JP4647987B2 - 錠箱の位置決め機構 - Google Patents

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本発明は、中空扉に内蔵される錠箱を、扉の両内壁面にがたつきなく支持して位置決めする錠箱の位置決め機構に関する。
扉に内蔵される錠箱は、扉の室内外側に取り付けられるノブ、室外側に露出するシリンダー錠、室内側に露出するサムターンなどを有して構成される。錠箱にはロック部材であるデッドボルトが扉の吊り元と反対側の端面、所謂木口から進退自在に設けられる。デッドボルトは、屋外側に露出されたシリンダー錠の鍵孔に、合鍵(キー)を挿入して回転操作することにより、扉の木口より進退されて、扉枠側に対して施解錠を行う一方、屋内側からは、サムターン摘みが回転操作されるのみで進退され、扉の施解錠を簡便に行えるようにしている。
錠箱は、扉に内蔵される状態で扉に対して斜めに取り付けられると、扉表裏面のノブやシリンダ、サムターンなどの構成部品、或いはラッチやデッドボルトなどの取付けに支障をきたす。特に扉の構造が中空である場合には、木口部分のみで錠箱を支持することができず、扉内面と錠箱との間に何らかの支持部材が必要となる。従来、一般的な中空扉では、扉の厚み方向のセンターに、錠箱の厚み方向のセンターが一致して錠箱が不具合なく取付けられた。これら扉センターと錠箱センターとを合わせるには、錠箱の表裏面に同等長さの支持部材、例えば棒状突起やスタッドボルトなどを設けたり、或いは下記特許文献1に開示される錠箱における振れ止め装置のように、木口側からネジを回転することで同距離突出する杆状部材で、扉両内壁面への支持を行っていた。
実公昭52−51665号公報
しかしながら、近年、扉のデザイン性などの要請から、扉の厚み方向のセンターに錠箱のセンターが一致しない構造で錠箱の取り付けられる扉が増えてきている。この場合、上記した中空構造の扉では、棒状突起やスタッドボルトなどの支持部材を、左右均等な長さでないもので別途に用意したり、また、特許文献1に開示される振れ止め装置の場合には、一対の杆状部材の一方の長さよりも、他方の長さを短く切除加工するなどして突出長さを変更し、錠箱支持位置の偏芯に対応させていた。これらの対応策では、いずれも支持部材や杆状部材を切除する煩雑な別途加工が必要となり、このような加工作業が錠箱取付け現場にて行われる場合には、錠箱の取付け作業性が著しく低下するとともに、錠箱の位置決め精度も低下することとなった。このことは、扉の建て付け性の低下や、或いは防犯性能の不具合となる場合もある。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、扉の厚み方向のセンターに、錠箱の厚み方向のセンターが一致しない錠箱の取付け構造においても、錠箱を扉の両内壁面に高精度かつ確実に支持することのできる錠箱の位置決め機構を提供し、もって、作業性、取付け精度の向上を図ることを目的とする。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の錠箱11の位置決め機構は、中空扉61の木口に一端面を固定して内蔵される錠箱11の両側面を、対面する前記扉61の両内壁面61a,61bに当接支持する錠箱11の位置決め機構であって、
前記錠箱11に固定される固定板1と、
該固定板1に上下方向のピン19を介して揺動自在に支持された一対の脚21,23からなり開脚することで開脚先端が前記錠箱11の前記両側面より突出して前記扉61の両内壁面61a,61bに当接する開閉支持脚3と、
該開閉支持脚3の前記一対の脚21,23の基端座面21a,23aに当接しかつ上下方向の揺動軸45,45を有する押圧部材5と、
前記揺動軸45,45を回動自在に支持して該押圧部材5を保持する保持部材7と、
前記固定板1に回動自在に支持され先端部を該保持部材7に螺合させるとともに扉61の木口に露出させた頭部41の回動操作によって該保持部材7を介して前記押圧部材5を前記一対の脚21,23の基端座面21a,23aに押圧可能とした調整ネジ9と、
を具備し、
前記調整ネジ9の回動操作にて前記保持部材7をスライドさせ、該保持部材7を介し前記押圧部材5にて前記各基端座面21a,23aを押圧することで、前記一対の脚21,23が前記ピン19を中心に揺動して開脚し、前記開脚先端21b,23bが前記扉61の両内壁面61a,61bに当接する際に、前記扉61の厚み方向のセンターDCと前記錠箱11の厚み方向のセンターLCとが一致しなくとも、前記揺動軸45,45を中心に前記押圧部材5が前記保持部材7に対して揺動して、前記ピン19を中心に開脚角度を保持したままの状態で前記開閉支持脚3を振り、両脚先端21b,23bを異なる突出長として前記扉61の両内壁面61a,61bに当接させることを特徴とする。
この錠箱11の位置決め機構では、ピン19を中心に開閉脚される開閉支持脚3が、基端座面21a、23aに当接した押圧部材5の揺動によって、一定の開脚角度で錠箱11の一方の側面側又は他方の側面側へと振られることとなる。つまり、その振れ量によって開閉支持脚3先端の錠箱両側面からの突出長が異なるものとなる。したがって、扉61の厚み方向のセンターDCに、錠箱11の厚み方向のセンターLCが一致しない錠箱11の取付け構造においても、調整ネジ9が回動操作され、押圧部材5を介して開閉支持脚3が押圧されて行けば、偏芯した錠箱11の位置に対応して開閉支持脚3が左右いずれか一方の扉内壁面61aに接触した後、他方の扉内壁面61bに接触し、錠箱に対して左右で突出長が異なった状態で開閉支持脚3が扉61の両内壁面61a,61bに支持されることとなる。
請求項2記載の錠箱11の位置決め機構は、請求項1記載の錠箱11の位置決め機構が、前記錠箱11の上部及び下部のそれぞれに設けられたことを特徴とする。
この錠箱11の位置決め機構では、錠箱11が上下で扉61の両内壁面61a,61bに開閉支持脚3を介して支持されることとなり、支持箇所が増大する。
請求項3記載の錠箱11の位置決め機構は、前記木口に露出される前記調整ネジ9の頭部41が、前記木口に固定されるフロント化粧板によって覆われることを特徴とする。
この錠箱11の位置決め機構では、錠箱11の取付け後には不要となる調整ネジ9が覆われ、見栄えが向上するとともに、調整ネジ9の無用な回動が防止される。
本発明に係る請求項1記載の錠箱の位置決め機構によれば、錠箱に固定板を固定し、この固定板に対して一対の脚をピンを介して開脚・閉脚自在に支持し、この一対の脚の基端座面に、調整ネジの回動によって押圧自在な押圧部材を当接し、しかも、この押圧部材を、上下方向の揺動軸を介して揺動自在に保持部材に保持したので、ピンを中心に開閉脚される開閉支持脚が、基端座面に当接した押圧部材の揺動によって、一定の開脚角度で錠箱の一方の側面側又は他方の側面側へと振られることとなり、その結果、錠箱両側面からの脚部先端の突出長を可変させることができる。したがって、扉の厚み方向のセンターに、錠箱の厚み方向のセンターが一致しない錠箱の取付け構造においても、調整ネジを回動操作し、押圧部材を介して開閉支持脚を押圧して行けば、偏芯した錠箱の位置に対応して開閉支持脚が左右のいずれかの扉内壁面に接触し、左右の突出長が異なった状態で開閉支持脚が扉の両内壁面に支持されることとなる。この結果、錠箱を扉の両内壁面に高精度かつ確実に支持でき、錠箱を偏芯させて取り付ける錠箱の取付け構造においても、作業性が向上されることとなる。また、扉に対する錠箱の取付け精度を向上させることが可能となる。
請求項2記載の錠箱の位置決め機構によれば、錠箱の上部及び下部のそれぞれに錠箱の位置決め機構を設けたので、錠箱が上下で扉の両内壁面に支持されることとなり、支持箇所が増大して錠箱のより確実な位置決めが可能となる。
請求項3記載の錠箱の位置決め機構によれば、木口に露出される調整ネジの頭部が、木口に固定されるフロント化粧板によって覆われるので、錠箱の取付け後には不要となる調整ネジが覆われ、見栄えが向上するとともに、調整ネジが回動されることによる錠箱の支持強度の低下を防止することができる。
以下、本発明に係る錠箱の位置決め機構の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る錠箱の位置決め機構の設けられた錠箱上部の斜視図、図2は図1に示した錠箱の位置決め機構の分解斜視図、図3は上下に錠箱の位置決め機構が設けられた錠箱の一部省略側面図である。
本実施の形態による錠箱の位置決め機構は、中空扉の木口に一端面を固定して内蔵される錠箱11の両側面を、対面する扉の両内壁面に当接支持するよう働く。この錠箱の位置決め機構は、少なくとも錠箱11の上下面のいずれか一方、或いは中途位置に設けられる。本実施の形態では、図3に示すように、錠箱11の上面と下面とのそれぞれに設けられる。
錠箱11の上部及び下部のそれぞれに位置決め機構が設けられることにより、錠箱11が上下で扉の両内壁面に支持されることとなり、支持箇所が増大して錠箱11のより確実な位置決めが可能となるようになっている。なお、錠箱11の上部、下部に設けられる位置決め機構は、略同一構成であるため、本実施の形態の説明では、図1に示した上部に設けられる位置決め機構のみを例に説明する。
錠箱の位置決め機構は、固定板1と、開閉支持脚3と、押圧部材5と、保持部材7と、調整ネジ9とを主要な構成部材として有している。図2に示すように、固定板1は、上部固定板13と下部固定板15とからなる。上部固定板13と下部固定板15のそれぞれには支持穴17,17が穿設され、支持穴17には軸線が上下方向となるピン19の上下端が支持される。
上部固定板13と下部固定板15との間には一対の脚21,23からなる開閉支持脚3がピン穴25を介してピン19に揺動自在に支持される。下部固定板15の木口側端には凹部27が形成され、凹部27は押圧部材5、保持部材7を収容する。保持部材7は、上下片を有してコ字状に形成されている。保持部材7の両側には突起29,29が突設され、突起29,29は下部固定板15と上部固定板13の側部に設けられた保持窓31,31に係合する。これにより、保持窓31,31は、突起29,29が保持窓31,31内を移動する範囲で、上部固定板13及び下部固定板15の長手方向にスライド自在に保持される。
下部固定板15の木口端には支持片33が折り曲げられて起立し、この支持片33にはU字状の支持溝35が形成される。この支持溝35には調整ネジ9の周溝37が嵌合される。支持片33に支持された調整ネジ9は、先端が保持部材7の雌ネジ39に螺合される。したがって、調整ネジ9の頭部41が、調整治具、例えばドライバ(プラスドライバ)等の工具により回転されることで、保持部材7は、上部固定板13及び下部固定板15の長手方向にスライドされる。
保持部材7の上下片には略C字状の軸受け部43,43が形成されている。この軸受け部43,43には押圧部材5の上下に突出された揺動軸45,45が挿入されるようになっている。押圧部材5は、両側に略ハの字状に屈曲された対となる押圧片47,47を有している。押圧部材5は、保持部材7に揺動自在に保持された状態で、左右の押圧片47,47が開閉支持脚3の基端座面21a,23aのそれぞれに当接するようになっている(図4(a)参照)。
したがって、調整ネジ9が回転操作されることで、保持部材7が開閉支持脚3に接近する方向にスライドされると、この保持部材7を介して押圧部材5が開閉支持脚3に接近する方向に移動される。これにより、押圧部材5の押圧片47,47が、一対の脚21,23のそれぞれの基端座面21a,23aを押圧することとなる。一対の脚21,23は、基端座面21a,23aが押圧片47,47に押圧されることによって、ピン19を中心に、脚先端21b,23bが開脚する方向に揺動されるようになっている。
また、この押圧状態において、押圧部材5は、揺動軸45,45を介して保持部材7に揺動自在に保持されているため、開脚された開閉支持脚3は、その開脚角度を保持したまま、押圧部材5が揺動することによって振られ、左右の脚21,23が錠箱11の両側面から異なる突出長で突出可能となっている。
上部固定板13は、開閉支持脚3を開閉自在に保持するとともに、保持部材7、押圧部材5、調整ネジ9を保持した状態で、組付けネジ51によって一体に錠箱11に固定される。このようにして錠箱11の上面、下面には位置決め機構が配置固定される。固定された錠箱の位置決め機構は、図3に示すように、木口に表出する取付け固定板53に穿設された貫通穴55から調整ネジ9の頭部41が木口に露出されるようになっている。したがって、この貫通穴55に挿入された工具によって調整ネジ9が回動操作可能となっている。
この取付け固定板53の表面にはさらに図示しないフロント化粧板が取り付けられる。木口に露出される調整ネジ9の頭部41が、木口に固定されるフロント化粧板によって覆われるので、錠箱11の取付け後には不要となる調整ネジ9が覆われ、見栄えが向上するとともに、調整ネジ9が回動されることによる錠箱11の支持強度の低下が防止されるようになっている。
次に、このように構成される錠箱の位置決め機構の作用を説明する。
図4は扉の厚み方向のセンターに錠箱の厚み方向のセンターが一致する錠箱取付け構造においての開閉支持脚の支持過程を(a)(b)(c)で表した動作説明図、図5は扉の厚み方向のセンターに錠箱の厚み方向のセンターが一致しない錠箱取付け構造においての開閉支持脚の支持過程を(a)(b)(c)で表した動作説明図である。
図4に示すように、扉61の厚み方向のセンターに錠箱11の厚み方向のセンターが一致する錠箱取付け構造では、調整ネジ9が回転されることにより、押圧部材5が開閉支持脚3の基端座面21a,23aを押圧し、それにより、図4(b)〜図4(c)に示すように、開閉支持脚3の脚先端21b,23bが均等に開脚されて行く。その結果、開閉支持脚3の脚先端21b,23bが同時に扉61の両内壁面61a,61bに当接し、錠箱11は木口63に固定される端面側と、両内壁面61a,61bに当接した開閉支持脚3とによってがたつきなく、扉61のセンターに位置決めされることになる。
一方、図5に示すように、扉61の厚み方向のセンターDCに錠箱11の厚み方向のセンターLCが一致しない錠箱取付け構造では、扉61のセンターに対し、錠箱11のセンターLCがδだけ偏芯して配置される。この状態で、図5(b)に示すように、調整ネジ9が回転されると、最初は開閉支持脚3が均等に開脚されて行く。その後、近接する側の内壁面61aに、一方の一対の脚23の脚先端23bが当接する。この状態でさらに調整ネジ9が回転されると、開閉支持脚3は、一方の脚23を内壁面61aに当接させたまま、他方の脚21のみが開かれて行くこととなる。すなわち、押圧部材5が保持部材7に対して揺動することで他方の脚21側が開脚する。その結果、最終的には図5(c)に示すように、他方の脚21の脚先端21bが内壁面61bに当接し、錠箱11は、木口63に一端面が固定されるとともに、錠箱11に対して異なる距離で離間されたそれぞれの両内壁面61a,61bに、一対の脚21,23が当接して、がたつきなく扉61に位置決めされることになる。
したがって、上記の錠箱の位置決め機構によれば、錠箱11に固定板1を固定し、この固定板1に対して一対の脚21,23をピン19を介して開脚・閉脚自在に支持し、この一対の脚21,23の基端座面21a,23aに、調整ネジ9の回動によって押圧自在な押圧部材5を当接し、しかも、この押圧部材5を、上下方向の揺動軸45,45を介して揺動自在に保持部材7に保持したので、ピン19を中心に開閉脚される開閉支持脚3が、基端座面21a,23aに当接した押圧部材5の揺動によって、一定の開脚角度で錠箱11の一方の側面側又は他方の側面側へと振られることとなり、その結果、錠箱両側面からの脚先端21b,23bの突出長を可変させることができる。
これにより、扉61の厚み方向のセンターDCに、錠箱11の厚み方向のセンターLCが一致しない錠箱11の取付け構造においても、調整ネジ9を回動操作し、押圧部材5を介して開閉支持脚3を押圧して行けば、偏芯した錠箱11の位置に対応して開閉支持脚3が左右のいずれかの扉内壁面61a,61bに接触し、左右の突出長が異なった状態で開閉支持脚3が両内壁面61a,61bに支持されることとなる。この結果、錠箱11を扉61の両内壁面61a,61bに高精度かつ確実に支持でき、錠箱11を偏芯させて取り付ける錠箱11の取付け構造においても、作業性を向上させることができる。また、扉に対する錠箱11の取付け精度を向上させることが可能となる。
本発明に係る錠箱の位置決め機構の設けられた錠箱上部の斜視図である。 図1に示した錠箱の位置決め機構の分解斜視図である。 上下に錠箱の位置決め機構が設けられた錠箱の側面図である。 扉の厚み方向のセンターに錠箱の厚み方向のセンターが一致する錠箱取付け構造においての開閉支持脚の支持過程を(a)(b)(c)で表した動作説明図である。 扉の厚み方向のセンターに錠箱の厚み方向のセンターが一致しない錠箱取付け構造においての開閉支持脚の支持過程を(a)(b)(c)で表した動作説明図である。
符号の説明
1…固定板
3…開閉支持脚
5…押圧部材
7…保持部材
9…調整ネジ
11…錠箱
19…ピン
21,23…脚
21a,23a…基端座面
21b,23b…脚先端(開脚先端)
41…頭部
45…揺動軸
61…扉
61a,61b…内壁面

Claims (3)

  1. 中空扉の木口に一端面を固定して内蔵される錠箱の両側面を、対面する扉の両内壁面に当接支持する錠箱の位置決め機構であって、
    前記錠箱に固定される固定板と、
    該固定板に上下方向のピンを介して揺動自在に支持された一対の脚からなり開脚することで開脚先端が前記錠箱の前記両側面より突出して前記扉の両内壁面に当接する開閉支持脚と、
    該開閉支持脚の前記一対の脚の基端座面に当接しかつ上下方向の揺動軸を有する押圧部材と、
    前記揺動軸を回動自在に支持して該押圧部材を保持する保持部材と、
    前記固定板に回動自在に支持され先端部を該保持部材に螺合させるとともに扉の木口に露出させた頭部の回動操作によって該保持部材を介して前記押圧部材を前記一対の脚の基端座面に押圧可能とした調整ネジと、
    を具備し
    前記調整ネジの回動操作にて前記保持部材をスライドさせ、該保持部材を介し前記押圧部材にて前記各基端座面を押圧することで、前記一対の脚が前記ピンを中心に揺動して開脚し、前記開脚先端が前記扉の両内壁面に当接する際に、前記扉の厚み方向のセンターと前記錠箱の厚み方向のセンターとが一致しなくとも、前記揺動軸を中心に前記押圧部材が前記保持部材に対して揺動して、前記ピンを中心に開脚角度を保持したままの状態で前記開閉支持脚を振り、両脚先端を異なる突出長として前記扉の両内壁面に当接させることを特徴とする錠箱の位置決め機構。
  2. 請求項1記載の錠箱の位置決め機構が、前記錠箱の上部及び下部のそれぞれに設けられたことを特徴とする錠箱の位置決め機構。
  3. 前記木口に露出される前記調整ネジの頭部が、前記木口に固定されるフロント化粧板によって覆われることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の錠箱の位置決め機構。
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