JP2012073890A - サーバ装置、チケット情報表示プログラム、及び電子チケット提供方法等 - Google Patents

サーバ装置、チケット情報表示プログラム、及び電子チケット提供方法等 Download PDF

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Abstract

【課題】チケット情報(電子チケット)を管理するサーバ装置、チケット情報表示プログラム、及び電子チケット提供方法を提供する。
【解決手段】携帯電話機4によって受信されたチケット情報表示アプリであって、チケット情報表示アプリに記録される端末IDと、当該チケット情報表示アプリを受信した携帯電話機4の端末IDが一致するか否かを照合し、端末IDが一致した場合に、チケット情報を、携帯電話機4のディスプレイに表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、チケット情報(電子チケット)を管理するサーバ装置、チケット情報表示プログラム、及び電子チケット提供方法等の技術分野に関する。
従来では、コンサート、ライブ、映画、展示会等のイベントが開催される会場へ入場する際には、入場する権利を有することを示す情報等(例えば、チケット購入者や入場する権利を有するイベントを識別するためのユニークな番号等)が印刷された紙媒体であるチケットを提示し、入場係員が目視でチケットの正当性を確認することによって、入場管理が行われていた(所謂、「モギリ」)。このようなチケットを用いた入場管理では、印刷コストの増加や、会場へチケットを持参することを忘れてしまうと入場できない等種々の問題が生じていた。また、Edy技術に対応する非接触ICチップによる「おサイフケータイ」(登録商標)を利用したチケットシステムも存在するが、全ての携帯電話機がおサイフケータイに対応しているとは限らず、携帯電話機の種類によっては、電話機がおサイフケータイを利用したチケットシステムを利用することができない。
これら問題を踏まえて、近年、携帯電話機等の携帯型端末を利用したチケット管理システムである「モバイルチケット」が普及してきている。このモバイルチケットにおけるシステム構成及び処理の流れを、図9を用いて説明する。
図9は、従来のモバイルチケットにおけるシステム構成及び処理の流れを示すシーケンス図である。
モバイルチケットを採用するシステム(以下単に、「モバイルチケットシステム」という。)では、チケット購入者100は、自己の所有する携帯電話機(以下単に、「携帯電話機」とする。)を用いて、イベント会社(事務局)101が設置する図示しないチケット販売用のサーバへネットワークを介してアクセスする。チケット販売用のサーバ装置は、チケットを購入するための所定のフォームやインターフェースをブラウザに表示させるためのWebページを、アクセスされた携帯電話機に送信する。
チケット購入者100は、携帯電話機の操作によって、送信されたWebページに所定の事項を入力し、チケット購入の申し込みをすると、イベント会社101は、管理サーバ102に対してチケット発行指示を通知する。当該通知を受けた管理サーバ102は、チケットを発行し(図9(1))、携帯電話機が管理サーバにアクセスし購入されたチケットを表示部に表示させるためのURL(Uniform Resource Locator)を生成し、携帯電話機へ通知(送信)する。携帯電話機は、上記URLに基づきネットワークを介して管理サーバ102にアクセスすると、管理サーバ102はチケットが表示されたWebページを携帯電話機へ送信する(図9(2))。携帯電話機は、当該Webページを受信すると、表示部にチケットとしてユニークな番号のバーコードやQRコード(登録商標)を表示する。この番号は正規に販売されたチケットを管理するための番号であり、管理サーバ102によって正規に販売されたチケットに対して付与され、管理サーバ102に記録されるようになっている。
チケット購入者100は、上記表示されたチケットを、例えば画面メモ機能等で携帯電話機の記録部(RAM、ハードディスク、フラッシュメモリ等)に記録しておき、会場の入り口で記録したチケットを携帯電話機の表示部に表示させ、係員に提示する。係員は、バーコード等の情報を読取るリーダ装置に、携帯電話機に表示されるチケット(バーコード又はQRコード)を読取らせる(スキャンさせる)と、リーダ装置(又は、リーダ装置が接続された端末装置)は、読取られた情報(バーコード等に示される番号)を管理サーバ102へ送信する。管理サーバ102は、上記リーダ装置によって送信された番号と、記録されている番号を照合することにより、チケット認証(即ち、チケットの正当性の確認)を行い(図9(3))、認証結果を来場履歴として記録する(図9(4))。そして、チケット購入者100は、会場への入場を許可されるようになっている。
また、モバイルチケットシステムを適用した技術として、特許文献1では、携帯電話機に表示されたバーコードを含むチケットと自らが所有する携帯電話機の番号と、バーコードデータベースに記録されているバーコードと携帯電話機の番号とを照合して、本人認証を行う技術が開示されている。
特許第3207192号公報
しかしながら、上述したモバイルチケットで使用されるチケットは、携帯電話機の表示部(ブラウザ上等)にバーコードやQRコードを表示しただけのものである。従って、表示されたチケットに含まれるバーコード等(以下単に、「チケット情報」という。)を、例えば、他の携帯電話機に備えられるデジタルカメラで撮影したり、携帯電話機に備えられる画面メモ機能を利用することにより、容易にチケット情報を複製することができる。さらに、このように複製されたチケット情報を、一端、可搬型記録媒体(SDカード等)に保存し、他の携帯電話機によって当該可搬型記録媒体に記録されたデータを読み込ませたり、さらに、上述したチケット情報にアクセスするためのURLに対して他の携帯電話機からアクセスする行為によって、チケット情報が、チケット購入者以外の者に、転々流通することが考えられる。このようなチケット情報の流通が可能となると、チケットを他者への転売目的で購入する行為(例えば、いわゆるダフ屋行為)を許容してしまうこととなる。
また、従来のモバイルチケットでは、会場で提示されたチケット情報の正当性の確認(当該チケットが本物であるか否か)しか行われず、当該チケット情報を提示した者が正規にチケットを購入した者であるか否か(例えば、いわゆるダフ屋行為によりチケットを購入したものであるか否か等)を判別することができなかった。
このような転売目的でチケットを購入する行為を防ぐ手段としては、チケット購入時に購入者の免許証やパスポートの写しなど、本人確認可能なものを事務局に送付させて管理しておき、来場した際に会場で本人確認を取る方法が考えられるが、チケット購入者の手間と、事務局の手間、会場で本人確認する時間と手間を考えると、一般的なイベントやライブでは非現実的であった。
そこで、本発明は上記各問題点に鑑みてなされたものであり、その目的の一例は、簡便な方法でチケット情報の不正な流通を防止するサーバ装置、チケット情報表示プログラム、及び電子チケット提供方法等の技術分野に関する。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、端末装置に固有に付与される端末IDが記録された記憶部と、プログラムを解釈実行する制御部と、情報を表示する表示部を備える端末装置において動作するチケット情報表示プログラムであって、前記端末装置を、当該チケット情報表示プログラムが実行される端末装置の記憶部に記録された端末IDを読み出す端末ID取得手段と、前記端末ID取得手段によって取得された端末IDと、該チケット情報表示プログラムに予め記録されている端末IDとが一致するか否かを照合する端末ID照合手段、前記端末ID照合手段によって、端末IDが一致した場合に、購入されたチケットに関する情報であって機械読取り可能に表示されるチケット情報を、前記端末装置の表示部に表示する表示制御手段、として機能させることを特徴とする。
この発明によれば、チケット購入者が所有する端末装置でのみ当該購入者が購入したチケットのチケット情報が表示されるため、チケットを他者への転売目的で購入する行為を防止し、簡便な方法でチケット情報の不正な流通を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のチケット情報表示プログラムであって、前記チケット情報表示プログラムには更に前記チケット購入者に対してチケットの購入毎に固有に付与される購入者IDが記録されており、前記端末装置を、前記チケット情報表示プログラムに記録された購入者IDを取得する購入者ID取得手段、前記購入者ID取得手段によって取得された購入者IDを、サーバ装置へ送信する送信手段、前記サーバ装置によって、前記サーバ装置のデータベースに記録された購入者IDと、前記送信手段によって送信された購入者IDが一致するか否かを示す購入者ID照合結果を受信する受信手段、として機能させ、前記表示制御手段は、前記端末ID照合手段によって端末IDが一致した場合であって、前記サーバ装置のデータベースに記録された購入者IDと、前記送信手段によって送信された購入者IDが一致することを示す購入者ID照合結果を受信した場合には、前記チケット情報を表示部に表示させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のチケット情報表示プログラムであって、前記チケット情報表示プログラムには、前記チケット購入者毎にチケット購入状況を管理するためのチケット購入者管理IDと、前記チケット購入者がチケットを購入したイベントを特定するイベントIDとが記録されており、前記端末装置を、前記チケット情報表示プログラムに記録されたチケット購入者管理ID及びイベントIDを取得するID取得手段、前記ID取得手段によって取得されたチケット購入者管理ID及びイベントIDを、サーバ装置へ送信するID送信手段、前記サーバ装置によって、前記ID送信手段によって送信されたチケット購入者管理ID及びイベントIDの組合わせに対応するチケット管理情報の存在の有無をチケット管理情報照合結果として受信する受信手段、として機能させ、前記表示制御手段は、前記端末ID照合手段によって端末IDが一致した場合であって、前記チケット管理情報照合結果が前記チケット購入者管理ID及びイベントIDの組合わせに対応するチケット管理情報が存在することを示す場合には、前記チケット情報を表示部に表示させることを特徴とする。
この発明によれば、チケットを他者への転売目的で購入する行為を防止し、簡便な方法でチケット情報の不正な流通態様を防止管理することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載のチケット情報表示プログラムであって、前記端末装置を、前記表示制御手段によってチケット情報が表示部に表示されている間、当該表示されていることを示す状態通知信号を前記サーバ装置へ送信する状態通知信号送信手段、前記状態通知信号を受信した前記サーバ装置によって、当該表示されているチケット情報が機械読取りされたか否かを示す読取状態情報が検索され、当該サーバ装置によって送信される前記検索された読取状態情報を受信する読取状態情報受信手段、前記受信した読取状態情報に、当該表示されているチケット情報が機械読取されたことが示されていた場合には、前記表示されているチケット情報が機械読取されたことを示す読取完了表示を表示部に表示する読取完了表示手段、として機能させることを特徴とする。
この発明によれば、複製されたチケット情報を携帯電話機のディスプレイに表示させた場合や、当該複製されたチケット情報を他の携帯電話機のディスプレイに表示させた場合には、当該表示されたチケット情報に基づいて入場管理が行われることがないため、表示されたチケット情報の複製行為や、当該複製されたチケット情報がチケット購入者以外の者に転々流通する行為を防止することができる。
請求項5に記載の発明は、端末装置とネットワークを介して接続され、チケットに関する情報が記録されたデータベースを備え前記チケットに関する情報を管理するサーバ装置であって、チケット購入者が所有する端末装置に固有に付与される端末IDと、前記チケット購入者が購入した前記チケットに関する情報であって機械読取り可能に表示されるチケット情報と、を対応付けてチケット管理情報として、前記データベースに記録する記憶手段と、端末IDを含むチケット購入要求を受付けると、1件のチケット管理情報を生成して前記データベースに記録するチケット管理情報生成手段と、前記端末IDを内部に記録した、チケット情報を端末装置の表示部に表示させるチケット情報表示プログラムを生成するチケット情報表示プログラム生成手段と、チケット購入要求元へチケット情報表示プログラムを返信するチケット情報表示プログラム送信手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、単なるチケット情報データ(端末装置に表示させるためのチケット情報)をチケット購入要求元へ返信するのではなく、チケット購入要求に含まれる端末IDを埋め込んだチケット情報表示プログラムをチケット購入要求元へ返信するので、チケット情報表示プログラムの命令動作を適宜設計することにより、端末装置の機器認証などの機能(例えば、チケット情報を表示するに際し、上記端末IDを用いて認証を行う等)を搭載させることが可能となり、他者への転売目的でチケットを購入する行為を防止する機能を搭載することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のサーバ装置であって、前記記憶手段は、さらに、チケット管理情報に、チケット購入者に対してチケットの購入毎に固有に付与される購入者IDを対応付けてデータベースに記録し、前記チケット情報表示プログラム生成手段は、前記端末ID及び前記購入者IDを内部に記録した、チケット情報を端末装置の表示部に表示させるチケット情報表示プログラムを生成し、前記端末装置から送信された購入者IDを受信する購入者ID受信手段と、前記購入者ID受信手段によって受信した購入者IDと、前記データベースに記録された購入者IDが一致するか否かを照合する購入者ID照合手段と、前記購入者ID照合手段による照合結果を示す購入者ID照合結果を前記端末装置へ送信する購入者ID照合結果送信手段と、を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載のサーバ装置であって、前記記憶手段は、さらに、チケット管理情報に、チケット購入者毎にチケット購入状況を管理するためのチケット購入者管理IDと、前記チケット購入者がチケットを購入したイベントを特定するイベントIDとを対応付けてデータベースに記録し、前記チケット情報表示プログラム生成手段は、前記端末ID、前記チケット購入者管理ID及び前記イベントIDを内部に記録した、チケット情報を端末装置の表示部に表示させるチケット情報表示プログラムを生成し、前記端末装置から送信されたチケット購入者管理ID及びイベントIDを受信するID受信手段と、前記ID受信手段によって受信したチケット購入者管理ID及びイベントIDの組合わせに対応するチケット管理情報が、前記データベースに記録されているか否かを照合するID照合手段と、前記ID照合手段による照合結果をチケット管理情報照合結果として前記端末装置へ送信するID照合結果送信手段と、を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5乃至7の何れか1項に記載のサーバ装置であって、前記チケット管理情報には、前記チケット情報が前記リーダ装置によって読取られたか否かを示す読取状態情報が更に対応付けて記録されており、機械読取りされたチケット情報を受信するチケット情報受信手段と、前記チケット情報受信手段によってチケット情報を受信した場合に、前記チケット情報に対応する読取状態情報に、前記チケット情報が前記機械読取りされたことを記録する読取状態情報更新手段と、を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のサーバ装置であって、チケット情報が端末装置の表示部に表示されている間、当該表示されていることを示す状態通知信号を、前記端末装置から受信する状態通知信号受信手段と、当該表示されているチケット情報に対応する読取状態情報を検索して、前記端末装置に送信する読取状態情報送信手段と、を備えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、端末装置に固有に付与される端末IDが記録された記憶部と、プログラムを解釈実行する制御部と、情報を表示する表示部とネットワーク通信機能を備える端末装置に対する電子チケット提供方法であって、チケット購入希望者の使用する端末装置からその装置の端末IDを含むチケット購入リクエストを受付けるステップ、当該端末IDを書き込んだチケット情報表示プログラムを作成するステップ、該チケット情報表示プログラムを電子チケットとしてチケット購入リクエスト元の端末装置に送信するステップ、前記チケット情報表示プログラム当該チケットが、情報表示プログラムが実行されるダウンロードされた端末装置の記憶部に記憶された端末IDを読み出す端末ID取得ステップ、前記チケット情報表示プログラムが、前記端末ID取得ステップによって取得された端末IDと、該チケット情報表示プログラムに予め記録されている端末IDとが一致するか否かを照合する端末ID照合ステップ、前記チケット情報表示プログラムが、前記端末ID照合ステップによって、端末IDが一致した場合に限り、購入されたチケットに関する情報であって機械読取り可能に表示されるチケット情報を、前記端末装置の表示部に表示する表示制御ステップ、からなるチケット購入者の端末装置に前記チケット情報を表示することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の電子チケット提供方法であって、前記チケット情報表示プログラムは、前記端末装置の表示部にチケット情報を表示している間、前記チケット情報表示プログラムが実行中であることを通知する信号を発生させる命令を含むことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、チケット購入者が所有する端末装置でのみ当該チケット購入者が購入したチケットのチケット情報を表示するように構成したため、当該チケットを他者への転売目的で購入する行為を防止し、簡便な方法でチケット情報の不正な流通を防止することができる。
本実施形態に係る情報管理システムの概要構成例を示す図である。 リーダ装置1と管理端末2の機器構成の一例を示す概念図である。 チケット情報(DB)3Aに記録される内容の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報管理システムSにおけるチケットの購入からチケット情報が表示されるまでの動作を示すシーケンス図である。 本実施形態に係る情報管理システムSにおけるチケット情報が表示されてから入場管理が行われるまでの動作を示すシーケンス図である。 チケットの再購入(チケットアプリの再発行)を行う場合の情報管理システムSの動作を示すシーケンス図である。 他の実施形態におけるチケット情報(DB)3Bに記録される内容の一例を示す図である。 他の実施形態に係る情報管理システムSにおけるチケットの購入からチケット情報が表示されるまでの動作を示すシーケンス図である。 従来のモバイルチケットにおけるシステム構成及び処理の流れを示すシーケンス図である。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について、図面に基づいて説明する。
[1.情報管理システムの構成]
先ず、図1を参照して、本実施形態に係る情報管理システムの構成及び機能について説明する。
図1は、本実施形態に係る情報管理システムの概要構成例を示す図である。
図1に示すように、情報管理システムSは、リーダ装置1、管理端末2、管理サーバ3(本願のサーバ装置の一例)、チケット情報データベース(DB)3A、及び携帯電話機4(本願のチケット購入者が所有する端末装置の一例)等を備えて構成されている。なお、ネットワークNWは、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている(通信プロトコルにTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等を採用)。なお、図1の例では、説明の便宜上、リーダ装置1、管理端末2及び携帯電話機4は一つずつ示されている。しかし、リーダ装置1及び管理端末2は、コンサート、ライブ、映画、展示会等のイベントが開催される会場に設けられる複数の入場口T毎に、複数台設置されるようにしてもよい。また、携帯電話機4は、チケット購入者毎に多数存在する。また、管理サーバ3及びチケット情報データベース3Aも多数存在するようにしてもよい。
[1−1.リーダ装置1及び管理端末2の構成及び機能]
リーダ装置1は、1次元シンボル(リニアバーコード、CODE39、インターリーブド2オブ5、コーダバー、EAN/UPC、及びコード128等)及び2次元シンボル(QRコード、マキシコード、データマトリックス、及びPDF417等)を含むバーコードシンボル(JISX0500:2002、以下、これらを単に「バーコードシンボル」と総称する。)の情報を読取る(本願の機械読取の一例)ための装置であり、図示しないバーコードシンボルの光学的情報を電気的情報に変換するスキャナと、当該電気的情報を文字コードの変換する復号器(デコーダ)等を含んで構成される。このリーダ装置については公知の技術であるため、詳しい説明は省略する。
なお、リーダ装置としては、例えば、上記スキャナの読取り方式が異なる手動走査式、レーザ式、リニアCCD式、2Dイメージャ式を、また、操作方法が異なるペン型、カードスロットル型、プロジェクション型、ハンドヘルド型、定置自動読取り型等を夫々適用することが可能である。
管理端末2は、CPU、RAM、ROM(各種データ、管理端末2の動作を担うコンピュータプログラム、及び後述する入場管理を行うための専用のアプリケーションプログラム(以下、単に「入場管理アプリ」という。)を予め記録)等から構成された制御装置、ハードディスクドライブ等の記録装置、及びネットワークNWに接続するための通信装置等を備えたコンピュータであり、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話機、スマートフォン等が適用可能である。
また、本実施形態では、リーダ装置1及び管理端末2は、コンサート、ライブ、映画、展示会等のイベント(以下単に、「イベント」とする。)が開催される会場に設けられる入場口Tに設置され、入場管理に用いられる装置である。この入場管理とは、その一例として、上記会場に入場する権利を有する者を識別し、当該権利を有する者の入場を許可する手続を行うことをいう。
管理端末2は、入場管理アプリの制御のもと、リーダ装置1を介して、携帯電話機4の表示部に表示されるチケット情報(少なくとも、一部にバーコードシンボルが含まれる。図1の4a及び4b参照)を読取ることが可能である。そして、リーダ装置1及び管理端末2は、管理サーバ3との協働により、読取られたチケット情報を用いて、上記入場管理を行う機能を有している。このチケット情報及び、チケット情報を用いた入場管理の詳細については、後述する。
なお、本実施形態では、図1及び図2(A)及び(B)に示すように、リーダ装置1を管理端末2に接続(即ち、リーダ装置1を管理端末2に外部接続)してチケット情報を読取るように構成したが、これに限定されず、図2(C)に示すように、管理端末2にリーダ装置2を搭載(内蔵)させ、リーダ装置1及び管理端末2を一体型の機器として構成するようにしてもよい。
[1−2.管理サーバ3及びチケット情報データベース3Aの構成及び機能]
管理サーバ3は、CPU(本願の記憶手段、チケット管理情報生成手段、チケット情報表示プログラム生成手段、チケット情報表示プログラム送信手段、購入者ID受信手段、購入者ID照合手段、購入者ID照合結果送信手段、チケット情報受信手段、読取状態情報更新手段、状態通知信号受信手段、読取状態情報送信手段、ID受信手段、ID照合手段、及びID照合結果送信手段の一例)、RAM、ROM(各種データ及び管理サーバ3の動作を担うコンピュータを予め記録)等から構成された制御装置、ハードディスクドライブ等の記録装置、及びネットワークNWに接続するための通信装置等を備えたサーバコンピュータである。
また、本実施形態では、管理サーバ3は、モバイルチケットサービス(Web上の仮想店舗)を運営するために設置されたサーバ(Webサーバ、データベースサーバ等)であり、管理サーバ3の制御装置はイベントのチケット(以下単に「チケット」とする。)の予約及び販売の他、リーダ装置1及び管理端末2との協働により、上記入場管理を行う機能を有している。
まず、管理サーバ3の制御装置が有するチケットの予約及び販売の機能について説明する。
管理サーバ3の制御装置は、チケットの予約及び販売の用に供されるWebページ(例えば、チケットを予約又は購入するために必要な各種のデータを入力するための所定のフォームや購入申し込みを行うためのボタン等をブラウザに表示させるためのWebページ)を、チケットの購入を望む者が所有する携帯電話機4へ、ネットワークを介して送信するようになっている。
そして、チケットの購入を望む者が、携帯電話機4の操作によって、送信されたWebページに所定のデータを入力し、購入申し込みの指示を入力(例えば、購入申し込みを行うためのボタンの選択)すると、携帯電話機4は、チケットの購入を望む者によって入力されたデータの他、携帯電話機4に固有に付与される端末ID(本願の端末IDの一例)を、管理サーバ3へ送信する。
このチケットの購入を望む者によって入力されたデータとは、例えば、チケットを購入するために必要な各種のデータであり、具体的には、購入したいチケットを特定する情報として例えばイベントの名称、日時、座席の種類、チケットの枚数、チケット購入者の氏名、住所、チケット購入代金の決済方法(決済種別)等の各データをいう。
また、端末IDとは、携帯電話機4を他の携帯電話機から識別するために付与されたユニークな識別子(数字、文字又はその他記号等)であり、一例として、携帯電話機の製造時点に当該携帯電話機のROM等のセキュアな領域に記録される製造番号等が適用される。このような領域に記録された製造番号は、外部からの操作に基づいて自由に変更や消去等されず、例えば所定の認証が成功した場合にのみ当該変更や消去等が許されるようになっている。
そして、管理サーバ3の制御装置は、チケットの決済処理(チケットの購入が許可される)を終了すると、チケット購入者に対してチケットの購入毎に(即ち、チケットの決済処理の度に)固有に付与される購入者IDと対応付けて、上記携帯電話機4から送信されたデータ及び端末ID等の購入者情報を、1件のチケット管理情報として生成し、管理サーバ3の記録装置に構築されたチケット情報(DB)3Aに記録するようになっている。
ここで、チケット情報(DB)3Aに記録される内容について、図3を用いて説明する。
図3は、チケット情報(DB)3Aに記録される内容の一例を示す図である。
図3に示すチケット情報(DB)3Aには、購入者IDと、購入者氏名、購入者住所、購入者TEL(電話番号)、購入者MAIL(メールアドレス)、購入日時、チケット代金の決済方法を示す決済種別、決済ID(チケット代金の決済代行業者から発行されるユニークな決済番号)、端末ID(チケット購入者が所有する携帯電話機の端末ID)、端末キャリア名(チケット購入者が契約する通信サービスを提供する事業者の名前)、端末機種名(端末を製造販売する事業者が付けた識別名称)、チケット情報、起動確認フラグ、コードスキャンフラグ(本願の読取状態情報の一例)、再購入回数(モバイルチケットサービスを利用した回数)、再購入日時等の情報の他、上述した携帯電話機4から送信されたデータ等の購入者情報が対応付けられて、チケット管理情報として、記録されるようになっている。かかるチケット管理情報は、購入者ID毎に判別可能になっている。
ここで、チケット情報とは、携帯電話機4の表示部に表示される所定のイベントの会場に入場する権利を有することを示す、他のチケット情報と識別可能なユニークな識別情報(数字、文字又はその他記号等)である。さらに、このチケット情報は、例えば購入者IDと端末IDに基づいて生成され、リーダ装置1によって読取り可能なバーコードシンボルとして生成されるようになっている。
また、購入者IDは、チケットが購入される度に固有に付与されるユニークな識別子(数字、文字又はその他記号等)であるため、同一の購入者IDが重複して存在することはない。即ち、同一人(購入者氏名が同一の者)が、時を異にしてモバイルチケットサービスを利用してチケットを購入した場合(異なる決済処理によって)には、異なる購入者IDが付与されることとなる。
なお、起動確認フラグ、及びコードスキャンフラグの詳細については後述する。
図2の説明に戻り、さらに、管理サーバ3の制御装置は、上記チケット管理情報を生成しチケット情報(DB)3Aに記録すると、チケット購入要求元(即ち、チケット購入者の携帯電話機4)へ、チケット購入者の所有する携帯電話機4のディスプレイに、チケット情報を表示させるためのチケット情報表示プログラム(以下、「チケット情報表示アプリ」とする。)を生成し、送信するようになっている。このチケット情報表示アプリの詳細については後述する。
[1−3.携帯電話機4の構成及び機能]
携帯電話機4は、アンテナ、スピーカ、マイク、操作キー、情報を表示するディスプレイ(本願の端末装置の表示部の一例)の他、CPU(本願の端末ID取得手段、端末ID照合手段、表示制御手段、購入者ID取得手段、送信手段、受信手段、状態通知信号送信手段、読取完了表示手段、読取状態情報受信手段、ID取得手段、及びID送信手段の一例)、RAM、ROM(端末ID、端末キャリア名、及び端末機種名等の各種データ及び携帯電話機4の動作を担うプログラムを予め記録)等から構成された制御装置(本願の制御部の一例)により構成されている。また、携帯電話機4は、一般的な通信制御機能(例えば、W−CDMA又はCDMA2000の通信方式による)、ブラウザ機能(URLを指定することで所定のサーバにアクセスして所定の情報を受ける(例えば、http(Hyper Text Transfer Protocol)による))、メーラ機能、携帯アプリ(携帯電話機の利用者が携帯電話機上で実行したい作業を実施する機能を直接的に有するソフトウェア)等を有しており、管理サーバ3との間で、上述したチケットの購入や各種データの送受信が可能となっている。なお、携帯電話機4におけるこれらの機能は公知であるため詳しい説明を省略する。
さらに、本実施形態における携帯電話機4は、管理サーバ3から、上述したチケット情報表示アプリを受信する。そして、携帯電話機4の制御装置は、上記チケット情報表示アプリを解釈実行し、当該チケット情報表示アプリの制御に基づき、上述した各手段として機能するようになっている。
[2.情報管理システムの動作]
[2−1.チケットの購入からチケット情報が表示されるまでの動作]
まず、本実施形態に係る情報管理システムSにおけるチケットの購入からチケット情報が表示されるまでの動作について、図4を用いて説明する。
図4は、本実施形態に係る情報管理システムSにおけるチケットの購入からチケット情報が表示されるまでの動作を示すシーケンス図である。
図4に示すように、チケットの購入を望む者がモバイルチケットサービスの提供を受けるべく、携帯電話機4の操作によってチケットの予約及び販売の用に供されるWebページ(チケット購入用Webページ)の送信要求の指示(例えば、モバイルチケットサービスを提供する管理サーバ3へアクセス指示)をすると、携帯電話機4の制御装置は、管理サーバ3へHTTPリクエストを送信する(ステップS1)。
管理サーバ3の制御装置は、上記HTTPリクエストを受信すると、携帯電話機4へチケット購入用Webページを送信する(ステップS2)。表示画面例10は、チケット購入用Webページの一例を示す図である。
そして、チケットの購入を望む者が、携帯電話機4の操作によって、表示画面例10に示すWebページに上述したチケットを購入するために必要な各種のデータを入力し、チケット購入手続きの指示(購入申し込みを行うためのボタンの選択)を行うと(ステップS3)、携帯電話機4の制御装置は、管理サーバ3へ、チケットを購入するために必要な各種のデータ及び端末IDを送信する(ステップS4)。
この端末IDは、購入申し込みを行うためのボタンの選択(ステップS3)とともに送信(例えば、utn属性をタグに追加、又はHTTPヘッダに端末IDを付加し送信)されるようにしてもよいし、表示画面例10に示すWebページに端末IDの入力欄を設け、チケットの購入を望む者に入力させるようにしてもよい。端末IDの送信方法については公知の技術であるため詳しい説明は省略する。
そして、管理サーバ3の制御装置は、チケットを購入するために必要な各種のデータ及び端末IDを受信すると、チケット購入受付の処理を実行する(ステップS5)。具体的には、管理サーバ3の制御装置は、チケットの決済処理を終了し、購入者IDと対応付けて、携帯電話機4から送信された上記データ及び端末IDをチケット管理情報として、チケット情報(DB)3Aに記録する。
次に、管理サーバ3の制御装置は、チケット情報表示アプリを生成する(ステップS6)。
このチケット情報表示アプリは、チケット購入者の所有する携帯電話機4のディスプレイに、チケット情報を表示させるためのアプリケーションであり、例えば、公知のJAVAスクリプト等により実現されている。換言すれば、チケット情報表示アプリは、チケット購入者の所有する携帯電話機4以外の携帯電話機に、チケット情報を表示させないようにするためのアプリケーションである。
上述したようにチケット情報は、携帯電話機4のディスプレイに表示され、リーダ装置1によって機械読取り可能なバーコードシンボル(即ち外部から視認可能な情報)であるため、容易に複製することができる。さらに、表示されたチケット情報を、他の携帯電話機に備えられるデジタルカメラで撮影したり、チケット情報を携帯電話機の画面メモ機能等により可搬型記録媒体(SDカード等)に保存し他の携帯電話機に読み込ませることにより、当該チケット情報が、チケット購入者以外の者に転々流通することが考えられる。このようなチケット情報の流通が可能となると、チケットを他者への転売目的で購入する行為を許容してしまうこととなる。
そこで本実施形態における管理サーバ3は、上記チケットを他者への転売目的で購入する行為を防止すべく、チケット情報表示アプリを生成し、チケットの購入者の所有する携帯電話機へ送信するようになっている。
具体的には、管理サーバ3の制御装置は、チケットの決済処理を終了し、チケット管理情報をチケット情報(DB)3Aに記録すると、チケット購入者が所有する携帯電話機4の端末IDを、チケット情報表示アプリの元データに記録(記述)する(埋め込む)。そして、管理サーバ3の制御装置は、チケット購入者が所有する携帯電話機4へ(即ち、上記端末IDが示す携帯電話機4へ)、上記携帯電話機4の端末IDが埋め込まれたチケット情報表示アプリを送信する。
そして、送信されたチケット情報表示アプリが携帯電話機4で起動されると、携帯電話機4の制御装置は、まず、上記予めチケット情報表示アプリに埋め込まれた端末IDと、チケット情報表示アプリが起動された携帯電話機4のROM等のセキュアな領域等に固定記録された端末ID(以下、単に「携帯電話機4の端末ID」とする。)を取得する。
そして、上記二つの端末IDが一致するか否かを照合し、一致した場合にのみ携帯電話機4のディスプレイにチケット情報を表示するようになっている。
また、上記二つの端末IDが一致しない場合には、携帯電話機4の制御装置は、チケット情報表示アプリを強制終了させ、チケット情報を表示しないようになっている。
この構成によれば、モバイルチケットサービスを実現しながら、チケットを他者への転売目的で購入する行為を防止し、簡便な方法でチケット情報の不正な流通を防止することができる。なぜならば、一般的に端末IDは、個々の携帯電話機でユニークな製造番号であり、第三者が当該端末IDを変更又は削除できないようになっている。そして、チケット購入者が上記チケット情報表示アプリを他の携帯電話機で読み込ませ、当該他の携帯電話機で起動させた場合、他の携帯電話機に固定される端末IDと、当該チケット情報表示アプリに埋め込まれた端末IDとが一致しないため、チケット情報がチケット購入者以外の携帯電話機のディスプレイに表示されないようになっているからである。
なお、上記チケット情報表示アプリに、更に購入者IDを記録するように構成してもよい。この場合、当該チケット情報表示アプリが起動された際に、携帯電話機4の制御装置は、上記記録された購入者IDを、管理サーバ3へ送信するようになっている。管理サーバ3の制御装置は、チケット情報(DB)3Aに記録された購入者IDと、上記送信された購入者IDが一致するか否かを照合し、照合結果を購入者ID照合結果として、携帯電話機4へ送信する。そして、携帯電話機4の制御装置は、端末IDが一致した場合であって、前記サーバ装置のデータベースに記録された購入者IDと、前記送信手段によって送信された購入者IDが一致することを示す購入者ID照合結果を受信した場合に、前記チケット情報をディスプレイに表示する。
この構成によれば、モバイルチケットサービスを実現しながら、より確実にチケットを他者への転売目的で購入する行為を防止し、簡便な方法でチケット情報の不正な流通を防止することができる。なぜならば、チケット購入者の購入者IDがチケット情報(DB)3Aに記録されていない場合(即ち、携帯電話機4の所有者が、正規にチケットを購入した者でない場合)には、管理サーバ3の制御装置は、購入者IDがチケット情報(DB)3Aに記録されていないことを示す購入者ID照合結果を携帯電話機4へ送信するため、チケット情報が携帯電話機のディスプレイに表示されないからである。
さらに、チケット情報表示アプリは、バイナリ形式で記述(即ち、コンピュータ上で実行可能なオブジェクトコードに変換)されているため、例えば、第三者が、チケット情報表示アプリを解析し、当該チケット情報表示アプリに記録された端末IDや購入者IDを任意に抽出すること及び当該チケット情報表示アプリを偽造することを防止している。従って、チケット情報及びチケット情報表示アプリのコピー及び偽造開発による転売目的でチケットを購入する行為を防止することができる。
なお、本実施形態では、チケット情報表示アプリに予め端末ID及び購入者IDを記録させた場合の動作例について説明する。
図4の説明に戻り、管理サーバ3の制御装置は、生成したチケット情報表示アプリを、携帯電話機4へ送信する(ステップS7)。
携帯電話機4の制御装置は、送信されたチケット情報表示アプリを受信する(ステップS8)。
そして、チケット購入者の操作によりチケット情報表示アプリが起動されると(ステップS9)、携帯電話機4の制御装置は、予めチケット情報表示アプリに記録された端末IDと携帯電話機4の端末IDを取得する(ステップS10)。そして、携帯電話機4の制御装置は、予めチケット情報表示アプリに記録された端末IDと、上記取得された端末IDが一致するか否かを照合する(ステップS11)。
そして、上記予めチケット情報表示アプリに記録された端末IDと、上記取得された端末IDが一致した場合には(ステップS12:YES)、携帯電話機4の制御装置は、チケット情報表示アプリに記録された購入者IDがチケット情報(DB)3Aに記録されているか否かの問合せを行うため、当該購入者IDを管理サーバ3へ送信する(ステップS13)。
管理サーバ3の制御装置は、上記購入者IDを受信すると、チケット情報(DB)3Aに記録された購入者IDと、上記送信された購入者IDが一致するか否かを照合し(ステップS14)、照合結果を購入者ID照合結果として、携帯電話機4へ送信する(ステップS15)。
携帯電話機4の制御装置は、購入者ID照合結果を受信し(ステップS16)、受信した購入者ID照合結果が上記チケット情報(DB)3Aに記録された購入者IDと、上記送信された購入者IDが一致するものであった場合には(ステップS16:購入者ID有り)、購入者IDの整合性が確認され(ステップS17)、チケット情報を携帯電話機4のディスプレイへ表示する(ステップS18)。表示画面例11は、チケット情報の一例を示す図である。
一方、端末IDが一致しなかった場合(ステップS12:NO)、及び受信した購入者ID照合結果が上記チケット情報(DB)3Aに記録された購入者IDと、上記送信された購入者IDが一致しなかったことを示す場合には(ステップS16:購入者ID無し)、携帯電話機4の制御装置は、チケット情報表示アプリを強制終了する(ステップS19、ステップS20)。
[2−2.チケット情報が表示されてから入場管理が行われるまでの動作]
次に、本実施形態に係る情報管理システムSにおけるチケット情報が表示されてから入場管理が行われるまでの動作について、図5を用いて説明する。
図5は、本実施形態に係る情報管理システムSにおけるチケット情報が表示されてから入場管理が行われるまでの動作を示すシーケンス図である。なお。本実施形態においては既に図4に示すステップS1〜S18までの処理が完了し、携帯電話機4のディスプレイにチケット情報が表示されているものとする。
図5に示すように、携帯電話機4のディスプレイに表示されたチケット情報は(ステップS31)、入場口Tに設置されたリーダ装置1を介して管理端末2によって、読取られる(ステップS32)。次いで、管理端末2は、読取ったチケット情報を、ネットワークを介して管理サーバ3へ送信する(ステップS33)。
次に、管理サーバ3の制御装置は、送信されたチケット情報が、すでにリーダ装置1によって読取られているか否かを確認する(ステップS34)。
具体的には、管理サーバ3の制御装置は、チケット情報(DB)3Aに記録されたチケット管理情報を参照して、送信されたチケット情報と対応付けて記録されたコードスキャンフラグの値を確認する。(以下、コードスキャンの値を確認する動作を「コードスキャン結果」とする。)
このコードスキャンフラグとは、チケット情報がすでにリーダ装置1によって読取られているか否かを示す値である。そして、管理サーバ3の制御装置は、チケット情報がリーダ装置1によってすでに読取られた場合には1を、未だ読取られていない場合には0をそれぞれコードスキャンフラグにセットする。チケット情報がすでにリーダ装置1によって読取られた場合とは、管理サーバ3の制御装置による入場管理が終了し、チケット購入者が会場に入場した場合を示している。この場合、チケットはすでに使用されており、当該チケットによって再度入場を認めるべきではない。従って、管理サーバ3の制御装置は、コードスキャン結果(即ち、チケット情報は無効である旨の通知)を管理端末2へ送信する(ステップS35)。当該通知を受信した管理端末2は、コードスキャン結果表示として、当該チケット情報は無効であることを示す情報を表示部に表示する(ステップS38)。
一方、チケット情報が未だリーダ装置1によって読取られていない場合(即ち、コードスキャンフラグが0であった場合)には、管理サーバ3の制御装置による入場管理は未だなされておらず、チケット購入者は会場に入場していない場合を示している。この場合、チケットは未使用の状態である。従って、管理サーバ3の制御装置は、入場管理を実行すべく、コードスキャンフラグに1をセットする(ステップS36)。
そして、管理サーバ3の制御装置は、コードスキャン結果(即ち、コードスキャンフラグに1をセットし、チケット情報が読取られたこと)を管理端末2へ送信する(ステップS37)。コードスキャン結果を受信した管理端末2は、コードスキャン結果表示として、チケット情報が読取られたことを示す情報を表示部に表示する(ステップS38)。
また、携帯電話機4の制御装置は、チケット情報がディスプレイに表示されている間、チケット情報表示アプリの制御のもと、チケット情報表示アプリが起動中である旨の信号(本願の状態通知信号の一例)を、管理サーバ3へ送信する(ステップS39)。
そして、上記信号を受信した管理サーバ3は、チケット情報(DB)3Aに記録されたチケット管理情報を参照して、表示されているチケット情報に対応付けて記録されている起動確認フラグに1をセットする(ステップS40)。
この起動確認フラグは、チケット情報表示アプリが起動中であるか否かを示す値である。そして、管理サーバ3の制御装置は、チケット情報表示アプリが起動中の場合には1を、起動されていない場合には0を、それぞれ起動確認フラグにセットする。上述したように、チケット情報表示アプリが起動されている場合には、携帯電話機4の制御装置は、継続的に(例えば、3.5Sec毎等)チケット情報表示アプリが起動中である旨の信号を、管理サーバ3へ送信する。従って、上記信号が受信されている間は、管理サーバ3の制御装置は、起動確認フラグに1をセットする。一方、上記信号が所定の期間受信されなくなった場合には、管理サーバ3の制御装置は、起動確認フラグに0をセットする。このように構成することによって、管理サーバ3は、上記チケット情報表示アプリの起動状態を把握(記録)する機能を有する。
また、上記状態通知信号には、購入者ID及び端末IDが含まれるように構成されている。このように構成することによって、管理サーバ3の制御装置は、上記状態通知信号に含まれる購入者ID及び端末IDに基づいてチケット情報(DB)3Aに記憶されたチケット管理情報に対応付けて記憶されている起動確認フラグを選択する。従って、管理サーバ3の制御装置は、誤りなく起動確認フラグを選択し、当該フラグに値をセットすることができる。
さらに、管理サーバ3の制御装置は、上記状態通知信号を受信した受信時刻と当該信号の発信元の端末IDを一時記憶メモリの配列に記録するように構成されている。このように構成することによって、管理サーバ3の制御装置は、上記状態通知信号を受信した端末IDを常時把握することができる。
次に、管理サーバ3の制御装置は、チケット情報(DB)3Aに記録されたチケット管理情報を参照して、起動中のチケット情報表示アプリに対応するコードスキャンフラグを検索する(ステップS41)。そして、管理サーバ3の制御装置は、検索されたコードスキャンフラグの値を、携帯電話機4へ送信する(ステップS42)。
そして、携帯電話機4の制御装置は、送信されたコードスキャンフラグの値が1(即ち、リーダ装置1によって読取られている場合)には(ステップS43:1)、チケット情報が正常に読取られたことを示す情報(例えば、読取完了マーク)を、例えばディスプレイに表示する(ステップS44)。
この読取完了マークは、視認可能な識別表示として携帯電話機4のディスプレイに表示されるようにしてもよく、また、バーコードシンボルとして携帯電話機4のディスプレイに表示されるようにしてもよい。
また、チケット情報が正常に読取られたことを示す情報は、効果音又は音声による通知であってもよい。この場合、携帯電話機4の制御装置は、チケット情報表示アプリの制御のもと、スピーカから上記効果音又は音声を出力する。
そして、入場口Tに配置された会場係員の目視によって読取完了マークが確認されることにより、又は、リーダ装置1を介して管理端末2の制御装置によって読取完了マークが読取られることにより(ステップS48)、入場管理が行われる。そして、携帯電話機4の制御装置はチケット情報表示アプリの起動を終了し(ステップS45)、チケット情報表示アプリ起動中である旨の信号の送信を停止する(ステップS46)。
そして管理サーバ3の制御装置は、起動確認フラグの値を1から0へセットする(ステップS47)。
この構成によれば、モバイルチケットサービスを実現しながら、チケットを他者への転売目的で購入する行為を防止し、簡便な方法でチケット情報の流通態様を管理することができる。さらに、携帯電話機4のディスプレイに表示されるチケット情報の表示画面を複製することによる転売目的でチケットを購入する行為を防止することができる(チケット情報を提示した者が正規にチケットを購入した者であるか否かを判断することができる)。なぜならば、本実施形態では、上述したように携帯電話機4においてチケット情報がディスプレイに表示されている間、チケット情報表示アプリが起動中である旨の信号を、管理サーバ3へ送信するようになっている。もし、チケット購入者以外の者が上記チケットの表示画面を他の携帯電話機のカメラで撮影するなどして情報を複製し、他の携帯電話機のディスプレイに表示させた場合には、当該他の携帯電話機は、チケット情報表示アプリが起動されていないため、上記チケット情報表示アプリが起動中である旨の信号を、管理サーバ3へ送信することができない。また、管理サーバ3は、上記他の携帯電話機に表示されるチケット情報と対応付けて記録された起動確認フラグの値をセットしない。すると、他の携帯電話機のディスプレイには、上記読取完了マークが表示されないため、上記入場管理が行われることはないからである。
図5の説明に戻り、携帯電話機4の制御装置は、送信されたコードスキャンフラグの値が0(即ち、リーダ装置1によって未だ読取られていない場合)には(ステップS43:0)、当該チケット情報がリーダ装置1によって読取られるまで、チケット情報表示アプリが起動中である旨の信号を、管理サーバ3へ送信する。
[2−3.チケットの再購入(チケット情報表示アプリの再発行)を行う場合の情報管理システムSの動作]
チケット購入後(チケット情報表示アプリの送信後)に、チケット購入者が携帯電話機4を機種変更した場合、又は携帯電話機4を紛失又は故障等により新たな携帯電話機に交換した場合には、新たな携帯電話機の端末IDに対応したチケット情報表示アプリ(新たな端末IDが記録されたチケット情報表示アプリ)を再発行(再度、チケット購入者の新しい携帯電話機に送信。以下、「チケット再購入手続」ともいう。)する必要がある。なぜならば、送信されたチケット情報表示アプリに記録された端末IDと、上記新たな携帯電話機の端末IDは当然に異なるため、チケット購入者は、正規にチケットを購入した者であるにもかかわらず新たな携帯電話機のディスプレイに、すでに購入したチケットのチケット情報を表示させることができないからである。
本実施形態では、上述したチケット情報表示アプリの再発行を行う場合の情報管理システムSの動作について、図6を用いて説明する。
図6は、チケットの再購入(チケット情報表示アプリの再発行)を行う場合の情報管理システムSの動作を示すシーケンス図である。なお、本実施形態における情報管理システムSには、図1に示す情報管理システムに詳しくは後述する事務局サーバが追加されているが、管理サーバ3が当該事務局サーバの機能を有するように構成してもよい。また、管理サーバ3には、チケットを再購入(チケット情報表示アプリの再発行)するために必要な各種のデータを入力するための所定のフォームや購入申し込みを行うためのボタン等が記述されたWebページ等(以下、単に「再購入ページ」とする。)が予め記録されており、チケットの再購入を望む者の携帯電話機の操作に基づいて、当該携帯電話機へ、ネットワークを介して送信するようになっている。
図6に示すように、チケット購入者は、携帯電話機の操作により、再購入ページに購入者情報を入力すると(ステップS61)、携帯電話機4の制御装置は、入力された購入者情報及び新しい携帯電話機の端末ID(以下、単に「新しい端末ID」とする。)を、管理サーバ3へ送信する(ステップS62)。なお、携帯電話機4の制御装置は、端末ID等と併せてチケット購入者が現在契約している携帯キャリア名と端末機種名も送信するようになっている。また、新しい端末IDは、再購入ページに新しい端末IDの入力欄を設け、チケットの再購入を望む者に入力させるようにしてもよい。
そして、管理サーバ3の制御装置は、購入者情報、新しい端末ID、携帯キャリア名及び端末機種名(以下、これらの情報を「新しい端末ID等」とする。)を受信すると、チケットの再購入受付の処理を実行する(ステップS63)。具体的には、管理サーバ3の制御装置は、まず、受信した新しい端末ID等を、所定の記憶領域(例えば、RAM等)に記録する。
上記チケット購入者は一度チケットを購入した者であるため、チケット情報(DB)3Aには、チケット購入者に対応するチケット管理情報が記録されている。そこで、管理サーバ3の制御装置は、受信した購入者情報をもとに、チケット情報(DB)3Aに既に記録されたチケット管理情報を検索(存在を確認)する(ステップS64)。
そしてチケット管理情報が検索された場合には、管理サーバ3の制御装置は、改めて決済処理を行わず、上記送信された新しい端末IDが、チケット購入者が所有する携帯電話機の端末IDであるか否かを、事務局サーバによって確認させる処理を行う。
具体的には、管理サーバ3の制御装置は、事務局サーバへ再購入受付指示を送信すると(ステップS65)、事務局サーバは、チケット再購入受付の確認をする(ステップS66)。
具体的には、事務局サーバは、管理サーバ3の制御装置から新しい端末ID等を受信し、所定の記憶領域(例えば、RAM等)に記録する。
そして、事務局サーバは、送信された新しい端末IDの所有者が、チケット購入者と一致するか否かを携帯キャリア(チケット購入者が現在契約する通信サービスを提供する事業者)に確認する処理を行う(ステップS67)。
具体的には、事務局サーバは、携帯キャリアが所有する契約者情報を参照して、送信された新しい端末IDの所有者(契約者)が、チケットの再購入を望む者であるか否か(即ち、チケットの再購入を望む者が新しい端末IDの所有者であるか)を確認する。
この確認方法の一例として、例えば、契約者情報に記録される契約者の氏名と契約者が所有する携帯電話機の端末IDの組合わせと、管理サーバ3に送信されたチケットの再購入を望む者の氏名と新しい端末IDの組合わせが一致するか否かが確認する方法が考えられる。
そして、事務局サーバは、携帯キャリアが所有する契約者情報を参照して、送信された新しい端末IDの所有者がチケットの再購入を望む者であることが確認された場合には、管理サーバ3へチケット再購入を許可する命令を送信する(ステップS68)。この場合、チケット購入者が現在所有する携帯電話機が、新しい端末IDが示す携帯電話機であることが確認できたからである。
管理サーバ3の制御装置は、上記命令を受信すると、新しい端末IDを、チケット情報表示アプリに記録する(ステップS69)。そして、チケット購入者が所有する携帯電話機へ(即ち、チケット購入者が所有する新しい携帯電話機へ)、上記チケット情報表示アプリを送信するようになっている(ステップS70)。
そして、管理サーバ3の制御装置は、チケット購入者のチケット管理情報に記録された端末IDを、新しい端末IDに更新する(ステップS71)。
この構成によれば、チケット購入者が携帯電話機の機種変更や紛失、故障を偽り、第三者の携帯電話機でチケット再購入手続きを行い、チケット情報表示アプリを再ダウンロードさせることによる、転売目的でチケットを購入する行為を防止することができる。なぜならば、携帯キャリアが所有する契約者情報に、送信された新しい端末IDの所有者が含まれていた場合のみ、管理サーバ3の制御装置は、チケット情報表示アプリを再ダウンロードさせるからである。
なお、以上説明した実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。そして、上記実施形態の中で説明されている構成の組み合わせ全てが発明の課題解決に必須の手段であるとは限らない。
以上説明したように、本実施形態によれば、携帯電話機4によって受信されたチケット情報表示アプリであって、チケット情報表示アプリに記録される端末IDと、当該チケット情報表示アプリを受信した携帯電話機4の端末IDが一致するか否かを照合し、端末IDが一致した場合に、チケット情報を、携帯電話機4のディスプレイに表示するように構成したため、チケット購入者が所有する端末装置でのみ当該購入者が購入したチケットのチケット情報が表示されるため、当該チケット情報の転売行為を防止し、簡便な方法でチケット情報の流通態様を管理することができる。
なお、上述したチケット情報表示アプリに記録される情報として、さらに、端末キャリア名又は端末機種名の少なくとも何れか一方、又は双方(以下、単に「端末キャリア名等」とする。)を記録するように構成してもよい。この場合、チケット情報表示アプリが起動されると、携帯電話機4の制御装置は、上記予めチケット情報表示アプリに記録される端末キャリア名等と、チケット情報表示アプリが受信された携帯電話機4のROMに記録された端末キャリア名等が一致するか否かを照合し、一致した場合にのみチケット情報を表示するようにしてもよい。
[3.チケットの購入からチケット情報が表示されるまでの情報管理システムSの動作における他の実施形態]
次に、チケットの購入からチケット情報が表示されるまでの情報管理システムSの他の実施形態(以下単に「他の実施形態」とする。)について、図7及び8を用いて説明する。
まず、他の実施形態における情報管理システムSの構成及び機能の差異点について、図7を用いて説明する。図7は、他の実施形態におけるチケット情報(DB)3Bに記録される内容の一例を示す図である。なお、図3に示すチケット情報(DB)3Aと同一の項目名(図3の購入者氏名等)を示す構成については、少なくとも同一の機能、作用及び効果を示すため詳しい説明は省略する。
他の実施形態においては、購入者IDに替えて、チケット購入者管理ID及びイベントIDを適用する点で、先に説明した[2−1.チケットの購入からチケット情報が表示されるまでの動作]と異なる。
そして、他の実施形態の場合、管理サーバ3の制御装置は、チケットの決済処理を終了すると、チケット購入者管理IDと対応付けて、イベントID、携帯電話機4から送信されたデータ及び端末ID等の購入者情報を、1件のチケット管理情報として生成し、チケット情報(DB)3Bに記録するようになっている。なお、チケット情報(DB)3Bは、図示しないが管理サーバ3の記録装置に構築されるデータベースである。
ここで、チケット情報(DB)3Bに記録される内容について、図7を用いて説明する。
図7に示すチケット情報(DB)3Bには、チケット購入者管理IDと、購入者氏名、購入者住所、購入者TEL、購入者MAIL、購入日時、チケット代金の決済方法を示す決済種別、決済ID、端末ID、端末キャリア名、端末機種名、一又は複数のイベントID(1)〜(3)、イベントID(1)〜(3)に対応するチケット情報(1)〜(3)、起動確認フラグ、コードスキャンフラグ、再購入回数、再購入日時等の情報の他、上述した携帯電話機4から送信されたデータ等の購入者情報が対応付けられて、チケット管理情報として、記録されるようになっている。かかるチケット管理情報は、チケット購入者管理ID毎に判別可能になっている。換言すれば、チケットが正規に購入されると、管理サーバ3は、一のチケット管理情報に、チケット購入者管理ID及びイベントIDを組合わせて記録するようになっている。
ここで、チケット購入者管理IDとは、チケット購入者毎に固有に付与される識別子であり、同一人(購入者氏名が同一の者)に対しては一のチケット購入者管理IDしか付与されない点で購入者IDとは異なる。また、イベントIDとは、前記チケット購入者がチケットを購入したイベントを、他のイベントと識別するために固有に付与される識別子である。また、チケット情報(1)〜(3)は、夫々イベントID(1)〜(3)に対応付けて記録されている。従って、イベントIDに基づいて、当該イベントIDが示すイベントのチケット情報を抽出することができる。
この構成(チケット購入者管理IDとイベントIDの適用)によれば、前記チケット購入者毎にチケット購入状況を管理することができる。なぜならば、同一のチケット購入者が購入した異なるチケットの種類(同一のイベントのチケット又は異なるイベントのチケット)を、チケット購入者管理IDと対応付けて記録されたイベントIDによって識別することができるからである。
そして、他の実施形態における管理サーバ3は、チケット購入者が所有する携帯電話機4の端末IDの他、チケット購入者のチケット購入者管理ID及びイベントIDを、チケット情報表示アプリへ記録し、携帯電話機4へ送信するようになっている。
なお、他の実施形態におけるチケット情報表示アプリの動作の詳細については、以下に説明する他の実施形態におけるチケットの購入からチケット情報が表示されるまでの情報管理システムSの動作において併せて説明する。
次に、他の実施形態におけるチケットの購入からチケット情報が表示されるまでの情報管理システムSの動作について図8を用いて説明する。図8は、他の実施形態に係る情報管理システムSにおけるチケットの購入からチケット情報が表示されるまでの動作を示すシーケンス図である。なお、図4に示すシーケンス図と同一の工程番号(ステップSの番号)を示す構成については、少なくとも同一の機能、作用及び効果を示すため詳しい説明は省略する。
図8に示すように、チケットの購入を望む者の操作によって、携帯電話機4の制御装置は、管理サーバ3へ、チケットを購入するために必要な各種のデータ及び端末IDを送信する(ステップS1〜S4)。
管理サーバ3の制御装置は、チケットを購入するために必要な各種のデータ及び端末IDを受信すると、チケット購入受付の処理を実行する(ステップS105)。具体的には、管理サーバ3の制御装置は、チケットの決済処理を終了すると、チケット購入者管理IDと対応付けて、イベントID、携帯電話機4から送信されたデータ及び端末ID等の購入者情報を、1件のチケット管理情報として生成し、チケット情報(DB)3Bに記録する。
次に、管理サーバ3の制御装置は、チケット情報表示アプリを生成する(ステップS106)。
他の実施形態におけるチケット情報表示アプリは、チケット購入者が所有する携帯電話機4の端末IDの他、チケット購入者のチケット購入者管理ID及びイベントIDを、チケット情報表示アプリが記録されている。
生成されたチケット情報表示アプリは、携帯電話機4へ送信され(ステップS7)、携帯電話機4の制御装置は、送信されたチケット情報表示アプリを受信する(ステップS8)。
そして、チケット購入者の操作によりチケット情報表示アプリが起動されると(ステップS9)、携帯電話機4の制御装置は、予めチケット情報表示アプリに記録された端末IDと携帯電話機4の端末IDを取得する(ステップS10)。そして、携帯電話機4の制御装置は、予めチケット情報表示アプリに記録された端末IDと、上記取得された端末IDが一致するか否かを照合する(ステップS11)。
そして、上記予めチケット情報表示アプリに記録された端末IDと、上記取得された端末IDが一致した場合には(ステップS12:YES)、携帯電話機4の制御装置は、チケット情報表示アプリに記録されたチケット購入者管理ID及びイベントIDの組合わせに対応するチケット管理情報が、チケット情報(DB)3Bに記録されているか否かの問合せを行うため、当該チケット購入者管理ID及びイベントIDを管理サーバ3へ送信する(S107)。
上述したように、正規にチケットが購入された場合、チケット情報(DB)3Bには、一のチケット管理情報に、送信されたチケット購入者管理ID及びイベントIDと、同一の組合わせに係るチケット購入者管理ID及びイベントIDが記録されている。そこで、他の実施形態に係るチケット情報表示アプリは、正規にチケットを購入したものが所有する携帯電話機4のディスプレイにチケット情報を表示させるため、携帯電話機4の制御装置に、上記記録されたチケット購入者管理ID及び購入者IDを、管理サーバ3へ送信させるようになっている。
この構成によれば、モバイルチケットサービスを実現しながら、より確実にチケットを他者への転売目的で購入する行為を防止し、簡便な方法でチケット情報の不正な流通を防止することができる。なぜならば、チケット購入者管理ID及びイベントIDがチケット情報(DB)3Aに記録されていない場合(即ち、携帯電話機4の所有者が、正規にチケットを購入した者でない場合)には、管理サーバ3の制御装置は、チケット購入者管理ID及びイベントIDがチケット情報(DB)3Aに記録されていないことを示すチケット管理情報照合結果を携帯電話機4へ送信するため、チケット情報が携帯電話機のディスプレイに表示されないからである。
図8の説明に戻り、管理サーバ3の制御装置は、上記チケット購入者管理ID及びイベントIDを受信すると、チケット情報表示アプリに記録されたチケット購入者管理ID及びイベントIDの組合わせに対応するチケット管理情報が、チケット情報(DB)3Bに記録されているか否か(即ち、当該チケット管理情報の存在の有無)を検索(照合)する(ステップS108)。
そして、管理サーバ3の制御装置は、上記検索結果を、チケット管理情報照合結果として携帯電話機4へ送信する(ステップS109)。
携帯電話機4の制御装置は、チケット管理情報照合結果を受信し(ステップS110)、受信したチケット管理情報照合結果が上記チケット購入者管理ID及びイベントIDの組合わせに対応するチケット管理情報が存在することを示す場合には(ステップS110:チケット管理情報有り)、チケット管理情報の整合性確認の整合性が確認され(ステップS111)、チケット情報を携帯電話機4のディスプレイへ表示する(ステップS112)。
一方、端末IDが一致しなかった場合(ステップS12:NO)、及び受信したチケット管理情報照合結果が、上記チケット購入者管理ID及びイベントIDの組合わせに対応するチケット管理情報がチケット情報(DB)3Bに存在しなかったことを示す場合には(ステップS110:チケット管理情報有り無し)、携帯電話機4の制御装置は、チケット情報表示アプリを強制終了する(ステップS19、ステップS113)。
以上説明したように、本実施形態によれば、携帯電話機4によって受信されたチケット情報表示アプリであって、チケット情報表示アプリに記録される端末IDと、当該チケット情報表示アプリを受信した携帯電話機4の端末IDが一致するか否かを照合し、端末IDが一致した場合であって、当該チケット情報表示プログラムに記録されたチケット購入者管理ID及びイベントIDを取得し、管理サーバ3へ送信し、管理サーバ3から受信したチケット管理情報照合結果が前記チケット購入者管理ID及びイベントIDの組合わせに対応するチケット管理情報が存在することを示す場合には、チケット情報を携帯電話機4のディスプレイに表示するように構成したため、チケット購入者が所有する端末装置でのみ当該購入者が購入したチケットのチケット情報が表示されるため、当該チケット情報の転売行為を防止し、簡便な方法でチケット情報の流通態様を管理することができる。
また、携帯電話機4と管理端末2がBluetooth(登録商標)やNFC(Near Field Communication)などの近接無線通信規格に準拠した近接通信機能を搭載している場合には、チケット情報表示中にチケット情報表示プログラムが実行中であることを通知する信号は、管理サーバ3に向けて発信するのではなく、近接通信により管理端末2に向けて発信するようにしてもよい。
この場合、管理端末2は、図5のステップS33で読み取ったチケット情報を管理サーバ3に送信して、チケット情報の存在確認を問合せ、管理サーバ3から存在する旨の返答を受けたならば、もしくは上記近接通信による表示プログラム実行中の信号を確認して、信号を受けたならば、管理端末2において入場を許可する旨の表示等を行うようにすればよい(入場者が入場したという情報は適当なタイミングで端末装置2から管理サーバ3に報告すればよい)。
なお、管理サーバ3は、分散ネットワーク環境対応のデータベースエンジンを適用することにより、チケットの予約及び販売を行う機能を有する専用のサーバ及び入場管理を行う機能を有する専用のサーバに分けることも可能である(管理サーバ3の分散化)。
かかる管理サーバ3の分散化により、サーバ上で使われる他のWEBサーバプログラムの可用性とスケーラビリティ(拡張性)が強化される。そして、管理サーバ3に必要な信頼性やパフォーマンスが向上することとなる。
1 リーダ装置
2 管理端末
3 管理サーバ
3A チケット情報データベース
4 携帯電話機
T 入場口
S 情報管理システム

Claims (11)

  1. 端末装置に固有に付与される端末IDが記録された記憶部と、プログラムを解釈実行する制御部と、情報を表示する表示部を備える端末装置において動作するチケット情報表示プログラムであって、
    前記端末装置を、
    当該チケット情報表示プログラムが実行される端末装置の記憶部に記録された端末IDを読み出す端末ID取得手段と、
    前記端末ID取得手段によって取得された端末IDと、該チケット情報表示プログラムに予め記録されている端末IDとが一致するか否かを照合する端末ID照合手段、
    前記端末ID照合手段によって、端末IDが一致した場合に、購入されたチケットに関する情報であって機械読取り可能に表示されるチケット情報を、前記端末装置の表示部に表示する表示制御手段、
    として機能させることを特徴とするチケット情報表示プログラム。
  2. 請求項1に記載のチケット情報表示プログラムであって、
    前記チケット情報表示プログラムには更に前記チケット購入者に対してチケットの購入毎に固有に付与される購入者IDが記録されており、
    前記端末装置を、
    前記チケット情報表示プログラムに記録された購入者IDを取得する購入者ID取得手段、
    前記購入者ID取得手段によって取得された購入者IDを、サーバ装置へ送信する送信手段、
    前記サーバ装置によって、前記サーバ装置のデータベースに記録された購入者IDと、前記送信手段によって送信された購入者IDが一致するか否かを示す購入者ID照合結果を受信する受信手段、
    として機能させ、
    前記表示制御手段は、前記端末ID照合手段によって端末IDが一致した場合であって、前記サーバ装置のデータベースに記録された購入者IDと、前記送信手段によって送信された購入者IDが一致することを示す購入者ID照合結果を受信した場合には、前記チケット情報を表示部に表示させることを特徴とするチケット情報表示プログラム。
  3. 請求項1に記載のチケット情報表示プログラムであって、
    前記チケット情報表示プログラムには、前記チケット購入者毎にチケット購入状況を管理するためのチケット購入者管理IDと、前記チケット購入者がチケットを購入したイベントを特定するイベントIDとが記録されており、
    前記端末装置を、
    前記チケット情報表示プログラムに記録されたチケット購入者管理ID及びイベントIDを取得するID取得手段、
    前記ID取得手段によって取得されたチケット購入者管理ID及びイベントIDを、サーバ装置へ送信するID送信手段、
    前記サーバ装置によって、前記ID送信手段によって送信されたチケット購入者管理ID及びイベントIDの組合わせに対応するチケット管理情報の存在の有無を示すチケット管理情報照合結果を受信する受信手段、
    として機能させ、
    前記表示制御手段は、前記端末ID照合手段によって端末IDが一致した場合であって、前記チケット管理情報照合結果が前記チケット購入者管理ID及びイベントIDの組合わせに対応するチケット管理情報が存在することを示す場合には、前記チケット情報を表示部に表示させることを特徴とするチケット情報表示プログラム。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載のチケット情報表示プログラムであって、
    前記端末装置を、
    前記表示制御手段によってチケット情報が表示部に表示されている間、当該表示されていることを示す状態通知信号を前記サーバ装置へ送信する状態通知信号送信手段、
    前記状態通知信号を受信した前記サーバ装置によって、当該表示されているチケット情報が機械読取りされたか否かを示す読取状態情報が検索され、当該サーバ装置によって送信される前記検索された読取状態情報を受信する読取状態情報受信手段、
    前記受信した読取状態情報に、当該表示されているチケット情報が機械読取されたことが示されていた場合には、前記表示されているチケット情報が機械読取されたことを示す読取完了表示を表示部に表示する読取完了表示手段、
    として機能させることを特徴とするチケット情報表示プログラム。
  5. 端末装置とネットワークを介して接続され、チケットに関する情報が記録されたデータベースを備え前記チケットに関する情報を管理するサーバ装置であって、
    チケット購入者が所有する端末装置に固有に付与される端末IDと、前記チケット購入者が購入した前記チケットに関する情報であって機械読取り可能に表示されるチケット情報と、を対応付けてチケット管理情報として、前記データベースに記録する記録手段と、
    端末IDを含むチケット購入要求を受付けると、1件のチケット管理情報を生成して前記データベースに記録するチケット管理情報生成手段と、
    前記端末IDを内部に記録した、チケット情報を端末装置の表示部に表示させるチケット情報表示プログラムを生成するチケット情報表示プログラム生成手段と、
    チケット購入要求元へチケット情報表示プログラムを返信するチケット情報表示プログラム送信手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  6. 請求項5に記載のサーバ装置であって、
    前記記憶手段は、さらに、チケット管理情報に、チケット購入者に対してチケットの購入毎に固有に付与される購入者IDを対応付けてデータベースに記録し、
    前記チケット情報表示プログラム生成手段は、前記端末ID及び前記購入者IDを内部に記録した、チケット情報を端末装置の表示部に表示させるチケット情報表示プログラムを生成し、
    前記端末装置から送信された購入者IDを受信する購入者ID受信手段と、
    前記購入者ID受信手段によって受信した購入者IDと、前記データベースに記録された購入者IDが一致するか否かを照合する購入者ID照合手段と、
    前記購入者ID照合手段による照合結果を示す購入者ID照合結果を前記端末装置へ送信する購入者ID照合結果送信手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  7. 請求項5に記載のサーバ装置であって、
    前記記憶手段は、さらに、チケット管理情報に、チケット購入者毎にチケット購入状況を管理するためのチケット購入者管理IDと、前記チケット購入者がチケットを購入したイベントを特定するイベントIDとを対応付けてデータベースに記録し、
    前記チケット情報表示プログラム生成手段は、前記端末ID、前記チケット購入者管理ID及び前記イベントIDを内部に記録した、チケット情報を端末装置の表示部に表示させるチケット情報表示プログラムを生成し、
    前記端末装置から送信されたチケット購入者管理ID及びイベントIDを受信するID受信手段と、
    前記ID受信手段によって受信したチケット購入者管理ID及びイベントIDの組合わせに対応するチケット管理情報が、前記データベースに記録されているか否かを照合するID照合手段と、
    前記ID照合手段による照合結果をチケット管理情報照合結果として前記端末装置へ送信するID照合結果送信手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  8. 請求項5乃至7の何れか1項に記載のサーバ装置であって、
    前記チケット管理情報には、前記チケット情報が前記リーダ装置によって読取られたか否かを示す読取状態情報が更に対応付けて記録されており、
    機械読取りされたチケット情報を受信するチケット情報受信手段と、
    前記チケット情報受信手段によってチケット情報を受信した場合に、前記チケット情報に対応する読取状態情報に、前記チケット情報が前記機械読取りされたことを記録する読取状態情報更新手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  9. 請求項8に記載のサーバ装置であって、
    チケット情報が端末装置の表示部に表示されている間、当該表示されていることを示す状態通知信号を、前記端末装置から受信する状態通知信号受信手段と、
    当該表示されているチケット情報に対応する読取状態情報を検索して、前記端末装置に送信する読取状態情報送信手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  10. 端末装置に固有に付与される端末IDが記録された記憶部と、プログラムを解釈実行する制御部と、情報を表示する表示部とネットワーク通信機能を備える端末装置に対する電子チケット提供方法であって、
    チケット購入希望者の使用する端末装置からその装置の端末IDを含むチケット購入リクエストを受付けるステップ、
    当該端末IDを書き込んだチケット情報表示プログラムを作成するステップ、
    該チケット情報表示プログラムを電子チケットとしてチケット購入リクエスト元の端末装置に送信するステップ、
    前記チケット情報表示プログラム当該チケットが、情報表示プログラムが実行されるダウンロードされた端末装置の記憶部に記憶された端末IDを読み出す端末ID取得ステップ、
    前記チケット情報表示プログラムが、前記端末ID取得ステップによって取得された端末IDと、該チケット情報表示プログラムに予め記録されている端末IDとが一致するか否かを照合する端末ID照合ステップ、
    前記チケット情報表示プログラムが、前記端末ID照合ステップによって、端末IDが一致した場合に限り、購入されたチケットに関する情報であって機械読取り可能に表示されるチケット情報を、前記端末装置の表示部に表示する表示制御ステップ、
    からなるチケット購入者の端末装置に前記チケット情報を表示することを特徴とする電子チケット提供方法。
  11. 請求項10に記載の電子チケット提供方法であって、
    前記チケット情報表示プログラムは、前記端末装置の表示部にチケット情報を表示している間、前記チケット情報表示プログラムが実行中であることを通知する信号を発生させる命令を含むことを特徴とする電子チケット提供方法。
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