JP4839843B2 - 鍵盤楽器の鍵盤蓋構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鍵盤部を覆う鍵盤蓋と楽器本体とを回動自在に連結する連結機構部を設けた鍵盤楽器の鍵盤蓋構造に関する。
従来、鍵盤楽器において、鍵盤部を覆う鍵盤蓋と楽器本体とを回動自在に連結する連結機構部を設けたものが知られている。例えば、下記特許文献1では、鍵盤蓋にロータリダンパを取り付けると共に、楽器本体の腕木に、ロータリダンパのダンパ軸に係合する係合部材を取り付け、鍵盤蓋が楽器本体に対して回動する際、ロータリダンパが付勢力を発生させるように構成される。
特開昭63−41898号公報
しかしながら、上記特許文献1では、ロータリダンパは鍵盤蓋に固定され、係合部材は腕木に固定されているため、鍵盤蓋と楽器本体との位置関係は、ダンパ軸を中心とした回動を除けば固定的であり、例えば、閉蓋状態及び開蓋状態における鍵盤蓋の楽器本体に対する相対的位置を所望の位置に調整することはできなかった。また、両者の組み付け後においても調整することができなかった。そのため、鍵盤蓋と、楽器本体における口棒部等との相対的位置関係が適切となるように、ロータリダンパや係合部材のほか、鍵盤蓋や楽器本体の各部の精度を高くする必要があった。
一方、鍵盤蓋と楽器本体との間に、ロータリダンパを介在させて回動自在に連結する鍵盤楽器の鍵盤蓋構造においては、上記係合部材のような介在部材を介在させ、該介在部材のサイズを複数設けて、位置調整の際に適したサイズの介在部材を採用して組み付けることで、鍵盤蓋と楽器本体との位置関係の調整を一応可能にする手法も考えられる。しかしながら、このようにすると、介在部材を複数用意しなければならず、構成が複雑化してコストが上昇する。しかも、調整は段階的にしか行えないため、最適な位置に調整することは困難である。また、一旦、いずれかの介在部材を組み付けに用いて鍵盤蓋の位置を確認した後に、最も適切なサイズの介在部材に交換するという、二度手間となる作業が発生し、作業効率が悪いという問題が発生する。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、鍵盤蓋を楽器本体に対して組み付ける際、鍵盤蓋の位置を適切に調整することができる鍵盤楽器の鍵盤蓋構造を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項の鍵盤楽器の鍵盤蓋構造は、鍵盤部が内装された楽器本体と、閉蓋状態で少なくとも前記鍵盤部を覆う鍵盤蓋と、前記鍵盤蓋を前記楽器本体に対して回動自在に連結する連結機構部とを有し、前記連結機構部を、前記鍵盤蓋及び前記楽器本体の少なくとも一方に対して取り付ける際に、前後方向及び上下方向を含む垂直平面に平行な方向における前記鍵盤蓋及び前記楽器本体の前記少なくとも一方に対する前記連結機構部の位置が、少なくとも一方向に調整可能なように構成され、前記鍵盤蓋は、前側蓋(31)と後側蓋(32)とが回動軸(30)を中心に回動自在に連結されてなり、前記連結機構部は、前記鍵盤蓋のうち前記前側蓋に取り付け可能であり、前記鍵盤蓋の前記後側蓋は、前記鍵盤蓋の閉蓋状態において、前記回動軸を中心に回動させることで前記楽器本体の内部を開放可能であり、前記後側蓋を回動させて生じた開放部分を通じて前記連結機構部の位置の調整作業を行えるように構成されたことを特徴とする。
好ましくは、前記連結機構部の位置は、前記垂直平面に平行な任意の方向に位置調整可能である(請求項)。また、好ましくは、前記連結機構部は、前記鍵盤蓋及び前記楽器本体の左側部同士を連結する左側連結機構部と前記鍵盤蓋及び前記楽器本体の右側部同士を連結する右側連結機構部とからなり、前記左側連結機構部と前記右側連結機構部とは、独立して位置調整可能である(請求項)。
好ましくは、前記連結機構部の位置調整をする際に、前記連結機構部を前記鍵盤蓋及び前記楽器本体の前記少なくとも一方に対して移動可能なように仮締結する仮締結手段(59、52)と、前記連結機構部を位置調整した状態で前記鍵盤蓋及び前記楽器本体の前記少なくとも一方に対して前記連結機構部を固定する固定用締結手段(53、63)とを有する(請求項)。
好ましくは、前記鍵盤蓋及び前記楽器本体の前記少なくとも一方には、下穴(21)が形成されており、前記連結機構部を、その位置決め前の所定の位置で、前記鍵盤蓋及び前記楽器本体の前記少なくとも一方に対して前記下穴を介して組み付ける定位置締結具(58)を有し、前記定位置締結具は、前記連結機構部を前記所定の位置に対して位置変更する際に取り外し可能に構成されている(請求項)。
なお、上記括弧内の符号は例示である。
本発明の請求項によれば、鍵盤蓋を楽器本体に対して組み付ける際、鍵盤蓋の位置を適切に調整することができる。また、鍵盤蓋を連結機構部を介して楽器本体に対して組み付けた後においても、鍵盤蓋の位置の調整作業を容易に行うことができる。
請求項によれば、鍵盤蓋の楽器本体に対する位置を、前後方向及び上下方向を含む垂直平面において所望の位置に調整することができる。
請求項によれば、鍵盤蓋の楽器本体に対する左右方向に対する傾き乃至ねじれを調整することができる。
請求項によれば、調整機構の構成が簡単である。
請求項によれば、一律に位置調整作業をする必要がなく、連結機構部が初期位置のまま位置調整が必要ない場合は、連結機構部を改めて固定する必要もなく、作業を簡略化することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る鍵盤蓋構造が適用される鍵盤楽器の左側部前部の平面図である。図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。本鍵盤楽器は、楽器本体100が、不図示の脚部で保持されてなり、例えば、アップライトピアノとして構成される。以降、楽器本体100の左右方向は、奏者からみた方向を基準とし、前後方向については、楽器本体100の奏者側を「前方」とする。
楽器本体100の前部において、棚板11には、それぞれ複数のシーソー型の白鍵41、黒鍵42からなる鍵盤部KBが配設される。楽器本体100の左右両側部前部には腕木13が配設されている。棚板11の前端部上部において、左右の腕木13間に亘って口棒12が配設されている。鍵盤部KBの後部上方には、不図示のハンマアクションが設けられている。以降、楽器本体100において、右側部の構成は図示しないが、左右対称の構成要素については、符号も区別することなく、左側の構成要素を代表して説明する。
また、楽器本体100の前部には、蓋ユニットUNTが設けられる。蓋ユニットUNTは、前蓋31と後蓋32とが蝶番等の連結部30で回動自在に連結されてなり、さらに、後蓋32の左右両端部の後面側に、被ガイド部33(図2参照)が突設されている。
図2に示すように、蓋ユニットUNTの後端上方において、上前板14が楽器本体100の全幅に亘って設けられる。上前板14の左右に離間した2箇所には、緩衝用のゴムボタン15が取り付けられている。図2では、蓋ユニットUNTの閉蓋状態が表されている。また、図1では、上前板14の図示が省略されている。
鍵盤部KBの左右両側には拍子木16が設けられ、腕木13と拍子木16との間に山板17が設けられる。山板17の後部の腕木13側の面には、後述するロータリダンパ55のダンパ軸56と干渉しないための逃げ部17aが形成されている(図1参照)。また、左右の山板17の後部同士の間に亘って、各鍵の上方への揺動を規制する鍵盤押さえ18が配設されている。また、山板17の後方には、蓋ユニットUNTの開閉時に被ガイド部33を案内する山板後19が配設されている。
左右の腕木13の内側面には、連結機構部CONが設けられる。蓋ユニットUNTは、その両側部において、連結機構部CONを介して腕木13に回動自在に組み付けられている。連結機構部CONは左右のものが左右対称であるが同一構成であるので、左側のものを代表して説明する。
図3は、連結機構部CONの構成を示す分解図である。連結機構部CONは、金属製で板状の回転金具35、外装が金属製のロータリダンパ55、金属製のプレート50、及びこれらを固定するネジ等の各種締結具(後述)等から構成される。ロータリダンパ55からは、ダンパ軸56が突出している。ロータリダンパ55は、公知の構成のものであり、ダンパ軸56を中心とした回動に対して付勢力を発生させる。ロータリダンパ55には、プレート50に固定されるための穴57、57が形成されている。
回転金具35には、蓋ユニットUNTの前蓋31の左端部/右端部に固定されるための穴36、36が形成されている。回転金具35には、回動支点部40が設けられ、可動部38が、回動支点部40を中心に回動自在にされて、固定部37に対して開閉可能になっている。可動部38の摘み部39を持って、可動部38を開いた状態で、ロータリダンパ55のダンパ軸56を可動部38と固定部37との間に入れ、その後、可動部38を閉じることで、可動部38と固定部37とでダンパ軸56を挟み込む。これにより、回転金具35がダンパ軸56に係合する。なお、回転金具35には、可動部38が閉じた状態でロックされる簡単なロック機構が設けられ(図示せず)、容易には開かないようになっている。
プレート50には、ロータリダンパ55を固定するためのネジ穴54、54が穴57、57に対応して設けられている。プレート50とロータリダンパ55とは、皿ネジ45、45(図5参照)を穴57、57を介してネジ穴54、54に螺合することで、固定される。プレート50にはまた、腕木13に固定されるための穴51、52、53が2つずつ形成されている。
図4(a)は、腕木13の前半部の平面図、図4(b)〜(d)は、連結機構部CONと腕木13との取り付け部分を示す断面図である。図5は、連結機構部CONが取り付けられた左側の腕木13の部分を内側(右側)からみた側面図である。
まず、図4(a)に示すように、腕木13には、凹部20が形成されている。凹部20は、ロータリダンパ55が嵌入される前側凹部20aとプレート50が嵌入される後側凹部20bとが連設されてなる。凹部20は、後述するロータリダンパ55及びプレート50の位置調整の際に、ロータリダンパ55及びプレート50が、前後方向及び上下方向を含む「垂直平面」において移動可能となるように、余裕を持って形成されている。後側凹部20bには、下穴21、22が2つずつ形成される。下穴21、22は、プレート50の穴51、52に対応するものであり、プレート50が腕木13に取り付けられる以前に所定の位置に開けられている。
プレート50を腕木13に位置を調整しつつ取り付ける際に用いる締結具は、いずれも鉄製等の皿木ネジ58、63及びトラスタッピングネジ59である(図4(b)〜(d)参照)。このうち、皿木ネジ58、トラスタッピングネジ59は必ず用いられるが、皿木ネジ63は、プレート50の位置調整が必要な場合にのみ用いられる。皿木ネジ58、63のサイズ(ネジの呼び)は例えば3.5、トラスタッピングネジ59のサイズは例えば5である。
プレート50において、穴51(図4(b)参照)は、プレート50を皿木ネジ58で腕木13に対してデフォルトの位置に固定するための締結用穴であり、例えば、ネジサイズに対応して直径がφ3.8である。穴51の楽器本体100の反対側(内側)には、皿木ネジ58の頭部に対応する面取り状の座ぐり部51aが形成されている(図4(b)参照)。皿木ネジ58の取り付け位置は下穴21の位置によって定まる。
また、プレート50において、穴52(図4(d)参照)は、プレート50をトラスタッピングネジ59で腕木13に対して仮固定し、位置調整を可能にすると共に、位置調整後には本固定にも用いるための締結用穴である。穴52の直径は、プレート50の移動を許容するために余裕を持たせてあり、例えば、サイズ5に対してφ9である。
一方、プレート50において、穴53(図4(c)参照)は、プレート50の位置を調整した後に、プレート50を皿木ネジ63で腕木13に対して固定するための締結用穴であり、穴51と同様に、直径がφ3.8で、面取り状の座ぐり部53aが形成されている。ただし、腕木13の下穴61は、プレート50の位置調整が必要になったときに初めて開けられるので、蓋ユニットUNTの最初の組み付け時においては、開けられておらず、その位置も定まっていない。
ちなみに、図5は、プレート50の位置調整前、あるいは位置調整が不要であった場合の取り付け状態を示している。プレート50の位置調整が必要であった場合は、図5に示す皿木ネジ58の代わりに、穴53の位置に皿木ネジ63が締結されていることになる。
ロータリダンパ55及びプレート50の位置調整の説明の前に、組み付け完成された本鍵盤楽器における蓋ユニットUNTの開閉動作を説明する。
図6は、図1のA−A線に沿う断面の略図である。ただし、図6では、蓋ユニットUNTの動きをわかりやすくするために、山板17、ロータリダンパ55及びプレート50等の図示が省略されている。
蓋ユニットUNTの閉蓋状態から、連結部30を中心として前蓋31を上方乃至後方に回動させると、被ガイド部33が山板後19の上面に対して後方にスライドする。山板後19の上面は、後方にいくにつれてやや下方に傾斜しており、被ガイド部33が後方にスライドするにつれて、後蓋32がやや下方に沈みながら後方に移動していく。そして、前蓋31の前部上部31bが上前板14のゴムボタン15に当接した状態で、蓋ユニットUNTの開蓋状態となる。閉蓋操作時は、これとは逆の動作となる。
次に、蓋ユニットUNTの楽器本体100への組み付けについて説明する。図7は、蓋ユニットUNTの組み付け時乃至位置調整時における図2に対応する断面図である。
まず、腕木13に凹部20を形成すると共に、下穴21、22を形成しておく(図4(a)、(b)、(d)参照)。下穴21の位置は、プレート50の位置調整をしなくても済む確率が最も高くなるような位置に設定する。また、ロータリダンパ55をプレート50に対して皿ネジ45、45(図5参照)で固定しておく。さらに、蓋ユニットUNTの前蓋31の左右端部に、回転金具35をネジ43(図5参照)で固定しておく。これらの作業の順序は前後してもよい。
次に、プレート50の穴51、52と腕木13の下穴21、22との位置を合わせ(図4(b)、(d)参照)、各2つの皿木ネジ58、トラスタッピングネジ59で、プレート50を腕木13に締結固定する(図5参照)。そして、蓋ユニットUNTを楽器本体100に被せる。その際、上前板14は装着せず、あるいは取り外しておき、図7に示すように、後蓋32を上方乃至前方に回動させ、前蓋31に対して対向させた折り畳み状態として、楽器本体100に被せる。これにより、前蓋31の後方において、楽器本体100を開放する開放部S1が生じるので、連結機構部CONの締結等の作業を行う際に、楽器本体100内部に手や工具を入れることができる。
そして、蓋ユニットUNTを図7に示す折り畳み状態としたまま、蓋ユニットUNTに取り付けられた回転金具35をロータリダンパ55に係合させる。すなわち、可動部38の摘み部39を操作して、ロータリダンパ55のダンパ軸56を可動部38と固定部37とで挟み込んで係合させる(図3、図5参照)。これで、蓋ユニットUNTは、一応の取り付け状態となり、前蓋31は、回転金具35を介してロータリダンパ55のダンパ軸56を中心に回動可能となり、後蓋32は、独自に、連結部30を中心とした回動操作が可能となる。
次に、一応の取り付け状態となった閉蓋状態で、蓋ユニットUNTの楽器本体100に対する相対的位置関係の適否を確認する。まず、図6に示す確認ポイントP1、P2において、前蓋31の前部下端部31aと口棒12との位置関係を確認する。具体的には、確認ポイントP1において、前蓋31の前部下端部31aと口棒12との前端位置同士が合致しているか否かを確認する。その際、前蓋31の左右方向全幅に亘って上記前端位置同士が合致していることを確認する。さらに、確認ポイントP2において、前部下端部31aと口棒12との上下方向の隙間が、前蓋31の左右方向全幅に亘って均等であることを確認する。
次に、前蓋31を図6の2点鎖線で示すように開蓋し、確認ポイントP3において、前蓋31の閉蓋時における後端部である連結側端部31cが、鍵盤押さえ18の上端部18aと適切なクリアランスを有しているか否かを確認する。楽器本体100の内部を目隠しするために、このクリアランスは小さいことが望ましいが、同時に、蓋ユニットUNTの開閉動作において、鍵盤押さえ18の上端部18aに前蓋31と後蓋32のいずれもが、全幅に亘って干渉しないようにする必要がある。そのため、開閉の全行程において、上端部18aと前蓋31及び後蓋32との干渉がないことを確認する。
次に、前蓋31を開蓋したとき、確認ポイントP4において、前蓋31の前部上部31bが上前板14のゴムボタン15に適切に当接するか否かを確認する。ゴムボタン15は、上前板14の左右端部に1つずつ設けられるので、両ゴムボタン15に前部上部31bがほぼ同時に当接し、一方のみに隙間が生じないことを確認する。
以上の確認ポイントにおいて、不都合があった場合は、それらの修正すべき方向と寸法を把握しておき、プレート50の位置調整に反映させる。仮に、位置調整が不要であった場合は、それで、蓋ユニットUNTの組み付けが完了する。従って、腕木13の下穴61は設けられることもなく、皿木ネジ63も締結されることがない。大半の蓋ユニットUNTについては、デフォルトで定められた穴51(図4(b)参照)の位置が適切であるので、位置調整不要となる場合が多く、その場合は、作業が簡略化される。
一方、位置調整が必要であった場合は、ロータリダンパ55が固定されたプレート50の腕木13に対する位置を腕木13に平行な垂直平面において調整する。まず、皿木ネジ58を2つとも完全に外すと共に、トラスタッピングネジ59を2つとも少し緩めて仮締結状態とする。そして、穴52(図4(d)参照)の直径が許す範囲で、プレート50を所望の位置、すなわち、上記把握した修正すべき方向と寸法に応じた位置に移動させる。その後、トラスタッピングネジ59をしっかり締めて、穴53を介して、腕木13に、下穴61(図4(c)参照)を穿設する。そして、穴53を介して、下穴61に対して皿木ネジ63を2つとも締結する。これにより、ロータリダンパ55及びプレート50が、位置調整された状態で、腕木13に取り付けられ、蓋ユニットUNTの楽器本体100に対する適切な位置への組み付けが完了する。その後、上前板14を組み付ける。
ここで、プレート50の位置調整は、左側だけでなく、右側についても同様に行うことができ、しかも、左右独立して垂直平面における任意の方向に調整可能である。従って、蓋ユニットUNTの単なる前後、上下方向の位置だけでなく、左右方向を軸とした水平方向及び上下方向の傾き乃至ねじれについても調整が可能である。これにより、蓋ユニットUNTの左右方向全幅に亘って各位置を適切な位置に調整することができる。
ロータリダンパ55及びプレート50の位置調整は、主に製造工場において、蓋ユニットUNTを楽器本体100に組み付ける際になされるが、工場出荷後において、位置修正という形で行うことも可能である。その場合でも、後蓋32を開けて開放部S1(図7参照)を生じさせることができるので、プレート50の調整作業が容易である。
本実施の形態によれば、蓋ユニットUNTを楽器本体100に対して組み付ける際、プレート50の腕木13に対する取り付け位置を、前後方向及び上下方向を含む垂直平面に平行な方向に調整可能であるので、蓋ユニットUNTの位置を適切に調整することができる。
また、プレート50の位置は、上記垂直平面に平行な任意の方向に任意の量だけ(穴52(図4(d)参照)の直径が許す範囲で)無段階で調整可能であるので、蓋ユニットUNTを所望の位置に微調整することができる。しかも、左右のプレート50は、独立して調整可能であるので、蓋ユニットUNTの左右方向に対する傾き乃至ねじれ等の姿勢も調整することができる。
また、後蓋32を前蓋31に対して回動自在に連結し、後蓋32を開けて開放部S1が生じるようにしたので、開放部S1を通じて、回転金具35とロータリダンパ55との固定や、プレート50の位置調整の作業を行うことができ、作業ペースを確保することができる。しかも、蓋ユニットUNTを、一旦、連結機構部CONを介して楽器本体100に対して組み付けた後においても、蓋ユニットUNTの位置の調整作業を容易に行うことができる。
また、プレート50の位置調整は、トラスタッピングネジ59を緩めた仮締結状態で行え、位置調整後は、皿木ネジ63で固定するので、構成が簡単である。しかも、皿木ネジ58については、プレート50の位置調整が必要な場合は取り外し可能であると共に、プレート50の位置調整が不要な場合は、そのまま最終的な締結具として機能する。従って、一律にプレート50の位置調整作業をする必要がなく、位置調整が不要な場合は、皿木ネジ63を改めて固定する必要もないので、作業を簡略化することができる。
なお、皿木ネジ63が締結されるためのプレート50の穴53は、2箇所に(一対)設けたが、これに限られず、プレート50の寸法を長くとって、穴53を、3箇所以上乃至2対以上設けてもよい。そのようにすれば、一度、プレート50の位置調整を行って、その後、経年変化や外力等によって再び調整の必要が生じた場合等において、再調整を行ったが、一度開けた下穴61が邪魔で新たな下穴61が開けられないような場合においても、未使用である別の穴53に対応する位置に下穴61を新たに穿設し、上記別の穴53を介して、皿木ネジ63でプレート50の締結固定を行うことができる。なお、位置調整に何度か失敗し、未使用の穴53がなくなった場合であっても、既に開いている下穴61に埋め木をすることで、使用したことのある穴53を締結に再度用いることは可能である。
なお、皿木ネジ58が頑強であれば、プレート50を腕木13に固定する上で、トラスタッピングネジ59は必須ではない。しかし、トラスタッピングネジ59は補強の役割を果たすだけでなく、本鍵盤楽器の出荷、納品後において、蓋ユニットUNTの位置調整が必要となった場合に、緩めて仮締結状態を作るのに有用であるので、締結しておくのが望ましい。
また、一律に、プレート50の位置調整を行うことを前提とするならば、最終的な固定は、常に皿木ネジ63及びトラスタッピングネジ59でなされるので、皿木ネジ58、穴51、下穴21は廃止してもよい。
なお、皿木ネジ58、トラスタッピングネジ59に相当する締結具を、腕木13に対して締結できるのであれば、下穴21、22、61を設けることは必須ではない。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、蓋ユニットUNTの位置調整機構として、トラスタッピングネジ59に対する穴52の寸法の余裕によって、プレート50の位置を調整可能にする機構を例示したが、蓋ユニットUNTの位置を、連結機構部を介して楽器本体100に対して垂直平面において位置調整できる機構であれば、これに限るものではない。
図8(a)は、本発明の第2の実施の形態に係る鍵盤蓋構造が適用される鍵盤楽器の左側の腕木の部分を内側(右側)からみた側面図である。第2の実施の形態では、第1の実施の形態に対して、腕木における凹部の構成、及びプレート50に相当する部分の位置調整機構が相違する。第2の実施の形態では、腕木13の凹部20に代えて、腕木113に凹部120が形成される。また、プレート50に代えて、下プレート70及び上プレート80が採用される。これら以外は第1の実施の形態と構成が同じであり、ロータリダンパ55、回転金具35、蓋ユニットUNT等も同じである。
図8(b)は、下プレート70及び上プレート80の背面図である。図8(a)、(b)に示すように、ロータリダンパ55は、上プレート80にネジ45で固定される。凹部120は、ロータリダンパ55と一緒に上プレート80が移動するのに支障のない範囲に形成される。本実施の形態における連結機構部CON2は、回転金具35、ロータリダンパ55、下プレート70、上プレート80、及びこれらを固定するネジ等の各種締結具等から構成される。
腕木113には、上下方向(図8(a)、(b)の上下方向)に沿って、雌ねじ71、72が形成されている。また、下プレート70にも、雌ねじ71、72と同軸の雌ねじ69が形成されている。そして、雌ねじ71、69に亘って、雄ねじ73が螺合されると共に、雌ねじ72、69に亘って、雄ねじ74が螺合されている。また、腕木113と下プレート70間において、雄ねじ73には2つのナット75、76、雄ねじ74には2つのナット77、78が螺合されている。
ナット75、76、77、78を緩めて、雄ねじ73及び雄ねじ74を回転させることで、下プレート70を上下方向に変位させることができる。そして、下プレート70を適切な位置に変位させた状態で、ナット75、77を腕木113側に締めると共に、ナット76、78を下プレート70側に締めれば、その位置で下プレート70が腕木113に対して固定される。
下プレート70の上面には、前後方向(図8(a)の左右方向)に沿って係合突部79が形成されている。一方、上プレート80の下面には、係合突部79に嵌合的な溝部85が形成されており、両者が嵌合している。係合突部79に対して溝部85が前後方向に摺動することで、上プレート80が、下プレート70に対して前後方向に変位することができる。
また、上プレート80には、前後方向に長い長穴81、82が形成されている。長穴81、82を介して、ネジ83、84を締結することで、上プレート80が下プレート70に対して固定される。また、長穴81、82を設けているので、上プレート80を前後方向における所望位置に変位させた状態で、ネジ83、84を締結することで、上プレート80の下プレート70に対する位置を調整することができる。
かかる構成において、蓋ユニットUNTの楽器本体100への組み付け手順は第1の実施の形態と基本的に同様である。まず、上プレート80を下プレート70に適当な位置で固定し、下プレート70を腕木113に対して適当な位置で固定する。そして、第1の実施の形態と同様に、回転金具35をロータリダンパ55に係合させ、蓋ユニットUNTの位置を確認する。
そして、位置調整の必要がある場合は、下プレート70の位置調整と上プレート80の位置調整を必要に応じて行う。前後及び上下の2方向に位置調整が可能であるので、垂直平面における任意の方向に蓋ユニットUNTの位置を調整可能である。しかも、左右独立して調整できる点でも第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態によれば、蓋ユニットUNTを楽器本体100に対して組み付ける際、蓋ユニットUNTの位置、及び左右方向に対する傾き乃至ねじれ等の姿勢を適切に調整することに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
なお、第1、第2の実施の形態では、連結機構部CON、CON2のうち、楽器本体100に対する取り付け部分の機構に位置調整機能を設けたが、これに限るものではない。すなわち、蓋ユニットUNTを楽器本体100に対して回動自在に連結する連結機構部において、該連結機構部を蓋ユニットUNTに対して取り付ける部分の機構に位置調整機能を設けてもよいし、これと、楽器本体100に対する取り付け部分の機構の双方に設けてもよい。例えば、回転金具35を蓋ユニットUNTの前蓋31に取り付ける部分の機構に、プレート50及び腕木13間の位置調整機構(第1の実施の形態)と同様の機構を設けてもよい。あるいは、下プレート70及び上プレート80と、下プレート70及び腕木113間の機構でなる位置調整機構(第2の実施の形態)と同様の機構を設けてもよい。
なお、第1、第2の実施の形態において、連結機構部CON、CON2は腕木13、113に対して固定されたが、楽器本体100に対して固定的な部分であれば、腕木に限られるものではない。
なお、第1、第2の実施の形態における連結機構部CON、CON2は、ロータリダンパのダンパ軸を中心に蓋ユニットUNTを回動させる構成であったが、これに限るものではない。例えば、ロータリダンパに代えて、ダンピング機構を有しない、単に回動する軸受けであってもよい。
なお、本発明は、アコースティック鍵盤楽器に限られず、電子鍵盤楽器にも適用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る鍵盤蓋構造が適用される鍵盤楽器の左側部前部の平面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 連結機構部の構成を示す分解図である。 腕木の前半部の平面図(図(a))、連結機構部と腕木との取り付け部分を示す断面図(図(b)〜(d))である。 連結機構部が取り付けられた左側の腕木の部分を内側(右側)からみた側面図である。 図1のA−A線に沿う断面の略図である。 蓋ユニットの組み付け時乃至位置調整時における図2に対応する断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る鍵盤蓋構造が適用される鍵盤楽器において連結機構部が取り付けられた左側の腕木の部分を内側(右側)からみた側面図(図(a))、及び、下プレート及び上プレートの背面図(図(b))である。
符号の説明
21 下穴、 35 回転金具(係合部材)、 30 連結部(回動軸)、 31 前蓋(前側蓋)、 32 後蓋(後側蓋)、 52 穴(仮締結手段の一部)、 53 穴(固定用締結手段の一部)、 55 ロータリダンパ、 56 ダンパ軸、 58 皿木ネジ(定位置締結具)、 59 トラスタッピングネジ(仮締結手段の一部)、 63 皿木ネジ(固定用締結手段の一部)、 100 楽器本体、 KB 鍵盤部、 UNT 蓋ユニット(鍵盤蓋)、 CON、CON2 連結機構部

Claims (5)

  1. 鍵盤部が内装された楽器本体と、
    閉蓋状態で少なくとも前記鍵盤部を覆う鍵盤蓋と、
    前記鍵盤蓋を前記楽器本体に対して回動自在に連結する連結機構部とを有し、
    前記連結機構部を、前記鍵盤蓋及び前記楽器本体の少なくとも一方に対して取り付ける際に、前後方向及び上下方向を含む垂直平面に平行な方向における前記鍵盤蓋及び前記楽器本体の前記少なくとも一方に対する前記連結機構部の位置が、少なくとも一方向に調整可能なように構成され、
    前記鍵盤蓋は、前側蓋と後側蓋とが回動軸を中心に回動自在に連結されてなり、前記連結機構部は、前記鍵盤蓋のうち前記前側蓋に取り付け可能であり、前記鍵盤蓋の前記後側蓋は、前記鍵盤蓋の閉蓋状態において、前記回動軸を中心に回動させることで前記楽器本体の内部を開放可能であり、前記後側蓋を回動させて生じた開放部分を通じて前記連結機構部の位置の調整作業を行えるように構成されたことを特徴とする鍵盤楽器の鍵盤蓋構造。
  2. 前記連結機構部の位置は、前記垂直平面に平行な任意の方向に位置調整可能であることを特徴とする請求項1記載の鍵盤楽器の鍵盤蓋構造。
  3. 前記連結機構部は、前記鍵盤蓋及び前記楽器本体の左側部同士を連結する左側連結機構部と前記鍵盤蓋及び前記楽器本体の右側部同士を連結する右側連結機構部とからなり、前記左側連結機構部と前記右側連結機構部とは、独立して位置調整可能であることを特徴とする請求項1または2記載の鍵盤楽器の鍵盤蓋構造。
  4. 前記連結機構部の位置調整をする際に、前記連結機構部を前記鍵盤蓋及び前記楽器本体の前記少なくとも一方に対して移動可能なように仮締結する仮締結手段と、前記連結機構部を位置調整した状態で前記鍵盤蓋及び前記楽器本体の前記少なくとも一方に対して前記連結機構部を固定する固定用締結手段とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鍵盤楽器の鍵盤蓋構造。
  5. 前記鍵盤蓋及び前記楽器本体の前記少なくとも一方には、下穴が形成されており、前記連結機構部を、その位置決め前の所定の位置で、前記鍵盤蓋及び前記楽器本体の前記少なくとも一方に対して前記下穴を介して組み付ける定位置締結具を有し、前記定位置締結具は、前記連結機構部を前記所定の位置に対して位置変更する際に取り外し可能に構成されていることを特徴とする請求項記載の鍵盤楽器の鍵盤蓋構造。
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