JP4585888B2 - 門扉の錠・戸当り構造 - Google Patents

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本発明は、一方の門扉に錠を、他方の門扉に錠受けと戸当り板とを設けた両開き門扉において、施錠位置と同じ位置に戸当り板を取り付け、戸当り板の裏側に錠が配置されるようにした門扉の錠・戸当り構造に関する。
一般に、両開き門扉においては、開き勝手により一方の門扉に他方の門扉を受ける戸当り板が取り付けられている。例えば、左勝手内開き門扉では、正面側(道路側)からみて左側の門扉を内側(敷地側)に開く方式をいうが、この場合、右側の門扉は通常は落し棒により開閉できないようにしておき、左側の門扉を内側に開閉して出入りする。そして、右側の門扉の先端から左側の未門扉の側に戸当り板を突出するように取り付けておき、左側の門扉の先端に係合して該門扉が外側に開いてしまわないようにしている。このように戸当り板は両開き門扉には必要な部材であるが、次に示す錠受けを設けた台座と同じ面(敷地側の面)に固定されるので、上記台座の下部に固定される例が多かった。
また、両開き門扉においては、一方の門扉には錠(ラッチ錠とデッドボルト)を設け、他方の門扉にはラッチ錠とデッドボルトを受ける錠受けが形成されている場合が多い。そして、ラッチ錠は門扉の内外から把手の操作で開閉することができ、デッドボルトは門扉の内側からサムターンなどで開閉操作することができるようになっている。したがって、デッドボルトは外部からは操作することはできない。なお、錠と錠受けとはそれぞれ台座に設けられていた。
特開平10−280775号公報
しかしながら、門扉の見込み面は平面状に形成されるほか、施工誤差や寸法誤差を考慮すれば、門扉を閉じたときに両門扉の間に隙間ができないようにすることはできないから、両門扉間には隙間を形成せざるを得ず、デッドボルトは施錠状態で上記隙間から見ることができる。したがって、上記隙間から鑢や鋸を入れてデッドボルトを切断することは可能であった。
本発明は上記問題点を解消し、防犯性を高めることができるとともに、門扉の錠・戸当り構造を提供することをその課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、一方の門扉に錠を設け、他方の門扉には錠受けと閉止時に上記一方の門扉の先端を受ける戸当り板とを設けた両開き門扉において、上記錠及び上記錠受けを上記門扉の見付け面に取り付けた台座に形成し、上記戸当り板は取付部と戸当り部とから略L字形に屈曲形成されたものであって、上記取付部及び上記戸当り部の高さ寸法は上記台座と同じに設定され、上記取付部を、上記他方の門扉の見込み面の、上記錠の施錠位置と同じ高さ位置に固定し、上記戸当り部の裏側に上記錠を配置したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記両側の門扉の見込み面には上記取付部を取り付け可能な取付用凹部を設け、この取付用凹部を上記取付部の厚みと同じに形成したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、上記一方の門扉の上記取付用凹部に、塞ぎ板を設けたことを特徴とする
請求項1に係る発明によれば、戸当り板は門扉の見込み面に固定されているとともに、錠の施錠位置と同じ高さ位置に取り付けられ、戸当り板の裏側に錠が配置されているから、外側から戸当り板を外すことができないほか、錠の位置は戸当り板に隠れて見えないから、錠を切断することもできない。したがって、防犯性を向上させることができる。また、戸当り板は門扉閉止時に外部から見ることができない見込み面に固定され、施錠時には門扉に固定される部分が外部に露出することがないから、外観が向上する。さらに、戸当り板を門扉の見込み面に取り付けることにより、門扉を受ける部分が正面側になるようにも背面側になるようにも取り付けることができるから門扉の勝手違いに容易に対応することができる。
請求項2に係る発明によれば、門扉の見込み面には戸当り板取付用の凹部が設けられているので、戸当り板の取付部が見込み面から突出することがなく、体裁がよいだけでなく、両側の門扉間の隙間を広くする必要がない。
請求項3に係る発明によれば、上記一方の門扉の上記取付用凹部に塞ぎ板を設けたので、外観上も好ましい。
図1は門の内観図、図2は外観図、図3は図2の錠と錠受け部分の拡大図、図4は図3の平面図、図5は図3のa−a線からみた断面図であり、図6は2つの門扉の要部の分解斜視図である。
図において符号1は門柱、2a、2bは門扉を示す。この門扉2a、2bは鋳物製で、その吊元側は門柱1に対してヒンジ金具3を介して回動自在に支持されている。戸先側には把手4と錠5と錠受け6と戸当り板7と落し錠8が設けられている。
把手4と錠5と錠受け6は台座9に設けられている。一方の門扉2aには把手4と錠5が設けられ、他方の門扉2bには把手4と錠受け6が設けられている。錠5は通常のものと同じく、台座9にラッチ錠5aとデッドボルト5bとを上下部に設けたもので、ラッチ錠5aは把手4により、デッドボルト5bはサムターン17(又は鍵18)によって操作可能になっている。
錠受け6が設けられた台座9には、ラッチ錠5aの受け口6aとデッドボルト5bの受け口6bとが上下部に形成されている。
なお、門扉2a、2bの台座取付部分には貫通孔(図示せず)が形成され、正面側(道路側)と背面側(敷地内側)の台座10、9は同じ高さ位置に、上記貫通孔を利用して一体的に連結固定されている。
次に、戸当り板7は取付部7aと戸当り部7bとから略L字形に屈曲形成され、取付部7aと戸当り部7bの高さ寸法は上記台座9、10と同じになるように設定されている。戸当り板7の取付部7aは門扉2bの見込み面12にネジ止め固定されている。戸当り部7bの背面側には嵌合溝が形成され、嵌合溝には弾性体13が嵌合固定されている。
戸当り板7は門扉2bの上記錠の施錠位置と同じ高さ位置にネジ止め固定されている。これにより、戸当り板7の裏側に錠が配置される。
ところで、門扉2a、2bの見込み面12の戸当り板用取り付け部には、戸当り板7の取付部7aの厚みと同じ程度の凹部14が形成されている。したがって、戸当り板7の取付部7aを上記取り付け部の凹部14にネジ止めしたときは、取付部7aは上記見込み面と面一になる。なお、図5、図6に示されるように、戸当り板7を取り付けない方の門扉2aの凹部14には、塞ぎ板19をネジ止めすればよい。
なお、落し錠8は、戸当り板7を取り付けた側の門扉2bに上下動可能に設けられている。
上記構成によれば、通常は図1のように落し錠8により落し棒15を地面の受け孔16に係合させて正面左側の門扉2bを開閉できないようにしておき、正面右側の門扉2aを内側に開閉する右勝手内開きの門扉が得られる。そして、上記右側門扉2aを開き状態から閉じるとき、左側門扉2bの戸当り板7に当って閉止位置が規制される。
上述のように、戸当り板7は門扉2a、2bの見込み面に固定される構成としたから、戸当り板7は錠5の施錠位置と同じ高さ位置に取り付けることができ、戸当り板7の裏側に錠5が配置される構造であるから、正面側から戸当り板7を外すことができないほか、錠5の位置は戸当り板7に隠れて見えないから、錠5を切断することもできない。したがって、防犯性がよい。
しかも、戸当り板7は門扉2a、2b閉止時に外部から見ることができない見込み面に固定され、施錠時には門扉2a、2bに固定される部分が外部に露出することがないから、外観が向上する。
また、門扉2a、2bの見込み面には段落ちにより戸当り板7取付用の凹部14が形成されているので、戸当り板7の取付部7aが見込み面から突出することがなく、両側の門扉2a、2b間の隙間を広くする必要もないから体裁がよい。
さらに、錠受けの台座9と前記戸当り板7の高さ寸法を同じにしたので、錠受け6と戸当り板7とが一体的に見え、外観上も好ましい。しかも両側の門扉2a、2bの台座9の高さ寸法も同じであるから、外観はより良好となる。
さらに、戸当り板7は門扉2a、2bの見込み面に固定するものであるから、上下逆に取り付けることにより、外開きに対応することができる。このように開き勝手に応じて戸当り板7を自由に取り付けることができる。
門の内観図である。 門の外観図である。 図1の錠と錠受け部分の拡大図である。 図3の平面図である。 図3のa−a線からみた断面図である。 2つの門扉の要部の分解斜視図である。
2a、2b 門扉
5 錠
6 錠受け
7 戸当り板

Claims (3)

  1. 一方の門扉に錠を設け、他方の門扉には錠受けと閉止時に上記一方の門扉の先端を受ける戸当り板とを設けた両開き門扉において、上記錠及び上記錠受けを上記門扉の見付け面に取り付けた台座に形成し、上記戸当り板は取付部と戸当り部とから略L字形に屈曲形成されたものであって、上記取付部及び上記戸当り部の高さ寸法は上記台座と同じに設定され、上記取付部を、上記他方の門扉の見込み面の、上記錠による施錠位置と同じ高さ位置に固定し、上記戸当り部の裏側に上記錠を配置したことを特徴とする門扉の錠・戸当り構造。
  2. 前記両側の門扉の見込み面には上記取付部を取り付け可能な取付用凹部を設け、この取付用凹部を上記取付部の厚みと同じに形成したことを特徴とする、請求項1記載の門扉の錠・戸当り構造。
  3. 上記一方の門扉の上記取付用凹部に、塞ぎ板を設けたことを特徴とする、請求項2記載の門扉の錠・戸当り構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10280849A (ja) * 1997-03-31 1998-10-20 Shin Nikkei Co Ltd 門 扉

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