JP2006188853A - セキュリティ装置 - Google Patents

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【課題】共連れの問題を解決し、複数の登録者が同時に入場することを可能としつつ、非登録者の入場を制限、警戒、記録などすることを可能とする装置を提供すること。
【解決手段】複数の第一登録者についての識別情報と、各第一登録者に対応づけられた第二登録者についての識別情報とを記憶し、所定の領域が撮像された画像から人の顔を検出し、各顔の人について、第一登録者であるか否か判断し、次に第一登録者以外の者について、検出された第一登録者に対応する第二登録者であるか否か判断し、この判断結果に基づいて、セキュリティ維持のための動作を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物や部屋などの入り口におけるセキュリティ装置に適用されて有効な技術に関する。
近年、建物や部屋などへ入退出する人物についての管理を行う入退出管理装置が増加している。例えば、オートロック式のエントランスが入退出管理装置の具体例である。最近では、建物や部屋におけるセキュリティ、個人情報についての管理などに注目が寄せられる中、このような入退出管理装置に対するニーズが高まっている。
入退出管理装置では、物理的な鍵、IDカード、バイオメトリクス情報等を用いることにより、入退出しようとしている人物が、正当な登録者であるか否か認証が行われる。しかし、従来の入退出管理装置では、認証が行われて入退室が可能な状態になると、被認証者以外の者も、認証者と共に入退出すること(以下、「共連れ」と呼ぶ)が可能となってしまうという問題がある。被認証者以外の者とは、例えば被認証者に同行している者、被認証者に後続する他人や不審者などである。
このような共連れを防止するための装置の例として、体重センサを有する管理ゲートを設け、体重センサの検出結果に基づいて通行許否を判定する装置がある(特許文献1参照)。しかしこの装置では、検出された重さが人の重さによるのか、物の重さによるのかが判断困難である。従って、例えば多くの荷物を持った人物が通行できなくなる等の問題が生じる場合がある。
また、共連れを防止するための装置の例として、使用者が暗証コードと人数を入力する装置がある(特許文献2参照)。この装置では、入力された人数と、体重その他の生体情報から推定される人数とが一致するか否かに基づいて、共連れが防止される。しかしこの装置では、ユーザがいちいち人数や暗証コードを入力する必要があり、使用者にとっての煩わしさが生じてしまう。さらに、例え人数が正確であったとしても、その使用者に誰が含まれているのかは不明であるため、セキュリティが維持されているとは言い難い。
また、共連れを防止するための装置の例として、T−DARシステムがある(特許文献4参照)。T−DARシステムでは、監視領域が撮像され、撮像された画像内で変化する光と影の状況から、識別のための3D表面分析と、視野内のオブジェクトの抽出が実行される。また、T−DARシステムでは、一度の入室許可で入室可能となる人数が予めn名と設定される。このため、入室者が毎回入室人数を入力する必要はない。そして、1回の入室許可につき、許可された人数が入室したか否かがチェックされる。即ち、1回の入室許可につき、n名が入室したか否かがチェックされる。しかし、このシステムでは一度の入室許可で入室可能となる人数が予め決められてしまっているため、マンションの玄関のように、入退出を行う人数が不特定の場所にこのシステムが適用されると問題が生じる。例えば、1回につき入場を許される人数が1名である場合、同時に入場しようとした2名が例え正当な入場者であるとしても、T−DARシステムにおいては、この2名は同時に入場することはできない。また、例えば正当な入場者が犬を連れて入ろうとしても、このシステムでは入場ができない。
また、共連れを防止するためのシステムの例として、二台のカメラを備えるシステムがある(特許文献3参照)。このシステムでは、認証された人物以外で動体が検出されれば、扉が開錠されない。その判定は顔色から動体を検出している。よってこの場合、不審者
だけでなく通行人の顔までも動体検出してしまい、イレギュラーで登録者が入場できなくなってしまう場合がある。また、複数人の登録者が入場する場合、全員が登録者であるにもかかわらず、各人がそれぞれ個別に入場する必要があり、ユーザにとって煩わしさがある。
特開平09−305815号公報 特開平07−237837号公報 特開2004−173043号公報 米国特許出願公開第20040017929号明細書
このように、これまで「共連れ」の問題を解決しようと提案されたシステムはいくつかあったが、そのいずれもがなんらかの問題を有していた。そこで本発明はこれらの問題を解決し、特に複数の登録者が同時に入場することを可能としつつ、非登録者の入場を制限、警戒、記録などすることを可能とする装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は以下のような構成をとる。本発明の第一の態様は、セキュリティ装置であって、第一記憶手段,第二記憶手段,撮像手段,検出手段,第一判断手段,第二判断手段及びセキュリティ維持手段を含む。
第一記憶手段は、複数の第一登録者についての識別情報を記憶する。また、第二記憶手段は、各第一登録者に対応づけて、第二登録者についての識別情報を記憶する。第一記憶手段と第二記憶手段とは、一体の記憶装置として構成されても良いし、それぞれ別個の記憶装置として構成されても良い。第一登録者とは、セキュリティ維持手段によってセキュリティが維持されている領域へ入退出することが許容される者である。また、第二登録者とは、セキュリティ維持手段によってセキュリティが維持されている領域へ、対応する第一登録者が同伴することを条件として入退出することが許容される者である。それ以外の者は、例え第一登録者や第二登録者が同伴したとしても、上記の領域へ入退出することは許容されない。
撮像手段は、所定の領域を撮像する。撮像手段が撮像する所定の領域とは、セキュリティ領域と非セキュリティ領域との境界(例えば、出入り口付近やゲート付近など)から非セキュリティ領域に向けた領域である。撮像手段は、このような所定の領域に存在する複数の人を同時に撮像することができる。検出手段は、撮像手段によって撮像された画像から人の顔を検出する。第一判断手段は、検出手段によって検出された顔の人について、第一記憶手段に記憶された識別情報に基づいて、第一登録者であるか否か判断する。この識別情報は、予め第一記憶手段に記憶されており、所定のユーザによって変更・追加・削除などがされても良い。このとき、所定のユーザとは、例えばセキュリティ装置の管理者であって、第一登録者や第二登録者は含まないことがセキュリティ上望ましい。
第二判断手段は、第二記憶手段に記憶される第二登録者についての識別情報に基づいて、検出手段によって検出された顔の人について、第二登録者であるか否か判断する。ただし、第二判断手段は、第二記憶手段に記憶された識別情報のうち、ある第一登録者に対応づけられて第二記憶手段に記憶される第二登録者についての識別情報のみに基づいて判断を行う。ある第一登録者とは、第一判断手段によって画像内に存在すると判断された第一登録者である。また、第二判断手段は、検出手段によって検出された顔の人のうち、第一登録者ではないと判断された人についてのみ、第二登録者であるか否か判断しても良い。
セキュリティ維持手段は、第一判断手段及び第二判断手段の結果に基づいて、セキュリ
ティ維持のための動作を行う。例えば、セキュリティ維持手段は、検出された人が全て、第一判断手段又は第二判断手段によって、第一登録者又は第二登録者と判断された場合には、セキュリティ維持状態を解除するように動作しても良い。また、例えば、検出された人の中に、第一登録者及び第二登録者のいずれにも該当しないと判断された人が存在する場合には、例え検出された人の中に第一登録者が存在したとしても、セキュリティ維持状態を維持するように動作しても良い。セキュリティ維持のための動作とは、撮像手段によって撮像された人たちに対しセキュリティ領域(例えば、建物の内部や部屋や所定の区画)への入場を禁止する動作(例えば、ドアを閉じる動作や、ドアの鍵を閉める動作など)や、この入場禁止の動作を維持する動作や、所定の通報先(例えば警察や警備会社など)に通報を行う動作や、所定の連絡先(例えば検出手段により検出された第一登録者及び/又は第二登録者の携帯端末やその保護者として予め登録されている者の携帯端末など)に通知(メールの送信や画像の送信など)を行う動作や、警報を鳴らす動作や、照明が点灯・点滅する動作や、音声による警告を行う動作など、セキュリティを維持することができればどのような動作であっても良い。
このように構成された第一の態様によるセキュリティ装置では、撮像された画像内の人について、第一登録者であるか否か、及び第二登録者であるか否か判断される。また、第二登録者であるか否か判断される場合に用いられる識別情報は、画像内に存在すると判断された第一登録者に対応づけて記憶されている第二登録者についての識別情報のみである。このため、例え第二登録者として第二記憶手段に登録されているとしても(即ち識別情報が記憶されているとしても)、そのことのみによって第二登録者は第二登録者と判断されることはない。即ち、第二登録者が第二判断手段によって第二登録者として判断されるためには、対応する第一登録者が第一判断手段によって判断される必要がある。言い換えれば、対応する第一登録者と同伴する場合でなければ、第二登録者は第二登録者として判断されない。そして、このような第一判断手段と第二判断手段との判断結果に従ってセキュリティ維持手段がセキュリティ維持のための動作を行う。このため、従来のように、検出された人が「登録者」であるか否かのみに基づいてセキュリティ維持のための動作を行っていた場合に比べて、より実情に即した対応が可能となる。
例えば、第一登録者が、その友人を第二登録者として自身に対応づけて設定した場合について検討する。すると、この第二登録者は、単独では第二登録者として判断されない。このため、セキュリティ動作は継続されたままとなる。一方、第一登録者と共に第二登録者が撮像され検出された場合には、この第二登録者は第二登録者として判断され、この二人は第一登録者及び第二登録者として判断される。このように、第一登録者の友人を第二登録者として登録することにより、友人単独の場合又は異なる第一登録者(この友人にとっては他人となる第一登録者)と共にいる場合と、対応している第一登録者が同伴している場合とで、セキュリティ維持手段による対応を変えることが可能となる。
本発明の第一の態様は、検出手段によって検出される、各人の画像のうち、第一判断手段及び第二判断手段による判断結果において、第一登録者と第二登録者とのいずれでもないと判断された人の画像を記録する記録手段をさらに含むように構成されても良い。
このように構成されることにより、いわゆる不審者と推定できる人物、即ち第一登録者とも第二登録者とも判断されなかった者についての記録を残すことが可能となる。
本発明の第一の態様は、位置推定手段,入力手段,及び指示手段をさらに含むように構成されても良い。位置推定手段は、検出手段によって検出された各人の位置を、撮像された画像から推定する。例えば、位置推定手段は、検出された人の顔の大きさを取得し、その大きさの最も大きい人が撮像手段に最も近い位置に存在すると推定するように構成されても良い。また、位置推定手段は、画像内の所定の位置(例えば入力手段が設置されてい
る位置)と各顔の位置との距離を求め、その距離が最も短い人が入力手段に最も近いと推定するように構成されても良い。
入力手段は、セキュリティ維持手段によるセキュリティ維持状態の解除を指示するためにユーザによって使用される。セキュリティ維持状態の解除とは、セキュリティ維持手段による動作が所定の間無効となることを言う。
指示手段は、第一登録者の位置が所定の位置であると位置推定手段によって推定されているときに、入力手段により解除を指示する入力がなされた場合に、セキュリティ維持手段に対しセキュリティ維持状態を解除するように指示する。例えば、指示手段は、第一登録者の位置が撮像手段に最も近い位置であると推定されているときに、入力手段による入力がされた場合に指示を行うように構成されても良い。ただし、この場合は、撮像手段のそばに入力手段が備えられていることが望ましい。また、例えば、第一登録者の位置が、画像内の所定の位置として設定されている入力手段の位置に最も近いと推定されているときであっても良い。このように構成されることにより、セキュリティ維持状態の解除は、第一登録者によって入力手段が操作されたと推定される場合にのみ有効にはたらく。従って、不審者などによって入力手段が操作されたとしても、セキュリティ維持状態が解除されることなく、セキュリティを維持することが可能となる。
本発明の第二の態様は、記憶手段であって、第一記憶領域と第二記憶領域とを含む。第一記憶領域には、セキュリティ領域に入場を許可された複数の第一登録者についての識別情報が記憶される。第二記憶領域には、所定の第一登録者が同伴する場合にのみセキュリティ領域に入場を許可された第二登録者についての識別情報が、所定の第一登録者に対応づけて記憶される。このような記憶手段を用いてセキュリティ装置を構築することにより、本発明の第一の態様のようなセキュリティ装置を構築することが可能となり、同様の効果を得ることができる。
また、本発明の第二の態様において、第一記憶領域における情報の追加や変更や削除は、セキュリティ領域の管理者によってのみ変更可能に構成されても良い。また、第二記憶領域における情報の追加や変更や削除は、対応する第一登録者によってのみ変更可能に構成されても良い。
ところで、共連れが発生する場合には、検出された登録者は、一緒にいる人物は一体誰なのか、他の登録者であるのか、登録者ではない者であるのかを知ることにより、未然に危険を防止することが可能となる。従って、このような装置も要求されている。従来技術である特開2003−219396号公報には、カメラで撮影された動画像の中で来訪者の頭や宅内に侵入した人物の映像を携帯端末の画面上に鮮明に表示できる装置が開示されている。しかしながら、この装置では、一定の領域内で検出された人物の映像を携帯端末に表示することは可能であるが、ある登録者と一緒に検出された人物が、どのような人物であるか否かについての判断はされていない。従って、このような装置を適用したとしても、登録者の要望に十分に応えることはできなかった。
このような要望に対し、本発明の第三の態様は、セキュリティ装置であって、撮像手段,検出手段,判断手段,及び通知手段を含む。撮像手段は、所定の領域を撮像する。所定の領域とは、例えば本セキュリティ装置が建物の入り口に設置された場合にはその入り口付近の領域であり、本セキュリティ装置が部屋の入り口に設置された場合にはその入り口付近の領域である。
検出手段は、撮像手段によって撮像された画像から人の顔を検出する。判断手段は、検出手段によって検出された顔の人について、予め登録された登録者であるか否か判断する
。通知手段は、判断手段が、撮像された画像内に、登録者と登録者でない者とが撮像されていると判断した場合、登録者に対応づけて予め登録されている連絡先に通知を行う。連絡先とは、例えば登録者の有する携帯端末の電話番号やメールアドレスであっても良いし、登録者の保護者の有する携帯端末の電話番号やメールアドレスであっても良いし、登録者の自宅などの電話番号やメールアドレスであっても良いし、警備会社や管理室や警察などであっても良い。
このように構成された本発明の第三の態様によれば、例えば連絡先が登録者の携帯端末として設定されている場合には、登録者と登録者でない者とが検出されたとき、登録者は登録者でない者の存在を通知によって知ることが可能となる。また、例えば連絡先が登録者の保護者などである場合、登録者と登録者でない者とが検出されたとき、その保護者などは登録者でない者の存在を通知によって知ることが可能となる。
本発明の第一の態様や第三の態様は、プログラムが情報処理装置によって実行されることによって実現されても良い。即ち、本発明は、上記した第一の態様や第三の態様における各手段が実行する処理を、情報処理装置に対して実行させるためのプログラム、或いは当該プログラムを記録した記録媒体として特定することができる。また、本発明は、上記した各手段が実行する処理を情報処理装置が実行する方法をもって特定されても良い。
本発明によれば、検出された人を、第一登録者、第二登録者、それ以外の人のいずれに該当するか判断することにより、複数の人が検出された場合にもユーザに煩わしさを与えることなくセキュリティを維持するための対応をとることが可能となる。
[第一実施形態]
〔システム構成〕
まず、セキュリティ装置1の第一実施形態であるセキュリティ装置1aについて説明する。セキュリティ装置1は、入退出する人を制限する必要のある領域(以下、「セキュリティ領域」と呼ぶ)とそうでない領域(以下、「非セキュリティ領域」と呼ぶ)との境界に設置されることにより、セキュリティ領域への人の入退出を制限する。セキュリティ装置1aは、セキュリティ領域への入退出が許容されるべき人と許容されない人とを判断し、セキュリティ維持のための動作を行う。
セキュリティ装置1aは、ハードウェア的には、バスを介して接続されたCPU(中央演算処理装置),主記憶装置(RAM),補助記憶装置などを備える。補助記憶装置は、不揮発性記憶装置を用いて構成される。ここで言う不揮発性記憶装置とは、いわゆるROM(Read-Only Memory:EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory),EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory),マスクROM等
を含む),FRAM(Ferroelectric RAM),ハードディスク等を指す。
図1は、セキュリティ装置1aの機能ブロックを示す図である。セキュリティ装置1aは、補助記憶装置に記憶された各種のプログラム(OS,アプリケーション等)が主記憶装置にロードされCPUにより実行されることによって、撮像部2,検出部3,第一記憶部4,第二記憶部5,第一判断部6,第二判断部7,及びセキュリティ維持部8等を含む装置として機能する。なお、検出部3,第一判断部6,及び第二判断部7は、プログラムがCPUによって実行されることにより実現される。また、検出部3,第一判断部6,及び第二判断部7は専用のチップとして構成されても良い。次に、セキュリティ装置1aが含む各機能部について説明する。
〈撮像部〉
撮像部2は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等を用いて構成され、セキュリティ装置1aが監視を行う範囲の情景を撮像する。撮像部2は、撮像した画像のデータを検出部3へ渡す。撮像部2は、撮像を行うことが可能であればどのような既存技術が適用されても良い。例えば、撮像部2は、CCD(Charge-Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)センサ等を用いて構成されても良い。
〈検出部〉
検出部3は、撮像部2から画像のデータを受け取ると、この画像から人の顔を検出する。検出部3は、例えば、顔全体の輪郭に対応した基準テンプレートを用いたテンプレートマッチングによって顔を検出するように構成されても良い。また、検出部3は、顔の構成要素(目,鼻,耳など)に基づくテンプレートマッチングによって顔を検出するように構成されても良い。また、検出部3は、肌の色に近い領域を検出し、その領域を顔として検出するように構成されても良い。また、検出部3は、ニューラルネットワークを使って教師信号による学習を行い、顔らしい領域を顔として検出するように構成されても良い。また、検出部3による顔検出処理は、その他、既存のどのような技術が適用されることによって実現されても良い。
〈第一記憶部〉
第一記憶部4は、いわゆる不揮発性記憶装置を用いて構成される。図2(a)は、第一記憶部4に記憶されるデータの例を示す図である。第一記憶部4は、第一登録者についての識別情報とそのIDとを対応づけて記憶する。第一登録者とは、単独でセキュリティ領域への入退出が許容される人である。識別情報とは、第一判断部6が人物の同定処理を実施する上で必要となるデータであり、各人に固有の値である。例えば、識別情報は、その人の顔の画像から取得される特徴量であっても良い。具体的には、顔の画像から取得される濃淡のパターンや、顔の各特徴点における特徴量の組み合わせなどである。
第一記憶部4に記憶されるデータの内容は、セキュリティ装置1aの管理者によってのみ変更・削除・追加することができる。
〈第二記憶部〉
第二記憶部5は、いわゆる不揮発性記憶装置を用いて構成される。図2(b)は、第二記憶部5に記憶されるデータの例を示す図である。第二記憶部5は、第二登録者についての識別情報と、そのIDと、各第二登録者に対応する第一登録者のID(第一登録者ID)とを対応づけて記憶する。第二登録者は、単独でセキュリティ領域へ入退出することは許容されない。また、第二登録者は、他の第一登録者(対応しない第一登録者)が同伴したとしても、対応する第一登録者と共にでなければ、セキュリティ領域への入退出は許容されない。即ち、第二登録者は、対応する第一登録者と共にであれば、セキュリティ領域への入退出が許容される。
第二記憶部5に記憶されるデータの内容は、各第一登録者が個々に変更・削除・追加することができる。ただし、各第一登録者は、自身に対応する第二登録者についてのデータの内容についてのみ、変更・削除・追加することができる。
〈第一判断部〉
第一判断部6は、検出部3によって検出された顔の人が誰であるか判断すべく、第一記憶部4に記憶された識別情報に基づいて同定処理を行う。第一判断部6は、例えば以下の文献に記載された技術を適用することにより実現することができる。
栗田 多喜夫、“顔検出・顔認識のための統計的手法”、[平成16年12月14日検索]、
インターネット<URL : http://www.neurosci.aist.go.jp/~kurita/lecture/statface.pdf>
〈第二判断部〉
第二判断部7は、検出部3によって検出された顔の人が誰であるか判断すべく、第二記憶部5に記憶された識別情報に基づいて同定処理を行う。ただし、第二判断部7は、第二記憶部5に記憶された識別情報のうち、第一判断部6によって検出された第一登録者に対応する識別情報のみに基づいて同定処理を行う。このとき、第二判断部7は、検出部3によって検出された顔の人のうち、第一登録者と判断されていない人のみについて同定処理を行うように構成されても良い。このように構成されることにより、第一登録者とすでに判明している人についての重複した同定処理を省くことができる。
〈セキュリティ維持部〉
セキュリティ維持部8は、セキュリティ領域への入退出を許容又は制限する。セキュリティ維持部8は、例えばセキュリティ領域と非セキュリティ領域との間に設けられたドアの開閉や鍵の開閉を制御する。また、セキュリティ維持部8は、警報の鳴動を制御しても良いし、照明(回転灯やスポットライト等)の点滅・点灯を制御しても良い。また、セキュリティ維持部8は、警察や警備会社などへの通報を制御しても良い。
セキュリティ維持部8は、第一登録者とも第二登録者とも判断されない人(以下、「不審者」と呼ぶ)が画像中に存在する場合は、例え第一登録者が存在したとしても、セキュリティ維持状態を継続するように構成される。また、セキュリティ維持部8は、不審者が画像中に存在しない場合は、セキュリティ維持状態を解除するように構成される。
また、セキュリティ維持部8は、不審者の人数と、第一登録者や第二登録者と判断された人の人数とに応じて、異なる動作をするように構成されても良い。例えば、不審者の人数が第一登録者又は第二登録者の人数と同じ又は多い場合には、セキュリティ維持部8はドアや鍵を開放しないように構成される。また、例えば不審者の人数が第一登録者又は第二登録者の人数よりも少ない場合には、セキュリティ維持部8は、ドアや鍵は開放し、不審者の画像を記録部に記録するように構成されても良い。そして、例えば不審者の人数がゼロである場合には、セキュリティ維持部8は、記録部への記録を行わないように構成されても良い。
〔動作例〕
図3は、セキュリティ装置1aの動作例を示すフローチャートである。まず、撮像部2が所定の領域の画像を撮像する(S01)。検出部3は、撮像部2によって撮像された画像から人の顔を検出する(S02)。第一判断部6は、検出部3によって検出された各人について、第一登録者であるか否か判断する(S03)。検出された人の中に第一登録者がいない場合(S04−無)、セキュリティ維持部8は、セキュリティ維持状態を継続する(S07)。
一方、第一登録者がいる場合(S04−有)、第二判断部7は、検出された第一登録者に対応する第二登録者の識別情報を読み出し、他の検出者(第一登録者と判断された以外の検出者)について第二登録者であるか否か判断する(S05)。そして、検出された人の中に、第一登録者でも第二登録者でもないいわゆる不審者が存在する場合(S06−有)、セキュリティ維持部8はセキュリティ維持状態を継続する(S07)。一方、検出された人の中に不審者が存在しない場合には(S06−無)、セキュリティ維持部8はセキュリティ維持状態を一時的に解除する(S08)。
〔作用/効果〕
セキュリティ装置1aによれば、セキュリティ領域への入退出を、登録者か否かのみで判断するのではなく、第一登録者であるか否か、及び同伴する第一登録者に対応する第二登録者であるか否かの二つの基準に基づいて判断することができる。従って、従来のように単に登録者か否かのみで判断する場合に比べて、セキュリティ維持状態を無用に継続して第一登録者や第二登録者を煩わせることなく、有効に共連れを防止することが可能となる。
また、第一記憶部4におけるデータは、セキュリティ装置1aの管理者のみが書き換えることができる。このため、単独でセキュリティ領域への入退出が許容される第一登録者を管理者のみが管理することが可能となり、セキュリティを維持することができる。また、第二記憶部5におけるデータは、各第一登録者が、自身に対応する第二登録者についてのデータについてのみ書き換えることができる。このため、各第一登録者は、自身との同伴であればセキュリティ領域への入退出を許容しても良い第二登録者について、わざわざ管理者に問い合わせることなく自ら登録することができる。よって、第二登録者についてのデータの書き換えに要する手間を軽減できる。また、このとき、ある第一登録者は他の第一登録者に対応する第二登録者のデータについては書き換えることができない。このため、第一登録者のプライバシー等を保護することができるとともに、セキュリティ領域におけるセキュリティを維持することができる。なお、第二記憶部5におけるデータは、管理者も書き換えることができるように構成されても良い。
次に、セキュリティ装置1aの適用例について説明する。例えば、セキュリティ装置1aがマンションの入り口に設置された場合は、第一登録者はマンションの住人として設定され、第二登録者は各住人の友人や親戚として設定されても良い。また、セキュリティ装置1aが機密データを保管する部屋の入り口に設置された場合は、第一登録者は機密データにアクセスすることを許された者として設定されても良い。そしてこの場合、第二登録者は、アクセスをすることを許された各人物が管理する者(例えば、第一登録者が部長である場合は、同じ部に配属されている部下)として設定されても良い。また、セキュリティ装置1aが危険物を取り扱う領域への入り口に設置された場合は、第一登録者は危険物を取り扱うことができる者として設定されても良い。そしてこの場合、第二登録者は、危険物を取り扱うことができる者のサポートがあることを条件として、危険物を取り扱うことが許された者として設定されても良い。
〔変形例〕
第一記憶部4と第二記憶部5とは、一体の記憶装置上に構成されても良い。また、第一判断部6と第二判断部7とは、一体の判断部として構成されても良い。この場合、一体に構成された判断部は、まず検出された各人について第一登録者であるか否か判断する。そして、一体に構成された判断部は、検出された第一登録者に対応する第二登録者であるか否か、検出された各人について判断を行う。
[第二実施形態]
次に、セキュリティ装置1の第二実施形態である、セキュリティ装置1bについて説明する。
〔システム構成〕
図4は、セキュリティ装置1bの機能ブロック例を示す図である。セキュリティ装置1bは、記録部9,位置推定部10,入力部11,指示部12をさらに含む点でセキュリティ装置1aと異なる。
〈記録部〉
記録部9は、いわゆる不揮発性記憶装置を用いて構成される。記録部9は、検出部3に
よって検出された人の画像のうち、第一登録者と第二登録者とのいずれでもないと判断された人の画像を記録する。例えば、第二判断部7が判断に用いた人の顔の画像のうち、第二登録者と判断されなかった人の画像のみを記録部9が記録することにより実現することができる。
〈位置推定部〉
位置推定部10は、検出部3によって検出された各人の位置を推定する。位置推定部10は、検出部3によって検出された全ての人の位置を推定するのではなく、第一判断部6によって第一登録者と判断された人の位置のみを推定するように構成されても良い。
位置推定部10は、例えば、その人の顔の画像の大きさに基づいて位置を推定しても良い。具体的には、位置推定部10は、顔の大きさが最も大きい人が撮像部2に最も近い位置にいると推定しても良い。また、位置推定部10は、撮像された画像内の所定の領域に顔が存在する人が、入力部11に最も近い位置にいると推定しても良い。位置推定部10は、推定結果を指示部12へ渡す。
〈入力部〉
入力部11は、ボタンやタッチセンサなどの入力装置を用いて構成される。入力部11は、撮像部2のすぐそばに設けられても良いし、撮像部2とは異なる場所に設けられても良い。入力部11を介してユーザから入力がされた場合には、入力があった旨が指示部12へ渡される。
〈指示部〉
指示部12は、位置推定部10と入力部11から渡される情報に基づいてセキュリティ維持部8にセキュリティ維持状態を解除するように指示をする。指示部12は、第一登録者の位置が所定の位置であると推定されているときに、入力部11により解除を指示する入力がなされた場合に、キュリティ維持状態を解除するように指示する。
例えば、撮像部2のそばに入力部11が備えられている場合、撮像部2に最も近いと推定された者が入力部11に最も近いと推定される。即ち、このように推定されている間に入力部11による入力があった場合、入力部11は撮像部2に最も近いと推定された者によって操作されたと推定できる。そして、指示部12は、第一登録者の位置が撮像部2に最も近いと推定されている間に、入力部11による入力がされた場合、解除の指示を行う。また、例えば、第一登録者の位置が、画像内の所定の位置(入力部11が備えられている位置)に最も近いと推定されているときであっても良い。
〔動作例〕
図5は、セキュリティ装置1bの特徴的な処理の部分の動作例を示すフローチャートである。基本的に、セキュリティ装置1bの処理の流れは図3に示されるものと同じであるが、入力部11が操作された場合には図5に示される処理に移行する。まず、位置推定部10の推定結果と第一判断部6による判断結果とに基づき、指示部12は、入力部11に最も近い人がだれであるか推定する(S09,S10)。この人が第一登録者でない場合は(S11−No)、指示部12はセキュリティ維持部8へ指示をしないため、セキュリティ維持状態は継続される(S12)。一方、この人が第一登録者である場合は(S11−Yes)、指示部12はセキュリティ維持部8へセキュリティ維持状態を解除するように指示し、セキュリティ維持状態が解除される(S13)。
〔作用/効果〕
このように構成されることにより、セキュリティ維持状態の解除は、第一登録者によって入力部11が操作されたと推定される場合にのみ有効にはたらく。従って、不審者など
によって入力部11が操作されたとしても、セキュリティ維持状態が解除されることなく、セキュリティを維持することが可能となる。
また、第一登録者とも第二登録者とも判断されなかった人の画像、即ち不審者の画像が記録部9に蓄積されるため、後々ログとしてこの画像を使用することにより防犯効果などを高める事が可能となる。
[第三実施形態]
次に、セキュリティ装置1の第三実施形態であるセキュリティ装置1cについて説明する。
〔システム構成〕
図6は、セキュリティ装置1cの機能ブロック例を示す図である。セキュリティ装置1cは、撮像部2,検出部3,記憶部13,判断部14,通知部15を備える。撮像部2,検出部3は上記の構成と変わらないため説明を省く。
〈記憶部〉
記憶部13は、いわゆる不揮発性記憶装置を用いて構成される。記憶部13は、セキュリティ領域への入退出を許容される登録者の識別情報と、その登録者に設定された連絡先とを対応づけて記憶する。連絡先とは、この登録者の所有する携帯端末に設定された電話番号やメールアドレスであっても良いし、この登録者の保護者の所有する携帯端末に設定された電話番号やメールアドレスであっても良い。その他、登録者に関係ある連絡先であればどのような連絡先が設定されても良い。
〈判断部〉
判断部14は、検出部3によって検出された人が誰であるか、記憶部13に記憶されている識別情報に基づいて判断する。そして、判断部14は、検出された人の中に登録者と登録者でない者とが存在した場合に、通知部15に対し通知を行うように指示する。このとき、判断部14は、通知部15に対し、検出された登録者に対応づけて記憶部13に記憶されている連絡先を渡す。
〈通知部〉
通知部15は、判断部14から連絡先を渡された場合、この連絡先に対し警告などの通知を行う。このとき、通知部15は、登録者でないと判断された者の顔の画像をさらに送信するように構成されても良い。
〔動作例〕
図7は、セキュリティ装置1cの動作例を示すフローチャートである。撮像部2が撮像し(S14)、その画像の中から検出部3が人の顔を検出する(S15)。判断部14は、検出された各人について、登録者であるか否か判断する(S16)。そして、検出された人の中に登録者とそうでない者(不審者)とが混在している場合(S17−Yes)、判断部14は通知部15に対し通知するように指示する。そして通知部15は通知を行う(S18)。一方、登録者のみである場合や不審者のみである場合は、通知部15は通知を行わない(S17−No)。このとき、登録者のみである場合は、不図示のセキュリティ維持部が、セキュリティ維持状態を解除するように構成されても良い。
〔作用/効果〕
セキュリティ装置1cによれば、例えば連絡先が登録者の携帯端末として設定されている場合には、登録者と不審者とが検出されたとき、登録者は不審者の存在を通知によって知ることが可能となる。また、例えば連絡先が登録者の保護者などである場合、登録者と
不審者とが検出されたとき、その保護者などは不審者の存在を通知によって知ることが可能となる。
第一実施形態の機能ブロックを示す図である。 第一記憶部と第二記憶部が記憶するデータの例を示す図である。 第一実施形態の動作例を示すフローチャートである。 第二実施形態の機能ブロックを示す図である。 第二実施形態の動作例を示すフローチャートである。 第三実施形態の機能ブロックを示す図である。 第三実施形態の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
1a,1b,1c セキュリティ装置
2 撮像部
3 検出部
4 第一記憶部
5 第二記憶部
6 第一判断部
7 第二判断部
8 セキュリティ維持部
9 記録部
10 位置推定部
11 入力部
12 指示部
13 記憶部
14 判断部
15 通知部

Claims (9)

  1. 複数の第一登録者についての識別情報を記憶する第一記憶手段と、
    各第一登録者に対応づけて、第二登録者についての識別情報を記憶する第二記憶手段と、
    所定の領域を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像から人の顔を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された顔の人について、前記第一記憶手段に記憶された識別情報に基づいて、前記第一登録者であるか否か判断する第一判断手段と、
    前記第二記憶手段に記憶された識別情報のうち、前記第一判断手段によって前記画像内に存在すると判断された第一登録者に対応づけられて前記第二記憶手段に記憶される第二登録者についての識別情報のみに基づいて、前記検出手段によって検出された顔の人について、第二登録者であるか否か判断する第二判断手段と、
    前記第一判断手段及び前記第二判断手段の結果に基づいて、セキュリティ維持のための動作を行うセキュリティ維持手段と
    を含むセキュリティ装置。
  2. 前記検出手段によって検出される、各人の画像のうち、前記第一判断手段及び前記第二判断手段による判断結果において、第一登録者と第二登録者とのいずれでもないと判断された人の画像を記録する記録手段をさらに含む請求項1に記載のセキュリティ装置。
  3. 前記検出手段によって検出された各人の位置を、前記撮像された画像から推定する位置推定手段と、
    前記セキュリティ維持手段によるセキュリティ維持状態の解除を指示するための入力手段と、
    前記第一登録者の位置が所定の位置であると前記位置推定手段によって推定されているときに、前記入力手段により解除を指示する入力がなされた場合に、前記セキュリティ維持手段に対しセキュリティ維持状態を解除するように指示する指示手段と
    をさらに含む請求項1に記載のセキュリティ装置。
  4. セキュリティ領域への入退出を許容された複数の第一登録者についての識別情報が記憶される第一記憶領域と、
    所定の第一登録者が同伴する場合にのみ前記セキュリティ領域への入退出を許容された第二登録者についての識別情報が、所定の第一登録者に対応づけて記憶される第二記憶領域と
    を含む記憶手段。
  5. 所定の領域を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像から人の顔を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された顔の人について、予め登録された登録者であるか否か判断する判断手段と、
    前記判断手段が、前記撮像された画像内に、登録者と登録者でない者とが撮像されていると判断した場合、前記登録者に対応づけて予め登録されている連絡先に通知を行う通知手段と
    を含むセキュリティ装置。
  6. 複数の第一登録者についての識別情報を記憶する第一記憶手段と、各第一登録者に対応づけて第二登録者についての識別情報を記憶する第二記憶手段と、所定の領域を撮像する撮像手段と、セキュリティ維持のための動作を行うセキュリティ維持手段とが接続された情報処理装置に対し、
    前記撮像手段によって撮像された画像から人の顔を検出する検出ステップと、
    検出された顔の人について、前記第一記憶手段に記憶された識別情報に基づいて、第一登録者であるか否か判断する第一判断ステップと、
    前記第二記憶手段に記憶された識別情報のうち、前記第一判断ステップにおいて前記画像内に存在すると判断された第一登録者に対応づけられて前記第二記憶手段に記憶される第二登録者についての識別情報のみに基づいて、前記検出手段によって検出された顔の人について、第二登録者であるか否か判断する第二判断ステップと、
    前記第一判断ステップ及び前記第二判断ステップの結果に基づいて、セキュリティ維持手段に対し実行すべき処理を指示するステップと
    を実行させるためのプログラム。
  7. 所定の領域を撮像する撮像手段と、予め登録されている連絡先に通知を行う通知手段とが接続された情報処理装置に対し、
    前記撮像手段によって撮像された画像から人の顔を検出するステップと、
    検出された顔の人について、予め登録された登録者であるか否か判断するステップと、
    前記撮像された画像内に、登録者と登録者でない者とが撮像されていると判断された場合、検出された登録者に対応づけて予め登録されている連絡先に通知を行うように前記通知手段に指示するステップと
    を実行させるためのプログラム。
  8. 複数の第一登録者についての識別情報を記憶する第一記憶手段と、各第一登録者に対応づけて第二登録者についての識別情報を記憶する第二記憶手段と、所定の領域を撮像する撮像手段と、セキュリティ維持のための動作を行うセキュリティ維持手段とが接続された情報処理装置が、前記撮像手段によって撮像された画像から人の顔を検出する検出ステップと、
    前記情報処理装置が、検出された顔の人について、前記第一記憶手段に記憶された識別情報に基づいて、前記第一登録者であるか否か判断する第一判断ステップと、
    前記情報処理装置が、前記第二記憶手段に記憶された識別情報のうち、前記第一判断ステップによって前記画像内に存在すると判断された第一登録者に対応づけられて前記第二記憶手段に記憶される第二登録者についての識別情報のみに基づいて、前記検出手段によって検出された顔の人について、第二登録者であるか否か判断する第二判断ステップと、
    前記情報処理装置が、前記第一判断ステップ及び前記第二判断ステップの結果に基づいて、セキュリティ維持手段に対し実行すべき処理を指示するステップと
    を含む方法。
  9. 所定の領域を撮像する撮像手段と、予め登録されている連絡先に通知を行う通知手段とが接続された情報処理装置が、前記撮像手段によって撮像された画像から人の顔を検出するステップと、
    前記情報処理装置が、検出された顔の人について、予め登録された登録者であるか否か判断するステップと、
    前記情報処理装置が、前記撮像された画像内に、登録者と登録者でない者とが撮像されていると判断された場合、検出された登録者に対応づけて予め登録されている連絡先に通知を行うように前記通知手段に指示するステップと
    を含む方法。
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