JP7008352B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents
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ユーザの顔の撮像画像に基づく第1情報を取得する第1取得手段と、
当該ユーザの1以上のコンテクストデータに基づく第2情報を取得する第2取得手段と、
前記第1取得手段により取得された前記第1情報と、前記第2取得手段により取得された前記第2情報とに基づく判断結果に基づいて、前記ユーザの認証を行う認証手段と、
を備える。
ユーザUの認証を行う者(図示せず)は、本サービスを利用することで、ユーザUの顔関連情報と、ユーザUのコンテクスト関連情報とに基づいて総合的に行われる精度の高い認証(以下、「総合認証」と呼ぶ)を行うことができる。
なお、本明細書において「時間」とは、本来的な概念である「幅」を示すものに限らず、「そのとき」を示す概念として、「時刻」や「タイミング」も含まれるものとする。このため、「時間的な配置の位置を示すデータ」には、例えば過去の所定タイミングにおける時刻や、現在時刻等が含まれる。
図2は、ユーザの顔関連情報及びコンテクスト関連情報が取得されるタイミングの具体例を示す図である。
ユーザUは、東京駅の自動改札機(外部装置4)に自分のスマートフォン等の情報処理装置(ユーザ端末3)をかざして、所定情報を読取らせることでプラットホーム内に入場した(ステップSS1)。
ここで、ユーザUが東京駅の自動改札機を通過したという行動履歴(コンテクストデータ)がコンテクスト関連情報として記録される。具体的には、東京駅の自動改札機に、「東京駅の改札を通過した」という行動履歴が、そのタイミングを示すタイムスタンプとともに、コンテクスト関連情報として記録される。また、ユーザ端末3にも、「東京駅の改札を通過した」という行動履歴が、そのタイミングを示すタイムスタンプとともに、コンテクスト関連情報として記録される。なお、東京駅の自動改札機やユーザ端末3に記録されているコンテクスト関連情報は、逐次サーバ1に送信され、サーバ1において記憶されて履歴が管理される。具体的には例えば、MACアドレス(Media Access Control address)、スマートフォン等の端末ID、WiFiのアクセスポイント等からユーザ端末3とユーザUとを特定することで、ユーザUの行動履歴が管理される。
ここで、ユーザUが新大阪駅の自動改札機を通過したという行動履歴(コンテクストデータ)がコンテクスト関連情報として記録される。具体的には、新大阪駅の自動改札機に、「新大阪駅の改札を通過した」という行動履歴が、そのタイミングを示すタイムスタンプとともに、コンテクスト関連情報として記録される。また、ユーザUが所持するユーザ端末3にも、「新大阪駅の改札を通過した」という行動履歴が、そのタイミングを示すタイムスタンプとともに、コンテクスト関連情報として記録される。なお、新大阪駅の自動改札機やユーザ端末3に記録されているコンテクスト関連情報は、逐次サーバ1に送信され、サーバ1において記憶されて履歴が管理される。
ユーザUが新大阪駅の駅前の銀行のATMで現金を引き出したという行動履歴(コンテクストデータ)は、コンテクスト関連情報として記録される。さらに、ユーザUがATMを利用する際、ATMにより実行された総合認証の結果も、コンテクスト関連情報として記録される。
具体的には、駅前の銀行に設置されたATMに、「新大阪駅の駅前の銀行のATMで現金が引き出された」という行動履歴が、そのタイミングを示すタイムスタンプとともに、コンテクスト関連情報として記録される。また、ユーザUが所持するユーザ端末3にも、「新大阪駅の駅前の銀行のATMで現金が引き出された」という行動履歴が、そのタイミングを示すタイムスタンプとともに、コンテクスト関連情報として記録される。なお、銀行のATMやユーザ端末3に記録されているコンテクスト関連情報は、逐次サーバ1に送信され、サーバ1において記憶されて管理される。
なお、図2の例においてATMは、総合認証を行う総合認証装置2としているが、従来の認証のみを行うATMであってもよい。この場合にも、認証結果はコンテクスト関連情報として記録される。
ここで、ユーザUが大阪市内のホテルにチェックインしたという行動履歴(コンテクストデータ)がコンテクスト関連情報として記録される。さらに、ユーザUがホテルにチェックインする際、自動チェックイン受付装置により実行された認証の結果も、コンテクスト関連情報として記録される。具体的には、ホテルに設置された自動チェックイン受付装置に、「大阪市内の〇〇ホテルにチェックインした」という行動履歴が、そのタイミングを示すタイムスタンプとともに、コンテクスト関連情報として記録される。また、ユーザ端末3にも、「大阪市内の〇〇ホテルにチェックインした」という行動履歴が、そのタイミングを示すタイムスタンプとともに、コンテクスト関連情報として記録される。なお、自動チェックイン受付装置やユーザ端末3に記録されているコンテクスト関連情報は、逐次サーバ1に送信され、サーバ1において記憶されて管理される。
ここで、ユーザUがレストランで決済を行ったという行動履歴(コンテクストデータ)がコンテクスト関連情報として記録される。具体的には、レストランに設置されたPOS端末に、「大阪市内の〇〇レストランで〇〇円の決済を行った」という行動履歴が、そのタイミングを示すタイムスタンプとともに、コンテクスト関連情報として記録される。また、ユーザ端末3にも、「大阪市内の〇〇レストランで〇〇円の決済を行った」という行動履歴が、そのタイミングを示すタイムスタンプとともに、コンテクスト関連情報として記録される。なお、POS端末やユーザ端末3に記録されているコンテクスト関連情報は、逐次サーバ1に送信され、サーバ1において記憶されて履歴が管理される。
ユーザUが参加するイベントが開催されるイベント会場の出入口(セキュリティゲート)には、総合認証装置2が設置されている。総合認証装置2は、ユーザUがイベント会場の出入口(セキュリティゲート)を通過しようとすると、そのユーザUの顔関連情報及びコンテクスト関連情報を、サーバ1を介して取得する。
また、総合認証装置2は、カメラ等の撮像装置に、イベント会場の出入口(セキュリティゲート)を通過しようとするユーザUの顔を含むユーザUの身体の少なくとも一部を撮像させる。そして、ユーザUの顔の撮像画像のデータは顔関連情報として取得され、それ以外の撮像画像のデータはコンテクスト関連情報として取得される。
なお、サーバ1により行われる、総合認証の具体例については、図3及び図4を参照して後述する。
ユーザUは、オーダー後、客席でユーザ端末3を操作して、ECサイトにアクセスして、インターネットショッピングを行った。その後、ユーザUは、レストランと同様にPOS端末(外部装置4)による決済処理を済ませて退店した。
ここで、ユーザUがECサイトにアクセスしてインターネットショッピングを行ったという行動履歴(コンテクストデータ)がコンテクスト関連情報として記録される。さらに、ユーザUがECサイトにログインする際、ECサイトにより実行された認証の結果も、コンテクスト関連情報として記録される。具体的には、ECサイトの運営を行う運営サーバ(外部装置4)に、インターネットショッピングの購入履歴(行動履歴)が、そのタイミングを示すタイムスタンプとともに、コンテクスト関連情報として記録される。また、ユーザ端末3にも、インターネットショッピングの購入履歴(行動履歴)が、そのタイミングを示すタイムスタンプとともに、コンテクスト関連情報として記録される。なお、ECサイトの運営サーバやユーザ端末3に記録されているコンテクスト関連情報は、逐次サーバ1に送信され、サーバ1において記憶されて履歴が管理される。
ここで、サーバ1が、ユーザUのコンテクスト関連情報として、「2020年2月20日の午後12時30分に大阪市内のレストランで決済処理が行われた」という情報を取得したとする。この場合、サーバ1は、取得したコンテクスト関連情報に基づいて、「辻褄が合うかどうか」についての判断を行う。即ち、サーバは、大阪市内のレストランで決済処理が行われた時刻と、大阪市内のイベント会場で総合認証が行われている時刻との時間差(1時間30分)と位置関係とを考慮して、「辻褄が合うかどうか」についての判断を行う。サーバ1による判断の結果、「辻褄が合う」と判断された場合には、総合認証装置2は、顔認証の結果と、サーバ1の判断結果とに基づいて、ユーザUの総合認証を行う。
ここで、サーバ1が、ユーザUのコンテクスト関連情報として、「身長が185cm」、「体重が65kg」、「性別が男性」、「黒色のセーターを着用」という情報を取得したとする。また、セキュリティゲートに設置されたカメラ等の撮像装置から、ユーザUの全身の撮像画像のデータがコンテクスト関連情報として取得されたものとする。
この場合も、図3の例と同様に、サーバ1は、取得したコンテクスト関連情報に基づいて、「辻褄が合うかどうか」についての判断を行う。即ち、サーバ1は、客観的に示されるユーザUの身体的特徴に関する情報(例えば身長、体重、服装、性別等)と、撮像装置により撮像されたユーザUの全身の撮像画像のデータとを比較して、「辻褄が合うかどうか」についての判断を行う。サーバ1による判断の結果、「辻褄が合う」と判断された場合には、総合認証装置2は認証を行う。
ここで、サーバ1は、ユーザUのコンテクスト関連情報として、「名前」及び「声紋」を予め取得しているものとする。
この場合、サーバ1は、予め取得しているコンテクスト関連情報と、総合認証装置2により取得された「名前」及び「声紋(生体情報)」を示すコンテクスト関連情報とに基づいて、「辻褄が合うかどうか」についての判断を行う。サーバ1による判断の結果、「辻褄が合う」と判断された場合には、総合認証装置2は、顔認証の結果と、サーバ1の総合判断の結果とに基づいて、ユーザUの総合認証を行う。
具体的には例えば、ATMを利用して現金を引き出そうとする者が、顔認証を潜り抜けることができるいわゆる変装の達人であったとしても、スピーカから出力される「お名前は?」という質問に対する応答が的確なものでなければ認証されない。即ち、予め記憶されている本物のユーザUの名前と声紋との一致が認められなければ認証されない。
即ち、図示はしないが、ATM(総合認証装置2)からユーザUに対する何等かの「指示」がランダムで出され、その指示に対するユーザUの応答が的確である場合に認証される手法がある。具体的には例えば、「右手の人差し指と中指とを立てて、カメラに向かってピースサインを出してください」といったジェスチャーを求める指示や、「カメラに向かって笑顔を見せてください」といった指示が出される。これらの指示に対してユーザUが的確に応答すると認証される。
また例えば、「タッチパネルにタッチペンでお名前を書いてください」といった指示を出し、その応答が的確なものである場合に認証する手法がある。このような認証は、例えば筆跡のパターン認識や空間認識等の技術を用いて実現させることができる。
また例えば、ATMが、ユーザUの仕草(例えばタッチパネルを操作する手が左右どちらなのか等)、くせ、話し方のパターンを予め学習したうえで指示を出す手法もある。この場合、ユーザUの応答が統計的に不自然でなければ認証される。
このように、ATM(総合認証装置2)からユーザUに対する何等かの「指示」がランダムで出される態様とすることにより、例えばユーザUを偽って認証を受けようとする者がいたとしても、認証のための準備を行うことができなくなる。これにより、不正行為による認証を容易に防ぐことが可能となる。
また、本サービスによれば、ユーザUがどの程度の信用を有してるのかを容易に管理することできるので、ユーザUの信用度に応じたスコアリングを行うこともできる。具体的には例えば、「信用スコア」という指標を設けて、ユーザUに付与することもできる。これにより、例えば環境スコアや信用スコアが高いユーザUは、環境スコアや信用スコアが低いユーザUよりも認証を簡素化させて、認証を効率化させることもできる。その結果、環境スコアや信用スコアを高めようとするユーザUが増えることが期待できるので、本サービスが地球環境の保護に寄与することも可能となる。
サーバ1と、総合認証装置2-1乃至2-nと、ユーザ端末3-1乃至3-mと、外部装置4-1乃至4-kとは、インターネット(Internet)等のネットワークNを介して相互に接続されている。なお、ネットワークNは、その形態は特に限定されず、例えば、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi、LAN(Local Area Network)、インターネット等を採用することができる。
以下、総合認証装置2-1乃至2-n、ユーザ端末3-1乃至3-m、外部装置4-1乃至4-kの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて、「総合認証装置2」、「ユーザ端末3」、「外部装置4」の夫々と呼ぶ。
また、サーバ1は、取得した顔関連情報及びコンテクスト関連情報に基づいて、総合判断を行う。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
出力部17は、液晶等のディスプレイにより構成され、各種画像を表示する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置(総合認証装置2、ユーザ端末3、及び外部装置4等)との間で行う通信を制御する。
なお、図示はしないが、図6の情報処理システムのうち、総合認証装置2、及びユーザ端末3、及び外部装置4も、図7に示すハードウェア構成を有している。このため、総合認証装置2、及びユーザ端末3、及び外部装置4のハードウェア構成についての説明は省略する。ただし、ユーザ端末3がスマートフォンやタブレットで構成される場合には、入力部16及び出力部17として、タッチパネルを有している。
また、コンテクスト関連情報取得部102は、後述する認証部104による総合認証が行われるタイミング、及び当該タイミングよりも前の1以上のタイミングでコンテクスト関連情報を取得する。
また、コンテクスト関連情報取得部102は、コンテクスト関連情報として、コンテクストデータに含まれる、時間、ユーザUの行動、特徴、及び撮像画像の夫々を示すデータうち、少なくとも1のデータを取得する。
ここで、総合認証の根拠となる「判断部103による判断の結果」には、顔関連情報と、コンテクスト関連情報取得部102により複数のタイミングで夫々取得されたコンテクスト関連情報とに基づく判断結果が含まれる。
即ち、認証部104は、総合認証を行うタイミング、及びそれよりも前の1以上のタイミングの夫々で取得されたコンテクスト関連情報の夫々に含まれるユーザUの位置を示す情報に基づく判断結果に基づいて、ユーザUの認証を行う。
図9は、図8の機能的構成を有するサーバにより実行が制御される処理のうち、総合認証処理の流れを示すフローチャートである。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が、図6に示す情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図8の例に限定されない。また、機能ブロックの存在場所も、図8に特に限定されず、任意でよい。例えば、サーバ1の機能ブロックを、総合認証装置2、ユーザ端末3、又は外部装置4、あるいは図示せぬ他の情報処理装置等に移譲してもよい。即ち、サーバ1による総合認証処理を総合認証装置2が行えるようにすることもできる。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば図8のサーバ1)は、
ユーザ(例えば上述のユーザU)の顔の撮像画像に基づく第1情報(例えば上述の顔関連情報)を取得する第1取得手段(例えば図8の顔関連情報取得部101)と、
当該ユーザの1以上のコンテクストデータに基づく第2情報(例えば上述のコンテクスト関連情報)を取得する第2取得手段(例えば図8のコンテクスト関連情報取得部102)と、
前記第1取得手段により取得された前記第1情報と、前記第2取得手段により取得された前記第2情報とに基づく判断結果(例えば図8の判断部103による判断)に基づいて、前記ユーザの認証(例えば上述の総合認証)を行う認証手段(例えば図8の認証部104)と、
を備える。
前記認証が行われるタイミング(例えば図2のセキュリティゲートで認証が行われるタイミング)、及び当該タイミングよりも前の1以上のタイミング(例えば図2のレストランで精算処理が行われるタイミング)、で前記第2情報を取得し、
前記認証手段は、前記第1取得手段により取得された前記第1情報と、前記第2取得手段により複数のタイミングで夫々取得された前記第2情報とに基づく判断結果(例えば辻褄が合うかどうかについての判断結果)に基づいて、前記ユーザの認証を行うことができる。
その結果、時間軸が考慮された信憑性の高い認証が実現される。
前記認証を行うタイミング、及び当該タイミングよりも前の1以上のタイミングの夫々で取得された前記第2情報の夫々に含まれる前記ユーザの位置を示す情報に基づく判断結果に基づいて、前記ユーザの認証を行うことができる。
その結果、同じタイミングで同一人物が異なる場所に存在することはないという事実に基づいた、いわゆる生存認証が可能となる。
前記第2情報として、前記コンテクストデータに含まれる、時間、前記ユーザの行動、前記ユーザの特徴、及び前記ユーザの撮像画像の夫々を示すデータうち、少なくとも1のデータを取得することができる。
その結果、より抜け目のない認証を行うことが可能となる。
当該ユーザが保有する所定の情報処理端末(例えばユーザ端末3)により管理されているデータとすることができる。
Claims (4)
- 所定者により管理される情報処理装置であって、ユーザの顔の撮像画像に基づく第1情報に基づいて、当該ユーザの認証を行う情報処理装置において、
前記ユーザが前記認証をする第1場所及び第1時刻並びに当該ユーザを特定可能な第2情報を取得し、前記所定者及び当該ユーザ以外の者により管理される、第2場所に配置されている既存の装置に対して第2時刻に前記認証とは独立した行動をしたことにより当該既存の装置において取得された情報を、当該認証が行われる前に当該認証とは独立して当該ユーザが存在した当該第2場所及び当該第2時刻並びに当該ユーザを特定可能な第3情報として取得する取得手段と、
前記第2情報及び前記第3情報に基づいて、前記第2時刻において前記第2場所に存在したときから前記第1時刻において前記第1場所で認証が行われるまでの行動が前記ユーザの行動として辻褄が合うか否かを判断し、その判断結果と前記第1情報とを用いて、前記ユーザの認証を行う認証手段と、
を備える情報処理装置。 - 前記第2情報は、前記ユーザが保有する所定の情報処理端末により管理されているデータである、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 所定者により管理される情報処理装置であって、ユーザの顔の撮像画像に基づく第1情報に基づいて、当該ユーザの認証を行う情報処理装置が実行する情報処理方法において、
前記ユーザが前記認証をする第1場所及び第1時刻並びに当該ユーザを特定可能な第2情報を取得し、前記所定者及び当該ユーザ以外の者により管理される、第2場所に配置されている既存の装置に対して第2時刻に前記認証とは独立した行動をしたことにより当該既存の装置において取得された情報を、当該認証が行われる前に当該認証とは独立して当該ユーザが存在した当該第2場所及び当該第2時刻並びに当該ユーザを特定可能な第3情報として取得する取得ステップと、
前記第2情報及び前記第3情報に基づいて、前記第2時刻において前記第2場所に存在したときから前記第1時刻において前記第1場所で認証が行われるまでの行動が前記ユーザの行動として辻褄が合うか否かを判断し、その判断結果と前記第1情報とを用いて、前記ユーザの認証を行う認証ステップと、
を含む情報処理方法。 - 所定者により管理される情報処理装置であって、ユーザの顔の撮像画像に基づく第1情報に基づいて、当該ユーザの認証を行う情報処理装置を制御するコンピュータに、
前記ユーザが前記認証をする第1場所及び第1時刻並びに当該ユーザを特定可能な第2情報を取得し、前記所定者及び当該ユーザ以外の者により管理される、第2場所に配置されている既存の装置に対して第2時刻に前記認証とは独立した行動をしたことにより当該既存の装置において取得された情報を、当該認証が行われる前に当該認証とは独立して当該ユーザが存在した当該第2場所及び当該第2時刻並びに当該ユーザを特定可能な第3情報として取得する取得ステップと、
前記第2情報及び前記第3情報に基づいて、前記第2時刻において前記第2場所に存在したときから前記第1時刻において前記第1場所で認証が行われるまでの行動が前記ユーザの行動として辻褄が合うか否かを判断し、その判断結果と前記第1情報とを用いて、前記ユーザの認証を行う認証ステップと、
を含む制御処理を実行させるプログラム。
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