JP2012181652A - インセンティブ提供システム - Google Patents
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Abstract
【課題】低コストに導入、運用が可能なインセンティブ提供システムを構築する。
【解決手段】非接触型ICカードチップ25を内蔵した携帯装置2は、接触型ICカードチップ25に店舗端末1から送信されたURLにアクセスする。このURLは、センタ装置のURLとダミーのセンタ装置3内パスを含み、ダミーのセンタ装置3内パスには、店舗端末1のIDと購入金額のデータを含む。センタ装置3は、アクセスされたセンタ装置3内パスから、携帯装置2のユーザの購入金額と利用店舗を識別し、当該ユーザに購入金額に応じた利用店舗のポイントを付与する。また、センタ装置3は、アクセスされたセンタ装置3内アドレスに購入金額が含まれない場合、当該ユーザに当該ユーザに付与されている利用店舗のポイントに応じたクーポンを送信する。
【選択図】図1
【解決手段】非接触型ICカードチップ25を内蔵した携帯装置2は、接触型ICカードチップ25に店舗端末1から送信されたURLにアクセスする。このURLは、センタ装置のURLとダミーのセンタ装置3内パスを含み、ダミーのセンタ装置3内パスには、店舗端末1のIDと購入金額のデータを含む。センタ装置3は、アクセスされたセンタ装置3内パスから、携帯装置2のユーザの購入金額と利用店舗を識別し、当該ユーザに購入金額に応じた利用店舗のポイントを付与する。また、センタ装置3は、アクセスされたセンタ装置3内アドレスに購入金額が含まれない場合、当該ユーザに当該ユーザに付与されている利用店舗のポイントに応じたクーポンを送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、購入者にポインタやクーポンを提供するインセンティブ提供システムに関するものである。
購入者にポインタやクーポンなどのインセンティブを提供するインセンティブ提供システムとしては、購入者の携帯端末と、店舗に設置される店舗端末と、ポイント管理センタとを備えたシステムが知られている(たとえば、特許文献1)。このシステムでは、購入者の物品の購入の際に、店舗が購入者に与えるポイントを店舗端末からポイント管理センタに登録したり、購入者のポイントの使用の際に、店舗端末からポイント管理センタにアクセスして購入者のポイント残高を確認したり、ポイント管理センタに登録されている購入者のポイントの使用ポイント分の引き去りを行えるようにしている。また、このシステムでは、購入者が、随時、携帯端末を用いて、ポイント管理センタにログインし所有ポイントの残高を確認できるようになっている。
上述したシステムによれば、購入者へのポイントの付与や引き去りは、全て店舗端末を介して行われるため、常時または随時ポイント管理センタとオンライン接続する機能などの多様な機能が店舗端末に必要となる。そして、このために、店舗端末設備の導入、保守のコストが比較的大きくなると共に、運用の開始後にはポイント管理センタとの通信のコストも発生する。また、購入者へのポイントの付与や引き去りが全て店舗端末を介して行われるため、店舗のオペレータのポイントの付与や引き去りのための店舗端末の煩雑な操作も必要となる。
すなわち、店舗にとってのインセンティブ提供システムの導入、運用の負担が大きい。
そこで、本発明は、より低コストに導入、運用が可能なインセンティブ提供システムを提供することを課題とする。
そこで、本発明は、より低コストに導入、運用が可能なインセンティブ提供システムを提供することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、センタ装置と、店舗に設置される店舗端末と、非接触通信を行うICカードチップを備えた携帯装置とを備えたインセンティブ提供システムにおいて、前記店舗端末に前記携帯装置のICカードチップと非接触通信を行うリーダライタ部と、当該店舗端末が設置された店舗におけるユーザの購入金額の入力を受け付けて、携帯装置のICカードチップに、当該店舗端末の識別と入力を受け付けた購入金額とを表すポイント発行用データを、前記リーダライタ部を介して非接触通信で送信するポイント発行用データ送信部とを設け、前記携帯装置に、移動体通信を行う移動体通信部と、前記センタ装置に前記移動体通信を介してアクセスし、前記携帯装置のICカードチップが前記店舗端末から受信したポイント発行用データを送信するポイント取得手段とを設け、前記センタ装置に、前記携帯装置毎に、当該携帯装置の店舗毎のポイントを管理するポイント管理手段と、前記携帯装置から前記ポイント発行用データを受信し、前記ポイント管理手段が管理している、当該携帯装置の、当該ポイント発行用データが表す店舗端末の識別が示す店舗端末が設置された店舗のポイントを、当該データが表す購入金額に応じたポイント分を加算し、加算したポイントと加算後のポイントの少なくとも一方を表すポイント取得状況を、当該携帯装置に送信するポイント提供手段とを有設けると共に、前記携帯装置のポイント取得手段において、前記センタ装置から送信されたポイント取得状況を表示するようにしたものである。
ここで、このようなインセンティブ提供システムは、さらに、前記店舗端末に、携帯装置のICカードチップに、当該店舗端末の識別を表すクーポン発行用データを、前記リーダライタ部を介して非接触通信で送信するクーポン発行用データ送信部を設けると共に、前記携帯装置に、前記センタ装置に前記移動体通信を介してアクセスし、前記携帯装置のICカードチップが前記店舗端末から受信したクーポン発行用データを送信するクーポン取得手段とを設け、前記センタ装置に、店舗毎に当該店舗のクーポンと当該クーポンの交換ポイント数を管理するクーポン管理手段と、前記携帯装置から前記クーポン発行用データを受信し、前記クーポン管理手段が管理している当該クーポン発行用データが表す店舗端末の識別が示す店舗端末が設置された店舗のクーポンを、当該携帯装置に送信し、前記ポイント管理手段が管理している、当該携帯装置の、当該クーポン発行用データが表す店舗端末の識別が示す店舗端末が設置された店舗のポイントを、前記クーポン管理手段が管理している、前記送信したクーポンの交換ポイント数分減算するクーポン提供手段とを設け、前記携帯装置のクーポン取得手段において、前記センタ装置から送信されたクーポンを表示するように構成してもよい。
これらのインセンティブ提供システムによれば、ユーザが携帯装置を店舗端末に近づけるだけで、当該店舗のポイントの取得や当該店舗のポイントの当該店舗のクーポンへの交換を行うことができる。
また、店舗端末はセンタ装置と通信する必要がないため、通信コストは発生せず、また、店舗端末を簡略な構成によって安価に提供することができる。また、店舗端末を介してポイントやクーポンの発行を行わないので、店舗端末の煩雑な操作の必要性を排することができる。よって、低コストに導入、運用が可能なインセンティブ提供システムを実現することができる。
また、店舗端末はセンタ装置と通信する必要がないため、通信コストは発生せず、また、店舗端末を簡略な構成によって安価に提供することができる。また、店舗端末を介してポイントやクーポンの発行を行わないので、店舗端末の煩雑な操作の必要性を排することができる。よって、低コストに導入、運用が可能なインセンティブ提供システムを実現することができる。
また、前記課題達成のために、本発明は、センタ装置と、店舗に設置される店舗端末と、非接触通信を行うICカードチップを備えた携帯装置とを備えたインセンティブ提供システムにおいて、前記店舗端末に、携帯装置のICカードチップに、当該店舗端末の識別を表すクーポン発行用データを、前記リーダライタ部を介して非接触通信で送信するクーポン発行用データ送信部とを備え、前記携帯装置に、前記センタ装置に前記移動体通信を介してアクセスし、クーポンの発行を要求するクーポン発行要求部と、前記センタ装置に前記移動体通信を介してアクセスし、前記センタ装置に前記携帯装置のICカードチップが前記店舗端末から受信したクーポン発行用データを送信するクーポン取得手段とを備え、前記センタ装置に、前記クーポンの発行を要求した前記携帯装置と、前記発行を要求されたクーポンを提供する店舗とに対応づけて、前記発行を要求されたクーポンを登録するキープクーポン管理手段と、前記携帯装置から前記クーポン発行用データを受信し、当該携帯装置と当該クーポン発行用データが表す店舗端末の識別が示す店舗端末が設置された店舗とに対応づけて前記キープクーポン管理手段に登録されているクーポンを、当該携帯装置に送信するクーポン提供手段とを備え、前記携帯装置のクーポン取得手段において、前記センタ装置から送信されたクーポンを表示するようにしたものである。
なお、このようなインセンティブ提供システムは、上述したポイント管理手段をセンタ装置に備えたインセンティブ提供システムと組み合わせて実施することもできる。
すなわち、この場合には、センタ装置に、店舗毎に当該店舗のクーポンと当該クーポンの交換ポイント数を管理するクーポン管理手段を設け、キープクーポン管理手段において、前記クーポンの発行を要求した前記携帯装置と、前記発行を要求されたクーポンを利用可能な店舗とに対応づけて、前記発行を要求されたクーポンを登録すると共に、前記ポイント管理手段が管理している、当該携帯装置の当該登録したクーポンを利用可能な店舗のポイントを、前記クーポン管理手段が管理している当該クーポンの交換ポイント数分減算するようにすればよい。
すなわち、この場合には、センタ装置に、店舗毎に当該店舗のクーポンと当該クーポンの交換ポイント数を管理するクーポン管理手段を設け、キープクーポン管理手段において、前記クーポンの発行を要求した前記携帯装置と、前記発行を要求されたクーポンを利用可能な店舗とに対応づけて、前記発行を要求されたクーポンを登録すると共に、前記ポイント管理手段が管理している、当該携帯装置の当該登録したクーポンを利用可能な店舗のポイントを、前記クーポン管理手段が管理している当該クーポンの交換ポイント数分減算するようにすればよい。
ここで、このようなインセンティブ提供システムによれば、携帯装置のユーザは、店舗の訪問に先だって予めセンタ装置にアクセスして当該店舗のクーポンをセンタ装置に登録することができる。また、その後、店舗において店舗端末にタッチするだけで、予め登録したクーポン取得して、当該クーポンを使用することができるようになる。
また、店舗端末はセンタ装置と通信する必要がないため、通信コストは発生せず、また、店舗端末を簡略な構成によって安価に提供することができる。また、店舗端末を介してポイントやクーポンの発行を行わないので、店舗端末の煩雑な操作の必要性を排することができる。よって、低コストに導入、運用が可能なインセンティブ提供システムを実現することができる。
ここで、以上のようなインセンティブ提供システムは、前記端末装置のポイント発行用データ送信部において、前記センタ装置のURLに、前記センタ装置内のパスまたはその一部として当該店舗端末の識別と前記購入金額を付加したURLを、前記ポイント発行用データとして送信し、前記携帯装置のポイント取得手段において、前記ポイント発行用データをURLとして前記センタ装置にアクセスすることにより、当該ポイント発行用データをセンタ装置に送信するように構成してもよい。また、以上のようなインセンティブ提供システムは、前記端末装置のクーポン発行用データ送信部において、前記センタ装置のURLに、前記センタ装置内のパスまたはその一部として当該店舗端末の識別を付加したURLを、前記クーポン発行用データとして送信し、前記携帯装置のクーポン取得手段において、前記クーポン発行用データをURLとして前記センタ装置にアクセスすることにより、当該ポイント発行用データをセンタ装置に送信するように構成してもよい。
このようにすることにより、一般的なWebブラウザを携帯装置のポイント取得手段やクーポン取得手段として用いることができるようになる。
また、前記課題達成のために、本発明は、センタ装置と、店舗に設置される店舗端末と、非接触通信を行うICカードチップを備えた携帯装置とを備えたインセンティブ提供システムにおいて、前記店舗端末に、前記携帯装置のICカードチップと非接触通信を行うリーダライタ部と、携帯装置のICカードチップに、所定のインセンティブを提供するためのデータを、前記リーダライタ部を介して非接触通信で送信するインセンティブ発行用データ送信部とを設け、前記携帯装置に、移動体通信を行う移動体通信部と、前記センタ装置に前記移動体通信を介してアクセスし、前記携帯装置のICカードチップが前記店舗端末から受信したインセンティブ発行用データを送信するインセンティブ取得手段とを設け、前記センタ装置に、前記携帯装置から受信した前記インセンティブ発行用データを認証する認証処理部と、認証処理部が認証したインセンティブ発行用データを送信した携帯装置のユーザに、所定のインセンティブを提供するインセンティブ提供手段とを設け、前記店舗端末のインセンティブ発行用データ送信部において、各インセンティブ発行用データに、当該インセンティブ発行用データが送信された順番を示す番号を割り当てると共に、送信するインセンティブ発行用データに、当該店舗端末の識別と、過去直近に送信した所定数のインセンティブ発行用データの送信先となった携帯装置のICカードチップの識別子の一部を連結した認証用データと、当該インセンティブ発行用データに割り当てられた番号とを含め、前記センタ装置の認証手段において、インセンティブ発行用データに含まれる認証用データと前記番号と、当該インセンティブ発行用データと同じ前記店舗端末の識別を含む過去に認証したインセンティブ発行用データに含まれる認証データと前記番号とを用いて、当該インセンティブ発行用データに含まれる認証用データと、前記過去に認証したインセンティブ発行用データに含まれる認証用データとの間の整合性を判定し、整合性がある場合に、当該インセンティブ発行用データを認証するようにしたものである。
また、前記課題達成のために、本発明は、センタ装置と、店舗に設置される店舗端末と、非接触通信を行うICカードチップを備えた携帯装置とを備えたインセンティブ提供システムにおいて、前記店舗端末に、前記携帯装置のICカードチップと非接触通信を行うリーダライタ部と、携帯装置のICカードチップに、所定のインセンティブを提供するためのデータを、前記リーダライタ部を介して非接触通信で送信するインセンティブ発行用データ送信部とを設け、前記携帯装置に、移動体通信を行う移動体通信部と、前記センタ装置に前記移動体通信を介してアクセスし、前記携帯装置のICカードチップが前記店舗端末から受信したインセンティブ発行用データを送信するインセンティブ取得手段とを設け、前記センタ装置に、前記携帯装置から受信した前記インセンティブ発行用データを認証する認証処理部と、認証処理部が認証したインセンティブ発行用データを送信した携帯装置のユーザに、所定のインセンティブを提供するインセンティブ提供手段とを設け、前記店舗端末のインセンティブ発行用データ送信部において、各インセンティブ発行用データに、当該インセンティブ発行用データが送信された順番を示す番号を割り当てると共に、送信するインセンティブ発行用データに、当該店舗端末の識別と、過去直近に送信した所定数のインセンティブ発行用データの送信先となった携帯装置のICカードチップの識別子の一部を連結した認証用データと、当該インセンティブ発行用データに割り当てられた番号とを含め、前記センタ装置の認証手段において、インセンティブ発行用データに含まれる認証用データと前記番号と、当該インセンティブ発行用データと同じ前記店舗端末の識別を含む過去に認証したインセンティブ発行用データに含まれる認証データと前記番号とを用いて、当該インセンティブ発行用データに含まれる認証用データと、前記過去に認証したインセンティブ発行用データに含まれる認証用データとの間の整合性を判定し、整合性がある場合に、当該インセンティブ発行用データを認証するようにしたものである。
このようなインセンティブ提供システムによれば、上述のように低コストに導入、運用が可能なインセンティブ提供システムにおいて、センタ装置におけるインセンティブ発行用データの真正性の認証を信頼性高く行うことができる。
以上のように、本発明によれば、より低コストに導入、運用が可能なインセンティブ提供システムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
まず、第1の実施形態について説明する。
図1に、本第1実施形態に係るインセンティブ提供システムの全体構成を示す。
図示するように、インセンティブ提供システムは、各店舗に設置される店舗端末1、各ユーザが携帯する移動電話機(携帯電話)やスマートフォンなどの携帯装置2、携帯装置2が移動体通信網を介してアクセス可能なセンタ装置3とより構成される。
次に、図2に、店舗端末1、携帯装置2、センタ装置3の内部構成を示す。
図示するように、携帯装置2は、操作部21、表示部22、音声入出力部23、移動体通信装置24、非接触型ICカードチップ25を備えている。また、携帯装置2は、当該携帯装置2に実装され当該携帯装置2上で稼働するアプリケーションとして、操作部21や表示部22や音声入出力部23を用いた移動電話機能を提供する移動動電話アプリケーション26、Webブラウザ27、その他のアプリケーション28を備えている。
まず、第1の実施形態について説明する。
図1に、本第1実施形態に係るインセンティブ提供システムの全体構成を示す。
図示するように、インセンティブ提供システムは、各店舗に設置される店舗端末1、各ユーザが携帯する移動電話機(携帯電話)やスマートフォンなどの携帯装置2、携帯装置2が移動体通信網を介してアクセス可能なセンタ装置3とより構成される。
次に、図2に、店舗端末1、携帯装置2、センタ装置3の内部構成を示す。
図示するように、携帯装置2は、操作部21、表示部22、音声入出力部23、移動体通信装置24、非接触型ICカードチップ25を備えている。また、携帯装置2は、当該携帯装置2に実装され当該携帯装置2上で稼働するアプリケーションとして、操作部21や表示部22や音声入出力部23を用いた移動電話機能を提供する移動動電話アプリケーション26、Webブラウザ27、その他のアプリケーション28を備えている。
ここで、非接触型ICカードチップ25は、たとえば、FeliCA(登録商標)などとして知られる非接触の近接型の無線通信機能を備えたICカードと同等の機能を備えたチップであり、電子マネーその他の各種のデータの記憶や、当該データの近接型の無線通信を用いた送受等を、携帯装置2へのアプリケーション28と連携して行う機能を備えている。
次に、店舗端末1は、表示装置11、入力装置12、端末制御部13、リーダライタ14、暗号化処理部15、送信データ生成部16、送信履歴データテーブル17とを備えている。
ここで、リーダライタ14は、携帯装置2の非接触型ICカードチップ25と近接型の無線通信を行う装置である。
次に、センタ装置3は、Webサーバ31、Webアプリケーションサーバ32、ユーザ管理データベース33、店舗端末管理データベース34を備えている。そして、Webアプリケーションサーバ32は、復号部321、ポイント/クーポン提供処理部322、認証処理部323を備えている。
ここで、リーダライタ14は、携帯装置2の非接触型ICカードチップ25と近接型の無線通信を行う装置である。
次に、センタ装置3は、Webサーバ31、Webアプリケーションサーバ32、ユーザ管理データベース33、店舗端末管理データベース34を備えている。そして、Webアプリケーションサーバ32は、復号部321、ポイント/クーポン提供処理部322、認証処理部323を備えている。
以下、このようなインセンティブ提供装置の動作について説明する。
まず、店舗端末1の動作について説明する。
店舗端末1の動作には、ポイント発行用の送信データを携帯装置2に送信するポイント発行用データ提供動作と、クーポン発行用の送信データを携帯装置2に送信するクーポン発行用データ提供動作との二つの動作がある。
ここで、図3aに、店舗端末1が備える送信履歴データテーブル17の内容を示す。
図示するように、送信履歴データテーブル17には、過去に任意の携帯装置2に送信した送信データの各々に対応する所定数のエントリを有し、より上のエントリは、より送信日時が新しい送信データに対応するエントリとなる。そして、各エントリには、対応する送信データのシリアルナンバーと、対応する送信データの送信日時と、対応する送信データを送信した携帯装置2の非接触型ICカードチップ25のIDであるICカードIDとが登録される。なお、送信データには、シリアルナンバーとして、送信順に1ずつ増加する連番を与える。
まず、店舗端末1の動作について説明する。
店舗端末1の動作には、ポイント発行用の送信データを携帯装置2に送信するポイント発行用データ提供動作と、クーポン発行用の送信データを携帯装置2に送信するクーポン発行用データ提供動作との二つの動作がある。
ここで、図3aに、店舗端末1が備える送信履歴データテーブル17の内容を示す。
図示するように、送信履歴データテーブル17には、過去に任意の携帯装置2に送信した送信データの各々に対応する所定数のエントリを有し、より上のエントリは、より送信日時が新しい送信データに対応するエントリとなる。そして、各エントリには、対応する送信データのシリアルナンバーと、対応する送信データの送信日時と、対応する送信データを送信した携帯装置2の非接触型ICカードチップ25のIDであるICカードIDとが登録される。なお、送信データには、シリアルナンバーとして、送信順に1ずつ増加する連番を与える。
まず、店舗端末1が行う二つの動作のうちの、ポイント発行用データ提供動作について説明する。
ポイント発行用データ提供動作は、ユーザが店舗で買い物をしたときに、当該ユーザにポイントを発行するために行う動作であり、端末制御部13は、店舗端末1のオペレータから入力装置12を介してポイント発行指示が入力されたならば、以下に示すポイント発行用データ提供動作の実行の制御を開始する。
ポイント発行用データ提供動作は、ユーザが店舗で買い物をしたときに、当該ユーザにポイントを発行するために行う動作であり、端末制御部13は、店舗端末1のオペレータから入力装置12を介してポイント発行指示が入力されたならば、以下に示すポイント発行用データ提供動作の実行の制御を開始する。
すなわち、端末制御部13は、ポイント発行用データ提供動作において、まず、店舗端末のオペレータから入力装置12を介してユーザが当該店舗で購入した金額の入力を受け付ける。そして、携帯装置2の非接触型ICカードチップ25のリーダライタ14へのアクセスを待ち、アクセスが発生したならば、ポイント発行用の送信データを携帯装置2の非接触型ICカードチップ25に送信する動作を制御する。
ここで、ポイント発行用の送信データの携帯装置2へ送信は、まず、図3b1に示すように、送信データ生成部16において送信データを作成する。次に、図3b2に示すように、暗号化処理部15に、おいて、送信データ生成部16で生成された送信データを所定の暗合化アルゴリズムで暗号化すると共に、暗号化した送信データの先頭に、センタ装置3のWebサーバ31のURL"http://center.com"を付加して、暗号化した送信データをWebサーバ31内のパスとするURLの形式のデータとし、これを、URLデータとしてリーダライタ14に送る。そして、リーダライタ14において、暗号化処理部15から送られたURLデータを、携帯装置2の非接触型ICカードチップ25に送信する。
また、図3b1に示すように、送信データ生成部16が生成する送信データは、店舗端末1のIDである端末ID、送信データに与えたシリアルナンバー、当該送信データがポイント発行用の送信データであることを表すデータコード、リーダライタ14にアクセスした非接触型ICカードチップ25すなわち送信データの送信先となる非接触型ICカードチップ25のIDを表すICカードID、上述のようにオペレータによって入力されたユーザが当該店舗で購入した金額を表す購入金額、現在日時を表す送信日時、ICカードID履歴が登録される。ICカードID履歴は、送信履歴データテーブル17の1番目からn番目に登録されているICカードIDの下一桁を、エントリ順と逆順に連結して作成する。すなわち、ICカードID履歴は、店舗端末1が、過去直近に送信したn個の送信データの送信先となった携帯装置2の非接触型ICカードチップ25のICカードIDの下一桁を、送信日時が古いものより順次連結したものとなる。ただし、ICカードIDの下一桁に代えて、ICカードIDの、任意数の予め定めた固定位置の桁を連結してICカードID履歴を作成するようにしてもよい。
さて、送信データが暗号化されて含まれるURLデータが携帯装置2の非接触型ICカードチップ25に送信されたならば、端末制御部13は、送信履歴データテーブル17に新たなエントリを送信履歴データテーブル17の一番目のエントリとして追加し、当該エントリに送信データに含めたシリアルナンバー、送信日時、ICカードIDを登録する。
次に、店舗端末1が行う二つの動作のうちの、クーポン発行用データ提供動作について説明する。
端末制御部13は、店舗端末1のオペレータから入力装置12を介してクーポン発行指示が入力されたならば、クーポン発行用データ提供動作の実行の制御を開始する。
端末制御部13は、ポイント発行用データ提供動作において、まず、携帯装置2の非接触型ICカードチップ25のリーダライタ14へのアクセスを待つ。
そして、アクセスが発生したならば、クーポン発行用の送信データを携帯装置2に送信する動作を制御する。ここで、クーポン発行用の送信データを携帯装置2に送信する動作は、送信データの購入金額に金額を含めないことと、送信データの上述したデータコードとして、当該送信データがクーポン発行用の送信データであることを表すコードが登録されることを除き、上述したポイント発行用データ提供動作におけるポイント発行用の送信データを携帯装置2に送信する動作と同じである。
端末制御部13は、店舗端末1のオペレータから入力装置12を介してクーポン発行指示が入力されたならば、クーポン発行用データ提供動作の実行の制御を開始する。
端末制御部13は、ポイント発行用データ提供動作において、まず、携帯装置2の非接触型ICカードチップ25のリーダライタ14へのアクセスを待つ。
そして、アクセスが発生したならば、クーポン発行用の送信データを携帯装置2に送信する動作を制御する。ここで、クーポン発行用の送信データを携帯装置2に送信する動作は、送信データの購入金額に金額を含めないことと、送信データの上述したデータコードとして、当該送信データがクーポン発行用の送信データであることを表すコードが登録されることを除き、上述したポイント発行用データ提供動作におけるポイント発行用の送信データを携帯装置2に送信する動作と同じである。
また、端末制御部13は、クーポン発行用データ提供動作においても、ポイント発行用データ提供動作と同様に、送信データが暗号化されて含まれるURLデータが携帯装置2の非接触型ICカードチップ25に送信されたならば、送信履歴データテーブル17に新たなエントリを送信履歴データテーブル17の一番目のエントリとして追加し、当該エントリに送信データに含めたシリアルナンバー、送信日時、ICカードIDを登録する。
なお、以上では、ポイント発行指示の入力があったときに端末制御部13においてクーポン発行用データ提供動作の実行の制御を開始するようにしたが、これは、端末制御部13において、ポイント発行指示が入力されることなく、携帯装置2の非接触型ICカードチップ25のリーダライタ14へのアクセスが発生した場合に、クーポン発行用データ提供動作の実行の制御を開始するように構成してもよい。ただし、この場合には、クーポン発行用データ提供動作において、携帯装置2の非接触型ICカードチップ25のリーダライタ14へのアクセスを待つ必要はない。
以上、店舗端末1の動作について説明する。
次に、携帯装置2の動作について説明する。
携帯装置2の非接触型ICカードチップ25は、以上のようにして店舗端末1からURLデータを受信したならば、Webブラウザ27をアクティブにし受信したURLデータをURLとして引き渡し、Webブラウザ27に引き渡したURLにアクセスさせる。そして、この携帯装置2のWebブラウザ27のURLへのアクセスによって、センタ装置3のWebサーバ31へのアクセスが発生することとなる。
次に、携帯装置2の動作について説明する。
携帯装置2の非接触型ICカードチップ25は、以上のようにして店舗端末1からURLデータを受信したならば、Webブラウザ27をアクティブにし受信したURLデータをURLとして引き渡し、Webブラウザ27に引き渡したURLにアクセスさせる。そして、この携帯装置2のWebブラウザ27のURLへのアクセスによって、センタ装置3のWebサーバ31へのアクセスが発生することとなる。
一方、非接触型ICカードチップ25から引き渡されたURLにアクセスしたWebブラウザ27は、以降、一般的なWebブラウザ27と同様に動作し、アクセスの応答として受け取ったWebページの表示部22への表示や、操作部21を介したWebページへの操作に応じてWebページに定義された動作を行う。
次に、センタ装置3の動作について説明する。
まず、センタ装置3が備えるユーザ管理データベース33と、店舗端末管理データベース34の内容について説明する。
図4aに示すように、ユーザ管理データベース33は、センタ装置3を利用したことのある携帯装置毎に対応して設けられたユーザレコードを有し、各ユーザレコードには、対応する携帯装置2のIDである携帯装置ID、対応する携帯装置2が備える非接触型ICカードチップ25のICカードID、ポイントデータ、購入履歴が登録されている。
まず、センタ装置3が備えるユーザ管理データベース33と、店舗端末管理データベース34の内容について説明する。
図4aに示すように、ユーザ管理データベース33は、センタ装置3を利用したことのある携帯装置毎に対応して設けられたユーザレコードを有し、各ユーザレコードには、対応する携帯装置2のIDである携帯装置ID、対応する携帯装置2が備える非接触型ICカードチップ25のICカードID、ポイントデータ、購入履歴が登録されている。
ここで、ポイントデータは、対応する携帯装置2のユーザが購入を行った店舗の店舗端末1毎に対応して設けたエントリを有し、各エントリには、対応する店舗端末1の端末IDと、対応する携帯装置2のユーザに対して付与されている、対応する店舗端末1の店舗のポイントを表すポイント数が登録されている。
また、購入履歴には、対応する携帯装置2のユーザが購入を行った店舗の店舗端末1の端末IDと当該購入における購入金額とが、履歴データとして登録される。
次に、図4bに示すように、店舗端末管理データベース34は、店舗端末1毎に対応して設けた店舗端末レコードを有し、各店舗端末レコードには、対応する店舗端末1の端末IDと、クーポンデータと、認証履歴データとが登録される。
ここで、クーポンデータには、対応する店舗端末1の店舗がユーザに提供するクーポン毎に対応して設けたエントリを有し、各エントリには、対応するクーポンの識別を示すクーポンID、対応するクーポンの名称、対応するクーポンと交換するポイント数を表す換算ポイント、対応するクーポンを表すものとして用いる画像であるクーポン画像が登録される。
次に、図4bに示すように、店舗端末管理データベース34は、店舗端末1毎に対応して設けた店舗端末レコードを有し、各店舗端末レコードには、対応する店舗端末1の端末IDと、クーポンデータと、認証履歴データとが登録される。
ここで、クーポンデータには、対応する店舗端末1の店舗がユーザに提供するクーポン毎に対応して設けたエントリを有し、各エントリには、対応するクーポンの識別を示すクーポンID、対応するクーポンの名称、対応するクーポンと交換するポイント数を表す換算ポイント、対応するクーポンを表すものとして用いる画像であるクーポン画像が登録される。
また、認証履歴データには、対応する店舗端末1の端末IDを含む送信データであって、過去に認証が成功した送信データ毎に対応して設けたエントリを有し、各エントリには、対応する送信データの認証に成功した日時である認証日時と、対応する送信データに含まれていた送信日時とシリアルナンバーとICカードID履歴が登録される。
さて、このような構成において、センタ装置3は、携帯装置2のWebブラウザ27の上述した暗号化された送信データを含むURLデータをアクセス先のURLとするアクセスによって、Webサーバ31に対するアクセスが発生すると以下の動作を行う。
すなわち、Webサーバ31は、当該アクセスのリクエストに含まれる当該アクセス元の携帯装置2の携帯装置IDを取得すると共に、当該アクセスに含まれる、Webサーバ31内のパスを表す部分、すなわち、暗号化された送信データを、ポイント/クーポン提供処理部322に送る。
すなわち、Webサーバ31は、当該アクセスのリクエストに含まれる当該アクセス元の携帯装置2の携帯装置IDを取得すると共に、当該アクセスに含まれる、Webサーバ31内のパスを表す部分、すなわち、暗号化された送信データを、ポイント/クーポン提供処理部322に送る。
一方、ポイント/クーポン提供処理部322は、図5に示すポイント/クーポン提供処理によって受け取った、暗号化された送信データを処理する。
以下、このポイント/クーポン提供処理について説明する。
図5に示すように、ポイント/クーポン提供処理部322は、Webサーバ31からの暗号化された送信データの受信を待ち(ステップ500)、暗号化された送信データを受信したならば、Webサーバ31が取得している当該送信データを暗号化して含むURLへのアクセスを行った携帯装置2の携帯装置IDを取得する(ステップ502)。そして、暗号化された送信データを、復号部321を用いて復号する(ステップ504)。そして、認証処理部323に受け取った送信データの認証を要求する(ステップ506)。
以下、このポイント/クーポン提供処理について説明する。
図5に示すように、ポイント/クーポン提供処理部322は、Webサーバ31からの暗号化された送信データの受信を待ち(ステップ500)、暗号化された送信データを受信したならば、Webサーバ31が取得している当該送信データを暗号化して含むURLへのアクセスを行った携帯装置2の携帯装置IDを取得する(ステップ502)。そして、暗号化された送信データを、復号部321を用いて復号する(ステップ504)。そして、認証処理部323に受け取った送信データの認証を要求する(ステップ506)。
ここで、認証処理部323における送信データの認証動作については後述する。
そして、当該認証の要求に対する応答として認証処理部323から認証拒否が通知されたならば(ステップ508)、エラーメッセージを表した適当なWebページを作成し、Webサーバ31を介して、当該送信データを暗号化して含むURLへのアクセスへの応答として、携帯装置2のWebブラウザ27に送信する(ステップ510)。
そして、当該認証の要求に対する応答として認証処理部323から認証拒否が通知されたならば(ステップ508)、エラーメッセージを表した適当なWebページを作成し、Webサーバ31を介して、当該送信データを暗号化して含むURLへのアクセスへの応答として、携帯装置2のWebブラウザ27に送信する(ステップ510)。
一方、当該認証の要求に対する応答として認証処理部323から認証成功が通知された場合には(ステップ508)、送信データがポイント発行用の送信データであるかクーポン発行用の送信データあるかを送信データ中のデータコードより判別する(ステップ512)。
そして、送信データがポイント発行用の送信データであれば(ステップ512)、ユーザ管理データベース33のステップ502で取得した携帯装置IDが登録されているユーザレコードのポイントデータの、送信データに含まれる端末IDのエントリのポイント数に、送信データに含まれる購入金額に応じたポイントを加算する(ステップ514)。また、ユーザ管理データベース33のステップ502で取得した携帯装置IDが登録されているユーザレコードの購入履歴に、送信データに含まれる端末IDと購入金額を履歴データとして登録する(ステップ516)。
そして、ステップ514で加算したポイントと、加算後のポイント数を通知するメッセージを含めた図6aに示すようなWebページを作成し、Webサーバ31を介して、当該送信データを暗号化して含むURLへのアクセスへの応答として、携帯装置2のWebブラウザ27に送信し(ステップ518)、ステップ500からの処理に戻る。
ここで、携帯装置2のWebブラウザ27はこのようにして送信されたWebページを表示部22に表示し、ユーザは、Webブラウザ27によって表示された図6aに示すようなWebページより、ポイントの取得と、現在の所有ポイントを確認する。
一方、ステップ512において送信データがクーポン発行用の送信データであると判別された場合には、ユーザ管理データベース33のステップ502で取得した携帯装置IDが登録されているユーザレコードのポイントデータの、送信データに含まれる端末IDのエントリのポイント数を取得する(ステップ520)。そして、店舗端末管理データベース34の送信データの端末IDが含まれる店舗端末レコードのクーポンデータを参照して、換算ポイントがステップ520で取得したポイント数以下のクーポン(換算ポイントが無料のクーポンを含む)のエントリを、ユーザの取得ポイントで提供可能なクーポンのエントリとして抽出する(ステップ522)。
一方、ステップ512において送信データがクーポン発行用の送信データであると判別された場合には、ユーザ管理データベース33のステップ502で取得した携帯装置IDが登録されているユーザレコードのポイントデータの、送信データに含まれる端末IDのエントリのポイント数を取得する(ステップ520)。そして、店舗端末管理データベース34の送信データの端末IDが含まれる店舗端末レコードのクーポンデータを参照して、換算ポイントがステップ520で取得したポイント数以下のクーポン(換算ポイントが無料のクーポンを含む)のエントリを、ユーザの取得ポイントで提供可能なクーポンのエントリとして抽出する(ステップ522)。
そして、エントリを抽出したクーポンの図6bに示すようなクーポン名称の一覧を表したWebページであって、Webページ上でユーザから選択されたクーポンを表すリクエストのWebサーバ31に対する送信を、Webページ表示時のWebブラウザ27動作として定義したWebページを作成し、Webサーバ31を介して、当該送信データを暗号化して含むURLへのアクセスへの応答として、携帯装置2のWebブラウザ27に送信する(ステップ524)。
ここで、携帯装置2のWebブラウザ27はこのようにして送信されたWebページを表示部22に表示し、ユーザは、このようにして携帯装置2に表示される図6bに示すようなWebページから、取得可能なクーポンを認知し、所望のクーポンがあれば、それを選択する。また、クーポンの選択を受け付けたWebブラウザ27は、Webページの定義に従って、選択を受け付けたクーポンを表すリクエストをWebサーバ31に送信する。
そして、ステップ524で送信したWebページでユーザから選択を受け付けたクーポンを表すリクエストを、Webサーバ31を介して受け取ったならば(ステップ526)、ステップ522で抽出したエントリのうちの、リクエストが選択を受け付けたことを表すクーポンのエントリよりクーポン画像を抽出し、図6cに示すような抽出したクーポン画像を表すWebページを作成し、Webサーバ31を介して、リクエストの応答として、携帯装置2のWebブラウザ27に送信する(ステップ528)。
ここで、携帯装置2のWebブラウザ27はこのようにして送信されたWebページを表示部22に表示し、ユーザは、このようにして携帯装置2に表示される図6cに示すようなWebページ中の画像として所望のクーポンのクーポン画像を取得したならば、このWebページ中のクーポン画像を、店舗の店員に提示する。一方、店員は、このクーポン画像の提示を当該クーポン画像が表すクーポンとして受け入れ、クーポンの内容に応じた物品やサービスをユーザに提供する。
そして、ユーザ管理データベース33のステップ502で取得した携帯装置IDが登録されているユーザレコードのポイントデータの、送信データに含まれる端末IDのエントリのポイント数を、ステップ522で抽出したエントリのうちの、リクエストが選択を受け付けたことを表すクーポンのエントリに登録されている換算ポイント分、減算し(ステップ530)、ステップ500からの処理に戻る。
以上、ポイント/クーポン提供処理部322が行うポイント/クーポン提供処理について説明した。
以下、上述した認証処理部323における送信データの認証動作について説明する。
図7に、認証処理部323が、ポイント/クーポン提供処理部322から認証の要求を受信したときに行う認証処理の手順を示す。
図示するように、認証処理部323は、認証処理において、認証を要求された送信データについてポイント/クーポン提供処理がステップ504で取得した携帯装置IDを送信元携帯装置IDとして、送信元携帯装置IDが登録されているユーザレコードがユーザ管理データベース33に存在するかどうかを調べ(ステップ702)、存在しない場合には、ステップ706に進む。
以下、上述した認証処理部323における送信データの認証動作について説明する。
図7に、認証処理部323が、ポイント/クーポン提供処理部322から認証の要求を受信したときに行う認証処理の手順を示す。
図示するように、認証処理部323は、認証処理において、認証を要求された送信データについてポイント/クーポン提供処理がステップ504で取得した携帯装置IDを送信元携帯装置IDとして、送信元携帯装置IDが登録されているユーザレコードがユーザ管理データベース33に存在するかどうかを調べ(ステップ702)、存在しない場合には、ステップ706に進む。
一方、送信元携帯装置IDが登録されているユーザレコードが存在していると判定された場合には(ステップ702)、当該存在したユーザレコードに登録されている携帯装置IDとICカードIDの組が、送信元携帯装置IDと送信データに含まれるICカードIDの組み合わせに一致するかどうかを調べ(ステップ704)、一致している場合にはステップ706に進み、一致していない場合には、送信データが不正であるとして、ポイント/クーポン提供処理部322に認証拒否を応答する(ステップ722)。そして、所定の不正排除処理を行って(ステップ724)、処理を終了する。
なお、送信元携帯装置IDが登録されているユーザレコードが存在しているが、当該ユーザレコードにICカードIDが登録されていない場合には、ステップ704において、当該ユーザレコードに送信データに含まれるICカードIDを登録した上で、当該存在したユーザレコードに登録されている携帯装置IDとICカードIDの組が、送信元携帯装置IDと送信データに含まれるICカードIDの組み合わせに一致すると判定するようにする。
一方、以上のようにして、ステップ702またはステップ704からステップ706に進んだならば、店舗端末管理データベース34の送信データに含まれる端末IDが登録された店舗端末レコードの認証履歴データを参照認証履歴データとして、送信データに含まれるシリアルナンバーが既に参照認証履歴データに登録されているかどうか、すなわち、同じ店舗端末1が生成したシリアルナンバーが同じ他の送信データを既に受信、認証しているかどうか(ステップ706)と、送信データに含まれる送信日時が現在日時よりも後の日時であるかどうか(ステップ708)と、送信データに含まれるシリアルナンバーより前のシリアルナンバーと、送信データに含まれる送信日時よりも後の送信日時とが登録されているエントリが参照認証履歴データに登録されているかどうか、すなわち同じ店舗端末1が生成したシリアルナンバーが送信データより前で送信日時が送信データより後の他の送信データを既に受信、認証しているかどうか(ステップ710)と、送信データに含まれるICカードID履歴が、参照照認証履歴データのエントリのうちの、送信データに含まれるシリアルナンバー未満の送信データに含まれるシリアルナンバーに最も近いシリアルナンバーが登録されているエントリに登録されているICカードID履歴と整合するかどうか、すなわち、送信データに含まれるICカードID履歴が既に受信、認証した送信データに含まれるICカードID履歴と整合しているかどうか(ステップ712)とを調べる。
ここで、ステップ712では、送信データに含まれるシリアルナンバーがK、参照照認証履歴データに登録されているシリアルナンバーのうちの、送信データに含まれるシリアルナンバー未満の送信データに含まれるシリアルナンバーに最も近いシリアルナンバーがK-J、ICカードID履歴の桁数がNであるとして、送信データに含まれるICカードID履歴の1桁目からN-J桁目までが、参照照認証履歴データのシリアルナンバーK-Jのエントリに登録されているICカードID履歴のJ+1桁目からN桁目までに一致しない場合に、両者は整合していないと判定する。
そして、送信データに含まれるシリアルナンバーが既に参照認証履歴データに登録されている場合(ステップ706)と、送信データに含まれる送信日時が現在日時よりも後の日時である場合(ステップ708)、送信データに含まれるシリアルナンバーより前のシリアルナンバーと、送信データに含まれる送信日時よりも後の送信日時とが登録されているエントリが参照認証履歴データに登録されている場合(ステップ710)と、送信データに含まれるICカードID履歴が、参照照認証履歴データのエントリのうちの、送信データに含まれるシリアルナンバー未満の送信データに含まれるシリアルナンバーに最も近いシリアルナンバーが登録されているエントリに登録されているICカードID履歴と整合しない場合(ステップ712)とのうちのいずれかである場合には、送信データが不正であるとして、ポイント/クーポン提供処理部322に認証拒否を応答する(ステップ722)。そして、所定の不正排除処理を行って(ステップ724)、処理を終了する。
一方、いずれでもない場合には、ポイント/クーポン提供処理部322に認証成功を応答し(ステップ714)、参照認証履歴データに新たなエントリを作成し、現在日時を認証日時として登録すると共に、当該エントリに、送信データに含まれる送信日時、シリアルナンバー、ICカードID履歴を登録する(ステップ716)。
そして、送信元携帯装置ID登録されているユーザレコードが存在しない場合には(ステップ718)、送信元携帯装置IDと送信データに含まれるICカードIDを登録した新たなユーザレコードをユーザ管理データベース33に作成した上で(ステップ720)、処理を終了する。
ここで、ステップ724の不正排除処理では、不正を検出した送信データに含まれる端末IDや、不正を検出した送信データの送信元携帯装置IDをオペレータに通知し、以降の不正排除のために必要な処置(不正発生原因の究明や、不正携帯装置や不正店舗端末を排除して、正規の携帯装置2や店舗端末1に対して正しく送信データの認証を行えるようにする処置等)を行うようオペレータに促す処理などを行う。
以上、認証処理部323が行う認証処理について説明した。
このような認証処理によれば、真正な送信データのみを認証することができる。
また、ステップ712において、送信データに含まれるICカードID履歴と、参照照認証履歴データに登録されているICカードID履歴と整合を調べることにより、店舗端末1のデータをコピーして不正に生成された送信データを検出することができる。
すなわち、正規の店舗端末1の各種データ(送信履歴管理テーブル17等)をコピーした不正な店舗端末1が作成された場合、データのコピー直後に最初に正規の店舗端末1が生成する図8a1の送信データと、不正な店舗端末1が最初に生成する図8b1の送信データでは、ICカードID履歴が一致する。
このような認証処理によれば、真正な送信データのみを認証することができる。
また、ステップ712において、送信データに含まれるICカードID履歴と、参照照認証履歴データに登録されているICカードID履歴と整合を調べることにより、店舗端末1のデータをコピーして不正に生成された送信データを検出することができる。
すなわち、正規の店舗端末1の各種データ(送信履歴管理テーブル17等)をコピーした不正な店舗端末1が作成された場合、データのコピー直後に最初に正規の店舗端末1が生成する図8a1の送信データと、不正な店舗端末1が最初に生成する図8b1の送信データでは、ICカードID履歴が一致する。
しかし、それ以降に生成される送信データは、正規の店舗端末1が生成する送信データを図8a2に、不正な店舗端末1が生成する送信データを図8b2に示すように、両者のICカードID履歴は異なったものとなる。
したがって、正規の店舗端末1のデータがコピーされた後に、正規の店舗端末1が生成した送信データの認証を、不正な店舗端末1が生成した送信データの認証より先に行った場合には、不正な店舗端末1が生成する送信データのみを正しく認証拒否することができる。そして、通常、不正な店舗端末1の構成には、データのコピー後に各種作業が必要となるため、データのコピー後の正規の店舗端末1の送信データの認証は、不正な店舗端末1の送信データの認証より前に行われることになると考えられるため、ステップ712によって、不正な店舗端末1が生成した送信データの認証を正しく拒否できることが期待できる。
したがって、正規の店舗端末1のデータがコピーされた後に、正規の店舗端末1が生成した送信データの認証を、不正な店舗端末1が生成した送信データの認証より先に行った場合には、不正な店舗端末1が生成する送信データのみを正しく認証拒否することができる。そして、通常、不正な店舗端末1の構成には、データのコピー後に各種作業が必要となるため、データのコピー後の正規の店舗端末1の送信データの認証は、不正な店舗端末1の送信データの認証より前に行われることになると考えられるため、ステップ712によって、不正な店舗端末1が生成した送信データの認証を正しく拒否できることが期待できる。
また、一方、データがコピーされた後に、不正な店舗端末1が生成した送信データの認証が、正規の店舗端末1が生成した送信データの認証より前に行われてしまった場合にも、不正な店舗端末1が生成した送信データの認証が行われた以降に、ステップ712におけるICカードID履歴の不整合による認証拒否が発生または多発することとなるため、これよりステップ724の不正排除処理において不正な店舗端末1の発生を検知して、オペレータに通知し、その処置(たとえば、正規の店舗端末1のリセットや交換)を行うように促すことができる。
以上、本発明の第1実施形態について説明した、
以上のように、本第1実施形態によれば、ユーザが携帯装置2を店舗端末1に近づけるだけで、当該店舗のポイントの取得や当該店舗のポイントの当該店舗のクーポンへの交換を行うことができる。
以上のように、本第1実施形態によれば、ユーザが携帯装置2を店舗端末1に近づけるだけで、当該店舗のポイントの取得や当該店舗のポイントの当該店舗のクーポンへの交換を行うことができる。
また、店舗端末1はセンタ装置3と通信する必要がないため、通信コストは発生せず、また、店舗端末1を簡略な構成によって安価に提供することができる。また、店舗端末1を介してポイントやクーポンの発行を行わないので、店舗端末1の煩雑な操作の必要性を排することができる。また、携帯装置2に特段の構成を付加することなく、携帯装置2が備えていることの多い非接触型ICカードチップ25とWebブラウザ27を用いてインセンティブ提供システムを実現することができる。
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
本第2実施形態は、上述した第1実施形態におけるユーザへのクーポン提供を上述した形態を変更したものである。
図9に、本第2実施形態に係る店舗端末1、携帯装置2、センタ装置3の内部構成を示す。
図示するように、本第2実施形態に係る店舗端末1と携帯装置2とセンタ装置3の構成は、センタ装置に、クーポン発行用Webサーバ35と、Webアプリケーションサーバ32内のクーポン発行部324とを設けた点のみが、第1実施形態の構成と異なる。
また、本第2実施形態では、図10aに示すように、ユーザ管理データベース33の各ユーザレコードにキープクーポンデータを登録する。キープクーポンデータには、店舗端末毎に設けた店舗毎キープクーポンレコードを有し、各店舗毎キープクーポンレコードには、対応する店舗端末IDが設置されている店舗から、対応するユーザに対して発行されたクーポンのクーポンIDが登録される。なお、後述するように、本第2実施形態ではクーポン発行の時点では、クーポン画像は携帯装置2には送信されない。
本第2実施形態は、上述した第1実施形態におけるユーザへのクーポン提供を上述した形態を変更したものである。
図9に、本第2実施形態に係る店舗端末1、携帯装置2、センタ装置3の内部構成を示す。
図示するように、本第2実施形態に係る店舗端末1と携帯装置2とセンタ装置3の構成は、センタ装置に、クーポン発行用Webサーバ35と、Webアプリケーションサーバ32内のクーポン発行部324とを設けた点のみが、第1実施形態の構成と異なる。
また、本第2実施形態では、図10aに示すように、ユーザ管理データベース33の各ユーザレコードにキープクーポンデータを登録する。キープクーポンデータには、店舗端末毎に設けた店舗毎キープクーポンレコードを有し、各店舗毎キープクーポンレコードには、対応する店舗端末IDが設置されている店舗から、対応するユーザに対して発行されたクーポンのクーポンIDが登録される。なお、後述するように、本第2実施形態ではクーポン発行の時点では、クーポン画像は携帯装置2には送信されない。
また、本実施形態では、図10bに示すように、店舗端末管理データベース34の各店舗端末レコードに、店舗パスを登録する。店舗パスには、対応する店舗端末1を表すパスとして用いる、クーポン発行用Webサーバ35内のパスが登録される。
以下、このような構成におけるユーザへのクーポン提供動作について説明する。
まず、携帯装置2のWebブラウザ27は、クーポン発行用Webサーバ35のURLに特定の店舗端末1を表す上述した店舗パスを、クーポン発行用Webサーバ35内のパスとして付加したURL、もしくは、クーポン発行用Webサーバ35のURLに特定の店舗端末1を表す店舗パスと特定のクーポンのクーポンIDとを、クーポン発行用Webサーバ35内のパスとして付加したURLを取得し、取得したURLにアクセスする。
以下、このような構成におけるユーザへのクーポン提供動作について説明する。
まず、携帯装置2のWebブラウザ27は、クーポン発行用Webサーバ35のURLに特定の店舗端末1を表す上述した店舗パスを、クーポン発行用Webサーバ35内のパスとして付加したURL、もしくは、クーポン発行用Webサーバ35のURLに特定の店舗端末1を表す店舗パスと特定のクーポンのクーポンIDとを、クーポン発行用Webサーバ35内のパスとして付加したURLを取得し、取得したURLにアクセスする。
Webブラウザ27は、このアクセスするURLを、たとえば、店舗パスが表す店舗端末1が設置された店舗が運営している当該店舗のWebページや、クーポン情報の提供を行うWebページに含まれているリンクのリンク先のURL、印刷物上のQRコードが表すURLなどとして取得する。
すなわち、たとえば、店舗のWebページに設けた、クーポンコーナーへの移動を受け付けるためのメニューボタンに対して、クーポン発行用Webサーバ35のURLに当該店舗の店舗端末1を表す店舗パスを付加したURLをリンク先として設定しておくことにより、Webブラウザ27で当該店舗のWebページを閲覧した携帯装置2のユーザが、当該メニューボタンを操作したときに、Webブラウザ27が、当該メニューボタンにリンク先として設定されているURLを取得し、取得したURLにアクセスするようにする。
また、店舗のWebページやクーポン情報の提供を行うWebページに設けた、特定のクーポン提供を行うためのメニューボタンに対して、クーポン発行用Webサーバ35のURLに当該クーポンを提供する店舗の店舗端末1を表す店舗パスと当該クーポンのクーポンIDを付加したURLをリンク先として設定しておき、Webブラウザ27で当該店舗のWebページを閲覧した携帯装置2のユーザが、当該メニューボタンを操作したときに、Webブラウザ27が、当該メニューボタンにリンク先として設定されているURLを取得し、取得したURLにアクセスするようにする。
次に、センタ装置3は、携帯装置2のWebブラウザ27の、クーポン発行用Webサーバ35に対するアクセスが発生すると以下の動作を行う。
すなわち、クーポン発行用Webサーバ35は、当該アクセスのリクエストに含まれる当該アクセス元の携帯装置2の携帯装置IDを取得すると共に、当該アクセスに含まれる、Webサーバ31内のパスを表す部分を、アクセスURLとしてクーポン発行部324に送信する。
すなわち、クーポン発行用Webサーバ35は、当該アクセスのリクエストに含まれる当該アクセス元の携帯装置2の携帯装置IDを取得すると共に、当該アクセスに含まれる、Webサーバ31内のパスを表す部分を、アクセスURLとしてクーポン発行部324に送信する。
一方、クーポン発行部324は、図11に示すクーポン発行処理によってクーポン発行用Webサーバ35から受け取ったアクセスURLを処理する。
以下、このクーポン発行処理について説明する。
図11に示すようにクーポン発行部324は、クーポン発行用Webサーバ35からのアクセスURLの受信を待ち(ステップ802)、アクセスURLを受信したならば、Wクーポン発行用Webサーバ35が取得している当該アクセスURLを含むURLへのアクセスを行った携帯装置2の携帯装置IDを取得し送信元携帯装置IDとする(ステップ804)。そして、アクセスURLに含まれる店舗パスとクーポンIDを抽出する(ステップ806)。
以下、このクーポン発行処理について説明する。
図11に示すようにクーポン発行部324は、クーポン発行用Webサーバ35からのアクセスURLの受信を待ち(ステップ802)、アクセスURLを受信したならば、Wクーポン発行用Webサーバ35が取得している当該アクセスURLを含むURLへのアクセスを行った携帯装置2の携帯装置IDを取得し送信元携帯装置IDとする(ステップ804)。そして、アクセスURLに含まれる店舗パスとクーポンIDを抽出する(ステップ806)。
次に、送信元携帯装置IDが登録されているユーザレコードが存在しない場合には(ステップ808)、送信元携帯装置IDを登録した新たなユーザレコードをユーザ管理データベース33に作成する(ステップ810)。
そして、ステップ806で抽出した店舗パスが登録されている店舗端末レコードを対象店舗端末レコードに設定する(ステップ812)。次に、ステップ806でクーポンIDが抽出されているかどうか、すなわち、携帯装置2がアクセスしたURLで特定のクーポンのクーポンIDが指定されているかどうかを調べ(ステップ814)、指定されていなければ、対象店舗端末レコードのクーポンデータから換算ポイントが無料のクーポンをプレゼントクーポンとして抽出し(ステップ816)、携帯装置2がアクセスしたURLで特定のクーポンIDが指定されていれば、ステップ806で抽出したクーポンIDを指定クーポンIDとして、対象店舗端末レコードのクーポンデータから指定クーポンIDのクーポンのみをプレゼントクーポンとして抽出する(ステップ818)。
そして、ステップ806で抽出した店舗パスが登録されている店舗端末レコードを対象店舗端末レコードに設定する(ステップ812)。次に、ステップ806でクーポンIDが抽出されているかどうか、すなわち、携帯装置2がアクセスしたURLで特定のクーポンのクーポンIDが指定されているかどうかを調べ(ステップ814)、指定されていなければ、対象店舗端末レコードのクーポンデータから換算ポイントが無料のクーポンをプレゼントクーポンとして抽出し(ステップ816)、携帯装置2がアクセスしたURLで特定のクーポンIDが指定されていれば、ステップ806で抽出したクーポンIDを指定クーポンIDとして、対象店舗端末レコードのクーポンデータから指定クーポンIDのクーポンのみをプレゼントクーポンとして抽出する(ステップ818)。
次に、ユーザ管理データベース33の送信元携帯装置IDが登録されているユーザレコードのポイントデータの、対象店舗端末レコードのエントリの端末IDのエントリのポイント数を取得する(ステップ820)。そして、店舗端末管理データベース34の対象店舗端末レコードのクーポンデータを参照して、換算ポイントがステップ820で取得したポイント数以下かつプレゼントクーポンとして抽出されていないクーポンを交換可能クーポンとして抽出する(ステップ822)。また、送信元携帯装置IDが登録されているユーザレコードのキープクーポンデータの対象店舗端末レコードの端末IDが登録されている店舗毎キープクーポンレコードに登録されているクーポンをキープクーポンとして抽出する(ステップ824)。
そいて、図13a1、a2に示すように、プレゼントクーポン、交換可能クーポン、キープクーポンの一覧を分類して表すWebページであって、Webページ上でユーザから選択されたプレゼントクーポンもしくは交換可能クーポンを表すリクエストのクーポン発行用Webサーバ35に対する送信を、Webページ表示時のWebブラウザ27動作として定義したWebページを作成しクーポン発行用Webサーバ35を介して、クーポン発行用Webサーバ35へのアクセスへの応答として、携帯装置2のWebブラウザ27に送信する(ステップ826)。
ここで、図13a1は、携帯装置2のユーザが初めてインセンティブ提供システムを利用した場合に送信されるWebページを表しており、この時点で、このユーザは、ポイントもキープクーポンも有していないため、プレゼントクーポンのみがWebページに表示されている。
ここで、携帯装置2のWebブラウザ27はこのようにして送信されたWebページを表示部22に表示し、ユーザは、このようにして携帯装置2に表示される図13a1、a2に示すようなWebページのプレゼントクーポンもしくが交換可能クーポンのうちの所望のクーポンを選択する。また、クーポンの選択を受け付けたWebブラウザ27は、Webページの定義に従って、選択を受け付けたクーポンを表すリクエストをクーポン発行用Webサーバ35に送信する。
さて、図11に戻り、ステップ826で送信したWebページでユーザから選択を受け付けたクーポンを表すリクエストを、クーポン発行用Webサーバ35受け取ったならば(ステップ828)、選択されたクーポンを送信元携帯装置IDが登録されているユーザレコードのキープクーポンデータの対象店舗端末レコードの端末IDが登録されている店舗毎キープクーポンレコードに追加する(ステップ830)。
そして、選択されたクーポンがプレゼントクーポンでない場合には(ステップ832)、送信元携帯装置IDが登録されているユーザレコードのポイントデータの、対象店舗端末レコードのエントリの端末IDのエントリのポイント数を、対象店舗端末レコードのクーポンデータの選択されたクーポンンのエントリに登録されている換算ポイント分、減算し(ステップ834)、ステップ802からの処理に戻る。
以上、クーポン発行部324のクーポン発行処理について説明した。
次に、本第2実施形態において、センタ装置3のポイント/クーポン提供処理部322が行うポイント/クーポン提供処理について説明する。
図12に、第2実施形態に係るポイント/クーポン提供処理の手順を示す。
図示するように、本ポイント/クーポン提供処理は、第1実施形態で示したポイント/クーポン提供処理と、当該処理のステップ512において、送信データがクーポン発行用の送信データあると判定された場合の動作のみが異なる。
すなわち、本第2実施形態では、ステップ512において送信データがクーポン発行用の送信データであると判別されならば、ユーザ管理データベース33のステップ502で取得した携帯装置IDが登録されているユーザレコードのクーポンデータの、送信データに含まれる端末IDの店舗毎クーポンレコードに登録されているクーポンを抽出する(ステップ550)。
次に、本第2実施形態において、センタ装置3のポイント/クーポン提供処理部322が行うポイント/クーポン提供処理について説明する。
図12に、第2実施形態に係るポイント/クーポン提供処理の手順を示す。
図示するように、本ポイント/クーポン提供処理は、第1実施形態で示したポイント/クーポン提供処理と、当該処理のステップ512において、送信データがクーポン発行用の送信データあると判定された場合の動作のみが異なる。
すなわち、本第2実施形態では、ステップ512において送信データがクーポン発行用の送信データであると判別されならば、ユーザ管理データベース33のステップ502で取得した携帯装置IDが登録されているユーザレコードのクーポンデータの、送信データに含まれる端末IDの店舗毎クーポンレコードに登録されているクーポンを抽出する(ステップ550)。
そして、抽出したクーポンが一つであれば(ステップ552)、送信データに含まれる端末IDの店舗端末レコードより、抽出したクーポンのクーポン画像を取得し、図13cに示すような抽出したクーポン画像を表すWebページを作成し、Webサーバ31を介して、当該送信データを暗号化して含むURLへのアクセスへの応答として、携帯装置2のWebブラウザ27に送信する(ステップ558)。
そして、取得した携帯装置IDが登録されているユーザレコードのクーポンデータの、送信データに含まれる端末IDの店舗毎クーポンレコードから、クーポン画像を送信したクーポンの登録を抹消し(ステップ560)、ステップ500からの処理に戻る。
一方、ステップ550で抽出したクーポンが複数あれば(ステップ552)、抽出したクーポンの図13bに示すような一覧を表したWebページであって、Webページ上でユーザから選択されたクーポンを表すリクエストのWebサーバ31に対する送信を、Webページ表示時のWebブラウザ27動作として定義したWebページを作成し、Webサーバ31を介して、当該送信データを暗号化して含むURLへのアクセスへの応答として、携帯装置2のWebブラウザ27に送信する(ステップ554)。
一方、ステップ550で抽出したクーポンが複数あれば(ステップ552)、抽出したクーポンの図13bに示すような一覧を表したWebページであって、Webページ上でユーザから選択されたクーポンを表すリクエストのWebサーバ31に対する送信を、Webページ表示時のWebブラウザ27動作として定義したWebページを作成し、Webサーバ31を介して、当該送信データを暗号化して含むURLへのアクセスへの応答として、携帯装置2のWebブラウザ27に送信する(ステップ554)。
ここで、携帯装置2のWebブラウザ27はこのようにして送信されたWebページを表示部22に表示し、ユーザは、このようにして携帯装置2に表示される図13bに示すようなWebページから、先に発行を受けキープしているクーポンを認知し、使用したいクーポンがあれば、それを選択する。また、クーポンの選択を受け付けたWebブラウザ27は、Webページの定義に従って、選択を受け付けたクーポンを表すリクエストをWebサーバ31に送信する。
そして、ステップ554で送信したWebページでユーザから選択を受け付けたクーポンを表すリクエストを、Webサーバ31を介して受け取ったならば(ステップ556)、送信データに含まれる端末IDの店舗端末レコードより、リクエストが選択を受け付けたことを表すクーポンのクーポン画像を取得し、図13cに示すような抽出したクーポン画像を表すWebページを作成し、Webサーバ31を介して、リクエストの応答として、携帯装置2のWebブラウザ27に送信する(ステップ558)。
そして、取得した携帯装置IDが登録されているユーザレコードのクーポンデータの、送信データに含まれる端末IDの店舗毎クーポンレコードから、クーポン画像を送信したクーポンの登録を抹消し(ステップ560)、ステップ500からの処理に戻る。
以上、本発明の第2実施形態について説明した。
このように、本第2実施形態によれば、携帯装置2のユーザは、店舗の訪問に先だって予めクーポン提供用Webサーバ35にアクセスして当該店舗のクーポンの発行を受けることができる。また、その後、店舗において店舗端末1にタッチするだけで、発行されているクーポンをクーポン画像に交換して、当該クーポンを使用することができるようになる。
以上、本発明の第2実施形態について説明した。
このように、本第2実施形態によれば、携帯装置2のユーザは、店舗の訪問に先だって予めクーポン提供用Webサーバ35にアクセスして当該店舗のクーポンの発行を受けることができる。また、その後、店舗において店舗端末1にタッチするだけで、発行されているクーポンをクーポン画像に交換して、当該クーポンを使用することができるようになる。
ここで、このように本第2実施形態においても、店舗端末1はセンタ装置3と通信する必要がないため、通信コストは発生せず、また、店舗端末1を簡略な構成によって安価に提供することができる。また、店舗端末1を介してポイントやクーポンの発行を行わないので、店舗端末1の煩雑な操作の必要性を排することができる。また、携帯装置2に特段の構成を付加することなく、携帯装置2が備えていることの多い非接触型ICカードチップ25とWebブラウザ27を用いてインセンティブ提供システムを実現することができる。
ところで、以上の第1実施形態と第2実施形態はこれを組み合わせて実施するようにしてもよい。すなわち、ユーザへのクーポンの提供を第1実施形態で示した形態、第2実施形態で示した形態との両方で行うようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、一つの店舗端末1を一つの店舗と見なして、店舗端末単位にポイントやクーポンを管理、提供することにより店舗単位にポイントやクーポンを提供するようにしたが、これは、店舗が備える複数の店舗端末1のグループ毎、または、系列の複数の店舗が備える複数の店舗端末1のグループ毎にポイントやクーポンを管理、提供するようにすることにより、店舗単位または店舗の系列単位にポイントやクーポンを提供するようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、一つの店舗端末1を一つの店舗と見なして、店舗端末単位にポイントやクーポンを管理、提供することにより店舗単位にポイントやクーポンを提供するようにしたが、これは、店舗が備える複数の店舗端末1のグループ毎、または、系列の複数の店舗が備える複数の店舗端末1のグループ毎にポイントやクーポンを管理、提供するようにすることにより、店舗単位または店舗の系列単位にポイントやクーポンを提供するようにしてもよい。
また、センタ装置3に、ユーザ管理データベース33のユーザレコードの購入履歴から、個々のユーザの購買傾向を解析し、ユーザに購買傾向にあったクーポンを提供するためのクーポン発行用Webサーバ35上のURLや広告を電子メール等により送信する機能を設けるようにしてもよい。
また、以上の各実施形態において、店舗端末1においてクーポン発行用の送信データのデータコードにランダムに選定した色を指定するデータを含めると共に、選定した色をオペレータに提示すると共に、センタ装置3において、送信するクーポン画像の背景色をデータコードで指定された色とするようにしてもよい。このようにすることにより、店舗端末1のオペレータは店舗端末1の提示色と、携帯装置2に表示されるクーポン画像の背景色の一致よりクーポン画像の真正性を識別することができるので、既に使用したクーポン画像の不正な使用を排除することができるようになる。
1…店舗端末、2…携帯装置、3…センタ装置、11…表示装置、12…入力装置、13…端末制御部、14…リーダライタ、15…暗号化処理部、16…送信データ生成部、17…送信履歴データテーブル、21…操作部、22…表示部、23…音声入出力部、24…移動体通信装置、25…非接触型ICカードチップ、26…移動動電話アプリケーション、27…Webブラウザ、28…アプリケーション、31…Webサーバ、32…Webアプリケーションサーバ、33…ユーザ管理データベース、34…店舗端末管理データベース、321…復号部、322…クーポン提供処理部、323…認証処理部。
Claims (7)
- センタ装置と、店舗に設置される店舗端末と、非接触通信を行うICカードチップを備えた携帯装置とを備えたインセンティブ提供システムであって、
前記店舗端末は、
前記携帯装置のICカードチップと非接触通信を行うリーダライタ部と、
当該店舗端末が設置された店舗におけるユーザの購入金額の入力を受け付けて、携帯装置のICカードチップに、当該店舗端末の識別と入力を受け付けた購入金額とを表すポイント発行用データを、前記リーダライタ部を介して非接触通信で送信するポイント発行用データ送信部とを備え、
前記携帯装置は、
移動体通信を行う移動体通信部と、
前記センタ装置に前記移動体通信を介してアクセスし、前記携帯装置のICカードチップが前記店舗端末から受信した前記ポイント発行用データを送信するポイント取得手段とを備え、
前記センタ装置は、
前記携帯装置毎に、当該携帯装置の店舗毎のポイントを管理するポイント管理手段と、
前記携帯装置から前記ポイント発行用データを受信し、前記ポイント管理手段が管理している、当該携帯装置の、当該ポイント発行用データが表す店舗端末の識別が示す店舗端末が設置された店舗のポイントを、当該データが表す購入金額に応じたポイント分を加算し、加算したポイントと加算後とのポイントの少なくとも一方を表すポイント取得状況を、当該携帯装置に送信するポイント提供手段とを有し、
前記携帯装置のポイント取得手段は、前記センタ装置から送信されたポイント取得状況を表示することを特徴とするインセンティブ提供システム。
- 請求項1記載のインセンティブ提供システムであって、
前記端末装置のポイント発行用データ送信部は、前記センタ装置のURLに、前記センタ装置内のパスまたはその一部として当該店舗端末の識別と前記購入金額を付加したURLを、前記ポイント発行用データとして送信し、
前記携帯装置のポイント取得手段は、前記ポイント発行用データをURLとして前記センタ装置にアクセスすることにより、当該ポイント発行用データをセンタ装置に送信することを特徴とするインセンティブ提供システム。
- 請求項1または2記載のインセンティブ提供システムであって、
前記店舗端末は、
携帯装置のICカードチップに、当該店舗端末の識別を表すクーポン発行用データを、前記リーダライタ部を介して非接触通信で送信するクーポン発行用データ送信部とを備え、
前記携帯装置は、
前記センタ装置に前記移動体通信を介してアクセスし、前記携帯装置のICカードチップが前記店舗端末から受信したクーポン発行用データを送信するクーポン取得手段とを備え、
前記センタ装置は、
店舗毎に当該店舗のクーポンと当該クーポンの交換ポイント数を管理するクーポン管理手段と、
前記携帯装置から前記クーポン発行用データを受信し、前記クーポン管理手段が管理している当該クーポン発行用データが表す店舗端末の識別が示す店舗端末が設置された店舗のクーポンを、当該携帯装置に送信し、前記ポイント管理手段が管理している、当該携帯装置の、当該クーポン発行用データが表す店舗端末の識別が示す店舗端末が設置された店舗のポイントを、前記クーポン管理手段が管理している前記送信したクーポンの交換ポイント数分減算するクーポン提供手段とを有し、
前記携帯装置のクーポン取得手段は、前記センタ装置から送信されたクーポンを表示することを特徴とするインセンティブ提供システム。
- センタ装置と、店舗に設置される店舗端末と、非接触通信を行うICカードチップを備えた携帯装置とを備えたインセンティブ提供システムであって、
前記店舗端末は、
携帯装置のICカードチップに、当該店舗端末の識別を表すクーポン発行用データを、前記リーダライタ部を介して非接触通信で送信するクーポン発行用データ送信部とを備え、
前記携帯装置は、
前記センタ装置に前記移動体通信を介してアクセスし、クーポンの発行を要求するクーポン発行要求部と、
前記センタ装置に前記移動体通信を介してアクセスし、前記センタ装置に前記携帯装置のICカードチップが前記店舗端末から受信したクーポン発行用データを送信するクーポン取得手段とを備え、
前記センタ装置は、
前記クーポンの発行を要求した前記携帯装置と、前記発行を要求されたクーポンを利用可能な店舗とに対応づけて、前記発行を要求されたクーポンを登録するキープクーポン管理手段と、
前記携帯装置から前記クーポン発行用データを受信し、当該携帯装置と当該クーポン発行用データが表す店舗端末の識別が示す店舗端末が設置された店舗とに対応づけて前記キープクーポン管理手段に登録されているクーポンを、当該携帯装置に送信するクーポン提供手段とを有し、
前記携帯装置のクーポン取得手段は、前記センタ装置から送信されたクーポンを表示することを特徴とするインセンティブ提供システム。
- 請求項1記載のインセンティブ提供システムであって、
前記店舗端末は、
携帯装置のICカードチップに、当該店舗端末の識別を表すクーポン発行用データを、前記リーダライタ部を介して非接触通信で送信するクーポン発行用データ送信部とを備え、
前記携帯装置は、
前記センタ装置に前記移動体通信を介してアクセスし、クーポンの発行を要求するクーポン発行要求部と、
前記センタ装置に前記移動体通信を介してアクセスし、前記センタ装置に前記携帯装置のICカードチップが前記店舗端末から受信したクーポン発行用データを送信するクーポン取得手段とを備え、
前記センタ装置は、
店舗毎に当該店舗のクーポンと当該クーポンの交換ポイント数を管理するクーポン管理手段と、
前記クーポンの発行を要求した前記携帯装置と、前記発行を要求されたクーポンを利用可能な店舗とに対応づけて、前記発行を要求されたクーポンを登録すると共に、前記ポイント管理手段が管理している、当該携帯装置の当該登録したクーポンを利用可能な店舗のポイントを、前記クーポン管理手段が管理している当該クーポンの交換ポイント数分減算するキープクーポン管理手段と、
前記携帯装置から前記クーポン発行用データを受信し、当該携帯装置と当該クーポン発行用データが表す店舗端末の識別が示す店舗端末が設置された店舗とに対応づけて前記キープクーポン管理手段に登録されているクーポンを、当該携帯装置に送信するクーポン提供手段とを有し、
前記携帯装置のクーポン取得手段は、前記センタ装置から送信されたクーポンを表示することを特徴とするインセンティブ提供システム。
- 請求項3、4または5記載のインセンティブ提供システムであって、
前記端末装置のクーポン発行用データ送信部は、前記センタ装置のURLに、前記センタ装置内のパスまたはその一部として当該店舗端末の識別を付加したURLを、前記クーポン発行用データとして送信し、
前記携帯装置のクーポン取得手段は、前記クーポン発行用データをURLとして前記センタ装置にアクセスすることにより、当該ポイント発行用データをセンタ装置に送信することを特徴とするインセンティブ提供システム。
- センタ装置と、店舗に設置される店舗端末と、非接触通信を行うICカードチップを備えた携帯装置とを備えたインセンティブ提供システムであって、
前記店舗端末は、
前記携帯装置のICカードチップと非接触通信を行うリーダライタ部と、
携帯装置のICカードチップに、所定のインセンティブを提供するためのデータを、前記リーダライタ部を介して非接触通信で送信するインセンティブ発行用データ送信部とを備え、
前記携帯装置は、
移動体通信を行う移動体通信部と、
前記センタ装置に前記移動体通信を介してアクセスし、前記携帯装置のICカードチップが前記店舗端末から受信したインセンティブ発行用データを送信するインセンティブ取得手段とを備え、
前記センタ装置は、
前記携帯装置から受信した前記インセンティブ発行用データを認証する認証処理部と、
認証処理部が認証したインセンティブ発行用データを送信した携帯装置のユーザに、所定のインセンティブを提供するインセンティブ提供手段とを有し、
前記店舗端末のインセンティブ発行用データ送信部は、各インセンティブ発行用データに、当該インセンティブ発行用データが送信された順番を示す番号を割り当てると共に、送信するインセンティブ発行用データに、当該店舗端末の識別と、過去直近に送信した所定数のインセンティブ発行用データの送信先となった携帯装置のICカードチップの識別子の一部を連結した認証用データと、当該インセンティブ発行用データに割り当てられた番号とを含め、
前記センタ装置の認証手段は、インセンティブ発行用データに含まれる認証用データと前記番号と、当該インセンティブ発行用データと同じ前記店舗端末の識別を含む過去に認証したインセンティブ発行用データに含まれる認証データと前記番号とを用いて、当該インセンティブ発行用データに含まれる認証用データと、前記過去に認証したインセンティブ発行用データに含まれる認証用データとの間の整合性を判定し、整合性がある場合に、当該インセンティブ発行用データを認証することを特徴とするインセンティブ提供システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011043827A JP2012181652A (ja) | 2011-03-01 | 2011-03-01 | インセンティブ提供システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014157430A (ja) * | 2013-02-14 | 2014-08-28 | Yahoo Japan Corp | 画像配信サーバおよび画像配信方法 |
JP2015095068A (ja) * | 2013-11-12 | 2015-05-18 | 22株式会社 | 電子特典システム |
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2011
- 2011-03-01 JP JP2011043827A patent/JP2012181652A/ja not_active Withdrawn
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