JP6116184B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6116184B2
JP6116184B2 JP2012228048A JP2012228048A JP6116184B2 JP 6116184 B2 JP6116184 B2 JP 6116184B2 JP 2012228048 A JP2012228048 A JP 2012228048A JP 2012228048 A JP2012228048 A JP 2012228048A JP 6116184 B2 JP6116184 B2 JP 6116184B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
customer
password
unit
certificate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012228048A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014081724A (ja
Inventor
麻衣子 西脇
麻衣子 西脇
創 本田
創 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Tobacco Inc filed Critical Japan Tobacco Inc
Priority to JP2012228048A priority Critical patent/JP6116184B2/ja
Publication of JP2014081724A publication Critical patent/JP2014081724A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6116184B2 publication Critical patent/JP6116184B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置、そのデータ処理方法、およびプログラムに関し、特に、会員登録を行う情報処理装置、そのデータ処理方法、およびプログラムに関する。
電子申請によるIDカードの発行システムの一例が特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載されたIDカード発行システムは、本人認証サーバが本人認証機関を使用することにより、申請者による電子申請に対応した、人定事項データと顔画像データによる本人確認を本人認証機関を用いてシステム上で自動的に行うことができる。
特開2003−67541号公報
しかしながら、上記文献記載の技術は、以下の点で改善の余地を有していた。
申請者が申請のために出頭する回数は減らすことはできるが、本人認証サーバに予め申請者本人の画像を撮影して登録する必要や、住民基本台帳ネットワークから個人情報を取得する必要があり、構成が大がかりである。
特許文献1にも記載されているように、従来、申請に基づいたIDカード等の発行の場合、申請者が必要書類を取り揃えて、郵送または受付窓口に出頭して申請し、審査された後、数日後に発行されるといった運用が実施されているため、申請したその場で直ぐにIDカード等が発行できないという問題点があった。
特許文献1に記載のようなIDカードの発行に限らず、たとえば、資格審査が必要な会員登録においても同様な問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、会員登録を効率よく即時に行える情報処理装置、そのデータ処理方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明によれば、顧客情報管理装置により予め確保されており、かつ、顧客へ未だ割り当てられていない複数の会員IDを保持する保持手段と、
オペレータによる操作に伴いオペレータ端末から送信される、顧客のユーザ端末のメールアドレスを含む個人情報と該顧客の証明書の画像とを受信し、該受信された個人情報および証明書の画像に対応する会員IDを、前記保持手段により保持される複数の前記会員IDから割り当てる情報受信手段と、
前記情報受信手段により割り当てられた会員IDに対応するパスワードを取得し、該会員IDと該パスワードを前記オペレータ端末に提示する提示手段と、
前記オペレータ端末に提示された前記顧客の前記会員IDと前記パスワードを用いてログインできる会員用ウェブサイトのURLを含むとともに、当該顧客の少なくとも前記パスワードは含まないメールを、前記顧客の前記ユーザ端末の前記メールアドレス宛に送信する送信手段と、
前記情報受信手段が受信した前記顧客の個人情報の少なくとも一部と、前記証明書の画像とを、予め確保されていた複数の前記会員IDの中の前記情報受信手段により割り当てられた会員IDに対応する情報として前記顧客情報管理装置に登録させる顧客情報登録手段と、を備え
前記保持手段は、複数の前記会員IDのそれぞれにログイン停止フラグを予め設定し、
さらに、
前記顧客による会員IDとパスワードの入力の受付に呼応して、前記会員IDと前記パスワードを関連付けて会員情報として記憶する会員情報記憶装置を参照し、受け付けた前記会員IDと前記パスワードを前記会員情報と照合する認証手段と、
前記送信手段が前記メールを送信する前記顧客の前記会員IDに関連付けられた前記ログイン停止フラグを解除するフラグ解除手段と、
前記認証手段が認証する際、前記顧客の前記会員IDに関連付けられたログイン停止フラグを参照し、前記ログイン停止フラグが解除されている場合に、認証処理を行い、認証後に前記URLの会員用ウェブサイトへのログインを許可し、前記ログイン停止フラグが設定されている場合は、不正利用と判定し、前記URLの会員用ウェブサイトへのログインを禁止するログイン制御手段と、を備える情報処理装置が提供される。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明のデータ処理方法およびコンピュータプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明のデータ処理方法およびコンピュータプログラムを実施するときには、その複数の手順の順番は内容的に支障のない範囲で変更することができる。
さらに、本発明のデータ処理方法およびコンピュータプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
本発明によれば、会員登録を効率よく即時に行える情報処理装置、そのデータ処理方法、およびプログラムが提供される。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理システムのオペレータ端末の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理システムのオペレータ端末に表示される個人情報入力画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理システムのオペレータ端末に表示される内容確認画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理システムのオペレータ端末に表示される登録画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理システムのオペレータ端末に表示される登録完了画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置100の構成を示す機能ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る情報処理システム1は、たとえば、本人確認を行った上で登録される会員に対し、所定のサービス、たとえば、会員専用ウェブサイトの閲覧、特典コンテンツ配信、DM送付、キャンペーン招待等の特典情報提供、試供品やノベルティ配布を提供するものである。
本発明の情報処理システム1では、特に、サービス提供にあたり、利用者がサービスを受ける者として適格であるかどうかを判断する目的で本人確認を必要とする。こうした方式は、たばこや酒類等、法律によって未成年への販売が禁止されている商品の情報提供の規制に好適に適用することができる。
本発明における「サービス」は様々な形態のサービスを含むが、たとえば、一定要件を満たす者に対してのみ提供が許可される性質のサービスを含むものとすることができる。具体的には、たばこ、酒類等、法律等により決められた年令に到達した者に対してのみ販売を許可する性質の商品に関連する情報提供とすることができる。さらに、薬など特定疾病者のみなどの利用制限があるもの、または、学生割引や、お得意様や会員特典等で販売されるプレミアム商品など特定の資格による利用制限があるものなどを含むことができる。
本発明における「顧客」とは、上述したような商品を購入したり、サービスを利用する者をいう。また、本発明における「会員」とは、本発明に係る情報処理システム1が提供するサービスの利用資格を取得し、会員登録された者をいう。
本人確認を行い、会員登録を行うためには、所定の手続きが必要である。通常は、まず、サービス利用希望者が、所定のウェブページから個人情報と本人確認用の証明書の画像を入力して申込みをする。その後、管理者が、証明書の画像と個人情報が一致しているかを目視で確認し、会員登録が終了し、サービス利用希望者に会員IDを通知する。そして、サービス利用希望者はサービスを利用できるようになる。したがって、サービス利用希望者が、申込みを行ってから、会員登録が終了し、実際にサービスを利用できるようになるまで、数日を要してしまうこともある。
本発明は、この会員登録を申込時に直ぐに終了させ、サービス利用希望者が直ぐにサービスを利用できるようにするものである。
本実施形態では、以下、商品購入者やサービス利用者等の顧客が、商品やサービスを宣伝するためのキャンペーン会場や店舗等に来場し、その場で会員登録の申込みを行った時に、情報処理装置100により直ぐに会員IDを発行する例を説明する。会員登録を行う会場には、専門のオペレータが居て、顧客に案内をしながら、会員登録作業を進めていくものとする。
本実施形態において、情報処理システム1は、情報処理装置100と、ユーザ端末10と、オペレータ端末30と、顧客情報管理装置70と、を備える。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置100は、顧客情報管理装置70により予め確保されており、かつ、顧客へ未だ割り当てられていない複数の会員IDを保持する保持部(会員ID格納部120)と、オペレータによる操作に伴いオペレータ端末30から送信される、顧客のユーザ端末10のメールアドレスを含む個人情報と該顧客の証明書の画像とを受信し、該受信された個人情報および証明書の画像に対応する会員IDを、会員ID格納部120により保持される複数の会員IDから割り当てる情報受信部102と、情報受信部102により割り当てられた会員IDに対応するパスワードを取得し、該会員IDと該パスワードをオペレータ端末30に提示する提示部104と、オペレータ端末30に提示された顧客の会員IDとパスワードを用いてログインできる会員用ウェブサイトのURLを含むメールを、顧客のユーザ端末10のメールアドレス宛に送信する送信部106と、情報受信部102が受信した顧客の個人情報の少なくとも一部と、証明書の画像とを、予め確保されていた複数の会員IDの中の情報受信部102により割り当てられた会員IDに対応する情報として顧客情報管理装置70の顧客情報データベース72に登録させる顧客情報登録部108と、を備える。
情報処理装置100は、会員登録された顧客に、たとえば、会員専用ウェブページの提供、特典コンテンツ配信、またはダイレクトメール送信等の各種サービスを提供するウェブサーバである。
図1に示すように、本実施形態の情報処理装置100は、情報受信部102と、提示部104と、送信部106と、顧客情報登録部108と、会員情報格納部110と、を備える。
また、情報処理装置100の各構成要素は、以下、図示しないが、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを備える任意のコンピュータのハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各図は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
また、以下の各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、図示されていない。
本実施形態のコンピュータプログラムは、顧客情報管理装置70により予め確保されており、かつ、顧客へ未だ割り当てられていない複数の会員IDを保持する記憶デバイス(会員ID格納部120)にアクセスできる情報処理装置100を実現させるためのコンピュータに、オペレータによる操作に伴いオペレータ端末30から送信される、顧客のユーザ端末10のメールアドレスを含む個人情報と該顧客の証明書の画像とを受信し、該受信された個人情報および証明書の画像に対応する会員IDを、会員ID格納部120に保持される複数の会員IDから割り当てる手順、割り当てられた会員IDに対応するパスワードを取得し、該会員IDと該パスワードをオペレータ端末30に提示する手順、オペレータ端末30に提示された顧客の会員IDとパスワードを用いてログインできる会員用ウェブサイトのURLを含むメールを、顧客のユーザ端末10のメールアドレス宛に送信する手順、受信した顧客の個人情報の少なくとも一部と、証明書の画像とを、予め確保されていた複数の会員IDの中の割り当てられた会員IDに対応する情報として顧客情報管理装置70の顧客情報データベース72に登録させる手順、を実行させるように記述されている。
本実施形態のコンピュータプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。記録媒体は特に限定されず、様々な形態のものが考えられる。また、プログラムは、記録媒体からコンピュータのメモリにロードされてもよいし、ネットワークを通じてコンピュータにダウンロードされ、メモリにロードされてもよい。
本実施形態において、オペレータが、オペレータ端末30を利用して、情報処理装置100が提供するウェブサイトにアクセスし、所定のウェブページを表示させ、顧客とともに閲覧しながら会員登録作業を進めていく。または、他の実施形態において、オペレータ端末30が、会員登録処理用のアプリケーションプログラムを実行し、情報処理装置100に情報を送信する構成とすることもできる。
情報受信部102は、ネットワーク3を介してオペレータ端末30に、顧客の個人情報および証明書の画像を入力させるフォームを提供することができる。たとえば、図3に示すように、個人情報入力画面150をオペレータ端末30上に表示させる。顧客またはオペレータが、オペレータ端末30を用いて、個人情報入力画面150の個人情報入力欄152の入力フォームに従い個人情報の入力を行うことができる。そして、確認操作ボタン154を操作して図4に示す内容確認画面160をオペレータ端末30上に表示する。
この後、オペレータ端末30の撮像部50(図2)を利用して証明書の画像の撮影を行う操作ガイダンスに従い、顧客は証明書を撮影し、証明書の画像を取得する。その結果、登録確認画面170がオペレータ端末30に表示される。登録確認画面170は、個人情報表示部172と、証明書画像表示部174と、登録操作ボタン176と、を含む。図5のように、登録確認画面170に、個人情報表示部172と証明書画像表示部174が一緒に表示されていることで、証明書に記載されている情報と入力された情報が一致しているかを容易に確認することができる。
そして、情報の確認ができ、修正がなければ、図5の登録確認画面170の登録操作ボタン176が操作され、オペレータ端末30から情報処理装置100に入力された個人情報と証明書の画像が送信される。情報受信部102は、オペレータ端末30から情報を受信する。そして、会員情報格納部110に格納された後、提示部104が、オペレータ端末30に図6の登録完了画面180を表示させる。登録完了画面180には、顧客に割り当てられた会員IDと、パスワードを提示する。
このようにして、情報受信部102は、顧客またはオペレータが、オペレータ端末30を用いて入力した顧客の個人情報および証明書の画像等を、ネットワーク3を介して受信する。
証明書の画像は、上述したように、オペレータ端末30の撮像部を用いて撮影して取得することができる。
このとき、オペレータ端末30を利用して、オペレータは、入力された個人情報と証明書の画像とが一致していること、また、証明書の内容、たとえば、顔写真と顧客本人が一致していることを確認する。このオペレータによる顧客の本人確認の作業に伴って、情報受信部102は情報を受け付けるものとする。
本人確認の作業は、たとえば、オペレータ端末30上で、オペレータが本人を確認したことを証明するために、オペレータにのみ知らされているスタッフIDの入力操作を受け付けることで行うことができる。
情報受信部102は、オペレータ端末30から送信されたスタッフIDが、正規のものかを確認した上で、送信された情報を受け付けるものとする。
すなわち、本実施形態において、情報受信部102は、オペレータ端末30から送信される顧客の個人情報と顧客の証明書の画像を受信するとき、オペレータによる操作により送信される、顧客の本人確認の作業の完了を示す、オペレータの識別情報(スタッフID)を受信し、受信したオペレータの識別情報(スタッフID)を予め定めたオペレータの識別情報(スタッフID)と照合し、合致した場合に、本人確認の作業が完了したと判別する。
なお、オペレータ端末30上で、スタッフIDを入力する替わりに、オペレータに事前に配布されているスタッフIDが記録された媒体、たとえば、QRコード(登録商標)を印刷された用紙、あるいは、スタッフIDが記録されたUSBメモリ等を、オペレータ端末30に読み取らせることで、スタッフIDを受け付けることもできる。これにより、スタッフIDの入力ミスや、不正操作を防ぐことができる。
なお、情報受信部102の処理は、オペレータ端末30上で、専用のアプリケーションプログラムを実行させることで実現させてもよい。たとえば、オペレータ端末30の表示部46に顧客の個人情報を入力させるフォームを提示し、操作部42を用いて顧客が個人情報の入力を行うとともに、撮像部50を用いて証明書を撮影して証明書の画像を取得し、携帯電話網通信部38または無線LAN通信部40によりオペレータ端末30から情報処理装置100に送信してもよい。
情報受信部102は、オペレータ端末30から送信された情報を受信し、受け付けることができる。
本実施形態において、情報受信部102が受け付ける個人情報は、顧客のユーザ端末10で受信可能なメールアドレス、氏名、生年月日、性別、電話番号、住所等を含む。また、証明書とは、たとえば、運転免許証、健康保険証、住民基本台帳カード、学生証、パスポート等の公的な証明書を含む。
たとえば、メールアドレスは、情報入力フォーム上のテキスト入力欄への入力を受け付けてもよい。あるいは、顧客に、ユーザ端末10を用いて、メールアドレス登録処理用メール作成情報を記録したQRコード等のバーコードを読み取らせ、空メールを送信させることで、ユーザ端末10から情報処理装置100がメールを受信し、そのメールアドレスを登録してもよい。この構成によれば、メールアドレスの入力ミスや虚偽の申告を防ぐことができる。
顧客がメールを送信した後に、オペレータ端末30では、ユーザ端末10から受信したメールに基づいて取得したメールアドレスを提示し、顧客およびオペレータが確認できる構成とすることもできる。このメールアドレスは、ユーザ端末10に会員用ウェブサイトのURLを送信する際に使用される。さらに、情報受信部102は、ユーザ端末10のメールアドレスに追加して、他の連絡先として顧客の別のメールアドレスを受信し、会員情報格納部110に格納してもよい。
情報受信部102が受信した個人情報と証明書の画像は、会員ID格納部120に保持されている複数の会員IDから選択された一つと関連付けられて会員情報格納部110に格納される。会員IDは、キャンペーンで会員登録されると予想される人数分を予め複数発行し、会員ID格納部120に格納しておいたものを使用する。
情報受信部102により使用された会員IDは、会員ID格納部120から削除、または、既に使用済みであることを示す情報を会員ID格納部120、会員情報格納部110または情報処理装置100のメモリに記憶する。以後、他の顧客の情報を受信した時は、未使用の会員IDを使用するものとする。
会員情報格納部110は、情報受信部102が受信した情報を、会員IDと関連付けて格納する。なお、情報受信部102が受信した情報のうち、後述する顧客情報登録部108により顧客情報管理装置70に少なくとも一部が登録された後、たとえば、証明書の画像や、氏名、住所等の秘匿性が高い個人情報は会員情報格納部110から削除される。すなわち会員情報格納部110には、情報受信部102が受信した情報のうち一部のみ、たとえば、会員ID、パスワード、メールアドレス、生年月日、性別、居住地域情報(たとえば、都道府県コード等)等、ウェブサーバとして最低限必要な会員情報のみを残す。
提示部104は、情報受信部102が会員IDに関連付けて顧客の個人情報と証明書の画像を受信したとき、会員IDに関連付けてパスワードを生成し、会員IDとパスワードを、ネットワーク3を介してオペレータ端末30の表示部の画面上に表示させて顧客に提示する。
送信部106は、顧客に提示した顧客の会員IDとパスワードを用いてログインできる会員用ウェブサイトのURLを含むメールを、顧客のユーザ端末10のメールアドレス宛に送信する。
顧客は、ユーザ端末10に届いたメールに記載されている会員用ウェブサイトのURLにアクセスし、提示部104により提示された会員IDとパスワードを用いて会員用ウェブサイトにログインする。
なお、本発明の情報処理システム1において、各装置間における情報通信時には、必要に応じて、暗号化および復号処理等を行い、情報の漏洩を防ぐ等のセキュリティ対策を施すものとする。
顧客情報登録部108は、上述したように、情報受信部102が受信し、会員情報格納部110に保持されている顧客の個人情報の少なくとも一部と、証明書の画像とを、顧客情報管理装置70の顧客情報データベース72に登録させる。顧客情報データベース72に登録した後は、上述したように、証明書の画像や氏名、住所等の個人情報は会員情報格納部110から削除し、一部の情報のみを残す。
なお、情報受信部102が受信した情報は、他の記憶装置に格納し、その記憶装置から情報処理装置100が利用する情報のみを取り出し、会員情報格納部110に格納してもよい。そして、他の記憶装置に格納された情報は、顧客情報管理装置70に送信された後、全て削除する構成としてもよい。
本実施形態において、顧客情報登録部108は、情報受信部102が受信した顧客の個人情報の少なくとも一部と、証明書の画像とを、所定期間会員情報格納部110に蓄積し、所定期間分をまとめて顧客情報管理装置70にネットワーク5を介して送信し、顧客情報データベース72に登録させる。
セキュリティ上の観点から、本実施形態において、情報処理装置100と顧客情報管理装置70の間は常時接続されていない。そのため、本実施形態の顧客情報登録部108は、たとえば、所定期間毎の顧客情報管理装置70からの要求に応じて、複数の会員の情報をまとめて送信するものとする。
ユーザ端末10は、たとえば、キャンペーン会場に訪れた顧客が所持している携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末等であり、ネットワーク3に図示されない基地局または中継局等を介して接続可能な携帯端末である。ユーザ端末10は、メールを送受信できる機能と、ネットワーク3上のウェブサイトにアクセスし、閲覧できる機能を備える。さらに、ユーザ端末10は、QRコード等を撮影し、読み取り、メールアドレスやURLアドレスを取得する機能を備える。これらの機能は、一般的な携帯端末の機能であり、本発明の本質に関わらないので詳細な説明は省略する。
ユーザ端末10は、図示しないが、CPUと、記憶デバイスと、操作部と、表示部と、音声入出力部と、携帯電話網通信部と、無線LAN通信部と、を備える。
記憶デバイスは、たとえば、ROM、RAM、フラッシュメモリ、またはディスクドライブ等であり、基本プログラムおよびアプリケーションプログラム、ならびに、各プログラムが動作するための設定データや一時保存データ、ユーザデータ等を記憶する。
操作部は、操作キー、操作ボタン、スイッチ、ジョグダイヤル、タッチパッド、表示部と一体になったタッチパネル等を含む。表示部は、LED(Light Emitting Diode)表示器や、液晶ディスプレイ、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイ等を含む。音声入出力部は、音声出力するスピーカ、および音声入力するマイク等を含む。
携帯電話網通信部は、アンテナ(不図示)を介して、3G(3rd Generation:第3世代携帯電話)方式で、携帯通信網(不図示)に基地局(不図示)を介して接続して通信する。ユーザ端末10は、携帯通信網からインターネット等のネットワーク3に接続することができる。
無線LAN通信部は、アンテナ(不図示)を介して、無線LAN、たとえば、IEEE 802.11規格に準拠した方式で、中継機(不図示)と無線LAN通信を行う。
オペレータ端末30は、たとえば、キャンペーン会場のオペレータが利用するスマートフォン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistants)、モバイル機能を備えたパーソナルコンピュータ等であり、ネットワーク3に図示されない基地局または中継局等を介して接続可能な端末である。
オペレータ端末30は、図2に示すように、CPU32と、ROM34と、RAM36と、携帯電話網通信部38と、無線LAN通信部40と、操作部42と、操作受付部44と、表示部46と、表示制御部48と、撮像部50と、スピーカ52と、マイク54と、音声制御部56と、を備える。
オペレータは、たとえば、オペレータ端末30を利用して、会員登録に必要な個人情報の入力を顧客に入力させ、本人確認用の証明書を撮影するとともに、入力情報と証明書の内容と本人を確認したことを登録する。
CPU32は、オペレータ端末30の各要素とバス60を介して接続され、各要素とともにオペレータ端末30全体を制御する。ROM34は、オペレータ端末30を動作させるためのプログラムや各種アプリケーションプログラム、それらのプログラムが動作する際に使用する各種設定データなどを記憶するとともに、アドレスデータ、各種コンテンツデータ等を含むユーザデータを記憶する。RAM36は、プログラムが動作するための作業領域など一時的にデータを記憶する領域を有する。
オペレータ端末30の各構成要素は、上述したCPU32、RAM36、RAM36にロードされた図2の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するROM34、ネットワーク接続用インタフェース(携帯電話網通信部38、無線LAN通信部40)を有する任意のコンピュータのハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下に説明する各図は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
なお、前述のROM34およびRAM36は、フラッシュメモリやディスクドライブなど、基本プログラムおよびアプリケーションプログラムならびに、各プログラムが動作するための設定データや一時保存データ、ユーザデータ等を記憶するための機能を有する他のデバイスであってもよい。
操作部42は、操作キー、操作ボタン、スイッチ、ジョグダイヤル、タッチパッド、表示部46と一体になったタッチパネルなどを含む。操作受付部44は、ユーザによる操作部42の操作を受け付け、CPU32に通知する。表示部46は、LED(Light Emitting Diode)表示器や、液晶ディスプレイ、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイなどを含む。表示制御部48は、CPU32からの指示に従い、表示部46に各種画面表示を行う。音声制御部56は、CPU32からの指示に従い、スピーカ52から音声出力、およびマイク54から音声入力を行う。
携帯電話網通信部38は、携帯電話網用アンテナ39を介して、たとえば、3G(3rd Generation:第3世代携帯電話)方式で、携帯通信網(不図示)に基地局(不図示)を介して接続して通信する。オペレータ端末30は、携帯通信網からインターネット等のネットワーク3(図1)に接続することができる。
無線LAN通信部40は、無線LAN用アンテナ41を介して、たとえば、IEEE 802.11規格に準拠した方式で、中継装置(不図示)と無線LAN通信を行う。
本実施形態では、オペレータ端末30は、無線LAN通信部40でキャンペーン会場に設置された中継装置と無線LAN通信を行いインターネット等のネットワーク3(図1)に接続することもできる。
撮像部50は、ユーザの操作に応じて撮影を行い、画像データを取得する。本実施形態では、オペレータ端末30を用いて証明書を撮影する際に撮像部50を使用する。
本実施形態において、オペレータが操作するオペレータ端末30の撮像機能(撮像部50)を利用して顧客の証明書を撮像して得られた証明書の画像を取得するとともに、オペレータ端末30から証明書の画像を削除させる画像取得部(不図示)を備える。
本実施形態では、画像取得部は、たとえば、オペレータ端末30に予めインストールされたアプリケーションプログラムにより実現することができる。
情報受信部102は、画像取得部が取得した証明書の画像をネットワーク3を介してオペレータ端末30から受信する。
セキュリティの観点から、画像取得部により撮影された画像データは、オペレータ端末30の揮発性メモリ上にのみ一時的に記憶されるだけで、情報処理装置100に画像データを送信処理終了後、直ちに削除され、オペレータ端末30内部に残らないようになっているのが望ましい。
本実施形態では、証明書の画像データは、オペレータ端末30から情報処理装置100に送信されると直ちに削除されるように構成されているので、証明書の画像データが不正に利用されるのを防ぐことができる。
図1には、ユーザ端末10とオペレータ端末30は、一つずつのみ図示されているが、複数ずつ備えてもよい。
顧客情報管理装置70は、顧客の個人情報を含む各種情報を、顧客情報データベース72に記憶し、管理する。顧客情報データベース72には、顧客の個人情報、および証明書の画像等、秘匿性の高い情報が蓄積される。そのため、顧客情報管理装置70では、顧客情報データベース72の高いセキュリティ管理が要求される。
顧客情報管理装置70は、たとえば、サーバコンピュータやパーソナルコンピュータ、またはそれらに相当する装置により実現することができる。
顧客情報管理装置70は、図示しないが、CPUやメモリ、ハードディスク、および通信装置を備え、キーボードやマウス等の入力装置やディスプレイなどの表示装置やプリンタ等の出力装置と接続されてもよい。
CPUにより顧客情報管理装置70の各要素とともに顧客情報管理装置70全体が制御される。そして、CPUが、ハードディスクに記憶されるプログラムをメモリに読み出して実行することにより、顧客情報管理装置70の各構成要素の各機能を実現することができる。
顧客情報管理装置70は、情報処理装置100とネットワーク5を介して接続される。ネットワーク5は、LAN、またはWAN(Wide Area Network)等である。顧客情報管理装置70と情報処理装置100の間は、セキュリティ確保のため、常時接続は行わず、顧客情報管理装置70から、情報処理装置100に対して、ネットワーク5を介して、定期的にまたは随時アクセスして、情報処理装置100から情報収集等を行う。
顧客情報管理装置70は、会員IDを、予め複数発行し、複数の会員IDとして会員ID格納部120に格納する。会員ID格納部120は、たとえば、CD(Compact Disk)、やDVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク、ハードディスク、USBメモリ、各種メモリカード等の各種メディアとすることができる。
本実施形態では、会員ID格納部120は、情報処理装置100が読み取り可能なポータブルなメディアとする。他の実施形態において、会員ID格納部120は、顧客情報管理装置70とセキュリティが十分に確保されたネットワークを介して接続できる記憶デバイスであってもよい。
上述のような構成において、本実施の形態の情報処理装置100によるデータ処理方法を以下に説明する。図7は、本実施形態の情報処理装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置100のデータ処理方法は、顧客情報管理装置70により予め確保されており、かつ、顧客へ未だ割り当てられていない複数の会員IDを予備会員ID格納部120に保持し(ステップS101)、情報処理装置100が、オペレータによる操作に伴い(ステップS103のYES)、オペレータ端末30から送信される、顧客のユーザ端末10のメールアドレスを含む個人情報と該顧客の証明書の画像とを受信し、受信された個人情報および証明書の画像に対応する会員IDを、予備会員ID格納部120に保持される複数の前記会員IDから割り当て(ステップS105)、割り当てられた会員IDに対応するパスワードを取得し、該会員IDと該パスワードをオペレータ端末30に提示し(ステップS107)、オペレータ端末30に提示された顧客の会員IDとパスワードを用いてログインできる会員用ウェブサイトのURLを含むメールを、顧客のユーザ端末10のメールアドレス宛に送信し(ステップS109)、受信した顧客の個人情報の少なくとも一部と、証明書の画像とを、予め確保されていた複数の会員IDの中の割り当てられた会員IDに対応する情報として顧客情報管理装置70の顧客情報データベース72に登録させる(ステップS111)。
以上説明したように、本発明の実施の形態の情報処理装置100によれば、会員登録手続きを効率よく、即時に行うことができるという効果を奏する。顧客は、その場で会員IDが発行され、会員登録が完了するので、直ぐにサービスを利用することが可能になる。また、顧客の個人情報の機密性を効率よく守ることができる。
(第2の実施の形態)
本発明の実施の形態に係る情報処理装置200は、上記実施の形態の情報処理装置100とは、会員IDの不正利用を防ぐためのログイン停止フラグを設けた点で相違する。
図8は、本実施形態に係る情報処理装置200の要部構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態に情報処理装置200において、会員ID格納部120は、複数の前記会員IDのそれぞれにログイン停止フラグを予め設定する。
情報処理装置200は、顧客による会員IDとパスワードの入力の受付に呼応して、会員IDとパスワードを関連付けて会員情報として記憶する会員情報格納部110を参照し、受信した会員IDとパスワードを会員情報と照合する認証部202と、送信部106がメールを送信する顧客の会員IDに関連付けられたログイン停止フラグを解除するログイン停止フラグ解除部204と、認証部202が認証する際、顧客の会員IDに関連付けられたログイン停止フラグを参照し、ログイン停止フラグが解除されている場合に、認証処理を行い、認証後にURLのウェブサイトへのログインを許可し、ログイン停止フラグが設定されている場合は、不正利用と判定し、URLのウェブサイトへのログインを禁止するログイン制御部206と、をさらに備える。
具体的には、情報処理装置200は、図1の上記実施形態の情報処理装置100と同様な構成を有するとともに、さらに、認証部202と、ログイン停止フラグ解除部204と、ログイン制御部206と、ログイン停止フラグ保持部210(図中、「ログイン停止フラグ」と示す)と、を備える。
認証部202は、顧客による会員IDとパスワードの入力の受付に呼応して、会員IDとパスワードを関連付けて会員情報として記憶する会員情報格納部110を参照し、受信した会員IDとパスワードを会員情報と照合して認証処理を行う。
ここで、顧客がユーザ端末10を利用して、情報処理装置100から送信したメールに記載されたURLにアクセスしたとき、認証部202が、そのウェブページで顧客に、会員IDとパスワードの入力を促す画面を提示する。そして、顧客がユーザ端末10を用いて、会員IDとパスワードを入力すると、認証部202は、入力された会員IDとパスワードを受け付けることができる。
ログイン停止フラグ保持部210は、複数の会員IDのそれぞれに関連付けられたログイン停止フラグを保持する。ログイン停止フラグは、会員ID格納部120に格納されている複数の会員IDそれぞれに対応付けて、予め設定される。ログイン停止フラグが設定されている場合、情報処理装置100は、該当する会員IDのログインを許可しない。ログイン停止フラグは、これらに限定されないが、会員IDが発行され、会員ID格納部120に格納されたとき、または、情報処理装置100が会員ID格納部120から会員IDを読み込んだとき等の所定のタイミングで設定することができる。
図8では、会員ID格納部120とログイン停止フラグ保持部210と会員情報格納部110は、それぞれ別の記憶部となっているが、これに限定されない。たとえば、ログイン停止フラグを会員IDそのものに含める、あるいは、会員情報格納部110の会員IDに関連付けて記憶する等、他の形態とすることもできる。
上述したように、本実施形態では、ログイン停止フラグ保持部210に保持されているログイン停止フラグは予め設定(たとえば、「1」、または「True」等)されている。ログイン停止フラグ解除部204は、ログイン停止フラグ保持部210にアクセスし、送信部106がメールを送信する顧客の会員IDに関連付けられたログイン停止フラグを解除(たとえば、「0」、または「False」等)する。
ログイン制御部206は、認証部202が認証処理を行う際、顧客の会員IDに関連付けられたログイン停止フラグ保持部210のログイン停止フラグを参照し、ログイン停止フラグが解除されている場合に、認証処理を行い、認証後にURLのウェブサイトへのログインを許可する。一方、ログイン制御部206は、ログイン停止フラグ保持部210のログイン停止フラグが設定されている場合は、不正利用と判定し、URLのウェブサイトへのログインを禁止する。
このように構成された本実施形態の情報処理装置200の動作について、以下に説明する。
図9は、本実施形態の情報処理装置200の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、ログイン停止フラグ解除部204が、複数の会員IDのそれぞれに関連付けてログイン停止フラグ保持部210のログイン停止フラグを予め設定する(ステップS201)。なお、会員ID発行時にフラグを設定する場合は、顧客情報管理装置70がこのステップS201の処理を行う。
そして、ログイン停止フラグ解除部204が、メールを送信する顧客の会員IDに対応するログイン停止フラグを解除する(ステップS203)。フラグを解除するタイミングは、ユーザ端末10へのメール(会員登録用ウェブページのURLアドレス記載のメール)の送信前でも後でもよい。
そして、認証部202が、顧客による会員IDとパスワードの入力の受付に呼応して(ステップS205のYES)、認証処理を行う際、ログイン制御部206が、ログイン停止フラグ保持部210にアクセスし、顧客の会員IDに関連付けられたログイン停止フラグを参照し、ログイン停止フラグが解除されている場合に(ステップS207のYES)、認証部202に認証処理を行なわせる(ステップS209)。このとき、認証部202は、会員IDとパスワードを関連付けて会員情報として記憶する会員情報格納部110を参照し、受信した会員IDとパスワードを会員情報と照合して認証処理を行う。認証部202による認証後に(ステップS211のYES)、送信部106が、ユーザ端末10によるURLのウェブサイトへのログインを許可する(ステップS213)。
一方、ログイン制御部206が、ログイン停止フラグ保持部210にアクセスし、ログイン停止フラグが設定されている場合は(ステップS207のNO)、不正利用と判定し、ユーザ端末10によるURLのウェブサイトへのログインを禁止する(ステップS215)。または、認証部202により認証されなかった場合にも(ステップS211のNO)、ユーザ端末10によるURLのウェブサイトへのログインを禁止する(ステップS215)。
このようにして、予め複数発行された会員IDが不正に使用された場合には、ログイン停止フラグが解除されてないため、ログインできないようになっている。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る情報処理装置200によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、予め複数発行されて会員ID格納部120に保持された会員IDの不正利用を防ぐことができる。
(第3の実施の形態)
本発明の実施の形態に係る情報処理装置300は、上記実施の形態の情報処理装置200とは、キャンペーン会場等で、即時発行された会員IDとともに仮のパスワードを顧客に提示し、メールを送信したウェブサイトにログインした後、パスワードの変更を受け付けることで正式な会員登録処理が終了する点で相違する。
図10は、本実施形態に係る情報処理装置300の要部構成を示す機能ブロック図である。
図10に示すように、本実施形態の情報処理装置300は、上記実施形態の情報処理装置200と同様な構成を有するとともに、さらに、仮パスワード設定302と、即時ID発行フラグ設定部304と、パスワード更新部306と、即時ID発行フラグ保持部310(図中、「即時ID発行フラグ」と示す)とを備える。
即時ID発行フラグとは、会員ID毎に設定され、その会員IDが、通常の登録申込み毎に発行されたものではなく、本発明の情報処理装置で発行された、すなわち、キャンペーン会場等で即時に会員登録を行うために会員IDを複数事前に発行したものであることを示すフラグである。
本実施形態の情報処理装置300において、仮パスワード設定302は、提示部104が顧客に会員IDとともに提示するパスワードを仮のパスワードとし、互いに関連付けて顧客の会員情報として、会員情報格納部110に格納する。
即時ID発行フラグ設定部304は、情報受信部102が顧客の個人情報と証明書の画像と関連付けた会員IDに対し、即時ID発行フラグを設定(たとえば、「1」、または「True」等)する。パスワード更新部306は、顧客のユーザ端末10からURLの会員用ウェブサイトにアクセスされたとき、認証部202が、認証する会員IDに関連付けられた即時ID発行フラグ保持部310を参照し、即時ID発行フラグが設定されている場合、仮のパスワードの変更を顧客に促し、新たなパスワードを受け付けて会員情報格納部110の会員情報を更新する。
そして、即時ID発行フラグ設定部304は、パスワード更新部306がパスワードを更新したとき、即時ID発行フラグ保持部310の即時ID発行フラグを解除(たとえば、「0」、または「False」等)する。
図10では、即時ID発行フラグ保持部310と会員情報格納部110は、それぞれ別の記憶部となっているが、これに限定されない。たとえば、即時ID発行フラグを会員IDそのものに含める、あるいは、会員情報格納部110の会員IDに関連付けて記憶する等、他の形態とすることもできる。
このように構成された本実施形態の情報処理装置300の動作について、以下説明する。
図11は、本実施形態の情報処理装置300の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、仮パスワード設定302が、提示部104が顧客に会員IDとともに提示するパスワードを仮のパスワードとし、互いに関連付けて顧客の会員情報として、会員情報格納部110に格納する(ステップS301)。
また、即時ID発行フラグ設定部304が、情報受信部102が顧客の個人情報と証明書の画像と関連付けた会員IDに対し、即時ID発行フラグを設定する(ステップS303)。
ここで、顧客のユーザ端末10からURLの会員用ウェブサイトにアクセスされたとき(ステップS305のYES)、認証部202が認証すべき会員IDに関連付けられた即時ID発行フラグ保持部310を参照し、即時ID発行フラグが設定されている場合(ステップS307のYES)、パスワード更新部306が、仮のパスワードの変更を顧客に促し(ステップS309)、新たなパスワードを受け付けて会員情報格納部110の会員情報を更新する(ステップS311)。また、即時ID発行フラグ設定部304が、パスワード更新部306がパスワードを更新したとき、即時ID発行フラグ保持部310の即時ID発行フラグを解除する(ステップS313)。
一方、即時ID発行フラグが解除されている場合(ステップS307のNO)、即時発行の会員IDではなく、仮パスワードの更新処理は不要なので、ステップS309以降を省略し、本処理を終了する。
また、提示部104が、仮のパスワードを発行したときから、仮のパスワードの有効期限を設定する有効期限管理部(不図示)を備えてもよい。
パスワード更新部306は、仮のパスワードの有効期限を確認し、有効期限内の場合に、新たなパスワードを受け付け、会員情報格納部110の会員情報のパスワードを更新する。有効期限、たとえば、24時間等を過ぎている場合は、所定の手続きを行い、再度、仮パスワードの発行を受けることとなる。これらの処理は、様々な態様が考えられ、特に限定されない。
以上説明したように、本発明の実施の形態の情報処理装置300によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、即時発行時の登録作業を効率よく行え、かつ、個人情報の信頼性を向上でする。その理由は、即時発行の場合には、オペレータ端末30に提示するパスワードを仮発行とした上で、顧客のユーザ端末10からログイン時に正式なパスワードの登録を行って、正式な会員登録とすることができるので、オペレータ端末30から入力された個人情報と、顧客のユーザ端末10との紐付けを確実なものにすることができるからである。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、他の実施形態において、情報受信部102は、さらに、顧客が主に購入する商品の情報を受信してもよい。たとえば、商品に添付されているバーコード等を、オペレータ端末30を用いて読み取らせたり、あるいは、オペレータ端末30上に、商品情報の入力フォームを提示し、テキスト入力欄への入力や、リストからの選択等により商品情報を受け付け、オペレータ端末30から受信することができる。
たとえば、商品がたばこ等の場合、情報受信部102は、顧客の主喫銘柄を受け付ける。たとえば、顧客の主喫銘柄の情報に基づいて、顧客のニーズにあったサービスの提供を実現できる。
また、他の実施形態において、情報受信部102は、さらに、顧客がダイレクトメール(電子メールまたは郵送)の送付を希望するか否か、希望する場合の宛先の指定等の情報を受信してもよい。情報処理装置は、希望者に指定された宛先にダイレクトメールを送ることができる。
また、他の実施形態において、オペレータ端末30において、顧客またはオペレータにより、個人情報の入力が行われた後、撮影された証明書の画像の情報と、入力された情報が一致しているかを、オペレータまたは顧客が確認しやすいように、レイアウトを変更して提示してもよい。たとえば、入力されたデータと、画像から取得したデータを並べて提示したり、確認したい項目の近傍に証明書の画像を移動して表示したりしてもよい。
あるいは、証明書の画像と入力フォームの入力欄の項目の対応するもの同士について、いずれかを選択した時、相手側の項目を強調表示(反転、色替え、サイズ拡大、下線、枠囲み、3D、ブリンク表示等)させることで、互いを確認し易くすることもできる。
証明書の各項目の配置は、予め配置が決まっているものであれば、証明書の種別を指定または画像認識することで取得できる。予め配置が決まっていない場合は、証明書の画像からパターン認識処理等により、所定の情報の配置を取得してもよい。
また、証明書の画像から、OCR(Optical Character Reader)を用いて、テキスト情報を抽出し、自動的に入力された情報と照合する構成とすることもできる。一般的な証明書であれば、記載項目位置が予め定められているため、精度よくOCR処理で情報抽出を行うことが可能である。
以上、実施形態および実施例を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態および実施例に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、本発明において利用者に関する情報を取得、利用する場合は、これを適法に行うものとする。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 顧客情報管理装置により予め確保されており、かつ、顧客へ未だ割り当てられていない複数の会員IDを保持する保持手段と、
オペレータによる操作に伴いオペレータ端末から送信される、顧客のユーザ端末のメールアドレスを含む個人情報と該顧客の証明書の画像とを受信し、該受信された個人情報および証明書の画像に対応する会員IDを、前記保持手段により保持される複数の前記会員IDから割り当てる情報受信手段と、
前記情報受信手段により割り当てられた会員IDに対応するパスワードを取得し、該会員IDと該パスワードを前記オペレータ端末に提示する提示手段と、
前記オペレータ端末に提示された前記顧客の前記会員IDと前記パスワードを用いてログインできる会員用ウェブサイトのURLを含むメールを、前記顧客の前記ユーザ端末の前記メールアドレス宛に送信する送信手段と、
前記情報受信手段が受信した前記顧客の個人情報の少なくとも一部と、前記証明書の画像とを、予め確保されていた複数の前記会員IDの中の前記情報受信手段により割り当てられた会員IDに対応する情報として前記顧客情報管理装置に登録させる顧客情報登録手段と、を備える情報処理装置。
2. 1.に記載の情報処理装置において、
前記保持手段は、複数の前記会員IDのそれぞれにログイン停止フラグを予め設定し、
前記情報処理装置は、
前記顧客による会員IDとパスワードの入力の受付に呼応して、前記会員IDと前記パスワードを関連付けて会員情報として記憶する会員情報記憶装置を参照し、受け付けた前記会員IDと前記パスワードを前記会員情報と照合する認証手段と、
前記送信手段が前記メールを送信する前記顧客の前記会員IDに関連付けられた前記ログイン停止フラグを解除するフラグ解除手段と、
前記認証手段が認証する際、前記顧客の前記会員IDに関連付けられたログイン停止フラグを参照し、前記ログイン停止フラグが解除されている場合に、認証処理を行い、認証後に前記URLの会員用ウェブサイトへのログインを許可し、前記ログイン停止フラグが設定されている場合は、不正利用と判定し、前記URLの会員用ウェブサイトへのログインを禁止するログイン制御手段と、をさらに備える情報処理装置。
3. 2.に記載の情報処理装置において、
前記提示手段が前記顧客に前記会員IDとともに提示する前記パスワードを仮のパスワードとし、互いに関連付けて前記顧客の前記会員情報として、前記会員情報記憶装置に格納する仮パスワード設定手段と、
前記情報受信手段が前記顧客の前記個人情報と前記証明書の画像と関連付けた前記会員IDに対し、即時ID発行フラグを設定する即時ID発行フラグ設定手段と、
前記顧客の前記ユーザ端末から前記URLの前記会員用ウェブサイトにアクセスされたとき、前記認証手段が、認証する前記会員IDに関連付けられた前記即時ID発行フラグを参照し、前記即時ID発行フラグが設定されている場合、前記仮のパスワードの変更を前記顧客に促し、新たなパスワードを受け付けて前記会員情報記憶装置の前記会員情報を更新するパスワード更新手段と、を備え、
前記即時ID発行フラグ設定手段は、前記パスワード更新手段が前記パスワードを更新したとき、前記即時ID発行フラグを解除する情報処理装置。
4. 3.に記載の情報処理装置において、
前記提示手段が、前記仮のパスワードを発行したときから、前記仮のパスワードの有効期限を設定する有効期限管理手段を備え、
前記パスワード更新手段は、前記仮のパスワードの有効期限を確認し、前記有効期限内の場合に、新たなパスワードを受け付け、前記会員情報記憶装置の前記会員情報のパスワードを更新する情報処理装置。
5. 1.乃至4.いずれかに記載の情報処理装置において、
前記顧客情報登録手段は、
前記情報受信手段が受信した前記顧客の個人情報の少なくとも一部と、前記証明書の画像とを、所定期間蓄積し、前記所定期間分をまとめて前記顧客情報管理装置に送信して登録させる情報処理装置。
6. 1.乃至5.いずれかに記載の情報処理装置において、
前記オペレータ端末の撮像機能を利用して前記顧客の前記証明書を撮像して得られた前記証明書の画像を取得するとともに、前記オペレータ端末から前記証明書の画像を削除させる画像取得手段を備え、
前記情報受信手段は、前記画像取得手段が取得した前記証明書の画像を受信する情報処理装置。
7. 1.乃至6.いずれかに記載の情報処理装置において、
前記情報受信手段が、
前記オペレータ端末から送信される、前記顧客の個人情報と前記顧客の前記証明書の画像を受信するとき、
前記オペレータによる操作により送信される、前記顧客の前記本人確認の作業の完了を示す、前記オペレータの識別情報を受信し、
受信した前記オペレータの識別情報を予め定めたオペレータの識別情報と照合し、合致した場合に、前記本人確認の作業が完了したと判別する情報処理装置。
8. 1.乃至7.いずれかに記載の情報処理装置において、
前記顧客情報登録手段は、前記情報受信手段が受信した前記顧客の前記証明書の画像のうち、前記顧客情報管理装置に登録した前記顧客の前記証明書の画像を削除する情報処理装置。
9. 情報処理装置が、記憶部を有し、
顧客情報管理装置により予め確保されており、かつ、顧客へ未だ割り当てられていない複数の会員IDを前記記憶部に保持し、
前記情報処理装置が、
オペレータによる操作に伴いオペレータ端末から送信される、顧客のユーザ端末のメールアドレスを含む個人情報と該顧客の証明書の画像とを受信し、該受信された個人情報および証明書の画像に対応する会員IDを、前記記憶部に保持される複数の前記会員IDから割り当て、
割り当てられた会員IDに対応するパスワードを取得し、該会員IDと該パスワードを前記オペレータ端末に提示し、
前記オペレータ端末に提示された前記顧客の前記会員IDと前記パスワードを用いてログインできる会員用ウェブサイトのURLを含むメールを、前記顧客の前記ユーザ端末の前記メールアドレス宛に送信し、
受信した前記顧客の個人情報の少なくとも一部と、前記証明書の画像とを、予め確保されていた複数の前記会員IDの中の前記割り当てられた会員IDに対応する情報として前記顧客情報管理装置に登録させる情報処理装置のデータ処理方法。
10. 顧客情報管理装置により予め確保されており、かつ、顧客へ未だ割り当てられていない複数の会員IDを保持する記憶デバイスにアクセスできる情報処理装置を実現させるためのコンピュータに、
オペレータによる操作に伴いオペレータ端末から送信される、顧客のユーザ端末のメールアドレスを含む個人情報と該顧客の証明書の画像とを受信し、該受信された個人情報および証明書の画像に対応する会員IDを、前記記憶デバイスに保持される複数の前記会員IDから割り当てる手順、
割り当てられた会員IDに対応するパスワードを取得し、該会員IDと該パスワードを前記オペレータ端末に提示する手順、
前記オペレータ端末に提示された前記顧客の前記会員IDと前記パスワードを用いてログインできる会員用ウェブサイトのURLを含むメールを、前記顧客の前記ユーザ端末の前記メールアドレス宛に送信する手順、
受信した前記顧客の個人情報の少なくとも一部と、前記証明書の画像とを、予め確保されていた複数の前記会員IDの中の前記割り当てられた会員IDに対応する情報として前記顧客情報管理装置に登録させる手順を実行させるためのプログラム。
1 情報処理システム
3 ネットワーク
5 ネットワーク
10 ユーザ端末
30 オペレータ端末
32 CPU
34 ROM
36 RAM
38 携帯電話網通信部
39 携帯電話網用アンテナ
40 無線LAN通信部
41 無線LAN用アンテナ
42 操作部
44 操作受付部
46 表示部
48 表示制御部
50 撮像部
52 スピーカ
54 マイク
56 音声制御部
60 バス
70 顧客情報管理装置
72 顧客情報データベース
100 情報処理装置
102 情報受信部
104 提示部
106 送信部
108 顧客情報登録部
110 会員情報格納部
120 会員ID格納部
150 個人情報入力画面
152 個人情報入力欄
154 確認操作ボタン
160 内容確認画面
170 登録確認画面
172 個人情報表示部
174 証明書画像表示部
176 登録操作ボタン
180 登録完了画面
200 情報処理装置
202 認証部
204 ログイン停止フラグ解除部
206 ログイン制御部
210 ログイン停止フラグ保持部
300 情報処理装置
302 仮パスワード設定
304 発行フラグ設定部
306 パスワード更新部
310 発行フラグ保持部

Claims (7)

  1. 顧客情報管理装置により予め確保されており、かつ、顧客へ未だ割り当てられていない複数の会員IDを保持する保持手段と、
    オペレータによる操作に伴いオペレータ端末から送信される、顧客のユーザ端末のメールアドレスを含む個人情報と該顧客の証明書の画像とを受信し、該受信された個人情報および証明書の画像に対応する会員IDを、前記保持手段により保持される複数の前記会員IDから割り当てる情報受信手段と、
    前記情報受信手段により割り当てられた会員IDに対応するパスワードを取得し、該会員IDと該パスワードを前記オペレータ端末に提示する提示手段と、
    前記オペレータ端末に表示された前記顧客の前記会員IDと前記パスワードを用いてログインできる会員用ウェブサイトのURLを含むとともに、当該顧客の少なくとも前記パスワードは含まないメールを、前記顧客の前記ユーザ端末の前記メールアドレス宛に送信する送信手段と、
    前記情報受信手段が受信した前記顧客の個人情報の少なくとも一部と、前記証明書の画像とを、予め確保されていた複数の前記会員IDの中の前記情報受信手段により割り当てられた会員IDに対応する情報として前記顧客情報管理装置に登録させる顧客情報登録手段と、を備え
    前記保持手段は、複数の前記会員IDのそれぞれにログイン停止フラグを予め設定し、
    さらに、
    前記顧客による会員IDとパスワードの入力の受付に呼応して、前記会員IDと前記パスワードを関連付けて会員情報として記憶する会員情報記憶装置を参照し、受け付けた前記会員IDと前記パスワードを前記会員情報と照合する認証手段と、
    前記送信手段が前記メールを送信する前記顧客の前記会員IDに関連付けられた前記ログイン停止フラグを解除するフラグ解除手段と、
    前記認証手段が認証する際、前記顧客の前記会員IDに関連付けられたログイン停止フラグを参照し、前記ログイン停止フラグが解除されている場合に、認証処理を行い、認証後に前記URLの会員用ウェブサイトへのログインを許可し、前記ログイン停止フラグが設定されている場合は、不正利用と判定し、前記URLの会員用ウェブサイトへのログインを禁止するログイン制御手段と、を備える情報処理装置。
  2. 請求項に記載の情報処理装置において、
    記提示手段が前記顧客に前記会員IDとともに提示する前記パスワードを仮のパスワードとし、互いに関連付けて前記顧客の前記会員情報として、前記会員情報記憶装置に格納する仮パスワード設定手段と、
    前記情報受信手段が前記顧客の前記個人情報と前記証明書の画像と関連付けた前記会員IDに対し、即時ID発行フラグを設定する即時ID発行フラグ設定手段と、
    前記顧客の前記ユーザ端末から前記URLの前記会員用ウェブサイトにアクセスされたとき、前記認証手段が、認証する前記会員IDに関連付けられた前記即時ID発行フラグを参照し、前記即時ID発行フラグが設定されている場合、前記仮のパスワードの変更を前記顧客に促し、新たなパスワードを受け付けて前記会員情報記憶装置の前記会員情報を更新するパスワード更新手段と、を備え、
    前記即時ID発行フラグ設定手段は、前記パスワード更新手段が前記パスワードを更新したとき、前記即時ID発行フラグを解除する情報処理装置。
  3. 請求項に記載の情報処理装置において、
    前記提示手段が、前記仮のパスワードを発行したときから、前記仮のパスワードの有効期限を設定する有効期限管理手段を備え、
    前記パスワード更新手段は、前記仮のパスワードの有効期限を確認し、前記有効期限内の場合に、新たなパスワードを受け付け、前記会員情報記憶装置の前記会員情報のパスワードを更新する情報処理装置。
  4. 請求項1乃至いずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記顧客情報登録手段は、
    前記情報受信手段が受信した前記顧客の個人情報の少なくとも一部と、前記証明書の画像とを、所定期間蓄積し、前記所定期間分をまとめて前記顧客情報管理装置に送信して登録させる情報処理装置。
  5. 請求項1乃至いずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記オペレータ端末の撮像機能を利用して前記顧客の前記証明書を撮像して得られた前記証明書の画像を取得するとともに、前記オペレータ端末から前記証明書の画像を削除させる画像取得手段を備え、
    前記情報受信手段は、前記画像取得手段が取得した前記証明書の画像を受信する情報処理装置。
  6. 請求項1乃至いずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記情報受信手段が、
    前記オペレータ端末から送信される、前記顧客の個人情報と前記顧客の前記証明書の画像を受信するとき、
    前記オペレータによる操作により送信される、前記顧客の本人確認の作業の完了を示す、前記オペレータの識別情報を受信し、
    受信した前記オペレータの識別情報を予め定めたオペレータの識別情報と照合し、合致した場合に、前記本人確認の作業が完了したと判別する情報処理装置。
  7. 請求項1乃至いずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記顧客情報登録手段は、前記情報受信手段が受信した前記顧客の前記証明書の画像のうち、前記顧客情報管理装置に登録した前記顧客の前記証明書の画像を削除する情報処理装置。
JP2012228048A 2012-10-15 2012-10-15 情報処理装置 Active JP6116184B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012228048A JP6116184B2 (ja) 2012-10-15 2012-10-15 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012228048A JP6116184B2 (ja) 2012-10-15 2012-10-15 情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014081724A JP2014081724A (ja) 2014-05-08
JP6116184B2 true JP6116184B2 (ja) 2017-04-19

Family

ID=50785881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012228048A Active JP6116184B2 (ja) 2012-10-15 2012-10-15 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6116184B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6379749B2 (ja) * 2014-07-03 2018-08-29 凸版印刷株式会社 端末装置、申し込みシステム、申し込み方法、および、申し込みプログラム
JP6349285B2 (ja) * 2015-06-05 2018-06-27 株式会社ディー・ディー・エス 本人証明システム及び本人証明プログラムに関する。
JP2017078884A (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 ニッセイ情報テクノロジー株式会社 Webダイレクト手続サービスへのアクセスのための認証方法、認証システム、及びプログラム
JP2020013418A (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 株式会社メルカリ 情報処理方法、情報処理装置及びプログラム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002189963A (ja) * 2000-08-01 2002-07-05 Hitachi Maxell Ltd 電子クーポン提供方法
JP2002109193A (ja) * 2000-09-29 2002-04-12 System Bank Kk 照会装置、照会用コード発行装置、照会方法および照会用コード発行方法
JP2002298036A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Glory Ltd 携帯端末を利用した契約システム及びその方法
JP2003337967A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Ntt Docomo Tokai Inc 勤務情報管理方法及び勤務情報管理システム
JP2004127006A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Nec System Technologies Ltd 顧客情報統合システム、顧客情報統合方法およびその方法を記述したプログラム
JP2004348720A (ja) * 2003-04-30 2004-12-09 Daiwa Securities Group Inc 顧客コード管理装置および顧客コード管理用プログラム
JP4809723B2 (ja) * 2006-07-11 2011-11-09 日本放送協会 ユーザ認証サーバ、ユーザ管理サーバ、ユーザ端末、ユーザ認証プログラム、ユーザ管理プログラム及びユーザ端末プログラム
JP4768777B2 (ja) * 2008-05-13 2011-09-07 みずほ情報総研株式会社 パスワード管理システム、パスワード管理方法及びパスワード管理プログラム
JP3149189U (ja) * 2008-07-25 2009-03-19 有限会社インターネットアンドアーツ 成人認証取得の為の省スペースな電子申請端末
JP2012059235A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Fujitsu Ltd 見積支援装置、見積支援装置制御方法、見積支援装置制御プログラム及び見積支援装置制御プログラムを格納した記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014081724A (ja) 2014-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2908261B1 (en) Method for signing electronic documents with an analog-digital signature with additional verification
US20150161595A1 (en) Digital payment card presentation systems, methods, and apparatuses
JP6412327B2 (ja) 照合システム、プログラム及び照合方法
CN105593867A (zh) 用于评估证件的方法
US9189651B2 (en) User information management apparatus and user information management method
JP5685877B2 (ja) サーバ装置、チケット情報表示プログラム、及び電子チケット提供方法等
JP6116184B2 (ja) 情報処理装置
JP2018018261A (ja) 認証システム
US9769171B2 (en) Management apparatus, membership managing method, service providing apparatus, and membership managing system
JP2024043539A (ja) チケット発券システム、検札装置、およびプログラム
US20150304342A1 (en) Identity information systems and methods
WO2022118639A1 (ja) 認証サーバ、システム、認証サーバの制御方法及び記録媒体
JP5793863B2 (ja) サービス提供システム
JP2011154538A (ja) 認証装置及び認証方法
JP3141495U (ja) 個人認証システム
JP2018173798A (ja) 本人確認管理装置、本人確認管理方法、及びプログラム
JP6448758B1 (ja) 交通系カード入場管理システム
JP5563927B2 (ja) 情報処理システム、認証サーバ装置、および認証方法
JP2018032163A (ja) 管理装置、およびプログラム
JP3860555B2 (ja) プログラム提供方法、会員サービス加入方法、会員サービス提供方法及びプログラム発行サーバ
JP6167565B2 (ja) 端末装置及び個人情報転送方法
JP2016058053A (ja) イベントチケット管理システム
JP6887409B2 (ja) 情報提供システム及び情報提供方法
GB2552849A (en) Ticket management method and system
JP2007257159A (ja) 会員カード発行システム、会員カード発行サーバ、及び会員カード発行方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170321

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6116184

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250