JP4831562B2 - 強誘電体メモリ装置 - Google Patents
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また、不揮発性の目安になる書換え回数も1010回〜1012回と多く、書換え速度も数十ns(ナノ秒)のオーダであり高速性を有している。
一方、ビスマス系強誘電体の代表的な材料はSBT(SrBi2 Ta2 O9 )であるが、それ以外にもBIT(Bi4 Ti3 O12)などがある。
即ち、高温・高湿の環境下ではチップをモールドする樹脂が吸湿することによって発生する膨張応力が、強誘電体が分極反転する際の変形で生ずる発生力Fを低減する方向に作用して分極反転が起こらない場合が発生するという問題があるので、この事情を図12及び図13を参照して説明する。
図12は、強誘電体膜のヒステリス特性と形状変化の説明図であり、左図はヒステリシス特性図であり、右図は形状変化図であり、強誘電体膜は分極反転の時に変形し、電圧を0にすると元の形に戻る性質を有している。
これは、強誘電体キャパシタ構造にした場合に、強誘電体膜の下面が固定されているためである。
図13は、強誘電体キャパシタにおける応力の釣合いを示す模式図であり、基板71上に設けた下部電極73/強誘電体膜74/上部電極75からなる強誘電体キャパシタ72に対してはz軸方向においてH+Gの力が印加される。
この場合、Gは層間絶縁膜76などが弾性変形によって生じる力であり、Hはモールド樹脂による力である。
G=a×b×E×Δz/d
で表される。
G=1×10-6m×2×10-6m×4.1×109 N/m2
×0.023×10-9m/2×10-7m
=9.43×10-7N
となる。
Hs =7.6×107 Pa(対角2.73mmチップ)〜8.3×106 Pa(対角2.275mmチップ)
となる。
H=k×a×b×Hs
で表される。
なお、ここでは、樹脂として通常のFeRAMに用いられているエポキシ系の熱硬化性樹脂を想定している。
H=k×a×b×Hs =k×1×2×Hs
=k×1.63×10-5N〜1.52×10-4N
=2.49×10-5N〜2.28×10-4N(k=1.5)
≒1.18×10-5N〜1.08×10-4N(k=0.71)
となる。
k=1.5の場合には、
端部で1.1×108 Pa=110MPa、内部で1.2×107 Pa
k=0.71の場合には、
端部で5.4×107 Pa、内部で5.9×106 Pa
となる。
F=a×b×d33×V/(d×sE33)〜4.1×10-4N
となり、強誘電体キャパシタ72に印加される応力Pf は、
Pf =F/(a×b)=4.1×10-4N/2×10-12 m2
=2.05×108 N/m2 ≒2.1Pa
となる。
H/F≒1.18×10−5N/4.1×10−4N≒3×10−2(=3%)
となり、問題なく分極反転は可能である。
H/F≒2.27×10-4N/4.1×10-4N≒55.4×10-2(=55.4%)となり、発生力Fが45%劣化した場合には発生力Fと樹脂の吸湿によって発生する力Hが等しくなり分極反転が起こらなくなる。
このような事情は、1T1C型FeRAM及びFET型FeRAMに共通な問題であり、FET型FeRAMにおいても樹脂の吸湿によって発生する力Hによって分極反転が妨げられる。
なお、図における符号1,2は、夫々半導体基板及びソース・ドレイン領域である。
図1参照
上記課題を解決するために、本発明は、チャネル領域3上に少なくともバッファ膜4、強誘電体膜5、及び、電極膜6をチャネル領域3側から積層させた強誘電体メモリ装置において、強誘電体膜5をバッファ膜4及び電極膜6の外周よりも内側に位置させるとともに、強誘電体膜5の周囲の少なくとも一部に、強誘電体膜5のヤング率より大きい材料からなる補強部材7を設けることを特徴とする。
E>P・(d/Δz)・(S0 /S1 )
を満たす部材を用いることが望ましく、それによって、安定した分極反転が可能になるので強誘電体メモリ装置の信頼性を大幅に向上することができる。
図2参照
図2は、本発明の実施の形態を説明するためのメモリセルの概念的断面図であり、p型シリコン基板11に素子分離酸化膜12を形成したのち、バッファ膜13、強誘電体膜14、電極膜15を順次堆積するとともに、強誘電体膜14の周囲で且つバッファ膜13と電極膜15との間に補強部材16を設けてゲート構造を形成し、このゲート構造の周囲にn型ソース・ドレイン領域17を形成し、最後に、ゲート引出電極18を設けたものである。
H=P×S0
で表される。
Fh =E×(Δz/d)×S1
で表される。
Fh =E×(Δz/d)×S1 >H=P×S0
となり、(Δz/d)×S1 で両辺を割ることによって、 E>P×(d/Δz)×(S0 /S1 )
となる。
S0 =1μm×1.5μm=1.5μm2
となり、一方、補強部材16の底面積S1 は(強誘電体膜14の周囲)×(補強部材16の横方向の厚さt)で近似されるので、
S1 =2×(1μm+1.5μm)×0.3μm=1.5μm2
となる。
E>P×(d/Δz)×(S0 /S1 )
=110MPa×(100nm/0.023nm)
×(1.5μm2 /1.5μm2 )
≒478GPa
となる。
但し、このようなTiN及びIrO2 は導電性を有しているので、この様な導電材料によって補強部材16を構成した場合には、補強部材16と電極膜15とが短絡して、補強部材16を介して強誘電体膜14の横方向から電圧が印加されることになるので、補強部材16を電極膜15から絶縁する必要がある。
図3参照
図3は、シミュレーションに用いた強誘電体キャパシタ近傍の概略的断面図であり、シリコン基板21をSiO2 からなる第1層間絶縁膜22で覆ったのち、TiN膜23及びTi膜24を介して厚さが、例えば、180nmのPt下部電極25、厚さが、例えば、120nmのPZT膜26、及び、厚さが、例えば、150nmのIrO2 上部電極27を設ける。
なお、この時、IrO2 上部電極27の上面の配線層の延在方向に沿った長さSを1.5μmとする。
図4は、図3に示した素子構造に対して樹脂の吸湿による力が印加された場合の強誘電体キャパシタを構成する強誘電体膜に作用する応力Pのz方向成分の平面分布を示したもので、ここでは、強誘電体膜の一端部Aから他端部Bにかけての分布を示している。
図5参照
まず、n型シリコン基板41の所定領域にSTI構造の素子分離領域42を形成したのち、露出した素子形成領域にBを注入してp型ウエル領域43を形成し、次いで、p型ウエル領域43にスパッタリング法を用いてHfO2からなるバッファ膜44、PZTからなる強誘電体膜45及びPtからなる電極膜46を順次堆積させる。
次いで、全面にPtからなる上部電極膜48を堆積させたのち、通常のドライエッチング工程によって、上部電極膜48/サイドウォール47/バッファ膜44を順次エッチングしてゲート構造49を形成する。
このゲート構造49の形成工程において、サイドウォール47の残部が補強部材50として強誘電体膜45の周囲に且つ上部電極膜48とバッファ膜44との間に設けられる。
以降は、図示を省略するものの、TEOS(Tetra−Ethyl−Ortho−Silicate)−NSG膜等の厚いSiO2 膜等からなる第1層間絶縁膜を形成したのち、n型ソース・ドレイン領域51に達するビアホールを形成し、このビアホールをTiNを介してWで埋め込むことによってプラグを形成する。
また、上部電極膜48にはゲート引出電極52を設けることによって、メモリセルの基本構造が得られる。
図7は、本発明の実施例2のFET型FeRAMの1メモリセルの概略的断面図であり、この実施例2においては、バッファ膜44と強誘電体膜45との間にPtからなる下部電極膜53を設けたものであり、その他の構成は上記の実施例1と同様である。
図8参照
まず、実施例1と同様に、n型シリコン基板41の所定領域にSTI構造の素子分離領域42を形成したのち、露出した素子形成領域にBを注入してp型ウエル領域43を形成し、次いで、p型ウエル領域43にスパッタリング法を用いてHfO2からなるバッファ膜44、TiN膜54、及び、Al2O3膜55を順次堆積させる。
このゲート構造59の形成工程において、Al2 O3 膜55/TiN膜54の残部が補強部材60として強誘電体膜58の周囲に且つ上部電極膜48とバッファ膜44との間に設けられる。
以降は、図示を省略するものの、TEOS−NSG膜等の厚いSiO2 膜等からなる第1層間絶縁膜を形成したのち、n型ソース・ドレイン領域51に達するビアホールを形成し、このビアホールをTiNを介してWで埋め込むことによってプラグを形成する。
また、上部電極膜48にはゲート引出電極52を設けることによって、メモリセルの基本構造が得られる。
図10参照
まず、実施例3と同様に、n型シリコン基板41の所定領域にSTI構造の素子分離領域42を形成したのち、露出した素子形成領域にBを注入してp型ウエル領域43を形成し、次いで、p型ウエル領域43にスパッタリング法を用いてHfO2からなるバッファ膜44、Al2O3膜61、TiN膜54、及び、Al2O3膜55を順次堆積させる。
次いで、レジストパターン(図示を省略)をマスクとしてAl2 O3 膜55、TiN膜54及びAl2 O3 膜61の外周部を順次エッチングしたのち、レジストパターンを除去し、次いで、全面にAl2 O3 膜を堆積したのち異方性エッチングを施すことによってサイドウォール66を形成する。
以降は、図示を省略するものの、TEOS(Tetra−Ethyl−Ortho−Silicate)−NSG膜等の厚いSiO2 膜等からなる第1層間絶縁膜を形成したのち、n型ソース・ドレイン領域51に達するビアホールを形成し、このビアホールをTiNを介してWで埋め込むことによってプラグを形成する。
また、上部電極膜48にはゲート引出電極52を設けることによって、メモリセルの基本構造が得られる。
再び、図1参照
(付記1) チャネル領域3上に少なくともバッファ膜4、強誘電体膜5、及び、電極膜6をチャネル領域3側から積層させた強誘電体メモリ装置において、前記強誘電体膜5を前記バッファ膜4及び電極膜6の外周よりも内側に位置させるとともに、前記強誘電体膜5の周囲の少なくとも一部に、前記強誘電体膜5のヤング率より大きい材料からなる補強部材7を設けることを特徴とする強誘電体メモリ装置。
(付記2) 上記バッファ膜と強誘電体膜5との間に導電体膜が設けられていることを特徴とする付記1記載の強誘電体メモリ装置。
(付記3) 上記補強部材7として、Eを前記補強部材7のヤング率、Pを上記強誘電体膜5に印加される外部応力、dを前記強誘電体膜5の厚さ、Δzを前記強誘電体膜5の発生力にともなって生じる寸法変位量、S0 を前記強誘電体膜5の底面積、S1 を前記補強部材7の底面積とした場合に、
E>P・(d/Δz)・(S0 /S1 )
を満たす部材を用いることを特徴とする付記1または2に記載の強誘電体メモリ装置。
(付記4) 上記強誘電体膜5に印加される外部応力Pが150MPa以下になるように、前記強誘電体膜5を被覆する保護膜の材質を選択したことを特徴とする付記3記載の強誘電体メモリ装置。
(付記5) 上記補強部材7が、絶縁性部材からなることを特徴とする付記3または4に記載の強誘電体メモリ装置。
(付記6) 上記補強部材7が、導電性部材からなるとともに、前記導電性部材の少なくとも電極膜6との界面を覆うように絶縁性部材を設けたことを特徴とする付記3または4に記載の強誘電体メモリ装置。
(付記7) 上記補強部材7として、Al2 O3 、TiN、或いは、IrO2 のいずれかを用いることを特徴とする付記5または6に記載の強誘電体メモリ装置。
(付記8) 上記強誘電体膜5が、PbとTiを共に含んだペロブスカイト系強誘電体材料、Biを含んだBi層状ペロブスカイト系強誘電体材料、或いは、BiとFeを共に含んだペロブスカイト系強誘電体材料のいずれかからなることを特徴とする付記1乃至7のいずれか1に記載の強誘電体メモリ装置。
(付記9) 上記強誘電体膜5がPbZrx Ti1-x O3 、Pby La1-y Zrx Ti1-x O3 、SrBi2 Ta2 O9 、或いは、BiFeO3 のいずれかからなることを特徴とする付記8記載の強誘電体メモリ装置。
(付記10) 上記電極膜6が、貴金属材料或いは酸化物導電材料のいずれかからなることを特徴とする付記1乃至9のいずれか1に記載の強誘電体メモリ装置。
(付記11) 上記電極膜6が、Pt、Ir、SrRuO3 、YBa2 Cu3 Ox 、或いは、La2-x Srx CuO4 のいずれかからなることを特徴とする付記10記載の強誘電体メモリ装置。
2 ソース・ドレイン領域
3 チャネル領域
4 バッファ膜
5 強誘電体膜
6 電極膜
7 補強部材
11 n型シリコン基板
12 素子分離酸化膜
13 バッファ膜
14 強誘電体膜
15 電極膜
16 補強部材
17 n型ソース・ドレイン領域
18 ゲート引出電極
21 シリコン基板
22 第1層間絶縁膜
23 TiN膜
24 Ti膜
25 Pt下部電極
26 PZT膜
27 IrO2上部電極
28 Al2O3保護膜
29 第2層間絶縁膜
30 Wプラグ
31 局所内部配線
32 TiN膜
33 Al−Cu膜
34 TiN膜
41 n型シリコン基板
42 素子分離領域
43 p型ウエル領域
44 バッファ膜
45 強誘電体膜
46 電極膜
47 サイドウォール
48 上部電極膜
49 ゲート構造
50 補強部材
51 n型ソース・ドレイン領域
52 ゲート引出電極
53 下部電極膜
54 TiN膜
55 Al2O3膜
56 レジストパターン
57 開口部
58 強誘電体膜
59 ゲート構造
60 補強部材
61 Al2O3膜
62 開口部
63 サイドウォール
64 開口部
65 強誘電体膜
66 サイドウォール
67 ゲート構造
68 補強部材
71 基板
72 強誘電体キャパシタ
73 下部電極
74 強誘電体膜
75 上部電極
76 層間絶縁膜
Claims (5)
- チャネル領域上に少なくともバッファ膜、強誘電体膜、及び、電極膜を前記チャネル領域側から積層させた強誘電体メモリ装置において、前記強誘電体膜を前記バッファ膜及び電極膜の外周より内側に位置させるとともに、前記強誘電体膜の周囲の少なくとも一部に、前記強誘電体膜のヤング率より大きい材料からなる補強部材を設けることを特徴とする強誘電体メモリ装置。
- 上記補強部材として、Eを前記補強部材のヤング率、Pを上記強誘電体膜に印加される外部応力、dを前記強誘電体膜の厚さ、Δzを前記強誘電体膜の発生力にともなって生じる寸法変位量、S0 を前記強誘電体膜の底面積、S1 を前記補強部材の底面積とした場合に、
E>P・(d/Δz)・(S0 /S1 )
を満たす部材を用いることを特徴とする請求項1記載の強誘電体メモリ装置。 - 上記補強部材として、Al2 O3 、TiN、或いは、IrO2 のいずれかを用いることを特徴とする請求項1または2に記載の強誘電体メモリ装置。
- 上記強誘電体膜が、PbとTiを共に含んだペロブスカイト系強誘電体材料、Biを含んだBi層状ペロブスカイト系強誘電体材料、或いは、BiとFeを共に含んだペロブスカイト系強誘電体材料のいずれかからなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の強誘電体メモリ装置。
- 上記電極膜が、貴金属材料或いは酸化物導電材料のいずれかからなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の強誘電体メモリ装置。
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