JP6246403B1 - 入場管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】生体認証システムにゲストユーザを予約登録する際の利便性及び信頼性を向上させる。【解決手段】入場管理システム1は、作業員の業務スケジュールを管理する業務管理サーバ2と、入力された生体情報を登録ユーザの生体情報と照合して本人確認を行う生体認証システム3とを備える。業務管理サーバ2は、業務スケジュールから作業員の訪問予定場所及びその訪問予定期間を特定し、訪問予定場所に設置された生体認証システム3に対して作業員のゲストユーザ登録リクエストを送信する。生体認証システム3は、ゲストユーザ登録リクエストに基づいて作業員をゲストユーザとして登録すると共に、作業員の生体情報を訪問予定期間に基づいて設定された入場許可期間中のみ有効化し、入場許可期間中に入力された生体情報がゲストユーザのものであると認証した場合にロックを解除する。【選択図】図1

Description

本発明は、入場管理システムに関し、配達員等の作業員がゲートのロックを解除して入場する行為を管理する入場管理システムに関するものである。また本発明は、そのような入場管理において好適な生体認証システムに関する。
近年、インターネット通販などが急速に拡大し、物流においては個人に荷物を届けるケースが急増している。受取人が不在の場合、宅配ボックスが設けられたマンションなどでは宅配ボックスに荷物を預けることができるが、宅配ボックスがないマンションや戸建て住宅では荷物を引き渡すことができない。そのため、宅配便の配達員は、受取人本人又はその同居人が荷物を受け取るまで配達先に何度も足を運ばなければならず、再配達回数の増加が業務効率を低下させる大きな問題となっている。
宅配便の配達員に限らず、電気、ガス、水道、防災・防犯機器などの住宅内の設備や機器を点検又は修理する作業員などにおいても同様の問題が生じている。作業員は予め指定された日時に住宅を訪問して居住者の立会いのもとで点検等を行うが、居住者が不在だった場合には、入室して点検等の作業をすることができないため、せっかくの訪問が無駄になるという問題がある。
特許文献1では、居住者が自宅に不在のときに来訪した作業員の認証を行って建物内に入室させることにより、建物内の設備点検等の作業を実施させることが可能な訪問者認証システムが提案されている。このシステムによれば、外出先から玄関のロックを解除して配達員の入室を許可し、室内に荷物を置いてもらうことにより、不在配達を実現することが可能である。
特許第4984490号公報
特許文献1に記載のシステムは、建物の玄関ドア近傍に配置されて訪問者の生体認証情報を取得する生体認証情報取得手段と、予約されている訪問者の情報及び訪問者の生体認証情報を登録管理するサービスサーバとを備え、生体認証情報取得手段が取得した生体認証情報とサービスサーバに予め登録されている生体認証情報との照合により同一人物であることを確認出来たとき、サービスサーバが携帯端末へ音による通知と共に訪問者データを送信するので、外出中の居住者は作業員本人が訪問してきたことを確認できる。そして携帯端末から「入室許可」の通知が行われることにより玄関ドアの鍵ロックが解除されるので、訪問者の入室が可能となる。
しかしながら、特許文献1において訪問者がどのようにして予約登録されるかは明らかでない。また、特許文献1のシステムでは、訪問者が玄関先で生体認証を行って本人確認が得られて初めて、外出中の居住者に対して問い合わせが送られるので、居住者が問い合わせに応えられない状況にあるときには玄関ドアのロックが解除されず、作業員はせっかく訪問しても入室して作業をすることができない。また外出中の居住者に問い合わせた結果、入室が許可されなかった場合にも入室して作業をすることが出来ず、作業員の訪問が無駄になってしまう。また問い合わせを受ける居住者にとっては、サービスサーバからの問い合わせに対して直ちに答えなければ作業員の訪問が許可されないため、問い合わせを監視する負担が大きいという問題がある。
したがって、本発明の目的は、作業員を生体認証システムのゲストユーザとして予約登録する際の利便性及び信頼性を向上させることが可能な入場管理システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明による入場管理システムは、作業員の業務スケジュールを管理する業務管理サーバと、入力された生体情報を登録ユーザの生体情報と照合して本人確認を行う生体認証システムとを備え、前記業務管理サーバは、前記業務スケジュールから前記作業員の訪問予定場所及びその訪問予定期間を特定し、前記訪問予定場所に設置された前記生体認証システムに対して前記作業員のゲストユーザ登録リクエストを送信し、前記生体認証システムは、前記ゲストユーザ登録リクエストに基づいて前記作業員をゲストユーザとして登録すると共に、前記作業員の生体情報を前記訪問予定期間に基づいて設定された入場許可期間中のみ有効化し、前記入場許可期間中に入力された生体情報が前記ゲストユーザのものであると認証した場合にロックを解除することを特徴とする。
本発明によれば、業務管理サーバが管理している各作業員の業務スケジュールを利用して生体認証システムに対する所定の作業員のゲストユーザ登録を行うことができる。したがって、利便性の高い入場管理システムを提供することができる。
本発明において、前記生体認証システムは、前記ゲストユーザ登録リクエストを受信した場合に、前記作業員のゲストユーザ登録の許否を確認するゲストユーザ登録許可リクエストを管理者端末に送信し、前記作業員のゲストユーザ登録が許可された場合に、前記作業員をゲストユーザ登録すると共に、前記作業員の生体情報を前記訪問予定期間に基づいて設定された入場許可期間中のみ有効化し、前記入場許可期間中に入力された前記生体情報が前記作業員のものであると認証した場合に、前記管理者端末に対して前記ロックの解除の許否を問い合わせることなく前記ロックを即時に解除することが好ましい。これによれば、作業員がせっかく訪問したのに入場が許可されず訪問が無駄になってしまう事態を回避することができる。また管理者はゲストユーザ登録許可リクエストを受け取ってから一定期間内に回答すればよいので、ゲストユーザ登録許可リクエストに対して回答する場合に時間的な余裕があり、問い合わせに対する監視負担を小さくすることができる。したがって、作業員及び管理者双方の利便性を向上させることができる。
本発明において、前記生体認証システムは、前記ゲストユーザ登録許可リクエストを前記管理者端末に送信する前に、前記作業員が常にゲストユーザ登録の許可対象であるか否かを判断し、前記作業員が常にゲストユーザ登録の許可対象である場合に、前記ゲストユーザ登録許可リクエストを前記管理者端末に送信することなく、前記作業員をゲストユーザ登録すると共に、前記作業員の生体情報を前記入場許可期間中のみ有効化することが好ましい。これによれば、ゲストユーザ登録をする際の利便性をさらに向上させることができる。
本発明において、前記生体認証システムは、前記作業員のゲストユーザ登録が拒否された場合に、その旨を前記業務管理サーバに通知し、前記業務管理サーバは、前記作業員とは別の作業員が前記訪問予定場所を訪問するように前記業務スケジュールを変更した後、前記生体認証システムに対して変更後の作業員のゲストユーザ登録リクエストを再送信することが好ましい。不在時に訪問者の入場を許可するかどうかは、訪問予定者本人であるかどうかの前に、訪問予定者が信頼できる者であるかどうかが重要であり、ほとんどの人は一度も面識のない人の入室を許可することに抵抗を感じているので、そのような訪問者の入室を即時に許可することは難しい。本発明によれば、訪問者の入室を前もって許可/拒否することが出来るので、居住者に対して利便性及び信頼性の高いシステムを提供することができる。一方、作業員にとっては、ゲストユーザ登録がまったく許可されない事態を回避することができ、訪問予定場所での作業員による作業を確実に実施することができる。
本発明において、前記生体認証システムは、前記生体情報の入力を受け付ける生体情報入力装置と、通信ネットワークを介して前記生体情報入力装置に接続され、前記生体情報入力装置に入力された前記生体情報を登録ユーザの生体情報と照合して本人確認を行う認証サーバとを備え、前記業務管理サーバは、前記ゲストユーザ登録リクエストを前記認証サーバに送信し、前記認証サーバは、前記ゲストユーザ登録リクエストを受信した場合に、前記ゲストユーザ登録許可リクエストを前記管理者端末に送信し、前記認証サーバは、前記管理者端末によって前記作業員のゲストユーザ登録が許可された場合に、前記作業員をゲストユーザ登録すると共に、前記作業員の生体情報を前記入場許可期間中のみ有効化し、前記生体情報入力装置は、前記入場許可期間中に入力された前記生体情報が前記ゲストユーザのものであると認証された場合に前記ロックを解除することが好ましい。これによれば、認証サーバが生体情報及び生体認証処理を統合的に管理することができ、作業員をゲストユーザ登録する際の利便性をさらに向上させることができる。
本発明において、前記生体認証システムは虹彩認証システムであり、前記生体情報入力装置は、識別表示機能を発揮する文字又は図形を表示する識別表示部と、前記識別表示部の近くに設けられ、前記表札部を覗き込む人の眼を撮影するカメラと、カメラの撮影画像を処理する画像処理部と、前記画像処理部で処理された画像データを前記認証サーバに転送するデータ通信部とを備え、前記認証サーバは、生体情報入力装置から送られてくる前記画像データから前記眼の虹彩パターンを抽出することが好ましい。これによれば、作業員に対して虹彩パターンを入力することに対する注意を喚起することができ、作業員をゲストユーザ登録する際の利便性をさらに向上させることができる。
本発明において、前記識別表示部は、おもて面に前記文字又は図形が表示されたマジックミラーパネルであり、前記カメラは、生体認証を受けようとする人の眼の画像を前記マジックミラーパネル越しに撮影することが好ましい。また、前記識別表示部はディスプレイであり、前記ディスプレイは前記文字又は図形を表示すると共に、虹彩認証時に前記カメラの撮影画像を表示することもまた好ましい。
本発明による入場管理システムは、前記作業員によって所持され、前記通信ネットワークを介して前記業務管理サーバにアクセス可能な携帯端末をさらに備え、前記携帯端末は、現在位置情報を前記業務管理サーバに定期的又は不定期に送信し、前記業務管理サーバは、前記携帯端末の現在位置情報を前記作業員の業務スケジュールと比較して前記作業員が所定の時刻に所定の場所で所定の業務を実施しようとしているかどうかを判断し、前記作業員が前記所定の時刻に前記所定の場所にいると判断した場合に、前記所定の業務を構成する複数の作業ステップの実施を指示する作業指示データを前記携帯端末に提供し、前記作業ステップの完了を通知する作業完了フラグ又は前記作業ステップの完了の証拠となる作業完了報告データを送信するように指示し、前記作業ステップごとに送られてくる前記作業完了フラグ又は前記作業完了報告データを登録することが好ましい。この場合において、前記業務管理サーバは、前記作業完了フラグ又は前記作業完了報告データを受信するまで次の作業ステップに移行しないことが好ましい。これによれば、携帯端末から送られてくる現在位置情報に基づいて作業員の行動を先回りしてフォローすることができ、作業員の業務を積極的に支援して管理することができる。また携帯端末の現在位置情報と作業員の業務スケジュールとの一致をキーにして作業指示データを提供するので、作業員の業務に必要な情報の提供を自動的に開始することができる。したがって、作業員自らが必要な情報を探す必要がなく、作業員の力量による情報活用の差をできるだけ小さくすることができ、情報の有効利用による業務の効率化を図ることができる。
本発明において、前記生体認証システムは、入力された生体情報が前記ゲストユーザのものであると認証した場合にその認証結果を前記業務管理サーバに通知し、前記業務管理サーバは、前記認証サーバから送られてきた認証結果から前記ロックが解除されたと判断した場合に、前記作業員の前記携帯端末に対し、入場して所定の作業を行ったことの証拠となる写真又は動画を撮影し、前記写真又は前記動画を前記作業完了報告データとして送信するように指示することが好ましい。
本発明において、前記携帯端末は、前記生体情報の入力を受け付ける生体情報入力機能を有し、入力された生体情報を前記認証サーバに直接又は前記業務管理サーバを介して送信することが好ましい。これによれば、携帯端末を用いて生体認証を実施することができる。すなわち、作業員の訪問予定場所に生体情報入力装置が設置されていなくても、携帯端末から送られてくる生体情報を用いてロックの解除を行うことができる。
本発明において、前記業務管理サーバは、前記携帯端末から送られてくる現在位置情報から前記作業員が前記訪問予定期間中に前記訪問予定場所に居ると判断した場合に、前記携帯端末に生体情報を入力するように指示することが好ましい。これによれば、携帯端末からの現在位置情報を利用して生体情報の信頼性を高めることができる。したがって、訪問予定場所に生体情報入力装置が設置されていなくても、携帯端末から送られてくる生体情報を用いてロックの解除を行うことができる。
本発明によれば、作業員を生体認証システムのゲストユーザとして予約登録する際の利便性及び信頼性を向上させることが可能な入場管理システムを提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態による入場管理システムの概略構成を示すブロック図である。 図2は、虹彩認証方式を採用する生体情報入力装置4の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、生体情報入力装置4のマジックミラーパネルの構成を示す正面図であって、(a)は通常の表示状態、(b)は虹彩認証パターンの撮影時における表示状態をそれぞれ示している。 図4は、作業員Xのゲストユーザ登録手順を説明するためのフローチャートである。 図5は、生体認証システム3による訪問者の認証手順を説明するためのフローチャートである。 図6は、図5と共に生体認証システム3による訪問者の認証手順を説明するためのフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態による入場管理システムの概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、入場管理システム1は、例えば宅配便の配達員等の作業員の業務スケジュール及び業務実績を管理する業務管理サーバ2と、住宅Hの玄関先に設置され、住宅内に入室しようとするユーザの生体情報の入力を受け付ける生体情報入力装置4と、インターネット9を介して生体情報入力装置4及び認証サーバ5に接続され、生体情報入力装置4から送られてくる生体情報を照合処理する認証サーバ5とを備えている。
業務管理サーバ2は、宅配業者等の事業者が運営・管理する情報処理装置である。この業務管理サーバ2は、例えば、ワークステーションやパーソナルコンピュータであって、サーバとしての一般的なハードウェア構成を有している。すなわち、業務管理サーバ2は、CPU(Central Processing Unit)等の制御部、ハードディスク、メモリ等のデータ記憶部、キーボード、マウス等の入力部、ディスプレイ等の表示部、NIC(Network Interface Card)等の通信部を有している。業務管理サーバ2のハードウェア構成はその機能を実現できる限りにおいて特に限定されず、単一のマシンで構成されていてもよく、複数台のマシンを組み合わせて構成されたものであってもよい。さらに業務管理サーバ2はクラウドやブロックチェーンとして構成されたものであってもよい。
業務管理サーバ2は、各作業員の業務スケジュールデータ及び業務実績データを統合的に管理しており、各作業員は業務スケジュールに従って業務を遂行する。例えば、宅配業者の配達員が取り扱う荷物はすべて物流システム上でトラッキングされており、何月何日の何時ごろ何処にどの荷物を届けるかは予め決まっている。作業員Xの業務スケジュール及び業務実績は業務管理サーバ2によって管理されており、配達員は配達スケジュールに従って荷物の配達業務を行う。設備点検・修理等を行う作業員も同様に業務スケジュールに従って業務を行う。
生体情報入力装置4は、例えば住宅Hの玄関付近に設置されて玄関ドア6のロックを解除するために用いられる。生体情報入力装置4は認証サーバ5から認証許可情報が送られてきたときロック解除信号を出力し、玄関ドア6のロックは生体情報入力装置4からのロック解除信号を受信することにより解除される。
認証サーバ5は、インターネット9経由で生体情報入力装置4から送られてくる生体情報を登録ユーザの生体情報と照合して本人確認を行うサーバコンピュータであって、生体情報入力装置4と共に生体認証システム3を構成している。認証サーバ5も例えばワークステーションやパーソナルコンピュータなどであって、その構成は特に限定されない。
なお図1には1つの生体情報入力装置4がインターネット9を介して認証サーバ5に接続された構成が示されているが、実際には非常に多くの生体情報入力装置4がインターネット9を介して認証サーバ5に接続されており、認証サーバ5は多数の生体情報入力装置4からの認証リクエストを集中的に処理し、さらに生体認証システム3を利用するユーザの生体情報を集中的に管理している。
生体認証システム3の認証方式としては虹彩認証を用いることが好ましい。虹彩認証は、眼球の黒目に現れる虹彩パターンを識別して本人確認を行う認証方式である。人間の眼球の黒目部分には、瞳孔の外側に「虹彩」(アイリス)と呼ばれる環状の部分がある。ここには瞳孔を拡大したり縮小したりする筋肉があり、眼球の形成時に細かい皺が寄る。この皺のパターンを指紋のようなその人固有の識別情報と捕らえ、本人確認に利用するものである。虹彩認証ではカメラで眼の部分を撮影し、コンピュータで虹彩パターンを抽出して認証する。非接触方式であるため衛生的で、心理的抵抗が少ない。顔や声のように年をとっても変化することがなく、指紋のように偽造することも難しい。また認証率も高く、処理するデータ量も少なくて済むという利点がある。
住宅Hに居住しているユーザA、B、Cや作業員X、Yは、スマートフォン等の携帯端末8を所持している。携帯端末8は、携帯電話回線網や公衆無線LAN等の無線ネットワークを介してインターネット9などの公衆通信ネットワークに接続することができる。携帯端末8はスマートフォンであることが好ましいが、GPS機能及びカメラ機能を有するタブレット端末やフューチャーフォン(ガラケー)であってもよく、あるいはウェアラブル端末であってもよい。携帯端末8は、CPU等の制御部、メモリ等のデータ記憶部、3G/4G/5G等の携帯電話回線網や公衆無線LANを介してデータ通信を行う無線通信部、タッチパネルディスプレイ等の入力部及び表示部、マイク、スピーカー、カメラモジュール、GPSモジュール、NFC(Near Field Communication:近距離無線通信部)、加速度センサーやジャイロセンサーなどの各種センサー等を有している。
携帯端末8には、生体認証システム3を利用するためのクライアントプログラム(生体認証アプリ)がインストールされていることが好ましい。携帯端末8を所持するユーザは、生体認証アプリを通じて認証サーバ5にアクセスして生体認証サービスを受けることができ、特に携帯端末8上で生体情報の入力を行って認証サーバ5に送信することで新規ユーザ登録(生体情報の登録)や実際の本人確認を行うことができる。生体認証アプリは、インターネット9経由で生体情報入力装置4にアクセスし、生体情報入力装置4を介して認証サーバ5にアクセスして生体認証サービスを受けることができるように構成されていてもよい。新規ユーザ登録を行った場合、ユーザの生体情報、ユーザの氏名等の属性情報、ユーザ種別(通常ユーザ/ゲストユーザ)等がユーザIDと関連付けて登録される。またユーザ種別が通常ユーザである場合には生体情報入力装置4の識別コードもユーザIDと関連付けて登録される。
作業員X,Yによって所持される携帯端末8x,8yには、業務管理サーバ2が管理している業務スケジュールデータや業務支援データを利用するためのクライアントプログラム(業務管理アプリ)がインストールされていることが好ましい。携帯端末8x,8y内の業務管理アプリは、現在位置情報を業務管理サーバ2に定期的又は不定期に送信する機能、業務管理サーバ2から送られてくる業務に関する情報を表示する機能、証拠写真等の業務実績データを入力する機能等を有している。作業員X,Yによって使用される携帯端末8x,8yは、業務のために最適化された専用端末であってもよい。この種の専用端末は、例えばバーコードリーダや小型ラベルプリンタなどの特殊な機能を有している。
業務管理サーバ2は、携帯端末8x,8yから自動で定期的又は不定期に送られてくるGPS位置情報(現在位置情報)を作業員X,Yの業務スケジュールと比較して作業員が所定の時刻に所定の場所で所定の業務を実施しようとしているかどうかを判断し、作業員が所定の時刻に所定の場所(目的地)に居ると判断した場合に、所定の業務を構成する複数の作業ステップの実施を指示する作業指示データを携帯端末に提供する。なお現地に到着したかどうかを判断するための情報はGPS位置情報に限定されず、携帯電話回線網の基地局情報や公衆無線LANアクセスポイントの位置情報など、他の情報と組み合わせて判断してもよい。
また業務管理サーバ2は、作業ステップの完了を通知する作業完了フラグ又は前記作業ステップの完了の証拠となる作業完了報告データを送信するように指示し、作業ステップごとに送られてくる作業完了フラグ又は作業完了報告データを登録する。
例えば、住宅H内に入場した作業員Xは、所定の作業手順に従って作業を行い、作業ステップごとに作業支援データを受け取りながら、写真、動画、測定データなどの作業完了報告データを業務管理サーバ2に送信する。作業中に携帯端末8xから定期的又は不定期に取得される複数のGPS位置情報の時系列は、現場作業の開始から終了までの作業員xの行動履歴として業務管理サーバ2のデータベースに登録される。GPS位置情報は、作業完了フラグ又は作業完了報告データを送信するタイミングでそれらと一緒に送信されてもよい。
業務管理サーバ2から作業員の携帯端末8x,8yに送られてくる作業ステップの一つは、例えば、生体認証システムに生体情報を入力するステップであってもよい。業務管理サーバ2は、携帯端末8x,8yから送られてくる現在位置情報から作業員X,Yが訪問予定期間中に訪問予定場所に居ると判断した場合に、携帯端末8x,8yに対して生体情報を入力するように指示する。業務管理サーバ2からの業務指示に応えるべく作業員X,Yが生体情報を入力すると、認証サーバ5から業務管理サーバ2に対して作業員の認証結果が送られてくる。この認証結果は、生体情報を入力するステップに対応する作業完了フラグとして保存される。
図2は、虹彩認証方式を採用する生体情報入力装置4の構成の一例を示すブロック図である。また図3は、生体情報入力装置4のマジックミラーパネルの構成を示す正面図であって、(a)は通常の表示状態、(b)は虹彩認証パターンの撮影時における表示状態をそれぞれ示している。
図2に示すように、生体情報入力装置4は、人の顔を撮影するためのカメラ11と、カメラ11の撮影画像を処理する画像処理部12と、画像処理部12で処理された撮影画像をインターネット9経由で認証サーバ5に転送するデータ通信部13と、認証手順を説明するための音声ガイドを出力する音声ガイド出力部14、各部に電力を供給する電源部15と、各部を制御する制御部16と、電源部15及び制御部16を起動させるボタンスイッチ17a及び人感センサー17bを備えている。
本実施形態においてカメラ11はバックライト18と共にマジックミラーパネル19の裏側に設置されており、生体認証を受けようとする人の両眼の画像をマジックミラーパネル越しに撮影する。図3(a)に示すように、マジックミラーパネル19のおもて面には住宅Hに住んでいる居住者の名字等の文字19aが表示されており、マジックミラーパネル19は住宅Hの玄関先に設置された表札として機能する。マジックミラーパネル19には必ずしも文字が表示されている必要はなく、識別表示機能を発揮する図形であってもよい。
本人認証を受けようとする訪問者がまずボタンスイッチ17を押すと、生体情報入力装置4が起動して音声ガイドが流れ始める。ボタンスイッチ17の代わりに人感センサー17bが人の動きを検知した時点で生体情報入力装置4が自動的に起動してもよい。このように生体認証が必要なとき以外は生体情報入力装置4がスリープモードを維持することで電力消費を大幅に押さえることができ、電源にバッテリーを用いる場合には特に効果的である。
訪問者は、音声ガイドに従いながら両眼の画像を撮影して虹彩パターン(生体情報)を入力する。虹彩認証では両眼の撮影位置(カメラから両眼までの距離)が重要であり、両眼の虹彩パターンを取得するためには、マジックミラーパネル19に顔をある程度近づける可能性がある。マジックミラーパネル19の裏側に設置されたカメラ11は、マジックミラーパネル19の表面側からその存在位置を確認することができないので、どこに目を向けたらよいかわからない。
そこで本実施形態では図3(b)に示すようにバックライト18がマジックミラーパネル19の鏡面に両眼が映り込むべき範囲の枠を表示する。またバックライト18は撮影時に必要な光を発生させる。このようにすることで、生体情報入力装置4は両眼の虹彩パターンを確実に取得することができる。
虹彩パターンを撮影するためには、カメラ11の焦点が両眼に合うように顔をカメラ11に近づかなければならず、そのため音声ガイド及びバックライト18で顔の位置や向きを誘導する必要がある。マジックミラーパネル19の文字19aが書かれている部分は鏡面ではないので顔を映し出すことはできないが、マジックミラーパネル19の全面に顔が映し出される必要はなく、文字19a以外の領域に映った顔の大きさからカメラ11までの大体の距離感を把握することができる。このような簡単な表札を利用して撮影距離の調整を行うことができる。
生体情報入力装置4はマジックミラーパネル19ではなく液晶ディスプレイやタッチパネルなどのディスプレイを用いたものであってもよい。ディスプレイはマジックミラーパネル19と同様に文字又は図形を表示する識別表示部として機能する。この場合、カメラ11はディスプレイと重ならない位置に設けられ、ディスプレイを除き込む訪問者の顔を撮影する。ディスプレイは最初に表札モードで動作し、人感センサー17gが人の気配を検知したときに起動されて居住者の名字等の文字19aを表示する。人感センサー17bではなく、ボタンスイッチ17が押されたときに表札モードが開始されてもよい。その後、例えば訪問者がボタンスイッチ17を押して生体認証を開始すると、生体認証モードで動作してディスプレイにはカメラ11の撮影画像が表示されるようになる。訪問者は、ディスプレイに映る自身の顔の位置や大きさを調整しながらカメラ11で両眼を撮影して虹彩パターンを取得することにより、虹彩認証の精度を高めることができる。
生体情報入力装置4の電源部15の形態は、インターネット9に有線接続されるのか無線接続されるのかによって大きく変わる。有線方式の場合、生体情報入力装置4が光ファイバやLANケーブルに接続されるので、それらと共にAC100Vの電源ラインを敷設することができ、電力供給面での問題はない。したがって、撮影画像が暗いため赤外線やLEDなどのバックライト18でユーザの顔を照明する場合でも電力消費を気にする必要がない。しかし、通信ケーブル及び電源ラインの敷設工事が大がかりとなるため、設置コストが高くなるという問題がある。
一方、無線方式の場合には設置工事が容易であるが、電源としてバッテリーを用いる場合には限られた電力を効率よく利用する必要がある。そのため、例えばボタンスイッチ17aを押したことをトリガにして電源部15をオンにする。ボタンスイッチ17aを押すと、電源部15からの電力供給が開始され、マジックミラーパネル19に枠が現れて「枠内に両眼を合わせてください」という音声ガイドが流れる。両眼の位置が定まるとその画像を鮮明に撮影する瞬間だけバックライト18が強く照射されるようにすることで電力消費をできるだけ抑えることができる。
生体認証の対象となるユーザには「通常ユーザ」と「ゲストユーザ」の2種類がある。通常ユーザは生体情報入力装置4を日常的に利用するユーザであり、ここでは住宅Hに居住する居住者ユーザA,B,Cである。またゲストユーザは生体情報入力装置4を一時的に利用するユーザであり、ここでは作業員X、Yである。
ユーザの生体情報(虹彩パターン)の新規登録は、携帯端末8から直接又は生体情報入力装置4を介して認証サーバ5(又は生体情報受け付け専用のサーバ)にアクセスし、ユーザID、パスワード等の所定のアカウント情報及びユーザの生体情報(両眼の画像)を入力することによって行うことができる。特に、通常ユーザは、生体情報入力装置4を介して登録されることが望ましく、ゲストユーザは認証サーバ5に直接登録されることが好ましい。生体情報を含むユーザのアカウント情報はインターネット9経由で認証サーバ5に転送され、認証サーバ5内のデータベースに保存される。
ユーザの生体情報は、インターネット9上の所定のウェブサイトにアクセスして登録してもよい。携帯端末8を介してウェブサーバに入力された生体情報を含むアカウント情報は、インターネット又は社内LAN経由で認証サーバ5に転送されて保存される。したがって、ユーザA,B,Cは生体情報を予め登録することができ、ウェブサービス上で生体情報を登録することができる。この場合、携帯端末8内にインストールされたアプリを介して行ってもよく、インターネット9上に設置されたウェブサーバにアクセスしてウェブサービス上で登録を行ってもよい。なおユーザの生体情報の登録は、デスクトップPCやノートPCなどのカメラ機能を有する任意のコンピュータから行うことができる。
次に、入場管理システム1の動作について説明する。
通常、入場管理システム1の生体認証システム3は、住宅Hに居住するユーザA、B、C(通常ユーザ)の入退室を許可するための本人確認手段として利用される。例えば帰宅したユーザAが自宅の玄関ドア6のロックを解除するため生体情報入力装置4に生体情報を入力すると、生体情報は認証サーバ5によって処理される。ユーザA本人の生体情報であることが認証サーバ5によって認証されると、認証サーバ5から生体情報入力装置4に許可フラグが送られるので、許可フラグを受信した生体情報入力装置4はロック解除信号を生成し、これにより玄関ドア6のロックが解除される。
ユーザA,B,C以外の第三者が住宅H内に入室するためには、生体認証システム3へのゲストユーザ登録が必要である。例えば作業員Xを住宅H内へ入室可能にするため、業務管理サーバ2は、生体認証システム3に対してゲストユーザ登録リクエストを送信する。
図4は、ゲストユーザの登録手順を説明するためのフローチャートである。
図4に示すように、ゲストユーザの登録では、まず業務管理サーバ2が作業員Xの業務スケジュールに登録されている訪問予定場所に生体認証システム3が導入されているか否かを判断する(ステップS11)。訪問予定場所に生体認証システム3が導入されているか否かは、生体情報入力装置4とその設置場所(住所)とを関連付けて登録するマップデータベース7を検索することによって調べることができる。業務管理サーバ2は訪問予定場所の住所から訪問予定場所に設置されている生体情報入力装置4の識別コードを取得する。
次に、業務管理サーバ2は、作業員Xのゲストユーザ登録リクエストを認証サーバ5に送信する(ステップS12)。ゲストユーザ登録リクエストには、生体情報入力装置4の識別コード、作業員XのユーザID、作業員Xの訪問予定期間(年月日及び時間帯)などのデータが含まれる。ゲストユーザ登録リクエストに作業員Xの生体情報又はその基礎となる画像データを含めてもよい。
ゲストユーザ登録リクエストを受信した認証サーバ5は、作業員Xが常にゲストユーザ登録許可の対象であるか否かを判断し(ステップS13)、常にゲストユーザ登録の対象であると判断した場合(ステップS13Y)には、管理者であるユーザAに対してゲストユーザ登録の許否を問い合わせることなく作業員Xのゲストユーザ登録を即時に行う(ステップS18)。作業員Xが常にゲストユーザ登録許可の対象であるか否かは、作業員Xの所属会社によるランク分けに基づいて判断してもよい。例えば、作業員が宅配業者Aの配達員である場合にはゲストユーザ登録を即時に許可する。また、作業員が宅配業者A以外の配達員である場合にはゲストユーザ登録を即時に許可しない。
一方、作業員Xが常にゲストユーザ登録の対象でないと判断した場合(ステップS13N)には、認証サーバ5は、管理者であるユーザAの携帯端末8a(管理者端末)にゲストユーザ登録許可リクエストを送信する(ステップS14)。ユーザAがゲストユーザ登録許可リクエストを承認して管理者端末8aから許可フラグが送信されると(ステップS15Y)、この許可フラグを受信した認証サーバ5は作業員Xのゲストユーザ登録を行う(ステップS18)。
ゲストユーザとして予約登録された作業員Xの生体情報は、認証サーバ5のスケジュールデータベースに登録される。すなわち、認証サーバ5は、ゲストユーザ登録リクエストに含まれる作業員Xの訪問予定期間に基づいて作業員Xの入場許可期間を設定し、作業員Xの生体情報を入場許可期間中のみ有効な生体情報として登録する。これにより、入場許可期間中に入力された作業員Xの生体情報を認証することが可能となる。
ユーザAは、認証サーバ5から送られてくるゲストユーザ登録許可リクエストを拒否することもできる(ステップS15N)。例えば過去に面識又は業務実績がないなどの理由から作業員Xのゲストユーザ登録許可リクエストが拒否された場合、認証サーバ5は管理者端末8aから拒否フラグを受信した後、業務管理サーバ2に対して登録リクエストが拒否された旨を通知する(ステップS16)。この場合、業務管理サーバ2は、作業員Xの代わりに別の作業員Yを割り当てるように業務スケジュールを変更した後(ステップS17)、作業員Yのゲストユーザ登録リクエストを認証サーバ5に再送信することができる。
作業員X,Yの携帯端末8x,8yは、現在位置情報を業務管理サーバ2に定期的又は不定期に送信しており、業務管理サーバ2は、携帯端末8x,8yの現在位置情報を作業員の業務スケジュールと比較して作業員X,Yが所定の時刻に所定の場所で所定の業務を実施しようとしているかどうかを常に判断している。そして、例えば、作業員Xが所定の訪問予定期間中に所定の訪問予定場所に居ると判断した場合には、荷物の引き渡し等の所定の業務を行うように指示すると共に、居住者が不在の場合には生体認証システム3を利用して住宅H内への入場を試みるように指示する。
作業員Xが住宅Hの玄関先でインターホンのボタン(ボタンスイッチ17a)を押して呼び出しを行い、居住者が居る場合にはその者に荷物を引渡し、或いはその者の立会いの下で点検等を実施して業務を完了させることができる。その際、携帯端末8xには業務管理サーバ2から作業手順等の業務支援データが提供される。また、業務管理サーバ2は、居住者に対して業務完了後の押印、サイン等を求めるように指示する。
一方、居住者が不在の場合には、作業員Xは生体情報入力装置4に生体情報を入力して住宅H内への入場を試みる。携帯端末8xに対して生体情報の入力を指示する作業指示データを送信する。
図5及び図6は、生体認証システム3による訪問者の認証手順を説明するためのフローチャートである。
図5及び図6に示すように、生体情報入力装置4に生体情報が入力されると(ステップS21)、生体情報入力装置4は、生体情報を含む生体情報認証リクエストを認証サーバ5に送信する(ステップS22)。生体情報認証リクエストを受信した認証サーバ5は、生体情報入力装置4に関連付けて登録されている一又は複数のユーザの生体情報との照合処理を行い(ステップS23)、入力された生体情報が通常ユーザ(ユーザA,B,Cのいずれか)の生体情報と一致した場合(ステップS24Y)には入場が許可され、玄関ドア6のロックが解除される(ステップS25)。
さらに、入力された生体情報が通知対象に指定された通常ユーザ(例えばユーザC)のものである場合(ステップS26Y)には、認証サーバ5はその認証結果を管理者端末に通知する(ステップS27)。このように特定の通常ユーザの本人確認結果を通知対象とすることで、入場管理システム1を例えば子供、要介護者、軽度の痴呆者などの安全な帰宅の確認に利用することができる。さらに子供の学校からの帰宅時間帯、あるいは要介護者や軽度の痴呆者などのデイホームからの帰宅時間帯を設定しておき、帰宅時間帯に帰宅しなかった場合に他の家族の携帯端末8に対してアラートが出力されてもよい。
入力された生体情報が通常ユーザ(ユーザA,B,C)の生体情報のいずれとも一致しない場合(ステップS24N)には、認証サーバ5は、ゲストユーザの生体情報と一致するか否かを判断する(ステップS28)。そして入力された生体情報がゲストユーザ(例えば作業員X)の生体情報と一致し(ステップS28Y)、さらに当該生体情報が入場許可期間中に入力されたものである場合(ステップS29Y)には入場が許可され、玄関ドア6のロックが解除される(ステップS30)。したがって、例えばゲストユーザとして予約登録された作業員Xが業務スケジュールに従って所定の訪問予定場所に出向き、住宅Hに設置された生体情報入力装置4に生体情報を入力すると、住宅H内への入場が許可され、作業員Xは、例えば住宅H内に荷物を運び込んで不在配達を完了させるなど、所定の作業を完了させることができる。
本実施形態において、認証サーバ5から認証許可を受け取った生体情報入力装置4は、管理者端末8a等にロック解除について問い合わせを行うことなくロックを即時に解除する。このようにすることで、ロック解除の問い合わせに対する管理者(ユーザA)の監視負担を小さくすることができ、作業員Xがせっかく訪問したのに住宅H内への入室が許可されない事態を回避することができる。したがって、作業員及び管理者双方の利便性を向上させることができる。
作業員Xをゲストユーザとして認証した場合、認証サーバ5はその認証結果を業務管理サーバ2に通知する(ステップS31)。すなわち、ゲストユーザの認証結果は認証サーバ5から業務管理サーバ2に通知され、作業員Xの業務実績データとして業務管理データベースに登録される。すなわち、作業員Xがいつ生体認証装置にアクセスし、入室が許可されたかという情報は、作業員Xの業務実績データとして業務管理データベースに登録される。このようにすることで、業務管理サーバ2は生体認証結果を作業員Xの業務実績データとして管理することができる。生体認証システム3は、業務管理サーバ2から独立した外部システムであり、このような外部システムから提供される情報は、業務実績を評価する客観的な情報として役に立つ。すなわち、宅配業務においては不在配達を行ったことを証明する信頼性の高い情報として利用することができる。
また、ゲストユーザの認証許可フラグを受信した業務管理サーバ2は、入室後の配達員に荷物の置き場についての業務支援データを提供するとともに、次の作業ステップとして荷物を運び込んだ証拠写真又は動画を撮影して業務管理サーバ2に送信するように指示する業務指示データを提供する。作業員Xの携帯端末8xから送られてきた業務実績データとしての写真又は動画を受信した業務管理サーバ2は、次の訪問予定場所に向かうよう新たな業務指示を送ることができる。
入力された生体情報が予約登録されたゲストユーザのものと一致せず(ステップS28N)、また一致した場合でも当該ゲストユーザの入場許可期間中でない場合(ステップS28Y,S29N)には、ゲストユーザの入場は許可されず、玄関ドア6のロックが維持される(ステップS32)。
ゲストユーザの入場許可期間は、業務管理サーバ2から送られてくる作業員Xの訪問予定期間に基づいて任意に設定することができる。すなわち、入場許可期間は、訪問予定期間よりも短くてもよく、長くてもよい。したがって、例えば作業員Xの訪問予定期間がある日の特定の時間帯、例えば午前中(8〜12時)、午後(12時〜5時)、夕方(5〜8時)、夜(8〜10時)である場合に、入場許可期間をその日の営業開始時刻(例えば午前8時)から営業終了時刻(午後10時)までの間とすることができる。
ゲストユーザの入場許可期間中における再入場条件については、様々な条件を設定することが可能であり、入場許可期間中に複数回の認証を認めるかどうかは任意に設定することができる。例えば、入場許可期間中の最初の1回目の認証のみを認め、2回目以降の認証を認めないようにしてもよく、1回目及び2回目の認証は認めるが、3回目以降の認証を認めないようにしてもよい。また、最初の入場時刻から一定時間(例えば3分)以内であれば1回のみ又は複数回の再入場を認めてもよく、無制限に再入場を認めてもよい。再入場を許可する一定時間としては、作業員による標準作業時間を設定することが可能である。
以上説明したように、本実施形態による入場管理システムは、作業員の業務スケジュールを管理する業務管理サーバ2と、入力された生体情報を登録ユーザの生体情報と照合して本人確認を行う生体認証システム3とを備え、前記業務管理サーバ2は、作業員の業務スケジュールから訪問予定場所及びその訪問予定期間を特定し、前記訪問予定場所に設置された前記生体認証システム3に対して前記作業員のゲストユーザ登録リクエストを送信し、前記生体認証システムは、このゲストユーザ登録リクエストに基づいて前記作業員をゲストユーザとして登録すると共に、前記作業員の生体情報を前記訪問予定期間に基づいて設定された入場許可期間中のみ有効化し、前記入場許可期間中に入力された生体情報が前記ゲストユーザのものであると認証した場合にロックを解除するので、業務管理サーバ2が管理している各作業員の業務スケジュールに基づいて生体認証システム3に対する各作業員のゲストユーザ登録を行うことができる。したがって、利便性の高い入場管理システムを提供することができる。
上記実施形態においては、訪問予定場所に設置された生体情報入力装置4に虹彩パターンなどの生体情報を入力することによりロック解除のための生体認証が開始される例について説明したが、訪問予定場所に生体情報入力装置4が設置されていることは必須ではなく、生体情報入力装置4の代わりに作業員Xが所持する携帯端末8xから生体情報を入力して生体情報認証リクエストを送信することも可能である。
この場合、訪問予定場所に到着した作業員Xがまず携帯端末8x内の生体認証アプリを起動して、ロックを解除したいロック装置(玄関ドア6の電子ロック)の識別コード及び虹彩パターンを入力する。携帯端末8xのディスプレイにはインカメラで撮影した自分の顔が表示されるので、作業員Xはディスプレイに映る自分の顔を見ながら両眼の位置合わせを行う。そして、生体情報の取得可能な画像が撮影されると入力作業が終了となり、撮影画像は携帯端末8xの現在位置情報と共に認証サーバ5に送られる。
業務管理サーバ2は、携帯端末8xから送られてくる現在位置情報と業務スケジュールとを比較し、作業員Xが所定の訪問予定場所に居ると判断した場合に、携帯端末8x内の生体認証アプリを起動して生体認証を行ってロックを解除するように指示してもよい。さらに、業務管理サーバ2からの制御により、生体認証アプリが自動的に起動されてもよい。
認証サーバ5は、携帯端末8xから送られてくる現在位置情報をロック装置の位置情報と比較することにより、作業員Xが訪問予定場所に居るか否かを判断する。ロック装置の位置情報は、ロック装置の識別コードとその位置情報とを関連付けて登録するマップデータベース7を検索することによって調べることができる。そして、作業員Xが訪問予定場所に居ると判断した場合には、撮影画像から抽出した虹彩パターンを用いて認証処理を行う。認証結果はロック装置に送られ、ロック装置は認証が許可された場合にロックを解除するので玄関ドア6を開くことができ、作業員Xは住宅H内に入室することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、本発明による入場管理システムは、住宅Hの玄関ドア6のロックを解除する用途に限定されず、ロックされたゲートによって入場が制限された様々な場所で利用することができる。また生体情報の照合処理は、上記のように認証サーバ5上で行う場合に限らず、生体情報入力装置4内で行うことも可能である。この場合、通常ユーザとゲストユーザの両方の照合処理を生体情報入力装置4内で行ってもよく、通常ユーザの照合処理のみを生体情報入力装置4内で行い、ゲストユーザの照合処理を認証サーバ5内で行うことも可能である。
また上記実施形態においては生体認証として虹彩認証を挙げたが、本発明は虹彩認証に限定されず、顔認証や指紋認証など、他の生体認証方式を用いてもよい。またいくつかの生体認証の組み合わせであってもよく、生体認証方式と生体認証以外の認証方式との組み合わせであってもよい。
1 入場管理システム
2 業務管理サーバ
3 生体認証システム
4 生体情報入力装置
5 認証サーバ
6 玄関ドア
7 マップデータベース
8 携帯端末
8a 携帯端末(管理者端末)
8b,8c,8x,8y 携帯端末
9 インターネット
11 カメラ
12 画像処理部
13 データ通信部
14 音声ガイド出力部
15 電源部
16 制御部
17a ボタンスイッチ
17b 人感センサー
18 バックライト
19 マジックミラーパネル
19a マジックミラーパネル上の文字
A,B,C 通常ユーザ(居住者)
H 住宅
X,Y ゲストユーザ(作業員)

Claims (15)

  1. 通信ネットワークに接続され、作業員の業務スケジュールを管理する業務管理サーバと、
    入力された生体情報を登録ユーザの生体情報と照合して本人確認を行う認証サーバと、入場が制限された場所に設けられたゲートをロックすると共に前記認証サーバからの認証許可を受けて前記ゲートのロックを解除するロック装置とを含む生体認証システムと、
    前記ロック装置に対応する前記生体認証システムの識別コードと前記ロック装置の設置場所とを関連付けて登録するマップデータベースとを備え、
    前記業務管理サーバは、
    前記業務スケジュールから前記作業員の訪問予定場所及びその訪問予定期間を特定し、前記マップデータベースを検索して前記訪問予定場所に前記生体認証システムに対応するロック装置が導入されているか否かを判断し、前記訪問予定場所に前記生体認証システムに対応するロック装置が導入されている場合に、前記認証サーバに対して前記作業員のゲストユーザ登録リクエストを送信し、
    前記認証サーバは、
    前記ゲストユーザ登録リクエストに基づいて前記作業員をゲストユーザとして登録すると共に、前記作業員の生体情報を前記訪問予定期間に基づいて設定された入場許可期間中のみ有効化し、
    前記入場許可期間中に入力された生体情報が前記ゲストユーザのものであると認証した場合に前記ゲートのロック解除を許可する許可フラグを出力することを特徴とする入場管理システム。
  2. 前記認証サーバは、
    前記ゲストユーザ登録リクエストを受信した場合に、前記作業員のゲストユーザ登録の許否を確認するゲストユーザ登録許可リクエストを管理者端末に送信し、
    前記管理者端末によって前記作業員のゲストユーザ登録が許可された場合に、前記作業員をゲストユーザ登録すると共に、前記作業員の生体情報を前記訪問予定期間に基づいて設定された入場許可期間中のみ有効化し、
    前記入場許可期間中に入力された前記生体情報が前記作業員のものであると認証した場合に、前記管理者端末に対して前記ロックの解除の許否を問い合わせることなく前記許可フラグを即時に出力する、請求項1に記載の入場管理システム。
  3. 前記認証サーバは、前記ゲストユーザ登録許可リクエストを前記管理者端末に送信する前に、前記作業員が常にゲストユーザ登録の許可対象であるか否かを判断し、前記作業員が常にゲストユーザ登録の許可対象である場合に、前記ゲストユーザ登録許可リクエストを前記管理者端末に送信することなく、前記作業員をゲストユーザ登録すると共に、前記作業員の生体情報を前記入場許可期間中のみ有効化する、請求項2に記載の入場管理システム。
  4. 前記認証サーバは、前記作業員のゲストユーザ登録が拒否された場合に、その旨を前記業務管理サーバに通知し、
    前記業務管理サーバは、前記作業員とは別の作業員が前記訪問予定場所を訪問するように前記業務スケジュールを変更した後、前記認証サーバに対して変更後の作業員のゲストユーザ登録リクエストを再送信する、請求項2又は3に記載の入場管理システム。
  5. 前記生体認証システムは、
    前記ロック装置と共に前記入場が制限された場所に設けられ、前記生体情報の入力を受け付ける生体情報入力装置をさらに含み、
    前記認証サーバは、前記通信ネットワークを介して前記生体情報入力装置に接続され、前記生体情報入力装置に入力された前記生体情報を登録ユーザの生体情報と照合して本人確認を行う、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の入場管理システム。
  6. 前記生体認証システムは虹彩認証システムであり、
    前記生体情報入力装置は、
    識別表示機能を発揮する文字又は図形を表示する識別表示部と、
    前記識別表示部の近くに設けられ、前記識別表示部を覗き込む人の眼を撮影するカメラと、
    前記カメラの撮影画像を処理する画像処理部と、
    前記画像処理部で処理された画像データを前記認証サーバに転送するデータ通信部とを備え、
    前記認証サーバは、前記生体情報入力装置から送られてくる前記画像データから前記眼の虹彩パターンを抽出する、請求項5に記載の入場管理システム。
  7. 前記識別表示部は、おもて面に前記文字又は図形が表示され、表札として機能するマジックミラーパネルであり、
    前記カメラは、生体認証を受けようとする人の眼の画像を前記マジックミラーパネル越しに撮影する、請求項6に記載の入場管理システム。
  8. 前記識別表示部は、ディスプレイであり、
    前記ディスプレイは、前記文字又は図形を表示すると共に、虹彩認証時に前記カメラの撮影画像を表示する、請求項6に記載の入場管理システム。
  9. 前記作業員によって所持され、前記通信ネットワークを介して前記業務管理サーバにアクセス可能な携帯端末をさらに備え、
    前記携帯端末は、現在位置情報を前記業務管理サーバに定期的又は不定期に送信し、
    前記業務管理サーバは、
    前記携帯端末の現在位置情報を前記作業員の業務スケジュールと比較して前記作業員が所定の時刻に所定の場所で所定の業務を実施しようとしているかどうかを判断し、
    前記作業員が前記所定の時刻に前記所定の場所にいると判断した場合に、前記所定の業務を構成する複数の作業ステップの実施を指示する作業指示データを前記携帯端末に提供し、
    前記作業ステップの完了を通知する作業完了フラグ又は前記作業ステップの完了の証拠となる作業完了報告データを送信するように指示し、
    前記作業ステップごとに送られてくる前記作業完了フラグ又は前記作業完了報告データを登録する、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の入場管理システム。
  10. 前記認証サーバは、入力された生体情報が前記ゲストユーザのものであると認証した場合にその認証結果を前記業務管理サーバに通知し、
    前記業務管理サーバは、前記認証サーバから送られてきた認証結果から前記ロックが解除されたと判断した場合に、前記作業員の前記携帯端末に対し、入場して所定の作業を行ったことの証拠となる写真又は動画を撮影し、前記写真又は前記動画を前記作業完了報告データとして送信するように指示する、請求項9に記載の入場管理システム。
  11. 前記業務管理サーバは、前記作業完了フラグ又は前記作業完了報告データを受信するまで次の作業ステップに移行しない、請求項9又は10に記載の入場管理システム。
  12. 前記携帯端末は、生体情報の入力を受け付ける生体情報入力機能を有し、入力された生体情報を前記認証サーバに直接又は前記業務管理サーバを介して送信する、請求項9乃至11のいずれか一項に記載の入場管理システム。
  13. 前記携帯端末は、入力された生体情報を現在位置情報と共に送信し、
    前記認証サーバは、前記携帯端末からの前記生体情報及び前記現在位置情報に基づいて、前記生体情報がゲストユーザによって前記入場許可期間中に前記訪問予定場所で入力されたものであるか否かを判断する、請求項12に記載の入場管理システム。
  14. 前記業務管理サーバは、前記携帯端末から送られてくる現在位置情報から前記作業員が前記訪問予定期間中に前記訪問予定場所に居ると判断した場合に、前記携帯端末に生体情報を入力するように指示する、請求項12又は13に記載の入場管理システム。
  15. 作業員の業務スケジュールを管理する業務管理サーバと、
    入場が制限された場所に設けられ、生体情報の入力を受け付ける生体情報入力装置と、通信ネットワークを介して前記生体情報入力装置に接続され、前記生体情報入力装置に入力された生体情報を登録ユーザの生体情報と照合して本人確認を行う認証サーバとを含む生体認証システムとを備え、
    前記生体認証システムは虹彩認証システムであり、
    前記生体情報入力装置は、
    おもて面に文字又は図形が表示され、表札として機能するマジックミラーパネルと、
    前記マジックミラーパネルの裏側に設けられ、生体認証を受けようとして前記マジックミラーパネルを覗き込む人の眼の画像を前記マジックミラーパネル越しに撮影するカメラと、
    前記カメラの撮影画像を処理する画像処理部と、
    前記画像処理部で処理された画像データを前記認証サーバに転送するデータ通信部とを備え、
    前記業務管理サーバは、
    前記業務スケジュールから前記作業員の訪問予定場所及びその訪問予定期間を特定し、前記訪問予定場所に設置された前記生体認証システムに対して前記作業員のゲストユーザ登録リクエストを送信し、
    前記生体認証システムは、
    前記ゲストユーザ登録リクエストに基づいて前記作業員をゲストユーザとして登録すると共に、前記作業員の生体情報を前記訪問予定期間に基づいて設定された入場許可期間中のみ有効化し、
    前記入場許可期間中に入力された生体情報が前記ゲストユーザのものであると認証した場合にロックを解除することを特徴とする入場管理システム。
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