JP2005346476A - Idカード発行システム、プログラム、idカード発行方法 - Google Patents

Idカード発行システム、プログラム、idカード発行方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、訪問者の個人認証処理且つ個人認証された訪問者へのIDカードの発行処理を自動化することを目的とする。
【解決手段】 管理装置(10、11)と携帯端末(12)の所持者にIDカード(14)を発行するIDカード発行装置(13)とが通信ネットワークを介して接続されてなるIDカード発行システム(1)を前提とし、前記携帯端末は自機識別情報から特殊情報を生成する手段を有し、前記管理装置はIDカード発行対象者の携帯端末の前記自機識別情報を管理する手段を有し、前記IDカード発行装置は、前記生成された特殊情報を読み取り、その読み取った特殊情報を自機識別情報に復号し、前記管理装置で管理されている自機識別情報と前記復号された自機識別情報が一致している場合にIDカードを発行する手段を有するように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、IDカード発行時の個人認証技術に関し、特に特定の訪問者に対してIDカードを自動発行するIDカード発行システムに関する。
昨今では、訪問者による会社内の入室許可をIDカードによって制限する入室管理システムが各社に導入されている。
この入室管理システムは会社受付で、指定された紙に訪問者情報(例えば訪問者名・住所・電話番号、勤務先名称・勤務先電話番号、訪問先の部署名など)を訪問者に記入してもらい、受付担当者が当該訪問者情報を基にIDカードを発行する。
このIDカードには、表面にバーコードがプリントされたバーコード式カードや、磁気カードや、またはICカードなどが使用され、訪問者ごとにその訪問者情報に基づいて例えば会社内の指定されたエリアの入室を許可する入室許可情報などが記録される。
そして訪問者は受付で発行されたIDカードを所持し、会社内の各エリアに入室する際にその入場扉に設置されたIDカード読み取り装置に当該IDカードの入室許可情報を読み取らせる。IDカード読み取り装置で読み取られた入室許可情報は当該エリアの入室を許可する情報であるか否か直ちにチェックされ、入室が許可されている情報の場合は例えば入場扉を開錠し、そのエリアへの訪問者の入室を許可する。
この仕組みにより、訪問者の会社内の移動を、受付担当者が発行したIDカードに記録されているエリア内のみに制限することができる。
一方、コンサート会場などへの入場手続きとして、携帯電話機などの移動機を用いてインターネット上で入場チケットの購入手続きをし、入場当日に、購入手続きした入場チケットの二次元バーコード情報を移動機の表示画面に表示させて入場する仕組みが開示されている。
これは、移動機から事前にインターネット上に公開された購入受付サーバにアクセスし、入場チケットの購入手続きを行なう。この購入手続きにより、一意のプロダクトIDと表示が制限された二次元バーコード情報とを含む第一APが購入受付サーバから移動機にダウンロードされ、購入受付サーバには同じプロダクトIDで管理される上記第一APと対をなす第二APが設定される。入場当日は、移動機にダウンロードされた第一APを実行することにより、当該第一APのプロダクトIDが購入受付サーバへ送信される。購入受付サーバでは送信された上記プロダクトIDに対応する第二APが実行され、当該第一APの二次元バーコード情報を表示可能にする電子チケットオブジェクトが生成される。そして、当該電子チケットオブジェクトが移動機に送信されて移動機で当該電子チケットオブジェクトが受信されると、初めて、第一APに対応した電子チケットの画像(二次元バーコード情報)を移動機の表示画面に表示させることができる。
こうして移動機の所持者は入場当日に、当該二次元バーコード情報を表示させた表示画面を入場口に設置されたバーコード読取装置に読み取らせ、入場許可がおりた場合に会場へ入場できる(特許文献1参照)。
特開2003−6160号公報(段落「0044」−「0046」、「0052」、「0105」、図4−図6、図16)
従来の、訪問者に対するIDカードを発行する仕組みは、受付で各訪問者に指定用紙に訪問者情報を記入してもらい、その訪問者情報に基づいて受付担当者がその場で各訪問者にIDカードを発行する。IDカードを発行する際には訪問者ごとに異なる入室許可情報等の入力処理等が受付担当者によって行なわれるため、IDカードの発行には手間と時間が生じる。訪問者が少数であれば従来の仕組みでも各訪問者に対するIDカードの発行は十分に受付担当者によって対処される。
しかし、所定時間に一極集中して例えば1000人以上の訪問者が訪れるような場所では、訪問者のIDカード発行処理による待ち時間を減らすために大人数の受付担当者を配置しなければならない。実際は受付担当者の人数は限られてくるので、人手により訪問者にその場でIDカードを発行することは困難であり、IDカード発行処理の自動化が望まれていた。一方IDカードを発行する処理では、セキュリティ強化のためにIDカード発行相手(つまり訪問者)の個人認証を欠かすことはできない。この個人認証はIDカードを発行する際に受付担当者によって行なわれていたため問題ではなかったが、IDカード発行処理を自動化させる場合は受付担当者による個人認証が行なえなくなってしまうため問題である。
上述したコンサート会場などの入場手続きのように第一APと第二APから二次元バーコード情報を表示させて個人認証を行なう方法もあるが、購入受付サーバで生成された第一APと第二APを使用して、これらから生成される二次元バーコード情報を移動機の表示画面に表示させ、当該各APにより生成された二次元バーコード情報であるか否かをバーコード読取装置で認証するものであり、当該移動機の各種プログラムやデータが不正に他の移動機にコピーされ、そして他の移動機を不正に使用してバーコード読取装置で認証が行なわれても、購入手続きした移動機であるか否かを認証(つまり購入者を認証)することができない。このため、この方法では購入者以外に入場される恐れがあり、セキュリティ対策は万全でない。
そこで本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、訪問者の個人認証処理且つ個人認証された訪問者へのIDカードの発行処理を自動化したIDカード発行システム、プログラム、及びIDカード発行方法を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するために以下のように構成する。
本発明のIDカード発行システムの態様一つは、情報を格納した管理装置と携帯端末(例えば携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)など)の所持者にIDカードを発行するIDカード発行装置とが通信ネットワークを介して接続されてなるIDカード発行システムであって、上記携帯端末は、自機(各携帯端末自身)を一意に識別する自機識別情報(例えば電話番号や携帯メールアドレスなど)から特殊情報(後述するIDカード発行装置のような所定の装置においてのみ読取及び復号が可能な例えば二次元バーコード情報など)を生成する特殊情報生成手段を有し、上記管理装置は、IDカード発行対象者の携帯端末の上記自機識別情報を管理する管理手段を有し、上記IDカード発行装置は、上記携帯端末で生成された特殊情報を読み取る読取手段と、上記読取手段で読み取られた特殊情報を該特殊情報が生成された携帯端末の自機識別情報に復号する復号手段と、上記管理装置で管理されている自機識別情報を上記通信ネットワークを介して読込み、上記復号手段で復号された自機識別情報が上記読み込まれた自機識別情報と一致しているか否かを比較する自動認証手段と、上記復号手段で復号された自機識別情報が上記読み込まれた自機識別情報と一致している場合にIDカードを自動発行する自動発行手段と、を有する。
なお、上記管理装置の管理手段は更に、上記IDカード発行対象者に対して承諾する承諾情報(例えば入室許可エリアの情報または入室許可期間の情報など)を該IDカード発行対象者の携帯端末の自機識別情報に対応付けて管理し、上記IDカード発行装置は、上記自機識別情報に対応づけされている上記承諾情報を上記通信ネットワークを介して上記管理装置から取得する取得手段を更に有し、上記自動発行手段は、上記IDカードを自動発行する際に、上記取得手段で取得した承諾情報(好ましくは入室許可エリアの情報または入室許可期間の情報)を上記IDカードに書き込む、ように構成することが望ましい。
また更に、上記承諾情報は、該承諾情報を一意に識別する承諾情報識別情報を含み、上記管理装置は、上記IDカード発行対象者の携帯端末に通信ネットワークを介して上記承諾情報識別情報を送信する送信手段(例えば電子メール送信手段など)を更に有し、上記携帯端末は、上記管理装置から通信ネットワークを介して送信された上記承諾情報識別情報を受信する受信手段(例えば電子メール受信手段など)を更に備え、上記特殊情報生成手段は、上記受信手段で受信した承諾情報識別情報を更に含めて上記特殊情報を生成し、上記IDカード発行装置の復号手段は、上記読取手段で読み取られた特殊情報を該特殊情報が生成された携帯端末の自機識別情報及び該携帯端末で受信した承諾情報識別情報に復号し、上記自動認証手段は、承諾情報識別情報をキーに、該承諾情報識別情報に対応づけされている上記管理装置の自機識別情報を上記通信ネットワークを介して読込んで、上記復号手段で復号された自機識別情報が上記読み込まれた自機識別情報と一致しているか否かを比較する、ように構成するとなお良い。
また更に、上記携帯端末の特殊情報生成手段は更に、上記携帯端末で上記特殊情報を生成する際に該特殊情報の生成日時も該特殊情報に含め、上記IDカード発行装置の復号手段は、更に加えて、上記読取手段で読み取られた特殊情報を上記特殊情報の生成日時に復号し、上記IDカード発行装置の自動認証手段は更に、上記生成日時から所定期間が経過しているか否かを判定し、上記IDカード発行装置の自動発行手段は更に、上記生成日時から所定期間内であり且つ復号手段で復号された自機識別情報が上記読み込まれた自機識別情報と一致している場合にIDカードを自動発行する、ように構成するとなお良い。
また更に、上記携帯端末は、該携帯端末の所有者のパスワード認証を行なうパスワード認証手段を更に有し、上記特殊情報生成手段は、上記パスワード認証手段により上記携帯端末の所有者として認証された場合に上記特殊情報を生成する、ように構成するとなお良い。
また、上記携帯端末の特殊情報生成手段は、該携帯端末の読み出し専用メモリに登録されている自機識別情報から上記特殊情報を生成する、ように構成することが望ましい。
本発明のプログラムの態様の一つは、携帯端末で実行可能なプログラムであって、所定のIDカード発行装置における読取り及び復号が可能な特殊情報を、自機を一意に識別する自機識別情報及び自機内でカウントする日時情報から生成する特殊情報生成機能を、携帯端末で実現する。
なお、上記特殊情報生成機能は、読み出し専用メモリに登録されている上記自機識別情報を読み出して上記二次元バーコードを生成する、ことが望ましい。
本発明の携帯端末所持者にIDカードを発行する方法の態様の一つは、IDカード発行対象者の携帯端末の自機識別情報を管理する管理装置と通信ネットワークを介して接続されるIDカード発行装置によって行なわれることを前提とし、上記携帯端末で生成された特殊情報を読み取り、上記読み取った特殊情報を該特殊情報が生成された携帯端末の自機識別情報に復号し、上記管理装置で管理されている自機識別情報を上記通信ネットワークを介して読込み、上記復号された自機識別情報が上記読み込まれた自機識別情報と一致しているか否かを比較し、上記復号された自機識別情報が上記読み込まれた自機識別情報と一致している場合にIDカードを自動発行する、ことを特徴とする。
本発明では、IDカード発行対象者の携帯端末の自機識別情報を管理装置で管理する。また、携帯端末は該携帯端末に予め登録されている自機識別情報を用いて復号情報を生成する。そして、IDカード発行装置では、携帯端末で生成された自機識別情報及び管理装置に管理されている自機識別情報との比較処理を行なうことにより当該携帯端末の所持者がIDカード発行対象者であるか否かの個人認証を自動化している。
また、上記管理装置に上記自機識別情報と共に承諾情報を管理させることにより、IDカードを発行する際に当該承諾情報をIDカードに書き込むことができるようになり、IDカード発行対象者によって異なる承諾情報を含むIDカードの発行を自動化している。
また更に、携帯端末で特殊情報を生成してからIDカード発行手続きが行なえる期間を制限することにより、所定期間外にIDカード発行手続きが行なわれるのを阻止することができる。
また、携帯端末において特殊情報を生成する前にパスワード認証を行なわせるようにすれば、特定の者(つまり携帯端末の所持者)以外による当該特殊情報の生成を阻止することができる。
以上述べたように本発明では、当該携帯端末の所持者がIDカード発行対象者であるか否かの個人認証や、IDカードを発行する際の、IDカード発行対象者によって異なる承諾情報を含むIDカードの発行を自動化できる。
また更に、携帯端末で特殊情報を生成してからIDカード発行手続きが行なえる期間を制限することにより、所定期間外にIDカード発行手続きが行なわれるのを阻止することができる。
また、携帯端末において特殊情報を生成する前にパスワード認証を行なわせるようにすることにより、特定の者以外による当該特殊情報の生成を阻止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態によるIDカード発行システムの全体概要図である。
同図のIDカード発行システム1は、申請端末10、予約受付装置(または管理装置ともいう)11、携帯端末12、IDカード発行装置13、IDカード14、及びIDカード判別装置15によって構成される。なお、申請端末10、携帯端末12、及びIDカード発行装置13は、不図示の通信ネットワークを介して予約受付装置11と通信接続される。またIDカード14は、IDカード発行装置13及びIDカード判別装置15によって情報の書き込みまたは情報の読み取りが接触或いは非接触式で行なわれる。
申請端末10は訪問者が訪問する先の担当者(以下、訪問先担当者と呼ぶこととする)によってその訪問の事前に取り扱われ、訪問予約の入った訪問者の「予約情報」を、不図示の通信ネットワークを介して予約受付装置11に申請する。例えば、訪問先担当者は訪問者から訪問予約の電話連絡を受けると、その訪問者を一意に識別するためにその訪問者が所持する「携帯端末12の一意の識別情報」(例えば携帯端末12に予め登録されている電子メールアドレスや電話番号などの自機識別情報)及び、IDカード判別装置15によるIDカード14の読み取りチェックの際に当該訪問者に許可を与える「許可情報」(例えば入室を許可するエリアや入室を許可する時刻などの情報)を当該申請端末10に入力し、該入力情報を予約受付装置11に不図示の通信ネットワークを介して送信する。
予約受付装置11は、申請端末10から申請された訪問者の「予約情報」を管理する。その管理方法としては、例えば、訪問者と訪問先担当者との間で成立している訪問予約を一意に識別する「認証番号」を「予約情報」と対応づけて管理するなどの方法がある。なお以下において特に区別を要しない場合、上記「予約情報」、または該「予約情報」及び上記「認証番号」の組をまとめて「予約特定情報(承諾情報ともいう)」と呼ぶこととする。
そして予約受付装置11は、IDカード発行装置13により不図示の通信ネットワークを介して依頼された後述する「予約特定情報」の送信命令に基づいて該当する予約特定情報をIDカード発行装置13に送信する。
予約受付装置11は更に、携帯端末12が電子メール受信機能を備えている場合に、予約受付装置11で管理する「予約特定情報」に含まれる携帯端末12(訪問者の所持する携帯端末)の電子メールアドレスに対して「予約確認情報」をメール送信する構成とすることもできる。この場合、その「予約確認情報」として、例えばその「予約特定情報」の全てまたは一部や、確認メッセージ(例えば「訪問を承認しました」などのメッセージ)などを送信することができる。
携帯端末12は、例えば携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)などの移動端末であり、IDカード発行装置13において復号可能な「特殊情報」を携帯端末12に予め組み込まれている「固有情報(例えば電子メールアドレスや電話番号などの自機識別情報)」から生成する特殊情報生成部を備えている。
また携帯端末12は、上記予約受付装置11から「予約確認情報」をメール受信できるようにメール受信部を更に備えるようにしても良い。この構成において上記「予約確認情報」として上記「予約特定情報」の一部または全てをメール受信すれば、上記特殊情報生成部は上記「固有情報」に更に当該「予約特定情報」を加えた情報から上記「特殊情報」を生成させることもできる。
そして携帯端末12は更に、生成された「特殊情報」をIDカード発行装置13の後述する読取部に読み取らせるための手段を備える。
IDカード発行装置13は、携帯端末12で生成された「特殊情報」を読み取る読取部と、該読取部で読み取った「特殊情報」を元の情報に復号する復号部と、該復号部で復号された上記「固有情報」(または、「固有情報」及び「予約特定情報」)に対応する予約受付装置11で受け付けされた情報(つまり「予約特定情報」)の送信命令を不図示の通信ネットワークを介して予約受付装置11に送信し、該送信命令によって予約受付装置11から送信された上記「予約特定情報」と上記復号部で復号された上記「固有情報」(または、「固有情報」及び「予約特定情報」)とから訪問予約者であるか否かを認証する認証部と、訪問予約者であると認証された場合に「予約特定情報」(特に「許可情報」)を含むIDカードを発行するIDカード発行部とを備える。
なお、上記携帯端末12から上記IDカード発行装置13への上記「特殊情報」の読み取りは、例えば「特殊情報」として一次元または二次元のバーコード情報を生成した場合であれば、携帯端末12にそのバーコード情報を画面表示させる機能をもたせ、IDカード発行装置13に当該バーコード情報を読み取ることのできる読取部と当該バーコード情報を復号できる復号部を構成することで実現することができる。
IDカード14は、例えばバーコード式カード・磁気カード・ICカードなどが使用され、IDカード発行装置13のIDカード発行部により上記「予約特定情報」(特に「許可情報」)が書き込まれる。
IDカード判別装置15は、IDカード14に書き込まれている上記「許可情報」を読み取り、当該IDカード14の所持者が例えば当該入室を許可されている予約訪問者であるか否かを当該「許可情報」に基づいて判別する。
このように本発明の実施形態であるIDカード発行システム1は、訪問予約者が所持する携帯端末12の固有情報を予約受付装置11に事前登録しておき、訪問予約者が訪れた時に、その携帯端末12に組み込まれている固有情報からIDカード発行装置13で復号できる二次元バーコード情報などの特殊情報を当該携帯端末12に生成させて、その生成した特殊情報を当該IDカード発行装置13に読み取らせる。そして、IDカード発行装置13はこの情報を復号し、当該復号情報が予約受付装置11に事前登録された訪問予約者の携帯端末12の固有情報であった場合にIDカード14を発行する。このため、実際に訪れた者が、訪問先担当者が承認する携帯端末12を持参してきた者であるかの認証を自動で行なうことが可能となる。また、その訪問予約者に許可する許可情報は事前に訪問先担当者によって予約受付装置11に登録されているため、上記認証により事前予約された訪問者であると判定された場合は直ちに当該訪問者に許可された許可情報を含むIDカード14を自動発行できる。
つまり、訪問者に対してIDカード14を発行するために受付担当者を配置する必要無く、また訪問者は受け付けで指定された紙に一々訪問者情報を書き込む手続きを行なう必要なく、高い個人認証精度でスムーズなIDカード発行処理を実現できる。その結果、訪問者の入場手続きはスムーズになり、訪問者の受け付け処理の待ち時間が短縮され、更には、受付担当者の人件費を削減できる。
本例では、当該IDカードとしてICカードを訪問者に発行し、施設訪問者(例えば複数の会社の入っているビルや展示会場などを訪れた訪問者)に対する各エリア内の入室を当該ICカードによって制限する。
図2は、本ICカード発行システムのシステム構成図の例である。
本例のICカード発行システムは、訪問施設内に設置されたICカード発行/照合システム20、施設外通信ネットワーク21を介して該ICカード発行/照合システム20から所定のアプリケーションのダウンロードや電子メール受信が可能な表示機能付き携帯端末22によって構成される。
当該ICカード発行/照合システム20は、訪問者に対してICカードを発行するICカード発行システム200と、該ICカード発行システム200により発行されたICカードの所持者(つまり、訪問者)の入室許可エリアを制限するICカード照合システム250により構成されている。
ICカード発行システム200は、訪問先担当者によって訪問者の訪問予約の申請入力が行なわれる複数台のパーソナルコンピュータ(申請端末)201と、該申請端末201から入力申請された訪問予約の情報を施設内通信ネットワークL1を介して受け付け、当該受け付けた訪問予約の情報を後述のICカード発行装置に提供する予約受付装置(訪問予約の受付処理、後述する電子メール配信、及び携帯端末に対するサイト提供を行なう訪問予約用サーバ202−1、及び、受け付けた訪問予約の情報(予約特定情報)を管理する予約受付DBサーバ202−2)202と、そして、訪問者が所持する携帯端末22の情報と予約受付装置202から取得した予約特定情報を基にICカードを発行するICカード発行装置203とによって構成される。このICカード発行装置203は、訪問者が所持する携帯端末22で生成された特殊情報(本例では二次元バーコード情報とする)を該携帯端末22から読み取り、それを復号した情報に対応する予約特定情報を施設内通信ネットワークL2を介して予約受付装置202から取得し、上記読み取った二次元バーコード情報の復号情報と予約受付装置202から取得した予約特定情報との一致を調べることにより訪問者の本人認証を行なう。そして本人と判断された場合にICカード204を発行する。
なお上に述べた本例の訪問予約用サーバ202−1は、申請端末201からの予約受け付けがあった旨を該当する訪問者の携帯端末22に電子メールで知らせる電子メール配信機能、及び、上記特殊情報である二次元バーコード情報を生成する機能の付いていない携帯端末22が二次元バーコード情報の生成プログラム(以下、単に二次元バーコードAPとする)を取得できるように二次元バーコードAPダウンロード機能を備える。
ICカード照合システム250は、ICカード発行装置203で発行されたICカード204のメモリに書き込まれている情報を読み取る複数台のICカードリーダ251とこれらのICカードリーダ251を一元管理するICカードリーダ管理装置(ICカードリーダ管理サーバ252−1、ICカードリーダDBサーバ252)252とが施設内通信ネットワークL3に接続されて構成される。なお、ICカードリーダ251によるICカード204の読み取り方式は、接触読取方式または非接触読取方式があるが、本例では非接触読取方式を採用する。
本例では、施設内通信ネットワークL1をイントラネットで構築している。そして、予約受付装置202に対する施設外通信ネットワーク21からの利用者を制限する(例えば訪問予約者のみに制限する)ために、訪問予約者などの認証(例えばIDやパスワードなどによる認証)を行なう機能を有したファイアウォール205を介して当該予約受付装置202を施設外通信ネットワーク21に接続させている。
そして、予約受付装置202及びICカード発行装置203間(通信ネットワークL2)は外部からの不正侵入を防止するために専用LAN(Local Area Network)で構築する。また、ICカードリーダ251及びICカードリーダ管理装置252間の施設内通信ネットワークL3は、更にセキュリティレベルを高くするために上記通信ネットワークL1、L2と物理的に分離させた専用LANで構築する。
なお同図の施設外通信ネットワーク21はインターネットであり、詳細には記載されていないが、例えばICカード発行システム200は固定電話網やケーブルテレビ網などの公衆網及びISP(Internet Service Provider)を介して当該インターネットに接続され、携帯電話機などの携帯端末22は移動通信網を介して当該インターネットに接続される。
以下に各機器について説明する。なお必要な場合は図を用いて説明することにする。
申請端末201は、CPU(中央処理装置)、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random access Memory)などのメモリ、キーボードなどの入力部、液晶モニタやCRTモニタなどの表示部、CD−R/CD−ROM/DVD−R/DVD−ROM/ハードディスクなどの外部記憶部、及び予約受付装置と通信を行なう通信部がバスを介して接続されたコンピュータによって構成される。当該コンピュータには例えばOS(オペレーティングシステム)、通信ソフト、ブラウザソフトなど、予約受付装置202に格納されているHTML(HyperText Markup Language)情報(後述の受付フォーム画面)を解析して表示画面に表示させたり、当該受付フォーム画面に従って入力部から入力した各種情報を予約受付装置202に送信したりするための複数種類のプログラムがインストールされている。
申請端末201に対して入力部からブラウザソフトを起動する命令信号が入力されると、ブラウザソフトを起動し、予め接続先として指定された予約受付サーバ202−1から受付フォーム画面を取得して表示部に表示する。訪問先担当者はこの受付フォーム画面に従って入力部から訪問者の訪問予約情報を入力する。
図3は、申請端末201に表示させた上記受付フォームから訪問予約を申請する際の申請入力項目の一例である。
当該申請入力項目D1としては、施設内に入っている複数の会社または社内の部署(以下、これらをまとめてテナントと呼ぶこととする)の中で訪問者から訪問予約を受けたテナント(つまり申請を出すテナント)を識別するための「テナントコード」欄D10、予約受付サーバ202−1に申請する当該訪問予約の申請者を識別するための「申請者氏名(コード)」欄D11、当該訪問予約した訪問者に許可される後述の入室許可エリアの有効期間(開始日時及び終了日時)を制限する「有効期間(開始日時)」欄D12、「有効期間(終了日時)」欄D13、施設内の各エリアのセキュリティゾーンレベル(本例では、セキュリティなしの共用エリア「レベル0」/セキュリティありの共用エリア「レベル1」/セキュリティありの個室エリア「レベル2」とする)において当該訪問者に開放するセキュリティゾーンレベル(「0」、「1」、または「2」)を指定するための「セキュリティゾーンレベル」欄D14、「情報数」欄D15、当該訪問者に入室を許可するエリアをエリアごとに指定するための欄D16(同図には、「エリア1」欄から「エリアn(n:正の整数)」が示されており、当該欄には上から順に入室許可するエリア番号が入室許可するエリアの数だけ入力される)、及び当該訪問者が所持する携帯端末22を識別する識別情報(本例では携帯端末22の電子メールアドレス)を入力するための「携帯メールアドレス」欄D17が備えられている。なお以降に示す各機器では、上記申請入力項目D1に示される情報を取り扱うものとする。
申請端末201では上記各種項目に従って訪問先担当者により訪問者の訪問予約情報が入力され、例えば当該入力情報の送信指示命令が申請端末201の入力部から入力されると、申請端末201は当該入力情報を訪問予約用サーバ202−1に送信する。
図4は、予約受付装置202の機能ブロック図である。
当該予約受付装置202は、CPU(中央処理装置)、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random access Memory)などのメモリ、キーボードなどの入力部、液晶モニタやCRTモニタなどの表示部、CD−R/CD−ROM/DVD−R/DVD−ROM/ハードディスクなどの外部記憶部、及び外部機器と通信を行なう通信部がバスを介して接続された一台のコンピュータまたは複数台のコンピュータが通信接続されて構成される。当該コンピュータには例えばOS(オペレーティングシステム)、通信ソフト、Webサーバソフト、データベースソフト、電子メール作成/送信ソフトなど、CPUで実行されることにより以下の各種機能を実現するプログラムがインストールされている。
本例の予約受付装置202は、二次元バーコードAPダウンロード機能400、訪問予約情報受付機能401、認証番号発行機能402、訪問予約情報格納機能403、電子メール情報作成機能404、電子メール送信機能405、ICカード発行装置通信機能406、及び特に図示はされていないがホームページをインターネット上に公開する機能など備える。なお同図に示される記憶装置407は、申請端末201から送信された予約受付情報を記憶し、当該予約受付情報の管理や登録・更新・削除・検索などの操作は、不図示のDBMSによって行なわれる。また携帯端末22に公開するホームページのデータ(HTMLデータや画像データなど)や当該ホームページを介して携帯端末22からダウンロード要求された二次元バーコードAP、及び申請端末201用の受付フォーム画面情報などは不図示の記憶装置に記憶されているものとする。
上記二次元バーコードAPダウンロード機能400は、不図示の記憶装置に記憶されている携帯端末22で実行可能な二次元バーコードAPを、携帯端末22から施設外通信ネットワーク21を介して受信したダウンロード要求に基づいて該携帯端末22に配信する。
上記訪問予約情報受付機能401は、申請端末201から表示要求された受付フォーム画面を不図示の記憶装置から抽出して申請装置201に送信し、申請装置201から送信された申請入力項目D1の情報を受信し、例えば入力情報の形式的なチェックなどを施して誤りがある場合は申請端末201に再入力を要求する信号を送信する。
上記認証番号発行機能402は、訪問予約情報受付機能401で受け付けた訪問予約情報に対し、当該訪問予約を一意に識別するための認証番号(ユニークコード)を発行する。
上記訪問予約情報格納機能403は、上記訪問予約情報及び上記認証番号を互いに対応付けて記憶装置407に格納させる。例えばRDB(Relational DataBase)で情報を管理する場合、各格納情報(上記訪問予約情報の各情報及び上記認証番号)を登録するためのSQL文をRDBMS(Relational DataBase Management System)に発行し、RDBに予め作成されたカラム名に各格納情報(上記訪問予約情報の各情報及び上記認証番号)が対応するようにレコード単位で情報を格納させる。
図5は、上記RDBの格納情報の項目例である。
同図に示される格納情報の項目D2は、上記申請入力項目D1に示される各種項目に加え、上記認証番号を格納するための「認証番号」欄D20が更に設けられている。本例では、申請入力項目D1から入力された情報(訪問予約情報)及び該情報に対して発行された認証番号を一レコードとして上記格納情報の項目D2に対応づけて格納する。なおこの一レコードの情報を以下において予約特定情報と呼ぶ。なお本例では、これとは別に電子メールを配信したか否かを示すフラグを認証番号ごとに立てる配信欄がRDBに設けられている。
図4の電子メール情報作成機能404は、記憶装置407に格納されている予約特定情報を上記認証番号毎に抽出し、該予約特定情報に含まれる「携帯メールアドレス」を宛先とする電子メールを作成する。当該予約特定情報の抽出は、当該認証番号をキーに電子メール未配信のレコードをRDBから抽出するSQL文をRDBMSに発行するなどして行なう。そして電子メールが配信された認証番号に対応する配信欄に配信済みのフラグを立てる。なお本例では、当該申請者氏名(コード)と申請者氏名(文字)、テナントコードと会社名(文字)の各対応リストが上記RDBに記憶されているものとし、上記電子メールには、認証番号/申請者氏名(コード)/有効期間(開始)及び、当該申請者氏名(コード)に対応する申請者氏名(文字)/当該テナントコードに対応する会社名(文字)からなる訪問予約確認情報を含める。
そして電子メール送信機能405は、電子メール作成機能404で作成された電子メールを当該電子メールの宛先(携帯メールアドレス)に施設外通信ネットワーク21を介して送信する。
ICカード発行装置通信機能406は、ICカード発行装置203と施設内通信ネットワークL2を介して通信接続し、ICカード発行装置203から所定の予約特定情報の抽出命令を受信すると記憶装置407に記憶されている当該予約特定情報をICカード発行装置203に送信する。例えばRDB(Relational DataBase)で情報が管理されている場合、上記抽出命令に指定されている検索対象情報(例えば予約特定情報を一意に識別する「識別番号」項目及びその値)を検索キーとして、SQL(抽出文)をRDBMS(Relational DataBase Management System)に発行し、RDBMSによって抽出されたRDBの「識別番号」欄の当該値に一致するレコードの情報をICカード発行装置203に送信する。
図6は、携帯端末22の機能ブロック図である。
携帯端末22は、CPU(中央処理装置)、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random access Memory)などのメモリ、携帯端末22の表面に配列されたキーボードや表示画面上に構成されたタッチパネルなどの入力部、液晶などの表示画面が構成される表示部、コンパクトフラッシュ(登録商標)カードやSDカードなどの外部記憶部、インターネット接続して二次元バーコードAPをダウンロードしたり電子メールを受信したりするための通信部がバスを介して接続された構成をとる。なお当該携帯端末22が携帯電話機の場合、上記通信部はアンテナや受信信号の復調部や送信信号の変調部などを有し、その他にも音源回路などを備える。
当該携帯端末22には、例えばリアルタイムOSや通信ソフトやWebブラウザソフトや電子メール受信ソフトやJAVA(登録商標)仮想マシンなど、CPUで実行されることにより以下の各種機能を実現するプログラムが備えられている。なおROMには、携帯端末22に一意に与えられた情報(本例では携帯メールアドレス)が書き替えできないように予め登録されていることとする。
本例の携帯端末22は、二次元バーコードAPダウンロード格納機能600、電子メール受信機能601、及び二次元バーコードAP実行機能602が装備され、二次元バーコードAPがダウンロードされることにより破線で示されるセキュリティ機能603及び二次元バーコード生成・表示機能604が更に装備される。
上記二次元バーコードAPダウンロード格納機能600は、携帯端末22の入力部から行なわれる所持者の所定入力操作に基づいて移動通信網を介して基地局に接続し、そして入力部から入力指定されたURL(Uniform Resource Locator)へのインターネット接続要求を当該基地局に送信する。そして接続要求をだした上記URLのサイト(つまり予約受付装置202が携帯端末22に提供するサイト)のHTMLデータを受信するとそのHTMLデータを解析して表示画面に表示する。ここで、例えば表示画面に表示される二次元バーコードAPのダウンロード要求の項目が入力部から選択入力されるなどすると、上記サイトに向けて当該二次元バーコードAPのダウンロード要求命令を送信し、当該サイトから送信される二次元バーコードAPを携帯端末22のメモリ或いは外部記憶部に格納する。
電子メール受信機能601は、上記基地局から移動通信網を介して当該携帯端末に送信された電子メールを受信して電子メールごとにメモリ登録する。なお電子メールの取得方法は、態様に応じてまちまちであるが、例えば予め設定されているメールサーバに届いた電子メールを携帯端末22側から取得するような方法をとってもよい。
AP実行機能602は、アプリケーション(AP)を携帯端末22で動作させるための機能である。例えばデータ量を小さくできるという理由で一般的に用いられているJAVA(登録商標)プログラムの場合は当該JAVA(登録商標)プログラムを動作させる環境ソフト(JAVA(登録商標)仮想マシンなど)が携帯端末22に備えられ、当該JAVA(登録商標)プログラムの実行を可能にする。
破線で示されるセキュリティ機能603は、ダウンロードした二次元バーコードAPの利用者を制限するための機能である。本例では、ダウンロードした二次元バーコードAPを初めて起動する際にパスワード登録画面を表示させる(パスワード画面機能)。
図7は当該パスワード登録画面の一例である。
同図のパスワード登録画面700のパスワード登録欄701に入力部から例えば4桁の数字を入力させ、本例では再度同じパスワードを再入力欄702に入力させてOKボタン703を押下させる。OKボタン703が押下されることにより、入力された二つのパスワードがチェックされ、同一である場合は当該パスワードをメモリに登録する。また、同一でない場合はパスワードの再入力を求める。(パスワード登録機能)。
そして、パスワード登録が終了すると、その後の当該二次元バーコードAPの起動時はパスワード入力を求めるセキュリティ認証画面が表示され(パスワード入力要求機能)、入力部から入力されたパスワードとメモリに登録されたパスワードとを照合して(パスワード認証機能)、一致する場合に当該二次元バーコードAPを実行させる。
図6の破線で示される二次元バーコード生成・表示機能604は、上記パスワード認証の終了後に、メモリに格納されている予約受付装置202からの受信メールを選択し、当該受信メールに含まれる訪問予約確認情報(例えば有効期間開始の日付(訪問予約日)/訪問先会社名(文字)/訪問先担当者名(文字)など)を用いて当該受信メール一覧(この場合、訪問予約リスト一覧)を表示画面に表示させ、当該表示画面に表示された訪問予約リスト一覧の中から何れかの訪問予約が入力部から選択入力されるのを待ち受ける(電子メール情報読み込み機能)。そして、何れかの訪問予約が入力部から選択入力されると、選択された訪問予約の情報と共に、ROMに登録されている携帯メールアドレス、更には携帯端末22で現在打っている日時を読み(端末固有情報読み込み機能)、これらの情報から二次元バーコードを生成し(二次元バーコード生成機能)、当該二次元バーコードを表示画面に表示させる(二次元バーコード表示機能)。
図8は、携帯端末22で上記二次元バーコードAPを起動して二次元バーコードを画面表示させるまでの画面フローの一例である。当該画面フローは、同図(a)、(b)、(c)の順に変化する。
同図(a)は、二次元バーコードAPを起動した際に求められる上記セキュリティ認証画面の一例である。
同図のセキュリティ認証画面800では、パスワードを入力するパスワード入力欄801と当該入力内容の確認OKボタン802が表示される。
同図(b)は、訪問予約リスト画面の一例である
同図の訪問予約リスト画面810には、訪問予約日/訪問先会社名(文字)/訪問先担当者名(文字)を一レコードとする訪問予約のリストが訪問予約日順に同図のリスト表示領域811に上から下にリスト表示される。そして、当該画面810のリストを参考にして入力部から何れかの訪問予約を選択する(同図の例では、何れの訪問予約の情報を選択したか視覚的に分かるように選択された情報を網掛け812で表示できるようにしている)。
同図(c)は、二次元バーコードの表示例である。
同図の二次元バーコード表示画面820には、所定規格の二次元バーコード821が専用機器で読取可能な解像度で表示される。
図9は、上記二次元バーコード821の元情報の一例である。
同図に示されるように本例では、認証番号/申請者氏名(コード)/携帯メールアドレス/携帯端末22で現在打つ日時の情報を基に二次元バーコードが作成される。
図10は、ICカード発行装置203の機能ブロック図である。
当該ICカード発行装置203は、CPU(中央処理装置)、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random access Memory)などのメモリ、キーボードなどの入力部、液晶などの表示部、二次元バーコード光学読取部、ICカード書き込み部、及び予約受付装置202と通信を行なう通信部がバスを介して接続されて構成される。当該ICカード発行装置203にはCPUで実行されることにより以下の各種機能を実現するプログラムが備えられている。
本例のICカード発行装置203は、二次元バーコード読み込み機能1000、二次元バーコード復号機能1001、予約受付装置通信機能1002、時刻読み込み機能1003、訪問予約者認証機能1004、及びICカード書き込み機能1005を備える。
二次元バーコード読み込み機能1000は、二次元バーコード光学読取部を駆動し、該二次元バーコード光学読取部から光読み取りされる訪問者の携帯端末22に表示させた二次元バーコード情報をメモリに読み込むための機能である。この光読み取りでは、二次元バーコード光読み取り部から携帯端末22の表示画面上に光を照射して、その反射光からデジタル情報を生成する。例えば複数方向から走査した光の反射光の強度変化からデジタル情報を生成する。
二次元バーコード復号機能1001は、携帯端末22の二次元バーコードAPと同一規格の復号手続きにより、上記メモリに読み込まれた光読み取り情報を二次元バーコード変換前の情報に復号する。
予約受付装置通信機能1002は上記復号した情報のうちから予約受付装置202に登録されている予約特定情報を検索するためのキー情報(例えば予約特定情報を一意に識別する識別番号の値を取り出し、当該キー情報に対応する予約特定情報を抽出する命令を上記予約受付装置202に施設内通信ネットワークL2を介して送信する。そして、上記施設内通信ネットワークL2を介して上記予約受付装置202からキー情報に対応する予約特定情報を受信する。なおキー情報として上記予約特定情報を一意に特定できる識別番号を例に挙げたが、その他に、訪問者を一意に特定できる携帯メールアドレスなどとすることもできる。
時刻読込機能1003は、ICカード発行装置203内でうつ現在時刻をメモリに読み込む。
訪問予約者認証機能1004は、上記復号した情報、上記ICカード発行装置203内でうつ現在時刻、及び予約受付装置202から受信した予約特定情報に基づいて、当該二次元バーコードの使用者(つまり携帯端末22の所持者)が事前に訪問予約のあった訪問者であるか否か、有効期間内の訪問であるか否かを判定処理(訪問予約者の認証処理)する。例えば、復号情報に含まれる情報と予約特定情報に含まれる情報のうちで予め決めた項目の情報(図9の例では「認証番号」、「申請者氏名コード」、及び「携帯メールアドレス」)が一致していない場合にエラーと判定したり、復号情報に含まれる二次元バーコードの生成日時と上記ICカード発行装置203内でうつ現在時刻との差から、二次元バーコードを生成してから認証処理するまでの期間を算出し、予め設定した認証有効期間(例えば数時間程度)以外の訪問者をエラーと判定したりする。
ICカード書き込み機能1005は、上記認証処理をクリアした場合に、例えば予めICカード発行装置203に収容されているICカード204や、訪問者からICカード発行装置203に挿入されたICカード204に対し、上記ICカード書き込み部から許可情報を書き込む。なお、本例の非接触式のICカード204は、アンテナ、送受信回路、及びメモリを有し、上記ICカード書き込み部は上記許可情報をICカードに無線送信してメモリに記憶させる。
図11は、上記ICカード204に記憶させる情報の項目例である。
これらは、図5に示したRDBの項目の一部に対応しており、当該訪問者の訪問予約番号を示す認証番号や当該訪問者に許可される許可情報などが格納される。
ICカードリーダ251は、ICカードを読み取りする(本例では無線読み取りする)読み取り部、ICカード判定情報などのデータや各種のプログラムを記憶するメモリ、CPU、通信部、入場扉の開閉制御を行なう入場扉開閉制御部などがバスを介して構成されている。本例では上記ICカード判定情報として、当該エリアのセキュリティゾーンレベルまたは当該エリアのエリア情報(つまりエリアn(n:正の整数))がメモリに記憶されている。
ICカード読み取り部からICカードのメモリに記憶された許可情報が読み取られると、当該許可情報と、ICカード判定情報及びICカードリーダ251で打つ日時情報との比較から当該ICカード所持者が入室許可されている者であるかどうかを判定する。例えば、当該エリアのセキュリティゾーンレベルが一致しているか或いは当該エリアのエリア情報に一致するものがあるか、更に加えて当該エリアへの入室が許可されている期間内であるかを比較し、全て該当している場合は入場扉開閉制御部を駆動して入場扉を開放する。一方、一つでも該当しないものがある場合は、入場扉を開放しないことにより当該訪問者の入室を拒否する。
ICカードリーダ管理装置252は、CPU、メモリ、キーボードなどの入力部、液晶モニタやCRTモニタなどの表示部、CD−R/CD−ROM/DVD−R/DVD−ROM/ハードディスクなどの外部記憶部、及び外部機器と通信を行なう通信部がバスを介して接続された一台のコンピュータまたは複数台のコンピュータが通信接続されて構成される。当該コンピュータには例えばOS(オペレーティングシステム)、通信ソフト、データベースソフトなどを備えている。
当該装置252では、例えば各ICカードリーダ251で読み取られたICカードの情報を施設内通信ネットワークL3を介して受信し、訪問者の入室管理情報をデータベースで一元管理することができる。
上記各装置の設置場所の例としては、訪問先担当者の席に申請端末201を配置し(この場合、訪問先担当者が使用するパーソナルコンピュータを申請可能なようにカスタマイズすることもできる)、施設入場口にICカード発行装置203を配置し、施設内の各エリアの入り口扉にICカードリーダ251を配置することができる。
この配置であれば、例えば訪問者から電話により訪問予約を受けた訪問先担当者は直ちに申請端末201から訪問予約情報を入力することができる。また、事前に訪問予約をした施設に訪問者が訪問した際に、事前予約された情報(つまり予約受付装置202に登録された当該訪問者の予約特定情報と当該訪問者が所持する携帯端末の情報)を基にその施設入場口のICカード発行装置203でICカードを自動発行することができ、そのICカードを用いて訪問者は施設内の決められた場所に入場できる。
図12は、本例のICカード発行システムを利用したICカード発行方法の全体フローの一例である。
訪問者は施設を訪問する前に、予約受付装置202がインターネット上に公開しているホームページから二次元バーコードAPを自己の携帯端末22にダウンロードし、自己の携帯端末22を使用して上記二次元バーコードAPを勝手に起動されないように本人認証用のパスワードを設定する(S1200)。
また訪問先担当者は、訪問者から施設訪問の予約を受けると申請端末201から予約受付装置202に当該訪問者の訪問予約を申請し、当該訪問者の携帯端末の固有情報と当該訪問者が施設内に入場できるエリアや時間を入力する(S1201)。
予約受付装置202は、ステップS1201において申請端末201から訪問予約を受け付けると、当該入力された訪問予約の情報を、当該訪問予約を一意に識別する認証番号を付けて管理する(S1202)。
続いて予約受付装置202は、訪問予約が認証された訪問者の携帯端末22に当該訪問予約の確認情報を電子メールで送信する(S1203)。
訪問者は自己に携帯端末22で上記電子メールを受信すると、例えば訪問予約した日時にその施設に訪れた際に、予めダウンロードした二次元バーコードAPを起動して本人認証のパスワードを入力して当該二次元バーコードAPを利用できるようにする(S1204)。
更に訪問者は、電子メールで受信した所定の訪問予約確認情報を選択する(S1205)。
そして、二次元バーコードAPを実行して、携帯端末22に、当該携帯端末に組み込まれている固有情報、上記選択された訪問予約確認情報の一部または全て、及び携帯端末の内部で打つ現在の日時から二次元バーコード情報を生成させ、その表示画面にその二次元バーコード情報を表示させる(S1206)。
訪問者は施設の入場口に設置されたICカード発行装置203を操作して、ICカード発行装置203の二次元バーコード情報の光読取部に当該二次元バーコード情報を表示させた携帯端末22の表示画面を光読取させる(S1207)。
ICカード発行装置203は当該二次元バーコード情報を元の情報に復号し、予約受付装置202或いはICカード発行装置203の内部で打つ現在時刻を基準に、当該ICカード発行手続きが、二次元バーコード情報を生成してから予め制限した時間(例えば)内の手続きであるか否かをチェックする(S1208)。
ここで制限時間内の手続きであると判定された場合は続いて、施設内通信ネットワークL2を介し、当該復号された携帯端末22の固有情報及び予約確認情報が予約受付装置202で管理されている訪問予約情報と一致しているかをチェックする(S1209)。
ここで一致すると判定された場合は、予約受付装置202の訪問予約の情報において指定されている許可情報(入室許可エリアや入室を許可する期間など)をICカードに書き込んで、当該訪問者に発行する(S1210)。
一方、ステップS1208またはS1210においてNO判定の場合は、例えばブザーを鳴らしたり、報知ランプを発光するなどして、ICカードの発行処理を中止する(S1211)。
以上説明してきた各処理はプログラムの形態で配布することもできる。
その場合、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、DVDなどの記録媒体に上記プログラムやファイルを記録させて配布したり、或いは、公衆網等で用いられる伝送媒体を介して、そのプログラムやファイルの一部、若しくは全部を配信するようにしたりすることができる。この場合、それを受け取ったユーザは、CD−ROM装置などの読み取り装置(入出力部の一部)を利用してフロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROMやDVDなどの可搬型記録媒体から上記プログラムやファイルを外部記録部にコピーしたり、コンピュータの通信部を介してインターネットから上記プログラムやファイルを外部記録部にコピーしたりすることができる。そして、CPUで実行することにより、ユーザのコンピュータ上でも上述した機能を実現できる。
このように本ICカード発行システムでは、訪問予約者は二次元バーコード生成APのパスワード認証を事前に設定する。このことにより、当該パスワード認証を設定した者以外による上記二次元バーコード生成APの利用を阻止する(つまり訪問予約者以外による当該携帯端末の利用を阻止する)ことが可能になる。また携帯端末が当該二次元バーコード生成APを備えていない場合であっても、予約受付装置で当該二次元バーコード生成APを配布しているため、当該携帯端末は通信ネットワークを介して上記予約受付装置にアクセスして上記二次元バーコード情報をダウンロードすることができる。
訪問予約者は、訪問先担当者に対して訪問前に施設訪問の予約をし、その予約が受け入れられると予約受付装置にその訪問予約者の携帯端末の固有情報や予約情報が登録される。そして例えば訪問当日などに、訪問予約者は上記二次元バーコード生成APを自己の携帯端末で実行し、二次元バーコードをその表示画面に表示させる。当該二次元バーコード情報が訪問予約者によってその訪問予約者の携帯端末で生成されれば、予約受付装置に当該訪問者の携帯端末の固有情報が登録されているので、当該訪問者は訪問予約者であるとICカード発行装置で直ちに認証され、ICカードが自動発行される。この時、予約受付装置に当該訪問者に対して許可する個別情報(入室許可エリアや入室許可期間など)が登録されていれば、その個別情報をICカードに書き込むことが可能となり、訪問予約者別に異なる情報を含むICカードを発行できる。よって、訪問者は施設内の受付でICカードをスムーズに受け取ることが可能となる。
なお、当該二次元バーコード生成APは、当該携帯端末の読取専用メモリに記憶された固有情報を読み取って二次元バーコードを生成するため、その他の携帯端末に実装した二次元バーコード生成APで特殊情報を生成させてもICカード発行装置で復号される固有情報は上記その他の携帯端末の固有情報となってしまい、少なくともその固有情報に対応づけされている者が訪問予約をしていなければ、不正にICカードを発行されることはない。
また、訪問予約が受け入れられた場合に当該訪問予約者にその訪問予約の情報(訪問予約者によって異なる個別の情報)を送信するようにし、当該送信情報を含めて二次元バーコードを生成して当該送信情報も含めてICカード発行装置で個人認証を行なえば、当該訪問者が所定の訪問予約者であるか否かをより正確に判定できる。
また、携帯端末で二次元バーコードを生成する際に、携帯端末で打つ現在日時を含めて二次元バーコード情報を生成することにより、ICカード発行装置で携帯端末で二次元バーコードが生成された日時を認識することが可能となり、当該ICカード発行手続きの有効期間をその生成日時から数えて所定期間内に制限できる。このように構成すれば、例えば、携帯端末で二次元バーコードが生成されてその他の携帯端末にその二次元バーコードがコピーされ、その他の携帯端末でICカード発行処理が行なわれることを想定した場合、そのコピー等が行なえない期間内に上記有効期間を制限すれば、ICカードの不正発行を抑制する事が可能となる。
本発明の実施形態によるIDカード発行システムの全体概要図である。 実施例のICカード発行システムのシステム構成図の例である。 申請入力項目の一例である。 予約受付装置202の機能ブロック図である。 RDBの格納情報の項目例である。 携帯端末22の機能ブロック図である。 パスワード登録画面の一例である。 携帯端末22の画面フローの一例である。 二次元バーコード821の元情報の一例である。 ICカード発行装置203の機能ブロック図である。 ICカード204に記憶させる情報の項目例である。 本例のICカード発行システムを利用したICカード発行方法の全体フローの一例である。
符号の説明
1 IDカード発行システム
10 申請端末
11 予約受付装置
12 携帯端末
13 IDカード発行装置
14 IDカード
15 IDカード判別装置

Claims (11)

  1. 情報を格納した管理装置と携帯端末所持者にIDカードを発行するIDカード発行装置とが通信ネットワークを介して接続されてなるIDカード発行システムであって、
    前記携帯端末は、
    自機を一意に識別する自機識別情報から特殊情報を生成する特殊情報生成手段を有し、
    前記管理装置は、
    IDカード発行対象者の携帯端末の前記自機識別情報を管理する管理手段を有し、
    前記IDカード発行装置は、
    前記携帯端末で生成された特殊情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段で読み取られた特殊情報を該特殊情報が生成された携帯端末の自機識別情報に復号する復号手段と、
    前記管理装置で管理されている自機識別情報を前記通信ネットワークを介して読込み、前記復号手段で復号された自機識別情報が前記読み込まれた自機識別情報と一致しているか否かを比較する自動認証手段と、
    前記復号手段で復号された自機識別情報が前記読み込まれた自機識別情報と一致している場合にIDカードを自動発行する自動発行手段と、を有する、
    ことを特徴とするIDカード発行システム。
  2. 前記管理装置の管理手段は更に、
    前記IDカード発行対象者に対して承諾する承諾情報を該IDカード発行対象者の携帯端末の自機識別情報に対応付けて管理し、
    前記IDカード発行装置は、
    前記自機識別情報に対応づけされている前記承諾情報を前記通信ネットワークを介して前記管理装置から取得する取得手段を更に有し、
    前記自動発行手段は、
    前記IDカードを自動発行する際に、前記取得手段で取得した承諾情報を前記IDカードに書き込む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のIDカード発行システム。
  3. 前記承諾情報は、入室許可エリアの情報または入室許可期間の情報を少なくとも含んでいる、
    ことを特徴とする請求項2に記載のIDカード発行システム。
  4. 前記承諾情報は、該承諾情報を一意に識別する承諾情報識別情報を含み、
    前記管理装置は、
    前記IDカード発行対象者の携帯端末に通信ネットワークを介して前記承諾情報識別情報を送信する送信手段を更に有し、
    前記携帯端末は、
    前記管理装置から通信ネットワークを介して送信された前記承諾情報識別情報を受信する受信手段を更に備え、
    前記特殊情報生成手段は、前記受信手段で受信した承諾情報識別情報を更に含めて前記特殊情報を生成し、
    前記IDカード発行装置の復号手段は、
    前記読取手段で読み取られた特殊情報を該特殊情報が生成された携帯端末の自機識別情報及び該携帯端末で受信した承諾情報識別情報に復号し、
    前記自動認証手段は、承諾情報識別情報をキーに、該承諾情報識別情報に対応づけされている前記管理装置の自機識別情報を前記通信ネットワークを介して読込んで、前記復号手段で復号された自機識別情報が前記読み込まれた自機識別情報と一致しているか否かを比較する、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のIDカード発行システム。
  5. 前記携帯端末の特殊情報生成手段は更に、前記携帯端末で前記特殊情報を生成する際に該特殊情報の生成日時も該特殊情報に含め、
    前記IDカード発行装置の復号手段は、更に加えて、
    前記読取手段で読み取られた特殊情報を前記特殊情報の生成日時に復号し、
    前記IDカード発行装置の自動認証手段は更に、
    前記生成日時から所定期間が経過しているか否かを判定し、
    前記IDカード発行装置の自動発行手段は更に、
    前記生成日時から所定期間内であり且つ復号手段で復号された自機識別情報が前記読み込まれた自機識別情報と一致している場合にIDカードを自動発行する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載のIDカード発行システム。
  6. 前記携帯端末は、該携帯端末の所有者のパスワード認証を行なうパスワード認証手段を更に有し、
    前記特殊情報生成手段は、前記パスワード認証手段により前記携帯端末の所有者として認証された場合に前記特殊情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つに記載のIDカード発行システム。
  7. 前記携帯端末の特殊情報生成手段は、該携帯端末の読み出し専用メモリに登録されている自機識別情報から前記特殊情報を生成する、ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一つに記載のIDカード発行システム。
  8. 前記特殊情報は、二次元バーコード情報である、ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか一つに記載のIDカード発行システム。
  9. 携帯端末で実行可能なプログラムであって、
    所定のIDカード発行装置における読取り及び復号が可能な特殊情報を、自機を一意に識別する自機識別情報及び自機内でカウントする日時情報から生成する特殊情報生成機能を、
    携帯端末で実現するプログラム。
  10. 前記特殊情報生成機能は、
    読み出し専用メモリに登録されている前記自機識別情報を読み出して前記二次元バーコードを生成する、ことを特徴とする請求項9に記載のプログラム。
  11. IDカード発行対象者の携帯端末の自機識別情報を管理する管理装置と通信ネットワークを介して接続されるIDカード発行装置において行なわれる、携帯端末所持者にIDカードを発行する方法であって、
    前記携帯端末で生成された特殊情報を読み取り、
    前記読み取った特殊情報を該特殊情報が生成された携帯端末の自機識別情報に復号し、
    前記管理装置で管理されている自機識別情報を前記通信ネットワークを介して読込み、
    前記復号された自機識別情報が前記読み込まれた自機識別情報と一致しているか否かを比較し、
    前記復号された自機識別情報が前記読み込まれた自機識別情報と一致している場合にIDカードを自動発行する、
    ことを特徴とする携帯端末所持者にIDカードを発行する方法。
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