JP2004208244A - 携帯情報端末機器を使った入退場管理システム - Google Patents

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信夫 鎌田
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Abstract

【課題】重要個所への入退場、金庫の施錠管理に鍵、IDカードを使用していたが、忘れたり紛失したりして、かつ、セキュリテイも十分でなかったため、安全で利便性のよいしシステムにすること。
【解決手段】個人に普及している携帯情報端末機器を使って電話番号とユーザ自身の顔、容貌を重要個所への出入りの際に携帯情報端末機にて、その都度撮影して特徴抽出をする。重要個所、金庫等には個人認証装置を備える。ここには、普段使用する人の情報を記憶、登録したデータがある。携帯端末機から微弱電波ブルーツース、IrDAをつかって個人認証装置に送って、個人認証装置にて確認をうけて、施錠は解除される。この管理方法は、部屋、金庫の使用だけでなく駅の改札、街中にて多方面に応用できる。携帯電話機一つで用は足りるから便利である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯情報端末機をつかって、個人認証を正確におこなって重要個所への入退場を迅速に、円滑に行う事に関するものであり、特に、厳重に管理する部屋、金庫の施錠と解除を迅速におこなうものである。防犯上必要個所には、出入りする人の顔、容貌の特徴を認証装置に記憶させておき簡単な装置で、オフラインで管理出来るようにしようとしたものである。機密性の低い個所は、人の容貌、顔の特徴を抽出したバイオメトリクスを使わなくても、単に携帯情報端末機の電話番号だけでもよい。
【0002】
人が入退場する個所は、大体特定された人が出入りする場合が多い。従って、認証装置のデータは、記憶登録された人だけが通過、開閉できればよい。又、本発明を使って、駅、劇場の改札に応用できる。個人認証装置から個人の所持している携帯情報端末機に向かって、信号を伝送して応答を認証して、本人であることを確認して通過させることもできる。
【0003】
【従来の技術】
例えば、従来部屋の入室に鍵を使ったり、カードを差し込んで解除していた。鍵もカードも無くしやすいし、何枚も所持すれば忘れやすい。携帯情報端末機であれば一つですむ。携帯情報端末機を使ってバーコードを表示して、それを読み取って入場する方法もある。これだと、改札口、入退場装置にバーコードを読ますという不便さがあった。かつ、大量の人を円滑にさばく事は難しかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このためユーザは、いくつもの鍵を持ったりしていたが番号を合わせるシリンダー錠の場合は、往々にして番号を忘れたりIDカードによる場合は、一人が入場すると数人の入室が可能でセキュリテイ上問題があった。さらに、通勤電車の改札、高速道路の料金所は、認証と課金のためにいつも混雑している。
【0005】
本発明は、かかる従来例の不都合を改善し、特に一般に普及の著しい携帯電話機、携帯情報端末機をつかって安全の確保と社会生活を円滑にすることを、目的にする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために、請求項1に記載の発明は、携帯情報端末機、携帯電話機にカメラ、ブルーツース、遠赤外通信装置IrDAを備えて、ユーザ自身の顔、容貌の特徴を送る手段と部屋の鍵、施設等の入場口に個人認証装置を備える。
個人認証装置には、入退場する人のデータ、特徴を記憶登録しておく。入場者及び金庫等の施錠の解除装置を、ユーザの特徴とパターンマッチングして許可する。
【0007】
請求項2に記載の発明は、安全に正確に個人認証するために入室、機構部の解除を行う際に瞬時にユーザ自身が自分の顔、容貌を撮影して認証装置におくる。この操作は、所定の時間が経過したら無効になる。
【0008】
これらの操作は、携帯電話機、携帯情報端末機の機能キーひとつ押せば、ユーザの顔、容貌の撮影と電話番号、ユーザの容貌の特徴抽出して圧縮したデータを認証装置におくることができる。請求項3の記載の発明は、個人認証に手間をかけないで、迅速に処理できる構成を採っている。
【0009】
さらに、請求項4では本発明を社会に有効に役立てるために、鉄道の改札口の定期券への応用、劇場、競技施設の入場のように大勢の人が押し寄せる場所に採用して、円滑に人の流れをさばけるようにした。
【0010】
なお、本発明の携帯情報端末機は、携帯電話機、PHS、PDA、インターネット携帯情報端末機等、人が常に携帯する通信手段を備えたものをいう。個人認証装置は、施錠部分、金庫の鍵、駅の改札口、劇場、公共ホール、高速道路の料金所、野球等の競技施設の入退場口に設置して、認証装置より個人の所有する携帯情報端末機に問いかけをおこなう。個人認証の情報が一致していなければ入場を拒否する。又、支払いを請求する。
【0011】
【発明の実施形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態を図1ないし図4に基づいて説明する。図1は、本システムの基幹要素部の構成を示す図である。携帯電話機等の携帯情報端末機器101と認証機器107との相関を示したものである。携帯情報端末機器101には、デジタルカメラの標準装備が今や、普通になった。本発明では、デジタルカメラによって自分自身を撮影して自分の顔、容貌を認証機器107に通信手段にもちいて送り、認証をうける。
【0013】
101の携帯情報端末機器は、デジタルカメラの入力部、即ちレンズ104は片方しか図示してないが、101の裏側にもあって自分の顔、容貌を撮影することができる。
102は、101の操作部でテンキー、ファンクションキーを示す。103は、表示用のデスプレイで最近、携帯電話機を使ってゲームを楽しむ人も増えてきたために、103のデイプレイは大画面に高精細にして、娯楽用と使用できるようになっている。
【0014】
105はアンテナで、携帯電話、PHS等の公衆無線用である。微弱無線、ブルーツース(Bluetooth:以下B・Tと称する)の送受信アンテナも兼ねる。106はIrDA、即ち赤外線通信部の送受発光部を示す。107の認証機器と接続のプロトコルは、始めにB・Tの通信手段を用いて行う。
【0015】
デジタルカメラ等の画像データは、非常に大容量なので光通信によって、高速大容量の通信を高速に、低消費電力でおこなえる。携帯機器の電池の消耗は、公衆無線、B・Tだけの手段では、大きいのでIrDA(Infrared Data Association)にて大容量データ通信の送信を行うのが特徴である。
【0016】
109は、公衆無線電波で110は、B・T、IrDAの電波、光通信を示す。108は、操作する人を示す。107は、個人認証機能と認証してメカニカルな操作をする機構要素を備えた装置である。
【0017】
例えば、ドアの施錠の解除、金庫の施錠の解除、駅の自動改札、劇場、野球ドーム等の入場の切符代わり使うことが可能である。107には、微弱電波ブルートースの送受信装置、IrDAの送受信装置を備えている。107の内部には、携帯情報端末機器より送られてきた本人の顔、容貌、指紋等のデータが内蔵されている。
【0018】
中央にサーバー等のセントラル制御装置をおかなくとも、この装置を機密性の高い部屋の入室、金庫の開閉、駅、劇場に設置しておいてあらかじめ使用する人のデータを格納しておけばよい。例えば、機密度の高い部屋への入室には、101の携帯電話機から自分の写真を写して、102のファンクション・キーを押せばバイオメトリクスの認証によって、107が認識すれば施錠は解除される。
【0019】
指紋認証の場合は、図示してない101上に指を乗せれば直ちに指紋のパターンを読み取って、101より107に送られる。劇場、野球場、競輪、競馬場のような施設の入場券がわりに本発明の発明を利用する場合は、一回107が認識したらデータは、消去される。定期券がわりに駅の改札を通過する際も本発明を利用すればよりスムーズに人をさばくことができる。定期券がわりに所持している携帯情報端末機器から自己の認証と定期券の情報を発信すればよい。
【0020】
例えば、駅の改札に本発明を使用した場合には、改札口よりIrDA、B・Tを発信して、通過する人の持っている定期券、カードとか携帯情報端末機器から応答して個人情報を通知すればよい。改札装置は、応答のあった個人のデータを照合して適合していれば、通過を許可する。
【0021】
適合してなければ、改札を閉じて入場を不可にする。期限切れ、料金が不足していたときには、金銭のチャージを精算機よりおこなう。劇場、サッカー、野球場等の娯楽施設、スポーツの観戦の入場券にも本発明は、駅の改札同様に利用できる。予め、インターネットより、あるいは券売機より自分の携帯情報端末機器に入場券を入力、チャージしておく。入場の際、改札口を通過するだけで個人認証ができる。当然、期限あるいは指定した時間に通過しない場合は、入場券は自動消滅できる。映画館の指定席、列車の指定席、特急券にも適応できる。
【0022】
入場券、特急指定席券のキャンセルの場合、既に購入したお客から携帯情報端末機より発券元にキャンセル手続きをすれば、手数料のみで損害はすくない。発券元は、再度売り出すことができるからお客、業者にとってもまさに一石二鳥といえる。
【0023】
首都圏の私鉄の特急券に関しては、このような急なキャンセルに備えて、発車間際の電車の乗降口に駅員を配置して、指定券の再発行をしていた。携帯情報端末機器によってこのような余計な人手を無くすことができる。
【0024】
高度なVIP(重要人物)が参加する講演会、集会、催しに不貞の輩が入場しないように個人認証を適格に行うために、図1の107の認証装置にモニター画面を接続して本人の顔、容貌を確認してから入場させることも可能である。
【0025】
図2は、携帯情報端末機101の内部構成を示すブロック図である。以下、図2に基づいて説明する。図1にて説明したように本携帯情報端末機は、多様な通信手段を備えて利便性と低通信コストを提供して、利用者の便宜をはかったものである。
【0026】
201は、公衆無線の送受信部をしめす。携帯無線(PDC:Personal Digital Cellular)、PHS(Personal Handy−Phone System)等の音声、データー通信送受信、変復調部である。213は、アンテナで214は、公衆電波である。
【0027】
202は、B・Tの送受信部であって微弱電波をもちいる。無線伝送は、2次変調に周波数ホッピング(FH)によるスペクトラム拡散をもちいている。使用周波数帯は無線免許不要のISM(Industrial Scientific Medical Band)で世界共通の2.4GHz帯を使用している。
【0028】
有効到達距離は、10m以内である。215は、B・Tから発信する微弱電波を示す。アンテナは、携帯情報端末機101の無線公衆網用のアンテナ213と兼用してもよい。あるいは、101の筐体にアンテナ線をコイル状にして内部に収めておく。
【0029】
203は、赤外線通信用の送受信変復調部である。216は、赤外線の光伝播波である。本構成のIrDAは指向性を少なく、球面上に広がっていく方式を採用している。不特定多数の人へデータの発信を大量に行うには、球面上の広がりが必要である。
【0030】
204は、画像入力部のカメラである。図2の例では、カメラはひとつであるが必要に応じて複数個つける。携帯電話機で自分の顔を写しながら、反対方向の情景を写して相手と話をするなど、多様な使い勝手がある。
【0031】
205は、携帯情報端末機のシステムを制御するCPUで206は、メモリーのRAMである。207は各種のキー入力部を示す。電話番号入力のテンキーと#、*等のファンクションキーから構成されている。203は、デスプレイ部であって通信機能の表示だけでなく、街で電子広告塔より発信されるカタログ、商品の展示像、各種の案内、それに娯楽用に楽しめるゲーム機に対応できるような高精細で大きな画面構成になっている。
【0032】
209は、個人情報を格納するPIM(Personal Information Memory)を示す。個人のアドレス帳、スケジュールなどが記憶される。210は、データメモリー部で本発明のように個人認証にバイオメトリクスを利用するような時、本人の顔、容貌、指紋、眼の虹彩、眼の周辺のしわの文様の特徴を記憶しておく。
【0033】
211は特徴抽出部であって、機密性の高い部屋の入場、金庫の開閉などの際、自分の携帯情報端末機によって自分の顔、容貌を撮影して図1の107の認証受信応答機構に照合させる。この際、改ざん、不正使用を防止するために自分の顔、容貌を撮影して瞬時に107に送信しなければならない。1分以内とか、数秒たった場合は無効になる。この操作は207上のファンクションキーの操作によって一瞬の間に実行できる。
【0034】
207上にある、キーを押せば自分の顔、容貌を撮影して211で特徴抽出をおこなう。安全のために、210に格納してある自分の特徴と照合してから一致していれば、107に送信する。107でも予め登録してある本人の特徴と照合して、一致していれば施錠が解除される。
【0035】
本発明の特徴は、携帯情報端末機より自分の認証をあいての認証受信応答装置に、一瞬のうちに演算して送って各種の施錠、禁止個所、改札の解除を行うことにある。
自分の携帯情報端末機によって、機能させる直前に認証を行うことに特徴がある。ホテルの部屋の入場、劇場、改札口、飛行機の搭乗等応用個所は、大きい。
【0036】
212は、携帯情報端末機のシステムバスで217は電池を示す。電池は、近年発展の顕著な薄膜構造の燃料電池を使えば、ほぼ永久的に使用できる。
【0037】
図3は、携帯情報端末機器からの信号によって応答して機構部の操作をおこなう、受信応答機構装置の内部構成ブロック図をしめす。301は、公衆通信網で302は、本発明のサービスをおこなうウエブ・サイトである。303は、通信線を示す。図示してないが、公衆無線PDC、PHSの送受信部を107に備えて、306のブロック部において無線でも交信できる。
【0038】
303は、B・Tの送受信変調部である。ユーザ図1の108が携帯情報端末機器でアクセスして応答する。305は、遠赤外線通信IrDAの送受信部であって、ブルーツースB・Tと同様にユーザの携帯情報端末機101と応答する。
【0039】
306は、公衆通信網301と107とのインターフェース部である。107を利用するユーザの情報は、309のデータメモリに保管されていて、原則それ以外の人は、本システムでは使えない。個人認証が何らかの事情によってできなかったり、107の装置の定期点検、メンテナンスを302のサービス・サイトよりおこなう。先にも述べたが公衆無線PDC,PHSをもちいて無線によってこの作業をリモートコントロルで行なってもよい。
【0040】
307は、表示機能部でメッセージをユーザ108に、文字、音声でながす。例えば、マンションの部屋に入室しようと携帯情報端末機101でアクセスしたとき、107に登録してない他人であったとき、入室を拒否するメッセージをながす。
【0041】
又、ピッキング泥棒のように107の装置を破壊、不正な手段を使って入室しようとしたり、機構部の解除をしようとした場合には、警告のメッセージを流して図3では、図示してないカメラを備えて不正行為者の容貌、顔の撮影をしておく。
【0042】
後で、犯罪行為者の特定につながって防犯上有益になる。308は、107の全体の制御処理をするCPUである。309は、登録者の特徴を記憶しておくメモリであって、ユーザ図1の108が携帯情報端末機101より、機構解除要求即ち、入室しようとして自分の携帯の電話番号と顔、容貌の写真を107に送信して、304、305で受信する。
【0043】
311では、送られてきた電話番号と顔、容貌の特徴を309のデータメモリ部から取り出して、照合をおこなう。一致していなければ、再度個人情報の送信を101に呼びかける。電話番号の間違いもあるから2〜3回程度のやり直しは、容認する。
【0044】
再度繰り返しても一致しない場合は、当然解除はしないし、犯罪行為と考えてその時、侵入しようとした者の写真を撮影して309のデータメモリに格納する。オンラインで302のウエブサイトに接続している場合には、サイト上から不正行為発覚として、最寄の警察、公安関係者、マンションの場合には管理人に、ホテルの場合には、フロントに急報する。
【0045】
310は機構部の制御部であって、扉の場合にはドアの施錠の解除を313のメカニカルな制御装置にて作動させる。本発明は、ドアの開閉だけでなく金庫、重要書類の格納ロッカー、駅の改札口、劇場の入場、野球スポーツの観戦の入場等応用は広い。バイオメトリクスを利用するのと携帯電話機の個人の電話番号を併用することによって機密性の確度は、一層強化される。
【0046】
パスワードを使う場合は、多いが意外に忘れやすい。携帯の番号はPDCの場合例えば、090−1234−5678であって、PHSでは、070−1234−5678の双方とも、11桁で認証の確度は高いし、個人にとっては忘れにくいから利用者にとって便利である。機密性の低い鍵のかわりに使用できる。
【0047】
しかし、部屋の鍵、金庫、eコマースでの支払いを携帯情報端末機で行なうときには、バイオメトリクスでの認証との併用は不可欠である。ここで言うバイオメトリクスは、指紋、顔、容貌、眼の虹彩、静脈のパターン等の個人特有の特徴を指す。
【0048】
図4は、携帯情報端末機101と相手の個人認証装置と、その解除機構装置107との通信プロトコルとデータ伝送の状態遷移図を示したものである。携帯情報端末機からn1〜nmは、107に接続の呼びかけをSID(ServiceDiscovery Protocol)をB・Tを使っておこなう。
【0049】
107の認証装置は、携帯情報端末機101の呼びかけに応じるとACK信号を返答してくる。次に、携帯情報端末機101は、SIP(Session Initial Protocol)を認証装置に応答する。この過程で101と107は、接続が完了して101からデータを107に送ることができる。
【0050】
図4において、x0は、101の接続を認識した過程である。次に、101からx1、x2、xnの過程で携帯情報端末機101から遠赤外線通信IrDAによって、個人認証のデータをおくる。顔、容貌の映像はデータ量が大きいので光通信によれば100Mbpsで送れて、低消費電力であるから携帯情報端末機にとっては、都合がよい。
【0051】
y0の過程では、107の個人認証装置が101の携帯情報端末機からユーザの認証データを受け取って、データの照合比較を行って問題ないと判断した。101からは、107に機構部の解除を要求する信号を送ってこの過程を終了する。
【0052】
y0で認証装置107がデータの不一致を検出した場合は、認証不可、解除なしの通知を101の携帯情報端末機におくって、107の認証装置より警告のメッセージを流す。
【0053】
携帯情報端末機101より再度の認証確認が行われて、それでも認証不可の場合には107からユーザの顔、容貌の写真撮影して防犯対策をしておく。本発明では、当初携帯情報端末機同士、機器装置の接続のためのプロトコルの発信は、微弱電波であるB・Tを使用する。
【0054】
カメラのような映像データを大量に送るときには、遠赤外線IrDAを用いる。この併用によって電池の消耗を防いで、瞬時に大容量伝送が可能になる。
【0055】
[第2実施形態]
【0056】
次に、本発明の第2実施形態につき図5乃至図7に基づいて説明する。 図5は、本発明を利用したシステムの全体構成を示すものである。図5において、301は、公衆網、インターネット網を示す。501、502は本発明によるサービス・サイトをネットワーク上に設けたものである。
【0057】
501は、個人の家庭のセキュリテイ、スーパマーケット、企業、ホテル等の出入り口の管理、金庫、重要書類の保管に本発明を適用できる。503のサイトは、野球場、スポーツ観戦施設、劇場、ホールの入場管理に本発明を適用する。
【0058】
図5には、図示してないがJR、私鉄、地下鉄の改札にも適用できる。その際には、各電鉄ごとに、501、503のようなサイトを通信ネットワーク上に設ける。
504は、携帯無線会社の基地局で、505はその会社の専用線である。502は、携帯無線会社のサイトを示す。
【0059】
506は、サイトと結ぶ通信線である。507は劇場、公共施設、鉄道の駅構内を示す。508は、野球場、サッカー場等のスポーツの観戦施設、運動ジム等の施設を示す。
【0060】
509は一般の企業、官公庁、自治体の役所で、510はスーパマーケット、コンビニ、店舗等を示す。511は、ホテル、旅館等の宿泊施設である。ここでは、部屋の入場、セーフテイ・ボックス、金庫等に本発明を適用できる。
【0061】
512は、一般家庭である。近年、夫婦共働きが増加して家のセキュリテイを警備会社に委託するケースも増えている。本発明を適用すれば、サイトを運用する会社に多少のチャージを払うだけで、少なくとも外敵の侵入と家にある資産を守ることができる。
【0062】
513は、車等の移動体である。車のような運搬機器とその中にある、積荷、貴重品を本発明によって守ることができる。機密性の高い荷物のコンテナーの施錠に107の個人認証装置と解除装置を使えば、盗難を防ぐことができる。
【0063】
図6は、携帯情報端末機から個人認証付装置に自分の顔、容貌をその場で撮影して認証装置に送信する過程を示すフロー図である。S601では、携帯情報端末機より個人認証付装置にアクセスする。S602では、個人認証付装置は携帯情報端末機より受領信号Ack(図4)を受け取った。
【0064】
S603では、携帯情報端末機器の電話番号を微弱電波B・Tにて受信して本人であることを確認した。S604では、個人認証装置から本人であることを確認するために、本人の顔、容貌等のバイオメトリクスのデータを送るように携帯情報端末機に要求する。
【0065】
S605では、本人の映像をIrDAによって個人認証装置は受領する。S606では、送られてきた本人の映像データと、個人認証装置に登録してあるデータと照合比較する。
【0066】
S607では、登録データと送られてきた映像データが、一致しているかどうか判定する。一致していれば、S608で個人認証付機構装置を解除して、部屋、改札口であれば入場させる。一致してなければS604からS607まで数回繰り返す。
【0067】
決められた回数の判定を行っても一致しなければ、不正行為とみなしてユーザの顔、容貌の写真を撮影して記録する。同一人物がこのような行為を繰り返したならば、記録を警察、公安関係者におくって調査してもらう。通常の認証によって部屋に入退場した場合でも、個人認証装置107には、履歴をのこしておく。
【0068】
図7は、逆に個人認証装置より携帯情報端末機にアクセスして必要な情報を携帯情報端末機に送信する過程のフロー図である。この場合、街角のホット・スポット、ユーザと業務関係にある企業、展示会場、セミナー、フォーラム等で有効に活用できる。
【0069】
S701は、街角のサイト、ホット・スポットより歩行者、展示会等に参加した人にむけて個人認証機より接続信号を送る。S702では、サイト、ユーザリストに登録してある人であることを、携帯情報端末機より応答があった。
【0070】
予め登録してない人とか、一般の人達にやたらに送るとプライバシーという問題に抵触するから、この場合は、登録者か大型量販店で実施しているポイントカードをもっている人を対象にして、広告宣伝のデータ伝送をおこなう。
【0071】
S702では、携帯電話番号から初回の本人確認ができた。S703では、さらに確認をおこなうために本人の顔、容貌をその場で自分の携帯情報端末機にて撮影して、認証装置におくってもらう。
【0072】
S704では、送られたデータと認証装置のもっている本人確認データと照合比較する。一致していればS705にて適合の判定がくだされて、S706で解除されて広告宣伝、業務データが携帯情報端末機におくられる。
【0073】
S705で一致してない場合には、この状態では不特定多数の人を相手にするから手持ちの、認証装置にある個人データに無い場合もある。S707にて、サービス・サイトより個人認証データを送ってもらう。S708で再度、認証の確認をおこなう。この時点で認証できないときには、データの伝送、あるいはドア、改札口の解除は行わない。
【0074】
図7のフローの例では、街中の不特定多数の人を対象にしたり、大勢の人が出入りする駅の改札、野球場、競輪競馬場等の施設の入退場に有効である。特に鉄道の駅の改札口では、ラッシュ時にいちいち定期券、キップを改札機に通過させたり、接触させる必要はないから、大勢の乗降客をスムーズにさばける。
【0075】
キップも事前に窓口でも、電話、インターネットを利用して自分の携帯情報端末機に入力しておけば、改札はスムーズに進む。飛行機の搭乗でもおなじであって、かつ個人認証が確実に行えるからハイジャックを未然に防ぐこともできる。
【0076】
以上説明した各実施形態によれば、人手と高額な警備会社を使用しなくても、個人の携帯情報端末機と個人認証確認装置によって、確度の高いセキュリテイを保持しながら部屋の入退場、駅の改札、劇場ホールへの入場、野球、競輪競馬場等へのイベントの入退場がスムーズにおこなえる。さらに本発明では、金庫とか機密性の高い書類格納ロッカー等の施錠にも応用できる。
【0077】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されて機能するので、これによると複雑な施錠とか警備会社に依頼しなくても、携帯情報端末機と個人認証装置によって不正な侵入を防ぐことができる。携帯情報端末機の電話番号とその場で携帯情報端末機によって撮影した自分自身の映像を送って、特徴抽出して認証を確実に行うことができる。
【0078】
かつ、不特定多数の人の認証を微弱電波B・TとIrDAにとって迅速にできるから、駅の改札、劇場、イベントホールの入退場が円滑にできて、数も正確にカウントできる。指定券、急行券のダブルブッキングの心配もない。個人認証が確実に行えるから飛行機の搭乗の際のチェックも万全で、ハイジャックを未然に防ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の携帯情報端末機と認証装置の実施形態を示す図である。
【図2】携帯情報端末機の内部構成ブロック図である。
【図3】個人認証装置、解除機構と通信情報網との関係を示すブロック図である。
【図4】携帯情報端末機と個人認証装置との信号伝送を示す状態遷移図である。
【図5】第2実施形態の全体構成を示すシステム構成図である。
【図6】携帯情報端末機と個人認証装置との信号伝送を示すフロー図である。
【図7】第2実施形態の認証装置から携帯情報端末機におくる信号の手順を示すフロー図である。
【符号の説明】
101 携帯情報端末機
102 キーボード、ファンクションキー
103 表示部
104 カメラレンズ
105,213 公衆無線、微弱無線(B・T)アンテナ
105 微弱無線(B・T)アンテナ
106 IrDA
107 個人認証装置
108 人、ユーザ
109、214 公衆無線電波
110 ブルーツース微弱電波、光通信
201 携帯無線送受信部
202,304 ブルーツース送受信部
203,305 IrDA受発光部
204 カメラ、モニター
205 CPU、中央演算装置
206 メモリ
207 キーボード入力装置
208 表示部
209 個人情報格納メモリ
210 データメモリ
211 特徴抽出部
212 携帯情報端末機システムバス
215 ブルーツース微弱電波
216 IrDA光通信
217 電池
301 公衆通信網
302 サービス・サイト
303 通信線
306 通信網インターフェース部
307 メッセージ表示部
308 CPU、中央演算部
309 データメモリ
310 外部機構制御装置インターフェース部
311 パターンマッチング部
312 個人認証装置システムバス
313 機構制御装置
501,503 サービス・サイト
502 公衆無線局専用サイト
504 公衆無線基地局
505 公衆無線会社専用線
506 通信線
507 劇場、公共ホール
508 遊戯施設、スポーツ観戦施設
509 企業、官庁、自治体
510 スーパ、コンビに、店舗
511 ホテル、旅館
512 一般家庭
513 車、移動体

Claims (4)

  1. 携帯情報端末機と個人認証装置を使用して人の、入退場を迅速に、正確に行うシステムであって、
    携帯情報端末機と個人認証装置に微弱電波ブルーツースと遠赤外通信装置IrDAを備えて、電話番号と携帯情報端末機にあるカメラで自分自身の顔、容貌を撮影して、該個人認証装置に送る手段、
    個人認証装置には、入退場者の電話番号、顔、容貌等の特徴を記憶しておき入場者の映像を即座に判定する手段を備えたことを特徴とする携帯情報端末機器を使った入退場管理システム。
  2. 前記請求項1において入場者は、自分自身の電話番号と同時に入場しようとする場所にてユーザ自身の撮影した映像を該認証装置に送る手段、
    個人認証装置は、所定の時間が経過した映像信号は、拒否する手段を備えたことを特徴とする携帯情報端末機器を使った入退場管理システム。
  3. 請求項1の携帯情報端末機は、少なくともキーボード上に機能キーを設けて、個人認証を受けようとするユーザは、該キーを押したときに、自分自身の映像の撮影と電話番号と撮影したユーザ自身の映像を個人認証装置に、即座に送ることを備えたことを特徴とする携帯情報端末機器を使った入退場管理システム。
  4. 本システムは、人の入退場、駅の改札、イベント、劇場、への入場券として使用する手段、
    金庫の施錠、解除、機密性の高い書類、金品の保管の鍵として使用する手段を備えたことを特徴とする携帯情報端末機器を使った入退場管理システム。
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