JP2001279986A - 建付け調整機能付き丁番 - Google Patents

建付け調整機能付き丁番

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JP2001279986A JP2000100452A JP2000100452A JP2001279986A JP 2001279986 A JP2001279986 A JP 2001279986A JP 2000100452 A JP2000100452 A JP 2000100452A JP 2000100452 A JP2000100452 A JP 2000100452A JP 2001279986 A JP2001279986 A JP 2001279986A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉と枠体の強固な保持が可能であり、耐久性
を有し、前後左右の位置調整及び調整後の再固定が簡単
な作業で可能な施工性に優れた建付け調整機能付き丁番
を提供する。 【解決手段】 調整機構が納まる部分に掘り込みを施
し、奥の面にベース金具5を取り付け、ベース金具5に
扉1と垂直方向のみに直線移動可能に調整金具6を取り
付ける。さらに取り付け部分をL型に曲げた上羽根3を
調整金具6の扉1と平行な面に左右方向のみに直線移動
可能に取り付ける。頭部が空回りし、位置が変化しない
ように設けた前後調整ネジ13、左右調整ネジ19をベ
ース金具5及び調整金具6に螺合し、回転させることに
より前後左右の調整を可能とする。また、上羽根3と調
整金具6の扉面に平行な部分で、歯車部材27と歯付き
長孔28を係合し回転させることにより扉の正面側から
の左右調整を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建付け調整が可能な
丁番に関するものである。
【0002】
【従来の技術】丁番の羽根は扉面に対して直角に取り付
けるのが一般的であり、扉や枠体の厚み方向面に密着し
て取り付けることにより高い保持力を持たせることが出
来る。ところが図8に示すように、左右調整機能を有し
ている丁番は扉の厚み面の一点を基準として丁番の羽根
と扉の厚み面との角度を両側からネジで挟み込むことに
より左右に変化させ、丁番の羽根部分は扉の厚み方向面
から浮いた状態で軸部分を移動させて調整する機構のも
のが大部分であり、さらにこの状態のままで羽根を扉面
に対して前後方向に滑らせて前後調整を実施する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような左右調整
方法では当然丁番の羽根と扉の間に空間が生じることに
なり羽根の面が浮いた状態で複数の取り付けネジにて両
側から挟み込むだけの保持力しか期待できず、保持強度
に欠点がある。又ネジの頭のような小さい面積部分で保
持しようとするために強く固定すると丁番の羽根が変形
し反り返ってしまう危険性もある。こうなるといくら強
くネジを締めこんでも羽根の変形が大きくなるだけで保
持力は強まらない。
【0004】また丁番の羽根を支点にして軸部分をシー
ソーのように動かす調整方法であるために、調整する方
向の固定ネジをあらかじめ調整する分だけ緩めておくな
どの感覚による目分量的な前準備を含む多数のネジを緩
めたり締め付けたりする作業が必要であると共に、さら
に調整後に完全に固定する段階でも締め付けるネジに順
序があるために非常に操作が困難であり、微妙な調整は
難しい。
【0005】左右調整を実施した後の結果としても移動
した軸部分の位置は機構的に丁番の羽根の一点を基準に
した回転運動であるために、左右移動に伴って微妙に前
後方向の位置も変化してしまうことが挙げられる。基準
位置のときが最も扉と枠体の戸当たり部分との間隔が広
い状態であり、大きく左右に調整するほど丁番の軸心は
戸当たり側に前後移動することになり左右調整をしたた
めに前後まで調整しなければならなくなることが考えら
れる。
【0006】前後及び左右調整のための操作部分はドア
の吊元側の厚み方向面に位置するために全ての調整に対
して扉を90°近く開けた状態で実施しなければならな
く、調整の度に一旦扉を閉め、丁番の軸が見える側から
の扉と枠体の隙間やラッチ錠の掛かり具合の確認作業が
必要であり、微調整の段階などでは調整作業と確認作業
の繰り返しになり非常に煩雑である。
【0007】本発明は上記事項を解決すべくなされたも
のであり、取り付け部分がすべて面と面が密着した状態
になり強固な固定が出来、かつ調整の際には左右と前後
の調整が独立して実施出来、左右調整が扉の前後の位置
に干渉しないと共に、少ないネジの操作にて調整を可能
とし、調整後の確認作業に対して扉の開け閉めをなるべ
く少なく出来るような建付け調整機能付き丁番を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために次の技術手段を設けた。扉あるいは枠体の
調整に必要な機構が納まる部分に掘り込みを施し、掘り
込みの奥の厚み方向面にベース金具を取り付ける。ベー
ス金具に取り付ける扉の厚み方向面部分とドア面と平行
な丁番を取り付ける面部分両方を有する調整金具を設
け、該ベース金具に対してドア面と垂直方向のみに直線
移動可能なように該調整金具を取り付ける。さらに羽根
の取り付け部分をL型に曲げた丁番を該調整金具のドア
面と平行な面に左右方向のみに直線移動可能に取り付け
る。
【0009】前後調整ネジを、調整金具に保持されてい
るにもかかわらず頭部が空回りし調整金具に対しての位
置が変化しない状態で扉面に対して垂直方向に設け、雄
ネジ部分はベース金具に螺合させる。調整金具とベース
金具は調整金具取り付けネジにて固定されており、該調
整金具取り付けネジを少し緩めてから前後調整ネジを回
転させるとベース金具に対して調整金具が前後方向に移
動する。同様に左右調整ネジを、丁番の羽根に保持され
ているにもかかわらず頭部が空回りし丁番の羽根に対し
ての位置が変化しない状態でドア面に対して平行方向に
設け、雄ネジ部分は調整金具に螺合させる。調整金具と
丁番の羽根は丁番取り付けネジにて固定されており、該
丁番取り付けネジを少し緩めてから左右調整ネジを回転
させると調整金具に対して丁番の羽根が左右方向に移動
する。
【0010】左右方向の調整においては、前記のネジ方
式以外にも調整金具のドア面と平行な部分と丁番の羽根
のドア面に平行に曲げられた部分で、丁番の羽根部分に
歯車部材を回動自在に設け、さらに調整金具に歯付き長
孔を設け、歯車部材と歯付き長孔を互いに係合させ、ド
アの正面側からの歯車部材の回転操作を可能にする方法
がある。
【0011】このような構成にすることにより枠体に扉
を調整機構部分を介して強固に固定することが可能で、
かつ耐久性に優れ、調整時の作業性が良く、調整後の扉
と枠体の位置関係の確認が簡単で、左右調整を実施して
も丁番の軸の前後位置が変化しない建付け調整機能付き
丁番を提供することが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の実施
の形態を説明する。図1にドアの外観図を示す。扉1と
枠体2からなり、丁番により吊元側の上下二箇所にて扉
を保持する。丁番は上羽根3と下羽根4からなり片方の
羽根を枠体2に固定し、もう一方の羽根を扉に固定し軸
部分に差し込むことにより扉1を枠体2に吊り込む。建
付け調整は丁番の上下羽根のどちらか片方にて実施し、
扉1若しくは枠体2の調整側の取り付け部分に調整機構
挿入用掘り込み7を設ける。調整機構挿入用掘り込み7
内に納まるようにベース金具5、調整金具6及び丁番の
羽根を組み込み、扉1を吊り込み、調整をした後で調整
機構部分に樹脂カバー26を被せるとよい。
【0013】次に調整機構部分を扉1の吊元側に設定し
た状態で各部分に付いて詳しく説明する。図2に調整機
構部分の分解斜視図を示す。プレート状のベース金具5
を調整機構挿入用掘り込み7の奥に扉の厚み方向に面し
てベース金具取り付けネジ9により取り付ける。ベース
金具5の上下に調整金具取り付け用ネジ孔10を設け、
さらに一部を扉面に対して平行方向となるように曲げ、
その面上に前後調整用ネジ孔12を設ける。
【0014】ベース金具5と同方向の面を上下に有した
コの字形状の調整金具6を設け、ベース金具5と同方向
の面に前後調整用長孔15を有し、上下端部分にベース
金具5の上下両端を抱き込むように直角に曲げた前後移
動触れ止め部分14を設け、前後調整用長穴15を通し
て調整金具取り付けネジ11にて調整金具取り付け用ネ
ジ孔10に螺合しベース金具5に固定する。調整金具取
り付けネジ11を少し緩めると前後調整用長孔15の長
さ範囲にて前後調整が可能となり、ベース金具5の上下
両端と前後移動触れ止め部分14のクリアランスが小さ
いほど前後移動の際の傾きも少なくなり、かつ荷重を前
後移動触れ止め部分14の曲げのコーナー部分で受ける
ために直接調整金具取り付けネジ11に全荷重がかから
ず、扉の厚み方向面同志の密着さえ出来ればよく、上下
2本の調整金具取り付けネジ11で充分な保持力が得ら
れる。
【0015】調整金具6の中央部分に扉1と平行な面を
設け、その面上の上下2箇所に羽根取り付け用ネジ孔1
7と中央部分に前後調整ネジ用皿孔16とを設ける。前
後調整ネジ用皿孔16は、皿頭の前後調整ネジ13を挿
入したときに面より少し沈み込むようにしておく必要が
あり、ベース金具5に固定した際にベース金具5の前後
調整用ネジ孔12との位置が適合するようにし、前後調
整ネジ13の雄ネジ部分を前後調整用ネジ孔12に螺合
する。さらに調整金具6に左右調整用ネジ孔18を有し
た扉の厚み方向面と平行な部分をコの字形状の内側に設
けておく。
【0016】丁番の上羽根3の取り付け部分を軸部分か
ら一定のところでL型に曲げておき扉面と平行になるよ
うにすると、調整金具6の中央部分の扉1と平行な面と
同一面になり、この面に羽根取り付け用ネジ孔17と適
合する位置に左右調整用長孔21を上下に2箇所設け
る。また、前後調整ネジ用皿孔16に前後調整ネジ13
が挿入され、さらに上羽根3が取り付いた状態で頭の十
字孔が扉の正面側から操作できるように上羽根3にU字
溝24を設けておく。さらに、上羽根3の上下端を調整
金具6の中央部分に位置するコの字部分を抱き込むよう
に直角に曲げてなる左右移動振れ止め部分20を備えて
おくとよい。前後移動触れ止め部分14の場合と同様に
荷重をこの部分で受けると共に傾きを抑える役割も果た
し、2本の羽根取り付けネジ22にて左右調整用長孔2
1を通して羽根取り付け用ネジ孔17に螺号し、密着さ
せて固定するのみで充分に保持することが可能である。
【0017】左右調整ネジ19には図4−1に示すよう
に頭部に凹溝25を備えてあり、上羽根3のL型に曲げ
た部分より奥側に扉の厚み方向と平行な部分を設け、こ
の部分に左右調整ネジ19の凹溝25を挿入できるよう
な頭部嵌め込み用溝23を設ける。上羽根3を調整金具
6に取り付け、頭部嵌め込み用溝23に左右調整ネジ1
9を嵌め込んだときに調整金具6の左右調整用ネジ孔1
8に左右調整ネジ19の雄ネジ部分が螺合できるように
頭部嵌め込み用溝23を位置するとよい。
【0018】図3にドアの扉側に調整部分を取り付けた
状態の横断面図を示す。前後調整ネジ13は扉1の正面
から操作し、左右調整ネジ19は扉1の厚み方向面から
操作することになり、左右調整は扉1をある程度大きく
開いた状態での操作になる。上羽根3は前後左右に移動
するために樹脂カバー26は移動する部分を開けておく
とよい。前後及び左右の調整の原理を図4に示す。図4
−1は左右調整ネジ19の頭部に凹溝25を設け、上羽
根3の頭部嵌め込み用溝23に嵌め込む事により頭部は
空回りし、調整金具6の左右調整用ネジ孔18への雄ネ
ジ部分の螺合により相対的に位置を変える方法であり、
図4−2は前後調整ネジ13の頭部を上羽根3と調整金
具6の二枚のプレート部分で挟み込んで同様に頭部を空
回りさせる方法によるものである。
【0019】図5は扉1に調整部分を取り付けた状態の
正面図である。扉1への取り付け時は全ての部材が基準
位置に固定されており、扉1を吊り込んだ後左右調整が
必要な場合は2本の羽根取り付けネジ22を少し緩め、
調整金具6と上羽根3を左右移動可能にし、左右調整ネ
ジ19を扉を開いた状態で回転させると左右位置を調整
することが出来る。適当な位置に調整後緩めてある二本
の羽取り付けネジ22を再度締め付け固定すればよい。
図6は扉1に調整部分を取り付けた状態での側面図であ
る。同様に、二本の調整金具取り付けネジ11を少し緩
め、ベース金具5と調整金具6を前後移動可能にし、前
後調整ネジ13を扉1の正面から回転させると前後位置
を調整することが出来る。両方向共動きは単独な直線運
動であり相互に干渉することはなく、どちらの調整時に
も振れ止め部分により傾きが規制されるため、各一本の
調整ネジでスムーズな調整が可能となる。取り付けネジ
も各方向に2本ずつのみでよく操作としては約半回転緩
め、調整後締めるだけの少ない操作で済む。
【0020】しかしながら、左右調整における前記の方
法は扉を開いた状態での扉1の厚み方向面での操作にな
り微調整の段階などで必要とされる扉1を開けたり閉め
たりしての確認作業は施工性の低下の要因になると考え
られる。吊り込んだ状態の扉位置の判断は扉1を閉じた
状態で枠体2との隙間を扉1の正面側から確認するのが
一番早い方法である。そこで次に左右調整を扉1が閉じ
た状態のままで可能とする方法を説明する。
【0021】図7に左右調整を扉1が閉じた状態で正面
から実施する機構の調整金具6と上羽根3の取り付け部
分図を示す。前記にて説明した左右調整ネジ19を主と
する左右調整に関係する部分を排除し、調整金具6に円
孔29を、上羽根3に歯付き長孔28を設け、調整金具
6の円孔29に適合する位置にピン部分30を有し上部
に扇型の歯車部分を有した歯車部材27を挿入し、互い
の歯の部分をかみ合わせる。歯車部材27をピン部分3
0を中心に回転可能なようにすることにより調整金具6
に対して上羽根3を左右に調整することが出来る。歯車
部材27を回転させる手段としては、歯車部材27の正
面側のピン部分30と同心位置で、十字孔を設けドライ
バーにて回すか、六角頭部を設けスパナ等で回すか、六
角凹部を設けレンチにて回す等の方法があるが、羽根取
り付けネジ22を締め付けるときにも保持しておきやす
い方法にするとよい。
【0022】図示はしないが、上記の他にも二枚のプレ
ートを前面から操作することにより左右に移動させる方
法であるなら、二個の円盤を中心をずらせて重ねたよう
な形状の偏心部材を調整金具6に設けた円孔と上羽根3
に設けた角孔に係合させる方法や、二個の同一面上を直
交する長孔内を二本のピンが同時に回転することにより
対数曲線上を移動させる方法等、どのような方法を調整
金具6と上羽根3に適応させてもよい。
【0023】
【発明の効果】調整側の羽根の取り付け部分を扉面と平
行に曲げ、扉に対して平行な面と厚み方向面を両方有す
るコの字型の調整金具6を設けることにより、ベース金
具、調整金具、丁番の羽根を互いにネジにより固定する
取り付け部分が全て面と面が密着した状態に出来、お互
いに強力な締め付けが可能になるとともに扉の保持も確
実になり耐久性に優れた建付け調整機能付き丁番を提供
できる。
【0024】ベース金具、調整金具、及び丁番の羽根を
取り付ける際に互いに抱き合わせるように曲げ込まれた
前後移動振れ止め部分や左右移動振れ止め部分を設ける
ことにより組み合わせた状態で曲げのコーナー部分が荷
重を受けるため、取り付けネジの締め付け力のみに頼る
ことなく扉を保持することが出来、左右方向及び前後方
向に各二本ずつの取り付けネジを締め込むのみで充分な
保持力が得られる。また、調整の操作性においても左右
方向及び前後方向で各二本ずつの取り付けネジを少しだ
け緩め、一本の調整ネジを回すことにより調整でき、緩
めてある各二本ずつの取り付けネジを締め込むだけの少
ない操作のみで扉の建付け調整が可能となる。
【0025】ベース金具と調整金具により扉面に対して
前後方向に、調整金具と丁番の羽根により扉面に対して
左右方向に、各々単独に完全に直線運動し、左右方向の
調整をすることにより前後方向の位置が微妙に変化する
こともなく、互いに全く干渉しないために確実な建付け
調整が簡単に行える。
【0026】左右調整を扉面の正面側から扉を閉じた状
態で可能とした歯車部材を使用したタイプ等では、前後
調整と共に全ての作業が扉を閉じた状態で枠体との隙間
寸法を目視にて確認しながらの調整が可能となり、従来
の扉の厚み方向面での調整の扉を開け閉めしながらの調
整方法に比べて比較にならないほどの作業性の向上が見
込める。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建付け調整付き丁番を取り付けたドア
の外観図を表す。
【図2】本発明の建付け調整付き丁番の分解斜視図であ
る。
【図3】本発明の建付け調整付き丁番の納まり状態の横
断面図である。
【図4】本発明の建付け調整付き丁番の左右及び前後の
調整ネジによる調整方法の模式図である。
【図5】本発明の建付け調整付き丁番の納まり状態の正
面図である。
【図6】本発明の建付け調整付き丁番の納まり状態の側
面図である。
【図7】本発明の建付け調整付き丁番の歯車部材を用い
て扉の正面から左右調整を行うタイプの斜視図である。
【図8】従来の扉の厚み方向面で丁番の羽根の取り付け
角度を変化させて調整するタイプの横断面図である。
【符号の説明】
1 扉 2 枠体 3 上羽根 4 下羽根 5 ベース金具 6 調整金具 7 調整機構挿入用掘り込み 8 ベース金具取り付け孔 9 ベース金具取り付けネジ 10 調整金具取り付け用ネジ孔 11 調整金具取り付けネジ 12 前後調整用ネジ孔 13 前後調整ネジ 14 前後移動振れ止め部分 15 前後調整用長孔 16 前後調整ネジ用皿孔 17 羽根取り付け用ネジ孔 18 左右調整用ネジ孔 19 左右調整ネジ 20 左右移動振れ止め部分 21 左右調整用長孔 22 羽根取り付けネジ 23 頭部嵌め込み用溝 24 U字溝 25 凹溝 26 樹脂カバー 27 歯車部材 28 歯付き長孔 29 円孔 30 ピン部分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年5月18日(2001.5.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの扉と枠体に取り付ける丁番におい
    て、吊元側の厚み方向部分に掘り込みを施し、掘り込み
    の奥面にベース金具を取り付け、ベース金具に対してド
    ア面と垂直方向のみに移動可能なように調整金具を設
    け、さらに丁番の羽根の調整金具への取り付け部分を扉
    面と平行になるようにL型に曲げ、該L型部分を調整金
    具に扉面と平行方向のみに移動可能に設けたことを特徴
    とする建付け調整機能付き丁番。
  2. 【請求項2】 ベース金具と調整金具の取り付け部分及
    び、調整金具と丁番の羽根の取り付け部分が互いに面と
    面が接した密着した状態になっており、かつネジにより
    完全に締めこまれた状態で固定されていることを特徴と
    する請求項1に記載の建付け調整機能付き丁番。
  3. 【請求項3】 ドア面に対して垂直方向に位置した前後
    調整ネジの頭部を調整金具に回動可能にかつ位置が変化
    しないように設け、該前後調整ネジの雄ネジ部分をベー
    ス金具の雌ネジ部分に螺合してなり、調整金具とベース
    金具の固定手段を解除した後でドアの正面側から該前後
    調整ネジを回すことによりベース金具に対して調整金具
    が前後方向に移動するように設けたことを特徴とする請
    求項1、2に記載の建付け調整機能付き丁番。
  4. 【請求項4】 ドア面に対して平行方向に位置した左右
    調整ネジの頭部を丁番の羽根に回動可能にかつ位置が変
    化しないように設け、該左右調整ネジの雄ネジ部分を調
    整金具の雌ネジ部分に螺合してなり、調整金具と丁番の
    羽根との固定手段を解除した後でドアの厚み方向面から
    該左右調整ネジを回すことにより調整金具に対して丁番
    の羽根が左右方向に移動するように設けたことを特徴と
    する請求項1、2、3に記載の建付け調整機能付き丁
    番。
  5. 【請求項5】 調整金具の丁番の羽根を取り付けるドア
    面と平行な部分と、丁番の羽根のドア面と平行に曲げら
    れている部分とが接面している部分に、回動可能な歯車
    部材と歯付き長孔を設け、互いの歯の部分を係合させて
    位置し、該歯車部材を回転させることにより調整金具と
    丁番の羽根を左右方向に移動可能とする機構を設け、左
    右方向の調整のための操作面がドア面の正面側に位置す
    ることを特徴とする請求項1、2、3に記載の建付け調
    整機能付き丁番。
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