JP4669693B2 - 入場管理システムおよび入場管理方法 - Google Patents

入場管理システムおよび入場管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、入場管理システムおよび入場管理方法に関し、例えば、特定の部屋への招待客の入室を管理する入場管理システムおよび入場管理方法に関する。
従来の入室管理システムは、例えば、以下のように運用される。
招待客を重要な部屋に入室させる場合、接客者は、招待客用の認証カードを招待客に配布する。入室管理システムは、その招待客用の認証カードを用いて招待客を認証し、招待客が重要な部屋に入室することを許可する。
また、特許文献1(特開2000−155863号公報)には、接客者の認証カードを用いて接客者を認証した後、所定時間の間、扉を開け、その間にその扉を通る招待客のIDカードから識別情報を読み取り、その読み取った識別情報を記録して入室者を管理する入退室管理システムが記載されている。
特開2000−155863号公報
特許文献1に記載の入退室管理システムでは、扉が開いている間に、複数の招待客が扉を通過することが可能である。このため、その複数の招待客の中に第三者が潜んでいても、接客者は、その第三者を見逃してしまう可能性がある。
本発明の目的は、特定領域への入場を高い精度で管理することが可能な入場管理システムおよび入場管理方法を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の入場管理システムは、照合用の識別情報が記録された記録媒体から該識別情報を読み取る読取部と、特定ユーザを識別するための特定識別情報および所定ユーザを識別するための所定識別情報を格納する格納部と、前記読取部が前記識別情報を読み取ると、その読み取られた識別情報と前記格納部が格納する特定識別情報とを照合し、その照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内に前記読取部があらたな識別情報を読み取った場合にはそのあらたな識別情報と前記格納部が格納する所定識別情報とを照合する照合部と、前記照合部における前記識別情報と前記所定識別情報との照合結果が一致を示す場合に特定領域への入場を許容する入場管理部とを含む。
また、本発明の入場管理方法は、特定ユーザを識別するための特定識別情報および所定ユーザを識別するための所定識別情報を格納する格納部を含む入場管理システムが行う入場管理方法であって、照合用の識別情報が記録された記録媒体から該識別情報を読み取る読取ステップと、前記識別情報が読み取られると、その読み取られた識別情報と前記格納部が格納する特定識別情報とを照合する第1照合ステップと、前記第1照合ステップの照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内にあらたな識別情報が読み取られた場合にはそのあらたな識別情報と前記格納部が格納する所定識別情報とを照合する第2照合ステップと、前記第2照合ステップの照合結果が前記識別情報と前記所定識別情報との一致を示す場合、特定領域への入場を許容する入場管理ステップとを含む。
上記の発明によれば、読み取られた識別情報が特定識別情報と一致するとともにその後の一定時間以内にあらたな識別情報が読み取られた場合にはそのあらたな識別情報と所定識別情報とが照合され、その照合結果が一致を示す場合、特定領域への入場が許容される。このため、例えば、所定識別情報を記録した記録媒体を使用するユーザは、特定識別情報を記録した記録媒体を使用するユーザとともに行動しないと、特定領域へ入場することができなくなる。また、所定識別情報を用いた照合が行われる。このため、特定領域への入場を高い精度で管理することが可能になる。
また、前記格納部は、前記所定識別情報を複数種類格納し、前記識別情報と前記特定識別情報との照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内にあらたな識別情報が読み取られた場合にはそのあらたな識別情報が前記複数種類の所定識別情報のいずれかと一致するか否かが照合され、その照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内にさらにあらたな識別情報を読み取られた場合にはそのさらにあらたな識別情報が前記複数種類の所定識別情報のいずれかと一致するか否かが照合されることが望ましい。
上記の発明によれば、例えば、所定識別情報を記録した記録媒体を使用するユーザが複数存在しても、それらのユーザの特定領域への入場を高い精度で管理することが可能になる。
また、前記格納部は、前記特定識別情報を複数種類格納し、読み取られた識別情報が前記複数種類の特定識別情報のいずれかと一致するか否かが照合され、その照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内にあらたな識別情報が読み取られた場合にはそのあらたな識別情報と前記格納部が格納する所定識別情報とが照合され、その後、さらにあらたな識別情報が読み取られ場合にはそのさらにあらたな識別情報が前記複数種類の特定識別情報のいずれかと一致するか否かが再照合され、その再照合の結果が一致を示すと、前記特定領域への入場が一旦許容され、その後、前記特定領域への入場が禁止されることが望ましい。
上記の発明によれば、特定識別情報を記録した記録媒体を使用する複数のユーザが、所定識別情報を記録した記録媒体を使用するユーザの特定領域への入場を高い精度で管理することが可能になる。
また、読み取られた識別情報と前記特定識別情報とが照合され、その照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内にあらたな識別情報が読み取られた場合にはそのあらたな識別情報と前記格納部が格納する所定識別情報とが照合され、その後、さらにあらたな識別情報が読み取られた場合にはそのさらにあらたな識別情報が前記格納部に格納されている特定識別情報と一致するか否かが再照合され、その再照合の結果が一致を示すと、前記特定領域への入場が一旦許容され、その後、前記特定領域への入場が禁止されることが望ましい。
上記の発明によれば、特定識別情報を記録した記録媒体を使用するユーザが1人であっても、その1人のユーザが、所定識別情報を記録した記録媒体を使用するユーザの特定領域への入場を高い精度で管理することが可能になる。
また、前記記録媒体は、カード型記録媒体またはRFIDタグであることが望ましい。
また、前記識別情報と前記所定識別情報とが一致する場合、前記特定領域に設けられた戸の鍵を開けることが望ましい。
本発明によれば、特定領域への入場を高い精度で管理することが可能になる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例の入場管理システムを示したブロック図である。
図1において、本入場管理システムは、入退室制御部1と、入力部21と、管理サーバ22と、管理記憶部23と、カードインターフェース(カード発行部)24とを含む。入退室制御部1は、カード入力部10と、電気錠11と、時刻/タイマー12と、記憶部13と、表示・音声出力部14と、制御部15と、LANインターフェース16とを含む。
入退室制御部1は、入場を厳重に管理する部屋に設置される。なお、入場を厳重に管理する部屋が複数ある場合は、入退室制御部1は、その部屋毎に設置される。図1では、入退室制御部1が1つの例が示されている。
入力部21は、入場管理システムのオペレータの入力を受け付ける。
入力部21は、例えば、接客者(特定ユーザ)を識別するための接客者ID番号(特定識別情報)と、その接客者が接客する招待客(所定ユーザ)を識別するための招待客ID番号(所定識別情報)とを受け付ける。なお、入力部21は、さらに、その招待客名、招待日時、入室部屋番号を受け付ける。また、入力部21は、さらに、その招待客が属する会社名およびその招待客の電話番号を受け付けてもよい。
管理サーバ22は、入退室制御部1が設置されている部屋への入場を管理する。
管理サーバ22は、入力部21が、接客者ID番号、招待客ID番号、招待客名、招待日時および入室部屋番号を受け付けると、それらを関連づけて管理記憶部(格納部)23に格納する。
図2は、管理記憶部23の一例を示した説明図である。
図2において、管理記憶部23は、接客者ID番号23a、招待客ID番号23b、招待客名23c、招待日時23dおよび入室部屋番号23eを関連づけて格納する。
なお、入力部21が、さらに、その招待客が属する会社名およびその招待客の電話番号を受け付ける場合、管理記憶部23は、それらの情報を接客者ID番号23aと関連づけて格納する。
図1に戻って、カードインターフェース24は、招待客ID番号23bが記録されたカード25を発行する。カード25は、招待客用のカードであり、招待客に渡される。
カード25は、照合用の識別情報である招待客ID番号23bが記録された記録媒体の一例である。カード25は、例えば、磁気カード、ICカードまたはRFIDタグ等のカード型記録媒体であり、カード入力部10の読取方式に応じて適宜変更可能である。
なお、記録媒体25は、照合用の識別情報である招待客ID番号23bを記録していればよく、カード型記録媒体に限るものではなく適宜変更可能であり、例えば、RFIDタグでもよい。この場合、カード入力部10の代わりに記録媒体読取部が用いられる。
カード26は、接客者用のカードであり、接客者によって携帯される。カード26は、照合用の識別情報である接客者ID番号23aが記録された記録媒体の一例である。カード26は、例えば、磁気カード、ICカードまたはRFIDタグ等のカード型記録媒体であり、カード入力部10の読取方式に応じて適宜変更可能である。なお、記録媒体26は、照合用の識別情報である接客者ID番号23aを記録していればよく、カード型記録媒体に限るものではない。
カード入力部10は、読取部の一例である。カード入力部10は、照合用の識別情報が記録された記録媒体から、その識別情報を読み取る。カード入力部10は、例えば、カード26から接客者ID番号23aを読み取り、また、カード25から招待客ID番号23bを読み取る。
電気錠11は、入場管理部の一例であり、入退室制御部1が設置されている部屋のドア(戸)に設けられている。
時刻/タイマー12は、例えば、日時情報を出力し、また、一定時間を計時する。記憶部13は、管理記憶部23が格納している情報を一時的に記憶する。表示・音声出力部14は、入退室制御部1が設置されている部屋への入場の許可および入場の禁止を表示または音声で出力する。
制御部15は、入退室制御部1を制御する。LANインターフェース16は、管理サーバ22とLAN接続する。なお、複数の入退室制御部1が存在する場合、各入退室制御部1はLANネットワークにより接続される。制御部15は、管理サーバ22とともに照合部27に含まれる。
照合部27は、カード入力部10が読み取った識別情報と管理記憶部23が格納する接客者ID番号23aとを照合する。照合部27は、その照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内にカード入力部10があらたな識別情報を読み取った場合にはそのあらたな識別情報と管理記憶部23が格納する招待客ID番号23b(具体的には、記憶部13に転記された招待客ID番号23b)とを照合する。
電気錠11は、その照合結果が一致を示す場合、開錠する。
なお、管理記憶部23が、複数種類の招待客ID番号23bを格納している場合、照合部27は、以下のように動作する。
照合部27は、カード入力部10が読み取った識別情報と接客者ID番号23aとの照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内にカード入力部10があらたな識別情報を読み取った場合にはそのあらたな識別情報が管理記憶部23に格納されている複数種類の招待客ID番号23b(具体的には、記憶部13に転記された複数種類の招待客ID番号23b)のいずれかと一致するか否かを照合する。
照合部27は、その照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内に前記読取部がさらにあらたな識別情報を読み取った場合にはそのさらにあらたな識別情報が複数種類の招待客ID番号23bのいずれかと一致するか否かを照合する。
また、管理記憶部23が、複数種類の接客者ID番号23aを格納している場合、照合部27は、以下のように動作する。
照合部27は、カード入力部10が読み取った識別情報が管理記憶部23に格納されている複数種類の接客者ID番号23aのいずれかと一致するか否かを照合する。
照合部27は、カード入力部10が読み取った識別情報が複数種類の接客者ID番号23aのいずれかと一致するとともにその後の一定時間以内にカード入力部10があらたな識別情報を読み取った場合にはそのあらたな識別情報が管理記憶部23に格納されている招待客ID番号23b(具体的には、記憶部13に転記された招待客ID番号23b)と一致するか否かを照合する。
照合部27は、その後、カード入力部10がさらにあらたな識別情報を読み取ると、そのさらにあらたな識別情報とその複数種類の接客者ID番号23aのいずれかとが一致するか否かを再照合する。電気錠11は、その再照合時に、カード入力部10がさらにあらたに読み取った識別情報が複数種類の接客者ID番号23aのいずれかと一致すると、一旦開錠し、その後、施錠する。
また、照合部27は、以下のように動作してもよい。
照合部27は、カード入力部10が読み取った識別情報と管理記憶部23が格納する接客者ID番号23aとを照合する。
照合部27は、その照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内にカード入力部10があらたな識別情報を読み取った場合、そのあらたな識別情報と管理記憶部23が格納する招待客ID番号23b(具体的には、記憶部13に転記された招待客ID番号23b)とを照合する。
照合部27は、その後、カード入力部10がさらにあらたに読み取った識別情報が、管理記憶部23が格納する接客者ID番号23a(具体的には、記憶部13に転記された接客者ID番号23a)と一致するか否かを再照合する。電気錠11は、その再照合時に、カード入力部10が読み取った識別情報が複数種類の接客者ID番号23aのいずれかと一致すると、一旦開錠し、その後、施錠する。
次に、動作の概要を説明する。
招待客を厳重に管理されている部屋へ入室させる場合に、入場管理システムは、事前に招待客へ、招待客認証用のカード25を発行する。
入場管理システムは、接客者専用のカード26を用いた照合後の一定時間の間に招待客が持つカード25から識別情報を受け付けた場合にのみ、カード25の識別情報の照合を行う。
入場管理システムは、その照合結果に基づいて招待客を認証すると、招待客が厳重に管理されている部屋へ入室することを許容する。
したがって、接客者専用のカード26を用いた照合後から一定時間が経過した場合、および、カード25のみの入力操作では、厳重に管理されている部屋への入室は禁止される。
次に、動作を説明する。
図3は、入場管理システムの動作を説明するためのシーケンス図である。以下、図3を参照して入場管理システムの動作を説明する。なお、図3は、招待客が1名、接客者が1名である例(実施例1)の動作の一例を示す。また、以下に示す実施例では、管理記憶部23は、招待客および接客者に関する情報を格納しているものとする(図2参照)。
ステップS301では、接客者が招待客を入退室制御部1が設置されている部屋に入室させる際に、接客者は、カード26に記録されている接客者ID番号をカード入力部10に読み取らせる。カード入力部10は、その接客者ID番号を読み取ると、ステップS302を実行する。
ステップS302では、カード入力部10は、その読み取った接客者ID番号を制御部15に出力する。制御部15は、その接客者ID番号を受け付けると、ステップS303を実行する。
ステップS303では、制御部15は、その受け付けた接客者ID番号を、LANインターフェース16を介して、管理サーバ22へ送信する。本実施例では、ステップS303では、制御部15は、接客者ID番号を受け付けた日時を示す日時情報を時刻/タイマー12から取得し、その日時情報と、予め制御部15に設定されている入室部屋番号とを、その接客者ID番号とともに、管理サーバ22へ送信する。
管理サーバ22は、制御部15から、接客者ID番号と日時情報と入室部屋番号とを受け付けると、ステップS304を実行する。
ステップS304では、管理サーバ22は、制御部15から受け付けた情報と管理記憶部23が格納している情報とを照合する。管理サーバ22は、ステップS304を終了すると、ステップS305を実行する。
ステップS305では、管理サーバ22は、その照合結果に応じた回答を制御部15に通知する。
図4は、ステップS304およびステップS305の一例を説明するためのフローチャートである。
以下、図4を参照してステップS304およびステップS305の一例を説明する。なお、図4において、ステップS41、ステップS42、ステップS44、ステップS45およびステップS46がステップS304に対応し、ステップS43およびステップS47がステップS305に対応する。
ステップS41では、管理サーバ22は、制御部15から情報を受け付けると、ステップS42を実行する。
ステップS42では、管理サーバ22は、制御部15から受け付けた接客者ID番号が管理記憶部23に格納されているか否かを判断する(図2参照)。換言すると、管理サーバ22は、カード入力部10が受け付けたカード26が管理記憶部23に登録されているか否かを判断する。
管理サーバ22は、制御部15から受け付けた接客者ID番号が管理記憶部23に格納されていないと、ステップS43を実行し、一方、制御部15から受け付けた接客者ID番号が管理記憶部23に格納されていると、ステップS44を実行する。
ステップS43では、管理サーバ22は、不正アクセス情報を制御部15へ送信する。制御部15は、不正アクセス情報を受け付けると、不正であることを示す表示または音声を表示・音声出力部14から出力する。
一方、ステップS44では、管理サーバ22は、制御部15から受け付けた接客者ID番号と関連づけられた招待客ID番号23bが管理記憶部23に格納されているか否かを判断する(図2参照)。
管理サーバ22は、制御部15から受け付けた接客者ID番号と関連づけられた招待客ID番号23bが管理記憶部23に格納されていると、ステップS45を実行し、一方、その接客者ID番号と関連づけられた招待客ID番号23bが格納されていないと、動作を終了する。
ステップS45では、管理サーバ22は、制御部15から受け付けた日時情報が示す日時が、制御部15から受け付けた接客者ID番号と関連づけられた招待日時23dと一致しているか否かを判断する(図2参照)。換言すると、管理サーバ22は、現在の日時が招待日時であるか否かを判断する。
なお、管理サーバ22がカレンダー機能を有している場合、管理サーバ22は、そのカレンダー機能から得られる日時が、制御部15から受け付けた接客者ID番号と関連づけられた招待日時23dと一致しているか否かを判断してもよい。この場合、制御部15は、日時情報を管理サーバ22に送信しなくてよい。
管理サーバ22は、現在の日時が招待日時であると、ステップS46を実行し、一方、現在の日時が招待日時でないと、ステップS43を実行する。
ステップS46では、管理サーバ22は、制御部15から受け付けた入室部屋番号が、制御部15から受け付けた接客者ID番号と関連づけられた入室部屋番号23eと一致しているか否かを判断する(図2参照)。
管理サーバ22は、制御部15から受け付けた入室部屋番号が、制御部15から受け付けた接客者ID番号と関連づけられた入室部屋番号23eと一致していると、ステップS47を実行し、一方、制御部15から受け付けた入室部屋番号が、制御部15から受け付けた接客者ID番号と関連づけられた入室部屋番号23eと一致していないと、ステップS43を実行する。
ステップS47では、管理サーバ22は、制御部15から受け付けた接客者ID番号と関連づけられた招待客ID番号23bを管理記憶部23から読み取り、その読み取った招待客ID番号23bを制御部15に送信する。
なお、ステップS47では、管理サーバ22は、制御部15から受け付けた接客者ID番号23aと関連づけられた招待客名23cを管理記憶部23から読み取り、その読み取った招待客名23cを招待客ID番号23bとともに制御部15に送信してもよい。
なお、ステップS44とステップS45とステップS46の順序は、適宜変更可能である。
図3に戻って、制御部15は、管理サーバ22から回答を受け付けると、ステップS306を実行する。
ステップS306では、制御部15は、管理サーバ22から招待客ID番号23bを受け付けると、その招待客ID番号23bを記憶部13に一時的に格納する。このとき、制御部15が、招待客ID番号23bとともに招待客名23cを受け付けると、その招待客名23cを表示・音声出力部14から出力する。続いて、制御部15は、接客者の入室を促す表示または音声を表示・音声出力部14から出力する。
制御部15は、ステップS306を終了すると、ステップS307を実行する。
ステップS307では、制御部15は、電気錠11に開錠指示を送信する。電気錠11は、その開錠指示を受け付けると開錠する。
ステップS308では、電気錠11が開錠すると、接客者は、表示・音声出力部14の出力に促されて、入室する。
接客者は入室すると、施錠スイッチ(不図示)を操作して電気錠11を閉錠する。なお、接客者の入室を検出するセンサが設けられていれば、電気錠11は、そのセンサの入室検出に応じて閉錠する。電気錠11は閉錠すると、ステップS309を実行する。
ステップS309では、電気錠11は閉錠信号を制御部15に出力する。制御部15は、その閉錠信号を受け付けると、ステップS310を実行する。
ステップS310では、制御部15は、招待客がカード25をカード入力部10に読み取らせさらに招待客が入室することを促す表示または音声を表示・音声出力部14から出力する。さらに、制御部15は、時刻/タイマー12に一定時間(例えば、15秒)を計時させる。
ステップS311では、招待客が表示・音声出力部14の出力に促されて、カード25をカード入力部10に読み取らせる。カード入力部10は、カード25から招待客ID番号を読み取ると、ステップS312を実行する。
ステップS312では、カード入力部10は、その読み取った招待客ID番号を制御部15に出力する。制御部15は、その招待客ID番号を受け付けると、ステップS313を実行する。
ステップS313では、制御部15は、時刻/タイマー12が一定時間を計時していなければ、その受け付けた招待客ID番号と記憶部13に記憶されている招待客ID番号とを照合する。
なお、ステップS313で、制御部15は、招待客ID番号を受け付けないまま、時刻/タイマー12が既に一定時間を計時した場合、入場処理(照合処理)を終了し、電気錠11を施錠する。
なお、ステップS313では、招待客ID番号が受け付けられた時点では時刻/タイマー12が一定時間を計時しておらず、その受け付けた招待客ID番号が記憶部13に記憶されている招待客ID番号と一致したとする。制御部15は、ステップS313を終了すると、ステップS314を実行する。
ステップS314では、制御部15は、電気錠11に開錠指示を送信する。電気錠11は、その開錠指示を受け付けると開錠する。
ステップS315では、電気錠11が開錠すると、招待客は、表示・音声出力部14の出力に促されて、入室する。
招待客は入室すると、施錠スイッチ(不図示)を操作して電気錠11を閉錠する。なお、招待客の入室を検出するセンサが設けられていれば、電気錠11は、そのセンサの入室検出に応じて閉錠する。電気錠11は閉錠すると、ステップS316を実行する。
ステップS316では、電気錠11は閉錠信号を制御部15に出力する。制御部15は、その閉錠信号を受け付けると、ステップS317を実行する。
ステップS317では、制御部15は記憶部13が格納している招待客ID番号に対応するすべてのカード25を認証したか判断し、その認証が済んだと判断すると、入室終了情報を記憶部13に格納するとともに、記憶部13に格納されている情報を管理サーバ22へ送信する。ステップS317が終了すると、制御部15は、入室処理を終了し、電気錠11を施錠する。
なお、招待客ID番号が受け付けられないまま、時刻/タイマー12が一定時間を計時すると、制御部15は、入室不可の通知を表示または音声で表示・音声出力部14に出力するとともに、管理サーバ22へ不正アクセス情報を送る。
また、時刻/タイマー12が一定時間を計時した後に、カード入力部10がカード25から招待客ID番号を読み取っても、制御部15は、その招待客ID番号を照合せず、電気錠11を開錠しない(ステップS318、S319、S320)。また、この場合も、制御部15は、入室不可の通知を表示または音声で表示・音声出力部14に出力するとともに、管理サーバ22へ不正アクセス情報を送る(ステップS321、S322)。
また、カード26が認証されていない状況でカード25が読み取られても、記憶部13は招待客ID番号23bを格納していないため、制御部15は、その読み取りを不正使用として扱い、不正アクセス情報を管理サーバ22へ送る。
本実施例では、カード入力部10が読み取った識別情報が管理記憶部23に格納されている接客者ID番号と一致するとともにその後の一定時間以内にカード入力部10があらたなに識別情報を読み取ると、そのあらたな識別情報と管理記憶部23(記憶部13)が格納している招待客ID番号とが照合され、その照合結果が一致を示す場合、特定領域への入場が許容される。
このため、例えば、招待客ID番号を記録したカード25を使用するユーザは、接客者ID番号を記録したカード26を使用するユーザとともに行動しないと、特定領域へ入場することができなくなる。また、招待客ID番号を用いた照合が行われる。このため、特定領域への入場を高い精度で管理することが可能になる。
また、管理サーバ22は、ステップS305で実行する回答通知の時刻、および、ステップS317で制御部15が送信した入室データの受信時刻を、管理記憶部23に格納すれば、特定領域への入退室の履歴を管理することもできる。
次に、入場時間を制限して、特定領域への入場をさらに厳重に管理する実施例(実施例2)を説明する。なお、この実施例の構成は、図1に示したものと同様である。
図5は、実施例2の動作を説明するためのフローチャートである。なお、図5において、図3の処理と同一の処理には同一符号を付してある。以下では、図3の処理と異なる処理を中心に説明する。
制御部15は、ステップS306を終了すると、ステップS501を実行する。
ステップS501では、制御部15は、所定時間(例えば、12秒)以内に接客者が特定領域へ入場することを促す表示または音声を表示・音声出力部14から出力する。制御部15は、ステップS501を終了すると、ステップS307を実行し、続いて、ステップS502を実行する。
ステップS502では、制御部15は、時刻/タイマー12に所定時間(例えば、12秒)を計時させる。
制御部15は、時刻/タイマー12が所定時間を計時する前に、電気錠11から閉錠信号を受け付けると、ステップS503を実行し、一方、電気錠11から閉錠信号を受け付けないまま時刻/タイマー12が所定時間を計時すると、電気錠11を施錠して、接客者の入室を禁止する。
ステップS503では、制御部15は、招待客がカード25をカード入力部10に読み取らせさらに招待客が入室することを促す表示または音声を表示・音声出力部14から出力する。その後、制御部15は、ステップS310を実行して、時刻/タイマー12に一定時間(例えば、15秒)を計時させる。
また、制御部15は、ステップS313を終了すると、ステップS504を実行する。
ステップS504では、制御部15は、所定時間(例えば、12秒)以内に招待客が特定領域へ入場することを促す表示または音声を表示・音声出力部14から出力する。制御部15は、ステップS504を終了すると、ステップS314を実行し、続いて、ステップS505を実行する。
ステップS505では、制御部15は、時刻/タイマー12に所定時間(例えば、12秒)を計時させる。
制御部15は、電気錠11から閉錠信号を受け付けないまま時刻/タイマー12が所定時間を計時すると、電気錠11を施錠して、招待客の入室を禁止する。
本実施例(実施例2)では、入場時間が制限される。このため、特定領域への入場をさらに厳重に管理することが可能になる。
次に、複数の招待客が存在する場合の実施例(実施例3)を説明する。なお、この実施例の構成は、基本的に図1に示したものと同様であるが、カード25が複数発行され、また、管理記憶部23は、その複数の招待客の招待客ID番号を接客者ID番号に関連づけて格納する。
図6は、実施例3の動作を説明するためのフローチャートである。なお、図6において、図3の処理と同一の処理には同一符号を付してある。以下では、図3の処理と異なる処理を中心に説明する。
ステップS311では、複数の招待客の1人が自らに配布されたカード25aをカード入力部10に読み取らせる。カード入力部10は、カード25aから招待客ID番号を読み取ると、ステップS312を実行する。
また、制御部15は、電気錠11がステップS316にて出力した閉錠信号を受け付けると、ステップS601を実行する。
ステップ601では、制御部15は記憶部13が格納している招待客ID番号に対応するすべてのカード25を認証したか否かを判断し、すべてのカード25を認証していないと判断すると、時刻/タイマー12に再度一定時間(例えば、15秒)を計時させる。
ステップS602では、他の招待客が自らに配布されたカード25bをカード入力部10に読み取らせる。カード入力部10は、カード25bから招待客ID番号を読み取ると、ステップS603を実行する。なお、ステップS603は、ステップS312と同様の処理である。
制御部15は、カード入力部10がステップS603で出力した招待客ID番号を受け付けると、ステップS604とステップS605を実行する。なお、ステップS604は、ステップS313と同様の処理であり、ステップS605は、ステップS314と同様の処理である。
ステップS606では、電気錠11が開錠すると、他の招待客は入室し、施錠スイッチ(不図示)を操作して電気錠11を閉錠する。なお、招待客の入室を検出するセンサが設けられていれば、電気錠11は、そのセンサの入室検出に応じて閉錠する。電気錠11は閉錠すると、ステップS607を実行する。なお、ステップS607は、ステップS316と同様の処理である。
以下、制御部15は記憶部13が格納している招待客ID番号に対応するすべてのカード25を認証したか否かを判断する。
記憶部13が格納している招待客ID番号に対応するすべてのカード25が認証されると、制御部15は、入室終了情報を記憶部13に格納するとともに、記憶部13に格納されている情報を管理サーバ22へ送信し、入室処理を終了する。
一方、記憶部13が格納している招待客ID番号に対応するすべてのカード25が認証されていないと、制御部15は、ステップS601を実行する。
なお、制御部15は、招待客のカード25の入力がないまま、時刻/タイマー12が一定時間のカウントを終了すると、タイマー終了時点で入室処理を終了し、電気錠11を施錠し、入室終了情報を記憶部13に格納するとともに、記憶部13に格納されている情報を管理サーバ22へ送信する。
また、招客者であっても、時刻/タイマー12が一定時間をカウントしている間に招客者が入室処理を行わないと、制御部15は、その招客者の入室を禁止する。また、招客者であっても、時刻/タイマー12が一定時間をカウントしていない間にその招待客が入室処理を行うと、制御部15は、その入室処理を入室不正と判断し、管理サーバ22へ不正情報を送信する。
本実施例(実施例3)では、管理記憶部23は、招待客ID番号を複数種類格納する。
また、照合部27は、カード入力部10が読み取った識別情報と接客者ID番号23aとの照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内にカード入力部10があらたな識別情報を読み取った場合にはそのあらたな識別情報が管理記憶部23に格納されている複数種類の招待客ID番号23b(具体的には、記憶部13に転記された複数種類の招待客ID番号23b)のいずれかと一致するか否かを照合する。
照合部27は、その照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内に前記読取部がさらにあらたな識別情報を読み取った場合にはそのさらにあらたな識別情報が複数種類の招待客ID番号23bのいずれかと一致するか否かを照合する。
このため、例えば、招待客ID番号を記録したカード25を使用するユーザが複数存在しても、それらのユーザの特定領域への入場を高い精度で管理することが可能になる。
次に、接客者より先に招待客が入室する実施例(実施例4)を説明する。なお、この実施例の構成は、基本的に図1に示したものと同様である。
図7は、実施例4の動作を説明するためのフローチャートである。なお、図7において、図3の処理と同一の処理には同一符号を付してある。以下では、図3の処理と異なる処理を中心に説明する。
ステップS305では、管理サーバ22は、招待客ID番号23bと、その招待客ID番号23bに関連づけられている接客者ID番号とを、制御部15に出力する。
制御部15は、管理サーバ22から招待客ID番号23bおよび接客者ID番号を受け付けると、ステップS701を実行する。
ステップS701では、制御部15は、その招待客ID番号23bおよび接客者ID番号を記憶部13に一時的に格納する。このとき、制御部15が、招待客ID番号23bとともに招待客名23cを受け付けると、その招待客名23cを表示・音声出力部14から出力する。続いて、制御部15は、時刻/タイマー12に一定時間(例えば、15秒)を計時させる。
以下、ステップS311からステップS316が実行される。
ステップS316が実行された後、ステップS702では、接客者がカード26をカード入力部10に読み取らせる。カード入力部10は、カード26から接客者ID番号を読み取ると、ステップS703を実行する。
ステップS703では、カード入力部10は、その接客者ID番号を制御部15に出力する。
制御部15は、カード入力部10からステップS703で出力された接客者ID番号を受け付けると、その接客者ID番号と記憶部13に格納されている接客者ID番号とを照合する。
制御部15は、その照合結果が一致を示す場合にのみ、ステップS307を実行する。これ以降、ステップS308、ステップS309およびステップS317が実行される。
本実施例(実施例4)では、照合部27は、カード入力部10が読み取った識別情報と管理記憶部23が格納する接客者ID番号23aとを照合する。
照合部27は、その照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内にカード入力部10があらたな識別情報を読み取った場合、そのあらたな識別情報と管理記憶部23が格納する招待客ID番号23b(具体的には、記憶部13に転記された招待客ID番号23b)とを照合する。
照合部27は、その後、カード入力部10がさらにあらたに読み取った識別情報が、管理記憶部23が格納する接客者ID番号23a(具体的には、記憶部13に転記された接客者ID番号23a)と一致するか否かを再照合する。電気錠11は、その再照合時に、カード入力部10が読み取った識別情報が複数種類の接客者ID番号23aのいずれかと一致すると、一旦開錠し、その後、施錠する。
このため、接客者ID番号を記録したカード26を使用する接客者が1人であっても、その1人の接客者が、招待客ID番号を記録したカード25を使用する招待客の特定領域への入場を高い精度で管理することが可能になる。
次に、接客者が2人の場合の実施例(実施例5)を説明する。なお、この実施例の構成は、基本的に図1に示したものと同様であるが、カード26が複数用いられ、また、管理記憶部23は、その複数の接客者の接客者ID番号を互いに関連づけて格納する。
図8は、実施例5の動作を説明するためのフローチャートである。なお、図8において、図3の処理と同一の処理には同一符号を付してある。以下では、図3の処理と異なる処理を中心に説明する。
ステップS801では、複数の接客者の1人が自らに配布されたカード26aをカード入力部10に読み取らせる。カード入力部10は、カード26aから接客者ID番号を読み取ると、ステップS302を実行する。
また、ステップS305では、管理サーバ22は、招待客ID番号23bと、その招待客ID番号23bに関連づけられている他の接客者ID番号23aとを制御部15に出力する。
制御部15は、管理サーバ22から招待客ID番号23bおよび他の接客者ID番号23aを受け付けると、ステップS802を実行する。
ステップS802では、制御部15は、その招待客ID番号23bおよび他の接客者ID番号23aを記憶部13に一時的に格納する。制御部15は、ステップS802を終了すると、ステップS307を実行して電気錠11を開錠する。
ステップS803では、カード26aを持つ接客者は、特定領域に入室する。カード26aを持つ接客者は入室すると、施錠スイッチ(不図示)を操作して電気錠11を閉錠する。なお、接客者の入室を検出するセンサが設けられていれば、電気錠11は、そのセンサの入室検出に応じて閉錠する。電気錠11は閉錠すると、ステップS309を実行する。
以下、ステップS310からステップS316が実行される。
制御部15は、電気錠11からステップS316で出力された閉錠信号を受け付けると、ステップS804を実行する。なお、ステップS804は、ステップS310と同様である。
ステップS804が実行された後、ステップS805では、他の接客者がカード26bをカード入力部10に読み取らせる。カード入力部10は、カード26bから接客者ID番号を読み取ると、ステップS806を実行する。
ステップS806では、カード入力部10は、その接客者ID番号を制御部15に出力する。制御部15は、その接客者ID番号を受け付けると、ステップS807を実行する。
ステップS807では、制御部15は、その受け付けた接客者ID番号と記憶部13に格納されている他の接客者ID番号23aとを照合する。
制御部15は、その照合結果が一致を示す場合にのみ、ステップS808を実行する。なお、ステップS808は、ステップS307と同様の処理である。
ステップS809では、カード26bを持つ接客者は、特定領域に入室する。カード26bを持つ接客者は入室すると、施錠スイッチ(不図示)を操作して電気錠11を閉錠する。なお、接客者の入室を検出するセンサが設けられていれば、電気錠11は、そのセンサの入室検出に応じて閉錠する。電気錠11は閉錠すると、ステップS810を実行する。なお、ステップS810は、ステップS309と同様の処理である。
制御部15は、電子錠11からステップS810で出力された閉錠信号を受け付けると、ステップS317を実行する。
本実施例(実施例5)では、管理記憶部23は、複数種類の接客者ID番号を格納する。
照合部27は、カード入力部10が読み取った識別情報が管理記憶部23に格納されている複数種類の接客者ID番号23aのいずれかと一致するか否かを照合する。
照合部27は、カード入力部10が読み取った識別情報が複数種類の接客者ID番号23aのいずれかと一致するとともにその後の一定時間以内にカード入力部10があらたな識別情報を読み取った場合にはそのあらたな識別情報が管理記憶部23に格納されている招待客ID番号23b(具体的には、記憶部13に転記された招待客ID番号23b)と一致するか否かを照合する。
照合部27は、その後、カード入力部10がさらにあらたな識別情報を読み取ると、そのさらにあらたな識別情報とその複数種類の接客者ID番号23aのいずれかとが一致するか否かを再照合する。
電気錠11は、その再照合時に、カード入力部10がさらにあらたに読み取った識別情報が複数種類の接客者ID番号23aのいずれかと一致すると、一旦開錠し、その後、施錠する。
このため、接客者ID番号を記録したカード26を使用する複数のユーザが、招待客ID番号を記録したカード25を使用するユーザの特定領域への入場を高い精度で管理することが可能になる。
以上説明した上記各実施例によれば、接客者のカード26を認証した後に、招待客専用のカード25が使用可能になる。このため、招待客は、接客者と同行しなければ、特定領域(例えば、重要な施設または重要な部屋)へ入場できなくなる。したがって、特定領域への入場を厳重にすることが可能になる。また、接客者による人数管理や、招待客の管理が容易となる。
以上説明した各実施例において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
本発明の一実施例の入場管理システムを示したブロック図である。 管理記憶部23の一例を示した説明図である。 入場管理システムの動作(実施例1)を説明するためのシーケンス図である。 管理サーバの動作の一例を説明するためのシーケンス図である。 入場管理システムの動作(実施例2)を説明するためのシーケンス図である。 入場管理システムの動作(実施例3)を説明するためのシーケンス図である。 入場管理システムの動作(実施例4)を説明するためのシーケンス図である。 入場管理システムの動作(実施例5)を説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
1 入退室制御部
11 電気錠
12 時刻/タイマー
13 記憶部
14 表示・音声出力部
15 制御部
16 LANインターフェース
21 入力部
22 管理サーバ
23 管理記憶部
24 カードインターフェース
25 カード
26 カード

Claims (12)

  1. 照合用の識別情報が記録された記録媒体から該識別情報を読み取る読取部と、
    特定ユーザを識別するための特定識別情報および所定ユーザを識別するための所定識別情報を格納する格納部と、
    前記読取部が前記識別情報を読み取ると、その読み取られた識別情報と前記格納部が格納する特定識別情報とを照合し、その照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内に前記読取部があらたな識別情報を読み取った場合にはそのあらたな識別情報と前記格納部が格納する所定識別情報とを照合する照合部と、
    前記照合部における前記識別情報と前記所定識別情報との照合結果が一致を示す場合に特定領域への入場を許容する入場管理部と、を含む入場管理システム。
  2. 請求項1に記載の入場管理システムにおいて、
    前記格納部は、前記所定識別情報を複数種類格納し、
    前記照合部は、前記識別情報と前記特定識別情報との照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内に前記読取部があらたな識別情報を読み取った場合にはそのあらたな識別情報が前記複数種類の所定識別情報のいずれかと一致するか否かを照合し、その照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内に前記読取部がさらにあらたな識別情報を読み取った場合にはそのさらにあらたな識別情報が前記複数種類の所定識別情報のいずれかと一致するか否かを照合する、入場管理システム。
  3. 請求項1に記載の入場管理システムにおいて、
    前記格納部は、前記特定識別情報を複数種類格納し、
    前記照合部は、前記読取部が読み取った識別情報が前記複数種類の特定識別情報のいずれかと一致するか否かを照合し、その照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内に前記読取部があらたな識別情報を読み取った場合にはそのあらたな識別情報と前記格納部が格納する所定識別情報とを照合し、その後、前記読取部がさらにあらたな識別情報を読み取った場合にはそのさらにあらたな識別情報が前記複数種類の特定識別情報のいずれかと一致するか否かを再照合し、
    前記入場管理部は、前記再照合の結果が一致を示すと、前記特定領域への入場を一旦許容し、その後、前記特定領域への入場を禁止する、入場管理システム。
  4. 請求項1に記載の入場管理システムにおいて、
    前記照合部は、前記読取部が読み取った識別情報と前記特定識別情報とを照合し、その照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内に前記読取部があらたな識別情報を読み取った場合にはそのあらたな識別情報と前記格納部が格納する所定識別情報とを照合し、その後、前記読取部がさらにあらたな識別情報を読み取った場合にはそのさらにあらたな識別情報が前記格納部に格納されている特定識別情報と一致するか否かを再照合し、
    前記入場管理部は、前記再照合の結果が一致を示すと、前記特定領域への入場を一旦許容し、その後、前記特定領域への入場を禁止する、入場管理システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の入場管理システムにおいて、
    前記記録媒体は、カード型記録媒体またはRFIDタグである、入場管理システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の入場管理システムにおいて、
    前記入場管理部は、前記特定領域に設けられた戸の電気錠である、入場管理システム。
  7. 特定ユーザを識別するための特定識別情報および所定ユーザを識別するための所定識別情報を格納する格納部を含む入場管理システムが行う入場管理方法であって、
    照合用の識別情報が記録された記録媒体から該識別情報を読み取る読取ステップと、
    前記識別情報が読み取られると、その読み取られた識別情報と前記格納部が格納する特定識別情報とを照合する第1照合ステップと、
    前記第1照合ステップの照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内にあらたな識別情報が読み取られた場合にはそのあらたな識別情報と前記格納部が格納する所定識別情報とを照合する第2照合ステップと、
    前記第2照合ステップの照合結果が前記識別情報と前記所定識別情報との一致を示す場合、特定領域への入場を許容する入場管理ステップと、を含む入場管理方法。
  8. 請求項7に記載の入場管理方法において、
    前記格納部は、前記所定識別情報を複数種類格納し、
    前記第2照合ステップは、前記第1照合ステップの照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内にあらたな識別情報が読み取られた場合にはそのあらたな識別情報が前記複数種類の所定識別情報のいずれかと一致するか否かを照合し、その照合結果が一致を示すとともにその後の一定時間以内にさらにあらたな識別情報が読み取られた場合にはそのさらにあらたな識別情報が前記複数種類の所定識別情報のいずれかと一致するか否かを照合する、入場管理方法。
  9. 請求項7に記載の入場管理方法において、
    前記格納部は、前記特定識別情報を複数種類格納し、
    前記第1照合ステップは、前記読み取られた識別情報が前記複数種類の特定識別情報のいずれかと一致するか否かを照合し、
    前記第2照合ステップでの照合の後、あらたに読み取られた識別情報が前記複数種類の特定識別情報のいずれかと一致するか否かを再照合する再照合ステップをさらに含み、
    前記入場管理ステップは、前記再照合の結果が一致を示すと、前記特定領域への入場を一旦許容し、その後、前記特定領域への入場を禁止する、入場管理方法。
  10. 請求項7に記載の入場管理方法において、
    前記第2照合ステップでの照合の後、前記読み取られ識別情報が前記特定識別情報と一致するか否かを再照合する再照合ステップをさらに含み、
    前記入場管理ステップは、前記再照合の結果が一致を示すと、前記特定領域への入場を一旦許容し、その後、前記特定領域への入場を禁止する、入場管理方法。
  11. 請求項7ないし10のいずれか1項に記載の入場管理方法において、
    前記記録媒体は、カード型記録媒体またはRFIDタグである、入場管理方法。
  12. 請求項7ないし11のいずれか1項に記載の入場管理方法において、
    前記入場管理ステップは、前記特定領域に設けられた戸の電気錠の開閉を制御する、入場管理方法。
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