JP2015125680A - 決済システム、クライアント装置、サーバ装置及び情報処理方法 - Google Patents

決済システム、クライアント装置、サーバ装置及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】利便性を向上させつつセキュリティを担保することが可能な決済システム、クライアント装置、サーバ装置及び情報処理方法を提供する。【解決手段】顧客の識別情報と決済用カード情報とを対応付けて記憶する第1の記憶部、前記識別情報に対応付けて前記第1の記憶部に記憶された前記決済用カード情報を用いた決済を依頼する依頼部と、を有するサーバ装置と、前記決済用カード情報が前記第1の記憶部に記憶されているか否かを示す情報を記憶する第2の記憶部、前記サーバ装置による前記決済の依頼を許可する許可部、を有するクライアント装置と、を備え、前記許可部は、顧客の前記決済用カード情報が前記第1の記憶部に記憶されていることを示す情報が前記第2の記憶部に記憶されている場合に前記決済を許可し、前記依頼部は、前記許可部から許可された場合に前記決済を依頼する、決済システム。【選択図】図1

Description

本開示は、決済システム、クライアント装置、サーバ装置及び情報処理方法に関する。
近年、クレジットカード及びデビットカード等の決済用カードによる決済が一般化しており、持ち主はその利便性を多くの場で享受することが可能となっている。他方、識別情報を付した会員証、ポイントカード、及び診察券等のID(Identity)カードを顧客に提供して、来店時又は決済時等に提示を求め、顧客の購買履歴等を収集して顧客のニーズに応じた細やかなサービスを提供する動きも一般化している。このような背景にあって、実店舗における顧客の利便性をさらに向上させるための技術が求められている。
例えば、下記特許文献1では、顧客が所有するIDカードを用いて、デビットカードによるキャッシュレスな決済を実現する技術が開示されている。詳しくは、下記特許文献1に記載された技術は、実店舗に来店した顧客のIDカードから識別情報を読み取り、読み取った識別情報を決済金額と共に勘定系システムに送信することで、勘定系システムに決済を依頼する。
特開2003−162679号公報
しかし、上記特許文献1に記載された技術は、IDカードがあれば決済可能であるため、例えば盗難された場合に他人に決済されてしまう、といった安全性の面での危険があった。つまり、上記特許文献1に記載された技術は、利便性を向上させたがために安全性を害する結果となっていた。そこで、本開示では、利便性を向上させつつセキュリティを担保することが可能な、新規且つ改良された決済システム、クライアント装置、サーバ装置及び情報処理方法を提案する。
本開示によれば、顧客の識別情報と決済用カード情報とを対応付けて記憶する第1の記憶部、前記識別情報に対応付けて前記第1の記憶部に記憶された前記決済用カード情報を用いた決済を依頼する依頼部と、を有するサーバ装置と、前記決済用カード情報が前記第1の記憶部に記憶されているか否かを示す情報を記憶する第2の記憶部、前記サーバ装置による前記決済の依頼を許可する許可部、を有するクライアント装置と、を備え、前記許可部は、顧客の前記決済用カード情報が前記第1の記憶部に記憶されていることを示す情報が前記第2の記憶部に記憶されている場合に前記決済を許可し、前記依頼部は、前記許可部から許可された場合に前記決済を依頼する、決済システムが提供される。
前記クライアント装置は、顧客が前記決済用カード情報を用いた前記決済が行われることに同意した旨を示す同意情報を取得する同意情報取得部をさらに有し、前記許可部は、前記同意情報取得部により前記同意情報が取得された場合に、前記決済の依頼を許可してもよい。
前記クライアント装置は、顧客と対面する実店舗を運営する事業者により使用されてもよい。
前記クライアント装置は、来店した顧客の前記識別情報を取得する識別情報取得部をさらに有し、前記第2の記憶部は、前記決済用カード情報が前記第1の記憶部に記憶されているか否かを示す情報を前記識別情報に対応付けて記憶し、前記許可部は、前記識別情報取得部により取得された前記識別情報を前記第2の記憶部から検索した結果に基づいて前記決済を許可してもよい。
前記識別情報取得部は、顧客により所有される媒体から前記識別情報を読み取ってもよい。
前記識別情報は、前記事業者を識別する事業者識別情報および前記事業者が顧客を識別する顧客識別情報を含んでもよい。
前記事業者識別情報は、前記事業者の種別ごとの特徴を有し、前記依頼部は、前記特徴に基づいて前記第1の記憶部から前記識別情報に対応付けられた前記決済用カード情報を検索してもよい。
前記クライアント装置は、来店した顧客の属性情報を取得する属性情報取得部をさらに有し、前記依頼部は、前記属性情報取得部により取得された前記属性情報を認証情報として用いて前記決済を依頼してもよい。
また、本開示によれば、決済用カード情報が顧客の識別情報と対応付けてサーバ装置に記憶されているか否かを示す情報を記憶する記憶部と、前記サーバ装置が前記決済用カード情報を用いた決済を依頼することを許可する許可部と、を備え、前記許可部は、顧客の前記決済用カード情報が前記サーバ装置に記憶されていることを示す情報が前記記憶部に記憶されている場合に前記決済を許可する、クライアント装置が提供される。
また、本開示によれば、顧客の識別情報と決済用カード情報とを対応付けて記憶する記憶部と、前記識別情報に対応付けて前記記憶部に記憶された前記決済用カード情報を用いた決済を依頼する依頼部と、を備え、前記依頼部は、前記決済用カード情報が前記記憶部に記憶されていることを示す情報を記憶したクライアント装置により許可された場合に、前記決済を依頼する、サーバ装置が提供される。
また、本開示によれば、顧客の識別情報と決済用カード情報とを対応付けてサーバ装置に記憶することと、前記決済用カード情報が前記サーバ装置に記憶されているか否かを示す情報をクライアント装置に記憶することと、顧客の前記決済用カード情報が前記サーバ装置に記憶されていることを示す情報が前記クライアント装置に記憶されている場合に、前記識別情報に対応付けて前記サーバ装置に記憶された前記決済用カード情報を用いた決済を許可することと、前記決済を許可された場合に、前記識別情報に対応付けて前記サーバ装置に記憶された前記決済用カード情報を用いた決済を依頼することと、を含む、情報処理装置のプロセッサにより実行される情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、決済用カード情報が顧客の識別情報と対応付けてサーバ装置に記憶されているか否かを示す情報を記憶することと、前記サーバ装置が前記決済用カード情報を用いた決済を依頼することを許可することと、顧客の前記決済用カード情報が前記サーバ装置に記憶されていることを示す情報が記憶されている場合に前記決済を許可することと、を含む、情報処理装置のプロセッサにより実行される情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、顧客の識別情報と決済用カード情報とを対応付けて記憶することと、前記識別情報に対応付けて記憶された前記決済用カード情報を用いた決済を依頼することと、前記決済用カード情報が記憶されていることを示す情報を記憶したクライアント装置により許可された場合に、前記決済を依頼することと、を含む、情報処理装置のプロセッサにより実行される情報処理方法が提供される。
以上説明したように本開示によれば、利便性を向上させつつセキュリティを担保することが可能である。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
一実施形態に係る決済システムの概要を示す説明図である。 本実施形態に係るクライアント装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係るサーバ装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る決済システムにおいて実行される登録処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る決済システムにおいて実行される受付処理及び決済処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.概要
1−1.全体構成
1−2.受付処理及び決済処理の概要
2.構成
2−1.クライアント装置
2−2.サーバ装置
3.動作処理
3−1.登録処理
3−2.受付処理及び決済処理
4.まとめ
<1.概要>
まず、図1を参照して、本開示の一実施形態に係る決済システムの概要を説明する。
[1−1.全体構成]
図1は、一実施形態に係る決済システムの概要を示す説明図である。図1に示すように、決済システムは、クライアント装置1、サーバ装置2、カード会社装置3、病院端末4を有する。病院端末4及びクライアント装置1、クライアント装置1及びサーバ装置2、サーバ装置2及びカード会社装置3は、それぞれネットワークにより接続されている。病院900Aには、クライアント装置1及び病院端末4が配置されている。例えば病院900Bなどの、他の病院においても同様である。サーバ装置2は、複数のクライアント装置1に接続され得る。
(病院端末4)
病院端末4は、病院の職員により操作される端末である。職員は、この病院端末4を用いて、来院(来店)した患者(顧客)の受付処理、及び診療後の決済処理を行う。詳しくは、病院端末4は、患者が有する診察券5から識別情報を読み取り、読み取った識別情報を用いて受付処理及び決済処理を行う。病院端末4は、診察券5から患者の識別情報を読み取るためのバーコードリーダ、二次元コードリーダ、カードリーダ、ICカードリーダ、及びNFC(Near Field Communication)リーダ等に接続されていてもよい。なお、診察券5にバーコードリーダ等により読み取り可能なバーコード等の識別子が設けられていない場合、例えば病院の職員が目視で診察券5の表面に印字された識別情報を読み取り、手動で病院端末4に識別情報を入力してもよい。
(クライアント装置1)
クライアント装置1は、病院端末4により読み取られた患者の識別情報を用いた受付処理及び決済処理を制御する。クライアント装置1は、顧客のカード情報(決済用カード情報)が、サーバ装置2に記憶されているか否かを示すフラグ情報を記憶している。カード情報とは、例えばカード番号、パスワード、セキュリティコード及び名義人名等から成る、カード会社装置3によるカード決済に要する情報である。クライアント装置1は、病院端末4からの依頼に応じて、カード情報を用いた決済を行うことを要求するメッセージ(決済請求リクエスト)をサーバ装置2に送信する。なお、クライアント装置1及び病院端末4は、一体的に形成されていてもよい。また、クライアント装置1は、病院以外の、例えば系列の複数の病院の情報システムを管理する管理会社により管理・運営されていてもよい。いずれにしろ、クライアント装置1は、顧客と対面する実店舗を運営する事業者により使用される。即ち、本実施形態に係る決済システムは、対面決済におけるカード決済を対象とする。クライアント装置1は、例えばPC(Personal Computer)、サーバ用コンピュータ等により実現される。なお、以下では、カード情報がサーバ装置2に記憶されていることを示すフラグ情報を肯定的フラグ情報、カード情報がサーバ装置2に記憶されていないことを示すフラグ情報を否定的フラグ情報とも称する。
(サーバ装置2)
サーバ装置2は、患者の識別情報に対応付けて、患者のカード情報を記憶している。サーバ装置2は、クライアント装置1から決済請求リクエストを受信した場合、記憶している患者のカード情報を用いた決済を依頼することを示すメッセージ(決済請求)をカード会社装置3に送信する。また、サーバ装置2は、カード会社装置3による決済の結果を、クライアント装置1を介して病院端末4に返信する。サーバ装置2は、クライアント装置1を運用する事業者とは別個の事業者により管理・運用される。例えば、サーバ装置2は、病院900A、900Bなどの複数の事業者が使用するクライアント装置1とそれぞれ接続され得る。また、サーバ装置2は、量販店及び小売店などの複数業種の事業者が使用するクライアント装置1とそれぞれ接続され得る。サーバ装置2は、例えばPC、サーバ用コンピュータ等により実現される。
(カード会社装置3)
カード会社装置3は、サーバ装置2からの決済請求を受けて、受信したカード情報を用いてカード決済を行う。カード会社装置3は、決済の結果をサーバ装置2に返信する。カード会社装置3は、クレジットカード及びデビットカード等の決済用カードを提供するカード会社により管理・運用される。
[1−2.受付処理及び決済処理の概要]
来院した患者は、まず、診察券5を病院の職員に提示する。病院端末4は、提示された診察券5を用いた受付処理を行う。例えば、病院端末4は、診察券5に格納された患者の識別情報を読み取り、読み取った識別情報に対応付けられた電子カルテを検索して、医者が操作する端末に送信する。
診療後、病院端末4は、決済処理を行う。患者は、現金決済又は決済用カードによるカード決済を選択可能である。一般的に、患者がクレジットカードなどのカード決済を望む場合、病院の職員から決済用カードの提示が求められる。このため、患者は、診察券及び決済用カードを持ち歩き、且つ、病院においてそれぞれを提示することが要求されるという不便を強いられていた。このような事情は、病院だけでなく、ポイントカードを運用する小売店及び量販店、会員証を運用するスポーツクラブ及びレンタルショップ等でも同様に存在している。このような顧客の不便を解消する一手段として、上記特許文献1に記載された技術を適用することが考えられるものの、上述したように安全性の面での危険があった。
そこで、上記事情を一着眼点にして本実施形態に係るクライアント装置1及びサーバ装置2を有する決済システムを創作するに至った。本実施形態に係る決済システムは、利便性を向上させつつセキュリティを担保することが可能である。
具体的には、本実施形態に係る決済システムは、カード情報及びフラグ情報を別個に記憶することにより、利便性を向上させつつ、セキュリティを担保する。サーバ装置2がカード情報を予め記憶しているため、顧客は決済用カードを持ち歩かずともよいし、決済時に提示せずともよく、利便性が向上する。また、決済システムは、カード情報及びフラグ情報を別個に記憶して、カード情報を登録済みの顧客であっても、フラグ情報が記憶された店舗でのカード決済のみを可能にすることで、安全性を担保する。
詳しくは、クライアント装置1は、肯定的フラグ情報を記憶している場合、病院端末4からの依頼に応じて決済請求リクエストをサーバ装置2に送信する。他方、クライアント装置1は、否定的フラグ情報を記憶している場合、決済請求リクエストをサーバ装置2に送信しない。病院端末4は、決済用カードによる決済ではなく、現金による決済を行う。
つまり、クライアント装置1が、肯定的フラグ情報が記憶していない限り、カード決済されることはない。よって、例えば診察券5が盗難された場合であっても、盗難された診察券5を用いた他の病院900でのカード決済が防止される。また、サーバ装置2は、クライアント装置1を運用する事業者とは別個の事業者により運用され、顧客のカード情報を一元的に管理する。よって、顧客のカード情報が様々な事業者、及び店舗に散在することが防止されるため、カード会社にとっても安全性が向上する。また、決済システムは、診察券5から読み取った識別情報を用いて受付から決済までを一元的に管理することにより事務処理時間及び会計処理時間を短縮することができ、個々の患者はもちろん、患者全体の待ち時間が削減され、利便性はさらに向上する。
また、上記では本開示の一実施形態に係る決済システムが病院に適用される例を説明したが、本技術はかかる例に限定されない。例えば、ポイントカードを運用する小売店及び量販店、会員証を運用するスポーツクラブ及びレンタルショップ等において、上述した決済システムは適用され得る。例えば、ポイントカードを運用する小売店においては、ポイントカード1枚で受付処理、決済処理、ポイントの付与を実現することができる。
以上、本実施形態に係る決済システムの概要を説明した。続いて、図2、図3を参照して、クライアント装置1及びサーバ装置2の構成を説明する。
<2.構成>
本実施形態に係る決済システムは、上述したように、例えば、ポイントカードを運用する小売店及び量販店、会員証を運用するスポーツクラブ及びレンタルショップ等において同様に適用され得る。そこで、本節では、病院を事業者、患者を顧客、診察券をIDカード、病院端末4を店舗端末4として、本開示に係る技術を一般化して説明する。
[2−1.クライアント装置]
図2は、本実施形態に係るクライアント装置1の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、クライアント装置1は、入力部11、通信部12、記憶部13、出力部14、及び制御部15を有する。
(1)入力部11
入力部11は、店舗端末4とクライアント装置1とのインターフェースであり、店舗端末4に入力された情報を取得する機能を有する。入力部11は、例えば、LAN(Local Area Network)、専用線、及び電話回線等から成るネットワークにより店舗端末4と接続されるネットワークインターフェースとして実現される。また、クライアント装置1が店舗端末4と一体的に構成される場合、入力部11は、例えばボタン、キーボード、マウス、タッチパッド、ディスプレイと一体化されたタッチパネル等として実現される。入力部11は、バーコードリーダ、二次元コードリーダ、カードリーダ、ICカードリーダ、又はNFCリーダ等として実現されてもよい。図2に示すように、入力部11は、識別情報取得部111、同意情報取得部112、及び属性情報取得部113として機能する。
(1−1)識別情報取得部111
識別情報取得部111は、来店した顧客の識別情報を取得する機能を有する。具体的には、識別情報取得部111は、顧客により所有される媒体から識別情報を読み取る。このような媒体としては例えば、識別情報を格納したバーコード、二次元コード、磁気ストライプ、ICチップ、NFCチップが設けられた会員証、ポイントカード、及び診察券等のIDカードが考えられる。他にも例えば、顧客が所有するスマートフォン及びタブレット端末等の顧客端末にインストールされたアプリケーションが、識別情報を格納する媒体として機能してもよい。例えば、識別情報取得部111は、顧客が来店して受付する際に顧客から提示されたIDカードを読み取ることで、識別情報を取得する。なお、IDカードにバーコード等が設けられていない場合、識別情報取得部111は、店舗従業員によるIDカードに記載されたID情報の目視での読み取り、及び手入力により識別情報を取得してもよい。
(1−2)同意情報取得部112
同意情報取得部112は、顧客が決済用カード情報を用いたカード決済が行われることに同意した旨を示す同意情報を取得する機能を有する。同意情報取得部112は、会計時にカード決済に同意する入力を顧客から受け付けることにより、同意情報を取得する。この同意情報の取得をトリガとして、カード決済がなされる。一般的には、決済用カードの提示及び暗証番号の入力をトリガとしてカード決済がなされるものであるが、本実施形態では、この代わりとして同意情報の取得をトリガとする。なお、同意情報取得部112による同意情報の取得の際に、顧客の保険証等の身分証明書による認証が行われてもよい。この場合、さらに安全性が向上する。
(1−3)属性情報取得部113
属性情報取得部113は、来店した顧客の属性情報を取得する機能を有する。属性情報とは、例えば顧客の名前及び生年月日等の顧客の属性を示す情報である。属性情報は、カード会社装置3による認証に用いられ得る。
(2)通信部12
通信部12は、有線/無線によりサーバ装置2との間でデータの送受信を行うための通信モジュールである。例えば、通信部12は、LAN、専用線及び電話回線等から成るネットワークを介してサーバ装置2と通信する。例えば、通信部12は、決済請求リクエストをサーバ装置2に送信して、その結果を受信する。
(3)記憶部13
記憶部13は、所定の記録媒体に対してデータの記録再生を行う部位である。記憶部13は、例えばHDD(Hard Disc Drive)として実現される。もちろん記録媒体としては、フラッシュメモリ等の固体メモリ、固定メモリを内蔵したメモリカード、光ディスク、光磁気ディスク、ホログラムメモリなど各種考えられ、記憶部13としては採用する記録媒体に応じて記録再生を実行できる構成とされればよい。
本実施形態に係る記憶部13は、後述する登録部152による制御に基づき、顧客のカード情報が、後述するサーバ装置2の記憶部23に記憶されているか否かを示すフラグ情報を記憶する、第2の記憶部としての機能を有する。特に、記憶部13は、このフラグ情報を顧客の識別情報に対応付けて記憶する。これにより、後述の制御部15は、識別情報取得部111により読み取られた識別情報を検索キーとして、記憶部13からフラグ情報を検索することが可能となる。なお、フラグ情報は、ASP(Application Service Provider)に記憶されていてもよいし、電子カルテに含めて記憶されていてもよい。いずれにしろ、病院端末4は、クライアント装置1の記憶部13、ASP、または電子カルテを参照することでフラグ情報を取得し、カード決済が可能であるか否かを表示可能である。
(4)出力部14
出力部14は、店舗端末4とクライアント装置1とのインターフェースであり、顧客又は店舗端末4の操作者に通知すべき情報を出力する機能を有する。出力部14は、例えば、LAN、専用線、及び電話回線等から成るネットワークにより店舗端末4と接続されるネットワークインターフェースとして実現される。また、クライアント装置1が店舗端末4と一体的に構成される場合、出力部14は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、OLED(Organic Light-Emitting Diode)等として実現される表示部、及びスピーカ等として実現される。出力部14は、例えば、識別情報取得部111による識別情報の取得、同意情報取得部112による同意情報の取得、及び属性情報取得部113による属性情報の取得を円滑に行うための、顧客を誘導する画面を表示する。
(5)制御部15
制御部15は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従ってクライアント装置1内の動作全般を制御する。制御部15は、例えばCPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサによって実現される。なお、制御部15は、使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶するROM(Read Only Memory)、および適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)を含んでいてもよい。図2に示すように、制御部15は、許可部151、及び登録部152として機能する。
(5−1)許可部151
許可部151は、サーバ装置2によるカード会社装置3への決済の依頼を許可する機能を有する。許可部151は、顧客のカード情報が、サーバ装置2の記憶部23に記憶されていることを示す肯定的フラグ情報が、記憶部13に記憶されている場合にカード決済を許可する。この場合、許可部151は、通信部12を介して決済請求リクエストをサーバ装置2に送信する。決済請求リクエストには、決済金額等の決済情報及び識別情報が含まれているものとする。他方、許可部151は、顧客のカード情報が、サーバ装置2の記憶部23に記憶されていないことを示す否定的フラグ情報が、記憶部13に記憶されている場合にカード決済を取りやめる。この場合、許可部151は、現金決済を行うよう店舗端末4を制御する。
許可部151は、識別情報取得部111により取得された識別情報を、記憶部13から検索した結果に基づいて、決済を許可する。詳しくは、許可部151は、記憶部13において識別情報に対応付けて記憶されたフラグ情報を検索する。そして、許可部151は、肯定的フラグ情報が検索結果として出力された場合にカード決済を許可し、否定的フラグ情報が検索結果として出力された場合にカード決済を取りやめる。
許可部151は、同意情報取得部112により同意情報が取得された場合に、決済の依頼を許可して決済請求リクエストをサーバ装置2に送信する。許可部151が、同意情報の取得をカード決済のトリガとすることで、顧客の意思確認を伴ったカード決済を実現する。これにより、顧客の意思によらず無差別にカード決済が行われることを防ぐという、カード決済に関する道義的責任が果たされる。
許可部151は、決済請求リクエストを送信する際に、属性情報取得部113により取得された属性情報を併せて送信してもよい。サーバ装置2は、属性情報を受信した場合、カード会社装置3へ送信する決済性リクエストにこの属性情報を格納する。この場合、カード会社装置3において属性情報の照合による認証が行われ、他人の成りすまし等の不正が防止されて安全性が向上する。
(5−2)登録部152
登録部152は、識別情報とフラグ情報とを対応付けて登録する登録処理を行う機能を有する。例えば、登録部152は、病院での初診の際の診察券発行時及び量販店でのポイントカード入会時等のタイミングで、登録処理を行う。これらのタイミングにおいて、登録部152は、まず、各顧客に一意な識別情報を発行する。なお、識別情報の発行は店舗端末4により行われてもよい。登録部152は、発行した識別情報を、通信部12を介してサーバ装置2に送信する。そして、登録部152は、顧客によるサーバ装置2へのカード情報の登録が完了した場合に、識別情報に肯定的フラグ情報を対応付けて記憶部13に記憶させる。他方、登録部152は、カード情報の登録が未完了である場合に、識別情報に否定的フラグ情報を対応付けて記憶部13に記憶させる。なお、再診時のような、診察券発行後、即ち識別情報発行後に、顧客がカード情報をサーバ装置2に追加的に登録する場合もある。この場合、登録部152は、フラグ情報を否定的フラグ情報から肯定的フラグ情報に更新する。
また、登録部152は、店舗900で必要な情報を識別情報に対応付けて登録してもよい。例えば、病院においては、登録部152は、漢字氏名、仮名、性別、生年月日、住所、電話番号、携帯電話番号を、電子カルテ及びレセプト(診療報酬明細書)に必要な情報(カルテ情報)として登録する。なお、これらの情報の登録は店舗端末4により行われてもよい。
登録部152は、登録処理が完了した場合、識別情報を顧客に提供してもよい。例えば、登録部152は、出力部14を制御して顧客端末に二次元コードを出力したり、顧客端末にインストールされたアプリケーションに識別情報を出力したりする。この場合、病院での診察券及び量販店でのポイントカード等のIDカードの発券コストが削減される。他にも、登録部152は、出力部14を制御してIDカードを発行したり、既存のIDカードに貼付可能なバーコードシール及びNFCシール等を作成したりしてもよい。
[2−2.サーバ装置]
図3は、本実施形態に係るサーバ装置2の構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、サーバ装置2は、クライアント通信部21、決済通信部22、記憶部23、及び制御部24を有する。
(1)クライアント通信部21
クライアント通信部21は、有線/無線によりクライアント装置1との間でデータの送受信を行うための通信モジュールである。例えば、クライアント通信部21は、LAN、専用線及び電話回線等から成るネットワークを介してクライアント装置1と通信する。例えば、クライアント通信部21は、クライアント装置1の登録部152により発行された識別情報を受信する。他にも、クライアント通信部21は、顧客のカード情報を受信する。例えば、クライアント通信部21は、カード情報を入力するためのWeb画面を顧客端末に提供して、顧客によるカード情報の入力を受け付けてもよい。また、クライアント通信部21は、クライアント装置1から決済請求リクエストを受信して、カード会社装置3によるカード決済後に決済結果を返信する。
(2)決済通信部22
決済通信部22は、有線/無線によりカード会社装置3との間でデータの送受信を行うための通信モジュールである。例えば、決済通信部22は、LAN、専用線及び電話回線等から成るネットワークを介してカード会社装置3と通信する。例えば、決済通信部22は、依頼部241による制御に基づき、決済請求をカード会社装置3に送信する。また、決済通信部22は、カード会社装置3から決済結果を受信する。
(3)記憶部23
記憶部23は、所定の記録媒体に対してデータの記録再生を行う部位である。記憶部23は、例えばHDDとして実現される。もちろん記録媒体としては、フラッシュメモリ等の固体メモリ、固定メモリを内蔵したメモリカード、光ディスク、光磁気ディスク、ホログラムメモリなど各種考えられ、記憶部23としては採用する記録媒体に応じて記録再生を実行できる構成とされればよい。
本実施形態に係る記憶部23は、顧客の識別情報とカード情報とを対応付けて記憶する、第1の記憶部としての機能を有する。記憶部23は、後述する登録部242による制御に基づき、クライアント装置1から受信された顧客の識別情報と顧客から入力されたカード情報とを対応付けて記憶する。また、記憶部23は、顧客の決済履歴を記憶してもよい。なお、記憶部23は、検索効率の向上のためのインデックスを定義してもよい。
(4)制御部24
制御部24は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従ってサーバ装置2内の動作全般を制御する。制御部24は、例えばCPU、マイクロプロセッサによって実現される。なお、制御部24は、使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶するROM、及び適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAMを含んでいてもよい。図3に示すように、制御部24は、依頼部241及び登録部242として機能する。
(4−1)依頼部241
依頼部241は、顧客の識別情報に対応付けて記憶部23に記憶されたカード情報を用いた決済を依頼する決済請求を、決済通信部22を介してカード会社装置3に送信する機能を有する。特に、依頼部241は、クライアント装置1から決済請求リクエストを受信した場合、即ち許可部151によりカード決済が許可された場合に、決済請求を送信する。詳しくは、まず、依頼部241は、決済請求リクエストから識別情報および決済情報を取得する。次いで、依頼部241は、取得した識別情報に対応付けて記憶部23に記憶されたカード情報を検索する。そして、依頼部241は、検索したカード情報、及び取得した決済情報を、決済請求に含めて送信する。決済請求を受信したカード会社装置3は、決済請求に含まれるカード情報及び決済情報を用いてカード決済を行う。クライアント装置1から属性情報を受信した場合、依頼部241は、同意情報をカード会社装置3における認証情報として用いるよう決済請求に含めてもよい。
(4−2)登録部242
登録部242は、識別情報とカード情報とを対応付けて登録する登録処理を行う機能を有する。登録部242は、クライアント装置1から受信された顧客の識別情報と顧客から入力されたカード情報とを対応付けて、記憶部23に記憶する。
顧客の識別情報は、事業者を識別するID(事業者識別情報)及び事業者が顧客を識別するID(顧客識別情報)から成るものとする。つまり、同じ顧客であっても、異なる事業者からは異なる識別情報が付与される。なお、事業者を識別するIDには、事業者が運営する店舗を識別するためのIDが含まれていてもよい。顧客の識別情報が事業者識別情報と顧客識別情報とを含むことにより、同一の顧客であっても異なる事業者に関しては異なる識別情報が割り振られる。このため、顧客は、カード情報を登録した事業者の店舗においてのみ、本実施形態にかかるカード決済を行うことが可能となる。また、ある事業者との関係でカード情報を登録した場合であっても、カード情報を登録していない異なる事業者の店舗においては、カード情報を用いたカード決済は許可されない。このようにして安全性が確保される。なお、記憶部23は、クライアント装置1及び顧客を認証するための各種パスワードを記憶してもよい。
上述したクライアント装置1の登録部152が発行する識別情報は、事業者識別情報及び顧客識別情報から成る識別情報であってもよいし、顧客識別情報であってもよい。登録部152が発行する識別情報が顧客識別情報である場合、サーバ装置2の登録部242は、クライアント装置1から受信した顧客識別情報に、クライアント装置1を管理・運用する事業者に応じた事業者識別情報を結合して識別情報を発行してもよい。
ここで、事業者識別情報は、事業者の種別ごとの特徴を有する。依頼部241は、事業者の種別ごとの特徴に応じて、記憶部23から識別情報に対応付けられたカード情報を検索する。クライアント装置1を管理・運用する事業者は既知なので、依頼部241は、決済請求リクエストを受信した際に効率的にカード情報を検索することはできる。上述したクライアント装置1の許可部151におけるフラグ情報の検索においても同様である。なお、事業者の種別ごとの特徴とは、例えば、小売店、量販店、病院等の業種ごとに事業者識別情報の採番パターンが変更されることが考えられる。
登録部242は、登録処理が完了した場合、上述したクライアント装置1の登録部152に代わって識別情報を顧客に提供してもよい。例えば、登録部242は、カード情報の送信元である顧客端末に直接的に識別情報が格納された二次元コードを送信したり、顧客端末にインストールされたアプリケーションに識別情報を送信したりしてもよい。
以上、クライアント装置1及びサーバ装置2の構成を説明した。続いて、図4〜図5を参照して、本実施形態に係る決済システムの動作処理を説明する。
<3.動作処理>
[3−1.登録処理]
まず、図4を参照して、決済システムによる登録処理について説明する。図4は、本実施形態に係る決済システムにおいて実行される登録処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図4に示したシーケンスには、クライアント装置1、サーバ装置2、及び患者が有する顧客端末(患者端末)6が関与する。ここでは一例として、病院初診時における登録処理について説明する。
図4に示すように、まず、ステップS102で、患者端末6は、情報入力を受け付ける。例えば、患者端末6は、カルテ情報及びカード情報の入力を受け付ける。ここで入力されるカルテ情報は、例えば漢字の氏名、カナの氏名、性別、生年月日、電話番号、住所、及び携帯電話番号などである。また、ここで入力されるカード情報は、例えばカード番号、及び有効期限などである。患者端末6は、例えば病院受付において提示されたアクセス用二次元コードからアドレスを読み取り、情報入力のためのWeb画面にアクセスして情報入力を行ってもよいし、専用のアプリケーションを介して情報入力を行ってもよい。このアプリケーションは、病院に関する各種サービスを提供可能なアプリケーションであってもよい。患者は、アプリケーションを使用することにより、住所などの基本情報及び病状などの情報を紙の問診票に記入する手間を削減することができる。また、病院の職員は、アプリケーションに入力された情報をそのまま使用することができるため、紙の問診票を目視で確認して情報を病院端末4に打ち込む手間を削減することができる。
次いで、患者端末6は、ステップS104でクライアント装置1にカルテ情報を送信し、ステップS106でサーバ装置2にカード情報を送信する。例えば、情報入力のためのWeb画面に入力されたカルテ情報及びカード情報について、当該Webページを提供したサーバ装置2が、カード情報をそのまま取得し、カルテ情報をクライアント装置1に送信してもよい。他にも、例えば専用のアプリケーションに入力されたカルテ情報及びカード情報について、専用のアプリケーションが、カルテ情報をクライアント装置1に送信し、カード情報をサーバ装置2に送信してもよい。また、クライアント装置1は、ASPを介してカード情報をサーバ装置2に送信してもよい。
次に、ステップS108で、クライアント装置1は、識別情報を発行する。詳しくは、クライアント装置1の登録部152は、各患者に一意な数字及びアルファベット等から成る識別情報を生成する。
次いで、ステップS110で、クライアント装置1は、ステップS108において発行した識別情報を、サーバ装置2に送信する。
次に、ステップS112で、サーバ装置2は、カード情報を登録する。詳しくは、サーバ装置2の登録部242は、上記ステップS106において受信したカード情報と上記ステップS110において受信した識別情報とを対応付けて、記憶部23に記憶する。サーバ装置2は、カード情報を登録した旨を示すメッセージをクライアント装置1に送信してもよい。
次いで、ステップS114で、クライアント装置1は、カルテ情報を登録する。詳しくは、クライアント装置1の登録部152は、上記ステップS104において受信したカルテ情報と上記ステップS108において発行した識別情報とを対応付けて、記憶部13に記憶する。
そして、ステップS116で、クライアント装置1は、フラグ情報を登録する。詳しくは、クライアント装置1の登録部152は、上記ステップS112においてサーバ装置2がカード情報を登録した場合、肯定的フラグ情報を登録する。一方で、例えば上記ステップS102においてカード情報が入力されず、上記ステップS112においてサーバ装置2がカード情報を登録していない場合、クライアント装置1の登録部152は否定的フラグ情報を登録する。登録部152は、上記ステップS112において、サーバ装置2からカード情報を登録した旨を示すメッセージを受信したか否かに基づいて、いずれかのフラグ情報を登録してもよい。なお、上述したように、フラグ情報は、クライアント装置1の記憶部13に記憶されていてもよいし、ASPに記憶されていてもよいし、電子カルテに含めて記憶されてもよい。
次に、ステップS118で、サーバ装置2は、識別情報を患者端末6に送信する。例えば、登録部242は、ステップS106におけるカード情報の送信元である患者端末6に直接的に識別情報が格納された二次元コードを送信したり、患者端末6にインストールされた専用のアプリケーションに識別情報を送信したりしてもよい。
次に、ステップS120で、患者端末6は、サーバ装置2から受信した識別情報を記憶する。これにより、患者は、再診時に診察券の代わりに患者端末6をバーコードリーダ等にかざすことにより、受付をすることが可能となる。
(補足)
決済システムは、クライアント装置1にカルテ情報が登録済みの患者について、追加的にカード情報及びフラグ情報を登録してもよい。例えば、決済システムは、再診時に診察券から読み取った識別情報に対応付けて、新たに入力されたカード情報を登録して、肯定的フラグ情報を登録してもよい。
また、決済システムは、上記ステップS102において、患者端末6のアプリケーションによる情報入力以外の方法で情報入力を受け付けてもよい。例えば、患者が紙の問診票に手書きでカルテ情報を記載し、病院の職員が、目視で問診票を確認して病院端末4にカルテ情報を入力してもよい。また、患者が決済用カードを提示し、病院の職員が、目視で診察券の表面に印字された識別情報を読み取り、病院端末4にカード情報を入力してもよい。もちろん、カード情報は、病院端末4に接続されたカードリーダにより決済用カードから読み取られてもよい。
また、決済システムは、ステップS118、S120において、多様な方法で識別情報を患者に提供することができる。例えば、決済システムは、患者端末6に二次元コードを記憶させてもよいし、近接無線通信可能なアプリケーションに識別情報を記憶させてもよい。他にも、決済システムは、識別情報が格納された診察券を発行したり、既存の診察券に貼付可能なバーコードシール又はNFCシール等を作成したりしてもよい。
以上、本実施形態に係る決済システムによる登録処理について説明した。続いて、図5を参照して、本実施形態に係る決済システムによる決済処理について説明する。
[3−2.受付処理及び決済処理]
図5は、本実施形態に係る決済システムにおいて実行される受付処理及び決済処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図5に示したシーケンスには、クライアント装置1、サーバ装置2、カード会社装置3、及び患者端末6が関与する。ここでは一例として、病院再診時における受付処理及び決済処理について説明する。
図5に示すように、まず、ステップS202で、患者端末6は、アプリケーションを起動する。このアプリケーションは、図4を参照して説明した登録処理に用いたアプリケーションと同一のアプリケーションであってもよい。
次いで、ステップS204で、クライアント装置1は、患者端末6から識別情報を読み取る。例えば、患者は、患者端末6のアプリケーションにより、識別情報が格納された二次元コードを表示部に表示させて二次元コードリーダにかざす。病院端末4に接続された二次元コードリーダがかざされた二次元コード読み取ることにより、クライアント装置1の識別情報取得部111は識別情報を読み取る。患者は、二次元コードを表示させた患者端末6をかざせばよいので、診察券を持ち歩いたり提出したりする手間が削減される。また、識別情報の読み取りが自動的に行われるので、病院の職員は、診察券を目視で確認したり、順番を管理したり、診察券の保管及び診療後の返却を行ったりする必要がなく、事務処理が効率化すると共に患者の待ち時間が短縮化される。さらに、予約システム、順番待ちの順番が到来したことを示す通知を行うシステム、メール配信システムと連携することにより、決済システムの利便性はさらに向上し得る。
次に、ステップS206で、クライアント装置1は、受付処理を行う。例えば、クライアント装置1は、ステップS204において読み取った識別情報に対応付けられた電子カルテを検索して、医者が操作する端末に送信する。なお、上記ステップS204及びS206の処理は、病院端末4により行われてもよい。
医師による診療が終了した場合、ステップS208で、クライアント装置1は、カード情報が登録済みか否かを確認する。具体的には、クライアント装置1の許可部151は、上記ステップS204において読み取った識別情報を、記憶部13から検索してフラグ情報を参照する。許可部151は、識別情報に対応付けられたフラグ情報が肯定的フラグ情報であれば、カード情報が登録済みであると確認する。なお、許可部151は、識別情報に対応付けられたフラグ情報が否定的フラグ情報であれば、カード情報が未登録であると確認する。このように、上記ステップS204において読み取られた識別情報が流用されてフラグ情報が確認されるため、患者が患者端末6のアプリケーションを再度起動したり、二次元コードリーダにかざしたりする手間が削減される。これにより、他の患者の待ち時間も削減される。もちろん、アプリケーションの再度の起動、及び識別情報の再度の読み取りを行って本人確認を行うことで、安全性を担保してもよい。なお、上述したように、フラグ情報は、ASPに記憶されていてもよいし、電子カルテに含めて記憶されていてもよい。この場合、許可部151は、ASPまたは電子カルテからフラグ情報を取得することで、カード情報が登録済みであるか否かを確認する。
カード情報が登録済みであることが確認された場合、ステップS210で、クライアント装置1は、カード決済への同意を患者に確認する。例えば、クライアント装置1の出力部14は、病院端末4を介してカード決済に同意するか否かを選択させる選択画面を表示して、患者に選択を促す。このとき、クライアント装置1の出力部14は、病院端末4を介して会計金額を表示する画面を表示してもよい。そして、同意情報取得部112は、患者がカード決済に同意する選択を行った場合、同意情報を取得する。なお、患者がカード決済に同意しない選択を行った場合、同意情報取得部112は同意情報の取得に失敗するので、現金による決済が行われる。
患者がカード決済に同意した場合、ステップS212で、クライアント装置1は、カード決済に関する属性情報を取得する。例えば、病院の職員が患者の名前や生年月日等の属性情報を口頭で確認して病院端末4に入力することにより、クライアント装置1の属性情報取得部113は属性情報を取得する。
次いで、ステップS214で、クライアント装置1は、決済請求リクエストを送信する。詳しくは、クライアント装置1の許可部151は、決済金額等の決済情報、識別情報、及び属性情報を格納した決済請求リクエストを、通信部12を介してサーバ装置2に送信する。
次に、ステップS216で、サーバ装置2は、決済請求をカード会社装置3に送信する。詳しくは、まず、サーバ装置2の依頼部241は、クライアント装置1から受信した決済請求リクエストに含まれる識別情報に対応付けて記憶部23に記憶されたカード情報を取得する。そして、依頼部241は、取得したカード情報、決済請求リクエストに含まれる決済情報及び属性情報を格納した決済請求を、決済通信部22を介してカード会社装置3に送信する。
次いで、ステップS218で、カード会社装置3は、受信した決済請求に応じてカード決済を行う。詳しくは、カード会社装置3は、決済請求に含まれるカード情報及び決済情報を用いてカード決済を行う。カード会社装置3は、決済請求に含まれる属性情報と予め登録されたカード会員の属性情報とを照合することで、本人確認を行ってもよい。
次に、ステップS220で、カード会社装置3はサーバ装置2を介してクライアント装置1にカード決済の結果を返却する。
次いで、ステップS222で、クライアント装置1は、患者への領収書の発行等の各種後処理を行う。病院の職員は、現金を収受したり、現金会計を行ったりする必要がないので、会計処理の負担が軽減される。
(補足)
上記ステップS204において、クライアント装置1は、診察券から識別情報を読み取ってもよい。例えば、クライアント装置1は、診察券の表面に設けられたバーコードに格納された識別情報を、病院端末4に接続されたバーコードリーダ等により読み取ってもよい。また、病院の職員が、目視で診察券の表面に印字された識別情報を読み取り、病院端末4に識別情報を入力してもよい
以上、本実施形態に係る決済システムによる決済処理について説明した。
<4.まとめ>
ここまで、図1〜図5を用いて、本開示に係る技術の実施形態を詳細に説明した。上述した実施形態によれば、フラグ情報がクライアント装置1により管理され、カード情報がサーバ装置2により管理される。そして、クライアント装置1は、肯定的フラグ情報を記憶していた場合に、サーバ装置2に記憶されたカード情報によるカード決済を許可する。これにより、クライアント装置1は、決済請求をカード会社装置3に送信して、カード決済がカード会社装置3により実行される。サーバ装置2がカード情報を予め記憶しているため、顧客は決済用カードを持ち歩かずともよいし、決済時に提示せずともよく、利便性が向上する。決済システムは、IDカードから読み取った識別情報を用いて受付から決済までを一元的に管理することにより事務処理時間及び会計処理時間を短縮することができ、個々の顧客はもちろん、顧客全体の待ち時間が削減され、利便性はさらに向上する。また、決済システムは、カード情報及びフラグ情報を別個に記憶して、カード情報を登録済みの顧客であっても、フラグ情報が記憶された店舗でのカード決済のみを可能にすることで、安全性を担保する。また、顧客のカード情報がサーバ装置2により一元的に管理されるため、様々な事業者、及び店舗に散在することが防止されて、カード会社装置3にとっても安全性が向上する。このように、本実施形態に係る決済システムは、利便性を向上させつつ、セキュリティを担保することが可能である。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、クライアント装置1の機能の一部が、ASPにより提供されてもよい。具体的には、図2を参照して上記説明したクライアント装置1の各機能は、クライアント装置1またはASPのいずれが有していてもよい。ASPは、図2を参照して説明した機能の任意の一部または全部を提供し得る。かかる構成により、ASPがクライアント装置1の機能の一部を担うことが可能となり、クライアント装置1の負荷が軽減される。
なお、本明細書において説明した各装置による一連の制御処理は、ソフトウェア、ハードウェア、及びソフトウェアとハードウェアとの組合せのいずれを用いて実現されてもよい。ソフトウェアを構成するプログラムは、例えば、各装置の内部又は外部に設けられる記憶媒体(非一時的な媒体:non-transitory media)に予め格納される。そして、各プログラムは、例えば、実行時にRAMに読み込まれ、CPUなどのプロセッサにより実行される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
1 クライアント装置
11 入力部
111 識別情報取得部
112 同意情報取得部
113 属性情報取得部
12 通信部
13 記憶部
14 出力部
15 制御部
151 許可部
152 登録部
2 サーバ装置
21 クライアント通信部
22 決済通信部
23 記憶部
24 制御部
241 依頼部
242 登録部
3 カード会社装置
4 病院端末
5 診察券
6 患者端末
900 病院

Claims (13)

  1. 顧客の識別情報と決済用カード情報とを対応付けて記憶する第1の記憶部、
    前記識別情報に対応付けて前記第1の記憶部に記憶された前記決済用カード情報を用いた決済を依頼する依頼部と、
    を有するサーバ装置と、
    前記決済用カード情報が前記第1の記憶部に記憶されているか否かを示す情報を記憶する第2の記憶部、
    前記サーバ装置による前記決済の依頼を許可する許可部、
    を有するクライアント装置と、
    を備え、
    前記許可部は、顧客の前記決済用カード情報が前記第1の記憶部に記憶されていることを示す情報が前記第2の記憶部に記憶されている場合に前記決済を許可し、
    前記依頼部は、前記許可部から許可された場合に前記決済を依頼する、決済システム。
  2. 前記クライアント装置は、顧客が前記決済用カード情報を用いた前記決済が行われることに同意した旨を示す同意情報を取得する同意情報取得部をさらに有し、
    前記許可部は、前記同意情報取得部により前記同意情報が取得された場合に、前記決済の依頼を許可する、請求項1に記載の決済システム。
  3. 前記クライアント装置は、顧客と対面する実店舗を運営する事業者により使用される、請求項1に記載の決済システム。
  4. 前記クライアント装置は、
    来店した顧客の前記識別情報を取得する識別情報取得部をさらに有し、
    前記第2の記憶部は、前記決済用カード情報が前記第1の記憶部に記憶されているか否かを示す情報を前記識別情報に対応付けて記憶し、
    前記許可部は、前記識別情報取得部により取得された前記識別情報を前記第2の記憶部から検索した結果に基づいて前記決済を許可する、請求項3に記載の決済システム。
  5. 前記識別情報取得部は、顧客により所有される媒体から前記識別情報を読み取る、請求項4に記載の決済システム。
  6. 前記識別情報は、前記事業者を識別する事業者識別情報および前記事業者が顧客を識別する顧客識別情報を含む、請求項3に記載の決済システム。
  7. 前記事業者識別情報は、前記事業者の種別ごとの特徴を有し、
    前記依頼部は、前記特徴に基づいて前記第1の記憶部から前記識別情報に対応付けられた前記決済用カード情報を検索する、請求項6に記載の決済システム。
  8. 前記クライアント装置は、来店した顧客の属性情報を取得する属性情報取得部をさらに有し、
    前記依頼部は、前記属性情報取得部により取得された前記属性情報を認証情報として用いて前記決済を依頼する、請求項3に記載の決済システム。
  9. 決済用カード情報が顧客の識別情報と対応付けてサーバ装置に記憶されているか否かを示す情報を記憶する記憶部と、
    前記サーバ装置が前記決済用カード情報を用いた決済を依頼することを許可する許可部と、
    を備え、
    前記許可部は、顧客の前記決済用カード情報が前記サーバ装置に記憶されていることを示す情報が前記記憶部に記憶されている場合に前記決済を許可する、クライアント装置。
  10. 顧客の識別情報と決済用カード情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記識別情報に対応付けて前記記憶部に記憶された前記決済用カード情報を用いた決済を依頼する依頼部と、
    を備え、
    前記依頼部は、前記決済用カード情報が前記記憶部に記憶されていることを示す情報を記憶したクライアント装置により許可された場合に、前記決済を依頼する、サーバ装置。
  11. 顧客の識別情報と決済用カード情報とを対応付けてサーバ装置に記憶することと、
    前記決済用カード情報が前記サーバ装置に記憶されているか否かを示す情報をクライアント装置に記憶することと、
    顧客の前記決済用カード情報が前記サーバ装置に記憶されていることを示す情報が前記クライアント装置に記憶されている場合に、前記識別情報に対応付けて前記サーバ装置に記憶された前記決済用カード情報を用いた決済を許可することと、
    前記決済を許可された場合に、前記識別情報に対応付けて前記サーバ装置に記憶された前記決済用カード情報を用いた決済を依頼することと、
    を含む、情報処理装置のプロセッサにより実行される情報処理方法。
  12. 決済用カード情報が顧客の識別情報と対応付けてサーバ装置に記憶されているか否かを示す情報を記憶することと、
    前記サーバ装置が前記決済用カード情報を用いた決済を依頼することを許可することと、
    顧客の前記決済用カード情報が前記サーバ装置に記憶されていることを示す情報が記憶されている場合に前記決済を許可することと、
    を含む、情報処理装置のプロセッサにより実行される情報処理方法。
  13. 顧客の識別情報と決済用カード情報とを対応付けて記憶することと、
    前記識別情報に対応付けて記憶された前記決済用カード情報を用いた決済を依頼することと、
    前記決済用カード情報が記憶されていることを示す情報を記憶したクライアント装置により許可された場合に、前記決済を依頼することと、
    を含む、情報処理装置のプロセッサにより実行される情報処理方法。
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