JP3369861B2 - バス荷物室のエア抜き構造 - Google Patents
バス荷物室のエア抜き構造Info
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- JP3369861B2 JP3369861B2 JP24499296A JP24499296A JP3369861B2 JP 3369861 B2 JP3369861 B2 JP 3369861B2 JP 24499296 A JP24499296 A JP 24499296A JP 24499296 A JP24499296 A JP 24499296A JP 3369861 B2 JP3369861 B2 JP 3369861B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バス荷物室のエア
抜き構造に関するものである。
抜き構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は大型バスの一例を示したもので、
バスのボデイ1の側部における乗客用の座席の下部位置
には、図7に示すようなバス荷物室2が設けられてい
る。バス荷物室2はボデイ1の側部に設けられた開閉蓋
3によって開閉できるようになっている。
バスのボデイ1の側部における乗客用の座席の下部位置
には、図7に示すようなバス荷物室2が設けられてい
る。バス荷物室2はボデイ1の側部に設けられた開閉蓋
3によって開閉できるようになっている。
【0003】開閉蓋3は、図7中矢印Aで示すように、
図示しないリンク機構によって支持された開閉蓋3がボ
デイ1側面から離れた後ボデイ1側面に沿って上方に移
動することにより開放が行われるようになっているリン
ク式のものと、矢印Bで示すように、開閉蓋3の上縁が
図示しないヒンジ機構によりボデイ1に支持されて開閉
蓋3の下端がボデイ1側面から離れて上方に回動するこ
とにより開放が行われるようになっているヒンジ式のも
のとが一般に使用されている。4は開閉蓋3を開閉する
ための把手を示す。
図示しないリンク機構によって支持された開閉蓋3がボ
デイ1側面から離れた後ボデイ1側面に沿って上方に移
動することにより開放が行われるようになっているリン
ク式のものと、矢印Bで示すように、開閉蓋3の上縁が
図示しないヒンジ機構によりボデイ1に支持されて開閉
蓋3の下端がボデイ1側面から離れて上方に回動するこ
とにより開放が行われるようになっているヒンジ式のも
のとが一般に使用されている。4は開閉蓋3を開閉する
ための把手を示す。
【0004】上記したようにリンク式或いはヒンジ式に
より開閉を行う開閉蓋3によりバス荷物室2を閉塞する
際、バス荷物室2に空気が閉じ込められた形になって空
気が抵抗になることにより、開閉蓋3が閉りにくくなっ
てバス荷物室2の閉塞が円滑に行えないという問題があ
る。
より開閉を行う開閉蓋3によりバス荷物室2を閉塞する
際、バス荷物室2に空気が閉じ込められた形になって空
気が抵抗になることにより、開閉蓋3が閉りにくくなっ
てバス荷物室2の閉塞が円滑に行えないという問題があ
る。
【0005】このため、従来より、開閉蓋3の閉塞を円
滑に行えるようにするためのエア抜き構造をバス荷物室
2に設けることが考えられている。
滑に行えるようにするためのエア抜き構造をバス荷物室
2に設けることが考えられている。
【0006】即ち、その一例を図7に示すように、バス
荷物室2の前後の縦壁2a或いは奥行の突き当たりの縦
壁2bの外部に、パイプ状或いは箱状を有してバス荷物
室2と連通した水切り室5を設け、該水切り室5の外部
下面の開口6にメッシュ状のフィルタ7を取付けた構成
としている。
荷物室2の前後の縦壁2a或いは奥行の突き当たりの縦
壁2bの外部に、パイプ状或いは箱状を有してバス荷物
室2と連通した水切り室5を設け、該水切り室5の外部
下面の開口6にメッシュ状のフィルタ7を取付けた構成
としている。
【0007】上記構成によれば、開閉蓋3を閉めた際に
バス荷物室2内の空気が前記水切り室5及びフィルタ7
を備えた開口6を介して外部に排気されることになるの
で、バス荷物室2に空気が閉じ込められることがなく、
開閉蓋3の閉塞を円滑に行うことができる。
バス荷物室2内の空気が前記水切り室5及びフィルタ7
を備えた開口6を介して外部に排気されることになるの
で、バス荷物室2に空気が閉じ込められることがなく、
開閉蓋3の閉塞を円滑に行うことができる。
【0008】又、水切り室5の下側に開口6を形成する
ようにしているので、開口6から雨水等が侵入してバス
荷物室2に入り込むようなことが防止でき、また開口6
にフィルタ7を備えていることにより、ゴミや埃がバス
荷物室2に侵入するのを防止できる。
ようにしているので、開口6から雨水等が侵入してバス
荷物室2に入り込むようなことが防止でき、また開口6
にフィルタ7を備えていることにより、ゴミや埃がバス
荷物室2に侵入するのを防止できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のバス荷物室のエア抜き構造においては、水切り室5
を、バス荷物室2の前後の縦壁2a或いは奥行の突き当
たりの縦壁2bの外部に突出させて設けるようにしてい
るために、水切り室5の設置位置に制約を受ける問題が
あると共に、水切り室5の下面の開口6にフィルタ7を
備えたような構造では、フィルタ7の詰まりや破れ等の
機能不良を生じ易く、またこのような機能不良が生じて
も、フィルタ7が容易に接近できない場所に取付けられ
ているために機能不良を発見しにくいといった問題を有
していた。
来のバス荷物室のエア抜き構造においては、水切り室5
を、バス荷物室2の前後の縦壁2a或いは奥行の突き当
たりの縦壁2bの外部に突出させて設けるようにしてい
るために、水切り室5の設置位置に制約を受ける問題が
あると共に、水切り室5の下面の開口6にフィルタ7を
備えたような構造では、フィルタ7の詰まりや破れ等の
機能不良を生じ易く、またこのような機能不良が生じて
も、フィルタ7が容易に接近できない場所に取付けられ
ているために機能不良を発見しにくいといった問題を有
していた。
【0010】本発明は、斯かる実情に鑑みてなしたもの
で、バス荷物室のエア抜き構造を開閉蓋に備えることを
可能にし、且つ故障等が生じにくいバス荷物室のエア抜
き構造を提供することを目的としている。
で、バス荷物室のエア抜き構造を開閉蓋に備えることを
可能にし、且つ故障等が生じにくいバス荷物室のエア抜
き構造を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のバス荷
物室のエア抜き構造は、外面板と内面板との間に内部空
間を備えたバス荷物室の開閉蓋と、該開閉蓋の外面板に
形成した外側排気口と、前記内部空間における外側排気
口の下側位置に備えた水切り室と、該水切り室の底部に
形成した開口と、該開口を空気が下方から上方に流動す
る時だけ開作動する弁と、前記水切り室の下部において
内部空間とバス荷物室内とを連通するよう内面板に形成
した内側排気口とを備えたことを特徴とする。
物室のエア抜き構造は、外面板と内面板との間に内部空
間を備えたバス荷物室の開閉蓋と、該開閉蓋の外面板に
形成した外側排気口と、前記内部空間における外側排気
口の下側位置に備えた水切り室と、該水切り室の底部に
形成した開口と、該開口を空気が下方から上方に流動す
る時だけ開作動する弁と、前記水切り室の下部において
内部空間とバス荷物室内とを連通するよう内面板に形成
した内側排気口とを備えたことを特徴とする。
【0012】請求項2に記載のバス荷物室のエア抜き構
造は、開閉蓋の外面板に外側排気口を形成することに代
えて、開閉蓋の上辺部に外側排気口を形成したことを特
徴とする。
造は、開閉蓋の外面板に外側排気口を形成することに代
えて、開閉蓋の上辺部に外側排気口を形成したことを特
徴とする。
【0013】請求項3に記載のバス荷物室のエア抜き構
造は、上端が水切り室の底面に接続され、下端が内部空
間を下方に延びて開閉蓋下部の排水口に接続された排水
管を備えていることを特徴とする。
造は、上端が水切り室の底面に接続され、下端が内部空
間を下方に延びて開閉蓋下部の排水口に接続された排水
管を備えていることを特徴とする。
【0014】請求項1に記載の発明によれば、開閉蓋に
よりバス荷物室を閉める際、バス荷物室内の空気を、開
閉蓋に備えたバス荷物室のエア抜き構造による内側排気
口、弁を備えた開口、及び外側排気口を介して確実に外
部に排気することができ、よってバス荷物室に空気が閉
じ込められることがなく、開閉蓋の閉塞を円滑に行うこ
とができる。
よりバス荷物室を閉める際、バス荷物室内の空気を、開
閉蓋に備えたバス荷物室のエア抜き構造による内側排気
口、弁を備えた開口、及び外側排気口を介して確実に外
部に排気することができ、よってバス荷物室に空気が閉
じ込められることがなく、開閉蓋の閉塞を円滑に行うこ
とができる。
【0015】開閉蓋を閉める作業を行う時以外は、弁が
開口を閉塞しているので、ゴミや埃或いは雨水等がバス
荷物内に入り込むのを防止することができる。
開口を閉塞しているので、ゴミや埃或いは雨水等がバス
荷物内に入り込むのを防止することができる。
【0016】バス荷物室のエア抜き構造を開閉蓋に備え
るようにしたので、バス荷物室のエア抜き構造の設置位
置に制約を受けることがなく、開閉蓋の任意の位置に設
置することができる。
るようにしたので、バス荷物室のエア抜き構造の設置位
置に制約を受けることがなく、開閉蓋の任意の位置に設
置することができる。
【0017】構成が簡単で故障が生じにくく、更に外側
排気口から水切り室の弁などのメンテナンスを行うこと
ができる。
排気口から水切り室の弁などのメンテナンスを行うこと
ができる。
【0018】請求項2に記載の発明によれば、外側排気
口を開閉蓋の上辺部に設けるようにしているので、外面
板の外観形状をシンプルなものとすることができる。
口を開閉蓋の上辺部に設けるようにしているので、外面
板の外観形状をシンプルなものとすることができる。
【0019】請求項3に記載の発明によれば、水切り室
の底部と開閉蓋の下部に形成した排水口との間を排水管
で接続した構成としているので、外側排気口から水切り
室に雨水等が入り込んでも排水口から外部に排出するこ
とができる。
の底部と開閉蓋の下部に形成した排水口との間を排水管
で接続した構成としているので、外側排気口から水切り
室に雨水等が入り込んでも排水口から外部に排出するこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
示例と共に説明する。
【0021】図1及び図2は本発明を実施する形態の一
例を示したものであり、図1は、図3のバスのボデイ1
の側部下方に備えられているバス荷物室2の開閉蓋3を
I−I方向から見た断面図、図2は図1をII−II方
向から見た正面図である。
例を示したものであり、図1は、図3のバスのボデイ1
の側部下方に備えられているバス荷物室2の開閉蓋3を
I−I方向から見た断面図、図2は図1をII−II方
向から見た正面図である。
【0022】図1及び図2に示すように、外面板8と内
面板9との間に内部空間10を備えた開閉蓋3の外面板
8の上部位置に、所要の大きさの外側排気口11を形成
する。
面板9との間に内部空間10を備えた開閉蓋3の外面板
8の上部位置に、所要の大きさの外側排気口11を形成
する。
【0023】前記開閉蓋3の内部空間10における前記
外側排気口11の下側位置に、上部が開放された箱形状
を有する水切り室12を設ける。該水切り室12の底部
には開口13が形成されており、更に水切り室12に
は、前記開口13を空気が下方から上方に流動する時だ
け開作動するようにした弁14を設置する。
外側排気口11の下側位置に、上部が開放された箱形状
を有する水切り室12を設ける。該水切り室12の底部
には開口13が形成されており、更に水切り室12に
は、前記開口13を空気が下方から上方に流動する時だ
け開作動するようにした弁14を設置する。
【0024】前記水切り室12の下部において、前記内
部空間10とバス荷物室2内とを連通するようにした内
側排気口15を内面板9に形成する。
部空間10とバス荷物室2内とを連通するようにした内
側排気口15を内面板9に形成する。
【0025】更に、前記内部空間10における前記内側
排気口15の下側位置には、該内側排気口15から排出
される空気が前記水切り室12の開口13に向うように
案内するための案内板16を設置する。
排気口15の下側位置には、該内側排気口15から排出
される空気が前記水切り室12の開口13に向うように
案内するための案内板16を設置する。
【0026】また、前記水切り室12の底面を図1に示
すように左右方向に傾斜させるか、或いは前後方向に傾
斜させるようにし、該傾斜された底面の最下部位置に排
水管17の上端を接続し、該排水管17の下端を、前記
案内板16を貫通して内部空間10内を下方に延長さ
せ、開閉蓋3の下部に形成した排水口18に接続する。
すように左右方向に傾斜させるか、或いは前後方向に傾
斜させるようにし、該傾斜された底面の最下部位置に排
水管17の上端を接続し、該排水管17の下端を、前記
案内板16を貫通して内部空間10内を下方に延長さ
せ、開閉蓋3の下部に形成した排水口18に接続する。
【0027】以下、上記した実施の形態の作用を説明す
る。
る。
【0028】図1〜図3に示した実施の形態において、
図1に白抜き矢印で示すように、仮想線の状態から実線
のように開閉蓋3によってバス荷物室2を閉める際、バ
ス荷物室2内の空気19は、内面板9の内側排気口15
から案内板16上方の内部空間10に排出されて案内板
16に沿って上方に移動し、弁14を押し開けて開口1
3から上方に移動した後、外面板8の外側排気口11か
ら外部に排出される。
図1に白抜き矢印で示すように、仮想線の状態から実線
のように開閉蓋3によってバス荷物室2を閉める際、バ
ス荷物室2内の空気19は、内面板9の内側排気口15
から案内板16上方の内部空間10に排出されて案内板
16に沿って上方に移動し、弁14を押し開けて開口1
3から上方に移動した後、外面板8の外側排気口11か
ら外部に排出される。
【0029】このように、バス荷物室2内の空気19
が、内側排気口15、弁14を備えた開口13、及び外
側排気口11を介して確実に外部に排気されるようにな
るので、バス荷物室2に空気が閉じ込められることがな
く、開閉蓋3の閉塞を円滑に行うことができる。
が、内側排気口15、弁14を備えた開口13、及び外
側排気口11を介して確実に外部に排気されるようにな
るので、バス荷物室2に空気が閉じ込められることがな
く、開閉蓋3の閉塞を円滑に行うことができる。
【0030】又、開閉蓋3を閉める作業を行う時以外
は、水切り室12の弁14が開口13を閉塞しているの
で、ゴミや埃或いは雨水等がバス荷物室2内に入り込む
のを防止することができる。
は、水切り室12の弁14が開口13を閉塞しているの
で、ゴミや埃或いは雨水等がバス荷物室2内に入り込む
のを防止することができる。
【0031】さらに、水切り室12の底部と、開閉蓋3
の下部に形成した排水口18との間に排水管17を接続
するようにしておくと、前記外側排気口11から水切り
室12に入り込んだ雨水を排水口18から外部に排出す
ることができる。
の下部に形成した排水口18との間に排水管17を接続
するようにしておくと、前記外側排気口11から水切り
室12に入り込んだ雨水を排水口18から外部に排出す
ることができる。
【0032】又、前記外側排気口11から前記水切り室
12の弁14などのメンテナンスを行うこともできる。
12の弁14などのメンテナンスを行うこともできる。
【0033】図4及び図5は、本発明の他の実施の形態
例を示したものであり、前記図1〜3の実施の形態例に
おいて開閉蓋3の外面板8に外側排気口11を形成して
いるのに代えて、図4及び図5では、開閉蓋3の上辺2
0部にスリット状の外側排気口21を形成するようにし
ている。また、図4及び図5では、図1及び図2におい
て備えた排水管17の設置を省略している。
例を示したものであり、前記図1〜3の実施の形態例に
おいて開閉蓋3の外面板8に外側排気口11を形成して
いるのに代えて、図4及び図5では、開閉蓋3の上辺2
0部にスリット状の外側排気口21を形成するようにし
ている。また、図4及び図5では、図1及び図2におい
て備えた排水管17の設置を省略している。
【0034】図4及び図5に示した実施の形態例によれ
ば、図4に白抜き矢印で示すように、仮想線の状態から
実線のように開閉蓋3によってバス荷物室2を閉める
際、バス荷物室2内の空気19は、内面板9の内側排気
口15から案内板16上方の内部空間10に排出されて
案内板16に沿って上方に移動し、弁14を押し開けて
開口13から上方に移動した後、開閉蓋3の上辺20部
に形成された外側排気口21を介して外部に排出され
る。
ば、図4に白抜き矢印で示すように、仮想線の状態から
実線のように開閉蓋3によってバス荷物室2を閉める
際、バス荷物室2内の空気19は、内面板9の内側排気
口15から案内板16上方の内部空間10に排出されて
案内板16に沿って上方に移動し、弁14を押し開けて
開口13から上方に移動した後、開閉蓋3の上辺20部
に形成された外側排気口21を介して外部に排出され
る。
【0035】この時、外側排気口21から排出される空
気19は開閉蓋3の上辺20とボデイ1との間の隙間2
2を通って排気されることになる。
気19は開閉蓋3の上辺20とボデイ1との間の隙間2
2を通って排気されることになる。
【0036】このように、バス荷物室2内の空気19
が、内側排気口15、弁14を備えた開口13、及び外
側排気口21を介して確実に外部に排気されるようにな
るので、バス荷物室2に空気が閉じ込められることがな
く、開閉蓋3の閉塞を円滑に行うことができる。
が、内側排気口15、弁14を備えた開口13、及び外
側排気口21を介して確実に外部に排気されるようにな
るので、バス荷物室2に空気が閉じ込められることがな
く、開閉蓋3の閉塞を円滑に行うことができる。
【0037】又、開閉蓋3を閉める作業を行う時以外
は、水切り室12の弁14が開口13を閉塞しているの
で、ゴミや埃或いは雨水等がバス荷物室2内に入り込む
のを防止することができる。
は、水切り室12の弁14が開口13を閉塞しているの
で、ゴミや埃或いは雨水等がバス荷物室2内に入り込む
のを防止することができる。
【0038】このとき、前記外側排気口21が開閉蓋3
の上辺20部に設けられているので、図1〜図3の形態
例のように開閉蓋3の外面板8に外側排気口11を形成
している場合に比して外面板8の外観形状をシンプルな
ものとすることができ、また、外側排気口21が開閉蓋
3の上辺20部に設けられていると、開閉蓋3の上辺2
0とボデイ1との隙間22からは雨水が侵入しにくくな
るために、図1及び図2に示したような排水管17の設
置を省略することができる。
の上辺20部に設けられているので、図1〜図3の形態
例のように開閉蓋3の外面板8に外側排気口11を形成
している場合に比して外面板8の外観形状をシンプルな
ものとすることができ、また、外側排気口21が開閉蓋
3の上辺20部に設けられていると、開閉蓋3の上辺2
0とボデイ1との隙間22からは雨水が侵入しにくくな
るために、図1及び図2に示したような排水管17の設
置を省略することができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、開閉蓋
によりバス荷物室を閉める際、バス荷物室内の空気を、
開閉蓋に備えたバス荷物室のエア抜き構造による内側排
気口、弁を備えた開口、及び外側排気口を介して確実に
外部に排気することができ、よってバス荷物室に空気が
閉じ込められることがなく、開閉蓋の閉塞を円滑に行う
ことができる。
によりバス荷物室を閉める際、バス荷物室内の空気を、
開閉蓋に備えたバス荷物室のエア抜き構造による内側排
気口、弁を備えた開口、及び外側排気口を介して確実に
外部に排気することができ、よってバス荷物室に空気が
閉じ込められることがなく、開閉蓋の閉塞を円滑に行う
ことができる。
【0040】開閉蓋を閉める作業を行う時以外は、弁が
開口を閉塞しているので、ゴミや埃或いは雨水等がバス
荷物内に入り込むのを防止することができる。
開口を閉塞しているので、ゴミや埃或いは雨水等がバス
荷物内に入り込むのを防止することができる。
【0041】バス荷物室のエア抜き構造を開閉蓋に備え
るようにしたので、バス荷物室のエア抜き構造の設置位
置に制約を受けることがなく、開閉蓋の任意の位置に設
置することができる。
るようにしたので、バス荷物室のエア抜き構造の設置位
置に制約を受けることがなく、開閉蓋の任意の位置に設
置することができる。
【0042】構成が簡単で故障が生じにくく、更に外側
排気口から水切り室の弁などのメンテナンスを行うこと
ができる。
排気口から水切り室の弁などのメンテナンスを行うこと
ができる。
【0043】請求項2に記載の発明によれば、外側排気
口を開閉蓋の上辺部に設けるようにしているので、外面
板の外観形状をシンプルなものとすることができる。
口を開閉蓋の上辺部に設けるようにしているので、外面
板の外観形状をシンプルなものとすることができる。
【0044】請求項3に記載の発明によれば、水切り室
の底部と開閉蓋の下部に形成した排水口との間を排水管
で接続した構成としているので、外側排気口から水切り
室に雨水等が入り込んでも排水口から外部に排出するこ
とができる。
の底部と開閉蓋の下部に形成した排水口との間を排水管
で接続した構成としているので、外側排気口から水切り
室に雨水等が入り込んでも排水口から外部に排出するこ
とができる。
【図1】本発明を実施する形態の一例を示すもので、図
3のI−I方向断面図である。
3のI−I方向断面図である。
【図2】図1をII−II方向から見た正面図である。
【図3】本発明を実施する形態例を備えたバスの側面図
である。
である。
【図4】本発明を実施する形態の他の例を示す断面図で
ある。
ある。
【図5】図4の開閉蓋をV方向から見た部分平面図であ
る。
る。
【図6】従来のバス荷物室を備えたバスの側面図であ
る。
る。
【図7】従来のバス荷物室の空気抜き機構の一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
2 バス荷物室
3 開閉蓋
8 外面板
9 内面板
10 内部空間
11 外側排気口
12 水切り室
13 開口
14 弁
15 内側排気口
17 排水管
18 排水口
19 空気
20 上辺
21 外側排気口
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B62D 25/10
B60R 5/00
B62D 31/02
Claims (3)
- 【請求項1】 外面板と内面板との間に内部空間を備え
たバス荷物室の開閉蓋と、該開閉蓋の外面板に形成した
外側排気口と、前記内部空間における外側排気口の下側
位置に備えた水切り室と、該水切り室の底部に形成した
開口と、該開口を空気が下方から上方に流動する時だけ
開作動する弁と、前記水切り室の下部において内部空間
とバス荷物室内とを連通するよう内面板に形成した内側
排気口とを備えたことを特徴とするバス荷物室のエア抜
き構造。 - 【請求項2】 開閉蓋の外面板に外側排気口を形成する
ことに代えて、開閉蓋の上辺部に外側排気口を形成した
ことを特徴とする請求項1に記載のバス荷物室のエア抜
き構造。 - 【請求項3】 上端が水切り室の底面に接続され、下端
が内部空間を下方に延びて開閉蓋下部の排水口に接続さ
れた排水管を備えていることを特徴とする請求項1又は
2に記載のバス荷物室のエア抜き構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24499296A JP3369861B2 (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | バス荷物室のエア抜き構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24499296A JP3369861B2 (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | バス荷物室のエア抜き構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1086848A JPH1086848A (ja) | 1998-04-07 |
JP3369861B2 true JP3369861B2 (ja) | 2003-01-20 |
Family
ID=17126978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP24499296A Expired - Fee Related JP3369861B2 (ja) | 1996-09-17 | 1996-09-17 | バス荷物室のエア抜き構造 |
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