてもよい。
S28の後、携帯端末400Bが、共有URLにアクセスする操作を受け付けると(S29)、携帯端末400Bの制御部420は、共有URLが示すデータのHTTPリクエストをサーバ100’に送信する(S30)。
HTTPリクエストを受信したサーバ100’の制御部120’は、共有URLにアクセスした旨を示すクッキーを含むHTTPレスポンスを携帯端末400Bに送信する(S31)。このクッキーには、アクセスされた共有URLを示す文字列が含まれていてもよい。
HTTPレスポンスを受信した携帯端末400Bの制御部420は、HTTPレスポンスに含まれているクッキーを記憶部410に保存する(S32)。
S32の後、携帯端末400Aを所有する者が代表者であり、携帯端末400Bを所有する者が同行者であるようなグループがレストランに訪れたものとする。さらに、グループが食事を終えて、レジ端末200’が設置されている会計場所に移動したものとする。また、会計場所に移動したグループの各人は、対象アプリを起動させたものとする。
代表者が伝票をレジ担当者に渡し、レジ端末200’のバーコードリーダ270が伝票のバーコードを読み込むと、レジ端末200’の決済処理部221が決済処理を開始する(S41)。
S41の後、代表者が携帯端末400Aを非接触型ICリーダ/ライタ240にかざすと、携帯端末400Aの非接触型IC部440はユーザIDをレジ端末200’に送信する(S42)。
ユーザIDを受信したレジ端末200’のスタンプ獲得用URL取得処理部222’は、記憶部210から店舗IDを読み出し、読み出した店舗IDと携帯端末400Aから受信したユーザIDとのペアをサーバ100’に送信する(S43)。
店舗IDとユーザIDとのペアを受信したサーバ100’のURL生成部123’は、店舗利用情報テーブルの中に、「ユーザID」フィールドの値がレジ端末200’から受信したユーザIDの値と同じであり、且つ、「店舗ID」フィールドの値がレジ端末200’から受信した店舗IDの値と同じであるようなレコードが存在するか否かを判定する。そして、URL生成部123’は、そのようなレコードが存在すると判定した場合、当該レコード内の「ユーザID」フィールドの値が示すユーザ(すなわち、代表者)にスタンプを付与する(S44)。なお、URL生成部123’は、そのようなレコードが存在しないと判定された場合には、スタンプを付与しなかった旨を示す情報をレジ端末200’に返却する。
S44の後、URL生成部123’は、上記レコードの「スタンプ獲得用URL」フィールドの値を読み出し、スタンプ獲得用URLが記述されたデータをレジ端末200’に送信する(S45)。
スタンプ獲得用URLが記述されたデータを受信したレジ端末200’のスタンプ獲得用URL送信処理部223’は、当該データを超音波通信でレジ端末200’の周囲に送信する(S46)。その結果、各同行者の携帯端末400Bは、スタンプ獲得用URLが記述されたデータを受信することになる。なお、本実施形態では、レジ端末200’にユーザIDの送信を行った携帯端末400A(スタンプが既に付与されている代表者の携帯端末400A)は、スタンプ獲得用URLが記述されたデータを受信した場合、当該データを破棄するようになっている。
S46の後、携帯端末400Bが、スタンプ獲得用URLにアクセスする操作を受け付けると(S47)、携帯端末400Bのスタンプ付与要求処理部422は、スタンプ獲得用URLが示すデータのHTTPリクエストであって、共有URLにアクセスした旨を示すクッキー情報と携帯端末400BのユーザのユーザIDとを含むHTTPリクエストをサーバ100’に送信する(S48)。
なお、本実施形態では、決済をしているグループではない他のグループが超音波通信によるデータを受信可能な範囲に居り、当該グループのメンバの携帯端末400によってスタンプ獲得用URLが記述されたデータが受信されたものとする。当該携帯端末400が、スタンプ獲得用URLにアクセスする操作を受け付けると(S47)、当該携帯端末400のスタンプ付与要求処理部422は、スタンプ獲得用URLが示すデータのHTTPリクエストをサーバ100’に送信する(S48)。ただし、このHTTPリクエストには、共有URLにアクセスした旨を示すクッキー情報が含まれていない。当該携帯端末400の所有者は、決済をしているグループの共有URLを知らないため、共有URLにアクセスする操作をしていないからである。
S48の後、各HTTPリクエストを受信したサーバ100’のスタンプ付与可否判定部121’は、各HTTPリクエストについて、以下の処理を行う。
すなわち、スタンプ付与可否判定部121’は、リクエストされたスタンプ獲得用URLを示す値が「スタンプ獲得用URL」フィールドに保存されているレコードを店舗利用情報テーブルの中から特定し、特定したレコードに含まれている「共有URL」フィールドの値を特定する。そして、スタンプ付与可否判定部121’は、特定した「共有URL」フィールドの値と同じ値を含むクッキー情報がHTTPリクエストに含まれているか否かを判定する。
スタンプ付与可否判定部121’は、そのようなクッキー情報がHTTPリクエストに含まれていると判定した場合には、スタンプ付与処理部122’に対し、当該HTTPリクエストに含まれているユーザIDが割り当てられているユーザにスタンプを付与すべき旨を通知する。
スタンプ付与処理部122’は、スタンプ付与可否判定部121’からの通知に基づき、スタンプを付与すべき携帯端末400Bのユーザ(同行者)のみにスタンプを付与する(S49)。
(特典付与システムの利点)
以上のように、本実施形態に係る特典付与システムは、ユーザ毎に該ユーザのユーザIDと該ユーザに付与された特典の量とを管理するサーバ100’と、レジ端末200’と、を含んでいる。
サーバ100’のURL生成部123’(第1送信手段)は、グループの代表者の携帯端末400AからユーザIDを含む予約情報を受信した場合に、グループで店舗に訪れた顧客が特典の付与を受けるために必要な情報であって該グループで共有すべき情報である共有URLを生成し、生成した共有URLが記述されたデータを携帯端末400Aに送信する。
レジ端末200’のスタンプ獲得用URL取得処理部222’(第2送信手段)は、非接触型通信によりユーザIDを携帯端末400Aから受信した場合に、受信したユーザIDをサーバ100’に送信する。
ユーザIDを受信したサーバ100’のURL生成部123’(第3送信手段)は、上記グループがスタンプを獲得するために携帯端末400Bがアクセスすべきスタンプ獲得用URLが記述されたデータをレジ端末200’に送信する。
スタンプ獲得用URLが記述されたデータを受信したレジ端末200’のスタンプ獲得用URL送信処理部223’(第4送信手段)は、スタンプ獲得用URLが記述されたデータを超音波通信によってレジ端末200’の周囲に送信する。
上記の構成によれば、スタンプを受けるために必要な2つのデータ(代表者から知らされた共有URLが記述されたデータ、及び、超音波通信により送信された、スタンプ獲得用URLが記述されたデータ)がグループに属する同行者の携帯端末400Bに保存される。一方で、代表者から共有URLを知らされたが実際には店舗に訪れなかった者の携帯端末には、スタンプを受けるために必要な2つのデータが揃わない。同様に、決済をしているグループではない他のグループが超音波通信によるデータを受信可能な範囲に居る場合にも、当該他のグループに属する者の携帯端末には、スタンプを受けるために必要な2つのデータが揃わない。
また、決済をしているグループ内の各同行者は、スタンプを受けるために自身の携帯端末400Bを非接触型ICリーダ/ライタ240にかざす必要はないので、スタンプを効率的に受けることができる。
したがって、上記特典付与システムも、実施形態1に係る特典付与システムと同様、グループ単位で決済が行われる店舗において決済を行った結果として受けるべきスタンプを、当該決済を行ったグループに属する各メンバのみが効率的に受けることを可能にする、という効果を奏する。
(実施形態2の付記事項)
サーバ100’は、サーバ100と同様の方法により、特典付与システムを利用する複数の店舗の各々について、該店舗でユーザが使用可能なスタンプの累計数をユーザ毎に管理するようになっていてもよい。
この場合、スタンプ獲得用URL送信処理部223’は、S46において、超音波通信により、スタンプ獲得用URLが記述されたデータとともに店舗IDをレジ端末200’の周囲に送信してもよい。
そして、携帯端末400Bが、S47にてスタンプ獲得用URLにアクセスする操作を受け付けると、スタンプ付与要求処理部422は、S48にて、スタンプ獲得用URLが示すデータのHTTPリクエストであって、共有URLにアクセスした旨を示すクッキー情報と携帯端末400BのユーザのユーザIDと超音波通信により受信した店舗IDとを含むHTTPリクエストをサーバ100’に送信してもよい。
さらに、スタンプ付与処理部122’は、S48で送信されたHTTPリクエストに含まれているユーザIDが割り当てられているユーザにスタンプを付与すべき旨の通知を受けた場合、当該HTTPリクエストに含まれている店舗IDを特定してもよい。そして、スタンプ付与処理部122’は、HTTPリクエストに含まれているユーザIDが割り当てられているユーザに、特定した店舗IDが割り当てられている店舗で使用可能なスタンプを付与してもよい。
<実施形態3>
以下、図10、図11、図14を参照して、本発明のさらに別の一実施形態に係る特典付与システムについて説明する。なお、本実施形態に係る特典付与システムも、特典としてスタンプを付与するようになっているが、本発明に係る特典付与システムはそのような構成に限られない。すなわち、本発明に係る特典付与システムは、ポイントやマイル、クーポン等の特典を付与するようなシステムであってもよい。
本実施形態に係る特典付与システムは、実施形態2に係る特典付与システムと類似しているが、主に以下の点で、実施形態2に係る特典付与システムと異なっている。
・携帯端末400Aのユーザ(代表者)は、決済時に携帯端末400Aを非接触型ICリーダ/ライタ240にかざすことでスタンプを受けることはできない。携帯端末400Aのユーザ(代表者)は、携帯端末400Bのユーザ(同行者)と同様に、共有URL及びスタンプ獲得用URLにアクセスする操作を行うことで、スタンプを受けることができる。
・携帯端末400Aのユーザ(代表者)は、決済時に伝票を店員に渡すだけで(携帯端末400Aを非接触型ICリーダ/ライタ240にかざすことなく)、スタンプ獲得用URLを知ることができる。
なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と全く同じ機能又は略同じ機能を有する部材については、基本的に同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態に係る特典付与システムの構成は、実施形態2に係る特典付与システムの構成と同じであるので、本実施形態に係る特典付与システムの構成の説明は省略する。
(特典付与システムの動作)
次に、グループで来店する顧客の代表者が携帯端末400Aの対象アプリを用いて予約情報を入力してから顧客に特典が付与されるまでの特典付与システムの動作について図10、図11及び図14を参照しながら説明する。図14は、図11に示された工程の続きの工程を示すシーケンス図である。
本実施形態に係る特典付与システムは、実施形態2に係る特典付与システムと同様、最初に図10に示された工程(予約工程)を行い、次に、図11に示された工程を行う。図11のS32の工程が終わった後、代表者が携帯端末400Aを用いて共有URLにアクセスする操作を行うものとする。
携帯端末400Aが、共有URLにアクセスする操作を受け付けると(S51)、携帯端末400Aの制御部420は、共有URLが示すデータのHTTPリクエストをサーバ100’に送信する(S52)。
HTTPリクエストを受信したサーバ100’の制御部120’は、共有URLにアクセスした旨を示すクッキーを含むHTTPレスポンスを携帯端末400Aに送信する(S53)。このクッキーには、アクセスされた共有URLを示す文字列が含まれていてもよい。
HTTPレスポンスを受信した携帯端末400Aの制御部420は、HTTPレスポンスに含まれているクッキーを記憶部410に保存する(S54)。
S54の後、携帯端末400Aを所有する者が代表者であり、携帯端末400Bを所有する者が同行者であるようなグループがレストランに訪れたものとする。さらに、グループが食事を終えて、レジ端末200’が設置されている会計場所に移動したものとする。また、会計場所に移動したグループの各人は、対象アプリを起動させたものとする。また、グループに渡された伝票のバーコードには、予約時に割り当てられた予約IDが埋め込まれているものとする。
代表者が伝票をレジ担当者に渡し、レジ端末200’のバーコードリーダ270が伝票のバーコードを読み込むと、レジ端末200’の決済処理部221が決済処理を開始する(S55)。
S55の後、バーコードを読み取ったレジ端末200’のスタンプ獲得用URL取得処理部222’は、バーコードに埋め込まれている予約IDをサーバ100’に送信する(S56)。
予約IDを受信したサーバ100’のURL生成部123’は、店舗利用情報テーブルの中に、「予約ID」フィールドの値がレジ端末200’から受信した予約IDの値と同じであるようなレコードが存在するか否かを判定する。そして、URL生成部123’は、そのようなレコードが存在すると判定した場合、URL生成部123’は、当該レコードの「スタンプ獲得用URL」フィールドの値を読み出し、スタンプ獲得用URLが記述されたデータをレジ端末200’に送信する(S57)。
スタンプ獲得用URLが記述されたデータを受信したレジ端末200’のスタンプ獲得用URL送信処理部223’は、当該データを超音波通信でレジ端末200’の周囲に送信する(S58)。その結果、代表者の携帯端末400A、及び、各同行者の携帯端末400Bは、スタンプ獲得用URLが記述されたデータを受信することになる。
S48の後、決済をしているグループのメンバの携帯端末400(携帯端末400A及び携帯端末400B)が、スタンプ獲得用URLにアクセスする操作を受け付けると(S59)、携帯端末400のスタンプ付与要求処理部422は、スタンプ獲得用URLが示すデータのHTTPリクエストであって、共有URLにアクセスした旨を示すクッキー情報と携帯端末400のユーザのユーザIDとを含むHTTPリクエストをサーバ100’に送信する(S60)。
なお、本実施形態でも、決済をしているグループではない他のグループが超音波通信によるデータを受信可能な範囲に居り、当該グループのメンバの携帯端末400によってスタンプ獲得用URLが記述されたデータが受信されたものとする。当該携帯端末400が、スタンプ獲得用URLにアクセスする操作を受け付けると(S59)、当該携帯端末400のスタンプ付与要求処理部422は、スタンプ獲得用URLが示すデータのHTTPリクエストであって共有URLにアクセスした旨を示すクッキー情報を含んでいないHTTPリクエストをサーバ100’に送信する(S60)。
S60の後、各HTTPリクエストを受信したサーバ100’のスタンプ付与可否判定部121’は、実施形態2と同様に、各HTTPリクエストについて、前述のクッキー情報がHTTPリクエストに含まれているかを判定する。また、スタンプ付与可否判定部121’は、そのようなクッキー情報がHTTPリクエストに含まれていると判定した場合には、スタンプ付与処理部122’に対し、当該HTTPリクエストに含まれているユーザIDが割り当てられているユーザにスタンプを付与すべき旨を通知する。
スタンプ付与処理部122’は、スタンプ付与可否判定部121’からの通知に基づき、スタンプを付与すべき各人(決済をしているグループの各メンバ、すなわち、携帯端末400Aのユーザ、及び、各携帯端末400Bのユーザ(同行者))のみにスタンプを付与する(S61)。
<実施形態4>
以下、図15を参照して、本発明のさらに別の一実施形態に係る特典付与システムについて説明する。なお、本実施形態に係る特典付与システムも、特典としてスタンプを付与するようになっているが、本発明に係る特典付与システムはそのような構成に限られない。すなわち、本発明に係る特典付与システムは、ポイントやマイル、クーポン等の特典を付与するようなシステムであってもよい。
本実施形態に係る特典付与システムは、実施形態2に係る特典付与システムと類似しているが、スタンプを付与するか否かを決定するために共有URLにアクセスした旨を示すクッキーを利用しない点で、実施形態2に係る特典付与システムと異なっている。本実施形態に係る特典付与システムは、具体的には、以下の点で実施形態2に係る特典付与システムと動作が異なっている。
・携帯端末400Bのユーザ(同行者)が共有URLにアクセスする操作を行った場合、サーバ100’は、共有パスワード(例えば、ランダムな文字列)を生成し、S31にて、共有パスワードが記述されたhtmlデータを含むHTTPレスポンスを携帯端末400Bに送信する。その結果、図15の(a)に示すように、携帯端末400Bの表示画面には共有パスワードが表示される。なお、このHTTPレスポンスには、共有URLにアクセスした旨を示すクッキーが含まれていない。
・携帯端末400Bのユーザ(同行者)がスタンプ獲得用URLにアクセスする操作を行った場合、携帯端末400Bは、S48にてスタンプ獲得用URLのHTTPリクエストをサーバ100’に送信する際に、共有URLにアクセスした旨を示すクッキーを含まないHTTPリクエストをサーバ100’に送信する。そして、HTTPリクエストを受け取ったサーバ100’は、図15の(b)のような画面を表すhtmlデータを含むHTTPレスポンスを携帯端末400Bに送信する。携帯端末400Bのユーザが図15の(b)の画面に文字列を入力し、携帯端末400Bが入力された文字列をサーバ100’に送信すると、サーバ100’は、S49にて、入力された文字列が共有パスワードの文字列と一致するか否かを判定する。そして、サーバ100’は、S49にて、入力された文字列が共有パスワードの文字列と一致すると判定した場合に限り、携帯端末400Bのユーザにスタンプを付与する。
なお、本実施形態に係る特典付与システムの構成は、実施形態2に係る特典付与システムの構成と同じであるので、本実施形態に係る特典付与システムの構成の説明は省略する。
<実施形態5>
実施形態1〜4に係る特典付与システムは、各ユーザに付与されている特典の量をサーバにおいて管理するように構成されていた。しかしながら、本発明は、そのように構成されていない本実施形態に係る特典付与システムとしても実現できる。
以下、図16及び図17を参照して、本発明の別の一実施形態に係る特典付与システムについて説明する。図16は、本実施形態に係る特典付与システムのシステム構成図である。図17は、本実施形態に係る特典付与システムによる顧客に特典が付与されるまでの動作を説明するための図である。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と全く同じ機能又は略同じ機能を有する部材については、基本的に同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態に係る特典付与システムは、顧客の携帯端末に、特典としてポイントを付与するようになっている。なお、本実施形態に係る特典付与システムは、顧客の携帯端末に、特典としてスタンプやクーポン、マイル等を付与するようになっていてもよい。
図16に示すように、本実施形態に係る特典付与システムは、クラウド上に設置されているサーバ100”、店舗に設置されているレジ端末200”、および、携帯端末500を含んでいる。また、レジ端末200”が設置される店舗は、実施形態1と同様、グループ単位で決済が行われる店舗である。
本実施形態に係る特典付与システムでは、グループの代表者は、グループで店舗に来店する前に、自身の携帯端末500(500A)を操作し、図17に示すように、ポイントの付与を受けるために必要な共有鍵をサーバ100”から取得する。そして、グループの代表者は、携帯端末500Aを操作し、図17に示すように、携帯端末500Aに対し、当該グループの各同行者の携帯端末500(携帯端末500B)に向けて共有鍵を送信させることになっている。
また、図16及び図17に示すように、レジ端末200”には、非接触型ICカードリーダ/ライタ240、及び、超音波発信装置250が接続されている。本実施形態に係る特典付与システムでは、代表者が決済時にレジ端末200”の傍にある非接触型ICカードリーダ/ライタ240に自身の携帯端末500Aをかざすと、レジ端末200”は、図17に示すように非接触型通信により携帯端末500Aから供給鍵を受信する。そして、レジ端末200”は、受信した共有鍵を用いてポイント情報(携帯端末に付与すべきポイント数を示す情報)を暗号化し、図17に示すように、暗号化されたポイント情報を超音波発信装置250が発する超音波にのせて送信する。
その結果、レジ端末200”の周囲にある対象アプリが起動されている携帯端末は、暗号化されたポイント情報を受信することになるが、共有鍵を保持している携帯端末500Aおよび携帯端末500Bのみが、ポイント情報を復号できる。即ち、携帯端末500Aおよび携帯端末500Bのみが、自端末が保持しているポイントを、復号したポイント情報が示すポイント数だけ増加させることができる。そのため、決済を行った結果として受けるべき特典を、当該決済を行ったグループに属する各メンバのみが受けることができる。
<実施形態6>
実施形態1〜5のサーバ、レジ端末、及び、スマートフォンの制御ブロック(特に、チケット要求部321、共有URL取得処理部421、スタンプ付与要求処理部322、422)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、サーバ、レジ端末、及び、スマートフォンは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラム及び各種データがコンピュータ(又はCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)又は記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(又はCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る特典付与システムは、ユーザ毎に該ユーザのユーザIDと該ユーザが店舗を利用した時を示す時刻情報と該ユーザに付与された特典(スタンプ)の量とを管理するサーバ(サーバ100)と、レジ端末(レジ端末200)と、を含み、上記サーバは、携帯端末(代表者の携帯端末300A)からユーザIDを受信した場合に、グループで上記店舗に訪れた顧客が特典の付与を受けるために必要な情報であって該グループで共有すべき情報である共有情報(チケット)を生成し、生成した共有情報を上記携帯端末に送信する第1送信手段(チケット生成部123)と、上記レジ端末から上記共有情報を受信した場合に、該ユーザIDが割り当てられたユーザ(代表者)が上記店舗を利用した時を示す時刻情報を更新する更新手段(チケット生成部123)と、を備え、上記レジ端末は、上記共有情報を近距離無線通信(非接触型通信)により上記携帯端末(携帯端末300A)から受信した場合に、該共有情報を上記サーバに送信する第2送信手段(時刻情報生成部222)と、上記更新手段が更新した後の上記時刻情報を近距離無線通信(超音波通信)によって送信する第3送信手段(情報送信処理部223)と、を備えている。
ここで、上記特典付与システムをグループ単位で決済が行われる店舗が利用する場合を考える。また、この店舗は、上記特典付与システムを用い、決済を行ったグループに属する各メンバに対して特典を付与するものとする。
上記の構成によれば、上記特典付与システムに含まれる上記サーバは、グループの代表者の携帯端末からユーザIDを受信した場合、当該携帯端末は、当該グループで店舗に訪れた顧客が特典の付与を受けるために必要な情報であって該グループで共有すべき情報である共有情報を取得する。従って、当該グループの代表者が、各同行者の携帯端末に当該共有情報を配布した場合、各同行者の携帯端末に当該共有情報が保存されることになる。
また、上記の構成によれば、グループの代表者が、決済時に、自身の携帯端末に対し、レジ端末に向けて共有情報を送信させた場合、上記特典付与システムは、店舗を利用した時を示す時刻情報を更新し、更新後の時刻情報を近距離無線通信によってレジ端末の周囲に送信する。この時刻情報は、上記サーバが管理している情報であり、共有情報と同様に、特典の付与を受けるために必要な情報である。
従って、グループの代表者が、決済時に、自身の携帯端末に対し、レジ端末に向けて共有情報を送信させた場合、当該グループに属する各メンバの携帯端末のみに特典の付与を受けるために必要な情報が揃うことになる。
また、当該グループの各同行者は、特典を受けるために、自身の携帯端末に対し、レジ端末に向けて共有情報を送信させる必要はない。そのため、各同行者は、特典を効率的に受けることができる。
したがって、上記特典付与システムは、グループ単位で決済が行われる店舗において決済を行った結果として受けるべき特典を、当該決済を行ったグループに属する各メンバのみが効率的に受けることを可能にする、という効果を奏する。
本発明の態様2に係る特典付与システムは、上記態様1において、上記サーバが、時刻情報、ユーザID、及び、上記レジ端末から受信済の上記共有情報を携帯端末(携帯端末300B)から受信した場合に、該時刻情報が示す時刻が、該共有情報の受信を契機に上記更新手段が更新した時刻情報が示す時刻からの一定期間に含まれているか否かを判定する判定手段と、上記判定手段により、上記サーバにより受信された時刻情報が示す時刻が、上記共有情報の受信を契機に上記更新手段が更新した時刻情報が示す時刻からの一定期間に含まれていると判定された場合に、該ユーザIDが割り当てられたユーザに特典を付与する特典付与手段(スタンプ付与処理部122)と、を更に備えていてもよい。
上記の構成によれば、上記特典付与システムは、携帯端末から受信した時刻情報が不正な時刻情報(例えば、共有情報を代表者から受け取ったが店舗に訪れなかった者によって不正に生成され、ユーザIDおよび共有情報とともにサーバに送信された時刻情報)である場合には、該ユーザIDが割り当てられたユーザに特典を付与しない。
したがって、上記特典付与システムは、店舗に訪れなかった者が不正に特典を獲得することを防ぐことができる、という更なる効果を奏する。
本発明の態様3に係る特典付与システムは、上記態様1において、上記サーバが、上記特典付与システムを利用する複数の店舗の各々について該店舗でユーザが使用可能な特典の量をユーザ毎に管理するようになっており、上記第3送信手段が、上記時刻情報と、該第3送信手段を備えるレジ端末が設置されている店舗に固有の店舗情報(店舗ID)とを近距離無線通信によって送信するようになっており、上記サーバは、時刻情報、ユーザID、レジ端末から受信済の上記共有情報、及び、該レジ端末が設置されている店舗に固有の店舗情報を携帯端末から受信した場合に、該時刻情報が示す時刻が、該共有情報の受信を契機に上記更新手段が更新した時刻情報が示す時刻からの一定期間に含まれているか否かを判定する判定手段と、上記判定手段により、上記サーバにより受信された時刻情報が示す時刻が、上記共有情報の受信を契機に上記更新手段が更新した時刻情報が示す時刻からの一定期間に含まれていると判定された場合に、該ユーザIDが割り当てられたユーザに該店舗で使用可能な特典を付与する特典付与手段と、を更に備えていてもよい。
上記の構成によれば、複数の店舗の各々によって利用される上記特典付与システムは、あるグループがある店舗を利用して決済を行った場合に、その店舗で利用可能な特典を付与することができる、という更なる効果を奏する。
本発明の態様4に係る特典付与システムは、上記態様1又は上記態様2において、上記特典付与手段は、上記サーバがレジ端末から受信済の上記共有情報を共有すべきグループによる該レジ端末での決済金額が大きいほど、より多い量の特典を当該グループに属するユーザに付与するようになっていてもよい。
上記の構成によれば、上記特典付与システムは、上記グループのメンバを、より多くのお金を上記店舗にて利用する気にさせることができる、という更なる効果を奏する。
本発明の態様5に係る特典付与方法は、サーバと、レジ端末と、を含む特典付与システムによる特典付与方法であって、上記サーバは、ユーザ毎に該ユーザのユーザIDとユーザが店舗を利用した時を示す時刻情報と該ユーザに付与された特典の量とを管理するようになっており、上記サーバが、携帯端末からユーザIDを受信した場合に、グループで上記店舗に訪れた顧客が特典の付与を受けるために必要な情報であって該グループで共有すべき情報である共有情報を生成し、生成した共有情報を上記携帯端末に送信する第1送信工程(ステップS3)と、上記レジ端末が、上記共有情報を近距離無線通信により上記携帯端末から受信した場合に、該共有情報を上記サーバに送信する第2送信工程(ステップS8)と、上記サーバが、上記レジ端末から上記共有情報を受信した場合に、該ユーザIDが割り当てられたユーザが上記店舗を利用した時を示す時刻情報を更新する更新工程(ステップS9)と、上記レジ端末が、上記更新工程にて更新された後の上記時刻情報を近距離無線通信によって送信する第3送信工程(ステップS11)と、を含んでいる。
上記の構成によれば、本発明の態様5に係る特典付与方法は、本発明の態様1に係る特典付与装置と同様の作用効果を奏する。
本発明の態様6に係る携帯端末(携帯端末300B)は、所有者(同行者)のユーザIDが保存されている携帯端末であって、上記所有者(同行者)と一緒に店舗に訪れた者(代表者)が所有する他の携帯端末(携帯端末300A)であってサーバから共有情報を取得した他の携帯端末が近距離無線通信(非接触型通信)によりレジ端末に該共有情報を送信した場合に上記サーバが更新する時刻情報であって、該他の携帯端末のユーザが該店舗を利用した時を示す時刻情報を、上記レジ端末から近距離無線通信(超音波通信)により受信する受信手段(制御部320)と、上記所有者に特典が付与されるように、上記所有者が上記他の携帯端末を所有する者から知らされた上記共有情報、上記受信手段が受信した上記時刻情報、及び、上記ユーザIDを、ユーザ毎に該ユーザのユーザIDと該ユーザが店舗を利用した時を示す時刻情報と該ユーザに付与された特典の量とを管理するサーバに送信する送信手段(スタンプ付与要求処理部322)と、を備え、上記共有情報及び上記時刻情報は、グループで店舗に訪れた顧客が特典の付与を受けるために必要な情報であり、上記共有情報は、上記グループで共有すべき情報である。
上記の構成によれば、上記携帯端末は、当該携帯端末のユーザが本発明の態様1に係る特典付与システムから特典を受けることを可能にする、という効果を奏する。
なお、本発明の態様6に係る携帯端末は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記携帯端末が備える手段として動作させることにより当該手段をコンピュータにて実現させるプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の態様8に係るレジ端末(レジ端末200)は、携帯端末(携帯端末300A)から近距離無線通信(非接触型通信)により共有情報を受信する受信手段(時刻情報生成部222)と、上記受信手段が上記共有情報を受信した場合に、上記共有情報をサーバに送信する共有情報送信手段(時刻情報生成部222)と、上記携帯端末のユーザが店舗を利用した時を示す時刻情報であって上記共有情報を受信したサーバにより更新された時刻情報を、近距離無線通信(超音波通信)により送信する時刻情報送信手段(情報送信処理部223)と、を備え、上記共有情報及び上記時刻情報は、グループで店舗に訪れた顧客が特典の付与を受けるために必要な情報であり、上記共有情報は、上記グループで共有すべき情報である。
上記の構成によれば、上記レジ端末は、本発明の態様1に係る特典付与システムに含まれるレジ端末として利用できる、という効果を奏する。
本発明の態様9に係る特典付与システムは、ユーザ毎に該ユーザのユーザIDと該ユーザに付与された特典の量とを管理するサーバ(サーバ100’)と、レジ端末(レジ端末200’)と、を含む特典付与システムであって、上記サーバは、携帯端末(携帯端末400A)からユーザIDを受信した場合に、グループで店舗に訪れた顧客が特典の付与を受けるために必要な情報であって該グループで共有すべき情報である共有情報(共有URL)を生成し、生成した共有情報を上記携帯端末(携帯端末400A)に送信する第1送信手段(URL生成部123’)と、上記レジ端末から上記ユーザIDを受信した場合に、上記グループが上記特典の付与を受けるために携帯端末がアクセスすべきアドレス(スタンプ獲得用URL)を示すアドレス情報を上記レジ端末に送信する第3送信手段(URL生成部123’)と、上記共有情報を参照した携帯端末であって上記アドレスにアクセスした携帯端末(携帯端末400B)から、該携帯端末のユーザに割り当てられたユーザIDと上記共有情報を参照した旨を示す情報とを受信した場合に、該ユーザに特典を付与する特典付与手段(スタンプ付与処理部122’)と、を備え、上記レジ端末は、上記ユーザIDを近距離無線通信(非接触型通信)により上記携帯端末(携帯端末400A)から受信した場合に、該ユーザIDを上記サーバに送信する第2送信手段(スタンプ獲得用URL取得処理部222’)と、上記アドレス情報を上記サーバから受信した場合に、上記アドレス情報を近距離無線通信(超音波通信)によって送信する第4送信手段(スタンプ獲得用URL送信処理部223’)とを備えている。
上記の構成によれば、本発明の態様9に係る特典付与システムは、本発明の態様1に係る特典付与システムと同様の作用効果を奏する。
本発明の態様10に係る特典付与システムは、上記サーバは、上記特典付与システムを利用する複数の店舗の各々について該店舗でユーザが使用可能な特典の量をユーザ毎に管理するようになっており、上記第4送信手段は、上記アドレス情報と、該第4送信手段を備えるレジ端末が設置されている店舗に固有の店舗情報(店舗ID)とを近距離無線通信によって送信するようになっており、上記特典付与手段は、上記アドレス情報が表すアドレスにアクセスした携帯端末から、該携帯端末のユーザに割り当てられたユーザIDと該店舗に固有の店舗情報と上記共有情報を参照した旨を示す情報とを受信した場合に、該店舗で使用可能な特典を該ユーザに付与するようになっていてもよい。
上記の構成によれば、上記特典付与システムは、本発明の態様3に係る特典付与システムと同様の作用効果を奏する。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
グループ単位で決済が行われ、決済が行われた結果として顧客に特典を付与する店舗に関し、本発明に係る特典付与システムは、そのような店舗での利用に好適である。
100、100’ サーバ
121 照合部(判定手段)
121’ スタンプ付与可否判定部(判定手段)
122、122’ スタンプ付与処理部(特典付与手段)
123 チケット生成手段(第1送信手段、更新手段)
123’ URL生成部(第1送信手段、第3送信手段)
200 レジ端末
222 時刻情報生成部(受信手段、第2送信手段、
共有情報送信手段)
222’ スタンプ獲得用URL取得処理部(第2送信手段)
223 情報送信処理部(第3送信手段、時刻情報送信手段)
223’ スタンプ獲得用URL送信処理部(第4送信手段)
300 携帯端末
320 制御部(受信手段)
322 スタンプ付与要求処理部(送信手段)

Claims (10)

  1. ユーザ毎に該ユーザのユーザIDと該ユーザが店舗を利用した時を示す時刻情報と該ユーザに付与された特典の量とを管理するサーバと、レジ端末と、を含み、
    上記サーバは、
    携帯端末からユーザIDを受信した場合に、グループで上記店舗に訪れた顧客が特典の付与を受けるために必要な情報であって該グループで共有すべき情報である共有情報を生成し、生成した共有情報を上記携帯端末に送信する第1送信手段と、
    上記レジ端末から上記共有情報を受信した場合に、該ユーザIDが割り当てられたユーザが上記店舗を利用した時を示す時刻情報を更新する更新手段と、を備え、
    上記レジ端末は、
    上記共有情報を近距離無線通信により上記携帯端末から受信した場合に、該共有情報を上記サーバに送信する第2送信手段と、
    上記更新手段が更新した後の上記時刻情報を近距離無線通信によって送信する第3送信手段と、を備えている、ことを特徴とする特典付与システム。
  2. 上記サーバは、時刻情報、ユーザID、及び、上記レジ端末から受信済の上記共有情報を携帯端末から受信した場合に、該時刻情報が示す時刻が、該共有情報の受信を契機に上記更新手段が更新した時刻情報が示す時刻からの一定期間に含まれているか否かを判定する判定手段と、
    上記判定手段により、上記サーバにより受信された時刻情報が示す時刻が、上記共有情報の受信を契機に上記更新手段が更新した時刻情報が示す時刻からの一定期間に含まれていると判定された場合に、該ユーザIDが割り当てられたユーザに特典を付与する特典付与手段と、を更に備えている、ことを特徴とする請求項1に記載の特典付与システム。
  3. 上記サーバは、上記特典付与システムを利用する複数の店舗の各々について該店舗でユーザが使用可能な特典の量をユーザ毎に管理するようになっており、
    上記第3送信手段は、上記時刻情報と、該第3送信手段を備えるレジ端末が設置されている店舗に固有の店舗情報とを近距離無線通信によって送信するようになっており、
    上記サーバは、時刻情報、ユーザID、レジ端末から受信済の上記共有情報、及び、該レジ端末が設置されている店舗に固有の店舗情報を携帯端末から受信した場合に、該時刻情報が示す時刻が、該共有情報の受信を契機に上記更新手段が更新した時刻情報が示す時刻からの一定期間に含まれているか否かを判定する判定手段と、
    上記判定手段により、上記サーバにより受信された時刻情報が示す時刻が、上記共有情報の受信を契機に上記更新手段が更新した時刻情報が示す時刻からの一定期間に含まれていると判定された場合に、該ユーザIDが割り当てられたユーザに該店舗で使用可能な特典を付与する特典付与手段と、を更に備えている、ことを特徴とする請求項1に記載の特典付与システム。
  4. 上記特典付与手段は、上記サーバがレジ端末から受信済の上記共有情報を共有すべきグループによる該レジ端末での決済金額が大きいほど、より多い量の特典を当該グループに属するユーザに付与するようになっている、ことを特徴とする請求項2または3に記載の特典付与システム。
  5. サーバと、レジ端末と、を含む特典付与システムによる特典付与方法であって、
    上記サーバは、ユーザ毎に該ユーザのユーザIDとユーザが店舗を利用した時を示す時刻情報と該ユーザに付与された特典の量とを管理するようになっており、
    上記サーバが、携帯端末からユーザIDを受信した場合に、グループで上記店舗に訪れた顧客が特典の付与を受けるために必要な情報であって該グループで共有すべき情報である共有情報を生成し、生成した共有情報を上記携帯端末に送信する第1送信工程と、
    上記レジ端末が、上記共有情報を近距離無線通信により上記携帯端末から受信した場合に、該共有情報を上記サーバに送信する第2送信工程と、
    上記サーバが、上記レジ端末から上記共有情報を受信した場合に、該ユーザIDが割り当てられたユーザが上記店舗を利用した時を示す時刻情報を更新する更新工程と、
    上記レジ端末が、上記更新工程にて更新された後の上記時刻情報を近距離無線通信によって送信する第3送信工程と、を含んでいる、ことを特徴とする特典付与方法。
  6. 所有者のユーザIDが保存されている携帯端末であって、
    上記所有者と一緒に店舗に訪れた者が所有する他の携帯端末であってサーバから共有情報を取得した他の携帯端末が近距離無線通信によりレジ端末に該共有情報を送信した場合に上記サーバが更新する時刻情報であって、該他の携帯端末のユーザが該店舗を利用した時を示す時刻情報を、上記レジ端末から近距離無線通信により受信する受信手段と、
    上記所有者に特典が付与されるように、上記所有者が上記他の携帯端末を所有する者から知らされた上記共有情報、上記受信手段が受信した上記時刻情報、及び、上記ユーザIDを、ユーザ毎に該ユーザのユーザIDと該ユーザが店舗を利用した時を示す時刻情報と該ユーザに付与された特典の量とを管理するサーバに送信する送信手段と、を備え、
    上記共有情報及び上記時刻情報は、グループで店舗に訪れた顧客が特典の付与を受けるために必要な情報であり、上記共有情報は、上記グループで共有すべき情報である、ことを特徴とする携帯端末。
  7. 請求項6に記載の携帯端末が備える上記送信手段及び上記受信手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  8. 携帯端末から近距離無線通信により共有情報を受信する受信手段と、
    上記受信手段が上記共有情報を受信した場合に、上記共有情報をサーバに送信する共有情報送信手段と、
    上記携帯端末のユーザが店舗を利用した時を示す時刻情報であって上記共有情報を受信したサーバにより更新された時刻情報を、近距離無線通信により送信する時刻情報送信手段と、を備え、
    上記共有情報及び上記時刻情報は、グループで店舗に訪れた顧客が特典の付与を受けるために必要な情報であり、上記共有情報は、上記グループで共有すべき情報である、ことを特徴とするレジ端末。
  9. ユーザ毎に該ユーザのユーザIDと該ユーザに付与された特典の量とを管理するサーバと、レジ端末と、を含む特典付与システムであって、
    上記サーバは、
    携帯端末からユーザIDを受信した場合に、グループで店舗に訪れた顧客が特典の付与を受けるために必要な情報であって該グループで共有すべき情報である共有情報を生成し、生成した共有情報を上記携帯端末に送信する第1送信手段と、
    上記レジ端末から上記ユーザIDを受信した場合に、上記グループが上記特典の付与を受けるために携帯端末がアクセスすべきアドレスを示すアドレス情報を上記レジ端末に送信する第3送信手段と、
    上記共有情報を参照した携帯端末であって上記アドレスにアクセスした携帯端末から、該携帯端末のユーザに割り当てられたユーザIDと上記共有情報を参照した旨を示す情報とを受信した場合に、該ユーザに特典を付与する特典付与手段と、を備え、
    上記レジ端末は、
    上記ユーザIDを近距離無線通信により上記携帯端末から受信した場合に、該ユーザIDを上記サーバに送信する第2送信手段と、
    上記アドレス情報を上記サーバから受信した場合に、上記アドレス情報を近距離無線通信によって送信する第4送信手段とを備えている、ことを特徴とする特典付与システム。
  10. 上記サーバは、上記特典付与システムを利用する複数の店舗の各々について該店舗でユーザが使用可能な特典の量をユーザ毎に管理するようになっており、
    上記第4送信手段は、上記アドレス情報と、該第4送信手段を備えるレジ端末が設置されている店舗に固有の店舗情報とを近距離無線通信によって送信するようになっており、
    上記特典付与手段は、上記アドレス情報が表すアドレスにアクセスした携帯端末から、該携帯端末のユーザに割り当てられたユーザIDと該店舗に固有の店舗情報と上記共有情報を参照した旨を示す情報とを受信した場合に、該店舗で使用可能な特典を該ユーザに付与するようになっている、ことを特徴とする請求項9に記載の特典付与システム。
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