JP3240386B2 - 自動車のバックドア排水装置 - Google Patents

自動車のバックドア排水装置

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JP3240386B2
JP3240386B2 JP04051491A JP4051491A JP3240386B2 JP 3240386 B2 JP3240386 B2 JP 3240386B2 JP 04051491 A JP04051491 A JP 04051491A JP 4051491 A JP4051491 A JP 4051491A JP 3240386 B2 JP3240386 B2 JP 3240386B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車のバックドア排
水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車Mのバックドア排水装置と
しては、ユーノスロードスター新型車の紹介( 株式会社
ユーノス1989年9月発行)に示されるものや、例え
ば図7及び図8に示されるものがある。1がバックドア
としてのトランクリッドであり、このトランクリッド1
の前部に設たヒンジ部2を支点として後部が開閉自在と
なっている。そして、このトランクリッド1の後部中央
には、閉時にトランクリッド1をリヤパネル3にロック
するためのキーシリンダ4が設けられている。また、リ
ヤパネル3の内側面でキーシリンダ4の下方位置には、
キーシリンダ4からトランクルーム(自動車内部)7に
侵入してくる水Wを受けるためのドレン本体5が両面接
着テープ8により取付けられており、このドレン本体5
で受けられた水Wはドレン本体5の下部に設けたドレン
ホース6によって車外へ排出されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、ドレン本体5がキーシリン
ダ4とは別体でリヤパネル3の内側に取付けられている
ため、トランクリッド1の開時にはキーシリンダ4がド
レン本体5から分離されて、トランクルーム7の上方に
位置することになる。このため、キーシリンダ4から水
Wがトランクルーム(自動車内部)7に落ちて濡らすお
それがある。
【0004】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、バックドアの開時にも、キーシ
リンダからの水がトランクルーム内部に落ちることのな
い自動車のバックドア排水装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自動車の
バックドア排水装置は、上記の目的を達成するために、
前記バックドアの開時にキーシリンダの車室内側端部と
対向位置する凹部を有し且つ閉時には水を車外に導くガ
イド部を有し、前記キーシリンダと前記バックドアの施
錠・解錠と連動する前記キーシリンダに連結したロッド
との連結部位周辺を車室内側から覆うカバープレート
を、バックドアの内側に設けたものである。
【0006】
【作 用】この発明に係る自動車のバックドア排水装置
によれば、バックドアの開時にキーシリンダから落ちる
水を溜めておく凹部を有するカバープレートをバックド
アの内側に設けたので、バックドアの開時にはキーシリ
ンダから侵入した水が自動車内部に落ちることがない。
また、バックドアの閉時には、キーシリンダから侵入す
る水及びカバープレートの凹部に溜まっている水をガイ
ド部を通して車外に排水することができる。
【0007】
【実施例】以下この発明の好適な一実施例を図1〜図6
に基づいて説明する。尚、従来例と共通する部分には同
一の符号を付し、重複する説明は省略する。自動車Mの
後部に設けられているトランクリッド(バックドア)1
0は、トランクリッド10の上端部にある図示せぬヒン
ジを支点として開閉自在に設けられている。そして、ト
ランクリッド10の下端部中央にはロック部11が設け
られており、このロック部11がリヤパネル12に設け
られている図示せぬストライカに係合してトランクリッ
ド10をロック状態とする。トランクリッド10の右上
隅部付近におけるアウタパネル10aとインナパネル1
0bの間にはキーシリダ14が設けられており、このキ
ーシリンダ14は前記ロック部11とロッド13を介し
て連結されている。すなわち、トランクリッド10の開
閉は、キーシリンダ14にキーを差し込んで操作し、ロ
ッド13を作動させてロック部11を解除・ロックする
ことにより行われる。
【0008】そして、キーシリンダ14が設けられてい
るトランクリッド10の内側面の右側には、トランクリ
ッド10の略全高にわたってドレンカバー(カバープレ
ート)15が設けられている。このドレンカバー15は
樹脂製であり、クリップ孔15aへクリップ16を挿入
してトランクリッド10のインナパネル10bへ取付け
られている。このドレンカバー15は、キーシリンダ1
の車室内側端部と対向した位置で、トランクリッド1
0の全開時には、キーシリンダ14の下方に位置する水
溜め部(凹部)17を有し、さらにこの水溜め部17を
挟んで両側に水止め用のガイドリブ(ガイド部)18を
備える形状となっている。この一対のガイドリブ18の
下端19は、ドレンカバー15の下端部で互いに近づい
て狭い間隔となっており、この下端19間には、位置決
め用で且つ排水を容易にするための溝部19aが形成さ
れている。この下端19部分はトランクリッド10のア
ウタパネル10aとインナパネル10bの間に挟まれて
いると共に、インナパネル10bには前記ドレンカバー
15の溝部19aに合致する形状のくぼみ部10cが形
成してある。従って、水Wが漏れないようになってお
り、且つドレンカバー15の下端部のインナパネル10
bに対する位置決めがなされドレンカバー15の下端部
の振れ防止が図られる。また、トランクリッド10の周
囲に対応する車体部位には、ウエザストリップ21が設
けられており、トランクリッド10の閉時にトランクル
ーム20の内部に水やほこりが入らないようになってい
る。
【0009】次に、キーシリンダ14から侵入した水W
の流れについて説明する。トランクリッド10の閉時
(図2参照)では、キーシリンダ14から侵入した水W
は、ドレンカバー15の水溜め部17の下側の側壁17
aに落ちる。この側壁17aはトランクリッド10の閉
時には下向きに傾斜しているので、水Wはガイドリブ1
8により挟まれたドレンカバー15の内側面に沿って下
方へ導かれ、下端19から車外へ排水される。一方、ト
ランクリッド10の開時(図3参照)では、キーシリン
ダ14から侵入した水Wはドレンカバー15の水溜め部
17に落下する。この水溜め部17は、トランクリッド
10を全開した状態では内部に水を溜め置くような形状
をしているため、落下してきた水Wは水溜め部17内に
溜められる。そして、水溜め部17に溜まっている水W
は、トランクリッド10を閉じる際に前述のトランクリ
ッド10の閉時の場合と同様にして車外に排水される。
【0010】このようにドレンカバー15をトランクリ
ッド10の内側に設けたので、トランクリッド10の開
時にはドレンカバー15はトランクリッド10と共に移
動することになる。また、ドレンカバー15には水溜め
部17を設けてあるので、キーシリンダ14から侵入し
た水Wはトランクリッド10の開時では水溜め部17に
一旦溜まることになり、トランクルーム20には落ちな
い。そして、ドレンカバー15にはガイドリブ18が設
けてあるので、トランクリッド10の閉時では水溜め部
17に溜まっていた水W及びキーシリンダ14から侵入
し続ける水Wは左右に流れることなく車外に排水され
る。また、キーシリンダ14はトランクリッド10のア
ウタパネル10aとドレンカバー15の間に設けられて
いるので、ドレンカバー15によりトランクルーム20
内の荷物がキーシリンダ14に当って傷つけたり、キー
シリンダ14を破損したりするのを防止できる。
【0011】
【発明の効果】この発明に係る自動車のバックドア排水
装置は、以上説明したような内容のものであって、バッ
クドアの開時には、キーシリンダから侵入した水をカバ
ープレートの凹部に溜めておくことができ、水が自動車
内部に落ちることを確実に防止できる。そして、バック
ドアの閉時にはその凹部に溜まっている水ならびにキー
シリンダから侵入し続ける水をそのまま車外に排水する
ことができる。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る自動車のバックドア
排水装置を示す斜視図である。
【図2】バックドアの閉時にキーシリンダから侵入した
水が排水される状態を示す概略断面図である。
【図3】バックドアの開時にキーシリンダから侵入した
水が凹部に溜まる状態を示す概略断面図である。
【図4】カバープレートの形状を示す斜視図である。
【図5】図4中SA−SA線に沿った断面図である。
【図6】図4中SB−SB線に沿った断面図である。
【図7】従来の自動車のバックドア排水装置を示す斜視
図である。
【図8】従来のキーシリンダ付近の詳細を示す部分拡大
図である。
【符号の説明】
10…トランクリッド(バックドア) 14…キーシリンダ 15…ドレンカバー(カバープレート) 17…水溜め部(凹部) 20…トランクルーム(自動車内部) W…水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−76083(JP,U) 実開 昭63−67381(JP,U) 実開 平1−109483(JP,U) 実開 昭61−143969(JP,U) 実開 昭61−38281(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のバックドアに設けられているキ
    ーシリンダから自動車内部に侵入した水を外部に排水す
    る自動車のバックドア排水装置において、 前記バックドアの開時にキーシリンダの車室内側端部と
    対向位置する凹部を有し且つ閉時には水を車外に導くガ
    イド部を有し、前記キーシリンダと前記バックドアの施
    錠・解錠と連動する前記キーシリンダに連結したロッド
    との連結部位周辺を車室内側から覆うカバープレート
    を、バックドアの内側に設けたことを特徴とする自動車
    のバックドア排水装置。
JP04051491A 1991-02-13 1991-02-13 自動車のバックドア排水装置 Expired - Fee Related JP3240386B2 (ja)

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