JP5978325B2 - ワンタイム認証システム、ワンタイム認証方法、認証サーバー、携帯端末、及びワンタイム認証プログラム - Google Patents
ワンタイム認証システム、ワンタイム認証方法、認証サーバー、携帯端末、及びワンタイム認証プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5978325B2 JP5978325B2 JP2015011061A JP2015011061A JP5978325B2 JP 5978325 B2 JP5978325 B2 JP 5978325B2 JP 2015011061 A JP2015011061 A JP 2015011061A JP 2015011061 A JP2015011061 A JP 2015011061A JP 5978325 B2 JP5978325 B2 JP 5978325B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- authentication
- time
- code
- time code
- user
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
ユーザー端末側において、次世代乱数を発生させ、この次世代乱数に対してユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して第1のワンタイムコードを生成する第1のワンタイムコード作成部と、
ユーザー端末側において、次世代乱数を発生させる前に発生させた前世代乱数に対して、ユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して第2のワンタイムコードを生成する第2のワンタイムコード作成部と、
認証サーバーにおいて、第1のワンタイムコード及び第2のワンタイムコードを取得し、第1のワンタイムコードを用いて、サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第1のワンタイムコードを生成するとともに、第2のワンタイムコードを用いて、サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第2のワンタイムコードを生成し、これら第1及び第2の認証用ワンタイムコードと、ユーザーに固有のユーザー特定情報と関連付けて保存する認証用コード保存部と、
認証時において、前記ユーザー端末側で、通信ネットワークの通信状態に応じて第1のワンタイムコード又は第2のワンタイムコードに用いられた次世代乱数又は前世代乱数を選択する選択部と、
選択された前記次世代乱数又は前記前世代乱数に対して、前記ユーザー側一方向性関数による演算を、選択された乱数に対する所定回数よりも低減回数分だけ少ない回数を繰り返して生成されたワンタイムコードを、前記認証サーバーにおいて前記ユーザー端末から、認証用通信経路を通じて前記ワンタイムパスワードとして取得する認証管理部と、
前記認証サーバーにおいて、前記通信状態に応じて、前記認証用第1のワンタイムコード又は前記認証用第2のワンタイムコードのいずれかを選択して前記認証用コード保存部から取得する認証用コード選択部と、
前記認証サーバーにおいて、前記認証管理部が取得した前記ワンタイムパスワードに対して、前記低減回数分の前記ユーザー側一方向性関数による演算を実行する低減回数補完部と、
前記認証サーバーにおいて、前記認証用コード選択部が選択した認証用第1のワンタイムコード又は認証用第2のワンタイムコードと、前記低減回数補完部で演算を実行した前記ワンタイムパスワードとに基づいて、認証処理を行う認証部と
を備える。
(1)ユーザー端末側において、ワンタイムコード作成部が、次世代乱数を発生させ、この次世代乱数に対してユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して第1のワンタイムコードを生成するとともに、次世代乱数を発生させる前に発生させた前世代乱数に対してユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して第2のワンタイムコードを生成するワンタイムコード作成ステップと、
(2)認証サーバーにおいて、第1のワンタイムコード及び第2のワンタイムコードを取得し、認証用コード保存部が、第1のワンタイムコードを用いて、サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第1のワンタイムコードを生成するとともに、第2のワンタイムコードを用いて、サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第2のワンタイムコードを生成し、これら第1及び第2の認証用ワンタイムコードと、ユーザーに固有のユーザー特定情報と関連付けて当該認証用コード保存部に保存する認証用コード保存ステップと、
(3)ユーザー端末の選択部が、認証時に、通信ネットワークの通信状態に応じて、第1のワンタイムコード又は第2のワンタイムコードに用いられた次世代乱数又は前世代乱数を選択する選択ステップと、
(4)認証管理部が、選択された次世代乱数又は前世代乱数に対して、ユーザー側一方向性関数による演算を、選択された乱数に対する所定回数よりも低減回数分だけ少ない回数を繰り返して生成されたワンタイムコードを、ユーザー端末から、認証用通信経路を通じてワンタイムパスワードとして取得する認証管理ステップと、
(5)認証用コード選択部が、通信状態に応じて、認証用第1のワンタイムコード又は認証用第2のワンタイムコードのいずれかを選択して認証用コード保存部から取得する認証用コード選択ステップと、
(6)認証管理部が取得した第2のワンタイムコードに対して、低減回数補完部が、低減回数分のユーザー側一方向性関数による演算を実行する低減回数補完ステップと、
(7)認証用コード選択部が選択した認証用第1のワンタイムコード又は認証用第2のワンタイムコードと、低減回数補完部で演算を実行したワンタイムパスワードとに基づいて、認証処理を行う認証ステップと
を備える。
ユーザー端末側において、次世代乱数を発生させ、この次世代乱数に対してユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して生成された第1のワンタイムコードと、ユーザー端末側において、次世代乱数を発生させる前に発生させた前世代乱数に対してユーザー側一方向性関数による演算を繰り返して生成された第2のワンタイムコードとを、認証サーバーにおいて取得する連携管理部と、
第1のワンタイムコードを用いて、サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第1のワンタイムコードを生成するとともに、第2のワンタイムコードを用いて、サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第2のワンタイムコードを生成し、これら第1及び第2の認証用ワンタイムコードと、ユーザー端末に固有のユーザー特定情報と関連付けて保存する認証用コード保存部と、
認証時において、通信ネットワークの通信状態に応じて選択された第1のワンタイムコード又は第2のワンタイムコードに用いられた次世代乱数又は前世代乱数に対して、ユーザー側一方向性関数による演算を、選択された乱数に対する所定回数よりも低減回数分だけ少ない回数を繰り返してユーザー端末において生成されたワンタイムコードを、認証用通信経路を通じてワンタイムパスワードとして取得する認証管理部と、
通信状態に応じて、認証用第1のワンタイムコード又は認証用第2のワンタイムコードのいずれかを選択して認証用コード保存部から取得する認証用コード選択部と、
認証管理部が取得したワンタイムパスワードに対して、低減回数分のユーザー側一方向性関数による演算を実行する低減回数補完部と、
認証用コード選択部が選択した認証用第1のワンタイムコード又は認証用第2のワンタイムコードと、低減回数補完部で演算を実行したワンタイムパスワードとに基づいて、認証処理を行う認証部とを備える。
次世代乱数を発生させ、この次世代乱数に対してユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して第1のワンタイムコードを生成する第1のワンタイムコード作成部と、
次世代乱数を発生させる前に発生させた前世代乱数に対して、ユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して第2のワンタイムコードを生成する第2のワンタイムコード作成部と、
認証サーバーに対し、第1のワンタイムコード及び第2のワンタイムコードを送信する送信部と、
認証時において、通信ネットワークの通信状態に応じて第1のワンタイムコード又は第2のワンタイムコードに用いられた次世代乱数又は前世代乱数を選択する選択部と、
選択された次世代乱数又は前世代乱数に対して、ユーザー側一方向性関数による演算を、選択された乱数に対する所定回数よりも低減回数分だけ少ない回数を繰り返してワンタイムコードを生成し、当該ワンタイムコードを、認証用通信経路を通じてワンタイムパスワードとして、認証サーバーに対して送出する認証処理部と、
通信ネットワークの通信状態に応じて選択され、生成されたワンタイムパスワードに基づく認証処理の結果を取得する認証結果取得部とを備える。
(1)ユーザー端末側において、次世代乱数を発生させ、この次世代乱数に対してユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して生成された第1のワンタイムコードと、ユーザー端末側において、次世代乱数を発生させる前に発生させた前世代乱数に対して、ユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して生成された第2のワンタイムコードとを取得する管理ステップと、
(2)認証用コード保存部が、第1のワンタイムコードを用いて、サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第1のワンタイムコードを生成するとともに、第2のワンタイムコードを用いて、サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第2のワンタイムコードを生成し、これら第1及び第2の認証用ワンタイムコードと、ユーザー端末に固有のユーザー特定情報と関連付けて当該認証用コード保存部に保存する認証用コード保存ステップと、
(3)認証時において、通信ネットワークの通信状態に応じて選択された第1のワンタイムコード又は第2のワンタイムコードに用いられた次世代乱数又は前世代乱数に対して、ユーザー側一方向性関数による演算を、選択された乱数に対する所定回数よりも低減回数分だけ少ない回数を繰り返してユーザー端末において生成されたワンタイムコードを、認証管理部が、認証用通信経路を通じてワンタイムパスワードとして取得する認証管理ステップと、
(4)認証用コード選択部が、通信状態に応じて、認証用第1のワンタイムコード又は認証用第2のワンタイムコードのいずれかを選択して認証用コード保存部から取得する認証用コード選択ステップと、
(5)認証管理部が取得した第2のワンタイムコードに対して、低減回数補完部が、低減回数分のユーザー側一方向性関数による演算を実行する低減回数補完ステップと、
(6)認証用コード選択部が選択した認証用第1のワンタイムコード又は認証用第2のワンタイムコードと、低減回数補完部で演算を実行したワンタイムパスワードとに基づいて、認証部が、認証処理を行う認証ステップと
を含む処理を実行させる。
(1)次世代乱数を発生させ、この次世代乱数に対してユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して第1のワンタイムコードを生成する第1のワンタイムコード作成ステップと、
(2)次世代乱数を発生させる前に発生させた前世代乱数に対して、ユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して第2のワンタイムコードを生成する第2のワンタイムコード作成ステップと、
(3)認証サーバーに対して第1のワンタイムコード及び第2のワンタイムコードを送信する送信ステップと、
(4)認証時において、通信ネットワークの通信状態に応じて、第1のワンタイムコード又は第2のワンタイムコードに用いられた次世代乱数又は前世代乱数を選択する選択ステップと、
(5)選択された次世代乱数又は前世代乱数に対して、ユーザー側一方向性関数による演算を、選択された乱数に対する所定回数よりも低減回数分だけ少ない回数を繰り返してワンタイムコードを生成して、認証用通信経路を通じてワンタイムパスワードとして、認証サーバーに対して送出する認証処理ステップと、
(6)通信ネットワークの通信状態に応じて選択され、生成されたワンタイムパスワードに基づく認証処理の結果を取得する認証結果取得ステップと
を含む処理を実行させる。
(システムの概要)
以下に添付図面を参照して、本発明に係るシステムの実施形態を詳細に説明する。図1は、第1実施形態に係るシステムの全体構成を示す概念図である。
次いで、上述したシステムを構成する各装置の内部構造について説明する。図2は、第1実施形態に係るユーザー端末1の内部構成を示すブロック図であり、図3は、本実施形態に係る店舗側端末及びPOSサーバーの内部構成を示すブロック図である。また、図4は、第1実施形態に係る認証サーバー2、クーポンサーバー3、ポイントサーバー4の内部構成を示すブロック図であり、図5(a)〜(c)は、本実施形態に係る乱数及びハッシュ回数に応じて生成されるハッシュ値を示す表である。なお、説明中で用いられる「モジュール」とは、装置や機器等のハードウェア、或いはその機能を持ったソフトウェア、又はこれらの組み合わせなどによって構成され、所定の動作を達成するための機能単位を示す。
先ず、ユーザー端末1の内部構成について説明する。図2に示すように、ユーザー端末1は、無線インターフェース11、メモリ15と、アプリケーション実行部14と、出力インターフェース13と、入力インターフェース12とを備えている。無線インターフェース11は、通話を行うための移動通信用のプロトコルによる無線通信と、例えば無線LAN等のデータ通信用のプロトコルによる無線通信とを実行する機能を備えている。無線インターフェース11は、無線LAN接続を行うためにIEEE 802.11bに準拠した送受信装置であり、モバイルコンピューターやPDAにおいては、無線LANアダプタ等により実現することができる。本実施形態において、無線インターフェース11は、連携用通信経路に接続されており、クーポンサーバー3及びポイントサーバー4から電子クーポン情報及びポイント情報を取得したり、認証サーバー2と認証処理に関する各データを送受するようになっている。
次いで、POSサーバー及び店舗側端末の内部構成について説明する。図3は、POSサーバー及び店舗側端末の内部構成を示すブロック図である。店舗側端末7aは、読取手段76と、制御部74と、メモリ75と、通信インターフェース71と、入力インターフェース72と、出力インターフェース73とを備えている。読取手段76は、ユーザー端末1で表示したコード情報を読み取るためのリーダ装置であり、ユーザー端末1の液晶画面に表示されたQRコード(登録商標)を読取可能となっている。
認証サーバー2には、図4に示すように、ワンタイムコードデータベース2aと、購買履歴情報蓄積部2bとが接続されている。ワンタイムコードデータベース2aは、認証処理に関する情報を蓄積するデータベースであり、本実施形態では、ユーザー特定情報に、パスワード、本ワンタイム認証プログラムを含むアプリケーションのID、認証処理に関する情報、クーポンサーバー3及びポイントサーバー4でユーザーを識別するアカウントID、決済処理に用いられるトランザクションIDなどが関連付けて蓄積されている。
このクーポンサーバー3には、クーポンデータベース3aが接続されている。クーポンデータベース3aには、電子クーポン情報を蓄積するデータベースであり、本実施形態では、クーポン識別情報に、電子クーポンの内容、電子クーポンの条件、割引率、割引額、有効期限、及び商品コードなどが関連付けて記憶されているとともに、ユーザーを識別するユーザー特定情報とは異なるアカウント情報と利用日時情報が紐付けられる。
このポイントサーバー4には、ポイントデータベース4aが接続されている。ポイントデータベース4aは、ポイント情報を蓄積するデータベースであり、本実施形態では、ユーザーを識別するアカウント情報に、利用可能なポイント数、各ポイントの利用期限情報、更新日時等が関連付けて記憶されている。
次いで、ワンタイムパスワード認証のアルゴリズムの概要について詳述する。図6は、本実施形態に係る認証処理のアルゴリズムを説明するシーケンス図である。なお、ここでは、認証環境に応じた選択処理は行われないものとする。
その後、ワンタイムパスワード作成部14aは、M回ハッシュ化した第1のワンタイムコードとユーザー特定情報とを認証サーバー2に送信する(S104)。
その後、初期化処理部22では、認証用第1のワンタイムコードをユーザー特定情報と関連付けてワンタイムコードデータベース2aに保存する(S107)。
次いで、上述したワンタイムパスワードのアルゴリズムを本システム上で動作させた場合の各処理について説明する。
初めに、ワンタイムパスワードの初期化処理について説明する。図7は、本実施形態に係る認証機能の初期化処理を示すシーケンス図である。初期化処理とは、ユーザー端末1及び認証サーバー2において、使用する乱数及びハッシュ回数を設定するものであり、この処理は、ワンタイム認証プログラムを最初に実行した場合や、ユーザー操作によって実行される。
次いで、認証環境に応じたユーザー端末1と認証サーバー2の認証処理について説明する。図8は、本実施形態に係る通信可能時における処理を示すシーケンス図である。また、図9は、本実施形態に係る通信不通時における処理を示すシーケンス図であり、図10は、本実施形態に係るエラー発生時における処理を示すシーケンス図である。
先ず、ユーザー端末1と認証サーバー2とが通信可能である場合の処理について説明する。図8に示すように、ユーザー端末1は、認証結果の確認を行うため、連携用通信経路を通じて、認証サーバーにアクセスする。ここでは、通信可能であり、ユーザー特定情報(端末固有識別子)を認証サーバー2に送信する(S301)。認証サーバー2の認証管理部20では、認証結果の情報を送信する(S302)。この際、認証管理部20は、前回使用されたワンタイムパスワード(各ハッシュ値)は送信しないようにする。ユーザー端末1の認証環境確認部141では、認証結果の情報を取得すると、通信環境があると判断し、その結果を乱数選択部142及び今回認証用コード作成部143に送信する。これにより、ワンタイムパスワード作成部14aでは、認証結果の情報が得られ、通信環境がある場合に応じた第2のワンタイムコードα1及び次回認証用ハッシュ値β1が作成される(S303)。
次いで、ユーザー端末1と認証サーバー2との通信ができない場合の処理について説明する。図9に示すように、ユーザー端末1は、認証結果の確認として、ユーザー特定情報を送信する(S401)。ここでは、ユーザー端末1が通信エリア外に滞在したり、通信障害が起きているため、認証結果の確認は認証サーバー2に届かず、認証結果を得ることができない。この際、認証環境確認部141では、通信サービス不可などの返信結果を取得すると(S402)、この情報を乱数選択部142及び今回認証用コード作成部143に送信する。これにより、認証結果の情報が得られない場合に応じた第2のワンタイムコードα1及び第1のワンタイムコードβ1が作成される(S403)。
さらに、本実施形態では、所定の処理段階においてエラーが発生し、認証サーバー2から返却された認証結果の情報がユーザー端末1上のものと整合しない場合においても自動で正常化処理を行う機能を有している。
以上の構成を有するシステムを動作させることで、本発明のワンタイム認証方法を実施することができる。図11は、本実施形態に係るワンタイム認証方法を示すフローチャート図である。なお、ここでは、予めワンタイムパスワードの初期化処理は完了しているものとする。
上述した第1実施形態に係るワンタイム認証システム、携帯端末、認証サーバー、及びワンタイム認証方法は、所定の言語で記述されたプログラムをコンピューター上で実行することにより実現することができる。すなわち、このプログラムを、ユーザー端末やWebサーバー等のコンピューターやICチップにインストールし、CPU上で実行することにより、上述した各機能を有するシステムを容易に構築することができる。このプログラムは、例えば、通信回線を通じて配布することが可能であり、またスタンドアローンの計算機上で動作するパッケージアプリケーションとして譲渡することができる。そして、このようなプログラムは、パーソナルコンピューターで読み取り可能な記録媒体に記録することができ、汎用のコンピューターや専用コンピューターを用いて、上述したシステム、装置、サーバー、及びオブジェクト制御方法を実施することが可能となるとともに、プログラムの保存、運搬及びインストールを容易に行うことができる。
このような本実施形態によれば、ユーザー端末1が、第2のワンタイムコードを用いて認証を行うとともに、次世代乱数に基づく第1のワンタイムコードを生成して、認証サーバー側に送信しておくことから、平常時にあっては、認証処理の度に、常に新しい世代の乱数によりワンタイムコードが生成されることとなり、セキュリティを高めることができる。このとき、ユーザー端末1側では、ハッシュ関数HCを用いて暗号化(ハッシュ化)され、サーバー側で取得されたワンタイムコードは、ハッシュ関数HSにより暗号化(ハッシュ化)されるため、仮に通信経路途中やサーバー側で認証情報が傍受されたり漏洩したとしても、その認証情報を悪用してユーザーになり代わって認証を受けることはできない。
次いで、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、コード情報内に時刻情報をタイムスタンプとして追加し、タイムスタンプに基づいてコード情報を一定期間のみ表示させることを要旨とする。図12は、第2実施形態に係るユーザー端末の内部構成を示すブロック図である。
このような本実施形態によれば、ワンタイムコードに短時間の有効期限を設定し、盗聴・盗難時の不正利用を防止することができる。すなわち、本実施形態では、ユーザー端末上での表示時間を一定時間(1分)以内に制限し、制限時間を超えるとコード情報は非表示となるとともにコード情報は再生成が必要なので、店舗のレジ等で支払いを行う直前に生成、表示されたコード情報のみで認証が成功されることとなる。
次いで、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態では、認証情報を動的に提示するユーザー端末1と、提示された認証情報を読み取る店舗側端末7aとを備え、極めて短い時間にコード情報の生成と破棄とを繰り返し行い、動的に変化させたコード情報に基づいて動的認証を行うことを要旨とする。
次いで、第3実施形態における有効性判定方法について説明する。図18は、本実施形態に係る動的認証方法を示すフローチャート図である。
このような第3実施形態によれば、コード情報の有効期限を1秒未満の極めて短い時間に設定することで、盗難や盗聴された場合でも、不正利用されることを防止することができる。また、本実施形態では、認証のために2つのコード情報を用いているので、例えば、不正利用者がユーザー端末1の画面上に表示されているコード情報をカメラで撮影したとしても、その撮影された画像からは認証を行うことができないため、不正をより防止することができる。
なお、上述した各実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下に、本発明の変更例について説明する。
2…認証サーバー
2a…ワンタイムコードデータベース
2b…購買履歴情報蓄積部
3…クーポンサーバー
3a…クーポンデータベース
4…ポイントサーバー
4a…ポイントデータベース
5…通信ネットワーク
6…決済サーバー
7…POSサーバー
7a…店舗側端末
8…無線基地局
11…無線インターフェース
13a…表示部
14…アプリケーション実行部
14a…ワンタイムパスワード作成部
14b…連携処理部
14c…価値情報取得部
14d…認証結果取得部
14e…表示情報生成部
14f…動的情報提示部
15…メモリ
16…クライアント計時部
20…認証管理部
20a…連携部
21…連携処理部
22…初期化処理部
23…認証用コード選択部
24…低減回数補完部
25…認証部
26…認証用コード保存部
31…クーポン取得部
32…利用可否確認部
33…利用状況更新部
34…クーポン追加部
41…ポイント取得部
42…利用可否確認部
43…利用状況更新部
44…ポイント追加部
70a…通信インターフェース
70b…制御部
70c…POS情報データベース
74…制御部
75…メモリ
76…読取手段
77…店舗側計時部
141…認証環境確認部
142…乱数選択部
143…今回認証用コード作成部
144…次回認証用コード作成部
741…計時記録部
742…有効性判断部
743…情報抽出部
744…正当性判断部
Claims (26)
- 通信ネットワーク上に配置される認証サーバーと、ユーザーが使用し、前記認証サーバーに前記通信ネットワークを通じて接続可能なユーザー端末との間で、一度のみ有効なワンタイムパスワードを用いて、当該ユーザーの認証を行うワンタイム認証システムであって、
前記ユーザー端末側において、次世代乱数を発生させ、この次世代乱数に対してユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して第1のワンタイムコードを生成する第1のワンタイムコード作成部と、
前記ユーザー端末側において、前記次世代乱数を発生させる前に発生させた前世代乱数に対して、前記ユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して第2のワンタイムコードを生成する第2のワンタイムコード作成部と、
前記認証サーバーにおいて、前記第1のワンタイムコード及び第2のワンタイムコードを取得し、前記第1のワンタイムコードを用いて、サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第1のワンタイムコードを生成するとともに、前記第2のワンタイムコードを用いて、前記サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第2のワンタイムコードを生成し、これら第1及び第2の認証用ワンタイムコードと、前記ユーザーに固有のユーザー特定情報と関連付けて保存する認証用コード保存部と、
認証時において、前記ユーザー端末側で、前記通信ネットワークの通信状態に応じて前記第1のワンタイムコード又は前記第2のワンタイムコードに用いられた次世代乱数又は前世代乱数を選択する選択部と、
選択された前記次世代乱数又は前記前世代乱数に対して、前記ユーザー側一方向性関数による演算を、選択された乱数に対する所定回数よりも低減回数分だけ少ない回数を繰り返して生成されたワンタイムコードを、前記認証サーバーにおいて前記ユーザー端末から、認証用通信経路を通じて前記ワンタイムパスワードとして取得する認証管理部と、
前記認証サーバーにおいて、前記通信状態に応じて、前記認証用第1のワンタイムコード又は前記認証用第2のワンタイムコードのいずれかを選択して前記認証用コード保存部から取得する認証用コード選択部と、
前記認証サーバーにおいて、前記認証管理部が取得した前記ワンタイムパスワードに対して、前記低減回数分の前記ユーザー側一方向性関数による演算を実行する低減回数補完部と、
前記認証サーバーにおいて、前記認証用コード選択部が選択した認証用第1のワンタイムコード又は認証用第2のワンタイムコードと、前記低減回数補完部で演算を実行した前記ワンタイムパスワードとに基づいて、認証処理を行う認証部と
を備えることを特徴とするワンタイム認証システム。 - 前記ユーザー端末は、コード化された前記第1のワンタイムコード又はコード化された前記第2のワンタイムコードを前記ワンタイムパスワードとして表示する表示部を有し、
前記認証用通信経路は、前記表示部に表示された前記ワンタイムパスワードを読み取る読取装置に接続され、
前記認証管理部は、前記読取装置を介して、前記ワンタイムパスワードを前記ユーザー端末から取得する
ことを特徴とする請求項1に記載のワンタイム認証システム。 - 前記通信ネットワーク上には、前記認証サーバーと前記ユーザー端末とを接続する連携用通信経路が構築され、
前記認証用コード保存部は、前記連携用通信経路を通じて、前記ユーザー端末上において初回に生成された前記第1のワンタイムコードを取得し、この第1のワンタイムコードを用いて、前記サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第1のワンタイムコードを生成し、前記第1の認証用ワンタイムコードと、前記ユーザーに固有のユーザー特定情報と関連付けて保存する
ことを特徴とする請求項1に記載のワンタイム認証システム。 - 前記認証用通信経路は、店舗に設置される店舗端末を介して、前記ユーザー端末と接続され、
前記店舗端末では、前記認証処理に関係する前記ユーザーの消費行動に関する情報を購買情報として取得し、
前記認証管理部は、前記第1のワンタイムコード又は前記第2のワンタイムコードとともに、前記購買情報を取得し、この購買情報を、前記第1又は第2の認証用ワンタイムコード及び前記認証処理の結果と関連付けて購買履歴情報蓄積部に蓄積する
ことを特徴とする請求項1に記載のワンタイム認証システム。 - 前記認証サーバーは、
前記ユーザーに付与される価値情報を管理する価値情報管理サーバーと、
前記ユーザーに対して提供された商品又はサービスに関する決済処理を実行する決済サーバーと
を有し、
前記価値情報管理サーバー及び決済サーバーは、前記認証用コード保存部に保存された情報を共有可能であり、
前記決済サーバーは、前記認証処理の結果に基づく前記価値情報の有効性に関する判定情報を取得し、前記判定情報に基づいて、価値情報の有効性を反映させた前記決済処理を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載のワンタイム認証システム。 - 通信ネットワーク上に配置される認証サーバーと、ユーザーが使用し、前記認証サーバーに前記通信ネットワークを通じて接続可能なユーザー端末との間で、一度のみ有効なワンタイムパスワードを用いて、当該ユーザーの認証を行うワンタイム認証方法であって、
前記ユーザー端末側において、ワンタイムコード作成部が、次世代乱数を発生させ、この次世代乱数に対してユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して第1のワンタイムコードを生成するとともに、前記次世代乱数を発生させる前に発生させた前世代乱数に対して前記ユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して第2のワンタイムコードを生成するワンタイムコード作成ステップと、
前記認証サーバーにおいて、前記第1のワンタイムコード及び第2のワンタイムコードを取得し、認証用コード保存部が、前記第1のワンタイムコードを用いて、サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第1のワンタイムコードを生成するとともに、前記第2のワンタイムコードを用いて、前記サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第2のワンタイムコードを生成し、これら第1及び第2の認証用ワンタイムコードと、前記ユーザーに固有のユーザー特定情報と関連付けて当該認証用コード保存部に保存する認証用コード保存ステップと、
前記ユーザー端末の選択部が、認証時に、前記通信ネットワークの通信状態に応じて、前記第1のワンタイムコード又は前記第2のワンタイムコードに用いられた次世代乱数又は前世代乱数を選択する選択ステップと、
認証管理部が、選択された前記次世代乱数又は前記前世代乱数に対して、前記ユーザー側一方向性関数による演算を、選択された乱数に対する所定回数よりも低減回数分だけ少ない回数を繰り返して生成されたワンタイムコードを、前記ユーザー端末から、認証用通信経路を通じて前記ワンタイムパスワードとして取得する認証管理ステップと、
認証用コード選択部が、前記通信状態に応じて、前記認証用第1のワンタイムコード又は前記認証用第2のワンタイムコードのいずれかを選択して前記認証用コード保存部から取得する認証用コード選択ステップと、
前記認証管理部が取得した前記第2のワンタイムコードに対して、低減回数補完部が、前記低減回数分の前記ユーザー側一方向性関数による演算を実行する低減回数補完ステップと、
前記認証用コード選択部が選択した前記認証用第1のワンタイムコード又は前記認証用第2のワンタイムコードと、前記低減回数補完部で演算を実行した前記ワンタイムパスワードとに基づいて、認証部が認証処理を行う認証ステップと
を備えることを特徴とするワンタイム認証方法。 - 前記認証管理ステップでは、前記ユーザー端末が、コード化された前記第1のワンタイムコード又はコード化された前記第2のワンタイムコードを前記ワンタイムパスワードとして表示し、
前記認証用通信経路には、前記表示部に表示された前記ワンタイムパスワードを読み取る読取装置が接続され、前記認証管理ステップでは、前記読取装置を介して、前記ワンタイムパスワードを前記ユーザー端末から取得する
ことを特徴とする請求項6に記載のワンタイム認証方法。 - 前記通信ネットワーク上には、前記認証サーバーと前記ユーザー端末とを接続する連携用通信経路が構築され、
前記認証用コード保存ステップにおいて、認証用コード保存部が、前記連携用通信経路を通じて、前記ユーザー端末上において初回に生成された前記第1のワンタイムコードを取得し、この第1のワンタイムコードを用いて、前記サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第1のワンタイムコードを生成し、前記第1の認証用ワンタイムコードと、前記ユーザーに固有のユーザー特定情報と関連付けて保存する
ことを特徴とする請求項6に記載のワンタイム認証方法。 - 前記認証用通信経路は、店舗に設置される店舗端末を介して、前記ユーザー端末と接続され、
前記認証管理ステップにおいて、前記店舗端末は、前記認証処理に関係する前記ユーザーの消費行動に関する情報を購買情報として取得するとともに、前記第1のワンタイムコード又は前記第2のワンタイムコードを取得し、前記購買情報を、前記第1又は第2の認証用ワンタイムコード及び前記認証処理の結果と、関連付けて購買履歴情報蓄積部に蓄積する
ことを特徴とする請求項6に記載のワンタイム認証方法。 - 前記認証サーバーは、
前記ユーザーに付与される価値情報を管理する価値情報管理サーバーと、
前記ユーザーに対して提供された商品又はサービスに関する決済処理を実行する決済サーバーと
を有し、
前記価値情報管理サーバー及び決済サーバーは、前記認証用コード保存部に保存された情報を共有可能であり、
前記決済サーバーは、前記認証処理の結果に基づく前記価値情報の有効性に関する判定情報を取得し、前記判定情報に基づいて、価値情報の有効性を反映させた前記決済処理を実行する
ことを特徴とする請求項6に記載のワンタイム認証方法。 - 通信ネットワーク上に配置され、ユーザーが使用するユーザー端末との間で、一度のみ有効なワンタイムパスワードを用いて、当該ユーザーの認証を行う認証サーバーであって、
前記ユーザー端末側において、次世代乱数を発生させ、この次世代乱数に対してユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して生成された第1のワンタイムコードと、前記ユーザー端末側において、前記次世代乱数を発生させる前に発生させた前世代乱数に対して前記ユーザー側一方向性関数による演算を繰り返して生成された第2のワンタイムコードとを、前記認証サーバーにおいて取得する連携管理部と、
前記第1のワンタイムコードを用いて、サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第1のワンタイムコードを生成するとともに、前記第2のワンタイムコードを用いて、前記サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第2のワンタイムコードを生成し、これら第1及び第2の認証用ワンタイムコードと、前記ユーザーに固有のユーザー特定情報と関連付けて保存する認証用コード保存部と、
認証時において、前記通信ネットワークの通信状態に応じて選択された前記第1のワンタイムコード又は前記第2のワンタイムコードに用いられた、前記次世代乱数又は前記前世代乱数に対して、前記ユーザー側一方向性関数による演算を、選択された乱数に対する所定回数よりも低減回数分だけ少ない回数を繰り返して前記ユーザー端末において生成されたワンタイムコードを、認証用通信経路を通じて前記ワンタイムパスワードとして取得する認証管理部と、
前記通信状態に応じて、前記認証用第1のワンタイムコード又は前記認証用第2のワンタイムコードのいずれかを選択して前記認証用コード保存部から取得する認証用コード選択部と、
前記認証管理部が取得した前記ワンタイムパスワードに対して、前記低減回数分の前記ユーザー側一方向性関数による演算を実行する低減回数補完部と、
前記認証用コード選択部が選択した認証用第1のワンタイムコード又は認証用第2のワンタイムコードと、前記低減回数補完部で演算を実行した前記ワンタイムパスワードとに基づいて、認証処理を行う認証部と
を備えることを特徴とする認証サーバー。 - 前記ユーザー端末は、コード化された前記第1のワンタイムコード又はコード化された前記第2のワンタイムコードを前記ワンタイムパスワードとして表示する表示部を有し、
前記認証用通信経路は、前記表示部に表示された前記ワンタイムパスワードを読み取る読取装置に接続され、
前記認証管理部は、前記読取装置を介して、前記ワンタイムパスワードを前記ユーザー端末から取得する
ことを特徴とする請求項11に記載の認証サーバー。 - 前記通信ネットワーク上には、前記認証サーバーと前記ユーザー端末とを接続する連携用通信経路が構築され、
前記認証用コード保存部は、前記連携用通信経路を通じて、前記ユーザー端末上において初回に生成された前記第1のワンタイムコードを取得し、この第1のワンタイムコードを用いて、前記サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第1のワンタイムコードを生成し、前記第1の認証用ワンタイムコードと、前記ユーザーに固有のユーザー特定情報と関連付けて保存する
ことを特徴とする請求項11に記載の認証サーバー。 - 前記認証用通信経路は、店舗に設置される店舗端末を介して、前記ユーザー端末と接続され、
前記店舗端末では、前記認証処理に関係する前記ユーザーの消費行動に関する情報を購買情報として取得し、
前記認証管理部は、前記第1のワンタイムコード又は前記第2のワンタイムコードとともに、前記購買情報を取得し、この購買情報を、前記第1又は第2の認証用ワンタイムコード及び前記認証処理の結果と関連付けて購買履歴情報蓄積部に蓄積する
ことを特徴とする請求項11に記載の認証サーバー。 - 前記認証サーバーは、
前記ユーザーに付与される価値情報を管理する価値情報管理サーバーと、
前記ユーザーに対して提供された商品又はサービスに関する決済処理を実行する決済サーバーと
を有し、
前記価値情報管理サーバー及び決済サーバーは、前記認証用コード保存部に保存された情報を共有可能であり、
前記決済サーバーは、前記認証処理の結果に基づく前記価値情報の有効性に関する判定情報を取得し、前記判定情報に基づいて、価値情報の有効性を反映させた前記決済処理を実行する
ことを特徴とする請求項11に記載の認証サーバー。 - ユーザーが使用し、通信ネットワーク上に配置される認証サーバーとの間で、一度のみ有効なワンタイムパスワードを用いて、当該ユーザーの認証を行う機能を有する携帯端末であって、
次世代乱数を発生させ、この次世代乱数に対してユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して第1のワンタイムコードを生成する第1のワンタイムコード作成部と、
前記次世代乱数を発生させる前に発生させた前世代乱数に対して、前記ユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して第2のワンタイムコードを生成する第2のワンタイムコード作成部と、
前記認証サーバーに対し、前記第1のワンタイムコード及び第2のワンタイムコードを送信する送信部と、
認証時において、前記通信ネットワークの通信状態に応じて前記第1のワンタイムコード又は前記第2のワンタイムコードに用いられた次世代乱数又は前世代乱数を選択する選択部と、
選択された前記次世代乱数又は前記前世代乱数に対して、前記ユーザー側一方向性関数による演算を、選択された乱数に対する所定回数よりも低減回数分だけ少ない回数を繰り返してワンタイムコードを生成し、当該ワンタイムコードを、認証用通信経路を通じて前記ワンタイムパスワードとして、前記認証サーバーに対して送出する認証処理部と、
前記通信ネットワークの通信状態に応じて選択され、生成された前記ワンタイムパスワードに基づく認証処理の結果を取得する認証結果取得部と
を備えることを特徴とする携帯端末。 - コード化された前記第1のワンタイムコード又はコード化された前記第2のワンタイムコードを前記ワンタイムパスワードとして表示する表示部
をさらに備えることを特徴とする請求項16に記載の携帯端末。 - 前記通信ネットワーク上には、前記認証サーバーと前記ユーザー端末とを接続する連携用通信経路が構築され、
前記送信部は、前記連携用通信経路を通じて、初回に生成された前記第1のワンタイムコードを送出する
ことを特徴とする請求項16に記載の携帯端末。 - 通信ネットワーク上に配置される認証サーバーと、ユーザーが使用し、前記認証サーバーに前記通信ネットワークを通じて接続可能なユーザー端末との間で、一度のみ有効なワンタイムパスワードを用いて、当該ユーザーの認証を行うワンタイム認証プログラムであって、前記認証サーバーに、
前記ユーザー端末側において、次世代乱数を発生させ、この次世代乱数に対してユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して生成された第1のワンタイムコードと、前記ユーザー端末側において、前記次世代乱数を発生させる前に発生させた前世代乱数に対して、前記ユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して生成された第2のワンタイムコードとを取得する連携管理ステップと、
認証用コード保存部が、前記第1のワンタイムコードを用いて、サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第1のワンタイムコードを生成するとともに、前記第2のワンタイムコードを用いて、前記サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第2のワンタイムコードを生成し、これら第1及び第2の認証用ワンタイムコードと、前記ユーザーに固有のユーザー特定情報と関連付けて当該認証用コード保存部に保存する認証用コード保存ステップと、
認証時において、前記通信ネットワークの通信状態に応じて選択された前記第1のワンタイムコード又は前記第2のワンタイムコードに用いられた前記次世代乱数又は前記前世代乱数に対して、前記ユーザー側一方向性関数による演算を、選択された乱数に対する所定回数よりも低減回数分だけ少ない回数を繰り返して前記ユーザー端末において生成されたワンタイムコードを、認証管理部が、認証用通信経路を通じて前記ワンタイムパスワードとして取得する認証管理ステップと、
認証用コード選択部が、前記通信状態に応じて、前記認証用第1のワンタイムコード又は前記認証用第2のワンタイムコードのいずれかを選択して前記認証用コード保存部から取得する認証用コード選択ステップと、
前記認証管理部が取得した前記第2のワンタイムコードに対して、低減回数補完部が、前記低減回数分の前記ユーザー側一方向性関数による演算を実行する低減回数補完ステップと、
前記認証用コード選択部が選択した前記認証用第1のワンタイムコード又は前記認証用第2のワンタイムコードと、前記低減回数補完部で演算を実行した前記ワンタイムパスワードとに基づいて、認証部が、認証処理を行う認証ステップと
を含む処理を実行させることを特徴とするワンタイム認証プログラム。 - 前記認証管理ステップでは、コード化された前記第1のワンタイムコード又はコード化された前記第2のワンタイムコードが、前記ユーザー端末の表示部に、前記ワンタイムパスワードとして表示され、
前記認証用通信経路には、前記表示部に表示された前記ワンタイムパスワードを読み取る読取装置が接続され、前記認証管理ステップでは、前記読取装置を介して、前記ワンタイムパスワードを前記ユーザー端末から取得する
ことを特徴とする請求項19に記載のワンタイム認証プログラム。 - 前記通信ネットワーク上には、前記認証サーバーと前記ユーザー端末とを接続する連携用通信経路が構築され、
前記認証用コード保存ステップにおいて、認証用コード保存部は、前記連携用通信経路を通じて、前記ユーザー端末上において初回に生成された前記第1のワンタイムコードを取得し、この第1のワンタイムコードを用いて、前記サーバー側一方向性関数を用いた演算により認証用第1のワンタイムコードを生成し、前記第1の認証用ワンタイムコードと、前記ユーザーに固有のユーザー特定情報と関連付けて保存する
ことを特徴とする請求項19に記載のワンタイム認証プログラム。 - 前記認証用通信経路は、店舗に設置される店舗端末を介して、前記ユーザー端末と接続され、
前記認証管理ステップでは、前記店舗端末が、前記認証処理に関係する前記ユーザーの消費行動に関する情報を購買情報として取得するとともに、前記第1のワンタイムコード又は前記第2のワンタイムコードを取得し、前記認証管理部は、前記購買情報を、前記第1又は第2の認証用ワンタイムコード及び前記認証処理の結果と関連付けて購買履歴情報蓄積部に蓄積する
ことを特徴とする請求項19に記載のワンタイム認証プログラム。 - 前記認証サーバーは、
前記ユーザーに付与される価値情報を管理する価値情報管理サーバーと、
前記ユーザーに対して提供された商品又はサービスに関する決済処理を実行する決済サーバーと
を有し、
前記価値情報管理サーバー及び決済サーバーは、前記認証用コード保存部に保存された情報を共有可能であり、
前記決済サーバーは、前記認証処理の結果に基づく前記価値情報の有効性に関する判定情報を取得し、前記判定情報に基づいて、価値情報の有効性を反映させた前記決済処理を実行する
ことを特徴とする請求項19に記載のワンタイム認証プログラム。 - 通信ネットワーク上に配置される認証サーバーと、ユーザーが使用し、前記認証サーバーに前記通信ネットワークを通じて接続可能なユーザー端末との間で、一度のみ有効なワンタイムパスワードを用いて、当該ユーザーの認証を行うワンタイム認証プログラムであって、前記ユーザー端末に、
次世代乱数を発生させ、この次世代乱数に対してユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して第1のワンタイムコードを生成する第1のワンタイムコード作成ステップと、
前記次世代乱数を発生させる前に発生させた前世代乱数に対して、前記ユーザー側一方向性関数による演算を所定回数だけ繰り返して第2のワンタイムコードを生成する第2のワンタイムコード作成ステップと、
前記認証サーバーに対して前記第1のワンタイムコード及び第2のワンタイムコードを送信する送信ステップと、
認証時において、前記通信ネットワークの通信状態に応じて、前記第1のワンタイムコード又は前記第2のワンタイムコードに用いられた次世代乱数又は前世代乱数を選択する選択ステップと、
選択された前記次世代乱数又は前記前世代乱数に対して、前記ユーザー側一方向性関数による演算を、選択された乱数に対する所定回数よりも低減回数分だけ少ない回数を繰り返してワンタイムコードを生成して、認証用通信経路を通じて前記ワンタイムパスワードとして、前記認証サーバーに対して送出する認証処理ステップと、
前記通信ネットワークの通信状態に応じて選択され、生成された前記ワンタイムパスワードに基づく認証処理の結果を取得する認証結果取得ステップと
を含む処理を実行させることを特徴とするワンタイム認証プログラム。 - コード化された前記第1のワンタイムコード又はコード化された前記第2のワンタイムコードを前記ワンタイムパスワードとして表示部に表示する表示ステップ
をさらに備えることを特徴とする請求項24に記載のワンタイム認証プログラム。 - 前記通信ネットワーク上には、前記認証サーバーと前記ユーザー端末とを接続する連携用通信経路が構築され、
前記送信部は、前記連携用通信経路を通じて、初回に生成された前記第1のワンタイムコードを送出する
ことを特徴とする請求項24に記載のワンタイム認証プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015011061A JP5978325B2 (ja) | 2015-01-23 | 2015-01-23 | ワンタイム認証システム、ワンタイム認証方法、認証サーバー、携帯端末、及びワンタイム認証プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015011061A JP5978325B2 (ja) | 2015-01-23 | 2015-01-23 | ワンタイム認証システム、ワンタイム認証方法、認証サーバー、携帯端末、及びワンタイム認証プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016136664A JP2016136664A (ja) | 2016-07-28 |
JP5978325B2 true JP5978325B2 (ja) | 2016-08-24 |
Family
ID=56512679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015011061A Active JP5978325B2 (ja) | 2015-01-23 | 2015-01-23 | ワンタイム認証システム、ワンタイム認証方法、認証サーバー、携帯端末、及びワンタイム認証プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5978325B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6644037B2 (ja) | 2017-09-08 | 2020-02-12 | 株式会社東芝 | 通信制御システム |
JP7042853B2 (ja) * | 2020-01-06 | 2022-03-28 | 株式会社東芝 | クライアント側通信制御装置、およびサーバ側通信制御装置 |
JP6986108B2 (ja) * | 2020-03-31 | 2021-12-22 | Kddi株式会社 | 決済処理方法 |
JP6937860B1 (ja) * | 2020-03-31 | 2021-09-22 | Kddi株式会社 | 決済処理方法及び決済処理装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4259021B2 (ja) * | 2002-01-31 | 2009-04-30 | 日本電気株式会社 | 認証システム、認証方法、及びプログラム |
JP4463497B2 (ja) * | 2003-05-19 | 2010-05-19 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | ポイント管理システム |
US8683564B2 (en) * | 2010-06-27 | 2014-03-25 | King Saud University | One-time password authentication with infinite nested hash claims |
-
2015
- 2015-01-23 JP JP2015011061A patent/JP5978325B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016136664A (ja) | 2016-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5978326B2 (ja) | 動的認証システム、動的認証方法、動的認証用読取装置、ユーザー端末装置、及び動的認証プログラム | |
CN110945554B (zh) | 注册表区块链架构 | |
CN113014400B (zh) | 用户和移动装置的安全认证 | |
US8826019B2 (en) | Centralized authentication system with safe private data storage and method | |
US20120330769A1 (en) | Electronic transaction techniques implemented over a computer network | |
US20120124656A1 (en) | Method and system for mobile device based authentication | |
KR20140125449A (ko) | 거래 프로세싱 시스템 및 방법 | |
CN103679457A (zh) | 支付方法、执行该支付方法的支付服务器和支付系统 | |
WO2014164228A1 (en) | Consumer device based point-of-sale | |
US20150052062A1 (en) | E-commerce shopping and payment process | |
JP2020057433A (ja) | 決済システム | |
JP2014512058A (ja) | ディジタルトークン生成器、ディジタルトークンを記録するためのサーバ、およびディジタルトークンを発行するための方法 | |
US20200097937A1 (en) | Token-based open-loop stored-value card network | |
CN101291217A (zh) | 网络身份认证方法 | |
JP5978325B2 (ja) | ワンタイム認証システム、ワンタイム認証方法、認証サーバー、携帯端末、及びワンタイム認証プログラム | |
KR20170058950A (ko) | 전자결제를 위한 시스템 및 방법 | |
JP4588529B2 (ja) | サービスシステムおよび最適サービス提供方法 | |
JPWO2006082913A1 (ja) | ネットワーク決済カード、ネットワーク決済プログラム、認証サーバ、及びショッピングシステムと決済方法 | |
KR102574524B1 (ko) | 원격 거래 시스템, 방법 및 포스단말기 | |
JP2013171496A (ja) | 特典付与サービス管理システム | |
KR101122032B1 (ko) | 전자거래를 수행하는 방법 | |
JP5430847B2 (ja) | ポイント利用支援装置、ポイント利用支援方法およびポイント利用支援プログラム | |
JP7072111B1 (ja) | サービス提供装置、サービス提供方法、およびプログラム | |
KR101315802B1 (ko) | 모바일 디바이스를 이용하여 스탬프/마일리지를 처리하기 위한 시스템 및 그 방법 | |
JP2020046925A (ja) | 認証システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160525 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160707 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160725 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5978325 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |