JP6416325B1 - デジタルチケットシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】コードを有するデジタルチケットの不正コピーを防止するデジタルチケットシステムを提供すること。
【解決手段】ユーザ端末(10)とコードリーダ(20)とサーバ装置(30)とを備えるデジタルチケットシステム(1)であって、ユーザ端末(10)は、デジタルチケットのチケット識別情報を有するコードと当該コードの近傍に表示されるモーション画像とを含むデジタルチケットをサーバ装置(30)からオンラインにて受信して表示する。コードリーダ(20)は、ユーザ端末(10)にて表示されるデジタルチケットのコードとモーション画像とを読み取り、モーション画像があらかじめ定められた動きをしている場合には、チケット識別情報をサーバ装置(30)に出力し、サーバ装置(30)は、コードリーダ(20)からのチケット識別情報が、正当なユーザを記憶するユーザ情報記憶部(302)に記憶されたものであるか照合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザ認証を行うデジタルチケットシステムに関する。
近年、コンサート等のイベントのチケット購入において、従来の紙のチケットに代えてパソコンやスマートフォン等の電子機器で利用可能なデジタルチケットを発行する方法が存在する(例えば、特許文献1)。このようなデジタルチケットは、従来の紙のチケットに比べて、チケットの発行処理が容易である等の利点がある。また、デジタルチケットを実現する方法としてQRコード(登録商標)等を用いる方法が存在する。
図7は、従来のデジタルチケットの一例を示す図である。例えば、コンサートチケットを購入した購入者は、コンサート会場に入場する際に購入者が携行しているスマートフォン等のユーザ端末90の画面91にデジタルチケット92を表示させる。図7のデジタルチケット92は、チケット上部にコンサートの日時、場所、コンサート名称が示されるとともに、チケット中央付近にはQRコード93が示されている。このQRコード93には、チケットを一意に識別する情報が含まれている。
チケット購入者は、ユーザ端末90の画面91に表示させたQRコード93を、例えばコンサート会場の入り口に備えられているQRコードリーダ(図示しない)に読み込ませる。QRコード93がQRコードリーダに読み込まれると、QRコード93に含まれているチケットを一意に識別する情報が認証サーバ(図示しない)に送信される。認証サーバは、受信した情報により正規のチケットであるかを判断する、というような仕組みである。
特開平11−225143号公報
しかしながら、図7のようなQRコードを用いたデジタルチケットは、例えばユーザ端末の画面コピーの機能等を使用して不正にコピーすることが容易であり、本来、コンサート会場等に入場できない者が正規にチケットを購入した人になりすまして入場できてしまう可能性があった。また、このような問題は、QRコードのような二次元コードのみならず、バーコード等の一次元コードにおいても同様の問題が存在する。
上記のような課題に鑑み、本発明は、デジタルチケットの不正使用を防止することが可能なデジタルチケットシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、ユーザ端末と、サーバ装置と、を備え、前記ユーザ端末は、デジタルチケットを一意に識別するためのチケット識別情報を有するコードと、前記コードの近傍に表示されるモーション画像と、を含むデジタルチケットを前記サーバ装置からオンラインにて受信するチケット受信部と、前記受信されたデジタルチケットを表示する表示部と、を備え、前記サーバ装置は、前記ユーザ端末に割り当てられた前記デジタルチケットを出力するチケット出力部と、を備える、デジタルチケットシステムである。
また、本発明の他の態様は、コードリーダをさらに備え、前記コードリーダは、前記ユーザ端末の前記表示部に表示される前記デジタルチケットに含まれる前記コードと、前記モーション画像と、を読み取る読取部と、前記モーション画像があらかじめ定められた動きをしているかを判定するモーション判定部と、前記モーション判定部における判定結果が、前記モーション画像があらかじめ定められた動きをしているとの判定だった場合には、前記コードから取得される前記チケット識別情報を前記サーバ装置に出力する識別情報出力部と、を備え、前記サーバ装置は、前記チケット識別情報と、正当なユーザを一意に識別するユーザ識別情報と、を関連付けて記憶するユーザ情報記憶部と、前記コードリーダから出力される前記チケット識別情報が、前記ユーザ情報記憶部に記憶されたものであるか照合する照合部をさらに備える上記のデジタルチケットシステムである。
また、本発明の他の態様は、ユーザ端末とサーバ装置とを含んで構成されるコンピュータシステムによって実行される方法であって、前記サーバ装置が、前記ユーザ端末に割り当てられたデジタルチケットであって、前記デジタルチケットを一意に識別するためのチケット識別情報を有するコードと、前記コードの近傍に表示されるモーション画像と、を含むデジタルチケットを出力するステップと、前記ユーザ端末が、前記デジタルチケットを前記サーバ装置からオンラインにて受信するステップと、前記ユーザ端末が、前記受信されたデジタルチケットを表示するステップと、を含む方法である。
また、本発明の他の態様は、上記の方法をコンピュータシステムに実行させるためのプログラムである。
本発明の一実施形態に係るデジタルチケットシステムの構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るデジタルチケットの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ情報記憶部に記憶されるデータの一例を示す。 本発明の一実施形態に係るデジタルシステムにおけるサーバ装置が保持するモーション種別に関する情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るデジタルチケットにおける各装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るデジタルチケットシステムにおける処理の一例を示すシーケンス図である。 従来のデジタルチケットの一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明において参照する各図では、他の図と同等部分は同一符号によって示される。
(デジタルチケットシステムの構成)
まず、本実施形態に係るデジタルチケットシステムの構成について説明する。図1は、本実施形態に係るデジタルチケットシステムの構成の一例を示す図である。本実施形態に係るデジタルチケットシステム1は、コンサート会場等のように入場するためにはチケットが必要となるような特定の場所において、チケットのユーザ(チケット購入者等)が会場に入場する際に、ユーザのデジタルチケットが正規のものであるかを判断してユーザ認証を行うことが可能なシステムである。
また、本実施形態に係るデジタルチケットシステム1においてはユーザの認証を行うが、その前に、ユーザは事前にデジタルチケットを購入する等して正当にチケットを入手するための手続きを行っていることが前提である。例えばチケットの購入手続きは主にオンラインで行われることが想定され、例えばユーザは購入サイトにおいて、自身の氏名・住所・電話番号等の個人データを入力して購入手続きを行う。また購入手続きが正常に終了すると、ユーザはオンラインにてデジタルチケットを自身のユーザ端末の画面に表示させることが可能になる。例えば会員制のサービスであれば、当該ユーザがマイページのサイトに会員IDとパスワードでログインし、マイページ中の購入済みチケットのリンクをクリックすると、オンラインでデジタルチケットを自身のユーザ端末の画面に表示させることができる。また、例えば購入申し込みの完了後にデジタルチケットにアクセスするためのリンクを含むメールが、ユーザ端末に送信されてきて、当該メール本文中のリンクをクリックするとデジタルチケットを表示できる等となっていてもよい。
図1に例示のデジタルチケットシステム1は、デジタルチケットのユーザのユーザ端末10と、コードリーダ20と、デジタルチケットの提供やユーザの認証処理を実行するサーバ装置30とを含む。以下、各装置の構成について説明する。
(ユーザ端末の構成)
図1に例示されるユーザ端末10は、例えばデジタルチケットを正規に購入したユーザが所持するユーザ端末であって、チケット受信部102と、表示部104とを有する。
チケット受信部102は、デジタルチケットを一意に識別するためのチケット識別情報を有するコードと、当該コードの近傍に表示されるモーション画像とを含むデジタルチケットを、サーバ装置30からオンラインにて受信する。例えば、上述したように、会員制のサービスであれば、ユーザが自身のユーザ端末を使用してマイページのサイトからデジタルチケットへのリンクをクリック等することでサーバ装置30にアクセスし、デジタルチケットをオンラインで受信することで、デジタルチケットをユーザ端末の画面に表示することができる。この場合、サーバ装置30は、ウェブサーバの機能も有する。なお、本実施形態においては、一例として、デジタルチケットは、チケット識別情報を有するコードとしてQRコードと、当該QRコードの近傍に表示されるモーション画像とを含んで構成されることとする。
また、チケット識別情報は、例えばチケットID等である。なお、本実施形態においてはコードの一例としてQRコード(二次元コード)を一例として採用するが、これに限定されるものではない。チケット識別情報を有する(示す)コードであればよく、例えば、バーコードのような一次元コードを用いてもよい。
表示部104は、チケット受信部102において受信されたデジタルチケットを表示する。また、表示部104は、コードとモーション画像とを一画面にて表示する。
図2は、本実施形態に係るデジタルチケットの一例を示す図である。図2においては、ユーザ端末10の表示部(ディスプレイ)104にデジタルチケット12が表示されている。デジタルチケット12は、QRコード13とモーション画像14とを含む構成となっている。また、モーション画像14はQRコード13の近傍にて表示される動画像であり、時間の経過に従ってあらかじめ定められた動作を行う画像である。図2の例においては、モーション画像14は、文字列の集合からなり、これらが時間の経過に従って特定の動きをするように設定されている。ただし、本例はあくまで一例である。
このように本実施形態に係るデジタルチケットはモーション画像14を有することによって、デジタルチケットの不正コピーをより困難にする。すなわち、図7に示されるような静止画のQRコードのみによって構成されたデジタルチケットであれば画面コピー等により容易に複製することが可能であるが、本実施形態のデジタルチケットはモーション画像14を有する。よって、本実施形態のデジタルチケットを第三者が不正コピーしようとしてもコピーするための処理が複雑となり偽造は容易ではない。
また、モーション画像14の動きのパターンは複数決められていてもよい。動きのパターンが複数存在し、いずれのデジタルチケットにいずれの動きパターンが採用されるかが分からなければ、チケットの不正コピーはより困難となる。また、動きパターンに加えてモーション画像の構成(内容)も複数存在するようになっていてもよい。チケットの不正コピーがより困難となる。
また、モーション画像14は、時間の経過に従って、動作する画像の構成が変化するようになっていてもよい。また、時間の経過に従って、画像の構成は変化しないが、動きが変化するようになっていてもよい。また、時間の経過に従って、画像の構成と動きの両方が変化するようになっていてもよい。
また、チケットの使用期限に近づくとモーション画像14の画像や動きが変化するようになっていてもよい。例えば、コンサート会場等の入場時間に近づくにつれて、モーション画像14の動きが早くなったり、チケットの使用を促すように目立つ色に変化したりモーション画像14を構成している文字が変化したりするようになっていてもよい。これによりユーザはチケットの使用期限が近づいていることを感覚的に捉えやすくなる。
(コードリーダの構成)
図1に戻り、コードリーダ20の構成の一例について説明する。図1に例示されるコードリーダ20は、例えばコンサート会場等の入口に設置される装置であって、読取部202と、モーション判定部204と、識別情報出力部206とを有する。
読取部202は、ユーザ端末10の表示部104に表示されるデジタルチケットに含まれるコードとモーション画像とを読み取る。また、コードとモーション画像とは一画面にてユーザ端末10の表示部104に表示されるようになっており、両者は略同時に読み取られる。なお、コードは規格に沿って(例えばQRコードの規格に沿って)そのコードが表すデータ(チケット識別情報)が解釈されうる。
また、読取部202においてコードとモーション画像とを読み取る方法としては、例えば、一体的にカメラで両者を撮影してから、コードとモーション画像とを切り出す(ただし、このような方法に限定されるものではない)。
モーション判定部204は、モーション画像があらかじめ定められた動きをしているかを判定する。モーション判定部204は、より具体的には、例えば、モーション画像がコードの周囲を0.5秒毎に0.3cm単位で右回りに動くようにあらかじめ決められている場合には、読取部202を構成するカメラが、0.5秒毎にモーション画像(およびコード)を撮影する。撮影画像ごとに位置(および画像構成)が変化している部分がモーション画像部分であり、当該部分の位置がどのように変化しているかを画像判定することによって、あらかじめ定められた通りに動作しているかを判断することができる。
また、モーション画像の動き(および画像構成)のパターンは複数決められていてもよく、コードリーダ20は当該複数の動きパターンをあらかじめハードディスクやメモリ等の記憶デバイスに保持していてもよい。また、ネットワーク通信や取り外し可能な記憶媒体等を介して、適宜、動きパターンを読み込むことができるようになっていてもよい。
識別情報出力部206は、モーション判定部204における判定結果が、モーション画像があらかじめ定められた動きをしているとの判定だった場合には、コードから取得されるチケット識別情報をサーバ装置に出力する。モーション判定部204における判定結果が、モーション画像があらかじめ定められた動きをしていない(またはモーション画像を検出できない等)であった場合には、デジタルチケットは正規のものではない可能性があるため、当該デジタルチケットは使用できない等のメッセージを、コードリーダ20に備えられているディスプレイ(図示しない)に表示したり、音や光で通知することにより、コードリーダ20の付近にいる係員に通知するようになっていてもよい。また、入場者がデジタルチケットシステム1を通過した後に、入場ゲートや金属探知機等のセキュリティゲートを通過するようになっている場合には、これらのゲートに対して、当該入場者は通過不可である旨を示すデータを送信し、ゲート側はゲートの扉を閉める等して当該入場者が先に進めないようにする等となっていてもよい。
また、識別情報出力部206は、モーション画像の動きが複数種類設定されている場合に、モーション画像が、複数種類の動きのうちのいずれの動きをしているかを示すモーション情報をさらに出力するようになっていてもよい。
なお、「サーバ装置に出力する」とは、サーバ装置30がコードリーダ20と遠隔にある場合にはネットワーク通信で出力する場合等が該当する。また、コードリーダ20とサーバ装置30とは物理的に一体的になっていてもよいが、この場合には、内部的にデータをサーバ装置30に渡す場合等が該当する。
(サーバ装置の構成)
図1に例示されるサーバ装置30は、例えばコンサート会場等の入口またはネットワーク経由で任意の外部に設置されることが想定されるサーバ装置であって、ユーザ情報記憶部302と、チケット出力部304と、照合部306と、結果出力部308と、発券部310と、ユーザ情報変更部312とを有する。
ユーザ情報記憶部302は、チケット識別情報と、正当なユーザを一意に識別するユーザ識別情報とを関連付けて記憶する。また、モーション画像のあらかじめ定められた動きが複数存在し、ユーザ情報記憶部302は、チケット識別情報および正当なユーザのユーザ識別情報と、モーション画像の複数のあらかじめ定められた動きを示すモーション種別とを関連付けて記憶するようになっていてもよい。
図3は、ユーザ情報記憶部302に記憶されるデータの一例を示す。図3においては、(a)に示されるように、デジタルチケットを一意に識別するチケットID(チケット識別情報)、チケットの(正当な)ユーザを一意に識別するユーザID(ユーザ識別情報)、ユーザの氏名、住所、電話番号、QRコード(データファイル名)、モーション種別が、例えばデータベース形式で関連付けられている。また、(b)に示されるように、ユーザ情報記憶部302には、(a)の「QRコード」欄に示されるファイル名のQRコードのデータファイルも保存されている。購入者はチケット購入時に、例えばオンラインで自身の氏名、住所、電話番号等のユーザ情報(ユーザ識別情報として扱われてもよい)を入力すると、各購入者に対するQRコードデータ(図3(b))が生成されるとともに、入力された各情報が、例えば図3に示すような形式でユーザ情報記憶部302に保存される。なお、図3に示されるデータはあくまで一例であって、これに限定されるものではない。例えば、各ユーザに割当てられたQRコードを一意に識別可能な情報であってよい。具体的には例えば、図3(a)においては、「QRコード」欄にQRコードのファイル名が保存されているが、これに代えて、QRコードが表すデータそのもの(QRコード画像を作成する元となるランダムの英数文字の組み合わせやユニークな値文字列等)が保存されていてもよい。
また、「正当なユーザ」とは、チケットを利用する権限を有する者という意味である。例えば、コンサート等のチケットの購入者と、実際にコンサート等に行く者が異なる場合もある。しかしながら、正当な手段によりチケット購入の代行が行われたり、チケットの譲渡が行われた場合には、チケットを入手した者は「正当なユーザ」である。チケットが譲渡された場合等には、チケット購入の後に、ユーザの変更手続き等によって、新たなユーザ情報をチケット発行者に通知することができるようになっていてもよい。チケット発行者は、ユーザの変更手続き等が行われた場合には、ユーザ情報記憶部302の内容を書き換える。この時、後述するユーザ情報変更部312においてユーザ情報記憶部302におけるユーザ情報の変更処理が実行される。
また、「モーション種別」は、モーション画像のあらかじめ定められた動きが複数存在する場合に、各チケットにて採用されているモーション画像の動きパターンを示す情報(図3の「動作パターン」)である。また、この時、サーバ装置30は図4に示されるような、モーション種別と、モーション画像の動作に関する情報とを関連付けて保持していることが想定される。
チケット出力部304は、ユーザ端末10にデジタルチケットを出力する。チケット出力部304から出力されたデジタルチケットは、ユーザ端末10のチケット受信部102にて受信される。
照合部306は、コードリーダ20から出力されるチケット識別情報が、ユーザ情報記憶部302に記憶されたものであるか照合する。コードリーダ20から出力されるチケット識別情報が、ユーザ情報記憶部302に記憶されたものであった場合には、当該デジタルチケットを所持しているユーザは正当なユーザであるということになる。
結果出力部308は、照合部306における照合結果を出力する。照合部306における照合結果が照合不成功(コードリーダ20からのチケット識別情報がユーザ情報記憶部302に記憶されたものではない)との結果だった場合には、例えばユーザ端末10にその旨を示す結果データを送信する。ユーザ端末10は照合不成功の結果データを受信すると、例えば表示部104にデジタルチケットが使用できない等のメッセージを表示するようになっていてもよい。また、サーバ装置30がコンサート会場等の入口に設置されている場合には、サーバ装置30が備えるディスプレイ(図示しない)に照合結果が表示されるようになっていてもよい。また、例えば、会場入口の係員用のコンピュータ(スマートフォン等の携帯端末を含む)に照合結果が表示されるようになっていてもよい。そして、係員は照合結果が不成功であった場合には、サーバ装置30に保存されているユーザ情報(ユーザの氏名等)を目視で調べられるようになっていてもよい。この時、例えば係員用のコンピュータに、照合結果とともにサーバ装置30のユーザ情報記憶部302に保存されているユーザ情報が送信されるようになっていてもよいし、あらかじめ、係員用コンピュータにサーバ装置30のユーザ情報記憶部302に記憶されているユーザ情報のコピーが保存されていてもよい。
発券部310は、照合部306における照合結果が照合成功であった場合には、デジタルチケットと関連する別のチケットを発券する機能を有する。例えば、コンサート会場の座席券等を発券するための処理を実行する。発券部310は、座席券等をプリントアウトするようになっていてもよいし、発券する旨の命令を座席番号等の必要な情報とともに外部の発券装置に出力する等となっていてもよい。また、紙ベースで発券するだけでなく、例えばユーザのユーザ端末10に座席番号を送信する等となっていてもよい。また、座席券等をプリントアウトする場合には、少なくともプリント装置はコンサート会場入口付近に設置する必要があるが、発券部310自体をサーバ装置30とは別の装置としてもよい。
ユーザ情報変更部312は、ユーザ情報記憶部302に記憶されている正当なユーザのユーザ情報を変更する。上述したように、例えばチケット購入時等に正当なユーザのユーザ情報が登録されるが、チケットの譲渡等によってユーザが変更となる場合もある。そのような場合に、ユーザ情報変更部312によってユーザ情報記憶部302に記憶されているユーザ情報が変更される。
なお、コードリーダ20とサーバ装置30とは、本実施形態においては別々の装置として記述されているが、一体的に(1つの装置として)構成されてもよい。また、コードリーダ20とサーバ装置30とが有する各機能は、上記の説明とは異なるように分担されていてもよい。また、上記説明した各装置の各機能は、1つの装置のみでなく複数の装置に分散して存在してもよく、また、各機能は、複数の装置が協働して実現されてもよい。
(ハードウェア構成)
本実施形態に係るデジタルチケットシステム1に含まれる各装置は、一般的なコンピュータ装置と同様のハードウェア構成によって実現可能である。図5は、本実施形態に係るデジタルチケットシステム1の各装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図5に示されるコンピュータ装置3は、一例として、プロセッサ31と、RAM32と、ROM33と、内蔵のハードディスク装置34と、外付けハードディスク装置、CD、DVD、USBメモリ、メモリスティック、SDカード等のリムーバブルメモリ35と、他のコンピュータ装置と通信する通信インタフェース36と、ディスプレイ/タッチパネル37と、スピーカ38と、キーボード/キーパット39とを備える。本実施形態に係る各装置の各機能は、例えば、プロセッサ31が、ハードディスク装置34にあらかじめ格納されたプログラムをメモリに読み出して実行することで実現可能である。なお、図5に示されるハードウェア構成はあくまで一例であって、これに限定されるものではない。
(処理シーケンス)
図6は、本実施形態に係るデジタルチケットシステムにおける処理の一例を示すシーケンス図である。
ユーザ端末10は、例えばユーザのマイページサイトや受信メール中に含まれるデジタルチケットへのリンクをクリック等することで、サーバ装置30へデジタルチケットの取得要求を行う(ステップS102)。このチケット取得要求には、例えばユーザIDが含まれる。
サーバ装置30は、例えばユーザIDが含まれるデジタルチケットの取得要求を受信すると、受信したユーザIDをキーとしてユーザ情報記憶部302を検索し、当該ユーザIDに対応するチケットIDを抽出する(ステップS104)。そして、抽出されたチケットIDによって特定されるデジタルチケットのデータをユーザ端末10に送信する(ステップS106)。
ユーザ端末10にて受信されたデジタルチケットのデータに基づいて、ユーザ端末10の表示部104にて、QRコードとモーション画像とを含むデジタルチケットが表示される(ステップS108)。そして、ユーザが、デジタルチケットが表示されているユーザ端末10の表示部104をコードリーダ20にかざすと(ステップS110)、コードリーダ20は、QRコードとモーション画像とを読み取る(ステップS112)。QRコードおよびモーション画像の読み取りが正常に行われなかった場合には(ステップS114:No)、読み込みがNGである旨を出力する(ステップS116)。当該出力は、例えば、コードリーダ20のディスプレイにメッセージを表示する、音声によって出力する、ランプの点灯/点滅等によって示す、等、様々な方法で行われてよい。そして、ステップS110、S112を経て、QRコードおよびモーション画像の読み取りが再度行われる。
QRコードとモーション画像との読み取りが正常に行われた場合には(ステップS114:Yes)、モーション画像があらかじめ定められた動作を行っているか判断する(ステップS118)。モーション画像があらかじめ定められた動作を行っていない(動作を判断できない場合等も含む)と判断された場合には(ステップS118:No)、例えばコードリーダ20に備えられているディスプレイにその旨が表示される(ステップS120)。モーション画像があらかじめ定められた動作を行っていると判断された場合には(ステップS118:Yes)、チケット識別情報がサーバ装置30に送信される(ステップS122)。また、モーション画像の動き(および画像構成、以下同様)パターンが複数存在する場合には、当該デジタルチケットのモーション画像が、いずれの動きパターンをしているかを示すモーション情報が、チケット識別情報とともに出力されてもよい。なお、ステップS114およびS118の処理は、図6においては別々の処理として記載されているが、一体的な処理となっていてもよい。
サーバ装置30がコードリーダ20からチケット識別情報(およびモーション情報)を取得すると、取得したチケット識別情報をキーとしてユーザ情報記憶部302が検索され、当該チケット識別情報が、ユーザ情報記憶部302に記憶されているか照合する(ステップS124)。また、当該チケット識別情報がユーザ情報記憶部302に記憶されている場合には、さらに、ユーザ情報記憶部302に記憶されている当該チケット識別情報のモーション種別と、コードリーダ20から取得されたモーション情報とが合致するか判定してもよい。このようにデジタルチケットのモーション画像の動きパターンについても照合することにより、デジタルチケットの不正コピーをより困難にする。
ステップS124における照合が不成功との結果であった場合には(ステップS126:No)、例えばユーザ端末10にその旨を示すデータを送信する(ステップS128)。照合が成功との結果であった場合には(ステップS126:Yes)、座席券を発券する、または発券のための関連データを出力する等の座席券発券のための処理を実行する(ステップS130)。
(モーション画像の動きについて)
モーション画像の動きについては、上述した態様以外にも、様々な態様が考えられる。例えば、VIPや特別な招待客など、特定の入場者に限っては、他の入場者とは異なる動きパターン(または画像構成)がデジタルチケットにて採用されてもよい。チケットの動きパターンをコードリーダ20にて判定した際に、その人物がVIPや特別な招待客であることが検出できる。
また、例えば入場者が多数である場合に、入場者を複数のグループに分けて各グループが入場可能な時刻を指定して順番に入場させるような場合、グループごとにデジタルチケットのモーション画像の動きパターン(または画像構成。以下同様。)が決められていてもよい。他のグループの者が入場できない時刻に入場しようとすると、当該時刻に入場可能な動きパターンとは異なる動きパターンをデジタルチケットが示すことになるため、入場を制限することができる。
ここまで、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
また、本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらすすべての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、各請求項により画される発明の特徴の組み合わせに限定されるものではなく、すべての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画されうる。
10 ユーザ端末
20 コードリーダ
30 サーバ装置
102 チケット受信部
104 表示部
202 読取部
204 モーション判定部
206 識別情報出力部
302 ユーザ情報記憶部
304 チケット出力部
306 照合部
308 結果出力部
310 発券部
312 ユーザ情報変更部

Claims (9)

  1. 端末と、コードリーダと、を備えたデジタルチケットシステムであって、
    前記端末は、
    デジタルチケットを一意に識別するためのチケット識別情報を有するコードと、前記コードの近傍に表示されるモーション画像と、を含むデジタルチケットをサーバ装置からオンラインにて受信するチケット受信部であって、前記モーション画像は、前記デジタルチケットに対してあらかじめ定められた特定の動きを行う、または前記デジタルチケットに対してあらかじめ定められたように前記モーション画像の構成が変化する、チケット受信部と、
    前記受信されたデジタルチケットを表示する表示部と、を備え、
    前記コードリーダは、
    前記端末の前記表示部に表示される前記デジタルチケットに含まれる前記コードと、前記モーション画像と、を読み取る読取部と、
    前記モーション画像があらかじめ定められた動きをしているか、またはあらかじめ定められたように前記モーション画像の構成が変化しているか、を判定するモーション判定部と、
    前記モーション判定部における判定結果が、前記モーション画像があらかじめ定められた動きをしている、またはあらかじめ定められたように前記モーション画像の構成が変化しているとの判定だった場合には、前記コードから取得される前記チケット識別情報を出力する識別情報出力部と、
    を備える、デジタルチケットシステム
  2. 前記モーション画像の前記あらかじめ定められた特定の動き、または前記あらかじめ定められた前記モーション画像の構成の変化が、時間の経過に従って変化する、請求項1に記載のデジタルチケットシステム。
  3. 端末の表示部に表示されるデジタルチケットに含まれる、前記デジタルチケットを一意に識別するためのチケット識別情報を有するコードと、前記コードの近傍に表示されるモーション画像と、を読み取る読取部と、
    前記モーション画像があらかじめ定められた動きをしているか、またはあらかじめ定められたように前記モーション画像の構成が変化しているか、を判定するモーション判定部と、
    前記モーション判定部における判定結果が、前記モーション画像があらかじめ定められた動きをしている、またはあらかじめ定められたように前記モーション画像の構成が変化しているとの判定だった場合には、前記コードから取得される前記チケット識別情報を出力する識別情報出力部と、
    を備えるコードリーダ。
  4. 請求項3に記載のコードリーダと、サーバ装置と、を備たデジタルチケットシステムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記チケット識別情報と、正当なユーザを一意に識別するユーザ識別情報と、を関連付けて記憶するユーザ情報記憶部と、
    前記コードリーダから出力される前記チケット識別情報が、前記ユーザ情報記憶部に記憶されたものであるか照合する照合部をさらに備えるデジタルチケットシステム。
  5. 前記モーション画像の前記あらかじめ定められた動き、または前記あらかじめ定められた前記モーション画像の構成の変化が複数存在し、
    前記コードリーダの前記識別情報出力部は、前記モーション画像が前記複数のあらかじめ定められた動きのうち、いずれの動きをしているかを示す、または前記モーション画像が前記複数のあらかじめ定められた構成の変化のうち、いずれの変化をしているかを示す、モーション情報をさらに出力し、
    前記サーバ装置の前記ユーザ情報記憶部は、前記チケット識別情報および前記正当なユーザのユーザ識別情報と、各チケットに採用されている前記モーション画像の動きまたは前記モーション画像の構成の変化を示すモーション種別と、を関連付けて記憶する
    請求項に記載のデジタルチケットシステム。
  6. 前記サーバ装置は、前記照合部における照合結果を出力する結果出力部をさらに備える、請求項またはに記載のデジタルチケットシステム。
  7. 前記サーバ装置は、前記ユーザ情報記憶部に記憶されている正当なユーザのユーザ情報を変更するユーザ情報変更部をさらに備える、請求項からのいずれか一項に記載のデジタルチケットシステム。
  8. コードリーダによって実行される方法であって、
    端末の表示部に表示されるデジタルチケットに含まれる、前記デジタルチケットを一意に識別するためのチケット識別情報を有するコードと、前記コードの近傍に表示されるモーション画像と、を読み取るステップと、
    前記モーション画像があらかじめ定められた動きをしているか、またはあらかじめ定められたように前記モーション画像の構成が変化しているか、を判定するステップと、
    前記判定の結果が、前記モーション画像があらかじめ定められた動きをしている、またはあらかじめ定められたように前記モーション画像の構成が変化しているとの判定だった場合には、前記コードから取得される前記チケット識別情報を出力するステップと、
    を含む方法。
  9. 請求項に記載の方法をコードリーダに実行させるためのプログラム。
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