JP2006209584A - 電子チケット発行・管理システム及びこれに用いるコンピュータプログラム - Google Patents

電子チケット発行・管理システム及びこれに用いるコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】特定の個人が不正を行って同一チケットで複数回入場することを防止でき、チケットレスを実現し、さらに、当日の入退場等の入場状況の管理をリアルタイムで行うことのできる電子チケット発行・管理システムを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の電子チケット発行・管理システムは、電子チケットの購入者の個人識別情報及びイベント情報を対応付けて登録するデータベースと、データベースへの個人識別情報及びイベント情報の登録・管理を行う管理手段と、入場に際し、電子チケット保有者の個人識別情報を識別する識別手段と、識別手段によって識別された電子チケット保有者の個人識別情報をデータベースに予め登録されている電子チケット保有者の個人識別情報と照合する照合手段と、照合結果が一致すれば電子チケット保有者の入場を許可する入場許可判定手段とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、チケットレスを実現したチケット発行・管理システムに関し、特に、電子チケット保有者の入退場やその管理を容易に行うことのできる電子チケット発行・管理システムに関する。
従来、入場チケット等を発行するシステムでは、入場チケットに印刷した入場者の識別情報を用いて入場者の識別を行うものがあった。
また、自動チケット販売装置が、通信ネットワークを介してチケット販売者から配信されるチケット情報を格納可能なデータ格納手段と、チケット申込者がチケット申込情報を入力するための入力手段と、チケット申込者の個人識別情報を取得する個人識別情報取得手段と、チケット用紙及び印刷装置を含むチケット印刷手段とを有し、チケット情報及びチケット申込情報に関連する事項並びに個人識別情報を印刷装置によりチケット用紙上に印刷していた(例えば特許文献1参照)。
特開2002−133451号公報
従来のチケット発行システムにおいては、特定の個人がチケットを複数枚入手することが可能なものもあり、このようなものの中には正規販売ルート以外でのチケットの流通を生じさせてしまうシステムもあった。
また、入手したチケットを紛失した場合におけるチケット購入者の救済措置が不十分であった。
さらに、入場者をその場で管理できないため、正確な入場者数等の入場状況をリアルタイムで把握できないという課題があり、このため再入場の管理等を行うことができなかった。
この発明は、かかる課題を解決するためになされたもので、特定の個人が不正を行って同一チケットで複数回入場することを防止でき、チケットレスを実現し、さらに、当日の入退場等の入場状況の管理をリアルタイムで行うことのできるチケット発行・管理システム及びこれに用いるコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明の電子チケット発行・管理システムは、電子チケットの購入者の個人識別情報及びイベント情報を対応付けて登録するデータベースと、データベースへの個人識別情報及びイベント情報の登録・管理を行う管理手段と、入場に際し、電子チケット保有者の個人識別情報を識別する識別手段と、識別手段によって識別された電子チケット保有者の個人識別情報をデータベースに予め登録されている電子チケット保有者の個人識別情報と照合する照合手段と、照合結果が一致すれば電子チケット保有者の入場を許可する入場許可判定手段とを備える。
この発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
従来のような有形的な券(チケット)を用いることのないチケットレスのサービスを提供することができる。
また、入退場に際して、電子チケット保有者の入場状況を確認するので、同一チケットに対する複数回の入場のような不正行為の発生を防止できると共に、入退場に際して各人に固有の指紋等の個人識別情報の入力を要求するので、電子チケットを保有していない者の不正入場の発生を防止することができる。
さらに、当日の入退場等の入場状況の管理をリアルタイムで行うことができる。すなわち、入退場数をカウントアップ/ダウンすることにより、イベント会場への入場者数をリアルタイムで確認することができる。イベント終了後は、入場者数を未退場者数と捉えることにより、イベント会場内に残っている人の有無を確認することができる。
以下、図面を用いて本発明の電子チケット発行・管理システム及びこれに用いるコンピュータプログラムについて説明する。
本発明の電子チケット発行・管理システム用プログラムは、本発明の電子チケット発行・管理システムの管理サーバ内で必要とされる機能を実現させるためのプログラムである。
図1は、本発明の電子チケット発行・管理システムの構成図を概略的に示す図である。
図2は、本発明の電子チケット発行・管理システムで電子チケット保有者毎に管理するデータの構造を示す図である。
図1に示すように、通信ネットワーク100を介して電子チケット販売用端末110、会場入口用端末120、会場出口用端末130、及び、管理サーバ140が接続されている。
なお、会場入口用端末120および会場出口用端末130は、図示しない表示部を備える。
また、電子チケットについては後述する。
通信ネットワーク100は、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等で構成される情報通信網である。この情報通信網は有線/無線を問わずいかなる形態のものであってもよい。
電子チケット販売用端末110は、入力部111、個人識別部112及び表示部113を備える。
会場入口用端末120は、個人識別部121、出力部122及び図示しない表示部を備える。
会場入口用端末130は、個人識別部131及び図示しない表示部を備える。
管理サーバ140は、データベース管理部141、データベース照合部142、出力部143及びデータベース144を備える。
個人識別部121は、入場に際し、電子チケット保有者の個人識別情報を識別する識別手段としての機能を有する。
個人識別部131は、退場に際し、電子チケット保有者の個人識別情報を識別する識別手段としての機能を有する。
なお、個人識別部112も個人識別情報を識別する機能を有する点では個人識別部121及び個人識別部131と同一である。
データベース管理部141は、データベース144への個人識別情報及びイベント情報の登録・管理を行う管理手段としての機能と、照合結果が一致すれば電子チケット保有者の入場を許可する入場許可判定手段としての機能とを有する。
データベース照合部142は、識別手段によって識別された電子チケット保有者の個人識別情報を前記データベースに予め登録されている電子チケット保有者の個人識別情報と照合する照合手段としての機能を有する。
データベース144は、電子チケットの購入者の個人識別情報及びイベント情報を対応付けて登録するデータベースである。
電子チケットの購入者は、電子チケットの購入時に必要なイベント情報と個人情報を入力部111から入力すると共に、指紋データを個人識別部112に入力する。
ここで、電子チケットの購入者に要求する個人情報とは、電子チケットの管理に必要な氏名や生年月日をいい、この他に、クレジットカードの番号等の決済に必要な事項を含めてもよい。
イベント情報とは、イベントの種類や開催日等をいう。
また、個人識別情報として用いる指紋データとは、個人識別部112で読み取った指紋を画像認識して得られるデジタルデータのことをいう。
電子チケット販売用端末110は、電子チケット購入者によって入力部111に入力された入力情報に基づき、通信ネットワーク100を介して管理サーバ140にアクセスする。
なお、ここにいう入力情報とは、前述した個人情報及びイベント情報をいう。この入力情報は、図2に示す形式で購入者毎に区分され、データベース144に登録される。
管理サーバ140では、電子チケット販売用端末110から通知された入力情報に基づき、データベース管理部141がデータベース144から該当データを抽出する。
電子チケット販売用端末110は、個人識別部112で入力された指紋データを管理サーバ140のデータベース照合部142に通知する。
電子チケットの購入時に、データベース照合部142では、データベース144に登録されている指紋データと入力された指紋データの総当り照合を行い、データベース144への登録の有無を判定して、電子チケット販売用端末110に照合結果を通知する。
電子チケット販売用端末110では、電子チケットの購入者からの購入要求があった場合において、入力された指紋データがデータベース144に登録されていない場合のみ、電子チケットを発行する。
なお、ここでいう電子チケットの発行とは、コンサート等のイベント用の入場枠を予め購入する購入者に対して割り当てることをいい、従前のように有形的な券(チケット)を発行するのではなく、購入者の指紋データ及び個人情報をデータベースに登録することにより、電子的に入場枠を割り当てることをいう。また、この割り当てた入場枠を電子チケットと称する。
電子チケット販売用端末110は、電子チケットを発行する際に購入者の指紋データと電子チケット情報を管理サーバ140に通知する。
管理サーバ140のデータベース管理部141は、データベース144に購入者の入力情報、指紋情報及び電子チケット情報を登録する。
なお、ここでは、購入者とは電子チケットの購入しようとしている者で、保有前の状態にある者をいう。データベース144に電子チケット情報が登録されると、電子チケットの購入者は、電子チケットの保有者(電子チケット保有者)となる。
また、ここでは電子チケット情報として座席番号を用いる場合について説明するが、他の情報を組み込んでもよい。
イベントへの入場の際、電子チケット保有者は、会場入口に設置された会場入口用端末120の個人識別部121に指を置いて指紋データを入力する。入力された指紋データが、管理サーバ140のデータベース照合部142に通知され、データベース144に登録されている指紋データの総当り照合を実施して電子チケット保有者を特定する。
購入時の指紋データと入場時の指紋データの照合を行うことにより、電子チケット保有者以外は不正入場できない。
指紋照合による電子チケット保有者の特定が完了すると、管理サーバ140のデータベース管理部141は、その電子チケット保有者の電子チケット情報を読み出し、会場入口用端末120に通知すると同時に当該電子チケット保有者が入場済である旨をデータベース144に登録する。
会場入口用端末120の出力部122は、管理サーバ140から通知された電子チケット情報を図示しない会場入口用端末120の表示部に出力する。
電子チケット保有者は、電子チケット発行時の電子チケット情報を入場時に確認できるので、従来のようにチケット発行時に有形的な券として出力させる必要がなくなり、チケットレスサービスを提供することができる。
イベント終了後、電子チケット保有者は、退場する際に、会場出口用端末130の個人識別部131に指を置く。
個人識別部131に入力された指紋データが、管理サーバ140のデータベース照合部142に通知され、登録されている指紋データの総当り照合を実施して電子チケット保有者を特定する。
電子チケット保有者を特定すると、データベース管理部141は、退場しようとする電子チケット保有者の全ての情報をデータベース144から削除する。
データベース144内の入場済の電子チケット保有者の人数をカウントして出力部143に出力することで、入場者数をリアルタイムに把握することができる。
また、退場した電子チケット保有者の全てのデータをデータベース144から削除するため、イベント終了後にデータベース144内の登録件数をカウントすることにより、未退場者の人数をリアルタイムに把握することができる。
図3は、この発明の電子チケット発行・管理システムにおいて電子チケット発行の際における電子チケット販売用端末内の処理内容を示すフローチャートである。
図3に示すように、ステップS301において、電子チケット販売用端末110の入力部111から、購入者の個人情報(氏名・生年月日等)と対象のイベント情報が入力されると、続くステップS302では、個人識別部112で指置き判定を実施する。すなわち、指紋の照合を行うために電子チケット販売用端末110が購入者に特定の指を個人識別部112に置くことを要求し、個人識別部112に指が置かれたか否かを判定する。
電子チケット販売用端末110が、個人識別部112に指が置かれたと判定した場合は、フローはステップS303に進行し、取り込んだ指紋データと入力部111で入力されたデータを管理サーバ140に通知する。
ここで、入力部111で入力されるデータは、イベント情報と個人情報で構成される。
ステップS304では、購入者のデータを登録可能であるかについて管理サーバ140からの通知があるまで待機する。
管理サーバ140から登録可能である旨が通知された場合は、フローはステップS305に進行し、登録した旨を表示部113に表示する。
一方、管理サーバ140から登録不可能である旨が通知された場合は、フローはステップS306に進行し、電子チケットを発行不可能である旨を表示部113に表示する。
以上でフローは終了する。
図4は、この発明の電子チケット発行・管理システムにおいて電子チケット発行の際における管理サーバ140内の処理内容を示すフローチャートである。
ステップS401では、電子チケット販売用端末110から購入者のデータと指紋データが通知されたか判定する。
通知を受けた場合は、フローはステップS402に進行し、イベント情報に基づいてデータベース144から対象イベントのデータベースを選択し、送信された指紋データと選択したデータベースに登録されている指紋データの総当り照合を行う。
続くステップS403では、総当り照合の結果、電子チケット販売用端末110から通知された指紋データと一致する指紋データがデータベース144内に登録されているか否かを判定する。
判定の結果、入力部111に入力された指紋データと一致する指紋データがデータベース144に登録されていなかった場合は、購入者が新規の購入者であると判定し、フローはステップS404に進行し、電子チケット発行処理を進める。
ステップS404では、データベース144内でイベント情報毎に区分されたデータベースに指紋データと個人情報と電子チケット情報(座席番号等)を登録する。
ステップS404が終了すると、フローはステップS405に進行し、電子チケット販売用端末110に電子チケットを発行可能である旨を通知する。
これでフローは終了する。
一方、ステップS402において、入力部111に入力された指紋データと一致する指紋データがデータベース144に登録されていたと判定した場合は、既にその購入者に対して電子チケットを発行済みであると判定し、フローはステップS406に進行し、電子チケット販売用端末110に電子チケットを発行不可能である旨を通知する。
これでフローは終了する。
なお、電子チケットの購入者は、電子チケットを購入することにより電子チケット保有者となる。
図5は、電子チケット保有者がイベント会場に入場する際に会場入口用端末120内で行なう処理を示すフローチャートである。
電子チケット保有者により、当日のイベント会場入口に設置されている会場入口用端末120の個人識別部121に指が置かれると、ステップS501において、指置きを確認したか判定する。
指置きを確認したと判定した場合は、フローはステップS502に進行し、個人識別部121で読み取った指紋データを管理サーバ140に通知する。
続くステップS503では、入場が可能か不可能であるかの通知が管理サーバ140からあるまで待機する。
入場可能との通知があった場合は、フローはステップ504に進行し、図示しない会場入口用端末120の表示部に入場可能である旨を表示し、入場ゲート等を開門させる指令を発信する。
以上でフローは終了する。
一方、入場不可能との通知があった場合は、フローはステップ505に進行し、図示しない会場入口用端末120の表示部に入場不可能である旨を表示し、入場ゲート等は開門させない。
以上でフローは終了する。
図6は、電子チケット保有者がイベント会場に入場する際に管理サーバ140内で行なう処理を示すフローチャートである。
ステップS601では、会場入口用端末120から指紋データを受信したかを判定する。
指紋データを受信した場合は、フローはステップS602に進行し、管理サーバ140内のデータベース144に登録されている全ての指紋データと会場入口用端末120から通知された指紋データの総当り照合を行う。
続くステップS603では、総当り照合の結果、会場入口用端末120から通知された指紋データと一致する指紋データがデータベース144内にあるか否かを判定する。
一致する指紋データがあった場合は、正規の電子チケット保有者であると判定し、フローはステップS604に進行する。
ステップS604では、当該指紋データに対応する電子チケット保有者のデータを抽出する。
続くステップS605では、ステップS604で抽出したデータから当該電子チケット保有者の入場状態を確認する。
ステップS605において、当該電子チケット保有者が未入場であると判定すると、フローはステップS606に進行し、会場入口用端末120に入場可能である旨を通知する。
続くステップ607では、データベース144内の当該電子チケット保有者の入場状態を入場済に変更する。このように入場状態が入場済に変更されることにより、入場者数がカウントアップされる。
以上でフローは終了する。
なお、ステップS601で指置きが確認されない場合は、このステップS601を繰り返し行うべく、フローはリターンする。
また、ステップS603で照合結果が一致しなかった場合、すなわち、会場入口用端末120から通知された指紋データがデータベース144内に存在しなかった場合は、電子チケットを保有しない不正者による入場要望であると判定し、フローはステップS608に進行する。
ステップ608では、会場入口用端末120に入場不可能である旨を通知する。
また、ステップS605において、当該電子チケット保有者の入場状態が入場済であると判定した場合は、同一電子チケットによる二重入場等の不正行為を防止すべく、フローはステップS608に進行する。
ステップ608では、会場入口用端末120に入場不可能である旨を通知する。
以上でフローは終了する。
図7は、電子チケット保有者がイベント会場から退場する際に会場出口用端末130内で行なう処理を示すフローチャートである。
電子チケット保有者により、当日のイベント会場入口に設置されている会場出口用端末130の個人識別部131に指が置かれると、ステップS701において、指置きを確認したか判定する。
指置きを確認したと判定した場合は、フローはステップS702に進行し、個人識別部131で読み取った指紋データを管理サーバ140に通知する。
続くステップS703では、退場が可能か不可能であるかの通知が管理サーバ140からあるまで待機する。
退場可能との通知があった場合は、フローはステップ704に進行し、図示しない会場出口用端末130の表示部に退場可能である旨を表示し、退場ゲート等を開門させる指令を発信する。
以上でフローは終了する。
一方、入場不可能との通知があった場合は、フローはステップ505に進行し、図示しない会場入口用端末120の表示部に入場不可能である旨を表示し、入場ゲート等は開門させない。
以上でフローは終了する。
図8は、電子チケット保有者がイベント会場から退場する際に管理サーバ140内で行なう処理を示すフローチャートである。
ステップS801では、会場出口用端末130から指紋データを受信したかを判定する。
指紋データを受信した場合は、フローはステップS802に進行し、管理サーバ140内のデータベース144に登録されている全ての指紋データと会場出口用端末130から通知された指紋データの総当り照合を行う。
続くステップS803では、総当り照合の結果、会場出口用端末130から通知された指紋データと一致する指紋データがデータベース144内にあるか否かを判定する。
一致する指紋データがあった場合は、正規の電子チケット保有者であると判定し、フローはステップS804に進行する。
ステップS804では、当該指紋データに対応する電子チケット保有者のデータを抽出する。
続くステップS805では、ステップS804で抽出したデータから当該電子チケット保有者の入場状態を確認する。
ステップS805において、当該電子チケット保有者が入場済であると判定すると、フローはステップS806に進行し、会場出口用端末130に退場可能である旨を通知する。
続くステップ807では、データベース144内の当該電子チケット保有者の入場状態を退場済に変更する。このように入場状態が退場済に変更されることにより、入場者数がカウントダウンされる。
以上でフローは終了する。
なお、ステップS801で指置きが確認されない場合は、このステップS801を繰り返し行うべく、フローはリターンする。
また、ステップS803で照合結果が一致しなかった場合、すなわち、会場出口用端末130から通知された指紋データがデータベース144内に存在しなかった場合は、電子チケットを保有しない不正者による退場要望であると判定し、フローはステップS808に進行する。
ステップ808では、会場出口用端末130に退場不可能である旨を通知する。
また、ステップS805において、当該電子チケット保有者の入場状態が退場済であると判定した場合は、同一電子チケットによる二重入場等の不正行為が生じた可能性があるため、フローはステップS808に進行する。
ステップ808では、会場出口用端末130に入場不可能である旨を通知する。
以上でフローは終了する。
以上、本発明の電子チケット発行・管理システムによれば、従来のような有形的な券(チケット)を用いることのないチケットレスのサービスを提供することができる。
また、入退場に際して、電子チケット保有者の入場状況を確認するので、同一チケットに対する複数回の入場のような不正行為の発生を防止できると共に、入退場に際して各人に固有の指紋等の個人識別情報の入力を要求するので、電子チケットを保有していない者の不正入場の発生を防止することができる。
さらに、当日の入退場等の入場状況の管理をリアルタイムで行うことができる。すなわち、入退場数をカウントアップ/ダウンすることにより、イベント会場への入場者数をリアルタイムで確認することができる。イベント終了後は、入場者数を未退場者数と捉えることにより、イベント会場内に残っている人の有無を確認することができる。
なお、以上の説明では、退場しようとする電子チケット保有者の全ての情報をデータベース144から削除する形態について説明したが、データベース144に登録された当該電子チケット保有者のデータに退場フラグを立てるように構成してもよく、この退場フラグを管理することにより、イベント会場への入場者数を管理するように構成してもよい。
また、以上の説明では、個人識別112、121及び131に指紋照合装置を用いたが、手のひらの静脈を識別する生体識別装置であってもよく、また、ICカードや携帯電話を記録媒体として用い、これらの媒体に記録された識別記号を読み取る読み取り装置であってもよい。
本発明の電子チケット発行・管理システムの構成図を概略的に示す図である。 本発明の電子チケット発行・管理システムで電子チケット保有者毎に管理するデータの構造を示す図である。 この発明の電子チケット発行・管理システムにおいて電子チケット発行の際における電子チケット販売用端末内の処理内容を示すフローチャートである。 この発明の電子チケット発行・管理システムにおいて電子チケット発行の際における管理サーバ140内の処理内容を示すフローチャートである。 電子チケット保有者がイベント会場に入場する際に会場入口用端末120内で行なう処理を示すフローチャートである。 電子チケット保有者がイベント会場に入場する際に管理サーバ140内で行なう処理を示すフローチャートである。 電子チケット保有者がイベント会場から退場する際に会場出口用端末130内で行なう処理を示すフローチャートである。 電子チケット保有者がイベント会場から退場する際に管理サーバ140内で行なう処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 通信ネットワーク、110 電子チケット販売用端末、111 入力部、112 個人識別部、113 表示部、120 会場入口用端末、121 個人識別部、122 出力部、130 会場出口用端末、131 個人識別部、140 管理サーバ、141 データベース管理部、142 データベース照合部、143 出力部、144 データベース。

Claims (6)

  1. 電子チケットの購入者の個人識別情報及びイベント情報を対応付けて登録するデータベースと、
    前記データベースへの個人識別情報及びイベント情報の登録・管理を行う管理手段と、
    入場に際し、電子チケット保有者の個人識別情報を識別する識別手段と、
    前記識別手段によって識別された電子チケット保有者の個人識別情報を前記データベースに予め登録されている電子チケット保有者の個人識別情報と照合する照合手段と、
    照合結果が一致すれば電子チケット保有者の入場を許可する入場許可判定手段とを備えることを特徴とする電子チケット発行・管理システム。
  2. 退場に際し、電子チケット保有者の個人識別情報を識別する識別手段をさらに備え、前記入場許可判定手段は、前記照合手段による照合結果が一致すれば電子チケット保有者の退場を許可することを特徴とする請求項1記載の電子チケット発行・管理システム。
  3. 前記管理手段は、入場許可判定手段の判定結果に基づいて電子チケット保有者の入場状況を管理し、管理結果を前記データベースに登録することを特徴とする請求項1または2記載の電子チケット発行・管理システム。
  4. 前記識別手段は、指紋または静脈を識別する生体識別装置であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載の電子チケット発行・管理システム。
  5. 前記識別手段は、記録媒体に記録された識別記号を読み取る読み取り装置であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか記載の電子チケット発行・管理システム。
  6. コンピュータに、
    電子チケットの購入者の個人識別情報及びイベント情報を対応付けて登録するデータベースへの個人識別情報及びイベント情報の登録・管理を行う機能と、
    入場に際し、電子チケット保有者の個人識別情報を識別する識別手段によって識別された電子チケット保有者の個人識別情報を前記データベースに予め登録されている電子チケット保有者の個人識別情報と照合する機能と、
    照合結果が一致すれば電子チケット保有者の入場を許可する機能と
    を実現させるための電子チケット発行・管理システム用プログラム。
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