JP2020030583A - 自動改札機、コード有効性判定システム、コード有効性判定方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態に係る自動改札機1を含む駅務システム100を示すネットワーク図である。図1に示すように、駅務システム100は、自動改札機1、駅サーバ2、センタ装置3、及び、利用者端末4(本発明の端末装置の一例)によって構成される。図1では、一つの駅8が示されているが、駅務システム100は、複数の駅8を含む構成であってもよい。駅8には、複数の自動改札機1、駅サーバ2、券売機(不図示)、精算機(不図示)、及び、駅員が使用する駅員端末(不図示)等の駅務機器が設置されている。これら駅務機器は、LAN等のネットワークN1を介して駅サーバ2に通信可能に接続されている。また、駅8の駅サーバ2は、専用回線、公衆回線等のネットワークN2を介して、鉄道事業者(鉄道会社)が管理するサーバ装置であるセンタ装置3に通信可能に接続されている。
図2は、自動改札機1の構成を示すブロック図であり、図3は、自動改札機1の外観を示す斜視図である。自動改札機1は、駅8の改札口に設置されるものであり、前記改札口を通る利用者に対して改札処理を行う。自動改札機1は、図3に示すように、互いに対向するように設置された自動改札機1A及び自動改札機1Bを備える。本実施形態では、自動改札機1は、改札通路6(図3参照)を通行しようとする利用者が所有する利用者端末4から二次元コードであるQRコード55(図5参照)を乗車券として取得する。以下、乗車券としてのQRコードをQR乗車券55と称する。QR乗車券55は、本発明のコードの一例である。自動改札機1は、取得したQR乗車券55が有効であると判定した場合に、QR乗車券55に含まれる乗車券情報に基づく改札処理を行い、取得したQR乗車券55が無効であると判定した場合は、ゲート15を閉鎖して、改札通路6における利用者の通行を禁止する。
駅サーバ2は、駅務室などに設置されるサーバ装置であり、駅8内に属する自動改札機1などの駅務機器を管理する。駅サーバ2は、有線又は無線によりネットワークN1,N2に接続し、所定の通信プロトコルに従って、ネットワークN1を介して自動改札機1などの駅務機器との間でデータ通信を実行し、ネットワークN2を介してセンタ装置3との間でデータ通信を実行する。センタ装置3から送信された前記券発行情報は、駅8内に属する全ての自動改札機1に送信されて、自動改札機1の記憶部12内に格納される。
センタ装置3は、駅8を含む鉄道事業を運営する鉄道事業者が管理する中央監視装置であり、鉄道事業者が運営する全ての駅8の駅サーバ2や自動改札機1などの駅務機器を管理する。センタ装置3は、無線によりネットワークN2に接続し、所定の通信プロトコルに従って、ネットワークN2を介して駅サーバ2や、利用者端末4との間でデータ通信を実行する。
図4は、利用者端末4の構成を示すブロック図である。図5は、利用者端末4の表示部43の表示画面50に表示される情報の一実施例を示す図である。
以下、図5のフローチャートを用いて、自動改札機1の制御部11によって実行されるコード有効性判定処理の手順の一例とともに、本発明のコード有効性判定方法について説明する。図5において、S11,S12,・・・は処理手順の番号(ステップ番号)を示す。なお、以下のコード有効性判定処理は、利用者が自動改札機1の改札通路6に進入した際に利用者端末4の表示画面50がQRコード読取部17の読取面に翳された場合に行われる。
制御部11は、表示画面50がQRコード読取部17の読取面に翳されると、制御部11は、表示画面50を連続撮像して、QR乗車券55を含む複数の画面画像51の画像データを取得する(S11)。つまり、制御部11は、表示画面50からQR乗車券55を取得する。ここで、ステップS11は、本発明のコード取得ステップの一例である。その後、ステップS12において、制御部11は、取得した画面画像51にQR乗車券55が含まれているか否かを判定する。表示画面50にQR乗車券55及び変化情報56が適切に表示されている場合は、画面画像51にもQR乗車券55が含まれているため、この場合、制御部11は、画面画像51にQR乗車券55が含まれていると判定する。なお、表示画面50に画面画像51が表示されていなかった場合、或いは、画面画像51を良好に撮像できなかった場合は、画面画像51内にQR乗車券55を特定できないため、この場合は、制御部11は、画面画像51にQR乗車券55が含まれていないと判定する。なお、ステップS12において、QR乗車券55が含まれていないと判定されると、制御部11は、次のステップS20において、読取エラーのメッセージを表示部13に表示するエラー処理を行った後に、ステップS11以降の処理を繰り返す。
ステップS12において、QR乗車券55が含まれていると判定されると、制御部11は、次のステップS13において、取得した画面画像51に変化情報56が含まれているか否かを判定する。ここで、画面画像51に変化情報56が含まれていないと判定されると、ステップS20のエラー処理を行った後に、ステップS11以降の処理を繰り返す。一方、ステップS12において、画面画像51に変化情報56が含まれていると判定されると、制御部11は、連続して撮像された複数の画面画像51の領域52の画像を抽出し、抽出された各画像の画素毎の濃度を比較する(S14)。
次のステップS15では、制御部11は、ステップS14の比較結果に基づいて、変化情報56が変化したかどうかを判定する。ここで、ステップS15は、本発明の変化情報検出ステップの一例である。具体的には、制御部11は、比較した各画素に、所定の閾値以上の濃度差を有する画素が存在している場合に、変化情報56が変化したと判定し、前記画素が存在していない場合に、変化情報56が変化しなかったと判定する。
ステップS15において変化情報56が変化したと判定されると、制御部11は、取得したQR乗車券55が未使用のものであり、適切に発行されたものであると認定する。つまり、取得したQR乗車券55は前記不正コードではなく、有効なものと認定する。ここで、ステップS16,S17は、本発明の有効性判定ステップの一例である。この場合、制御部11は、改札通路6の出口付近のゲート15を開放する(S16)。そして、表示部13に、通行可能であることを示すメッセージを表示する(S17)。
一方、ステップS15において変化情報56が変化しなかったと判定されると、制御部11は、取得したQR乗車券55が前記不正コードであると認定する。このような不正コードを用いた通行は認めるべきではないため、この場合、制御部11は、改札通路6の出口付近のゲート15を閉塞し(S18)、表示部13に、通行不可(禁止)であることを示すメッセージを表示する(S19)。これにより、前記不正コードを利用する不正な利用者の通行を確実に止めることができる。
2 :駅サーバ
3 :センタ装置
4 :利用者端末
8 :駅
9 :コード有効性判定システム
11 :制御部
12 :記憶部
13 :表示部
14 :通信部
15 :ゲート
17 :QRコード読取部
50 :表示画面
51 :画面画像
52 :領域
55 :QRコード(QR乗車券)
56,56A,56B:変化情報
100 :駅務システム
111 :乗車券情報取得部
112 :変化判定処理部
113 :有効性判定処理部
114 :通行制御部
115 :ゲート処理部
171 :撮像部
411 :購入処理部
412 :変化情報取得処理部
413 :表示処理部
Claims (10)
- 端末装置の表示画面から予め定められたコードを取得するコード取得部と、
前記表示画面に含まれる経時的に変化する変化情報の変化を検出する変化情報検出部と、
前記変化情報検出部によって前記変化情報の変化が検出されたことを条件に、前記コード取得部により取得された前記コードを有効と判定する有効性判定部と、を備える自動改札機。 - 前記変化情報は、前記コードの一部に割り当てられた部分コードであり、
前記変化情報検出部は、前記部分コードの変化を検出する、請求項1に記載の自動改札機。 - 前記変化情報は、前記表示画面において前記コードの表示領域以外の他の領域に表示されており、
前記変化情報検出部は、前記他の領域における前記変化情報の変化を検出する、請求項1に記載の自動改札機。 - 前記変化情報は、形態、表示位置、又は色が経時的に変化する画像である、請求項3に記載の自動改札機。
- 前記変化情報は、現在時刻を示す時刻情報である、請求項1から3のいずれかに記載の自動改札機。
- 前記変化情報検出部は、前記表示画面を連続して読み取り、読み取られた複数の読取データを比較することによって前記変化情報の変化を検出する、請求項1から5のいずれかに記載の自動改札機。
- 前記有効性判定部による判定結果に基づいて利用者の通過を制御する通行制御部を更に備え、
前記通行制御部は、
前記有効性判定部によって有効と判定された場合に利用者の通過を許可し、前記変化情報検出部によって前記変化情報の変化が検出されなかったことにより前記コード取得部により取得された前記コードが前記有効性判定部によって無効と判定された場合に利用者の通過を禁止する、請求項1から6のいずれかに記載の自動改札機。 - 端末装置の表示画面に予め定められたコードとともに経時的に変化する変化情報を表示する変化情報表示処理部と、
前記端末装置の前記表示画面から前記コードを取得するコード取得部と、
前記表示画面に含まれる前記変化情報の変化を検出する変化情報検出部と、
前記変化情報検出部によって前記変化情報の変化が検出されたことを条件に、前記コード取得部により取得された前記コードを有効と判定する有効性判定部と、を備えるコード有効性判定システム。 - 端末装置の表示画面から予め定められたコードを取得するコード取得ステップと、
前記表示画面に含まれる経時的に変化する変化情報の変化を検出する変化情報検出ステップと、
前記変化情報検出ステップによって前記変化情報の変化が検出されたことを条件に、前記コード取得ステップにより取得された前記コードを有効と判定する有効性判定ステップと、を備えるコード有効性判定方法。 - 請求項9に記載のコード有効性判定方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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JP2018155496A JP7139780B2 (ja) | 2018-08-22 | 2018-08-22 | 自動改札機、コード有効性判定システム、コード有効性判定方法、及びプログラム |
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2018
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