JP2003343123A - 平面ハンドル装置のレバー固着防止機構 - Google Patents
平面ハンドル装置のレバー固着防止機構Info
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- JP2003343123A JP2003343123A JP2002193982A JP2002193982A JP2003343123A JP 2003343123 A JP2003343123 A JP 2003343123A JP 2002193982 A JP2002193982 A JP 2002193982A JP 2002193982 A JP2002193982 A JP 2002193982A JP 2003343123 A JP2003343123 A JP 2003343123A
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- lever
- wall
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- body case
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、平面ハンドル装置において、レバ
ーが本体ケース内壁に固着する事なく、レバーの起立が
正常に機能する機構を提供する。 【解決手段】 回転軸に回転自在に結合されたレバー
が、本体ケース内に収納され、回転軸には止め金が固定
され、止め金は扉が取り付くボックス本体の受金部に係
合されており、バネの付勢力によって起立したレバーを
操作することにより、止め金をボックス本体の受金部か
ら離脱し、扉の開閉を行う平面ハンドル装置において、
レバーが本体ケース内壁に固着することなく、レバーが
正常に起立するように、本体ケースの内側、あるいはレ
バーに自在回転体を設け、レバーを本体ケース内壁に接
触させず、自在回転体とのみ接触させる。
ーが本体ケース内壁に固着する事なく、レバーの起立が
正常に機能する機構を提供する。 【解決手段】 回転軸に回転自在に結合されたレバー
が、本体ケース内に収納され、回転軸には止め金が固定
され、止め金は扉が取り付くボックス本体の受金部に係
合されており、バネの付勢力によって起立したレバーを
操作することにより、止め金をボックス本体の受金部か
ら離脱し、扉の開閉を行う平面ハンドル装置において、
レバーが本体ケース内壁に固着することなく、レバーが
正常に起立するように、本体ケースの内側、あるいはレ
バーに自在回転体を設け、レバーを本体ケース内壁に接
触させず、自在回転体とのみ接触させる。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面ハンドル装置
のレバーが本体ケース内壁に固着せず、レバーの起立を
正常に機能させる為の、レバー固着防止機構に関するも
のである。 【０００２】 【従来の技術】バネの付勢力により、レバーが起立する
方式の従来型平面ハンドル装置は、レバーを本体ケース
内に収納保持させておく為のロック機能を有し、使用時
はこのロックを解除し、バネの付勢力によってレバーを
起立させる。扉を取り付けたボックス本体の受金部に係
合されている止め金は、起立したレバーを回転軸を軸に
左右に回転させることにより、ボックス本体の受金部か
ら離脱し、開扉の状態となる。 【０００３】しかしながら、閉扉の状態を確実に維持す
る為、止め金に扉の上下も固定する棒状の扉固定装置
（以下、ロット棒という）が装着されることも多く、扉
やボックス本体が歪んでいる状態で閉扉し、止め金やロ
ット棒をボックス本体の受金部に強引に係合させると、
過大な負荷が止め金に固定された平面ハンドル装置の回
転軸や、それに結合されたレバーにも及び、レバーが本
体ケース内壁に押し付けられ固着状態となる。 【０００４】このような事態になると、過大な負荷がレ
バーを起立させる為のバネの付勢力よりも大となり、レ
バーを本体ケース内に収納保持させているロックを解除
させても、レバーは本体ケースに収納状態のままで、レ
バーは起立しない。この場合、平面ハンドル装置として
扉の開閉という機能が損なわれることとなる。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】以上のようなことか
ら、本発明の目的は、レバーが本体ケース内壁に固着す
る事なく、レバーの起立が正常に機能する機構を提供す
ることである。 【０００６】 【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、回転軸４に回転自在に結合さ
れたレバー２が、本体ケース１内に収納され、回転軸４
には止め金５が固定され、止め金５は扉３が取り付くボ
ックス本体１６の受金部に係合されており、バネ７の付
勢力によって起立したレバー２を操作することにより、
止め金５をボックス本体１６の受金部から離脱し、扉３
の開閉を行う平面ハンドル装置において、レバー２が本
体ケース内壁１ｄに固着することなく、レバー２が正常
に起立するように、本体ケース１の内側、あるいはレバ
ー２に自在回転体９を設け、レバー２を本体ケース内壁
１ｄに接触させず、自在回転体９とのみ接触させる。 【０００７】自在回転体９とレバー裏面凹部２ａ、及び
レバー２と本体ケース内壁１ｄとの関係は、図３に示す
通り、自在回転体９とレバー裏面凹部２ａとのスキマ１
２をａとした時、レバー２と本体ケース内壁１ｄとのス
キマ１３をａ＋αとし、レバー２が本体ケース１内に収
納時に、回転軸４を軸にレバー２に負荷がかかり、本体
ケース内壁１ｄとのスキマ分左右どちらかにズレた場合
でも、レバー側面２ｂが、本体ケース内壁１ｄに接触し
ないように設定し、接触箇所は自在回転体９とレバー裏
面凹部２ａの壁の左右どちらかのみとする。これは、本
体ケース１の内側に形成された突起部１ａの凹部１ｂに
取付られた自在回転体９のレバー裏面凹部２ａ壁への接
触が、左右どちらかの片側接触であり、自在回転体９が
干渉材として働き、回転することにより、摩擦力は減少
し、レバー２に過大な負荷が生じた場合でも、レバー２
と本体ケース内壁１ｄが接触しないため、レバー２は固
着することなくスムーズに起立する。 【０００８】 【発明の実施の形態】図示の実施例では、本体ケース１
の内側に形成された突起部１ａに、自在回転体用凹部１
ｂが設けられ、自在回転体９が取付いている。突起部１
ａの凹部１ｂは、自在回転体９が回転可能な状態となる
ように蓋８されている。 【０００９】回転軸４にレバー２を回転自在となるよう
に軸ピン６で結合し、本体ケース１の回転軸用受孔１ｃ
に表面より挿入し、本体ケース１裏面から回転軸後端角
軸部４ａに止め金５と座金１１を挿入し、ボルト１０に
て固定する。 【００１０】本体ケース１内側に形成された、突起部１
ａの凹部１ｂに取付られた自在回転体９に対応するよう
に、レバー２の裏面は、この突起部１ａの凹部１ｂに取
付られた自在回転体９を挟み込むような凹２ａ形状に形
成されている。 【００１１】 【発明の効果】以上のように、本体ケース内壁１ｄに固
着させることなく、レバー２を起立させる為に本体ケー
ス１内側に形成された突起部１ａの凹部１ｂに取付られ
た自在回転体９とレバー裏面凹部２ａとのスキマ１２よ
り、レバー２と本体ケース内壁１ｄとのスキマ１３を広
く設定することにより、レバー２が本体ケース内壁１ｄ
に固着することなく、レバー２がバネ７の付勢力により
起立する時には、過大な負荷も自在回転体９がレバー裏
面凹部２ａの壁に接する事で回転力に転化し、レバー２
はスムーズに起立可能となる。
のレバーが本体ケース内壁に固着せず、レバーの起立を
正常に機能させる為の、レバー固着防止機構に関するも
のである。 【０００２】 【従来の技術】バネの付勢力により、レバーが起立する
方式の従来型平面ハンドル装置は、レバーを本体ケース
内に収納保持させておく為のロック機能を有し、使用時
はこのロックを解除し、バネの付勢力によってレバーを
起立させる。扉を取り付けたボックス本体の受金部に係
合されている止め金は、起立したレバーを回転軸を軸に
左右に回転させることにより、ボックス本体の受金部か
ら離脱し、開扉の状態となる。 【０００３】しかしながら、閉扉の状態を確実に維持す
る為、止め金に扉の上下も固定する棒状の扉固定装置
（以下、ロット棒という）が装着されることも多く、扉
やボックス本体が歪んでいる状態で閉扉し、止め金やロ
ット棒をボックス本体の受金部に強引に係合させると、
過大な負荷が止め金に固定された平面ハンドル装置の回
転軸や、それに結合されたレバーにも及び、レバーが本
体ケース内壁に押し付けられ固着状態となる。 【０００４】このような事態になると、過大な負荷がレ
バーを起立させる為のバネの付勢力よりも大となり、レ
バーを本体ケース内に収納保持させているロックを解除
させても、レバーは本体ケースに収納状態のままで、レ
バーは起立しない。この場合、平面ハンドル装置として
扉の開閉という機能が損なわれることとなる。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】以上のようなことか
ら、本発明の目的は、レバーが本体ケース内壁に固着す
る事なく、レバーの起立が正常に機能する機構を提供す
ることである。 【０００６】 【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、回転軸４に回転自在に結合さ
れたレバー２が、本体ケース１内に収納され、回転軸４
には止め金５が固定され、止め金５は扉３が取り付くボ
ックス本体１６の受金部に係合されており、バネ７の付
勢力によって起立したレバー２を操作することにより、
止め金５をボックス本体１６の受金部から離脱し、扉３
の開閉を行う平面ハンドル装置において、レバー２が本
体ケース内壁１ｄに固着することなく、レバー２が正常
に起立するように、本体ケース１の内側、あるいはレバ
ー２に自在回転体９を設け、レバー２を本体ケース内壁
１ｄに接触させず、自在回転体９とのみ接触させる。 【０００７】自在回転体９とレバー裏面凹部２ａ、及び
レバー２と本体ケース内壁１ｄとの関係は、図３に示す
通り、自在回転体９とレバー裏面凹部２ａとのスキマ１
２をａとした時、レバー２と本体ケース内壁１ｄとのス
キマ１３をａ＋αとし、レバー２が本体ケース１内に収
納時に、回転軸４を軸にレバー２に負荷がかかり、本体
ケース内壁１ｄとのスキマ分左右どちらかにズレた場合
でも、レバー側面２ｂが、本体ケース内壁１ｄに接触し
ないように設定し、接触箇所は自在回転体９とレバー裏
面凹部２ａの壁の左右どちらかのみとする。これは、本
体ケース１の内側に形成された突起部１ａの凹部１ｂに
取付られた自在回転体９のレバー裏面凹部２ａ壁への接
触が、左右どちらかの片側接触であり、自在回転体９が
干渉材として働き、回転することにより、摩擦力は減少
し、レバー２に過大な負荷が生じた場合でも、レバー２
と本体ケース内壁１ｄが接触しないため、レバー２は固
着することなくスムーズに起立する。 【０００８】 【発明の実施の形態】図示の実施例では、本体ケース１
の内側に形成された突起部１ａに、自在回転体用凹部１
ｂが設けられ、自在回転体９が取付いている。突起部１
ａの凹部１ｂは、自在回転体９が回転可能な状態となる
ように蓋８されている。 【０００９】回転軸４にレバー２を回転自在となるよう
に軸ピン６で結合し、本体ケース１の回転軸用受孔１ｃ
に表面より挿入し、本体ケース１裏面から回転軸後端角
軸部４ａに止め金５と座金１１を挿入し、ボルト１０に
て固定する。 【００１０】本体ケース１内側に形成された、突起部１
ａの凹部１ｂに取付られた自在回転体９に対応するよう
に、レバー２の裏面は、この突起部１ａの凹部１ｂに取
付られた自在回転体９を挟み込むような凹２ａ形状に形
成されている。 【００１１】 【発明の効果】以上のように、本体ケース内壁１ｄに固
着させることなく、レバー２を起立させる為に本体ケー
ス１内側に形成された突起部１ａの凹部１ｂに取付られ
た自在回転体９とレバー裏面凹部２ａとのスキマ１２よ
り、レバー２と本体ケース内壁１ｄとのスキマ１３を広
く設定することにより、レバー２が本体ケース内壁１ｄ
に固着することなく、レバー２がバネ７の付勢力により
起立する時には、過大な負荷も自在回転体９がレバー裏
面凹部２ａの壁に接する事で回転力に転化し、レバー２
はスムーズに起立可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係るレバー固着防止機構
を組み込んだ、平面ハンドル装置の正面図である。 【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。 【図３】図１のＢ−Ｂ線断面図である。 【図４】図１のＢ−Ｂ線断面図のレバーが片側にズレた
状態である。 【図５】図２のＣ−Ｃ線断面図である。 【図６】本発明の一実施例に係るレバー固着防止機構を
組み込んだ平面ハンドル装置の部分組立斜視図である。 【符号の説明】 １ 本体ケース １ａ 突起部 １ｂ 自在回転体用凹部 １ｃ 回転軸用受孔 １ｄ 本体ケース内壁 ２ レバー ２ａ レバー裏面凹部 ２ｂ レバー側面 ３ 扉 ３ａ 取付穴 ４ 回転軸 ４ａ 回転軸後端角軸部 ５ 止め金 ６ 軸ピン ７ バネ ８ 蓋 ９ 自在回転体 １０ ボルト １１ 座金 １２ 自在回転体とレバー裏面凹部のスキマ １３ レバーと本体ケース内壁とのスキマ １４ 取付板 １５ ビス １６ 扉の取り付くボックス本体
を組み込んだ、平面ハンドル装置の正面図である。 【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。 【図３】図１のＢ−Ｂ線断面図である。 【図４】図１のＢ−Ｂ線断面図のレバーが片側にズレた
状態である。 【図５】図２のＣ−Ｃ線断面図である。 【図６】本発明の一実施例に係るレバー固着防止機構を
組み込んだ平面ハンドル装置の部分組立斜視図である。 【符号の説明】 １ 本体ケース １ａ 突起部 １ｂ 自在回転体用凹部 １ｃ 回転軸用受孔 １ｄ 本体ケース内壁 ２ レバー ２ａ レバー裏面凹部 ２ｂ レバー側面 ３ 扉 ３ａ 取付穴 ４ 回転軸 ４ａ 回転軸後端角軸部 ５ 止め金 ６ 軸ピン ７ バネ ８ 蓋 ９ 自在回転体 １０ ボルト １１ 座金 １２ 自在回転体とレバー裏面凹部のスキマ １３ レバーと本体ケース内壁とのスキマ １４ 取付板 １５ ビス １６ 扉の取り付くボックス本体
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】閉扉の状態を確実に維持する為に、止め金
や棒状の扉固定装置を用いる平面ハンドル装置におい
て、止め金や棒状の扉固定装置に過大な負荷が生じた場
合、本体ケース内に収納されているレバーと、本体ケー
ス内壁が強力に接触する事で固着状態となり、レバーが
起立障害をおこす。このレバーと本体ケース内壁との固
着を防止し、レバーの起立を正常に機能させる自在回転
体を有した平面ハンドル装置のレバー固着防止機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002193982A JP2003343123A (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | 平面ハンドル装置のレバー固着防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002193982A JP2003343123A (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | 平面ハンドル装置のレバー固着防止機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003343123A true JP2003343123A (ja) | 2003-12-03 |
Family
ID=29774483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002193982A Pending JP2003343123A (ja) | 2002-05-28 | 2002-05-28 | 平面ハンドル装置のレバー固着防止機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003343123A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101818591A (zh) * | 2009-02-27 | 2010-09-01 | 泷源制造株式会社 | 门用锁紧手柄 |
| CN101818598A (zh) * | 2009-02-27 | 2010-09-01 | 泷源制造株式会社 | 多点锁定式锁紧装置 |
-
2002
- 2002-05-28 JP JP2002193982A patent/JP2003343123A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101818591A (zh) * | 2009-02-27 | 2010-09-01 | 泷源制造株式会社 | 门用锁紧手柄 |
| CN101818598A (zh) * | 2009-02-27 | 2010-09-01 | 泷源制造株式会社 | 多点锁定式锁紧装置 |
| TWI410556B (zh) * | 2009-02-27 | 2013-10-01 | Takigen Mfg Co | 門扉用鎖把 |
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