JP4615739B2 - 平面ハンドル装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開閉方向を左右反転可能な扉に装着する平面ハンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気機器収納箱等の扉は、開閉方向を左右変更可能に設計され、収納箱の設置場所に応じて、操作し易い方向から開閉可能なように形成されている。このような扉に装着される操作ハンドルは、図4の外観図に示すように扉(図示せず。)を閉じた際に突起部が無くなる平面ハンドル装置として形成されている。
図4は右開き扉(右方向へ開放操作する扉)用に形成された平面ハンドル装置を示し、15は操作ハンドル、16は本体、17は係止片であり、(a)は閉じてロックした状態、(b)は操作ハンドル15を把持するために突出させた状態、(c)は操作ハンドル15を回して係止片17を回動して、ロックを解除した状態を示している。図示するように本体16の前面には操作ハンドル15の収納部16aが形成され、扉をロックした状態で操作ハンドル15を収納して、扉前面に対する突出部が殆んど無いようになっている。扉に本装置を装着した際、本体16の前面板16bのみ扉から露出し、他の部分は扉内に収納され、右開きの場合、平面ハンドル装置は扉の左側に配置され、左開きの場合は扉の右側に配置される。尚、18は施錠装置である。
【0003】
従来のこのような平面ハンドル装置は、右開き用と左開き用とで2種類の係止片を使い分けたり、実開昭54−81895号公報に開示されているように、1種類の係止片を使用し、開閉方向に対応できるようにカムを設けたり、また実開昭61−90957号公報に開示されているように、本体背面の左右にネジ孔を設け、そのネジ孔に螺着したネジにより回転を規制する円弧孔を係止片に設けたりして対応していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、2種類のベロを使い分けるものは、常に双方が用意されているわけではないので、取り寄せる必要が生じる場合があり厄介であったし、実開昭54−81895号公報の構成はカムを使用するため、係止片を交換する際、カムを係止片に重ねなければならず、また右開き用と左開き用で設定を変えるカムの設定方向が判り辛く、困難な作業であった。また、実開昭61−90957号公報の構成はネジにより回転を規制するが、係止片を表裏反転しなければならないし、その際ネジを全て取り外さなければならず面倒であった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、扉の開閉方向を左右変更しても変更操作が容易な平面ハンドル装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、扉に固着される本体と、本体前面に配置され、基端部が本体に軸着されると共に本体前面に形成した収納部に収納可能な操作ハンドルと、該操作ハンドルを軸着して本体内前後方向に配置された軸棒と、本体背面に配置されて前記軸棒を介して操作ハンドルに連動して回動し、先端に設けた舌片が係止対象に係止或いは係止解除動作して扉をロック或いはロック解除する係止片とを有する平面ハンドル装置であって、前記操作ハンドルの回動角規制手段を有し、該規制手段が、前記軸棒を中心に所定の開き角を有すると共に軸棒から等距離の本体背面に設けた一対のネジ孔の一方に装着したネジであり、係止片の該ネジ孔対応位置に軸棒との連結部を中心に所定の角度を有する円弧状の長穴を設けて、該長孔を介して前記ネジをネジ孔に装着し、前記一対のネジ孔を、夫々軸棒を中心とする斜め上方の左右対称位置に設けると共に、長孔を舌片に対して軸棒連結部の反対側に設けたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る平面ハンドル装置の背面方向からの分解斜視図を示し、1は平面ハンドル装置の本体、2は扉を閉塞した際に扉の開放を阻止する係止片であり、本体1は上記図4に示すように前面に操作ハンドル収納部を有し、扉の開閉操作時に把持する操作ハンドルを収納することで、扉前面に対して突起部の殆んど無い平面ハンドルを形成している。
【0008】
本体上部には、操作ハンドルの軸着部が形成され、軸着した本体側シャフト4は本体前面に対して直交する前後方向に配置され、シャフト先端は本体背面1aに露出して係止片連結部7を形成している。係止片連結部7は略正方形に形成され、操作ハンドルの回動操作により係止片連結部7も連動して回動するようになっている。また、シャフト4の上部近傍の本体背面1aには左右対称位置に一対のネジ孔5a,5bが設けられ、この2つのネジ孔5a,5bはシャフト4の中心軸に対して略90°の開き角を持って形成されている。
そして、係止片2は先端に電気機器収納箱本体等の係止対象に係止させる舌片6を有すると共に、基部にシャフト4の係止片連結部7に嵌合する連結孔2aが穿設され、また、連結孔2aをシャフト4に合致させた際にネジ孔5a,5bの一方が配置される位置に長孔2bが形成されている。この長孔2bは連結孔2aを中心に舌片6と対向する位置に、連結孔2aを中心に略90°の角度を有する円弧状に形成されている。尚、8は係止片2をシャフト4に固定するネジ、9はネジ孔5a,5bの一方に装着するネジである。
【0009】
次に上記平面ハンドル装置の組付け及び操作手順を図2,図3を基に説明する。図2は右開き扉用に組み付けた平面ハンドル装置の背面方向斜視図であり、(a)はロックした状態、(b)はロックを解除した状態を示し、11は操作ハンドルである。右開き扉の場合、図2(a)に示すように、操作ハンドル11を収納した状態(垂下した状態)で、図示右側に舌片6を配置して係止片2を組みつけ、長孔2bを介して図示左側のネジ孔5aにネジ9が装着されている。
こうすることで、操作ハンドル11を操作して図2(b)に示すように係止片2を垂下させた状態まで、即ち操作ハンドル11の角度を略水平方向まで回動すると、長孔2bのB端がネジ9に当接して回動が規制されて止まり、ロック解除状態となる。
【0010】
続いて、操作ハンドル11を反対方向に回動すると、(a)に示す舌片6が図示右方向に突出したロック状態で長孔2bのA端がネジ9に当接して操作ハンドル11の回動は規制され、ハンドル先端を下方に向けた垂下状態で止まり、確実にロック状態となる。そして、操作ハンドル11は本体収納部に収納可能な垂下状態で止まるので収納操作を容易に行うことができる。
このように、右開き扉の場合は、操作ハンドルを右方向に回動することで容易に開けることができる。
【0011】
左開き扉の場合は、図3に示すように操作ハンドルを収納した状態(垂下した状態)でネジ8を緩め、図2に対して係止片2を180°回転して図示左側に舌片6を配置し組み付け、長孔2bを介して図示右側のネジ孔5bにネジ9を装着すれば良い。
こうすることで、上述する右開きと同様にロックした状態及びロック解除した状態の双方で操作ハンドルの回動は規制され、確実にロック操作、ロック解除操作することができる。また、ロック状態で、操作ハンドルは先端が下方を向いた垂下状態となるので、本体への収納操作もし易い。
【0012】
このように、扉の開閉方向を左右反転する場合、操作ハンドルの変更操作は係止片の軸棒であるシャフトへの連結角度を180°反転すると共にネジ9を他方のネジ孔へ付け替える簡単な操作で対応でき、変更操作が簡易であるし、簡易な構成で済むので安価に形成できる。
【0013】
尚、回転角を規制するための一対のネジ孔5a,5bの形成位置は、シャフト4からの開き角度が所定の角度であれば、シャフト4の上方に限定するものではなく、例えばシャフト4の左右何れか一方に所定の角度を設けて上下に設けても良い。ただし、このような場合、長孔2bは連結孔2aの後方ではなく左右に2箇所設ける必要が生じる。従って、上記実施形態の如くシャフト4の上方に一対のネジ孔を設けることで舌片6と連結孔2aと長孔2bを一直線上に配置できるし、長孔2bは1つで左右反転に対して対応できるので、シャフト4の上方に一対のネジ孔を設けることが最良の配置と言える。
また、一対のネジ孔のシャフトからの開き角度及び長孔の長さは、いずれも略90°としているが、この角度に限定するものではない。
【0014】
【発明の効果】
以上詳述したように、発明によれば、扉の開閉方向を左右反転した際に平面ハンドル装置の操作は係止片の軸棒への連結角度を変更すると共に、操作ハンドルの回動角を規制する1本のネジの装着位置変更だけなので、反転操作が容易であるし、簡易な構成で済むので安価にできる。
また長孔を舌片に対して軸棒との連結部の反対側に設けたので、舌片を反転して装着しても、同一の長孔で対応できる。そのため係止片を簡易な構造にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る平面ハンドル装置の実施形態の一例を示す背面方向分解斜視図である。
【図2】図1の平面ハンドル装置を右開き扉用に組付けた状態を示し、(a)はロックした状態の斜視図、(b)はロック解除した状態の斜視図である。
【図3】図1の平面ハンドル装置を左開き扉用に組付けた状態を示す斜視図である。
【図4】平面ハンドル装置の前面方向斜視図であり、(a)は扉をロックした状態、(b)は操作ハンドルを取り出した状態、(c)はロックを解除した状態を示している。
【符号の説明】
1・・平面ハンドル装置本体、2・・係止片、2a・・連結孔、2b・・長孔、4・・シャフト(軸棒)、5a,5b・・ネジ孔、6・・舌片、9・・ネジ、11・・操作ハンドル。

Claims (1)

  1. 扉に固着される本体と、本体前面に配置され、基端部が本体に軸着されると共に本体前面に形成した収納部に収納可能な操作ハンドルと、該操作ハンドルを軸着して本体内前後方向に配置された軸棒と、本体背面に配置されて前記軸棒を介して操作ハンドルに連動して回動し、先端に設けた舌片が係止対象に係止或いは係止解除動作して扉をロック或いはロック解除する係止片とを有する平面ハンドル装置であって、
    前記操作ハンドルの回動角規制手段を有し、該規制手段が、前記軸棒を中心に所定の開き角を有すると共に軸棒から等距離の本体背面に設けた一対のネジ孔の一方に装着したネジであり、係止片の該ネジ孔対応位置に軸棒との連結部を中心に所定の角度を有する円弧状の長穴を設けて、該長孔を介して前記ネジをネジ孔に装着し
    前記一対のネジ孔を、夫々軸棒を中心とする斜め上方の左右対称位置に設けると共に、長孔を舌片に対して軸棒連結部の反対側に設けたことを特徴とする平面ハンドル装置。
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