JP2005273281A - ドアの施開錠システムおよびそれに用いる送信装置、並びに、車の施開錠システム、タクシーの施開錠システム、ガソリンスタンドの施開錠システム - Google Patents

ドアの施開錠システムおよびそれに用いる送信装置、並びに、車の施開錠システム、タクシーの施開錠システム、ガソリンスタンドの施開錠システム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の入力データの組み合わせを可能にした様々な状況におけるドアの施開錠システムを提供することを目的とする。
【解決手段】 単数、もしくは複数の入力データによって、入室および退出時のドアの施開錠を制御するドアの施開錠システム100であって、受信部105と、入力データ登録部107と、ドアの施開錠制御部111と、処理中止部112と、不正行為通知部117と、ドアの施開錠時間登録部110と、タイマー部113と、開閉パターン記憶部106と、送信部115と、ドア部114と、ドアの開閉認識部118とを有し、前記入力データ登録部107は転送データ記憶部108と組み合わせ情報記憶部109とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ドアの施開錠システムおよびそれに用いる送信装置、並びに、車の施開錠システム、タクシーの施開錠システム、ガソリンスタンドの施開錠システムに関し、特に、様々な入力データによりドアの施開錠を制御することができるドアの施開錠システムに関する。
従来のドアの施開錠システムとしては、例えば、2004年2月13日の東京新聞の23面には、マンションに顔パスシステムを導入したものが掲載されている(非特許文献1)。これは、マンションの入居者の顔画像の照合で扉の鍵を開けるシステムであり、動画を利用した複数フレームのデータ解析を行うため、照合の精度は高い。また、入居者の顔画像を記憶するだけではなく、来訪者の画像も時間記録と合わせ確認できるので、十分な情報管理の下、不正行為そのものを事前に抑止する効果も期待できる。また、このシステムでは鍵によるセキュリティと違い、紛失、盗難や不正複製の心配もない。
また、類似した「顔パス」の技術として、例えば、2004年3月6日の東京新聞の朝刊の9面には電機各社の「顔認証」技術が掲載されている(非特許文献2)。防犯対策で入退室管理システムを導入したビルやマンションが増加する中、顔の輪郭や目の位置などで本人確認を行う「顔認証」技術について掲載されたものである。
また、2004年2月26日の日経新聞の13面には、人物の顔を自動認識して建物などへの入退室を許可する顔認識セキュリティシステムが掲載されている(非特許文献3)。このシステムは、どんな光源の下でも的確に人物を特定するというものであり、IDカードの顔写真とカメラ映像の明るさが異なり、眼鏡をはずしたり髪型を変えても、認識できるものである。
また、他のドアの施開錠システムの例としては、特開2003−20832号「受渡しボックスの解錠方法および受渡しボックス」(特許文献1)等を基に、株式会社エックス・キューブは、クロスキューブと名付けられた次世代型のコインロッカーを提供している。これは扉の付いたボックス形式は今までと変わらないが、鍵の開閉方法が全く違うものである。携帯電話やPHSの電話番号を鍵の代わりに用い、扉を開閉させる画期的なシステムとなっている。
特開2003−20832号公報 東京新聞 (朝刊 2004年2月13日 23面) 東京新聞 (朝刊 2004年3月6日 9面) 日経新聞 (朝刊 2004年2月26日 13面)
しかしながら、前記したような従来のドアの施開錠システムでは、顔画像の照合や、電話番号の照合など入力データが単数で限られており、セキュリティの面で、必ずしも安心できない。
例えば、入力データが単数で、それが安易な不正によって他人の手に渡った場合に、悪用されてしまうという危険性が伴う。また、例えば、ドアの施開錠システムの車への応用を考察した場合に、車の乗員の動きや車内の状況などに合わせたドアの施開錠を行うとなると、前記のような従来例の技術だけでは不十分である。これらのことは、車のドアに限らず、建物等のドアや、タクシーのドアに関しても同様である。
本発明は、前記事情を鑑みてなされたものであり、ドアの施開錠を鍵を用いないでも、単数もしくは複数の入力データの組み合わせで行い、それを様々な状況に応用したドアの施開錠システムを提供することを目的とする。
本発明のドアの施開錠システムは、単数の入力データもしくは、複数の入力データの組み合わせによって、入室および退出時のドアの施開錠を制御し、前記入力データを直接もしくは間接に受信する受信部と、前記入力データを登録する入力データ登録部と、前記入力データと、前記入力データ登録部のデータの一致によって、ドアの施開錠を制御するドアの施開錠制御部と、前記入力データと前記入力データ登録部のデータの2回までの不一致によって処理を中止するように機能する処理中止部と、前記入力データと前記入力データ登録部のデータの3回以上の不一致によって乗員に通知するように機能する不正行為通知部と、ドアの施開錠時間が登録されているドアの施開錠時間登録部と、前記ドアの施開錠時間登録部に応じて作動させるタイマー部と、ドアの開閉パターンを記憶しておく開閉パターン記憶部と、ドアの開閉状態を認識するドアの開閉認識部と、前記不正行為通知部からの不正信号を送信するかドアの開閉状態を知らせる開閉信号を送信する送信部と、ドアの施開錠の対象となるドア部とを有し、前記入力データ登録部は入力された入力データをまず記憶する転送データ記憶部と、データの照合のためにデータを管理しておく組み合わせ情報記憶部とを有することを特徴とする。
このように構成されたドアの施開錠システムによれば、前記入力データ登録部は入力された入力データをまず記憶する転送データ記憶部と、データの照合のためにデータを管理しておく組み合わせ情報記憶部とを有し、前記入力データ登録部は前記入力データを照合し、一致した場合は前記ドアの施開錠制御部にドアの施開錠をさせ、また、不一致の場合は、前記処理中止部に処理を中止させ、これが同じ入力データで三回以上続くと、前記送信部に不正信号を利用者側に送信させ、前記送信部は、開閉通知信号を利用者に送信するか、音声通知や光通知、文字通知等の施開錠通知信号を利用者側に送信し、前記ドアの施開錠時間登録部は入力データによって前記タイマー部を動作させ、ドアの施開錠をし、また、前記受信部は、赤外線等により人が入退出したことを確認したら、前記ドアの施開錠制御部にドアの施開錠をさせ、前記開閉パターン記憶部は、開錠された後の5秒から10秒後に、前記ドアの施開錠制御部にドアを施錠させることによって、ドアの施開錠システムを機能させることができる。
また、本発明のドアの施開錠システムは、前記入力データの組み合わせパターンを入室時と退出時とで異なるパターンとすることができる。これによって、安易に入退出できなくなり、ドアの施開錠のセキュリティを高めることができる。
また、本発明のドアの施開錠システムにおいて、前記入力データには音声データ、テキストデータ、画像データ、物質データ、生体認証用データ、身分証明用データがあることを特徴とする。これによって、ドアの施開錠システムを応用する範囲を格段に広げることができる。
また、前記入力データを前記受信部に送信する本発明の送信装置は、前記入力データと前記入力データ登録部の入力データとを照合するための前記入力データを入力する第1入力部と、前記入力データが登録されている前記入力データ登録部において、前記入力データの入力、登録、抹消を行うための前記入力データを入力する第2入力部と、前記ドアの施開錠時間登録部においてドアの施開錠時間を、設定、変更、抹消、新規入力を行うための前記入力データを入力する第3入力部と不正行為の通知等を受信する受信部とを有することを特徴とする。この送信装置により、システムとの様々なデータの遣り取りを行うことができるようになり、システムの方でもそれによって、様々な適用例を創作することができるようになる。
また、本発明のドアの施開錠システムは、前記入力データをサーバーを通してサーバー側から送信することもできる。また、前記送信部は、サーバを通す場合を含み、前記送信装置もしくは防犯サービス機関の受信装置に、前記不正信号を送信することもできる。また、前記送信部は、サーバーを通す場合を含み、前記送信装置に前記送信装置からの照合により、ドアの開閉状態を知らせる開閉信号を送信することができ、これにより利用者は任意にドアの開閉状態を送信装置を通じて知ることができる。また、送信装置とドアの施開錠システムとの間にサーバーを介する場合、前記送信装置は、前記サーバーの照合登録部に入力データを送信して登録し、前記送信装置からの入力データと、前記照合登録部からの入力データを前記入力データ登録部において照合し、一致しない場合において登録を抹消することもでき、登録、抹消について直接操作もしくは遠隔操作を可能とする。
本発明の車の施開錠システムは、前記受信部と、前記入力データ登録部と、前記ドアの施開錠制御部と、ドア部と、トランク部と、給油蓋部とを有することを特徴とし、前記入力データ登録部は、前記入力データを前記入力データ登録部のデータと照合し、前記ドアの施開錠制御部にドアの施開錠をさせる。そして、この車の施開錠システムは、車のドア、車のトランク、車の給油蓋などに適用することができる。
また、本発明の車の施開錠システムは、前記受信部と、前記入力データ登録部と、車のセンターピラーに設けてある乗降場所センサー部と、ドアのロックを制御するドアのロック制御部と、車のシートの下に設けてある圧力センサー部と、車のドアに設けてある半ドアセンサー部と、車が半ドアであることを通知する半ドア通知部と、ドア部と、車のそれぞれのロックを独立にロックできるように構成されたロック部とを有することを特徴とする。
この車の施開錠システムにおいて、前記乗降場所センサー部は、車のどのドアから乗員が乗降したかを知らせる乗降信号によって、前記ロック制御部にドアのロックをさせ、前記圧力センサーの乗員が座席に座ったか立ったかを知らせる圧力信号と、前記乗降場所センサー部の車のどのドアから乗員が乗降したかを知らせる乗降信号によって、前記ドアの施開錠制御部はドアの施開錠をし、前記半ドアセンサー部は、物が挟まっているという感知信号によって乗員に通知音等を発信するか、半ドアであるという半ドア信号によって前記ドアのロック制御部に車のロックをロックできないようにさせる。これにより、本発明の車の施開錠システムは、車の各乗員の乗降に応じて、時間差でドアの開閉やドアのロックを行うことができたり、乗員が座席に座ったか、座席から立ったかの情報を自動的に感知することにより、ドアの開閉やドアのロックを行うことができたり、半ドアの場合に、乗員に通知したり、ドアのロックをできないようにしたりすることができる。
また、本発明の車の施開錠システムは、車内の状況を確認できるカメラを有することを特徴とし、前記カメラ部は、乗員が座席に座ったことを確認し、前記車のロック部にドアのロックをさせることができる。これにより、車内の、また乗員の状況に合わせたドアのロックをすることができるようになり、安全性の面からも優れた車の施開錠システムを提供することができる。
また、本発明のタクシーの施開錠システムは、前記受信部と、前記入力データ登録部と、前記ドアの施開錠制御部と、エンジンの停止状態を認識するエンジン停止検知部と、メーターが落ちたことを認識するメーター検知部と、ドア部とを有することを特徴とする。
また、このタクシーの施開錠システムにおいて、前記エンジン停止検知部のエンジン停止信号と、前記入力データ登録部の照合信号によって、前記ドアの施開錠制御部はドアの施開錠をし、前記エンジン停止検知部の前記エンジン停止信号と、前記メーター検知部のメーター終了信号によって、前記ドアの施開錠制御部はドアの施開錠をする。このシステムにより、タクシーは客の入出の際のドアの施開錠を自動化することができる。
本発明のガソリンスタンドの施開錠システムは、ガソリンスタンド側に設けてある前記入力データ登録部と車両ナンバーを確認するガソリンスタンド用カメラ部と前記カメラからの確認した旨を伝えるガソリンスタンド送信部と、車側に設けてある前記ガソリンスタンド送信部からの確認信号を受信する受信部と前記ドアの施開錠制御部と給油蓋部とを有することを特徴とする。
このガソリンスタンドの施開錠システムにおいて、前記ガソリンスタンド側の装置は車両ナンバーを確認し、受信した車の車両ナンバーである入力データを登録されているデータと照合し、一致していれば、車両信号を車側に送信し、給油蓋の施開錠をさせる。これにより、ガソリンスタンドの従業員の手間が省かれ、車の給油蓋の施開錠を自動化することができる。
(1)本発明のドアの施開錠システムでは、ドアの施開錠を送信装置からの入力データ
によって自動的に行うことができ、不正行為があった場合にはそれを利用者側の送信装置に知らせることができる。(請求項1)
(2)利用者は送信装置を通じて、ドアの施開錠が確実に行われたことを確認し、知る
ことができる。(請求項1)
(3)ドアの施開錠を時間を登録しておくことによって、その時間に合わせて自動的に
行うことができる。(請求項1)
(4)入退出センサなどを利用することによって、人の入退出を感知することによって
、ドアの施開錠を自動的に行うことができる。(請求項1)
(5)ドアの開閉パターンを記憶させておくことにより、ドアの施錠をある一定時間後
に自動的に行うことができる。(請求項1)
(6)利用者はドアの施開錠状態を離れていても、ドアの施開錠システムのドアの開閉
認識部によって遠隔監視でき、それを送信装置を介して知ることができる。(請求項1)
(7)本発明のドアの施開錠システムは、正規に認証された者には、入力データの組み
合わせパターンを入室時と退出時とで異なるパターンとすることができることによって、不正入室者に対してドアの施開錠のセキュリティを高めることができる。(請求項2)
(8)入力データには音声データ、テキストデータ、画像データ、物質データ、生体認
証用データ、身分証明用データ等があり、これによって、ドアの施開錠システムの認証手段を多様にすることができる。(請求項3)
(9)送信装置に第1入力部から第3入力部を設けることにより、システムとの様々な
データの遣り取りを行うことができるようになり、システムの方でもそれによって、様々な適用例を考案することができる。(請求項4)
(10)本発明のドアの施開錠システムは、入力データをサーバーを介して送信するこ
ともできる。(請求項5)
(11)本発明のドアの施開錠システムは、送信装置もしくは防犯サービス機関の受信
装置に、不正信号を送信する場合に、サーバーを介することもできる。(請求項6)
(12)本発明のドアの施開錠システムは、送信装置からの照合により、開閉信号を送 信する場合に、サーバーを介することもできる。(請求項7)
(13)本発明のドアの施開錠システムは、サーバーにおける照合登録部を設けること によって、入力データの登録、抹消を行うことができ、それとともに、送信装置からの 入力データと合わせて、入力データ登録部において2重の照合ができるので、入力デー タの照合の確実性が高くなる。また入力データの登録、抹消は直接操作および遠隔操作 ができるようになっている。
(14)本発明の車の施開錠システムは、ドアの施開錠システム同様に、送信装置によ
る入力データによって、遠隔にも施開錠を行うことができる。そしてそれは、車のドア、車のトランク、車の給油蓋などで用いられることができる。(請求項9)
(15)本発明の車の施開錠システムは、各乗員の乗降に応じて時間差でドアのロック
を行うことができる。(請求項10)
(16)乗員の座席離着状態をセンサーによって感知し、それによってドアの施開錠を
自動的に行うことができる。(請求項10)
(17)半ドアである時に、半ドアであることを乗員に通知したり、ロックができなく
なるようにすることができる。(請求項10)
(18)本発明の車の施開錠システムは、車内の状況を確認できるカメラを有することによって、車内の、また乗員の着座状況に合わせたドアのロックをすることができるようになり、安全性の面からも優れた車の施開錠システムを提供することができる。(請求項11)
(19)タクシーの施開錠システムにおいて、タクシーは客の入出の際のドアの施開錠
を自動化することができる。(請求項12)
(20)本発明のガソリンスタンドの施開錠システムにおいて、ガソリンスタンドに車
が入って来た場合に、ガソリンスタンドの従業員の手間が省くことができ、車の給油蓋の施開錠を自動化することができる。(請求項13)
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
まず、ドアの施開錠システムの構成について図1を用いて説明する。図1は、ドアの施開錠システムの構成を示す図である。
図1に示すように、ドアの施開錠システム100は、受信部105と、開閉パターン記憶部106と、入力データ登録部107と、ドアの施開錠時間登録部110と、処理中止部112と、ドアの施開錠制御部111と、タイマー部113と、不正行為通知部117と、ドアの開閉認識部118と、送信部115と、ドア部114とから構成される。また、入力データ登録部107は、転送データ記憶部108と、組み合わせ情報記憶部109とから構成される。
受信部105は、利用者側の送信装置101から送信された入力データを受信する部であって、音声データ、テキストデータ、画像データ、物質データ、人体関連データ等を受信することができる。これらのデータの具体例としては、角膜、動脈、血液・唾液等体液、毛髪、爪、指紋、声紋、指の温度、写真、筆跡、印鑑、パスポート、保険証、免許証、役所関係書類(印鑑証明、住民票等)、電波などがある。受信部105は、これらのデータを単数でも、また、組み合わせによっても受信できるようになっている。また、利用者側の送信装置101とは、ドアの施開錠システム100を使用する者の入力データを送信する手段のことで、この送信装置101は、送信する入力データと入力データ登録部107に登録してある入力データを照合するために入力データを送信する第1入力部と、受信部105で受信した入力データが登録してある入力データ登録部107において、その登録のための入力データについて、入力、登録、抹消等を行うために入力データを送信する第2入力部と、ドアの施開錠時間登録部110において、ドアの施開錠時間について設定、変更、抹消、新規入力等を行うために入力データを送信する第3入力部と、不正行為の通知等を受信する受信部とから構成されている。この詳細については、以下の発明の実施の形態の中で追って説明することにする。
送信装置101は、一般電話機、携帯電話、PHSおよび通信機能を備えたPDA(Personal Digital Assistant)等であり、上記したように音声データ、テキストデータ、画像データ、物質データ、人体関連データの中の一つ、もしくはそれらの組み合わせを送信することができるものが用いられる。また、通信機能を備えたコンピュータを用いることもできる。またここで、ドアの施開錠システム100の受信部105へのデータ入力は、入力データの種類によって、送信装置101を用いる場合も、また、受信部105へ直接行う場合もある。
入力データ登録部107は、転送データ記憶部108と組み合わせ情報記憶部109から構成されるが、組み合わせ情報記憶部109は入力データ登録部107に送信されてきた入力データを記憶しておく場所であり、転送データ記憶部108は送信されてきた入力データを一度記憶し、組み合わせ情報記憶部109に記憶された入力データと照合する場合などに用いる。
以下に、このドアの施開錠システム100の基本動作について図7を用いて説明する。図7は、ドアの施開錠システム100の基本動作を示すフローチャートである。
まず、受信部105は、入力データを受信する。そして、受信部105はその入力データを入力データ登録部107に送信し、入力データ登録部107の転送データ記憶部108はそれを受信する(S1)。そして、入力データ登録部107の転送データ記憶部108は、組み合わせ情報記憶部109の入力データと前記入力データを一致しているかどうかの照合を行う(S2)。一致していれば、入力データ登録部107はドアの施開錠制御部111に一致信号を送信し、一致信号をドアの施開錠制御部111は受信する(S3)。そして、ドアの施開錠制御部111は、施開錠信号をドア部114に送信してドアの施開錠を行う。また一致していない場合は、入力データ登録部107は、処理中止部112に不一致信号を送信し、処理中止部112は不一致信号を受信し(S5)、不一致信号が3回以上続いたかどうかの判定を行う(S6)。3回以上でなければ、処理の中止を直ちに行う(S10)。3回以上であれば、処理中止部112は不正確認信号を不正行為通知部117に送信し、不正行為通知部117は不正確認信号を受信し(S7)、送信部115に不正通知信号を送信し、不正通知信号を受信した送信部115は不正信号を利用者側の送信装置101に送信する(S8)。それから、送信部115は送信完了信号は処理中止部112に送信し、処理中止部112(S9)は送信完了信号を受信して処理を中止する(S10)。
また、ドアの施開錠システム100において、利用者側の送信装置101によってドアが施開錠されたことを利用者に確認させることができる。以下にその動作を説明する。
ドア部114はドアの施開錠がされたら、施開錠確認信号をドアの施開錠制御部111に送信し、ドアの施開錠制御部111は、施開錠確認信号を送信部115に送信する。それから送信部115は、音声通知や光通知、文字通知等の施開錠通知信号を利用者側の送信装置101に送信し、利用者はドアの施開錠されたことを知る。
また、ドアの施開錠を予め登録した時間によって行うこともできる。例えば、会社が朝8時に始まる場合において、朝の8時、10分前に自動的にドアの施開錠を行うように設定することもできる。以下にその場合のドアの施開錠システム100の動作について説明する。
受信部105は送信装置101の第3入力部104から受信した、利用者を識別できるデータや登録時間等の入力データを入力データ登録部107に送信する。そこで、入力データ登録部107は入力データの照合を行い、一致していたら入力データをドアの施開錠時間登録部110に送信する。そして、ドアの施開錠時間登録部110は、ドアの施開錠時間を制御するようにタイマー部113を作動させるために、タイマー動作時間等の情報を含む入力タイマー信号をタイマー部113に送信する。それから、タイマー部113は時間になるとドアの施開錠制御部111に出力タイマー信号を送信し、ドアの施開錠をさせるようにする。ドアの施開錠制御部111は施開錠信号を前記ドア部114に送信し、実際にドアを施開錠させる。
また、建物などのドアの場所に入退出センサ等を設置して、人がそこを通過したら自動的にドアの施開錠を行うようにすることも、ドアの施開錠システム100によって実現できる。以下に、その詳細な動作を説明する。
受信部105は、入退出センサ等からの入力データを受信することによって人がドアを通過し、入退出を行ったことを確認すると、ドアの施開錠制御部111に確認信号を送信して、ドアの施開錠制御部111は施開錠信号をドア部114に送信して、ドアの施開錠を自動的に行うようにする。
また、ドアの施開錠システム100において、ドアの施錠を、人が入退出する際にドアが開錠された後で、5秒から10秒後に自動的に行うようにすることもできる。以下に、その詳細な説明をする。
開閉パターン記憶部106は、受信部105から人が入退出したという入力信号を受信したら、ドアの施開錠制御部111に開信号を送信し、ドアの施開錠制御部111はドア部114に施開錠信号を送信してドアの開錠をさせる。そして、開閉パターン記憶部106は、一定の時間後にドアの施開錠制御部111に閉信号を送信して、ドアの施開錠制御部111はドア部114に施開錠信号を送信して、ドアを自動的に施錠する。
また、ドアの施開錠システム100において、ドアが施錠する人の入退出の時の、入室と退出とでの入力データを異なるものにできる。つまり、例えば、入室の時には、入力データを角膜と免許証に設定し、退出の時の入力データを指紋と携帯電話番号に設定することもできるのである。これによって、安易な入退出を防止することができ、建物等のドアの通過に関するセキュリティを向上させることができる。
次に図2に、サーバー201を通して、ドアの施開錠システム100をドアの施開錠等に用いる場合の全体の構成を示す。以下に図2を参照しながら、その詳細を説明する。
送信装置101によって入力データをドアの施開錠システム100の受信部105に送信する場合において、一旦、送信装置101からサーバー201に入力データを送信し、サーバー201を介して、受信部105に入力データを送信することもできる。
また、上記不正行為の通知の場合に、送信部115から直接に、送信装置101や防犯サービス機関に不正信号を送信するのではなく、送信部115から一端、サーバー201に不正信号を送信し、サーバー201を介して不正信号を送信装置101や防犯サービス機関に送信することもできる。
さらに、送信装置101からの問い合わせ信号により、送信装置101にドアの開閉状態を知らせる開閉信号を送信する際に、送信部115からの開閉通知信号を直接、送信装置101に送信しないで、一旦、サーバー201に送信して、サーバー201を介して送信装置101に開閉通知信号を送信することもできる。
また、上記のサーバー201を介するドアの施開錠システム100において、サーバー201の照合登録部202に送信装置101から入力データを送信して登録しておき、その後の送信装置101からの入力データ登録部107への入力データと、サーバー201の照合登録部202からの入力データ登録部107への入力データとを両者それぞれ、入力データ登録部107で照合し、一致しない場合において、照合登録部202の登録された入力データを抹消することもできる。また以上の登録、抹消について直接操作もしくは遠隔操作を可能としていることも本発明の特徴である。これによって、入力データ登録部107で二重の照合がなされ、入力データが正しいものかどうかの精度を高めることができる。
また、上記したドアの施開錠システム100を車に適用した場合の説明を図3を用いて行う。図3は、その基本となる車の施開錠システムの構成図を示すものである。
図3に示すように、車の施開錠システム300は、受信部105と、入力データ登録部107と、ドアの施開錠制御部111と、ドア部114と、トランク部301と、給油蓋部302とから構成される。
以下に、その動作について説明する。受信部105は送信装置101から送信された入力データを受信し、入力データ登録部107に入力データを送信する。入力データ登録部107は受信した入力データを照合し、一致した場合、前記ドアの施開錠制御部111に照合信号を送信し、ドアの施開錠制御部111は施開錠信号をドア部114、もしくは、トランク部301、もしくは給油蓋部302に送信して、それぞれの施開錠を行う。以上に説明したように、車の施開錠システム300では、上記のドア施開錠システムの基本となる機能が、車のドア、車のトランク、車の給油蓋等で使用されることができるようになっている。
また、図3の車の施開錠システム300を更に発展させた車の施開錠システムを図4に示す。以下にその発展した車の施開錠システム400の構成を図4を参照しながら説明する。
図4に示すように、車の施開錠システム400は、受信部105と、入力データ登録部107と、乗降場所センサー部401と、圧力センサー部402と、半ドアセンサー部403と、ドアの施開錠制御部111と、ドアのロック制御部404と、ドア部114と、ロック部409と、カメラ部405と、半ドア通知部406とから構成される。
以下に、ドアの施開錠システム400の各動作について、図4を参照しながら順を追って詳細に説明する。
まず、このドアの施開錠システム400は、それぞれの乗員が乗降するに応じて、時間差でドアのロックを自動的に行うことができる。以下に、その動作を説明する。
まず、車のセンターピラーに設けてある乗降場所センサー部401は、車のどのドアから乗員が乗降したかを知らせる乗降信号を、ドアのロック制御部404に送信し、そのドアのロック制御部404はロック信号を車のロック部に送信してドアのロックをする。
また、ドアの施開錠システム400は、乗員が座席から立ったか座ったかということと、どのドアからその乗員が乗降したかということの組み合わせで、自動的に車のドアの施開錠を行うことができるようにもなっている。以下に、その動作の説明を行う。
圧力センサー部402は乗員の体重が座席に掛ける状態を感知し、乗員の座席離着を知らせる圧力信号を、また、乗降場所センサー部401は車のどのドアから乗員が乗降したかを知らせる乗降信号を、それぞれドアの施開錠制御部111に送信し、ドアの施開錠制御部111は前記圧力信号と乗降信号の組み合わせで、施開錠信号を車のドア部114に送信してドアの施開錠を行うことができる。
また、車の施開錠システム400は、ドアに物などが挟まった場合に、その旨を乗員に通知したり、ドアのロックができなくなったりするようにもできる。以下に、その動作を説明する。
まず、半ドアセンサー部403は、洋服や物がドアに挟まっているという感知信号を半ドア通知部406に送信し、感知信号を受信した半ドア通知部406は乗員に通知音等を発信し、乗員に半ドアであることを知らせる。
また、半ドアセンサー部403は、半ドアであるという半ドア信号をドアのロック制御部404に送信し、半ドア信号を受信したドアのロック制御部404はロックできないというロック不可信号を車のロック部409に送信してロックできないようにすることができる。
また、ドアの施開錠システム400においては、車内の状況を確認できるカメラ部405を有することによって、ドアのロックを自動的に行うようにもすることができる。以下に、その動作について説明する。
ドアの施開錠システム400は、車内の状況を確認できるカメラ部405を有する構成とし、カメラ部405は乗員が座席に座ったことを確認し、乗席信号をドアのロック制御部404に送信し、乗席信号を受信したドアのロック制御部404はロック信号を車のロック部409に送信して、ドアのロックを行うことができる。
また、ドアの施開錠システムをタクシーに適用した例を説明する。図5にそのタクシーの施開錠システム500の構成を示す。以下に図5を参照しながら、タクシーの施開錠システム500の構成を説明する。
図5に示すように、タクシーの施開錠システム500は、受信部105と、入力データ登録部107と、ドアの施開錠制御部111と、エンジン停止検知部502と、メーター検知部503と、タクシーのドア部114とから構成される。
以下に、タクシーの施開錠システム500の各動作について、図5参照しながら順を追って詳細に説明する。
まず、タクシーの施開錠システム500は、例えば自動的に、客を確認してから、タクシーのエンジンの停止によってドアの施開錠を行うことができる。つまりタクシーが客を乗せる時の動作である。以下に、その動作について説明する。
エンジン停止検知部502はタクシーのエンジンを停止させたことを確認してエンジン停止信号を、また、入力データ登録部107は受信部105で受信した入力データによって照合した後で照合信号を、それぞれドアの施開錠制御部111に送信し、そのドアの施開錠制御部111はエンジン停止信号と照合信号の組み合わせで、施開錠信号をタクシーのドア部114に送信してドアの施開錠を自動的に行うことができる。
また、タクシーの施開錠システム500は、例えば自動的に、タクシーのメーターの作動が終了したことと、タクシーのエンジンを停止させたことを認識して、ドアの施開錠を行うことができる。つまりタクシーが客を降ろす時の動作である。以下に、その動作について説明する。
エンジン停止検知部502はタクシーのエンジンが停止したことを確認してエンジン停止信号を、また、メーター検知部503はメーターの作動が終了したことを認識してそれを知らせるメーター終了信号を、それぞれドアの施開錠制御部111に送信し、そのドアの施開錠制御部111はエンジン停止信号とメーター終了信号の組み合わせで、施開錠信号をタクシーのドア部114に送信して、ドアの施開錠を自動的に行うことができる。
また、ドアの施開錠システムをガソリンスタンドに適用した例を説明する。図6にそのガソリンスタンドの施開錠システム600の構成を示す。以下に図6を参照しながら、ガソリンスタンドの施開錠システム600の構成を説明する。
図6に示すように、ガソリンスタンドの施開錠システム600は、ガソリンスタンド側に設けてある入力データ登録部107と車両ナンバーを確認するガソリンスタンド用カメラ部602と前記カメラからの確認した旨を伝えるガソリンスタンド送信部603、および車側に設けてあるガソリンスタンド送信部603からの車両信号を受信する受信部105とドアの施開錠制御部111と車の給油蓋部302とから構成される。
以下に、ガソリンスタンドの施開錠システム600の各動作について、図6参照しながら順を追って詳細に説明する。
ガソリンスタンドの施開錠システム600は、ガソリンスタンドに車が入って来たら、カメラが車両を確認し、車の給油蓋の施開錠をガソリンスタンド側からの指示で自動的に行うことができる。以下に、その動作について説明する。
まず、ガソリンスタンド用カメラ602部はガソリンスタンドに入って来た車両の車両ナンバーを確認し、入力データを入力データ登録部107に送信し、その入力データ登録部107は車の車両ナンバーである入力データを照合し、登録されていれば照合信号をガソリンスタンド送信部603に送信し、そのガソリンスタンド送信部603は車両信号を車側の受信部105に送信し、受信部105は受信信号をドアの施開錠制御部111に送信し、ドアの施開錠制御部111は施開錠信号を車の給油蓋部302に送信して、車の給油蓋の施開錠を自動的に行うことができる。
なお、本発明は、前記実施の形態の記載のみ限定されるものではなく、本発明の技術的思想を具現化する種々の変更を加えることができる。
本発明のドアの施開錠システムの構成図である。 利用者等との間にサーバーを介する場合のドアの施開錠システムの構成図である。 本発明の車の施開錠システムの構成図である。 図3の車の施開錠システムを更に発展させた車の施開錠システムの構成図である。 本発明のタクシーの施開錠システムの構成図である。 本発明のガソリンスタンドの施開錠システムの構成図である。 図1のドアの施開錠システムの基本動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 ドアの施開錠システム
101 送信装置
102 第1入力部
103 第2入力部
104 第3入力部
105 受信部
106 開閉パターン記憶部
107 入力データ登録部
108 転送データ記憶部
109 組み合わせ情報記憶部
110 ドアの施開錠時間登録部
111 ドアの施開錠制御部
112 処理中止部
113 タイマー部
114 ドア部
115 送信部
116 防犯サービス機関
117 不正行為通知部
118 ドアの開閉認識部
201 サーバー
202 照合登録部
300 車の施開錠システム
301 トランク部
302 給油蓋部
400 車の施開錠システム
401 乗降場所センサー部
402 圧力センサー部
403 半ドアセンサー部
404 ドアのロック制御部
405 カメラ部
406 半ドア通知部
407 乗員
409 ロック部
500 タクシーの施開錠システム
501 乗客
502 エンジン停止検知部
503 メーター検知部
600 ガソリンスタンドの施開錠システム
601 車側の装置
602 ガソリンスタンド用カメラ
603 ガソリンスタンド送信部
604 ガソリンスタンド側の装置

Claims (13)

  1. 単数の入力データもしくは、複数の入力データの組み合わせによって、入室および退出時のドアの施開錠を制御するドアの施開錠システムであって、
    前記入力データを直接もしくは間接に受信する受信部と、
    前記入力データを登録する入力データ登録部と、
    前記入力データと、前記入力データ登録部のデータの一致によって、ドアの施開錠を制御するドアの施開錠制御部と、
    前記入力データと前記入力データ登録部のデータの2回までの不一致によって処理を中止するように機能する処理中止部と、
    前記入力データと前記入力データ登録部のデータの3回以上の不一致によって乗員に通知するように機能する不正行為通知部と、
    ドアの施開錠時間が登録されているドアの施開錠時間登録部と、
    前記ドアの施開錠時間登録部に応じて作動させるタイマー部と、
    ドアの開閉パターンを記憶しておく開閉パターン記憶部と、
    ドアの開閉状態を認識するドアの開閉認識部と、
    前記不正行為通知部からの不正信号を送信するかドアの開閉状態を知らせる開閉信号を送信する送信部と、
    ドアの施開錠の対象となるドア部とを有し、
    前記入力データ登録部は入力された入力データをまず記憶する転送データ記憶部と、データの照合のためにデータを管理しておく組み合わせ情報記憶部とを有し、
    前記入力データ登録部は前記入力データを照合し、一致した場合は前記ドアの施開錠制御部にドアの施開錠をさせ、また、不一致の場合は、前記処理中止部に処理を中止させ、これが同じ入力データで3回以上続くと、前記送信部に不正信号を利用者側に送信させ、
    前記送信部は、開閉通知信号を利用者に送信したり、音声通知や光通知、文字通知の施開錠通知信号を利用者側に送信し、
    前記ドアの施開錠時間登録部は入力データによって前記タイマー部を動作させ、ドアの施開錠をし、
    また前記受信部は、入退出センサにより人が入退出したことを確認したら、前記ドアの施開錠制御部にドアの施開錠をさせ、
    前記開閉パターン記憶部は、開錠された後の5秒から10秒後に、前記ドアの施開錠制御部にドアを施錠させることを特徴とするドアの施開錠システム。
  2. 前記入力データの組み合わせパターンを入室時と退出時とで異なるパターンとすることが可能な請求項1記載のドアの施開錠システム。
  3. 前記入力データには音声データ、テキストデータ、画像データ、物質データ、生体認証用データ、身分証明用データがあることを特徴とする請求項1、または請求項2に記載のドアの施開錠システム。
  4. 前記入力データを前記受信部に送信する送信装置であって、
    前記入力データと前記入力データ登録部の入力データとを照合するための前記入力データを入力する第1入力部と、
    前記入力データが登録されている前記入力データ登録部において、前記入力データの入力、登録、抹消を行うための前記入力データを入力する第2入力部と、
    前記ドアの施開錠時間登録部においてドアの施開錠時間を、設定、変更、抹消、新規入力を行うための前記入力データを入力する第3入力部と、
    不正行為の通知を受信する受信部とを有することを特徴とする送信装置。
  5. 前記入力データをサーバーを通してサーバー側から送信することも可能な請求項1乃至3のいずれか1項に記載のドアの施開錠システム。
  6. 前記送信部は、サーバーを通す場合を含み、前記送信装置もしくは防犯サービス機関の受信装置に、前記不正信号を送信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のドアの施開錠システム。
  7. 前記送信部は、サーバーを通す場合を含み、前記送信装置に前記送信装置からの照合により、ドアの開閉状態を知らせる開閉信号を送信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のドアの施開錠システム。
  8. 前記送信装置との間において前記サーバーを介するドアの施開錠システムにおいて、
    前記送信装置は、前記サーバーの照合登録部に入力データを送信して登録し、
    前記送信装置からの入力データと、前記照合登録部からの入力データを前記入力データ登録部において照合し、一致しない場合において登録を抹消することもできる
    登録、抹消について直接操作もしくは遠隔操作を可能とした
    請求項5乃至7のいずれか1項に記載のドアの施開錠システム。
  9. 前記受信部と、
    前記入力データ登録部と、
    前記ドアの施開錠制御部と
    ドア部と、
    トランク部と、
    給油蓋部とを有し、
    前記入力データ登録部は、前記入力データを前記入力データ登録部のデータと照合し、前記ドアの施開錠制御部にドアの施開錠をさせる
    車の施開錠部で用いられることを特徴とする車の施開錠システム。
  10. 前記受信部と、
    前記入力データ登録部と、
    車のセンターピラーに設けてある乗降場所センサー部と、
    ドアのロックを制御するドアのロック制御部と、
    車のシートの下に設けてある圧力センサー部と、
    車のドアに設けてある半ドアセンサー部と、
    車が半ドアであることを通知する半ドア通知部と、
    ドア部と、
    車のそれぞれのロックを独立にロックできるように構成されたロック部とを有し、
    前記乗降場所センサー部は、車のどのドアから乗員が乗降したかを知らせる乗降信号によって、前記ロック制御部にドアのロックをさせ、
    前記圧力センサーの乗員が座席に座ったか立ったかを知らせる圧力信号と、前記乗降場所センサー部の車のどのドアから乗員が乗降したかを知らせる乗降信号によって、前記ドアの施開錠制御部はドアの施開錠をし、
    前記半ドアセンサー部は、物が挟まっているという感知信号によって乗員に通知音等を発信するか、半ドアであるという半ドア信号によって前記ドアのロック制御部に車のロックをロックできないようにさせる
    ことを特徴とする請求項7に記載の車の施開錠システム。
  11. 車内の状況を確認できるカメラ部を有し、
    前記カメラ部は、乗員が座席に座ったことを確認し、前記車のロック部にドアのロックをさせる
    ことを特徴とする請求項7、または請求項8に記載の車の施開錠システム
  12. 前記受信部と、
    前記入力データ登録部と、
    前記ドアの施開錠制御部と、
    エンジンの停止状態を認識するエンジン停止認識部と、
    メーターの動作が終了したことを認識するメーター認識部と
    ドア部とを有し、
    前記エンジン停止認識部のエンジン停止信号と、前記入力データ登録部の照合信号によって、前記ドアの施開錠制御部はドアの施開錠をし、
    前記エンジン停止認識部の前記エンジン停止信号と、前記メーター認識部のメーター終了信号によって、前記ドアの施開錠制御部はドアの施開錠をする
    ことを特徴とするタクシーの施開錠システム。
  13. ガソリンスタンド側に設けてある前記入力データ登録部と車両ナンバーを確認するガソリンスタンド用カメラ部と前記カメラからの確認した旨を伝えるガソリンスタンド送信部と、
    車側に設けてある前記ガソリンスタンド送信部からの確認信号を受信する受信部と前記ドアの施開錠制御部と給油蓋部とを有し、
    前記ガソリンスタンド側の装置は車両ナンバーを確認し、車の車両ナンバーである入力データを照合し、一致していれば、車両信号を車側に送信し、給油蓋の施開錠をさせる
    ことを特徴とするガソリンスタンドの施開錠システム
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