JP2019159795A - 自動改札機、改札処理方法、及びプログラム - Google Patents

自動改札機、改札処理方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019159795A
JP2019159795A JP2018045571A JP2018045571A JP2019159795A JP 2019159795 A JP2019159795 A JP 2019159795A JP 2018045571 A JP2018045571 A JP 2018045571A JP 2018045571 A JP2018045571 A JP 2018045571A JP 2019159795 A JP2019159795 A JP 2019159795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ticket
authenticated
information
face
person
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018045571A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6927099B2 (ja
Inventor
紘史 峯村
Hiroshi Minemura
紘史 峯村
昌平 西本
Shohei Nishimoto
昌平 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2018045571A priority Critical patent/JP6927099B2/ja
Publication of JP2019159795A publication Critical patent/JP2019159795A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6927099B2 publication Critical patent/JP6927099B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

【課題】顔情報を事前登録した利用者であっても改札処理において券媒体を利用することが可能な自動改札機、改札処理方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】自動改札機1は、被認証者の顔情報を取得する顔情報取得部18と、前記顔情報と予め登録された前記被認証者の顔情報とに基づいて前記被認証者を認証するか否かを決定する顔認証処理部113と、顔情報取得部18により前記顔情報が取得された後に前記被認証者のIC乗車券のIC乗車券情報を取得することが可能な読取処理部111と、前記IC乗車券情報に基づいて前記IC乗車券を認証するか否かを決定する媒体認証処理部112と、顔情報取得部18により前記顔情報が取得された後に前記IC乗車券が認証された場合に前記被認証者が改札通路を通行することを許可する通行制御部115と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、取得した被認証者の顔情報に基づいて被認証者を認証する機能を備える自動改札機、改札処理方法、プログラムに関する。
従来、カメラなどによって取得した利用者の顔画像と、予め登録された利用者の認証用情報とに基づいて、利用者を認証する顔認証機能が知られている。前記顔認証機能は、利用者の顔画像から抽出した特徴量と登録済みの認証用情報とを照合し、その一致度が基準値以上である場合に、利用者を認証する。前記顔認証機能を用いた従来技術として、例えば、有料施設を利用する利用者の顔データを顔照合データとして予め登録しておき、施設の利用時に取得した利用者の顔データと、前記顔照合データとを照合する機能を備える自動改札機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。前記自動改札機では、顔データの照合結果と、前記利用者の所持する利用媒体を判別する利用媒体判別手段の判別結果とに基づいて、有料施設への通行可否を制御する。
特開2005−135059号公報
上述のような顔認証機能を備える自動改札機は、今後、駅の改札口に設置されることが予想される。一般的に、駅の改札口に設置される従来の自動改札機では、当該自動改札機を利用する利用者は、磁気乗車券、IC乗車券、QR乗車券など様々な券媒体を使用する。このため、従来の自動改札機は、様々な券媒体に対して改札処理を行うことが可能な構成を備えている。このような従来の自動改札機に、上述の顔認証機能を付加した場合、以下の問題が生じる場合がある。
例えば、事前に顔情報を登録して、改札処理の際に顔認証処理を行うことを承諾している利用者が、IC乗車券などの券媒体により改札処理を行うことを希望する場合がある。これは例えば、利用者が、IC乗車券にチャージされている金額を使用したい場合や、IC定期券を所有しており当該IC定期券を使用したい場合や、事前に購入した磁気回数券を使用したい場合などである。このような場合、利用者が券媒体を自動改札機において使用する前に、当該自動改札機において顔認証処理が行われてしまうと、利用者は券媒体を利用できなくなる。
本発明の目的は、顔情報を事前登録した利用者であっても改札処理において券媒体を利用することが可能な自動改札機、改札処理方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明の一の局面に係る自動改札機は、被認証者の顔情報に基づいて前記被認証者を認証するか否かを決定する顔認証処理に用いられる前記被認証者の顔情報を取得する顔情報取得部と、前記顔情報取得部により前記顔情報が取得された後に、前記被認証者が利用する券媒体の券情報を取得することが可能な券情報取得部と、前記顔情報取得部により前記顔情報が取得された後に前記券情報取得部により取得された前記券情報に基づいて、前記券媒体を認証するか否かを決定する媒体認証処理を実行することが可能な媒体認証処理部と、前記顔情報取得部により前記顔情報が取得された後に前記媒体認証処理により前記券媒体が認証された場合に、前記被認証者が改札通路を通行することを許可する通行制御部と、を備える。
本発明の他の局面に係る自動改札機は、被認証者の顔情報に基づいて前記被認証者を認証するか否かを決定する顔認証処理に用いられる前記被認証者の顔情報を取得する顔情報取得部と、前記被認証者が利用する券媒体の券情報を取得する券情報取得部と、前記券情報取得部により取得された前記券情報に基づいて、前記券媒体を認証するか否かを決定する媒体認証処理を実行する媒体認証処理部と、前記被認証者の動作情報を取得する動作情報取得部と、前記動作情報取得部により取得された前記動作情報から特定される前記被認証者の動作が、前記券媒体の利用を表す動作であると判定された場合に、前記媒体認証処理の認証結果に基づいて、前記被認証者が改札通路を通行することを許可するか又は禁止するかを決定する一方、前記動作情報取得部により取得された前記動作情報から特定される前記被認証者の動作が、前記券媒体の利用を表す動作でないと判定された場合に、前記顔認証処理の認証結果に基づいて、前記被認証者が改札通路を通行することを許可するか又は禁止するかを決定する通行制御部と、を備える。
本発明の他の局面に係る改札処理方法は、被認証者の顔情報に基づいて前記被認証者を認証するか否かを決定する顔認証処理に用いられる前記被認証者の顔情報を取得するステップと、前記顔情報が取得された後に、前記被認証者が利用する券媒体の券情報を取得することが可能なステップと、前記顔情報が取得された後に取得された前記券情報に基づいて、前記券媒体を認証するか否かを決定する媒体認証処理を実行することが可能なステップと、前記顔情報が取得された後に前記媒体認証処理により前記券媒体が認証された場合に、前記被認証者が改札通路を通行することを許可するステップと、を含む。
本発明の他の局面に係るプログラムは、被認証者の顔情報に基づいて前記被認証者を認証するか否かを決定する顔認証処理に用いられる前記被認証者の顔情報を取得するステップと、前記顔情報が取得された後に、前記被認証者が利用する券媒体の券情報を取得することが可能なステップと、前記顔情報が取得された後に取得された前記券情報に基づいて、前記券媒体を認証するか否かを決定する媒体認証処理を実行することが可能なステップと、前記顔情報が取得された後に前記媒体認証処理により前記券媒体が認証された場合に、前記被認証者が改札通路を通行することを許可するステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、顔情報を事前登録した利用者であっても改札処理において券媒体を利用することが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る駅務システムのネットワーク構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る駅務システムの各装置の構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る自動改札機の構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の実施形態に係る自動改札機の一例を示す斜視図である。 図5は、本発明の実施形態に係る駅務システムの登録端末装置で実行される顔情報登録処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施形態に係る自動改札機で実行される改札処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施形態に係る自動改札機で実行される改札処理の他の例を示すフローチャートである。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[駅務システム100]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る駅務システム100は、自動改札機1(本発明の自動改札機の一例)、登録端末装置2、駅サーバー3、及び、センター装置4を含む。なお、図1では、二つの駅8(8A,8B)を示しており、その他の駅についての図示を省略している。各駅8には、複数の自動改札機1、登録端末装置2、駅サーバー3、券売機(不図示)、精算機(不図示)、及び、駅員が使用する駅員端末(不図示)等の駅務機器が設置されている。これら駅務機器は、LAN等のネットワークN1を介して駅サーバー3に接続されている。また、各駅8の駅サーバー3は、専用回線、公衆回線等のネットワークN2を介して、鉄道事業者(鉄道会社)のセンター装置4に接続されている。
自動改札機1は、駅8の改札口に設置されている。自動改札機1は、前記改札口から駅構内に入場する利用者に対して改札処理(入場改札処理)を行う入場用自動改札機としての役割と、駅構内から前記改札口の外側へ出場する利用者に対して改札処理(出場改札処理)を行う出場用自動改札機としての役割と、を担う。
自動改札機1には、自動改札機1の改札通路6(図4参照)を通行しようとする利用者(被認証者)の顔情報を取得して、当該顔情報を用いて利用者を認証する顔認証機能と、前記利用者が券媒体(例えば、IC乗車券)を使用した場合に当該券媒体の券情報を用いて券媒体を認証する媒体認証機能とが備えられている。自動改札機1は、前記顔認証機能による認証結果と、媒体認証機能による認証結果とに基づいて、ゲート15を開放して改札通路6の通行を許可したり、ゲート15を閉鎖して改札通路6の通行を禁止したりする。自動改札機1には、顔認証機能に加えて、指紋、掌紋、指又は掌の静脈パターンなどを用いて利用者を認証する認証機能が備えられてもよい。
登録端末装置2は、駅8の改札口や駅務室の付近に設置されている。登録端末装置2は、自動改札機1で用いられる利用者の顔情報を登録する。例えば、駅務システム100の利用を許可された利用者が、登録端末装置2を操作して利用者のユーザーIDを入力すると、登録端末装置2は、ユーザーIDに対応した登録画面を表示し、前記登録画面において利用者から顔情報が入力されると、後述の自動改札機1で実行される顔認証処理に用いられる認証用データ(認証用情報)を前記顔情報から作成し、ユーザーIDに対応させて登録する。前記顔情報としては、利用者の顔のパーツ(目、鼻、口、顎、頬骨など)の相対位置、大きさ、形の特徴量などが適用可能である。
なお、登録端末装置2は、独立した端末装置として設置されたものに限られず、例えば、顔情報を登録する登録機能が前記券売機、前記精算機、前記駅員端末などに搭載されたものであってもよい。また、登録端末装置2は、駅8に設置されたものに限られない。例えば、登録端末装置2は、インターネット経由でセンター装置4又は駅サーバー3にデータ通信可能に接続された情報処理装置であってもよい。
以下、駅務システム100を構成する自動改札機1、登録端末装置2、駅サーバー3、及び、センター装置4の具体的な構成について説明する。
[登録端末装置2]
登録端末装置2は、駅8の改札口、駅務室などの付近に設置されるものであり、図2に示すように、制御部21と、操作入力部22と、表示部23と、記憶部24と、顔情報取得部25と、通信部26とを備えている。
通信部26は、登録端末装置2を有線又は無線でネットワークN1に接続し、ネットワークN1を介して駅サーバー3などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作入力部22は、利用者の操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどのユーザーインターフェースである。利用者は、操作入力部22を操作することにより、登録端末装置2において、自分自身の顔情報の登録作業を行う。
表示部23は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどディスプレイ装置である。表示部23の画面には、操作入力部22から入力された情報、顔情報取得部25によって取得された情報などが表示される。
記憶部24は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などを含む不揮発性の記憶媒体である。記憶部24には、制御部21に各種処理を実行させるための制御プログラム、自動改札機1で実行される顔認証処理に用いられる認証用データなどが記憶される。
顔情報取得部25は、顔情報を登録しようとする登録者の顔情報を取得する。例えば、顔情報取得部25は、登録者の顔画像をデジタルカメラなどの撮像部によって取得し、取得した顔画像から顔の特徴量(顔情報の一例)を抽出してデータ化する。
顔情報取得部25によって登録者の顔情報が取得されると、その取得された顔情報(以下「認証用顔情報」と称することがある。)と登録者のユーザーIDとが対応付けられた認証用データが生成され、当該認証用データが、駅サーバー3、自動改札機1、センター装置4などに送信される。また、前記認証用データが、センター装置4から他の駅8の駅サーバー3及び自動改札機1に送信される。前記認証用データを受信した各装置は、その認証用データを保存(記憶)する。
制御部21は、登録端末装置2の各部の動作を制御する。制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶媒体である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶媒体であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリ(作業領域)として使用される。制御部21は、前記ROM又は記憶部24に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより登録端末装置2を制御する。
図2に示すように、制御部21は、受付処理部211、認証用データ生成部212、データ送信部213などの各種の処理部を含む。制御部21は、前記CPUで前記制御プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記制御プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
受付処理部211は、操作入力部22から入力された情報を取得し、当該情報に応じた処理を実行する。例えば、受付処理部211は、操作入力部22から顔情報の登録指示が入力されると、登録指示とともに入力された登録者のユーザーIDに対応した登録画面を表示する。
認証用データ生成部212は、顔情報取得部25によって取得された顔情報と、入力された登録者のユーザーIDと、登録日時とが対応付けられた認証用データを生成する。生成された認証用データは、自動改札機1で実行される顔認証処理に用いられる。前記認証用データは、記憶部24に記憶される。また、生成された前記認証用データは、駅サーバー3、自動改札機1、センター装置4などに送信され、さらに、センター装置4から他の駅8の駅サーバー3及び自動改札機1に送信される。
データ送信部213は、ネットワークN1,N2を通じて各種情報を送信する。データ送信部213は、認証用データ生成部212によって前記認証用データが生成されると、当該認証用データを駅サーバー3、自動改札機1などに送信する。
[駅サーバー3]
駅サーバー3は、駅務室などに設置されるサーバー装置であり、図2に示すように、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、を備えている。制御部31は、駅サーバー3の動作を制御する。記憶部32は、制御部31が実行する制御に必要な情報を記憶する。例えば、記憶部32は、登録端末装置2から送信される上述の認証用データを記憶する。通信部33は、自動改札機1を含む駅務機器及びセンター装置4とのデータ通信を制御する。
駅サーバー3の制御部31は、前記認証用データを当該駅サーバー3が設置されている駅8の他の自動改札機1に送信し、また、前記認証用データをセンター装置4に送信する。
[センター装置4]
センター装置4は、駅8を含む鉄道事業を運営する鉄道事業者が管理する中央監視装置であり、前記鉄道事業者が運営する全ての駅8の駅サーバー3、自動改札機1などの駅務機器を管理する。図2に示すように、センター装置4は、制御部41と、記憶部42と、通信部43と、を備えている。制御部41は、センター装置4の動作を制御する。記憶部42は、制御部41が実行する制御に必要な情報を記憶する。通信部43は、各駅の駅サーバー3とのデータ通信を制御する。
センター装置4の制御部41は、駅サーバー3から送られてきた前記認証用データを受信すると、当該認証用データを、管轄する全ての駅8A,8Bの駅サーバー3に送信し、駅サーバー3から各駅8A,8Bに設置されている自動改札機1に前記認証用データを転送させる。これにより、全ての駅8A,8Bの自動改札機1において、顔情報を登録している全ての登録者に関する認証用データが保存(記憶)され、前記認証用データを利用可能になる。
[自動改札機1]
自動改札機1は、駅8の改札口に設置されるものであり、前記改札口を通る利用者に対して改札処理を行う。図3に示すように、自動改札機1は、制御部11と、記憶部12と、表示部13と、通信部14と、ゲート15と、ICカード読取部16と、QRコード読取部17と、顔情報取得部18(本発明の顔情報取得部の一例)と、を備えており、これらが自動改札機1の筐体10(図4参照)に設けられている。
記憶部12は、各種の情報を記憶するHDD又はSSDなどを含む不揮発性の記憶媒体である。なお、本実施形態では、記憶部12が自動改札機1に設けられた構成を例示するが、例えば、記憶部12内の各種情報の一部又は全部が、ネットワークN1又はネットワークN2などを通じて自動改札機1とデータ通信可能な他のサーバー装置、ネットワーク接続可能な記憶装置などの外部装置に記憶されていてもよい。また、後述の認証用データ格納部121が前記外部装置に記憶されていてもよい。この場合、自動改札機1は、必要に応じて、前記外部装置から認証用データを読み出す。
記憶部12には、各種制御処理、自動改札機1で実行される顔認証処理、媒体認証処理などの各種処理を制御部11に実行させるための制御プログラム、前記各種処理に用いられる各種のデータが記憶されている。
また、記憶部12には、記憶領域としての認証用データ格納部121と、認証情報格納部122(本発明の認証情報格納部の一例)とが設けられている。
認証用データ格納部121には、自動改札機1における顔認証処理に用いられる認証用データが格納されている。前記認証用データは、センター装置4から駅サーバー3に送信され、駅サーバー3から自動改札機1に転送される。駅サーバー3から転送されてきた前記認証用データを自動改札機1が受信すると、受信した前記認証用データを認証用データ格納部121に格納する。
認証情報格納部122には、後述の顔認証処理部113による顔認証処理により利用者が認証された場合に、利用者の認証情報(本発明の認証情報の一例)が記憶される。前記認証情報は、利用者のユーザーID、利用者が自動改札機1を利用した利用日、利用時間、利用駅、入出場記録などが互いに関連付けられて、認証済データとして認証情報格納部122に記憶される。前記認証情報は、駅8に設置された全ての自動改札機1に記憶されており、利用者が認証されるたびに、全ての自動改札機1において更新される。また、前記認証情報は、センター装置4が管轄する全ての駅8の全ての自動改札機1において共有される情報である。
表示部13は、制御部11からの指示に従って、改札通路6を通行する利用者に対してメッセージを表示する。表示部13は、例えば、液晶パネルを有している。図4に示すように、表示部13は、自動改札機1の筐体10の上面に配置されており、詳細には、筐体10の上面において、改札通路6(図4参照)に定められた進行方向D10の前方側に配置されている。本実施形態では、表示部13は、ゲート15よりも進行方向D10の前方に配置されている。利用者の通行が許可される場合、表示部13には、利用者に通行可能であることを示すメッセージが表示される。また、利用者の通行が許可されない場合、表示部13には、利用者に通行不可(禁止)であることを示すメッセージが表示される。なお、自動改札機1が出場用として用いられる場合は、表示部13には、例えば、運賃が不足していることを示すメッセージが表示されてもよい。
通信部14は、自動改札機1を有線又は無線でネットワークN1に接続し、ネットワークN1を介して駅サーバー3などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
ゲート15は、自動改札機1の出口に設置される。ゲート15は、例えば開閉可能な扉である。ゲート15が開放されると、利用者は自動改札機1の改札通路6を通過することが可能となり、ゲート15が閉鎖されると、利用者は自動改札機1の改札通路6を通過することが不可能となる。なお、ゲート15は、物理的な扉であってもよいし、光を用いた電子的な扉であってもよい。また、ゲート15は、音声により利用者の通過を許可又は禁止する音声ゲートであってもよい。
ICカード読取部16は、筐体10の上面に設けられている。ICカード読取部16は、ICカード形式の乗車券(以下「IC乗車券」という。)の情報(乗車券情報(以下「IC乗車券情報」という。))を読み取る。ICカード読取部16により読み取られたIC乗車券情報は制御部11に送信される。制御部11はIC乗車券情報に基づいて改札処理を実行する。IC乗車券を利用する利用者は、ICカード読取部16にIC乗車券を翳して、改札通路6を通行する。
QRコード読取部17は、筐体10の上面において、ICカード読取部16よりも進行方向D10の前方側に設けられている。QRコード読取部17は、QR乗車券の券面に印刷されているQRコードの画像を撮像してデジタルの画像データとして出力するデジタルカメラ(撮像部)を含む。ここで、前記QR乗車券は、乗車券情報(以下「QR乗車券情報」という。)を記録した二次元コード(以下、QRコード(登録商標)という。)を券面に印刷した媒体(例えば、紙媒体)を乗車券として発行したものである。QRコード読取部17により撮像された画像データは制御部11に送信される。制御部11は、当該画像データに基づいてQR乗車券情報を取得して改札処理を実行する。前記QR乗車券を利用する利用者は、QRコード読取部17にQRコードを翳して、改札通路6を通行する。
上述したように、自動改札機1には、顔情報を用いて利用者を認証する顔認証機能と、IC乗車券及びQR乗車券などの券媒体の券情報(乗車券情報)を用いて券媒体を認証する媒体認証機能とが備えられている。このため、自動改札機1には、顔情報取得部18、ICカード読取部16、QRコード読取部17などが設けられている。
顔情報取得部18は、自動改札機1を利用しようとする利用者の顔情報を取得する。顔情報取得部18は、撮像部181と、顔特徴量取得部182とを有する。なお、自動改札機1は、指紋を取得する機能、掌紋及び静脈パターンなどの生体情報を取得する機能などを含んでいてもよい。例えば、図4に示す自動改札機1には指紋取得部19が設けられており、利用者の指紋を取得することが可能となっている。
撮像部181は、利用者の顔画像を撮像するデジタルカメラなどである。図4に示すように、撮像部181は、筐体10の上面において、QRコード読取部17よりも進行方向D10の前方側に設けられている。撮像部181は、利用者が改札通路6に進入する前に、利用者の顔画像を撮像する。顔特徴量取得部182は、撮像部181によって撮像された利用者の顔画像を解析して、前記顔画像に写っている顔の特徴量を抽出してデータ化する。顔画像そのもの、或いは、抽出された顔の特徴量の情報(以下「特徴量情報」という。)が、利用者の顔情報である。前記特徴量情報は、制御部11の顔認証処理部113による顔認証処理に用いられる。
例えば、自動改札機1において顔認証を行う場合、利用者は、進行方向D10に向かって歩行し、改札通路6に近づく。このとき、顔特徴量取得部182によって利用者の前記特徴量情報が取得される。前記特徴量情報が取得されると、取得された顔情報を用いた顔認証処理が行われる。
制御部11は、自動改札機1の各部の動作を制御する。制御部11は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶媒体である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶媒体であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリ(作業領域)として使用される。そして、制御部11は、前記ROM又は記憶部12に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより自動改札機1を制御する。
図3に示すように、制御部11は、読取処理部111、媒体認証処理部112(本発明の媒体認証処理部の一例)、顔認証処理部113(本発明の顔認証処理部の一例)、判定処理部114、通行制御部115(本発明の通行制御部の一例)と、ゲート処理部116、通知処理部117(本発明の出力部の一例)、などの各種処理部を含む。制御部11は、前記CPUで前記制御プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部11に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記制御プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
読取処理部111は、ICカード読取部16により読み取られたIC乗車券情報を取得する。また読取処理部111は、IC乗車券が認証された場合にIC乗車券情報に改札記録(例えば、入場記録、出場記録など)を含む改札情報を付与してIC乗車券情報を更新する。例えば、出場用の自動改札機1において、読取処理部111は、IC乗車券にチャージされている金額から所定の金額(運賃)を減額し、減額された残りの金額(残金)をIC乗車券の情報保持部に書き込む。また、読取処理部111は、IC乗車券の入場記録及び出場記録の情報等を付与する。このように、読取処理部111は、IC乗車券情報を取得する機能と、IC乗車券情報に改札情報を付与する機能とを有する。前記残金、入場記録、出場記録などの情報は、本発明の改札情報の一例である。読取処理部111は、本発明の券情報取得部の一例である。また読取処理部111は、磁気乗車券が切符投入口に投入された場合に、磁気乗車券の情報を取得したり、当該情報に前記改札情報を付与したりする。
また読取処理部111は、QRコード読取部17により撮像された画像データを取得すると、当該画像データからQRコードを光学的に読み取る。また読取処理部111は、読み取ったQRコードに記録されたQR乗車券情報を取得する。
媒体認証処理部112は、ICカード読取部16によりIC乗車券情報が取得されると、当該IC乗車券情報を用いて媒体認証処理を行う。前記IC乗車券情報には、IC乗車券の発行日及び有効期限、チャージされている金額(残金)、ユーザーIDなどの情報が含まれている。また、前記IC乗車券にはIC定期券が含まれ、当該IC定期券の場合の前記IC乗車券情報には、IC定期券の発行日及び有効期限、乗車区間、ユーザーIDなどの情報が含まれている。媒体認証処理部112は、前記IC乗車券情報に基づいて、前記IC乗車券を認証する処理を行う。
また媒体認証処理部112は、読取処理部111によりQR乗車券情報が取得されると、当該QR乗車券情報を用いて媒体認証処理を行う。前記QR乗車券情報には、駅名、券売機、発行日、発行時刻、発行券種(「大人用」又は「子供用」)、金額、発行番号などの情報が含まれている。媒体認証処理部112は、前記QR乗車券情報に基づいて、前記QR乗車券を認証する処理を行う。
媒体認証処理部112は、利用者がIC乗車券を使用した場合はIC乗車券情報を用いて媒体認証処理を行い、利用者がQR乗車券を使用した場合はQR乗車券情報を用いて媒体認証処理を行う。また、媒体認証処理部112は、IC乗車券又はQR乗車券に限らず、利用者が、乗車券情報を磁気により記録した磁気乗車券など、他の媒体を使用した場合は、当該媒体の乗車券情報を用いて媒体認証処理を行う。すなわち、媒体認証処理部112は、顔情報などの生体情報とは異なる、券媒体に記録された乗車券情報を用いて、前記券媒体を認証する処理を行う。乗車券情報は、本発明の券情報の一例である。
顔認証処理部113は、顔情報取得部18により利用者の顔情報が取得されると、当該顔情報を用いて顔認証処理を行う。本実施形態では、顔認証処理部113は、取得された前記顔情報と、認証用データ格納部121に格納された認証用データとに基づいて、利用者を認証する処理を行う。具体的には、取得された前記顔情報と、認証用データ格納部121に格納された複数人の認証用データそれぞれとを順次照合し、一致度が予め定められた基準値以上である認証用顔情報を含む認証用データが存在するか否かを判定する。つまり、取得された前記顔情報と、認証用データ格納部121に格納された登録済みの認証用顔情報との一致度が基準値以上か否かを判定する。ここで、前記基準値は、顔認証処理において、認証対象である利用者(被認証者)が本人であることを確実に判定可能と評価し得る閾値である。
例えば、顔認証処理部113は、複数の認証用データから、取得した顔画像における顔の特徴量の一致度が85%(基準値の一例)以上である認証用の特徴量(認証用顔情報)を含む認証用データを検索する。そして、前記一致度が前記基準値以上の認証用データが存在する場合に、当該利用者は本人と認証される。一方、前記一致度が前記基準値以上の認証用データが存在しなかった場合、当該利用者は本人と認証されない。
顔認証処理部113は、顔認証処理により利用者を認証した場合に、利用者の認証情報を認証情報格納部122に登録する。これにより、認証情報格納部122には、顔認証処理により認証された利用者の認証情報が蓄積されていく。前記認証情報は、センター装置4が管轄する全ての駅8の全ての自動改札機1において共有されるため、利用者が出場する際は、顔認証処理部113は、出場時に撮像される顔画像の顔情報と認証用データと前記認証情報とに基づいて、顔認証処理を行う。
判定処理部114は、顔認証処理部113により顔認証処理が実行された後、例えば、顔情報取得部18により利用者の顔情報が取得された後に、ICカード読取部16により前記IC乗車券情報が読み取られたか否かを判定する。
通行制御部115は、所定の条件を満たした場合に、利用者が改札通路6を通行することを許可する。通行制御部115は、媒体認証処理部112による媒体認証処理の認証結果と、顔認証処理部113による顔認証処理の認証結果とに基づいて、利用者が改札通路6を通行することを許可又は禁止する。
ゲート処理部116は、ゲート15の動作(開閉など)を制御する。例えば、改札通路6における利用者の通行が許可された場合、ゲート処理部116は、ゲート15を開放する。一方、改札通路6における利用者の通行が禁止された場合、ゲート処理部116は、ゲート15を閉鎖する。
通知処理部117は、判定処理部114の判定結果に基づいて、改札通路6を通行する利用者に対する前記各メッセージを出力する。例えば、通知処理部117は、前記各メッセージを、表示部13に表示させてもよいし、スピーカー(不図示)から音声でアナウンスしてもよい。
自動改札機1では、例えば、利用者が進行方向D10に向かって歩行し、自動改札機1の手前約1m〜1.5mの位置に近づくと、撮像部181が利用者の顔画像を撮像し、顔認証処理が開始される。すなわち、利用者が自動改札機1の改札通路6に進入する前に、利用者の顔認証処理が実行される。
このため、以下のような問題が生じる場合がある。例えば、事前に顔情報を登録して改札処理の際に顔認証処理を行うことを承諾している利用者が、自身が所持するIC乗車券などの券媒体により改札処理を行うことを希望する場合がある。例えば、利用者が、IC乗車券にチャージされている金額を使用したい場合や、IC定期券を所有しており当該IC定期券を使用したい場合や、事前に購入した回数券を使用したい場合などである。このような場合、利用者が券媒体を自動改札機において使用する前に、自動改札機において顔認証処理が行われてしまうと、利用者は券媒体を利用できなくなる。そこで、本実施形態に係る自動改札機1は、利用者が券媒体により改札処理を行うことを希望する場合には、当該券媒体による改札処理を可能とする構成を有する。
[顔情報登録処理]
以下、図5のフローチャートを用いて、登録端末装置2の制御部21などによって実行される顔情報登録処理の手順の一例について説明する。図5において、S101,S102,・・・は処理手順の番号(ステップ番号)を示す。
登録を希望する利用者(登録者)が登録端末装置2を操作して、自身のユーザーIDを入力するとともに顔情報の登録指示を入力すると、制御部21は、ステップS101において、登録指示を受け付ける。このとき、顔情報の登録画面を表示部13に表示する。その後、顔情報取得部18から登録者の顔情報が取得されると(S102)、制御部21の認証用データ生成部212が前記顔情報とユーザーIDと登録日とを対応付けた認証用データ(認証情報)を生成する(S103)。その後、センター装置4が管轄する全ての駅8の全ての自動改札機1に利用可能とするために、制御部21のデータ送信部213は、生成された認証用データを駅サーバー3に送信する(S104)。
駅サーバー3では、駅サーバー3の制御部31は、認証用データを受信すると(S105)、記憶部32に記憶し(S106)、その後、センター装置4に送信する(S106)。
また、センター装置4では、センター装置4の制御部41は、認証用データを受信すると(S108)、記憶部42に記憶する(S109)。その後、制御部41は、センター装置4が管轄する全ての駅8の駅サーバー3のうち、認証用データを送信してきた駅サーバー3を除く他の駅サーバー3に認証用データを送信する(S110)。なお、各駅サーバー3では、自動改札機1における顔認証処理に利用できるように、受信した認証用データを自動改札機1に送信する。
[改札処理]
次に、図6のフローチャートを用いて、自動改札機1において実行される改札処理の手順とともに、本発明の改札処理方法の一例について説明する。図6において、S201,S202,・・・は処理手順の番号(ステップ番号)を示す。なお、以下の改札処理は、利用者の顔画像を用いた顔認証処理と、当該利用者が所持するIC乗車券(券媒体の一例)のIC乗車券情報を用いた媒体認証処理とに基づいて、当該利用者が自動改札機1の改札通路6を通行することを許可するか又は禁止するかを決定する処理の一例である。
利用者が自動改札機1の改札通路6へ向かって進行すると、利用者が改札通路6に進入する前に、顔特徴量取得部182によって利用者の顔情報(顔画像の特徴量)が取得される(S200)。具体的には、撮像部181が利用者の顔画像を撮像し、顔特徴量取得部182が、前記顔画像に写っている顔の特徴量を前記顔情報として抽出する。
前記特徴量が抽出されると、ステップS201において、制御部11が、前記特徴量と認証用データとを照合する処理を行う。具体的には、制御部11は、前記特徴量と、認証用データ格納部121に格納された複数人の認証用データそれぞれとを順次照合する処理を行う。
次のステップS202では、制御部11(顔認証処理部113)は、利用者の顔認証処理を行う。例えば、制御部11は、認証用データ格納部121に格納された登録済みの複数の認証用データのそれぞれについて、抽出された特徴量との一致度が前記基準値以上であるか否かを判定する処理を行う。言い換えると、制御部11は、抽出された特徴量との一致度が前記基準値以上である認証用特徴量を含む認証用データが認証用データ格納部121に存在するか否かを判定する。前記基準値は、例えば85%である。
前記一致度が前記基準値以上の認証用特徴量を含む認証用データが存在すると判定されると(S202のYes)、制御部11(顔認証処理部113)は、利用者が本人であると認証する。
次のステップS203では、制御部11(顔認証処理部113)は、利用者の前記認証情報を認証情報格納部122に登録する。
次のステップS204では、制御部11(判定処理部114)は、ICカード読取部16により前記IC乗車券情報が読み取られたか否かを判定する。
ステップS204で前記IC乗車券情報が読み取られたと判定されると(S204のYes)、ステップS205で、制御部11(媒体認証処理部112)は、ICカード読取部16により読み取られた前記IC乗車券情報を用いて、前記IC乗車券の媒体認証処理を行う。例えば、制御部11は、前記IC乗車券情報に含まれる有効期限及びチャージされている金額の情報に基づいて、前記IC乗車券が適正であるか否か(認証するか否か)を判定する媒体認証処理を行う。
前記IC乗車券が適正であり、前記IC乗車券を認証する場合(S205のYes)、制御部11(読取処理部111)は、前記IC乗車券のIC乗車券情報に改札記録を含む前記改札情報を付与する。例えば、制御部11(読取処理部111)は、前記IC乗車券情報に入場記録(改札記録)を書き込む。
次のステップS206では、制御部11は、前記利用者の前記認証情報を認証情報格納部122から削除する。これにより、前記利用者の顔認証処理による認証履歴(例えば、入場記録)が削除される。
次のステップS207では、制御部11(通行制御部115)は、利用者が改札通路6を通行することを許可する。そして、制御部11(ゲート処理部116)は、ゲート15を開放する(S207)。これにより、利用者は、自動改札機1を通行することができる。
一方、ステップS202において、前記一致度が前記基準値以上の認証用特徴量を含む認証用データが存在しないと判定されると(S202のNo)、ステップS208において、制御部11(判定処理部114)は、ICカード読取部16により前記IC乗車券情報が読み取られたか否かを判定する。
ステップS208で前記IC乗車券情報が読み取られたと判定されると(S208のYes)、ステップS205に移行し、上述のように、制御部11(媒体認証処理部112)は、ICカード読取部16により読み取られた前記IC乗車券情報を用いて、前記IC乗車券の媒体認証処理を行う。例えば、顔情報を登録していない利用者がIC乗車券を利用した場合は、この処理が実行される。
ステップS208で前記IC乗車券情報が読み取られていないと判定されると(S208のNo)、制御部11は、ゲート15を閉鎖し(S209)、通行不可(禁止)であることを示すメッセージを利用者に報知する(S210)。
また、ステップS204において、前記IC乗車券情報が読み取られていないと判定されると(S204のNo)、ステップS207に移行し、上述のように、制御部11(顔認証処理部113)は、利用者が本人であると認証し、制御部11(ゲート処理部116)は、ゲート15を開放する(S207)。例えば、顔情報を登録した利用者がIC乗車券などの券媒体を利用しない場合は、この処理が実行される。
また、ステップS205において、前記IC乗車券が適正ではなく(不正で)、IC乗車券が認証されない場合(S205のNo)、ステップS211に移行し、制御部11が前記利用者の認証情報を認証情報格納部122から削除し、ステップS209に移行する。ステップS209では、上述のように、制御部11は、ゲート15を閉鎖し(S209)、通行不可(禁止)であることを示すメッセージを利用者に報知する(S210)。これにより、利用者は、顔認証されたがIC乗車券が認証さなかったことを認識することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る駅務システム100の自動改札機1では、上述した改札処理が行われるため、事前に顔情報を登録して改札処理の際に顔認証処理を行うことを承諾している利用者が、IC乗車券などの券媒体を利用した場合であっても、当該券媒体による改札処理が優先して行われる。このため、前記利用者は、顔認証処理に関わらず、券媒体を使用して改札通路6を通行することができる。また、利用者は、券媒体を使う意思がない場合や、券媒体を所持していない場合などには、顔認証処理により改札通路6を通行することができる。よって、自動改札機1に対する利用者の利便性が向上する。
なお、上述の処理により改札口から駅構内に入場した利用者が、駅構内から改札口の外側へ出場する場合、上述の処理に加えて、例えば以下の処理を行ってもよい。例えば、制御部11(顔認証処理部113)は、前記顔認証処理に加えて、利用者の前記認証情報から入場記録を取得して利用者の認証を行う。また、制御部11(媒体認証処理部112)は、IC乗車券情報から入場記録を取得してIC乗車券の認証を行う。ここで、利用者がIC乗車券を利用して自動改札機1を通過(入場)した場合、前記認証情報(入場記録など)は削除されているため、利用者が出場する際は、顔認証処理では認証されず、IC乗車券により認証されることとなる。
本発明は上述の実施形態に限定されず、以下に示す形態であってもよい。
他の実施形態として、例えば、上述の改札処理におけるステップS204の判定処理において、ICカード読取部16により前記IC乗車券情報が読み取られたか否かを制御部11(判定処理部114)が判定する期間が、予め設定されてもよい。例えば、判定処理部114は、顔認証処理部113が利用者の顔認証処理を開始(撮像部181が利用者の顔画像の撮像を開始して、顔情報取得部18が利用者の顔情報を取得)してから所定時間が経過するまで前記判定処理を行う。これにより、通行制御部115は、顔認証処理が行われた後(例えば、顔情報取得部18が利用者の顔情報を取得した後)に、所定期間、読取処理部111により前記IC乗車券情報が取得されなかった場合に、顔認証処理の結果のみに基づいて、利用者が改札通路6を通行することを許可又は禁止する。
また例えば、判定処理部114は、顔認証処理部113が利用者の顔認証処理を開始(撮像部181が利用者の顔画像の撮像を開始して、顔情報取得部18が利用者の顔情報を取得)してから、利用者が所定位置を通過するまで前記判定処理を行う。なお、前記所定位置は、例えば改札通路6の途中位置に設定されており、前記所定位置には、利用者の通過を検知するセンサー20(図4参照)が設けられている。これにより、通行制御部115は、顔認証処理が行われた後(例えば、顔情報取得部18が利用者の顔情報を取得した後)に、利用者が前記所定位置を通過した場合に、顔認証処理の結果のみに基づいて、利用者が改札通路6を通行することを許可又は禁止する。
上述の実施形態では、上述の改札処理におけるステップS205において、顔認証処理(S202)により利用者が本人であると認証された後に、前記IC乗車券が適正ではなくIC乗車券が認証されなかった場合(S205のNo)には、ゲート15が閉鎖されて、利用者は改札通路6を通行することを禁止される。他の実施形態として、例えば、図7に示すように、前記IC乗車券が適正ではなくIC乗車券が認証されなかった場合(S205のNo)に、制御部11(通知処理部117)が、顔認証処理により認証されたことを示すメッセージ(例えば、「顔認証済」)を出力し(S212)、その後に、制御部11(ゲート処理部116)がゲート15を開放してもよい(S207)。なお、前記メッセージに、IC乗車券が認証されなかった旨のメッセージ(例えば、「IC乗車券エラー」)を含めてもよい。制御部11(通知処理部117)は、顔認証処理により認証されたことを示すメッセージと、IC乗車券が認証されなかった旨のメッセージとの少なくとも何れか一方を出力する。
他の実施形態として、制御部11(判定処理部114)は、利用者の動作に基づいて、当該利用者が券媒体を使用しようとしているか否かを判定してもよい。具体的には、制御部11(本発明の動作情報取得部の一例)は、撮像部181によって撮像された利用者の画像を解析して、利用者の動作情報を取得する。制御部11(判定処理部114)は、取得された前記動作情報から特定される動作パターンと、予め設定された複数の基本動作パターンそれぞれとを順次照合し、一致度が予め定められた基準値以上である基本動作パターンが存在するか否かを判定する。つまり、制御部11(判定処理部114)は、取得された前記動作パターンと、前記基本動作パターンとの一致度が基準値以上か否かを判定する。ここで、前記基準値は、前記判定処理において、利用者の動作が、券媒体の利用を表す動作、すなわち、券媒体を利用しようとしている動作であることを確実に判定可能と評価し得る閾値である。前記基本動作パターンは、例えば、自動改札機1に近づく利用者が右手で券媒体を取り出す動作、取り出した券媒体を自動改札機1の読取部(ICカード読取部16、QRコード読取部17など)に翳す動作又は切符投入口に投入する動作などである。
利用者の動作が券媒体の利用を表す動作であると判定された場合は、例えば、顔認証処理部113は、顔認証処理(例えば、図6のS200〜S203の処理)を実行しないで、媒体認証処理を実行する構成としてもよい。また、顔認証処理が行われた後(例えば、顔情報取得部18が利用者の顔情報を取得した後)に、利用者の動作が券媒体の利用を表す動作であると判定された場合は、制御部11は、顔認証処理部113による顔認証処理の認証情報を削除する処理(図6のS206)を実行してもよい。
すなわち、通行制御部115は、制御部11(本発明の動作情報取得部の一例)により取得された前記動作情報から特定される利用者の動作が、券媒体の利用を表す動作であると判定された場合に、前記媒体認証処理の認証結果に基づいて、利用者が改札通路を通行することを許可するか又は禁止するかを決定する一方、制御部11により取得された前記動作情報から特定される利用者の動作が、券媒体の利用を表す動作でないと判定された場合に、前記顔認証処理の認証結果に基づいて、利用者が改札通路を通行することを許可するか又は禁止するかを決定してもよい。
他の実施形態として、自動改札機1の制御部11に含まれる一部又は全部の各処理部が駅サーバー3の制御部31に含まれてもよい。例えば、自動改札機1の制御部11に含まれる顔認証処理部113が、駅サーバー3の制御部31に含まれ、駅サーバー3が前記顔認証処理を実行してもよい。この場合、自動改札機1の記憶部12に含まれる認証用データ格納部121及び認証情報格納部122が、駅サーバー3の記憶部32に含まれてもよい。例えば、自動改札機1は、顔情報取得部18により利用者の顔情報を取得すると、当該顔情報を駅サーバー3に送信する。駅サーバー3の制御部31は、前記顔情報を取得(受信)すると、当該顔情報と、記憶部32の認証用データ格納部121に格納された認証用データとに基づいて前記顔認証処理を行う。駅サーバー3は、前記顔認証処理の認証結果を自動改札機1に送信する。
また、自動改札機1の制御部11に含まれる媒体認証処理部112が、駅サーバー3の制御部31に含まれ、駅サーバー3が前記媒体認証処理を実行してもよい。例えば、自動改札機1は、ICカード読取部16により読み取られた前記IC乗車券情報を駅サーバー3に送信する。駅サーバー3の制御部31は、前記IC乗車券情報を取得(受信)すると、当該IC乗車券情報を用いて当該IC乗車券の前記媒体認証処理を行う。駅サーバー3は、前記媒体認証処理の認証結果を自動改札機1に送信する。
なお、駅サーバー3は、前記顔認証処理の認証結果と前記媒体認証処理の認証結果とに基づいて、利用者が改札通路6を通行することを許可するか又は禁止するかを決定し、この決定結果を自動改札機1に送信してもよい。この場合、自動改札機1は、前記決定結果に基づいて、ゲート15を開放又は閉鎖する。
このように、図3に示す自動改札機1で実行される各種の処理は、1台の自動改札機1に限らず、他の1又は複数台のコンピュータと協働して動作するシステムによって実現されてもよい。
1 :自動改札機
2 :登録端末装置
3 :駅サーバー
4 :センター装置
6 :改札通路
8 :駅
11 :制御部
12 :記憶部
15 :ゲート
16 :ICカード読取部
17 :QRコード読取部
18 :顔情報取得部
100 :駅務システム
111 :読取処理部
112 :媒体認証処理部
113 :顔認証処理部
114 :判定処理部
115 :通行制御部
116 :ゲート処理部
117 :通知処理部
121 :認証用データ格納部
122 :認証情報格納部
181 :撮像部
182 :顔特徴量取得部

Claims (10)

  1. 被認証者の顔情報に基づいて前記被認証者を認証するか否かを決定する顔認証処理に用いられる前記被認証者の顔情報を取得する顔情報取得部と、
    前記顔情報取得部により前記顔情報が取得された後に、前記被認証者が利用する券媒体の券情報を取得することが可能な券情報取得部と、
    前記顔情報取得部により前記顔情報が取得された後に前記券情報取得部により取得された前記券情報に基づいて、前記券媒体を認証するか否かを決定する媒体認証処理を実行することが可能な媒体認証処理部と、
    前記顔情報取得部により前記顔情報が取得された後に前記媒体認証処理により前記券媒体が認証された場合に、前記被認証者が改札通路を通行することを許可する通行制御部と、
    を備える自動改札機。
  2. 前記顔認証処理により前記被認証者が認証された場合に、前記被認証者が認証されたことを示す認証情報を認証情報格納部に登録し、
    前記顔認証処理により前記被認証者が認証された後に前記媒体認証処理により前記券媒体が認証された場合に、前記認証情報を前記認証情報格納部から削除し、前記券情報に改札記録を含む改札情報を付与する、
    請求項1に記載の自動改札機。
  3. 前記顔認証処理により前記被認証者が認証された後に前記媒体認証処理により前記券媒体が認証されなかった場合に、前記通行制御部は、前記被認証者が前記改札通路を通行することを禁止する、
    請求項1に記載の自動改札機。
  4. 前記顔認証処理により前記被認証者が認証された後に前記券情報取得部により前記券情報が取得されなかった場合に、前記通行制御部は、前記被認証者が改札通路を通行することを許可する、
    請求項1に記載の自動改札機。
  5. 前記顔認証処理により前記被認証者が認証された後に前記媒体認証処理により前記券媒体が認証されなかった場合に、前記通行制御部は、前記被認証者が前記改札通路を通行することを許可し、
    さらに、前記顔認証処理により前記被認証者が認証されたことを示す情報と、前記媒体認証処理により前記券媒体が認証されなかったことを示す情報との少なくとも何れか一方を出力する出力部を備える、
    請求項1に記載の自動改札機。
  6. 前記顔情報取得部により前記顔情報が取得された後に、所定期間、前記券情報取得部により前記券情報が取得されなかった場合に、前記通行制御部は、前記顔認証処理の認証結果に基づいて、前記被認証者が前記改札通路を通行することを許可するか又は禁止するかを決定する、
    請求項1に記載の自動改札機。
  7. 前記顔情報取得部により前記顔情報が取得された後に、前記被認証者が前記改札通路内の所定位置を通過した場合に、前記通行制御部は、前記顔認証処理の認証結果に基づいて、前記被認証者が前記改札通路を通行することを許可するか又は禁止するかを決定する、
    請求項1に記載の自動改札機。
  8. 被認証者の顔情報に基づいて前記被認証者を認証するか否かを決定する顔認証処理に用いられる前記被認証者の顔情報を取得する顔情報取得部と、
    前記被認証者が利用する券媒体の券情報を取得する券情報取得部と、
    前記券情報取得部により取得された前記券情報に基づいて、前記券媒体を認証するか否かを決定する媒体認証処理を実行する媒体認証処理部と、
    前記被認証者の動作情報を取得する動作情報取得部と、
    前記動作情報取得部により取得された前記動作情報から特定される前記被認証者の動作が、前記券媒体の利用を表す動作であると判定された場合に、前記媒体認証処理の認証結果に基づいて、前記被認証者が改札通路を通行することを許可するか又は禁止するかを決定する一方、前記動作情報取得部により取得された前記動作情報から特定される前記被認証者の動作が、前記券媒体の利用を表す動作でないと判定された場合に、前記顔認証処理の認証結果に基づいて、前記被認証者が改札通路を通行することを許可するか又は禁止するかを決定する通行制御部と、
    を備える自動改札機。
  9. 被認証者の顔情報に基づいて前記被認証者を認証するか否かを決定する顔認証処理に用いられる前記被認証者の顔情報を取得するステップと、
    前記顔情報が取得された後に、前記被認証者が利用する券媒体の券情報を取得することが可能なステップと、
    前記顔情報が取得された後に取得された前記券情報に基づいて、前記券媒体を認証するか否かを決定する媒体認証処理を実行することが可能なステップと、
    前記顔情報が取得された後に前記媒体認証処理により前記券媒体が認証された場合に、前記被認証者が改札通路を通行することを許可するステップと、
    を含む改札処理方法。
  10. 被認証者の顔情報に基づいて前記被認証者を認証するか否かを決定する顔認証処理に用いられる前記被認証者の顔情報を取得するステップと、
    前記顔情報が取得された後に、前記被認証者が利用する券媒体の券情報を取得することが可能なステップと、
    前記顔情報が取得された後に取得された前記券情報に基づいて、前記券媒体を認証するか否かを決定する媒体認証処理を実行することが可能なステップと、
    前記顔情報が取得された後に前記媒体認証処理により前記券媒体が認証された場合に、前記被認証者が改札通路を通行することを許可するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2018045571A 2018-03-13 2018-03-13 自動改札機、改札処理方法、及びプログラム Active JP6927099B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018045571A JP6927099B2 (ja) 2018-03-13 2018-03-13 自動改札機、改札処理方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018045571A JP6927099B2 (ja) 2018-03-13 2018-03-13 自動改札機、改札処理方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019159795A true JP2019159795A (ja) 2019-09-19
JP6927099B2 JP6927099B2 (ja) 2021-08-25

Family

ID=67994034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018045571A Active JP6927099B2 (ja) 2018-03-13 2018-03-13 自動改札機、改札処理方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6927099B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021149257A (ja) * 2020-03-17 2021-09-27 株式会社東芝 改札機、改札システムおよび改札方法
WO2022208640A1 (ja) * 2021-03-30 2022-10-06 日本電気株式会社 ゲート装置、生体認証制御ユニット、システム、ゲート装置の制御方法及び記憶媒体
JP7414654B2 (ja) 2020-06-29 2024-01-16 株式会社東芝 通行制御システム、発券機、およびプログラム
JP7487021B2 (ja) 2020-06-19 2024-05-20 株式会社アルメックス 顔認識管理システム及び顔認識管理サーバ

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005228071A (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Toshiba Corp 入出場管理システム、改札処理システム、情報記憶媒体、及び情報記憶媒体処理方法
JP2005242775A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Omron Corp ゲートシステム
JP2005350960A (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Mitsubishi Electric Corp Icカードゲート装置
WO2014115243A1 (ja) * 2013-01-22 2014-07-31 三菱電機株式会社 読取装置及び入退室管理システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005228071A (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Toshiba Corp 入出場管理システム、改札処理システム、情報記憶媒体、及び情報記憶媒体処理方法
JP2005242775A (ja) * 2004-02-27 2005-09-08 Omron Corp ゲートシステム
JP2005350960A (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Mitsubishi Electric Corp Icカードゲート装置
WO2014115243A1 (ja) * 2013-01-22 2014-07-31 三菱電機株式会社 読取装置及び入退室管理システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021149257A (ja) * 2020-03-17 2021-09-27 株式会社東芝 改札機、改札システムおよび改札方法
JP7404117B2 (ja) 2020-03-17 2023-12-25 株式会社東芝 改札機、改札システムおよび改札方法
JP7487021B2 (ja) 2020-06-19 2024-05-20 株式会社アルメックス 顔認識管理システム及び顔認識管理サーバ
JP7414654B2 (ja) 2020-06-29 2024-01-16 株式会社東芝 通行制御システム、発券機、およびプログラム
WO2022208640A1 (ja) * 2021-03-30 2022-10-06 日本電気株式会社 ゲート装置、生体認証制御ユニット、システム、ゲート装置の制御方法及び記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP6927099B2 (ja) 2021-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019159795A (ja) 自動改札機、改札処理方法、及びプログラム
JP5214396B2 (ja) 自動改札機
US20210006558A1 (en) Method, apparatus and system for performing authentication using face recognition
JP6962248B2 (ja) 生体認証システム、生体認証装置、自動改札機、生体認証方法、及びプログラム
JP2018124622A (ja) 入場受付端末、入場受付方法、入場受付プログラム、および入場受付システム
JP6500610B2 (ja) 認証装置、認証方法および認証プログラム
JP2007004478A (ja) 本人認証システム
JP2022090143A (ja) 医療施設用受付システム
JP2024043539A (ja) チケット発券システム、検札装置、およびプログラム
JP5495603B2 (ja) 認証装置
JP2019102024A (ja) イベント会場顔登録システム
JP7115369B2 (ja) 入出場管理システム、通行管理システム、入出場管理方法、及び入出場管理プログラム
JP2024019251A (ja) 情報処理システム、方法、装置、及びプログラム
JP2005293172A (ja) 認証システム
JP7139780B2 (ja) 自動改札機、コード有効性判定システム、コード有効性判定方法、及びプログラム
JP7230074B2 (ja) 認証システムおよび情報処理方法
JP2022117025A (ja) 本人確認方法、プログラム、及び情報システム
JP7028145B2 (ja) 駅務システム、入場駅特定装置、出場駅特定装置、自動改札機、利用駅特定方法、及びプログラム
JP7115370B2 (ja) 入出場管理システム、通行管理システム、入出場管理方法、及び入出場管理プログラム
JP7485042B2 (ja) 情報処理装置、顔認証促進システム、情報処理方法、プログラム
WO2024004200A1 (ja) 改札システム、情報処理方法、および記録媒体
KR102646141B1 (ko) 비접촉식 지문 또는 장문 바이오메트릭스를 이용한 수험자 데이터 관리 클라우드 플랫폼 시스템 및 서비스 방법
JP7243951B1 (ja) システム、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラム
WO2022018792A1 (ja) 情報処理装置、顔認証促進システム、情報処理方法、プログラムが記憶された非一時的なコンピュータ可読媒体
JP6924899B2 (ja) 認証システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210706

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210719

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6927099

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150