JP2021092888A - 決済装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】不正な決済を防止する決済装置を提供する。【解決手段】決済装置2000は、購入者10に関する識別情報20を取得する。また、記憶装置30から、取得した識別情報20とマッチする識別情報32に対応づけられている店舗特定情報34を取得する。そして、取得した店舗特定情報34によって特定される、決済が許可される店舗に、店舗が含まれているかを判定し、決済が許可されている場合、対象決済を実行する。店舗における決済が許可されていない場合、決対象決済を実行しない。【選択図】図1

Description

本発明は決済の制御に関する。
商品やサービスを購入する際、その代金を支払うための決済が行われる。例えば決済は、店舗に設置されている端末を利用して行われる。
ここで、クレジットカード等を利用した決済では、本人以外の第三者による不正な決済が行われる可能性がある。そのため、このような不正な決済を防止することが求められている。例えば特許文献1は、クレジットカードの利用者が持っている携帯端末の位置情報と、POS端末の位置情報とを照合し、これらが一致する場合にクレジットカードを利用できるようにするという技術を開示している。
特開2003−150883号公報
本発明者は、不正決済を防止するための新たな技術を見出した。本願発明の目的の一つは、不正決済を防止する新たな技術を提供することである。
本発明の決済装置は、1)人に関する識別情報と、決済を許可されている店舗を特定するための店舗特定情報とを対応づけて格納している記憶装置から、購入者に関する識別情報に対応づけられている店舗特定情報を取得する取得部と、2)取得した店舗特定情報を用いて、購入者が決済を行おうとしている店舗が、決済を許可されている店舗に含まれると判定される場合に、決済を実行する決済処理部と、を有する。
本発明の制御方法はコンピュータによって実行される。当該制御方法は、1)人に関する識別情報と、決済を許可されている店舗を特定するための店舗特定情報とを対応づけて格納している記憶装置から、購入者に関する識別情報に対応づけられている店舗特定情報を取得する取得ステップと、2)取得した店舗特定情報を用いて、購入者が決済を行おうとしている店舗が、決済を許可されている店舗に含まれると判定される場合に、決済を実行する決済処理ステップと、を有する。
本発明のプログラムは、本発明の制御方法が有する各ステップをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、不正決済を防止する新たな技術を提供することである。
実施形態1に係る決済装置の動作を概念的に例示する図である。 決済装置の機能構成を例示するブロック図である。 決済装置を実現するための計算機を例示する図である。 実施形態1の決済装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 決済装置の利用環境を例示する図である。 店舗における決済が許可されていないことを表すエラー通知を例示する図である。 有効期間を示すエラー通知を例示する図である。 実施形態2の決済装置の機能構成を例示するブロック図である。 実施形態2の決済装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、特に説明する場合を除き、各ブロック図において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。以下の説明において、特に説明しない限り、各種所定の値(閾値など)は、その値を利用する機能構成部からアクセス可能な記憶装置に予め記憶させておく。
[実施形態1]
<概要>
図1は、実施形態1に係る決済装置2000の動作を概念的に例示する図である。ここで、図1を用いて説明する決済装置2000の動作は、決済装置2000の理解を容易にするための例示であり、決済装置2000の動作を限定するものではない。決済装置2000の動作の詳細やバリエーションについては後述する。
決済装置2000は、店舗50における商品やサービス(以下、商品等)の購入に係る決済の実行(代金の支払い処理の実行)に利用される。決済装置2000を利用した決済では、店舗50における決済が許可されているか否かの判定が行われる。そして、店舗50における決済が許可されていたら、決済が実行される。
そのために、予め、決済を行う人やその人が決済に利用する媒体(以下、決済媒体)に対応づけて、決済が許可されている店舗を特定可能な情報が用意される。これらの対応付けは、記憶装置30に格納されている。記憶装置30は、識別情報32と店舗特定情報34とを対応づけて格納している。
識別情報32は、人又は決済媒体の識別情報である。人の識別情報は、例えば、その人が利用する決済サービスにおいてその人に割り当てられた識別番号である。決済媒体は、例えば、クレジットカードやデビットカードである。また、決済媒体の識別情報は、例えば、クレジットカードやデビットカードの識別番号である。店舗特定情報34は、決済が許可されている店舗を特定可能な情報である。例えば、店舗特定情報34は、決済が許可されている店舗の名称や、決済が許可されている店舗が含まれる地理的な範囲などを示す。
購入者10が商品等を購入するための決済(以下、対象決済)を行うに当たり、決済装置2000は、購入者10に関する識別情報20を取得する。識別情報20は、購入者10の識別情報や、購入者10が利用する決済媒体の識別情報である。決済装置2000は、記憶装置30から、識別情報20とマッチする識別情報32に対応づけられている店舗特定情報34(以下、識別情報20に対応する店舗特定情報34とも表記する)を取得する。
決済装置2000は、店舗特定情報34を用いて、店舗50における決済が許可されているか否かを判定する。店舗50における決済が許可されている場合、決済装置2000は、対象決済を実行する。一方、店舗50における決済が許可されていない場合、決済装置2000は、対象決済を実行しない。すなわち、購入者10による商品等の購入が許可されていない。ここで、「店舗50における決済が許可されている」とは、決済が許可されている店舗に店舗50が含まれるケースや、決済が許可されていない店舗に店舗50が含まれないケースなどである。
<作用効果の一例>
本実施形態によれば、購入者に関する識別情報である識別情報32に対応づけて、決済が許可されている店舗を特定可能な店舗特定情報34が定められている。決済装置2000は、対象決済を行う購入者10に関する識別情報20に対応する店舗特定情報34を取得し、それを用いることで、店舗50における決済が許可されているか否かを判定する。そして、店舗50における決済が許可されていない場合には、対象決済が実行されない。
このようにすることで、予め許可された店舗以外では、決済を実行できないようにすることができる。よって、決済の安全性を向上することができる。例えば、購入者10が利用する蓋然性が低い店舗で決済が行われようとしている場合、購入者10を装って第三者が決済を行おうとしている可能性がある。そこで、決済が許可されている店舗として、購入者10が利用する蓋然性が高い店舗のみを設定しておく。こうすることで、第三者による不正な決済を防止できる。また、決済装置2000には、購入者10の位置情報を必ずしも必要としないという利点もある。
以下、決済装置2000についてより詳細に説明する。
<機能構成の例>
図2は、決済装置2000の機能構成を例示するブロック図である。決済装置2000は、取得部2020、判定部2040、及び決済処理部2060を有する。取得部2020は、記憶装置30から、識別情報20とマッチする識別情報32に対応付けられている店舗特定情報34を取得する。判定部2040は、店舗特定情報34を用いて、店舗50における決済が許可されているか否かを判定する。決済処理部2060は、店舗50における決済が許可されている場合、対象決済を実行する。
<決済装置2000のハードウエア構成の例>
決済装置2000の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、決済装置2000の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図3は、決済装置2000を実現するための計算機1000を例示する図である。計算機1000は、任意の計算機である。例えば計算機1000は、PC(Personal Computer)やサーバマシンなどといった、据え置き型の計算機である。その他にも例えば、計算機1000は、スマートフォンやタブレット端末などといった可搬型の計算機である。
計算機1000は、決済装置2000を実現するために設計された専用の計算機であってもよいし、汎用の計算機であってもよい。後者の場合、例えば、計算機1000に対して所定のアプリケーションをインストールすることにより、計算機1000で、決済装置2000の各機能が実現される。上記アプリケーションは、決済装置2000の機能構成部を実現するためのプログラムで構成される。
計算機1000は、バス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージデバイス1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120を有する。バス1020は、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージデバイス1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1040などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ1040は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)などの種々のプロセッサである。メモリ1060は、RAM(Random Access Memory)などを用いて実現される主記憶装置である。ストレージデバイス1080は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又は ROM(Read Only Memory)などを用いて実現される補助記憶装置である。
入出力インタフェース1100は、計算機1000と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。例えば入出力インタフェース1100には、キーボードなどの入力装置や、ディスプレイ装置などの出力装置が接続される。
ネットワークインタフェース1120は、計算機1000を通信網に接続するためのインタフェースである。この通信網は、例えば LAN(Local Area Network)や WAN(Wide Area Network)である。
ストレージデバイス1080は、決済装置2000の各機能構成部を実現するプログラム(前述したアプリケーションを実現するプログラム)を記憶している。プロセッサ1040は、このプログラムをメモリ1060に読み出して実行することで、決済装置2000の各機能構成部を実現する。
<処理の流れ>
図4は、実施形態1の決済装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。取得部2020は購入者10に関する識別情報20を取得する(S102)。取得部2020は、記憶装置30から、識別情報20とマッチする識別情報32に対応づけられている店舗特定情報34を取得する(S104)。判定部2040は、店舗特定情報34を用いて、店舗50における決済が許可されているか否かを判定する(S106)。店舗50における決済が許可されている場合(S106:YES)、決済処理部2060は、対象決済を実行する(S108)。
店舗50における決済が許可されていない場合に決済装置2000が行う処理は任意である。例えば後述するように、決済装置2000は、エラー通知の出力などを行う。
<利用環境の一例>
決済装置2000に関する理解をより容易にするため、決済装置2000のより具体的な利用環境を例示する。ここで示す利用環境はあくまで例示であり、決済装置2000の利用環境はここで示す例に限定されない。
図5は、決済装置2000の利用環境を例示する図である。図5において、決済装置2000は、店舗50に設置されている店舗端末52として実現されている。店舗端末52は、いわゆるレジ端末である。店舗端末52には、購入者10の顔を撮像するためのカメラ54が設置されている。
商品を購入したい購入者10は、店舗端末52を利用する。店舗端末52では、商品をスキャンすることで、精算対象とする商品の登録が行われる。商品の登録を終えたら、対象決済(代金の支払い)が実行される。ただし、対象決済の実行前に、店舗端末52は、店舗50における決済が許可されているか否かを判定する。なお、この判定は、商品の登録を開始する前、商品の登録を行っている間、及び商品の登録を完了した後のいずれのタイミングで実行されてもよい。
店舗50における決済が許可されているか否かを判定するために、店舗端末52は、カメラ54によって生成された購入者10の顔画像を、識別情報20として取得する。さらに、店舗端末52は、識別情報20で記憶装置30を検索することで、識別情報20とマッチする識別情報32に対応する店舗特定情報34を取得する。そして、店舗端末52は、店舗特定情報34を利用して、店舗50における決済が許可されているか否かを判定する。
店舗50における決済が許可されている場合、対象決済が実行される。一方、店舗50における決済が許可されていない場合、店舗端末52に設けられているディスプレイ装置に、店舗50での決済が許可されていない旨を示すエラー画面が表示される。
前述したように、決済装置2000の利用環境はここで示した例に限定されない。例えば、「店舗特定情報34を取得し、店舗50における決済が許可されているか否かを判定する」という処理は、店舗端末52と通信可能に接続されているサーバマシンで行われてもよい。この場合、店舗端末52は、カメラ54から得られた購入者10の顔画像をサーバマシンに送信する。サーバマシンは、購入者10の顔画像を受信したことに応じ、店舗50における決済が許可されているか否かを判定し、その判定結果を店舗端末52に送信する。店舗端末52は、サーバマシンから受信した判定結果が、店舗50における決済が許可されていることを示している場合、対象決済を実行する。なお、サーバマシンは、店舗50の中に設置されてもよいし、店舗50の外に設置されてもよい。
<店舗特定情報34について>
店舗特定情報34は、店舗50における決済が許可されている店舗を特定可能な情報である。例えば店舗特定情報34は、店舗の名称や住所などのように、店舗を特定可能な情報を示す。なお、店舗の名称は、1つの店舗が特定される情報であってもよいし、店舗のグループが特定される情報であってもよい。例えば、Aスーパーという名称のスーパーが複数の店舗を有するとする。この場合、「AスーパーB支店」という名称は1つの店舗を特定可能な情報であり、「Aスーパー」という名称は店舗のグループが特定される情報である。
その他にも例えば、店舗特定情報34は、地理的な範囲(住所の一部や、GPS(Global Positioning System)座標系上の領域など)を示してもよい。この場合、店舗特定情報34によって示される地理的な範囲に含まれる1つ以上の店舗についてまとめて、決済の許可又は不許可が設定される。
購入者10が決済装置2000を利用するためには、購入者10についての店舗特定情報34を生成して、予め記憶装置30に格納しておく必要がある。以下、店舗特定情報34を記憶装置30に格納しておく方法について例示する。
例えば記憶装置30には、記憶装置30を管理するサーバ(以下、管理サーバ)を介して、情報が格納される。購入者10は、管理サーバを介し、事前に店舗特定情報34の登録(記憶装置30への格納)を行う。なお、管理サーバは、決済装置2000であってもよいし、決済装置2000以外の装置であってもよい。
管理サーバは、記憶装置30に店舗特定情報34を格納するためのインタフェースを提供する。例えばこのインタフェースは Web サイト(以下、管理サイト)である。購入者10は、管理サイトに対して必要な情報の入力を行うことで、店舗特定情報34の登録を行える。
購入者10が任意の端末を利用してこの管理サイトにアクセスすると、まずはログイン画面が表示される。ログイン画面に識別情報と認証情報(パスワードなど)を入力する。ここで入力される識別情報が、店舗特定情報34として扱われる。認証に成功すると、店舗特定情報34を入力するための入力画面が提供される。購入者10は、端末を操作して情報の入力を行うことで、店舗特定情報34の登録を行う。その結果、識別情報32と対応づけられた店舗特定情報34が、記憶装置30に格納される。なお、識別情報と認証情報は別個に用意される必要はなく、識別情報のみで認証が行われてもよい。例えば、識別情報として生体情報を利用する場合、生体情報で個人の識別と認証を行うことができる。
店舗特定情報34には、有効期間が対応づけられてもよい。この場合、取得部2020は、購入者10に関する識別情報20とマッチする識別情報32に対応づけられており、なおかつ、対応づけられている有効期間に現在時点が含まれる店舗特定情報34を取得する。
有効期間の指定方法は様々である。例えば有効期間は、「2019年10月20日10時から15時」のように、一度だけ適用される期間(繰り返されない期間)を表してもよい。その他にも例えば、有効期間は、「平日の8時から20時」のように、繰り返される期間を表してもよい。
店舗特定情報34に対応づけられる有効期間は、購入者10によって手動で設定されてもよいし、管理サーバによって自動的に設定されてもよい。前者の場合、前述した入力画面に、有効期間を入力するためのインタフェースも含めるようにする。後者の場合、例えば、店舗特定情報34に対応づける有効期間には、店舗特定情報34の登録時点から所定時間が経過するまでの期間(登録時点から1時間など)や、店舗特定情報34の登録時点を含む所定期間(登録時点を含む日など)が設定される。例えば有効期間が店舗特定情報34の登録後1時間である場合、購入者10は、決済が許可されている店舗として、1時間以内に行く予定がある店舗が含まれる店舗特定情報34を登録する。また、有効期間が店舗特定情報34を含む日である場合、購入者10は、決済が許可されている店舗として、その日に行く予定がある店舗が含まれる店舗特定情報34を登録する。
店舗特定情報34の登録は、購入者10以外の人によって行われてもよい。例えば、購入者10が子供である場合、購入者10の保護者によって店舗特定情報34の登録が行われうる。例えばこの場合、購入者10の保護者に関する識別情報を、購入者10に関する識別情報と対応づけて予め登録しておく。購入者10の保護者に関する識別情報でログインした場合、保護者には、自身についての店舗特定情報34だけでなく、購入者10についての店舗特定情報34を登録するためのインタフェースも提供される。なお、保護者はあくまで例示であり、購入者10についての店舗特定情報34を登録できる人物は、購入者10との対応付けが予め登録されている任意の人物でよい。
また、店舗特定情報34の登録は、管理サーバによって自動で行われてもよい。例えば店舗特定情報34は、購入者10のスケジュール情報や行動履歴に基づいて登録される。
購入者10のスケジュール情報を利用する場合、例えば管理サーバは、購入者10のスケジュール情報から、購入者10が行く予定の場所を抽出し、その場所やその場所までの経路を、決済が許可されている店舗を表す情報として示す、店舗特定情報34を登録する。この際、管理サーバは、当該店舗特定情報34の有効期間として、その場所へ行く予定になっている期間(スケジュール情報においてその場所を示すイベントに対応づけられている期間)や、その期間の前後に所定長の時間を加えた期間を設定してもよい。
購入者10の行動履歴を利用する場合、例えば管理サーバが、購入者10の行動履歴を表す情報(購入者10の位置情報の履歴など)を取得する。例えば管理サーバは、購入者10の行動履歴から購入者10が通過した場所を特定し、その場所を決済が許可されている店舗を表す情報として示す店舗特定情報34を登録する。その他にも例えば、管理サーバは、購入者10の行動履歴から、購入者10が滞在した場所(例えば所定時間以上留まった場所)を特定し、その場所を決済が許可されている店舗を表す情報として示す店舗特定情報34を登録する。
なお、管理サーバが購入者10のスケジュール情報や行動履歴を取得する方法は任意である。例えば、購入者10は、予め管理サーバにアクセスして、自身のスケジュール情報や行動履歴へのアクセス権を管理サーバに与えておく。その他にも例えば、購入者10の携帯端末が定期的に管理サーバと通信して、スケジュール情報や行動履歴を管理サーバに提供してもよい。
<識別情報20の取得:S102>
取得部2020は、購入者10に関する識別情報20を取得する(S102)。識別情報20は、購入者10を特定できる種々の情報である。例えば購入者10の識別情報は、決済に利用される種々の決済媒体(携帯端末、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、ポイントカード、又は会員カードなど)の識別番号や、購入者10の携帯端末で利用可能な決済サービスにおいて購入者10に割り与えられている識別情報などである。その他にも例えば、識別情報20として、購入者10の生体情報が利用されてもよい。購入者10の生体情報としては、例えば、購入者10の顔、虹彩、指紋又は静脈などといた、購入者10の特徴を表す画像(以下、特徴画像)を利用することができる。
取得部2020が識別情報20を取得する方法は様々である。例えば識別情報20が決済媒体の識別情報である場合、取得部2020は、その決済媒体から識別情報20を取得する。決済媒体がカードであれば、そのカードから識別情報を読み取り可能なカードリーダを利用することで、そのカードの識別情報が取得される。また、決済媒体が携帯端末であれば、その携帯端末から識別情報を受信することで、その携帯端末の識別情報が取得される。
購入者10の識別情報が決済サービスで購入者10に割り当てられている場合、例えば識別情報20は、決済サービスを利用するためのアプリケーションから決済装置2000へ提供される。当該アプリケーションは、購入者10の携帯端末に予めインストールしておく。
識別情報20が生体情報である場合、生体情報を得るための種々の方法を利用できる。例えば識別情報20が特徴画像であれば、店舗50に設置されたカメラを利用して購入者10の特徴画像を得ることにより、識別情報20を取得することができる。
<店舗特定情報34の取得:S104>
取得部2020は、記憶装置30から、購入者10に関する識別情報20とマッチする識別情報32に対応づけられている店舗特定情報34を取得する。ここで、取得部2020は、記憶装置30に直接アクセスして店舗特定情報34を取得してもよいし、他の装置(例えば前述した管理サーバ)を介して店舗特定情報34を取得してもよい。
なお、識別情報20とマッチしている識別情報32を特定する方法には、既存の手法を利用することができる。例えば識別情報20が文字列(識別番号など)である場合、取得部2020は、識別情報20と一致する識別情報32を、識別情報20とマッチする識別情報32として特定する。その他にも例えば、識別情報20が特徴画像などの生体情報である場合、取得部2020は、記憶装置30に格納されている識別情報32のうち、識別情報20との類似度合いが高い(類似度が所定値以上)である識別情報32を、識別情報20とマッチする識別情報32として特定する。
<決済が許可されているか否かの判定:S106>
判定部2040は、店舗特定情報34を用いて、店舗50における決済が許可されているか否かを判定する(S106)。そのために、判定部2040は、店舗50が、店舗特定情報34によって特定できる「決済が許可されている店舗」に含まれるか否かを判定する。ここで、前述したように、店舗特定情報34は、決済が許可されている店舗を表す情報であってもよいし、決済が許可されていない店舗を表す情報であってもよい。
決済が許可されている店舗が店舗特定情報34によって表されるとする。この場合、判定部2040は、店舗50が、店舗特定情報34によって表される店舗に含まれれば、店舗50における決済が許可されていると判定する。また、判定部2040は、店舗50が、店舗特定情報34によって表される店舗に含まれなければ、店舗50における決済が許可されていないと判定する。
一方、決済が許可されていない店舗が店舗特定情報34によって表されるとする。この場合、判定部2040は、店舗50が、店舗特定情報34によって表される店舗に含まれれば、店舗50における決済が許可されていないと判定する。また、判定部2040は、店舗50が、店舗特定情報34によって表される店舗に含まれなければ、店舗50における決済が許可されていると判定する。
ここで、「店舗50が、店舗特定情報34によって表される店舗に含まれるか否か」を判定する具体的な方法を説明する。例えば店舗特定情報34が、店舗の名称(前述したようにグループの名称でもよい)を1つ以上示すとする。この場合、「店舗50が、店舗特定情報34によって表される店舗に含まれるか否か」の判定は、「店舗50の名称が店舗特定情報34によって示されているか否か」を判定することで実現される。
その他にも例えば、店舗特定情報34が、決済が許可されている地理的な範囲を示すとする。この場合、「店舗50が、店舗特定情報34によって表される店舗に含まれるか否か」の判定は、「店舗50の位置が、店舗特定情報34によって示されている地理的な範囲に含まれるか否か」を判定することで実現される。地理的な範囲が住所で表される場合、判定部2040は、店舗50の住所を取得し、その住所で特定される位置が、店舗特定情報34が示す住所で特定される範囲に含まれるか否かを判定する。地理的な範囲が GPS 座標系における領域で表される場合、判定部2040は、店舗50の位置に対応する GPS 座標を取得し、その GPS 座標が、店舗特定情報34が示す領域に含まれるか否かを判定する。なお、地理的な位置を表すための座標系は、GPS 座標系に限定されず、任意の座標系を利用することができる。
なお、判定部2040が店舗50の位置を特定する方法は様々である。例えば、店舗50の住所や GPS 座標を示す情報を、判定部2040からアクセス可能な記憶装置に予め格納しておく。この場合、判定部2040は、この記憶装置から、店舗50の位置を示す情報を取得する。
その他にも例えば、判定部2040は、購入者10の現在位置を予測し、購入者10の現在位置を、店舗50の位置として利用してもよい。例えば購入者10の現在位置は、購入者10の携帯端末の位置情報を利用して予測される。その他にも例えば、購入者10の現在位置は、購入者10が所有する車や購入者10が借りたレンタカーの移動履歴を利用したり、監視カメラ等のカメラから得られる購入者10の移動履歴を利用したりして予測されてもよい。
その他にも例えば、購入者10の自宅や勤務先などといった特定の場所の位置を、店舗50の位置とみなして利用してもよい。
<決済の実行:S108>
決済処理部2060は、店舗50における決済が許可されていると判定された場合、対象決済を実行する。一方、店舗50における決済が許可されていないと判定された場合、決済処理部2060は、対象決済を実行しない。なお、決済を実行する具体的な処理には、既存の処理を利用することができる。
<<その他の条件>>
なお、「店舗50における決済が許可されている」という条件は、決済処理部2060が対象決済を行うための必要条件であればよく、その他の条件がさらに考慮されてもよい。例えば決済処理部2060は、購入者10が店舗50にいることを確認し、購入者10が店舗50にいる場合にのみ、対象決済を実行するようにしてもよい。例えば決済処理部2060は、「購入者10の位置情報(例えば購入者10の携帯端末の位置情報)が店舗50の位置情報と一致する」という条件や、「購入者10の位置が店舗50の内部に含まれる」という条件が満たされる場合に、「購入者10が店舗50にいる」と判定する。
<結果の表示>
店舗50における決済が許可されていないと判定された場合、決済装置2000は、その旨を表す情報を、店舗50の店員や購入者10に対して提供することが好ましい。図6は、店舗50における決済が許可されていないことを表すエラー通知を例示する図である。このエラー通知は、例えば、購入者10や店員が閲覧可能なディスプレイ装置に表示される。
ここで、店舗特定情報34に有効期間が対応づけられる場合、現在は店舗50における決済が許可されていないものの、他の時間であれば、店舗50における決済が許可されているケースがある。この場合、エラー通知には、有効期間や有効な時間帯がさらに示されてもよい。図7は、有効期間を示すエラー通知を例示する図である。
また、決済装置2000は、決済を実行した場合にも、種々の出力を行ってよい。例えば決済装置2000は、決済が正常に完了した旨の通知を出力する。この通知は、例えば前述したエラー通知と同様に、ディスプレイ装置に表示される。
[実施形態2]
図8は、実施形態2の決済装置2000の機能構成を例示するブロック図である。以下で説明する点を除き、実施形態2の決済装置2000は、実施形態1の決済装置2000と同様の機能を有する。
本実施形態の決済装置2000では、対象決済を実行するためには、購入者10についての認証が必要となる。そのために、決済装置2000は、認証部2080を有する。
認証部2080は、購入者10の認証情報を取得する。認証情報は、認証に利用できる任意の情報である。例えば認証情報には、前述した特徴画像やパスワードなどを利用することができる。
認証部2080は、判定部2040によって、店舗50における決済が許可されていると判定された場合のみ、購入者10の認証情報を利用した認証を行う。実施形態2の決済処理部2060は、認証に成功した場合に、対象決済を実行する。
購入者10の認証は、認証情報記憶装置に格納されている情報を利用して行われる。認証情報記憶装置には、認証情報が格納している。ここで、記憶装置に格納されている認証情報を利用して認証を行う技術には、既存の技術を利用することができる。
例えば認証情報記憶装置は、人の識別情報とその人の認証情報とを対応づけて格納している。この場合、認証部2080は、識別情報20と購入者10の認証情報とのペアにマッチするペアが、認証情報記憶装置に格納されているか否かを判定する。識別情報20と購入者10の認証情報とのペアにマッチするペアが格納されている場合、認証部2080は、認証に成功したと判定する。一方、識別情報20と購入者10の認証情報とのペアにマッチするペアが格納されていない場合、認証部2080は、認証に失敗したと判定する。
認証には、識別情報と認証情報のペアではなく、認証情報のみが利用されてもよい。この場合、認証部2080は、購入者10の認証情報にマッチする認証情報が認証情報記憶装置に格納されているか否かを判定する。購入者10の認証情報にマッチする認証情報が格納されている場合、認証部2080は、認証に成功したと判定する。一方、購入者10の認証情報にマッチする認証情報が格納されていない場合、認証部2080は、認証に失敗したと判定する。
なお、購入者10の認証情報を取得するタイミングは、判定部2040による判定の前であってもよいし、後であってもよい。なお、購入者10の認証情報を取得する方法には、その認証情報の種類に応じた既存の方法を利用することができる。
また、購入者10の認証情報として、識別情報20が利用されてもよい。この場合、認証部2080は、取得部2020によって取得された識別情報20を、認証情報として取得する。
<作用効果の一例>
認証情報記憶装置に格納されている購入者10の認証情報は、購入者10の重要な個人情報の1つであると言える。このような重要な個人情報は、慎重に取り扱う必要がある。
ここで、決済装置2000では、店舗50における決済が許可されていないと判定された場合には、たとえ購入者10の認証に成功したとしても、対象決済が実行されない。そのため、店舗50における決済が許可されていないと判定された場合には、購入者10の認証を行わなくてもよいと言える。
そこで、本実施形態の決済装置2000では、店舗50における決済が許可されている場合のみ、購入者10の認証が行われる(すなわち、認証情報記憶装置に格納されている情報が参照される)。このようにすることで、個人情報へのアクセスを極力減らすことができるため、個人情報をより慎重に取り扱うことができるようになる。すなわち、個人のプライバシーの保護をより十分に行うことができる。
<処理の流れ>
図9は、実施形態2の決済装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。判定部2040によって、店舗50における決済が許可されていると判定された場合(S106:YES)、認証部2080は、購入者10の認証情報を用いて、購入者10の認証を行う(S202)。購入者10の認証に成功した場合(S204:YES)、決済処理部2060は対象決済を実行する。
認証に失敗した場合(S204:NO)に決済装置2000が行う処理には、様々な処理を採用できる。例えば決済装置2000は、認証に失敗したことを示すエラー通知を出力する。エラー通知の出力先は、例えば、決済装置2000に接続されているディスプレイ装置や、購入者10の携帯端末などである。
<ハードウエア構成の例>
実施形態2の決済装置2000のハードウエア構成は、実施形態1の決済装置2000のハードウエア構成と同様に、例えば図3で表される。ただし、実施形態2のストレージデバイス1080には、実施形態2の決済装置2000の機能を実現するためのプログラムが含まれる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
1. 人に関する識別情報と、決済を許可されている店舗を特定するための店舗特定情報とを対応づけて格納している記憶装置から、購入者に関する識別情報に対応づけられている前記店舗特定情報を取得する取得部と、
前記取得した店舗特定情報を用いて、前記購入者が決済を行おうとしている店舗が、決済を許可されている店舗に含まれると判定される場合に、前記決済を実行する決済処理部と、を有する、決済装置。
2. 前記店舗特定情報は、決済が許可されている店舗と、決済が許可されていない店舗とのうち、少なくとも一方を示す、1.に記載の決済装置。
3. 前記店舗特定情報は、店舗の名称、店舗のグループの名称、又は地理的な範囲を表す情報である、2.に記載の決済装置。
4. 前記店舗特定情報は、前記購入者のスケジュール情報に示されている、前記購入者が利用する予定の場所を示す、2.又は3.に記載の決済装置。
5. 前記店舗特定情報は、前記購入者の行動履歴に示されている、前記購入者が通過又は滞在した場所を示す、2.又は3.に記載の決済装置。
6. 前記店舗特定情報は、その店舗特定情報が有効期間と対応づけられており、
前記取得部は、前記購入者の識別情報とマッチする識別情報と対応づけられている前記店舗特定情報のうち、有効期間に現在時刻が含まれる店舗特定情報を取得する、2.又は3.に記載の決済装置。
7. 前記購入者の認証を行う認証部を有し、
前記決済処理部は、前記購入者の認証に成功した場合に、前記決済を実行し、
前記認証部は、前記店舗における決済が許可されていると判定された場合に、前記認証を行う、1.から6いずれか一つに記載の決済装置。
8. コンピュータによって実行される制御方法であって、
人に関する識別情報と、決済を許可されている店舗を特定するための店舗特定情報とを対応づけて格納している記憶装置から、購入者に関する識別情報に対応づけられている前記店舗特定情報を取得する取得ステップと、
前記取得した店舗特定情報を用いて、前記購入者が決済を行おうとしている店舗が、決済を許可されている店舗に含まれると判定される場合に、前記決済を実行する決済処理ステップと、を有する、制御方法。
9. 前記店舗特定情報は、決済が許可されている店舗と、決済が許可されていない店舗とのうち、少なくとも一方を示す、8.に記載の制御方法。
10. 前記店舗特定情報は、店舗の名称、店舗のグループの名称、又は地理的な範囲を表す情報である、9.に記載の制御方法。
11. 前記店舗特定情報は、前記購入者のスケジュール情報に示されている、前記購入者が利用する予定の場所を示す、9.又は10.に記載の制御方法。
12. 前記店舗特定情報は、前記購入者の行動履歴に示されている、前記購入者が通過又は滞在した場所を示す、9.又は10.に記載の制御方法。
13. 前記店舗特定情報は、その店舗特定情報が有効期間と対応づけられており、
前記取得ステップにおいて、前記購入者の識別情報とマッチする識別情報と対応づけられている前記店舗特定情報のうち、有効期間に現在時刻が含まれる店舗特定情報を取得する、9.又は10.に記載の制御方法。
14. 前記購入者の認証を行う認証ステップを有し、
前記決済処理ステップにおいて、前記購入者の認証に成功した場合に、前記決済を実行し、
前記認証ステップにおいて、前記店舗における決済が許可されていると判定された場合に、前記認証を行う、8.から13いずれか一つに記載の制御方法。
15. 8.から14いずれか一つに記載の制御方法をコンピュータに実行させるプログラム。
16. 第1装置と第2装置を有するシステムであって、
前記第1装置は、
人に関する識別情報と、決済を許可されている店舗を特定するための店舗特定情報とを対応づけて格納している記憶装置から、購入者に関する識別情報に対応づけられている前記店舗特定情報を取得する取得部と、
前記取得した店舗特定情報を用いて、前記購入者が決済を行おうとしている店舗が、決済を許可されている店舗に含まれるか否かを判定する判定部と、を有し、
前記第2装置は、前記判定部によって、前記購入者が決済を行おうとしている店舗が、決済を許可されている店舗に含まれると判定された場合に、前記決済を実行する決済処理部を有する、システム。
17. 前記店舗特定情報は、決済が許可されている店舗と、決済が許可されていない店舗とのうち、少なくとも一方を示す、16.に記載のシステム。
18. 前記店舗特定情報は、店舗の名称、店舗のグループの名称、又は地理的な範囲を表す情報である、17.に記載のシステム。
19. 前記店舗特定情報は、前記購入者のスケジュール情報に示されている、前記購入者が利用する予定の場所を示す、17.又は18.に記載のシステム。
20. 前記店舗特定情報は、前記購入者の行動履歴に示されている、前記購入者が通過又は滞在した場所を示す、17.又は18.に記載のシステム。
21. 前記店舗特定情報は、その店舗特定情報が有効期間と対応づけられており、
前記取得部は、前記購入者の識別情報とマッチする識別情報と対応づけられている前記店舗特定情報のうち、有効期間に現在時刻が含まれる店舗特定情報を取得する、17.又は18.に記載のシステム。
22. 前記第2装置は、前記購入者の認証を行う認証部を有し、
前記決済処理部は、前記購入者の認証に成功した場合に、前記決済を実行し、
前記認証部は、前記店舗における決済が許可されていると判定された場合に、前記認証を行う、16.から21いずれか一つに記載のシステム。
10 購入者
20 識別情報
30 記憶装置
32 識別情報
34 店舗特定情報
50 店舗
52 店舗端末
54 カメラ
1000 計算機
1020 バス
1040 プロセッサ
1060 メモリ
1080 ストレージデバイス
1100 入出力インタフェース
1120 ネットワークインタフェース
2000 決済装置
2020 取得部
2040 判定部
2060 決済処理部
2080 認証部

Claims (10)

  1. 人に関する識別情報と、決済を許可されている店舗を特定するための店舗特定情報とを対応づけて格納している記憶装置から、購入者に関する識別情報に対応づけられている前記店舗特定情報を取得する取得部と、
    前記取得した店舗特定情報を用いて、前記購入者が決済を行おうとしている店舗が、決済を許可されている店舗に含まれると判定される場合に、前記決済を実行する決済処理部と、を有する決済装置。
  2. 前記店舗特定情報は、決済が許可されている店舗と、決済が許可されていない店舗とのうち、少なくとも一方を示す、請求項1に記載の決済装置。
  3. 前記店舗特定情報が示す場所は、店舗の名称、店舗のグループの名称、又は地理的な範囲を表す情報である、請求項2に記載の決済装置。
  4. 前記店舗特定情報は、前記購入者のスケジュール情報に示されている、前記購入者が利用する予定の場所を示す、請求項2又は3に記載の決済装置。
  5. 前記店舗特定情報は、前記購入者の行動履歴に示されている、前記購入者が通過又は滞在した場所を示す、請求項2又は3に記載の決済装置。
  6. 前記店舗特定情報は、その店舗特定情報が有効期間と対応づけられており、
    前記取得部は、前記購入者の識別情報とマッチする識別情報と対応づけられている前記店舗特定情報のうち、有効期間に現在時刻が含まれる店舗特定情報を取得する、請求項2又は3に記載の決済装置。
  7. 前記購入者の認証を行う認証部を有し、
    前記決済処理部は、前記購入者の認証に成功した場合に、前記決済を実行し、
    前記認証部は、前記店舗における決済が許可されていると判定された場合に、前記認証を行う、請求項1から6いずれか一項に記載の決済装置。
  8. コンピュータによって実行される制御方法であって、
    人に関する識別情報と、決済を許可されている店舗を特定するための店舗特定情報とを対応づけて格納している記憶装置から、購入者に関する識別情報に対応づけられている前記店舗特定情報を取得する取得ステップと、
    前記取得した店舗特定情報を用いて、前記購入者が決済を行おうとしている店舗が、決済を許可されている店舗に含まれると判定される場合に、前記決済を実行する決済処理ステップと、を有する制御方法。
  9. 請求項8に記載の制御方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  10. 第1装置と第2装置を有するシステムであって、
    前記第1装置は、
    人に関する識別情報と、決済を許可されている店舗を特定するための店舗特定情報とを対応づけて格納している記憶装置から、購入者に関する識別情報に対応づけられている前記店舗特定情報を取得する取得部と、
    前記取得した店舗特定情報を用いて、前記購入者が決済を行おうとしている店舗が、決済を許可されている店舗に含まれるか否かを判定する判定部と、を有し、
    前記第2装置は、前記判定部によって、前記購入者が決済を行おうとしている店舗が、決済を許可されている店舗に含まれると判定された場合に、前記決済を実行する決済処理部を有する、システム。
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