JP4832246B2 - 塵芥車の汚水漏れ防止装置 - Google Patents

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本発明は、塵芥車に収容された塵芥から出る汚水が外部に漏れるのを防止するようにした、塵芥車の汚水漏れ防止装置に関する。
従来、車体フレーム上に、塵芥収容箱を搭載すると共にその開口後壁に、塵芥押込装置を設けた塵芥投入箱を後方に起伏回動可能に設けた塵芥車において、該塵芥車内に収容された塵芥から出る汚水を汚水タンクに収容して、外部に漏れ出ないようにした汚水漏れ防止装置を備えたものは公知(後記特許文献1参照)である。
特開2003−146405号公報
従来のかかる塵芥車の汚水漏れ防止装置は、塵芥投入箱の下部に、汚水樋と汚水タンクとを連通する導水パイプを設け、この導水パイプにより汚水樋に集められた汚水を汚水タンクに導くようにされている。
ところが、前記導水パイプは、縦壁面と横壁面とによりクランク状に形成されており、塵芥車の左折(右折)走行時に、汚水タンク内の汚水の逆流を確実に阻止するには、横壁面の横方向のスパンを充分に長くする必要があり、この横壁面の配置スペース分だけ、この導水パイプが、塵芥収容箱の、汚水タンクと汚水樋との間の広いスペースを占有することになり、この導水パイプを複数個設ける場合には、その占有スペースが一層大きくなる。
ところで、この種の塵芥車では、塵芥投入箱の汚水樋と汚水タンク間のスペースは、塵芥投入箱のロック金具などの補助機器類を取り付ける場所であるので、これらの補助機器類などの取付場所が、導水パイプにより制約を受けて、それらの取付自由度が低下するという問題がある。また、従来の導水パイプは、縦壁面と横壁面とによりクランク状に形成されてその形状が複雑となり、その製作コストが嵩むという別の問題もある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、前記問題を解決できるようにした、新規な塵芥車の汚水漏れ防止装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本請求項1記載の発明は、車体フレーム上に、塵芥収容箱を搭載し、該塵芥収容箱の開口後壁に、塵芥投入箱を後方に回動可能に設け、塵芥投入箱に投入された塵芥を、塵芥収容箱内に押込収容するようにした塵芥車において、
前記塵芥投入箱は、収容塵芥からでる汚水を受け入れる汚水樋と、その汚水樋内の汚水を溜める汚水タンクと、汚水樋内の汚水を汚水タンクに導く導水パイプとを備え、
前記導水パイプは、前記汚水樋と汚水タンクとを接続して上下方向に直線状に延びる一対の左右縦側壁面および上下方向に直線状に延びる縦前壁面を有し、前記左右縦側壁面の内面には、上下方向に間隔をあけて横方向に延びる、少なくとも一対をなす横壁面がそれぞれ固定され、前記横壁面は、左右縦側壁面の間隔よりも短く形成されて、導水パイプ内に迷路を形成し、導水パイプ内を左右方向、上下方向および前後方向に流れる逆流汚水は、左、右側壁面、一対の横壁面および縦前壁面(16f)によりせき止めることができるようにしたことを特徴としている。
上記目的を達成するために、本請求項2記載の発明は、前記請求項1記載のものにおいて、左右縦壁面の内面と、横壁面の自由端縁間にはそれぞれ流水口が形成され、この流水口の開口面積をA1とし、また一対の横壁面間に形成される流水通路の最小通路断面積をA2としたとき、A1>A2であることを特徴としている。
本請求項1記載の発明によれば、塵芥車の左折(右折)、走行中の急停止時に、汚水タンクに貯留される汚水が導水パイプに逆流しても外部に飛散することがない。また、特に導水パイプは汚水樋と汚水タンクとの間の横方向の占有空間を小さくすることができて、それらの間に付属機器を取り付けるための広いスペースを確保することができ、その付属機器の取付自由度を高めることができる。また導水パイプの製作コストを低減することができる。
また、本請求項2記載の発明によれば、導水パイプ内において逆流した汚水の流れが絞られてその流勢が減衰され、車両走行時、特にその左折(右折)走行時に、汚水が外部へ流出するのを一層的確に阻止することができる。
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
まず、図1〜6を参照して本発明の第1実施例について説明する。
図1は、本発明の汚水漏れ防止装置を備えた塵芥車の側面図、図2は、図1の2矢視拡大図、図3は、図2の3−3線に沿う断面図、図4は、汚水漏れ防止装置の斜視図、図5は、図2の5−5線に沿う断面図、図6は、図2の6−6線に沿う断面図である。
図1,2において、塵芥車Vの車体フレームFには、塵芥収容箱1が直接搭載されている。この塵芥収容箱1は箱状に形成され、その後壁は、上部から下部に向かって後方に傾斜しており、その傾斜後壁2に出入口3が開口されている。塵芥収容箱1の底壁4の後縁部4rは、その全幅にわたり下り勾配の傾斜面に形成されており、その後縁部4rは、後述する汚水樋13の開放上面に臨んでいる。
なお、塵芥収容箱1は、車体フレームFに直接搭載される外に、サブフレームを介して搭載してもよい。
通常のように、塵芥収容箱1の後壁には塵芥投入箱6が連接される。この塵芥投入箱6は、その前壁上部がヒンジ軸7をもって塵芥収容箱1の後壁上部に、後方に起伏回動できるように連結されている。塵芥投入箱6の前壁には、前記出入口3に連通する塵芥押込口8が開口され、またその後壁の下半部には、作業員などが塵芥を塵芥投入箱6内に投入するための塵芥投入口9が開口される。塵芥投入箱6内には、従来公知の塵芥押込装置10が設けられ、この塵芥押込装置10の作動により、塵芥投入箱6内に投入された塵芥は塵芥収容箱1内に押し込まれる。前記塵芥収容箱1の後壁の左右両側の上部と、塵芥投入箱6の左右側壁の中間部間には、伸縮シリンダ11が連結されており、この伸縮シリンダ11の伸長作動により、塵芥投入箱6を、前記ヒンジ軸7回りに後方に起伏回動(図1鎖線位置)することができ、塵芥収容箱1内の収容塵芥を外部に排出することができる。
ところで、押込作動時の塵芥や、塵芥収容箱1内に収容された塵芥からは汚水が流れ出るが、この汚水は、本発明にかかる汚水漏れ防止装置の汚水タンク15に回収され、塵芥車Vの外に漏れ出ることがない。
つぎに、図2〜4を参照して、前記汚水漏れ防止装置の構造について詳細に説明するに、前記塵芥投入箱6の塵芥押込口8の下方には、その略全幅にわたり、汚水樋13が一体に横架されている。この汚水樋13は、図4に明瞭に示すように、横断面U字状で、その後壁13rはその前壁13fよりも上下方向若干長く形成されている。そして、この汚水樋13は、塵芥収容箱1の底壁4の後縁下に位置しており、塵芥収容箱1および塵芥投入箱6内の塵芥から出る汚水が、汚水樋13内に流れ込むようになっている。汚水樋13の左右両開口端部は、端壁14により閉じられる。
塵芥投入箱6の底壁下部には、密閉状の汚水タンク15が設けられ、この汚水タンク15は、塵芥投入箱6の横幅と略同じ幅を有しており、その上壁15uは、塵芥投入箱6の底壁を利用して形成されており、またその底壁15dは塵芥投入箱6の底壁に沿うように前後方向に延びており、この汚水タンク15は全体として上下方向に偏平に形成されていていて、この汚水タンク15の地上高は、塵芥車Vが走行するに支障のない高さに保たれる。前記上壁15uには、排水口15hが穿設されており、塵芥投入箱6に溜まった汚水は、この排水口15hを通って汚水タンク15に流れる。
図3,4に示すように、塵芥投入箱6の縦中心線C−Cと、その左、右側壁との間において、前記汚水樋13と、汚水タンク15との間には、それらを連通する対をなす導水パイプP,Pがそれぞれ設けられており、汚水樋13内に流れ込んだ汚水は、それらの導水パイプP,Pを通り、汚水タンク15に導かれるようにされている。
2つの導水パイプP,Pは何れも同じ構造であるので、その一方の具体的構造について主に図2〜4を参照して説明すると、この導水パイプPは、チャンネル壁16を、塵芥投入箱6の前壁6fに液密に溶接して構成されている。前記チャンネル壁16は、左、右縦側壁面16l,16rと、縦前壁面16fとを有して、横断面チャンネル状に形成されており、その開口後縁が塵芥投入箱の前壁6fに液密に溶接される。この前壁6fには、これを補強するクロスメンバ17が固定されているが、チャンネル壁16の開口後縁下部は、このクロスメンバ17に沿うように段状に形成されて、そこに溶接される。この導水パイプPの入口は汚水樋13に連通され、この汚水樋13の底壁13aは、導水パイプPの入口の一部を覆うように、その入口内に臨んでおり、導水パイプP内を逆流する汚水が、汚水樋13内に流れるのを阻止するようにされている。また、導水パイプPの出口は汚水タンク15に連通される。
図2〜4に示すように、導水パイプPの横断面積は、その上下方向の中間部で最も広く、上方および下方向かって減少している。この導水パイプPの、横断面積が最も広い中間部分において、左、右縦側壁面16l,16rの内部には、その導水パイプPの横幅よりの幅狭な2枚の横壁面16t,16tが上下方向に間隔をあけ、かつ左右方向に齟齬させて溶接されており、これらの横壁面16t,16tにより導水パイプP内には、上下方向に沿ってジグザグ状の迷路が形成される。
図3に示すように、左、右縦壁面16l,16rの内面と、横壁面16t,16tの自由端縁間にはそれぞれ流水口P1が形成され、この流水口P1の開口面積をA1とし、また横壁面16t,16a間に形成される流水通路P2の最小通路断面積をA2としたとき、A1>A2に設定されている。これにより、導水パイプP内を逆流する汚水は、流水口P1から流水通路P2へと流れる間に、絞られてその流れの勢いが減衰され、汚水の逆流が効果的に阻止される。
図2,6に示すように、汚水タンク15の一側面には、そこに貯留される汚水を排出するための長方形状の排水口18が開口され、この排水口18は汚水蓋19により開閉される。この汚水蓋19は、その外面の中央部が、一端を汚水タンク15に回動自在に軸支21される開閉アーム20に揺動可能に支持23され、その汚水蓋19の内面には、排水口18を液密に密閉し得るシール部材22が設けられる。開閉アーム20の自由端には、汚水蓋19を閉じ位置に固縛するためのトグルリンクよりなる固縛具24が設けられる。この固縛具24は、開閉アーム20の自由端に回動自在に軸支26されるL型のレバー25と、このレバー25の中間部に回動自在に連結28される係合部材27とより構成される。係合部材27の係合部27aを、汚水タンク15に突設した係止片29に係合してレバー25を汚水タンク15側に回動し、前記連結28点が、前記軸支26点と、係合部材27の係合部を結ぶ線L−Lを越えれば、図6実線に示すように、固縛具24がロック状態となり、前記排水口18を汚水蓋19により閉鎖することができ、またレバー25を、汚水タンク15から離れる方向(図6反時計方向)に回動して前記連結28点が、前記線Lを越えれば、図6鎖線に示すように、固縛具24はアンロックされ、汚水蓋19を開放して、汚水タンク15に貯留された汚水を外部に排出することができる。
塵芥投入箱6の汚水樋13と汚水タンク15との間は、横方向に間隔をあけて複数の補強フレーム40…が溶接される。また、隣り合う補強部材40,40の間には、塵芥投入箱6を、塵芥収容箱1に固縛するための従来公知のロック金具41が設けられる。このロック金具41は、図2,5に示すように、塵芥収容箱1の後部に回動可能に軸支されるフック部材42と、塵芥投入箱6の前部に固定されてフック部材42が係脱される係止環43と、フック部材42の基部に連結されるターンバックル44を有する操作杆45と、この操作杆45を作動するアクチュエータ46とを備えており、アクチュエータ46の作動によれば、フック部材42が回動されて係止環43に係脱される。
つぎに、この実施例の作用について説明する。
塵芥投入箱6から塵芥収容箱1内に押し込まれる押込塵芥や、塵芥収容箱1内に収容された収容塵芥から流れ出る汚水は、図3,4に実線矢印にて示すように、汚水樋13に流れ落ち、そこから導水パイプPを経て汚水タンク15に溜められる。そして、汚水タンク15内の貯留汚水は、汚水蓋19の開放により排水口18より外部に排出される。
ところで、塵芥を収容された塵芥車Vの走行時(特にその左折(右折)走行、急発進走行時など)の振動により、汚水タンク15内に貯留された汚水が、左右、前後および上下方向の力を受けて導水パイプP内に逆流するとき、図3,4に点線矢印にて示すように、その左右方向に流れる逆流汚水は、主として導水パイプPの左、右縦側壁面16l,16rによりせき止めることができ、また、その上下方向に流れる逆流汚水は、主として導水パイプPの一対の横壁面16t,16tによりせき止めることができ、さらに前後方向に流れる逆流汚水は、主として導水パイプPの縦前壁面16fおよび塵芥投入箱6の前壁6fによりせき止めることができ、しかも、導水パイプP内には、迷路が形成されるので、導水パイプP内に逆流した汚水の流れ勢いは、この迷路により減衰される。特に、左、右縦壁面16l,16rの内面と、横壁面16t,16tの自由端縁間にはそれぞれ流水口P1が形成され、この流水口P1の開口面積をA1とし、また横壁面16t,16a間に形成される流水通路P2の最小通路断面積をA2としたとき、A1>A2に設定されているので、導水パイプP内を逆流する汚水は、流水口P1から流水通路P2へと流れる間に、絞られてその流れの勢いが減衰され、汚水の逆流が効果的に阻止される。
したがって、汚水タンク15より導水パイプ16に逆流した汚水は、そこで確実にせき止められて外部に飛散することがない。
ところで、導水パイプPの左、右縦側壁面16l,16rは、何れも上下方向に直線状に形成されるので、この導水パイプPが占める横方向の占有空間を、前記従来のものに比べて可及的に小さくすることができ、汚水樋13と汚水タンク15との間に、広い空間を確保することができ、塵芥投入箱のロック金具などの付属機器を取り付けるためのスペースを充分に確保することができ、その付属機器の取付自由度を高めることができる。また、導水パイプPを構成する左、右縦側壁面16l,16rは、何れも上下方向に直線状に形成されるので、その製作コストを低減できる。
つぎに、図7を参照して本発明の第2実施例について説明する。
図7は、第2実施例にかかる、前記図3の対応図であり、前記第1実施例と同じ要素には同じ符号が付される。
この第2実施例は、導水パイプPの左、右縦側壁面16l,16rの内面に溶接される2枚の横壁面16t,16tが、導水パイプPの内方に向かって下り勾配に傾斜されている。
この第2実施例のものも、導水パイプP内を逆流する左右および上下前後方向の汚水を、左、右縦側壁面16l,16rおよび横壁面16t,16tにより効果的にせき止めることができ、その上、導水パイプP内に形成される迷路により、逆流汚水の勢いを減衰することができる。
さらに、この第2実施例では、汚水が導水パイプPを介して汚水樋13から汚水タンク15へ流れるときに、汚水が傾斜した横壁面16t,16tに沿って円滑に流れ、横壁面16t,16tと左、右縦側壁面16l,16rで囲まれた部分に滞留することがない。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこの実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。
たとえば、前記実施例では、一対の導水パイプを設けているが、これを、塵芥投入箱の左右方向の中央に一つ設けてもよい。このようにすれば、汚水タンク内と導水パイプとを連通する連通部が、車体の前後方向の中央に位置することになるので、車両が左折(右折)走行するときに、遠心力により汚水タンク内を左側(右側)に偏る汚水は連通部から離れる方向に流れて、汚水の逆流を減らすことができる。
また、前記実施例では、導水パイプをチャンネル壁と塵芥投入箱の前壁とで構成しているが、これを中空の角パイプにより形成してもよい。
本発明の汚水漏れ防止装置を備えた塵芥車の側面図 図1の2矢視拡大図 図2の3−3線に沿う断面図 汚水漏れ防止装置の斜視図 図2の5−5線に沿う断面図 図2の6−6線に沿う断面図 本発明の第2実施例にかかる、図3対応図
1・・・・・塵芥収容箱
6・・・・・塵芥投入箱
13・・・・汚水樋
15・・・・汚水タンク
16f・・・縦前壁面
16l・・・左縦側壁面
16r・・・右縦側壁面
16t・・・横壁面
F・・・・・車体フレーム
P・・・・・導水パイプ
P1・・・・流水口
P2・・・・流水通路

Claims (2)

  1. 車体フレーム(F)上に、塵芥収容箱(1)を搭載し、該塵芥収容箱(1)の開口後壁に、塵芥投入箱(6)を後方に回動可能に設け、塵芥投入箱()に投入された塵芥を、塵芥収容箱()内に押込収容するようにした塵芥車において、
    前記塵芥投入箱(6)は、収容塵芥からでる汚水を受け入れる汚水樋(13)と、その汚水樋(13)内の汚水を溜める汚水タンク(15)と、汚水樋(13)内の汚水を汚水タンク(15)に導く導水パイプ(P)とを備え、
    前記導水パイプ(P)は、前記汚水樋(13)と汚水タンク(15)とを接続して上下方向に直線状に延びる一対の左右縦側壁面(16l,16r)および上下方向に直線状に延びる縦前壁面(16f)を有し、前記左右縦側壁面(16l,16r)の内面には、上下方向に間隔をあけて横方向に延びる、少なくとも一対をなす横壁面(16t)がそれぞれ固定され、前記横壁面(16t)は、左右縦側壁面(16l,16r)の間隔よりも短く形成されて、導水パイプ(P)内に迷路を形成し、導水パイプ(P)内を左右方向、上下方向および前後方向に流れる逆流汚水は、左、右側壁面(16l,16r)、一対の横壁面(16t,16t)および縦前壁面(16f)とによりせき止めることができるようにしたことを特徴とする、塵芥車の汚水漏れ防止装置。
  2. 左右縦壁面(16l,16r)の内面と、横壁面(16t)の自由端縁間にはそれぞれ流水口(P1)が形成され、この流水口(P1)の開口面積をA1とし、また一対の横壁面(16t)間に形成される流水通路(P2)の最小通路断面積をA2としたとき、A1>A2であることを特徴とする、前記請求項1記載の塵芥車の汚水漏れ防止装置。
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