JP2005128839A - 撮影機器持ち込み禁止システム - Google Patents

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JP2005128839A JP2003364594A JP2003364594A JP2005128839A JP 2005128839 A JP2005128839 A JP 2005128839A JP 2003364594 A JP2003364594 A JP 2003364594A JP 2003364594 A JP2003364594 A JP 2003364594A JP 2005128839 A JP2005128839 A JP 2005128839A
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Koju Shimada
幸樹 島田
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Abstract

【目的】 撮影禁止区域への撮影機器の持ち込みを禁止する。
【構成】 撮影機器持ち込み禁止システム10では、カメラ14に設けられたIDタグから発信された無線信号が検出ゲート20に設けられたアンテナ22に受信され、撮影禁止区域12へのカメラ14の持ち込みが検出される。また、検出されたカメラ14のID番号が読取装置24によって読み込まれ、このID番号が発券装置28から発券される引換券に印刷される。そして、カメラ14の返却時にハンドスキャナ25によって引換券のID番号を読み取り、読取装置24によってカメラ14のID番号をIDタグから読取ってこれらを照合する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カメラやビデオカメラ等の撮影機器をコンサートホールや美術館等の撮影禁止区域へ持ち込むことを禁止するための撮影機器持ち込み禁止システムに関する。
従来、コンサートホールや美術館等の撮影禁止区域でのカメラやビデオカメラ等の撮影機器による撮影は、入場者の自主性や入場口での持ち物検査によって規制されていた。しかし、入場者の不注意によって撮影禁止区域での撮影が行われる、持ち物検査は人手を要し、また、入場者を場内へ誘導するのに時間がかかる等の問題があった。
ところで、従来から無線タグによって物や人の流れを管理するシステム(例えば、特許文献1乃至3参照)は考案されているが、物の持ち込みを禁止するという目的で無線タグを用いているシステムは未だ考案されていない。
特開2001−328713号公報 特開平11−78653号公報 特開2003−116127号公報
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、コンサートホールや美術館等の撮影禁止区域へカメラやビデオカメラ等の撮影機器が持ち込まれることを確実に速やかに検出することを目的とする。
請求項1に記載の撮影機器持ち込み禁止システムは、撮影禁止区域への撮影機器の持ち込みを禁止する撮影機器持ち込み禁止システムであって、前記撮影機器に備えられ、信号を発信する無線タグと、前記撮影禁止区域の入場口に設置され、前記無線タグから発信された信号を受信し、前記撮影機器を検出する検出手段と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の撮影機器持ち込み禁止システムでは、無線タグがカメラ等の撮影機器に備えられており、この撮影機器を持った入場者が美術館等の撮影禁止区域の入場口を通ると、無線タグから発信された信号が撮影禁止区域の入場口に設置された検出手段に受信され、撮影機器が検出される。
これによって、撮影機器を撮影禁止区域へ持ち込むことを確実に防止できる。また、入場者の一人一人に対して持ち物検査をする必要がないので、スムーズに入場者を撮影禁止区域に入場させることができる。さらに、検査人員を削減できる。
請求項2に記載の撮影機器持ち込み禁止システムは、請求項1に記載の撮影機器持ち込み禁止システムであって、前記無線タグから発信される信号は、前記撮影機器に付与された識別情報であり、前記無線タグから発信される識別情報を読取る第1識別情報読取り手段と、前記第1識別情報読取り手段によって読取られた前記識別情報を引換券に印刷し、前記識別情報が印刷された前記引換券を発券する発券手段と、前記撮影機器の返却時に前記引換券に印刷された前記識別情報と前記無線タグから発信される前記識別情報を照合する第1照合手段と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の撮影機器持ち込み禁止システムでは、撮影機器に付与された識別情報の信号が、無線タグから発信され、第1識別情報読取り手段によって読取られる。そして、発券手段は、この識別情報を引換券に印刷し、識別情報が印刷された引換券を発券する。
そして、この引換券と引換えに撮影機器を持ち主から預かり、その後、預かった撮影機器を持ち主に返却する時には、引換券に印刷された識別情報と無線タグから発信される識別情報が第1照合手段によって照合される。これによって、預かった撮影機器を間違いなく持ち主に返却できる。
請求項3に記載の撮影機器持ち込み禁止システムは、請求項2に記載の撮影機器持ち込み禁止システムであって、前記第1識別情報読取り手段によって読取られた前記識別情報を記録する第1記録手段と、返却された前記撮影機器の前記無線タグから発信される前記識別情報を読取る第2識別情報読取り手段と、前記撮影禁止区域で撮影された画像を前記撮影機器の持ち主に提供する第1提供手段と、前記第2識別情報読取り手段によって読取られた前記識別情報と前記第1記録手段に記録された前記識別情報が一致すると、第1提供手段を作動可能とする第1制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項3に記載の撮影機器持ち込み禁止システムでは、第1識別情報読取り手段によって読取られた識別情報が第1記録手段に記録される。そして、撮影機器が持ち主に返却された後、この撮影機器の無線タグから発信された識別情報が第2識別情報読取り手段によって読取られ、第1記録手段に記録された識別情報と第2識別情報読取り手段によって読取られた識別情報が一致すると、第1制御手段によって第1提供手段が作動可能となる。これによって、撮影禁止区域で撮影された画像を撮影機器の持ち主にのみ提供できる。
ここで、第1提供手段とは、撮影禁止区域で撮影された画像を、その場でプリントアウトするプリンタや、撮影禁止区域で撮影された画像のデータを持ち主に配信する配信システム等である。
請求項4に記載の撮影機器持ち込み禁止システムは、請求項1に記載の撮影機器持ち込み禁止システムであって、前記無線タグは情報を入力可能であり、前記検出手段によって検出された前記撮影機器を持ち主から預かる際に前記持ち主に渡される引換券に記載された引換情報を、前記無線タグに入力する第1入力手段と、前記撮影機器の返却時に前記引換券に記載された前記引換情報と前記無線タグから発信される前記引換情報を照合する第2照合手段と、を有することを特徴とする。
請求項4に記載の撮影機器持ち込み禁止システムでは、撮影機器に備えられた無線タグは情報を入力可能である。この無線タグには第1入力手段によって引換情報が入力される。この引換情報とは、撮影禁止区域への持ち込みを検出された撮影機器を持ち主から預かる際に持ち主に渡される引換券に記載された情報である。
そして、撮影機器を持ち主に返却する時には引換券に記載された引換情報と無線タグから発信される引換情報が第2照合手段によって照合される。これによって、持ち主から預かった撮影機器を間違いなく持ち主に返却できる。
請求項5に記載の撮影機器持ち込み禁止システムは、請求項4に記載の撮影機器持ち込み禁止システムであって、前記第1入力手段によって前記無線タグに入力された前記引換情報を記録する第2記録手段と、返却された前記撮影機器の前記無線タグから発信される前記引換情報を読取る引換情報読取り手段と、前記撮影禁止区域で撮影された画像を前記持ち主に提供する提供手段と、前記引換情報読取り手段によって読取られた前記引換情報と前記第2記録手段に記録された前記引換情報が一致すると、前記第2提供手段を作動可能とする第2制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項5に記載の撮影機器持ち込み禁止システムでは、第1入力手段によって無線タグに入力された引換情報が第2記録手段に記録される。そして、撮影機器が持ち主に返却された後、この撮影機器の無線タグから発信された引換情報が引換情報読取り手段によって読取られ、第2記録手段に記録された識別情報と引換情報読取り手段によって読取られた識別情報が一致すると、第2制御手段によって第2提供手段が作動可能となる。これによって、撮影禁止区域で撮影された画像を撮影機器の持ち主にのみ提供できる。
ここで、第2提供手段とは、請求項3に記載の第1提供手段と同様、撮影禁止区域で撮影された画像を、その場でプリントアウトするプリンタや、撮影禁止区域で撮影された画像のデータを持ち主に配信する配信システム等である。
請求項6に記載の撮影機器持ち込み禁止システムは、請求項1に記載の撮影機器持ち込み禁止システムであって、前記無線タグは情報を入力可能であり、前記撮影禁止区域に前記撮影機器の持ち主が入場した入場記録を前記無線タグに入力する第2入力手段と、返却された前記撮影機器の前記無線タグから発信される前記入場記録を読取る入場記録読取り手段と、前記撮影禁止区域で撮影された画像を前記撮影機器の持ち主に提供する第3提供手段と、前記入場記録読取り手段によって前記入場記録が読取られると、第3提供手段を作動可能とする第3制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項6に記載の撮影機器持ち込み禁止システムでは、検出手段によって撮影禁止区域へ撮影機器の持ち込みが検出されると、この撮影機器の持ち主が撮影禁止区域へ入場した入場記録が、第2入力手段によって無線タグに入力される。そして、撮影機器が持ち主に返却された後、この撮影機器の無線タグから発信される入場記録が入力情報読取り手段によって読取られると、第3制御手段によって第3提供手段が作動可能となる。これによって、撮影禁止区域で撮影された画像を撮影機器の持ち主にのみ提供できる。ここで、第3提供手段は、第1、第2提供手段と同様である。
本発明は上記構成にしたので、コンサートホールや美術館等の撮影禁止区域へカメラやビデオカメラ等の撮影機器が持ち込まれることを確実に、そして速やかに検出できる。また、預かった撮影機器を間違いなく持ち主に返却できる。さらに、撮影禁止区域での撮影を禁止した入場者に対してのみ特別にサービスを提供できる。
以下に図面を参照しながら第1実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態の撮影機器持ち込み禁止システム(以下、システムという)10は、美術館やコンサートホール等の撮影禁止区域12へのカメラ14やビデオカメラ等の撮影機器の持ち込みを禁止するためのシステムである。
図2に示すように、システム10は、まずカメラ14の表面に備えられたIDタグ(無線タグ)16を備える。このIDタグ16には、カメラ14に付与されたID番号が入力されており、このID番号を無線信号として発信する。
また、図1に示すように、システム10は、撮影禁止区域12の入場口18に設置された検出ゲート20を備える。検出ゲート20には、無線タグ16から発信される無線信号を受信するアンテナ(検出手段)22が設けられている。
また、システム10は、無線タグ16から発信されるID番号の無線信号を読取る読取装置24(図3参照)、及び読取装置24によって読取られたID番号を引換券26に印刷し、ID番号が印刷された引換券26を発券する発券装置28を備える。この読取装置24、及び発券装置28は、有線で接続され、撮影装置14の預け受け、返却を行うカウンター30に設置されている。また、読取装置24には引換券26に印刷されたID番号を読取るためのハンドスキャナ25が備えられている。
さらに、図4に示すように、システム10は、カメラ14を返却した後に、撮影禁止区域12で撮影された画像を、カメラ14の持ち主に提供するための提供装置32を備える。この提供装置32は、図5に示すように、読取装置24によって読取られたID番号を記録する記録部34、返却されたカメラ14のIDタグ16から発信されるID番号を読取るIDリーダ36、提供装置32の全体の制御を司る制御部38、制御部38に個人情報等を入力する入力部40、撮影禁止区域12で撮影された画像の画像データをサーバー46と送受信する画像データ通信部42、及び撮影禁止区域12で撮影された画像をプリントアウトするプリント部44を備える。
以下、図5のフローチャートを参照してシステム10によってカメラ14を検出して回収し、そして返却し、さらに返却後に画像のサービスをするまでの流れについて説明する。
各装置に電源が投入されると本フローが開始され、ステップ100へ進む。ステップ100では、検出ゲート20を通る入場者が保持しているカメラ14のIDタグ16から発信される無線信号がアンテナ22によって受信されるまで否定判定が繰り返され、肯定されるとステップ101へ進む。
ステップ101では、検出ゲート20に備えられたブザー(図示省略)から音が鳴らされる。そして、ステップ102において、図7に示すように、カメラ14を保持した入場者はカウンター30にいる係員の所へ行き、カメラ14を係員に預ける。
そして、ステップ103へ進み、図3に示すように、係員は、回収したカメラ14のIDタグ16を読取装置24のIDリーダ29に向けて、IDタグ16から発信されるID番号の信号をIDリーダ29に読取らせる。そして、ステップ104へ進む。
ステップ104では、IDリーダ29によって読取られたID番号が発券装置28へ送信される。そして、読取装置24の制御部27(図5参照)は、発券装置28を作動させ、受信したID番号を引換券26に印刷し、ID番号が印刷された引換券26を発券する。そして、ステップ105へ進む。
ステップ105では、図7に示すように、カメラ14の持ち主は引換券26を係員から受け取って撮影禁止区域12へ入場する。そして、撮影禁止区域12から退場したカメラ14の持ち主に回収していたカメラ14を返却するが、この際、引換券26に印刷されているID番号とカメラ14のIDタグ16から発信されるID番号との照合を行う。
まず、ステップ106では、回収時と同様に、カメラ14のIDタグ16を読取装置24のIDリーダ29に向けてIDタグ16から発信されるID番号をIDリーダ29に読取らせる。そしてステップ107へ進み、引換券26に印刷されたID番号をハンドスキャナ25によって読み取らせ、ステップ108へ進む。
ステップ108では、IDリーダ29によって読取られたIDタグ16から発信されるID番号と、ハンドスキャナ25によって読取られた引換券26に印刷されたID番号が一致するか否かが読取装置24の制御部27によって判定され、否定されるとステップ109へ進む。ステップ109では、読取装置24に備えられたブザー(図示省略)が鳴らされる。そして、ステップ108において肯定されると、ステップ110へ進み、カメラ14のID番号が提供装置32の記録部34に記録される。
その後、カメラ14を返却された持ち主は、提供装置32によって撮影禁止区域12で撮影された画像のサービスを受けることができる。まず、ステップ111では、提供装置32のIDリーダ36がカメラ14のIDタグ16から発信されたID番号を読取るまで否定判定が繰り返され、肯定されるとステップ112へ進む。
ステップ112では、制御部38が、IDリーダ36によって読取られたID番号が記録部34に記録されているか否かを判定し、肯定されるとステップ113へ進み、否定されると画像サービスは行われずに本フローを終了する。
ステップ113では、プリントサービスか画像データ配信サービスかを選択する。入力部40には、プリントサービスか画像データ配信サービスかを選択する選択ボタン(図示省略)が備えられている。プリントサービスが選択されるとステップ114へ進み、画像データ配信サービスが選択されるとステップ115へ進む。
ステップ114では、入力部40に備えられた画像選択ボタン(図示省略)によって所望の画像コマを選択し、プリントボタン(図示省略)を押してプリントアウトし、本フローを終了する。
ステップ115では、図8に示すように、入力部40によってメールアドレス等の個人情報を入力し、画像選択ボタンによって所望の画像コマを選択し、転送ボタン(図示省略)を押して画像データをサーバー46から携帯電話48や自宅のパソコン49に配信する。そして、本フローを終了する。
以上、説明したように、カメラ14にIDタグ16を設け、IDタグ16から発信される無線信号をアンテナ22に受信させることによって撮影禁止区域12へのカメラ14の持ち込みを検出するようにしたので、入場者の一人一人に対して持ち物検査をする必要がなく、撮影禁止区域への入場者の誘導をスムーズに行うことができる。
また、回収したカメラ14を返却する際には、IDタグ16から発信されるID番号と、引換券26に記載されているID番号との照合を行うことによって、持ち主から預かったカメラ14を間違いなく持ち主に返却できる。
さらに、撮影禁止区域12での撮影を禁止した入場者に対して特別に画像サービスを提供できる。
次に、第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図9に示すように、カメラ52の表面にはRFIDタグ54が設けられている。このRFIDタグ54は、情報の読み出し、及び書き換えが可能な媒体である。
図10に示すように、撮影機器持ち込み禁止システム(以下、システムという)50は、第1実施形態と同様、撮影禁止区域12の入場口18に設置された検出ゲート20を備える。検出ゲート20には、RFIDタグ54から発信される無線信号を受信するアンテナ(検出手段)22が設けられている。
また、システム10は、RFIDタグ54に引換券60(図15参照)に記載された引換番号を書き込み、また、この引換番号をRFIDタグ54から読取る読取書込装置56(図11参照)を備える。この読取書込装置56には、RFIDタグ54との間で情報の読取、書込みを行うRFIDリーダライタ58(図12参照)、及び返却時に引換券60の引換番号を読取るためのハンドスキャナ25が備えられている。また、読取書込装置56は、撮影装置52の回収、返却を行うカウンター30に設置されている。
さらに、図13に示すように、システム10は、カメラ52を返却した後に、撮影禁止区域12で撮影された画像を、回収されたカメラ52の持ち主に提供するための提供装置62を備える。この提供装置62は、図12に示すように、読取書込装置56によってRFIDタグ54に書き込まれた引換番号を記録する記録部64、返却されたカメラ52のRFIDタグ54から発信される引換番号を読取るIDリーダ66、提供装置62の全体の制御を司る制御部68、制御部68に個人情報等を入力する入力部40、撮影禁止区域12で撮影された画像の画像データをサーバ72と送受信する画像データ通信部42、及び撮影禁止区域12で撮影された画像をプリントアウトするプリント部71を備える。
以下、図14のフローチャートを参照してシステム50によってカメラ52を検出して回収し、そして返却し、さらに返却後に画像のサービスをするまでの流れについて説明する。
各装置に電源が投入されると本フローが開始され、ステップ200へ進む。ステップ200では、検出ゲート20を通る入場者が保持しているカメラ52のRFIDタグ54から発信される無線信号がアンテナ22によって受信されるまで否定判定が繰り返され、肯定されるとステップ201へ進む。
ステップ201では、検出ゲート20に備えられたブザー(図示省略)から音が鳴らされる。そして、ステップ202において、図15に示すように、カメラ52を保持した入場者はカウンター30にいる係員の所へ行き、カメラ52を係員に預ける。
そして、ステップ203へ進み、図11に示すように、係員は、回収したカメラ52のRFIDタグ54を読取書込装置56のRFIDリーダライタ58に向けて、カメラ52の持ち主に渡される引換券60に記載された引換番号をRFIDタグ54に入力する。そして、ステップ204へ進む。
ステップ204では、図15に示すように、カメラ52の持ち主は引換券60を係員から受け取って撮影禁止区域12へ入場する。そして、撮影禁止区域12から退場したカメラ52の持ち主に回収していたカメラ52を返却するが、この際、引換券60に記載されている引換番号とカメラ52のRFIDタグ54から発信される引換番号との照合を行う。
まず、ステップ205では、カメラ52のRFIDタグ54を読取書込み装置56のRFIDリーダライタ58に向けてRFIDタグ54から発信される引換番号をRFIDリーダライタ58に読取らせる。そしてステップ206へ進み、引換券60に記載された引換番号をハンドスキャナ25によって読み取らせ、ステップ207へ進む。
ステップ207では、RFIDリーダライタ58によって読取られたRFIDタグ54から発信される引換番号と、ハンドスキャナ25によって読取られた引換券60に記載された引換番号が一致するか否かが読取書込装置56の制御部70(図12参照)によって判定され、否定されるとステップ208へ進む。ステップ208では、読取書込装置56に備えられたブザー(図示省略)が鳴らされる。そして、ステップ207において肯定されると、ステップ209へ進み、引換番号が提供装置62の記録部64に記録される。
その後、カメラ52を返却された持ち主は、提供装置62によって撮影禁止区域12で撮影された画像のサービスを受けることができる。まず、ステップ210では、提供装置62のIDリーダ66がカメラ52のRFIDタグ54から発信された引換番号を読取るまで否定判定が繰り返され、肯定されるとステップ211へ進む。
ステップ211では、制御部68が、IDリーダ66によって読取られた引換番号が記録部64に記録されているか否かを判定し、肯定されるとステップ212へ進み、否定されると画像サービスは行われずに本フローを終了する。
なお、RFIDリーダライタ58によって引換番号をRFIDタグ54に書き込む際に、引換番号とは別に、カメラ52の持ち主が撮影禁止区域12に入場した入場記録をRFIDタグ54に書込み、この入場記録をIDリーダ66が読み取られるか否かを判定するようにしても良い。
そして、ステップ212では、プリントサービスか画像データ配信サービスかを選択する。入力部40には、プリントサービスか画像データ配信サービスかを選択する選択ボタン(図示省略)が備えられている。プリントサービスが選択されるとステップ213へ進み、画像データ配信サービスが選択されるとステップ214へ進む。
ステップ213では、入力部40に備えられた画像選択ボタン(図示省略)によって所望の画像コマを選択し、プリントボタン(図示省略)を押してプリントアウトし、本フローを終了する。
ステップ214では、図16に示すように、入力部40によってメールアドレス等の個人情報を入力し、画像選択ボタンによって所望の画像コマを選択し、転送ボタン(図示省略)を押して画像データをサーバー72から携帯電話48や自宅のパソコン49に配信する。そして、本フローを終了する。
以上、説明したように、カメラ52にRFIDタグ54を設け、RFIDタグ54から発信される無線信号をアンテナ22に受信させることによって撮影禁止区域12へのカメラ52の持ち込みを検出するようにしたので、入場者の一人一人に対して持ち物検査をする必要がなく、撮影禁止区域への入場者の誘導をスムーズに行うことができる。
また、回収したカメラ52を返却する際には、RFIDタグ54から発信される引換番号と、引換券に記載されている引換番号との照合を行うことによって、持ち主から預かったカメラ52を間違いなく持ち主に返却できる。
さらに、撮影禁止区域12での撮影を禁止した入場者に対して特別に画像サービスを提供できる。
第1実施形態の撮影機器持ち込み禁止システムを示す斜視図である。 第1実施形態の撮影機器持ち込み禁止システムのカメラを示す斜視図である。 第1実施形態の撮影機器持ち込み禁止システムのデジタルカメラ、読取装置を示す斜視図である。 第1実施形態の撮影機器持ち込み禁止システムの提供装置を示す斜視図である。 第1実施形態の撮影機器持ち込み禁止システムの概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態の撮影機器持ち込み禁止システムによる撮影機器の預け渡しから撮影画像のサービスまでの流れを示すフローチャートである。 第1実施形態の撮影機器持ち込み禁止システムによる撮影機器の預け渡しから返却までの流れを説明する図である。 第1実施形態の撮影機器持ち込み禁止システムによる画像データ配信サービスを示す斜視図である。 第2実施形態の撮影機器持ち込み禁止システムのデジタルカメラを示す図である。 第2実施形態の撮影機器持ち込み禁止システムを示す斜視図である。 第2実施形態の撮影機器持ち込み禁止システムのデジタルカメラ、読取装置を示す斜視図である。 第2実施形態の撮影機器持ち込み禁止システムの概略構成を示すブロック図である。 第2実施形態の撮影機器持ち込み禁止システムの提供装置を示す斜視図である。 第2実施形態の撮影機器持ち込み禁止システムによる撮影機器の預け渡しから撮影画像のサービスまでの流れを示すフローチャートである。 第2実施形態の撮影機器持ち込み禁止システムによる撮影機器の預け渡しから返却までの流れを説明する図である。 第2実施形態の撮影機器持ち込み禁止システムによる画像データ配信サービスを示す斜視図である。
符号の説明
10 撮影機器持ち込み禁止システム
12 撮影禁止区域
14 カメラ(撮影機器)
16 IDタグ(無線タグ)
18 入場口
22 アンテナ(検出手段)
25 ハンドスキャナ(第1照合手段、第2照合手段)
26 引換券
27 制御部(第1照合手段)
28 発券装置(発券手段)
29 IDリーダ(第1識別情報読取り手段、第1照合手段)
34 記録部(第1記録手段)
36 IDリーダ(第2識別情報読取り手段)
38 制御部(第1制御手段)
44 プリント部(第1提供手段)
46 サーバー(第1提供手段)
50 撮影機器持ち込み禁止システム
52 カメラ(撮影機器)
54 RFIDタグ(無線タグ)
58 RFIDリーダライタ(第1入力手段、第2照合手段、第2入力手段)
60 引換券
64 記録部(第2記録手段)
66 IDリーダ(引換情報読取り手段、入場記録読取り手段)
68 制御部(第2制御手段、第3制御手段)
70 制御部(第2照合手段)
71 プリント部(第2提供手段、第3提供手段)
72 サーバー(第2提供手段、第3提供手段)

Claims (6)

  1. 撮影禁止区域への撮影機器の持ち込みを禁止する撮影機器持ち込み禁止システムであって、
    前記撮影機器に備えられ、信号を発信する無線タグと、
    前記撮影禁止区域の入場口に設置され、前記無線タグから発信された信号を受信し、前記撮影機器を検出する検出手段と、
    を有することを特徴とする撮影機器持ち込み禁止システム。
  2. 前記無線タグから発信される信号は、前記撮影機器に付与された識別情報であり、
    前記無線タグから発信される識別情報を読取る第1識別情報読取り手段と、
    前記第1識別情報読取り手段によって読取られた前記識別情報を引換券に印刷し、前記識別情報が印刷された前記引換券を発券する発券手段と、
    前記撮影機器の返却時に前記引換券に印刷された前記識別情報と前記無線タグから発信される前記識別情報を照合する第1照合手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の撮影機器持ち込み禁止システム。
  3. 前記第1識別情報読取り手段によって読取られた前記識別情報を記録する第1記録手段と、
    返却された前記撮影機器の前記無線タグから発信される前記識別情報を読取る第2識別情報読取り手段と、
    前記撮影禁止区域で撮影された画像を前記撮影機器の持ち主に提供する第1提供手段と、
    前記第2識別情報読取り手段によって読取られた前記識別情報と前記第1記録手段に記録された前記識別情報が一致すると、第1提供手段を作動可能とする第1制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の撮影機器持ち込み禁止システム。
  4. 前記無線タグは情報を入力可能であり、
    前記検出手段によって検出された前記撮影機器を持ち主から預かる際に前記持ち主に渡される引換券に記載された引換情報を、前記無線タグに入力する第1入力手段と、
    前記撮影機器の返却時に前記引換券に記載された前記引換情報と前記無線タグから発信される前記引換情報を照合する第2照合手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の撮影機器持ち込み禁止システム。
  5. 前記第1入力手段によって前記無線タグに入力された前記引換情報を記録する第2記録手段と、
    返却された前記撮影機器の前記無線タグから発信される前記引換情報を読取る引換情報読取り手段と、
    前記撮影禁止区域で撮影された画像を前記持ち主に提供する提供手段と、
    前記引換情報読取り手段によって読取られた前記引換情報と前記第2記録手段に記録された前記引換情報が一致すると、前記第2提供手段を作動可能とする第2制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項4に記載の撮影機器持ち込み禁止システム。
  6. 前記無線タグは情報を入力可能であり、
    前記撮影禁止区域に前記撮影機器の持ち主が入場した入場記録を前記無線タグに入力する第2入力手段と、
    返却された前記撮影機器の前記無線タグから発信される前記入場記録を読取る入場記録読取り手段と、
    前記撮影禁止区域で撮影された画像を前記撮影機器の持ち主に提供する第3提供手段と、
    前記入場記録読取り手段によって前記入場記録が読取られると、第3提供手段を作動可能とする第3制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の撮影機器持ち込み禁止システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10298831B2 (en) 2017-05-02 2019-05-21 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing apparatus and method of controlling same with notification whether to stop moving image recording

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