JP2560688Y2 - キャブフロントボディのシール構造 - Google Patents

キャブフロントボディのシール構造

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JP2560688Y2
JP2560688Y2 JP2327092U JP2327092U JP2560688Y2 JP 2560688 Y2 JP2560688 Y2 JP 2560688Y2 JP 2327092 U JP2327092 U JP 2327092U JP 2327092 U JP2327092 U JP 2327092U JP 2560688 Y2 JP2560688 Y2 JP 2560688Y2
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JP
Japan
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front lid
flange
lid
corner
cab
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JP2327092U
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哲郎 佐伯
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UD Trucks Corp
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UD Trucks Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は大型車両等のキャブフロ
ントボディのシール構造に関する。
【0002】
【従来技術】キャブのフロントボディのフロントリッド
とコーナーパネルとの接続部分のシール構造として、実
開平3−84283号公報に開示されているのがある。
【0003】これは図6、図7に示すように、キャブ1
の開閉式のフロントリッド2と、コーナーパネル3との
接続部において、コーナーパネル3の内側に、フロント
リッド2との隙間を内側から覆うように、樋状部材4を
取付け、走行前方から侵入してきた雨水などを、樋状部
材4で受けて下方に導くようにしたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、樋状部材4
を取付けても、フロントリッド2の裏面との接触部には
わずかながら隙間ができ、この隙間から雨水などの侵入
を防ぐにはさらにシールが必要となるが、合成樹脂で成
型されているためシール取付面が設けにくく、確実なシ
ール性が得られない。
【0005】また、フロントリッド2は上部のヒンジを
支点として上方に展開して開放されるが、この開放時に
フロントリッド2の上端はヒンジ支点を中心として円形
の軌跡を描き、このため、いったん下方に食い込むよう
に旋回する。
【0006】したがって、フロントリッド2の上端と樋
状部材4との干渉を避けるために、樋状部材4の上端は
この旋回軌跡よりも下げる必要があり、この樋状部材4
が無い部分におけるシール性がさらに問題となってい
た。
【0007】本考案はこのような問題を解決することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案はキャブフロント
にヒンジを介して上方に展開可能にフロントリッドを設
けたキャブフロントボディにおいて、フロントリッドに
接続するコーナパネルに、フロントリッド側面と所定の
間隔をもってオーバラップするようにフランジを設け、
このフランジにコーナーシールを取付け、かつフロント
リッドの開閉軌跡と交差しないようにフランジの上部に
後退斜面を設ける。
【0009】
【作用】フロントリッドを閉じると、コーナパネルとの
隙間はコーナーシールにより封止される。
【0010】また、フロントリッドを開閉するとき、そ
の先端はいったん内側に引き込まれるように転回する
が、フロントリッドの内側のフランジは上部に後退斜面
が形成され、転回軌跡から逃げているため、フロントリ
ッドと干渉せずに円滑に開閉する。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1〜図3に示すように、フロントリッド2と
コーナパネル3との接続部分において、フロントリッド
2の側面に沿って、フロントリッド2の内側に一部がオ
ーバラップするように、コーナパネル3の側面にフロン
トリッド2の内面と平行に延びるフランジ6を下部まで
形成する。
【0012】このフランジ6には中空断面のコーナーシ
ール7を取付け、フロントリッド2の内側に接触させる
が、フランジ6の上端は図3〜図5に示すように、フロ
ントリッド2がヒンジ8を中心にして開閉するときに干
渉しないように、後退斜面9が形成される。コーナーシ
ール7はこの後退斜面9の直前まで取付け、その上部に
配置したフロントリッド2のリッドシール10の先端の
差込部11を中空断面のコーナーシール7に差し込むこ
とにより、シール線を接続する。
【0013】このように構成したので、フロントリッド
2を閉じると、コーナパネル3との間の隙間はコーナー
シール7により封止され、また、コーナーシール7の上
部についてはフロントリッド2のリッドシール10と差
し込み等により接続することで、シール線が接続され、
確実なシールが行える。
【0014】また、フロントリッド2を開閉するとき
は、フロントリッド2はヒンジ8を中心に回動し、その
とき先端はいったん内側に引き込まれるように転回する
が、フロントリッド2の内側のフランジ6は上部に後退
斜面9が形成され、転回軌跡から逃げているため、フロ
ントリッド2の先端と干渉することがなく、円滑に開閉
することができる。
【0015】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、キャブフ
ロントにヒンジを介して上方に展開可能にフロントリッ
ドを設けたキャブフロントボディにおいて、フロントリ
ッドに接続するコーナパネルに、フロントリッド側面と
所定の間隔をもってオーバラップするようにフランジを
設け、このフランジにコーナーシールを取付け、かつフ
ロントリッドの開閉軌跡と交差しないようにフランジの
上部に後退斜面を設けたため、フロントリッドの開閉に
支障をきたすことなく、フロントリッドとコーナパネル
との間を確実にシールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】同じくそのA−A線断面図である。
【図3】同じく要部の斜視図である。
【図4】同じくB−B断面図である。
【図5】シール接続部の説明図である。
【図6】従来例の斜視図である。
【図7】同じくそのA−A断面図である。
【符号の説明】
2 フロントリッド 3 コーナパネル 6 フランジ 7 コーナーシール 8 ヒンジ 9 後退斜面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブフロントにヒンジを介して上方に
    展開可能にフロントリッドを設けたキャブフロントボデ
    ィにおいて、フロントリッドに接続するコーナパネル
    に、フロントリッド側面と所定の間隔をもってオーバラ
    ップするようにフランジを設け、このフランジにコーナ
    ーシールを取付け、かつフロントリッドの開閉軌跡と交
    差しないようにフランジの上部に後退斜面を設けたこと
    を特徴とするキャブフロントボディのシール構造。
JP2327092U 1992-04-13 1992-04-13 キャブフロントボディのシール構造 Expired - Lifetime JP2560688Y2 (ja)

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JPH0582758U JPH0582758U (ja) 1993-11-09
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