JP2019152993A - 指紋認証を用いたチケット販売システムおよびその応用 - Google Patents

指紋認証を用いたチケット販売システムおよびその応用 Download PDF

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Abstract

【課題】購入者の携帯端末が指紋センサを搭載していなくても転売防止を実現可能な、チケット販売システムを提供する。【解決手段】チケット販売システム100は、撮像部を有する携帯端末と、画像処理部と、記録部と、チケット発行部と、制御部と、チケットに付与された識別情報を読み取るチケット読取部と、入場者の指紋情報を読み取る指紋読取部と、を有する入場管理装置を含む。撮像部は、購入者の指先を撮影して指先画像を取得し、画像処理部は、少なくとも指先画像から指紋特徴量を抽出し、記録部は少なくとも購入者の識別情報と指紋特徴量との組を記録し、チケット発行部は、識別情報を付与したチケットを発行し、制御部はチケット読取部を介して識別情報を取得し、記録部に記録された当該識別情報に対応する指紋特徴量と、指紋読取部を介して取得した指紋情報とを照合し、入場者と購入者とが同一人物であるかを判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、指紋認証を用いたチケット販売システムおよびその応用に関する。
従来から、生体認証を用いて転売を防止することを目的としたチケット販売方法が考案されている。
例えば、特許文献1(特開2004−295197号公報)には、指紋、声紋などの生体情報を利用した電子チケット販売システムおよび販売方法が開示されている。
特許文献1の技術は、コンサート、スポーツイベント、列車、飛行機、船などの乗り物のチケットに指紋、声紋などの生体情報を含んだ電子証明書を付加し、ネットワークを介してそれを携帯電話に送信して、携帯電話もしくはユーザ端末のICカードをチケットとするチケット販売システムを特徴とする。このチケット販売システムは、チケット自体にチケット購入者の生体情報が含まれているので、チケット購入者がスポーツイベント、コンサートの入場時、または列車、飛行機、船などへの搭乗時にその場で認証確認を行うことを可能にしている。
また、特許文献2(特開2016−110209号公報)には、イベント会場で顔認証を行うにあたり、申込者の顔写真作成の手間を軽減したチケット発行装置及びチケット発行システムが開示されている。
特許文献2の技術は、管理サーバにチケット購入の申し込みを行ってチケットを購入し、該管理サーバから購入チケットに対応するIDが通知された購入者にチケットを発行するチケット発行装置であって、前記購入者から前記IDの入力を受け付ける入力部と、入力されたIDを前記管理サーバへ送信し、該IDに対応するチケット情報を取得する取得部と、前記購入者を撮影し、顔画像を生成する撮影部と、前記顔画像を、入力されたIDと共に前記管理サーバへ送信する通信部と、前記顔画像及び前記チケット情報を用いてチケット画像を生成する生成部と、前記チケット画像を印画物にプリントしてチケットを発行するプリンタと、を備えるものである。
さらに、特許文献3(米国特許出願公開第2016/0189063号明細書)には、指紋認証を用いたイベントの入場システムが開示されている。
特許文献3の技術は、ユーザはチケットの購入時に指紋を指紋認証システムに登録する。指紋認証システムは、チケットとユーザの指紋を関連付けて記録する。イベントの入場時、ユーザは入口に設置された指紋読取装置で指紋をスキャンする。指紋認証システムはスキャンされた指紋と登録された指紋を比較し、一致すればユーザの入場が可能となるものである。
特開2004−295197号公報 特開2016−110209号公報 米国特許出願公開第2016/0189063号明細書
しかしながら、特許文献1の技術は、生体情報を含んだ電子証明書を発行する必要がある。そのため、ユーザにとっては手間がかかり、さらに電子証明書の発行コストもかかる。
また、特許文献2の技術は、チケット発行会社に自身の顔画像を送る必要がある。そのため、個人情報の流出を懸念し、心理的な抵抗を感じる人が少なくない。
さらに、特許文献3の技術は、スマートフォンなどの携帯端末に搭載されている指紋センサを利用している。しかし、指紋センサを搭載していないスマートフォンはいまだに多く存在する。そのため、すべての購入希望者が自分のスマートフォンを使って登録することができない。
本発明の主な目的は、購入者の携帯端末が指紋センサを搭載していなくても転売防止を実現可能な、チケット販売システム、入場管理装置、チケット販売方法、およびチケット販売プログラムを提供することである。
本発明の他の目的は、非接触の指紋認証を用いて、購入者の携帯端末が指紋センサを搭載していなくても転売防止を実現可能なチケット販売システムおよびチケット販売方法を提供することである。
本発明の他の目的は、登録者の携帯端末に指紋センサが搭載されていなくても実現可能な、指紋認証による年齢確認システムを提供することである。
本発明の他の目的は、予約者の携帯端末に指紋センサが搭載されていなくても実現可能な、指紋認証による予約システムを提供することである。
(1)
一局面に従うチケット販売システムは、撮像部を有する携帯端末と、画像処理部と、記録部と、チケット発行部と、制御部と、チケットに付与された識別情報を読み取るチケット読取部と、入場者の指紋情報を読み取る指紋読取部と、を含み、撮像部は、購入者の指先を撮影して指先画像を取得し、画像処理部は、少なくとも指先画像から指紋特徴量を抽出し、記録部は、少なくとも購入者の識別情報と指紋特徴量の組を記録し、チケット発行部は、識別情報を付与したチケットを発行し、制御部は、チケット読取部を介して識別情報を取得し、記録部に記録された当該識別情報に対応する指紋特徴量と、指紋読取部を介して取得した指紋情報とを照合し、入場者と購入者が同一人物であるかを判定するものである。
この場合、購入者の携帯端末に指紋センサが搭載されていない場合であっても、指紋認証によるチケット販売システムを実現できる。また、その結果、チケットの転売を防止することができる。
(2)
第2の発明にかかるチケット販売システムは、一局面に従うチケット販売システムにおいて、指紋読取部は、入場者の指先を撮影して指先画像を取得するカメラであり、画像処理部は、さらに、入場者の指先画像から指紋特徴量を抽出してもよい。
この場合、非接触の指紋認証によるチケット販売システムを実現できる。
(3)
第3の発明にかかるチケット販売システムは、一局面に従うチケット販売システムにおいて、抽出部をさらに含み、指紋読取部は、接触式の指紋センサであり、抽出部は、指紋センサが読み取った入場者の指紋情報から指紋特徴量を抽出し、画像処理部は、さらに、購入者の指紋特徴量を入場者の指紋特徴量と照合可能に変換してもよい。
この場合、入場者は指紋を指紋センサに直接入力するため、指紋認証の処理速度を速くすることができる。
(4)
第4の発明にかかるチケット販売システムは、一局面乃至第3の発明のうち、いずれかの発明にかかるチケット販売システムにおいて、携帯端末は、表示部をさらに含み、表示部は、購入者に対して指先の撮影位置を指示するためのガイド画像を表示してもよい。
この場合、購入者にとっては指先の撮影が簡便になる。また、指先の画像からの指紋の抽出が容易になる。
(5)
第5の発明にかかるチケット販売システムは、一局面乃至第3の発明にかかるチケット販売システムにおいて、撮像部は、購入者の複数の指先を撮影してもよい。
この場合、複数の指紋を用いることができるため、高精度な指紋認証を実現できる。また、指紋の偽造を困難にすることができる。
(6)
第6の発明にかかる入場管理装置は、一局面に従うチケット販売システムにおける制御部と、チケット読取部と、指紋読取部と、を有するものである。
この場合、一つの入場管理装置を用いてチケットの読み取りと、指紋の読み取りと、指紋認証とを行うことができる。
(7)
第7の発明にかかるチケット販売方法は、撮像部を有する携帯端末を用いたチケット販売方法であって、画像処理工程と、記録工程と、チケット発行工程と、制御工程と、チケットに付与された識別情報を読み取るチケット読取工程と、入場者の指紋情報を読み取る指紋読取工程と、を含み、撮像部は、購入者の指先を撮影して指先画像を取得し、画像処理工程は、少なくとも指先画像から指紋特徴量を抽出し、記録工程は、少なくとも購入者の識別情報と指紋特徴量との組を記録し、チケット発行工程は、識別情報を付与したチケットを発行し、制御工程は、チケット読取工程を介して識別情報を取得し、記録工程において記録された当該識別情報に対応する指紋特徴量と、指紋読取工程を介して取得した指紋情報とを照合し、入場者と購入者が同一人物であるかを判定するものである。
この場合、購入者の携帯端末に指紋センサが搭載されていない場合であっても、指紋認証によるチケット販売方法を実現できる。また、その結果、チケットの転売を防止することができる。
(8)
第8の発明にかかるチケット販売プログラムは、撮像部を有する携帯端末を用いたチケット販売プログラムであって、画像処理プロセスと、記録処理と、チケット発行処理と、制御処理と、チケットに付与された識別情報を読み取るチケット読取処理と、入場者の指紋情報を読み取る指紋読取処理と、を含み、撮像部は、購入者の指先を撮影して指先画像を取得し、画像処理プロセスは、少なくとも指先画像から指紋特徴量を抽出し、記録処理は、少なくとも購入者の識別情報と指紋特徴量との組を記録し、チケット発行処理は、識別情報を付与したチケットを発行し、制御処理は、チケット読取処理を介して識別情報を取得し、記録処理において記録された当該識別情報に対応する指紋特徴量と、指紋読取処理を介して取得した指紋情報とを照合し、入場者と購入者が同一人物であるかを判定するものである。
この場合、購入者の携帯端末に指紋センサが搭載されていない場合であっても、指紋認証によるチケット販売プログラムを実現できる。また、その結果、チケットの転売を防止することができる。
(9)
第9の発明にかかる年齢確認システムは、撮像部を有する携帯端末と、画像処理部と、記録部と、年齢確認カード発行部と、制御部と、年齢確認カードに付与された識別情報を読み取る年齢確認カード読取部と、利用者の指紋情報を読み取る指紋読取部と、を含み、撮像部は、登録者の指先を撮影して指先画像を取得し、画像処理部は、少なくとも指先画像から指紋特徴量を抽出し、記録部は、少なくとも利用者の識別情報と指紋特徴量との組を記録し、年齢確認カード発行部は、識別情報を付与した年齢確認カードを発行し、制御部は、年齢確認カード読取部を介して識別情報を取得し、記録部に記録された当該識別情報に対応する指紋特徴量と、指紋読取部を介して取得した指紋情報とを照合し、登録者と利用者とが同一人物であるかを判定するものである。
この場合、登録者の携帯端末に指紋センサが搭載されていない場合であっても、指紋認証による年齢確認システムを実現できる。その結果、法律で販売が規制されている商品について、未成年者が他人の年齢確認カードを使って購入することを防止できる。
(10)
第10の発明にかかる予約システムは、撮像部を有する携帯端末と、指紋読取部を有する解錠装置と、画像処理部と、記録部と、予約管理部と、制御部と、を含み、撮像部は、予約者の指先を撮影して指先画像を取得し、画像処理部は、少なくとも指先画像から指紋特徴量を抽出し、予約管理部は、少なくとも解錠装置の利用開始時刻と利用終了時刻とを予約情報として生成し、記録部は、少なくとも予約情報と指紋特徴量との組を記録し、指紋読取部は、利用者の指紋情報を読み取り、制御部は、記録部に記録された当該予約情報に対応する指紋特徴量と、指紋読取部を介して取得した指紋情報とを照合し、予約者と利用者とが同一人物であるかを判定するものである。
この場合、予約者の携帯端末に指紋センサが搭載されていない場合であっても、指紋認証による予約システムを実現できる。その結果、指紋を鍵として予約した施設等の解錠を行うことができる。また、利用者は施設等の利用前に鍵を受け取る必要がなく、さらに利用中も鍵を持ち歩く必要がない。
第1の実施の形態にかかるチケット販売システムの概略構成の一例を示す模式図である。 第1の実施の形態にかかるチケット発行手続の一例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかる指紋認証手続の一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかるチケット販売システムの概略構成の一例を示す模式図である。 第2の実施の形態にかかる指紋認証手続の一例を示すフローチャートである。 ガイド画像の一例を示す模式図である。 指先画像の撮影距離・撮影角度のばらつきを示す図である。 第3の実施の形態にかかる年齢確認システムの概略構成の一例を示す模式図である。 第3の実施の形態にかかる年齢確認手続の一例を示すフローチャートである。 年齢確認機能付き自動販売機の一例を示す模式図である。 第4の実施の形態にかかる予約システムの概略構成の一例を示す模式図である。 第4の実施の形態にかかる予約手続の一例を示すフローチャートである。 第4の実施の形態にかかる解錠手続の一例を示すフローチャートである。 解錠装置の一例を示す模式図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<実施の形態>
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかるチケット販売システム100の概略構成の一例を示す模式図である。
(第1の実施の形態にかかるチケット販売システム100)
図1に示すように、第1の実施の形態にかかるチケット販売システム100は、入場管理装置200、サーバ装置300、携帯端末400、ネットワーク500、およびチケット600からなる。また、指700は購入者による指紋の登録に用いられ、指705は入場者による指紋認証に用いられる。
(指700および指705)
説明の便宜上、購入者が指紋の登録に用いる指を指700とし、入場者が指紋認証に用いる指を指705とする。購入者と入場者とが同一人物である場合、指700と指705とは同一である。指700および指705の本数は、一本に限られず、複数であってもよい。また、指700および指705は手のどの指であってもよい。例えば、金融機関などに指紋が登録されている指とは異なる指を用いてもよい。
(指紋特徴量710および指紋特徴量715)
指紋特徴量710および指紋特徴量715は、指紋の照合に用いられる情報である。説明の便宜上、指700から抽出されたものを指紋特徴量710とし、指705から抽出されたものを指紋特徴量715とする。指紋特徴量710および指紋特徴量715には、紋様のパターン、隆線の長さ、中心点・三角州・終止点・分岐点等の特徴点の位置情報が含まれる。
(入場管理装置200)
第1の実施の形態において、入場管理装置200は制御部210、チケット読取部220、カメラ230、および画像処理部240を含む。入場管理装置200は、イベント会場またはコンサート会場など、チケット600を購入した者のみが入場できる場所の入口に設置される。
(制御部210)
制御部210は、チケット読取部220を介してチケット600の識別情報610を取得する。また、制御部210は、画像処理部240を介して入場者の指紋特徴量715を取得する。さらに、制御部210は、ネットワーク500を介してサーバ装置300に接続し、指紋認証を行う。これらの処理の詳細については後述する。
(チケット読取部220)
チケット読取部220は、チケット600に記録された識別情報610を読み取る装置である。チケット読取部220は、例えば、バーコードリーダー、QRコード(登録商標)リーダー、ICカードの読取装置などである。あるいは、チケット読取部220は、入場者に識別情報610を手入力させる装置であってもよい。
(カメラ230)
カメラ230は、指705の指先を撮影し、指先画像を取得する装置である。指先画像は、少なくとも指紋の画像を含む。また、指先画像は指先の形状、肌色、関節の位置などの情報を含んでも良い。さらに、カメラ230は、ライトまたはフラッシュなど、光量を調節する機能を備えていてもよい。
(画像処理部240)
画像処理部240は、指705の指先画像に対して前処理を行い、指紋特徴量715を抽出する装置である。前処理と指紋特徴量715の抽出については後述する。
(サーバ装置300)
サーバ装置300は、ネットワーク500を介して入場管理装置200および携帯端末400と通信可能に設けられる。また、サーバ装置300は、チケット発行部310および記録部320を含む。
(チケット発行部310)
チケット発行部310は、識別情報610を付与したチケット600を発行する装置である。
(記録部320)
記録部320は、識別情報610と、指紋特徴量710との組を記録する。
(携帯端末400)
携帯端末400は、購入者が指紋情報を登録するために用いるデバイスである。携帯端末400は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末などである。携帯端末400は、撮像部410、表示部420、画像処理部430を含む。
(撮像部410)
撮像部410は、指700の指先を撮影し、指先画像を取得する装置である。指先画像は、少なくとも指紋の画像を含む。また、指先画像は指先の形状、肌色、関節の位置などの情報を含んでも良い。さらに、撮像部410は、ライトまたはフラッシュなど、光量を調節する機能を備えていてもよい。
(表示部420)
表示部420は、撮像部410を用いて撮影した画像を表示するスクリーンである。また、表示部420は、ガイド画像425を表示し、撮像部410による指700の指先の撮影を補助してもよい。
(ガイド画像425)
図6は、ガイド画像425の一例を示す模式図である。
図6に示すように、ガイド画像425は、指700の撮影位置、撮影距離を示すことによって、撮像部410による撮影を補助する。また、ガイド画像425は、指700を撮影する場合に、指紋特徴量710の抽出に最適な位置または大きさになるように購入者に対して指示してもよく、指紋特徴量710の抽出に最適な光量になるように購入者に対して指示してもよく、ライトまたはフラッシュの有無を切り替えるボタンを表示してもよい。
(画像処理部430)
画像処理部430は、撮像部410が指700を撮影する場合に、指先画像のクオリティチェックを行う装置である。また、画像処理部430は、指先画像に対して前処理を行い、指紋特徴量710を抽出する装置である。クオリティチェック、前処理および指紋特徴量710の抽出については後述する。
(チケット600)
チケット600は、イベントまたはコンサートなどの入場チケットである。チケット600は、識別情報610を含む。チケット600は、紙、磁気カード、ICカード、電子チケットなど、任意の形態であってもよい。
(識別情報610)
識別情報610は、購入者を識別する情報である。識別情報610は、チケット600に番号、文字、バーコード、QRコード(登録商標)などの形で直接印字してもよく、磁気情報または電子情報として記録してもよい。
具体的に、識別情報は、電話番号、暗証番号、アルファベットまたは記号を含むものであってもよい。
(第1の実施の形態にかかるチケット発行手続)
図2は、第1の実施の形態にかかるチケット600の発行手続の一例を示すフローチャートである。
まず、購入者は撮像部410を用いて指700の指先を撮影し、指先画像を取得する(ステップS11)。
画像処理部430は、指紋の情報が指先画像に十分含まれているかを確認するためのクオリティチェックを行う(ステップS12)。具体的には、指先画像から隆線を含む領域を検出し、その中に隆線となりうるエッジ情報が基準値以上存在するかどうかを判定する(ステップS13)。
エッジ情報が基準値以上存在しない場合(ステップS13のNo)、ステップS11に戻る。
エッジ情報が基準値以上存在する場合(ステップS13のYes)、撮像部410による撮影を終了し、ステップS14に進む。
このように、指700を撮影する場合は、指紋特徴量710の抽出を行わず、クオリティチェックのみを行う。これによって、指700を撮影する場合に画像処理部430による計算時間を短縮することができ、購入者は円滑に指紋登録を行うことができるという利点がある。
画像処理部430は、撮影された指先画像に対して以下に説明する前処理を行う(ステップS14)。
まず、前提として、購入者が携帯端末400を用いて撮影した指先画像は、必ずしも正面から撮影されているとは限らない。図7に示すように、撮影角度または撮影距離がぶれている可能性がある。また、指の形状または光の当たり方によっては指紋の隆線に部分的に不明瞭な部分が存在する可能性がある。
そこで、前処理として、異なる撮影距離からなる複数の指先画像が得られた場合は、同じ大きさになるように揃える処理を行う。
また、異なる撮影角度からなる複数の指先画像が得られた場合は、撮影角度を計算し、正面からの角度に変換する処理を行う。一つまたは少数の撮影角度からなる指先画像のみが得られ、正面からの角度を計算できない場合は、複数の撮影角度を仮定して変換処理を行う。
さらに、指先画像のうち指紋の隆線の情報が得られなかった部分については、別の撮影角度からなる指先画像を変換して合成することにより補完する処理を行う。
次に、画像処理部430は、指700の指先画像から指紋特徴量710を抽出する(ステップS15)。一つまたは少数の撮影角度からなる指先画像のみが得られ、複数の撮影角度を仮定した場合は、それぞれの指紋特徴量710を抽出する。
携帯端末400は、指紋特徴量710をサーバ装置300に送信する(ステップS16)。
チケット発行部310は、識別情報610と指紋特徴量710との組を記録部320に記録する(ステップS17)。また、チケット発行部310は、識別情報610を付与したチケット600を発行する(ステップS18)。
(第1の実施の形態にかかる指紋認証手続)
図3は、第1の実施の形態にかかる指紋認証手続の一例を示すフローチャートである。
まず、制御部210はチケット読取部220を介してチケット600に付与された識別情報610を取得する(ステップS21)。
画像処理部240は、カメラ230を介して指705の指先画像を取得する(ステップS22)。
画像処理部240は、指705の指先画像に対して前処理を行う(ステップS23)。具体的な処理はステップS14におけるものと同様である。
画像処理部240は、前処理を行った指705の指先画像から指紋特徴量715を抽出する。制御部210は、画像処理部240から指紋特徴量715を取得する(ステップS24)。
制御部210は、ネットワーク500を介してサーバ装置300に接続する(ステップS25)。
制御部210は、記録部320を参照し、識別情報610に対応する指紋特徴量710と、指紋特徴量715とが一致するかどうかを判定する(ステップS26)。
双方が一致する場合(ステップS26のYes)、購入者と入場者とが同一人物であると判定する(ステップS27)。この場合、入場を許可させることができる。
双方が一致しない場合(ステップS26のNo)、購入者と入場者とが別人物であると判定する(ステップS28)。この場合、入場を禁止させることができる。
以上のように、第1の実施の形態にかかるチケット販売システム100は、購入者の携帯端末300に指紋センサが搭載されていない場合であっても、指紋認証を実現できる。さらに、非接触の指紋認証を実現できる。
本発明においては、チケット販売システム100が「チケット販売システム」に相当し、入場管理装置200が「入場管理装置」に相当し、制御部210が「制御部」に相当し、チケット読取部220が「チケット読取部」に相当し、カメラ230が「指紋読取部」または「カメラ」に相当し、画像処理部240および画像処理部430が「画像処理部」に相当し、チケット発行部310が「チケット発行部」に相当し、記録部320が「記録部」に相当し、携帯端末400が「携帯端末」に相当し、撮像部410が「撮像部」に相当し、表示部420が「表示部」に相当し、ガイド画像425が「ガイド画像」に相当し、チケット600が「チケット」に相当し、識別情報610が「識別情報」に相当し、指紋特徴量710および指紋特徴量715が「指紋特徴量」に相当する。
(第2の実施の形態)
以下、第2の実施の形態にかかるチケット販売システム100について説明を行う。第2の実施の形態にかかるチケット販売システム100が、第1の実施の形態にかかるチケット販売システム100と異なる点について主に説明する。したがって、説明を省略する部分については、第1の実施の形態にかかるチケット販売システム100と同様のシステムである。
(第2の実施の形態にかかるチケット販売システム100)
図4は、第2の実施の形態にかかるチケット販売システム100の概略構成の一例を示す模式図である。
図4に示すように、第2の実施の形態にかかるチケット販売システム100は、入場管理装置200、サーバ装置300、携帯端末400、ネットワーク500、およびチケット600からなる。また、指700は購入者による指紋の登録に用いられ、指705は入場者による指紋認証に用いられる。購入者と入場者とが同一人物である場合、指700と指705とは同一である。
(入場管理装置200)
第2の実施の形態において、入場管理装置200は制御部210、チケット読取部220、指紋センサ250、および抽出部260を含む。
(制御部210)
制御部210は、チケット読取部220を介してチケット600の識別情報610を取得する。また、制御部210は、抽出部260を介して指705の指紋特徴量715を取得する。さらに、制御部210は、ネットワーク500を介してサーバ装置300に接続し、指紋認証を行う。これらの処理の詳細については後述する。
(指紋センサ250)
指紋センサ250は、指705の指紋情報を読み取る、接触式の指紋センサである。
(抽出部260)
抽出部260は、指紋センサ250で読み取った指705の指紋情報から指紋特徴量715を抽出する装置である。
(第2の実施の形態にかかるチケット発行手続)
第2の実施の形態にかかるチケット600の発行手続は、第1の実施の形態にかかるチケット600の発行手続と次の部分を除いて同様である。
第2の実施の形態にかかるチケット販売システム100においては、指705を指紋センサ250に軽く押しあてることにより、指紋特徴量715を抽出する。この場合、指705の指紋は平面に押しあてた形状に変形しており、そのままでは指紋特徴量715と指紋特徴量710とを正確に照合することができない。
そこで、ステップS14の前処理において、指700の指紋情報を平面に押しあてた形状に変換する処理を行う。この処理を行うことによって、指紋特徴量710と指紋特徴量715とを正確に照合することが可能になる。
(第2の実施の形態にかかる指紋認証手続)
図5は、第2の実施の形態にかかる指紋認証手続の一例を示すフローチャートである。
まず、制御部210はチケット読取部220を介してチケット600に付与された識別情報610を取得する(ステップS31)。
抽出部260は、指紋センサ250を介して指705から指紋情報を取得する(ステップS32)。
抽出部260は、指紋情報から指紋特徴量715を抽出する。制御部210は、抽出部260から指紋特徴量715を取得する(ステップS33)。
制御部210は、ネットワーク500を介してサーバ装置300に接続する(ステップS34)。
制御部210は、記録部320を参照し、識別情報610に対応する指紋特徴量710と、指紋特徴量715とが一致するかどうかを判定する(ステップS35)。
双方が一致する場合(ステップS35のYes)、購入者と入場者とが同一人物であると判定する(ステップS36)。この場合、入場を許可させることができる。
双方が一致しない場合(ステップS35のNo)、購入者と入場者とが別人物であると判定する(ステップS37)。この場合、入場を禁止させることができる。
以上のように、第2の実施の形態にかかるチケット販売システム100は、購入者の携帯端末400に指紋センサが搭載されていない場合であっても、指紋認証を実現できる。さらに、指紋センサ250は入場者の指紋情報を直接読み取るため、画像処理を行う必要がない。そのため、入場管理装置200による指紋認証の処理速度を速くすることができる。
本発明においては、チケット販売システム100が「チケット販売システム」に相当し、入場管理装置200が「入場管理装置」に相当し、制御部210が「制御部」に相当し、チケット読取部220が「チケット読取部」に相当し、指紋センサ250が「指紋読取部」または「指紋センサ」に相当し、抽出部260が「抽出部」に相当し、チケット発行部310が「チケット発行部」に相当し、記録部320が「記録部」に相当し、携帯端末400が「携帯端末」に相当し、撮像部410が「撮像部」に相当し、表示部420が「表示部」に相当し、ガイド画像425が「ガイド画像」に相当し、画像処理部430が「画像処理部」に相当し、チケット600が「チケット」に相当し、識別情報610が「識別情報」に相当し、指紋特徴量710および指紋特徴量715が「指紋特徴量」に相当する。
(第3の実施の形態)
図8は、第3の実施の形態にかかる年齢確認システム110の概略構成の一例を示す模式図である。
以下、第3の実施の形態にかかる年齢確認システム110について説明を行う。第3の実施の形態にかかる年齢確認システム110は、第2の実施の形態にかかるチケット販売システム100を年齢確認システムとして応用したものである。したがって、説明を省略する部分については、第2の実施の形態にかかるチケット販売システム100と同様のシステムである。
(第3の実施の形態にかかる年齢確認システム110)
図8に示すように、第3の実施の形態にかかる年齢確認システム110は、サーバ装置300、携帯端末400、ネットワーク500、年齢確認カード605および年齢確認機能付き自動販売機800からなる。また、指700は登録者による指紋の登録に用いられ、指705は利用者による指紋認証に用いられる。登録者と利用者とが同一人物である場合、指700と指705とは同一である。
(年齢確認カード605)
年齢確認カード605は、タバコまたは酒など法律によって成人にのみ販売が許可されている商品を、年齢確認機能付き自動販売機800から購入する場合に、利用者の年齢確認を行うために用いられる。年齢確認カード605は、識別情報610を含む。年齢確認カード605は、紙、磁気カード、ICカード、電子チケットなど、任意の形態であってもよい。
(サーバ装置300)
第3の実施の形態において、サーバ装置300は記録部320および年齢確認カード発行部330を含む。
(年齢確認カード発行部330)
年齢確認カード発行部330は、身分証の提示などによって登録者が成人であることを確認した場合に限り、識別情報610を付与した年齢確認カード605を発行する装置である。
(年齢確認機能付き自動販売機800)
年齢確認機能付き自動販売機800は制御部810、年齢確認カード読取部820、指紋センサ830、および抽出部840を含む。
また、図10は年齢確認機能付き自動販売機800の一例を示す模式図である。年齢確認機能付き自動販売機800は、タバコまたは酒など法律によって成人にのみ販売が許可されている商品を販売する。
(第3の実施の形態にかかる年齢確認カード発行手続)
第3の実施の形態にかかる年齢確認カード605の発行手続は、第2の実施の形態にかかるチケット600の発行手続と次の部分を除いて同様である。
年齢確認カード発行部330は、身分証の提示などによって登録者が成人であることを確認した場合に限り、識別情報610を付与した年齢確認カード605を発行する。
(第3の実施の形態にかかる年齢確認手続)
図9は、第3の実施の形態にかかる年齢確認手続の一例を示すフローチャートである。
ステップS41からステップS45までは、第2の実施の形態にかかる指紋認証手続と同様である。
次に、制御部810は、識別情報610に対応する指紋特徴量710と、指紋特徴量715とが一致するかどうかを判定する(ステップS45)。
双方が一致する場合、制御部810は商品の購入を許可する(ステップS46)。
双方が一致しない場合、制御部810は商品の購入を許可しない(ステップS47)。
以上のように、第3の実施の形態にかかる年齢確認手続110は、法律で販売が規制されている商品について、未成年者による他人の年齢確認カードを使った購入を防止できる。
なお、第3の実施の形態にかかる年齢確認システム110の別の例として、第1の実施の形態にかかるチケット販売システム100を年齢確認システム110として応用してもよい。具体的には、指紋センサ830および抽出部840に代えてカメラ230および画像処理部240を設けてもよい。
本発明においては、年齢確認システム110が「年齢確認システム」に相当し、制御部810が「制御部」に相当し、年齢確認カード読取部820が「年齢確認カード読取部」に相当し、指紋センサ830が「指紋読取部」に相当し、年齢確認カード発行部330が「年齢確認カード発行部」に相当し、記録部320が「記録部」に相当し、携帯端末400が「携帯端末」に相当し、撮像部410が「撮像部」に相当し、表示部420が「表示部」に相当し、画像処理部430が「画像処理部」に相当し、年齢確認カード605が「年齢確認カード」に相当し、識別情報610が「識別情報」に相当し、指紋特徴量710および指紋特徴量715が「指紋特徴量」に相当する。
(第4の実施の形態)
図11は、第4の実施の形態にかかる予約システム120の概略構成の一例を示す模式図である。
以下、第4の実施の形態にかかる予約システム120について説明を行う。第4の実施の形態にかかる予約システム120は、第2の実施の形態にかかるチケット販売システム100を予約システムとして応用したものである。したがって、説明を省略する部分については、第2の実施の形態にかかるチケット販売システム100と同様のシステムである。
(第4の実施の形態にかかる予約システム120)
図11に示すように、第4の実施の形態にかかる予約システム120は、サーバ装置300、携帯端末400、ネットワーク500および解錠装置900からなる。また、指700は予約者による指紋の登録に用いられ、指705は利用者による指紋認証に用いられる。予約者と利用者とが同一人物である場合、指700と指705とは同一である。
(解錠装置900)
解錠装置900は、制御部910、指紋センサ920、抽出部930を含む。
また、図14は解錠装置900の一例を示す模式図である。解錠装置900は、宿泊施設またはレンタカーなど、貸渡しに供する施設や物(以下、施設等という。)の入口または扉などに設けられる。
(サーバ装置300)
第4の実施の形態において、サーバ装置300は記録部320および予約管理部340を含む。
(予約管理部340)
予約管理部340は、予約者が入力した施設等の利用開始時刻および利用終了時刻を用いて予約情報620を生成する。また、予約情報620と指紋特徴量710との組を記録部320に記録する。
(記録部320)
記録部320は予約情報620と指紋特徴量710との組を記録保持する。
(予約情報620)
予約情報620は、少なくとも予約者が予約した施設等に設けられた解錠装置900の情報と、利用開始時刻および利用終了時刻の情報とを含む。
(第4の実施の形態にかかる予約手続)
図12は、第4の実施の形態にかかる予約手続の一例を示すフローチャートである。
ステップS51からステップS55までは、第2の実施の形態にかかるチケット発行手続と同様である。
次に、予約者は施設等の利用開始時刻および利用終了時刻を携帯端末400に入力する(ステップS56)。
携帯端末400は、指紋特徴量710と施設等の利用開始時刻および利用終了時刻とをサーバ装置300に送信する(ステップS57)。
予約管理部340は、施設等に設けられた解錠装置900の情報と利用開始時刻および利用終了時刻とを含む予約情報620を生成する。予約管理部340は、予約情報620と指紋特徴量710との組を記録部320に記録する(ステップS58)。
(第4の実施の形態にかかる解錠手続)
図13は、第4の実施の形態にかかる解錠手続の一例を示すフローチャートである。
まず、予約管理部340は、予約情報620における施設等の利用開始時刻に、解錠装置900に対してスタンバイ指示を送信する。制御部910はスタンバイ指示を受信する(ステップS61)。
抽出部930は、指紋センサ920を介して指705から指紋情報を取得する(ステップS62)。
抽出部930は、指紋情報から指紋特徴量715を抽出する。制御部910は、抽出部930から指紋特徴量715を取得する(ステップS63)。
制御部910は、ネットワーク500を介してサーバ装置300に接続する(ステップS64)。
制御部910は、記録部320を参照し、予約情報620に対応する指紋特徴量710と、指紋特徴量715とが一致するかどうかを判定する(ステップS65)。
双方が一致する場合(ステップS65のYes)、制御部910は予約者と利用者とが同一人物であると判定し、解錠を行う(ステップS66)。
双方が一致しない場合(ステップS65のNo)、制御部910は予約者と利用者とが別人物であると判定し、解錠を行わない(ステップS67)。
以上のように、第4の実施の形態にかかる予約システム120は、指紋を鍵として予約した施設等の解錠を行うことができる。また、利用者は施設等の利用前に鍵を受け取る必要がなく、さらに利用中も鍵を持ち歩く必要がない。
なお、第4の実施の形態にかかる予約システム120の別の例として、第1の実施の形態にかかるチケット販売システム100を予約システム120として応用してもよい。具体的には、指紋センサ920および抽出部930に代えてカメラ230および画像処理部240を設けてもよい。
本発明においては、予約システム120が「予約システム」に相当し、解錠装置900が「解錠装置」に相当し、制御部910が「制御部」に相当し、指紋センサ920が「指紋読取部」に相当し、予約管理部340が「予約管理部」に相当し、記録部320が「記録部」に相当し、携帯端末400が「携帯端末」に相当し、撮像部410が「撮像部」に相当し、表示部420が「表示部」に相当し、画像処理部430が「画像処理部」に相当し、予約情報620が「予約情報」に相当し、指紋特徴量710および指紋特徴量715が「指紋特徴量」に相当する。
本発明の好ましい一実施の形態は上記の通りであるが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
100 チケット販売システム
110 年齢確認システム
120 予約システム
200 入場管理装置
210、810、910 制御部
220 チケット読取部
230 カメラ
240 画像処理部
250、830、920 指紋センサ
260、840、930 抽出部
300 サーバ装置
310 チケット発行部
320 記録部
330 年齢確認カード発行部
340 予約管理部
400 携帯端末
410 撮像部
420 表示部
425 ガイド画像
430 画像処理部
500 ネットワーク
600 チケット
605 年齢確認カード
610 識別情報
620 予約情報
700、705 指
710、715 指紋特徴量
800 年齢確認機能付き自動販売機
820 年齢確認カード読取部
900 解錠装置

Claims (10)

  1. 撮像部を有する携帯端末と、
    画像処理部と、
    記録部と、
    チケット発行部と、
    制御部と、
    チケットに付与された識別情報を読み取るチケット読取部と、
    入場者の指紋情報を読み取る指紋読取部と、を含み、
    前記撮像部は、購入者の指先を撮影して指先画像を取得し、
    前記画像処理部は、少なくとも前記指先画像から指紋特徴量を抽出し、
    前記記録部は、少なくとも前記購入者の識別情報と前記指紋特徴量との組を記録し、
    前記チケット発行部は、前記識別情報を付与したチケットを発行し、
    前記制御部は、
    前記チケット読取部を介して前記識別情報を取得し、
    前記記録部に記録された当該識別情報に対応する指紋特徴量と、前記指紋読取部を介して取得した指紋情報とを照合し、前記入場者と前記購入者とが同一人物であるかを判定する、チケット販売システム。
  2. 前記指紋読取部は、前記入場者の指先を撮影して指先画像を取得するカメラであり、
    前記画像処理部は、さらに、前記入場者の指先画像から指紋特徴量を抽出する、請求項1に記載のチケット販売システム。
  3. 抽出部をさらに含み、
    前記指紋読取部は、接触式の指紋センサであり、
    前記抽出部は、前記指紋センサが読み取った入場者の指紋情報から指紋特徴量を抽出し、
    前記画像処理部は、さらに、前記購入者の指紋特徴量を前記入場者の指紋特徴量と照合可能に変換する、請求項1に記載のチケット販売システム。
  4. 前記携帯端末は、表示部をさらに含み、
    前記表示部は、前記購入者に対して指先の撮影位置を指示するためのガイド画像を表示する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のチケット販売システム。
  5. 前記撮像部は、購入者の複数の指先を撮影する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のチケット販売システム。
  6. 請求項1に記載の制御部と、
    前記チケット読取部と、
    前記指紋読取部と、を有する入場管理装置。
  7. 撮像部を有する携帯端末を用いたチケット販売方法であって、
    画像処理工程と、
    記録工程と、
    チケット発行工程と、
    制御工程と、
    チケットに付与された識別情報を読み取るチケット読取工程と、
    入場者の指紋情報を読み取る指紋読取工程と、を含み、
    前記撮像部は、購入者の指先を撮影して指先画像を取得し、
    前記画像処理工程は、少なくとも前記指先画像から指紋特徴量を抽出し、
    前記記録工程は、少なくとも前記購入者の識別情報と前記指紋特徴量との組を記録し、
    前記チケット発行工程は、前記識別情報を付与したチケットを発行し、
    前記制御工程は、
    前記チケット読取工程を介して前記識別情報を取得し、
    前記記録工程において記録された当該識別情報に対応する指紋特徴量と、前記指紋読取工程を介して取得した指紋情報とを照合し、前記入場者と前記購入者が同一人物であるかを判定する、チケット販売方法。
  8. 撮像部を有する携帯端末を用いたチケット販売プログラムであって、
    画像処理プロセスと、
    記録処理と、
    チケット発行処理と、
    制御処理と、
    チケットに付与された識別情報を読み取るチケット読取処理と、
    入場者の指紋情報を読み取る指紋読取処理と、を含み、
    前記撮像部は、購入者の指先を撮影して指先画像を取得し、
    前記画像処理プロセスは、少なくとも前記指先画像から指紋特徴量を抽出し、
    前記記録処理は、少なくとも前記購入者の識別情報と前記指紋特徴量との組を記録し、
    前記チケット発行処理は、前記識別情報を付与したチケットを発行し、
    前記制御処理は、
    前記チケット読取処理を介して前記識別情報を取得し、
    前記記録処理において記録された当該識別情報に対応する指紋特徴量と、前記指紋読取処理を介して取得した指紋情報とを照合し、前記入場者と前記購入者が同一人物であるかを判定する、チケット販売プログラム。
  9. 撮像部を有する携帯端末と、
    画像処理部と、
    記録部と、
    年齢確認カード発行部と、
    制御部と、
    年齢確認カードに付与された識別情報を読み取る年齢確認カード読取部と、
    利用者の指紋情報を読み取る指紋読取部と、を含み、
    前記撮像部は、登録者の指先を撮影して指先画像を取得し、
    前記画像処理部は、少なくとも前記指先画像から指紋特徴量を抽出し、
    前記記録部は、少なくとも前記利用者の識別情報と前記指紋特徴量との組を記録し、
    前記年齢確認カード発行部は、前記識別情報を付与した年齢確認カードを発行し、
    前記制御部は、
    前記年齢確認カード読取部を介して前記識別情報を取得し、
    前記記録部に記録された当該識別情報に対応する指紋特徴量と、前記指紋読取部を介して取得した指紋情報とを照合し、前記登録者と前記利用者とが同一人物であるかを判定する、年齢確認システム。
  10. 撮像部を有する携帯端末と、
    指紋読取部を有する解錠装置と、
    画像処理部と、
    記録部と、
    予約管理部と、
    制御部と、を含み、
    前記撮像部は、予約者の指先を撮影して指先画像を取得し、
    前記画像処理部は、少なくとも前記指先画像から指紋特徴量を抽出し、
    前記予約管理部は、少なくとも前記解錠装置の利用開始時刻と利用終了時刻とを予約情報として生成し、
    前記記録部は、少なくとも前記予約情報と前記指紋特徴量との組を記録し、
    前記制御部は、
    前記記録部に記録された当該予約情報に対応する指紋特徴量と、前記指紋読取部を介して取得した指紋情報とを照合し、両者が一致する場合にのみ前記解錠装置が解錠を行う、予約システム。
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