JP4830794B2 - 真空シール機構 - Google Patents

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Description

本発明は、布帛、シート状、フィルム状の部材或いは連続した一連の薄板部材(以下シート状部材と言う)を連続的に真空チャンバー内へ供給しラミネート加工、スパッタリング加工、蒸着等の処理を行い、かつ排出することのできる真空シール機構に関する。
従来、例えば、特公昭53−31670号公報に開示されたように一対の基板供給ロール7及び積層板取出ロール8を減圧室の入り口と出口に設け、減圧室内で可撓性フィルムを貼り合わせる装置が提案されている。このように減圧室内で積層板を製造することにより、残留気泡のないフィルムを作ることができるとするものである。
また、特開平10−18168号公報には、プラズマ処理室の出入り口にゴムシールロールと金属ロールとシールリップを設け、布帛挿通孔の真空度を維持する装置が提案されている。このような構成により、ゴムシールロールの撓みを防止するとともに、ロール表面の摩耗、破損を防止するものである。
特公昭53−31670号公報 特開平10−18168号公報
しかし、このような構成の従来の装置において、例えば、一対の基板供給ロールと積層板取出ロールを減圧室の入り口と出口に設け形成のものにあっては、すり合せ部とロールとの間の摩擦等で発生するダストがフィルムに付着する虞れがあり、製造する積層フィルムの品質に悪影響を与えるものであった。また、ロールが一段構成であるために、ロール表面の平坦度を維持することが困難であると云う問題が存在した。更に、ロールとして使用できる素材も限られていた。また、ロール交換作業が極めて困難であった。更に、実際の使用に際しては、ロール表面に薄いテープを螺旋状に巻き付けており、テープの重なった部分と一重の部分との段差により隙間が生じる虞れも存在した。
また、処理室の出入り口にゴムシールロールと金属ロールとシールリップを設ける形成のものにあっては、ロールとして使用できる素材も限られるとともに、ロール交換作業が極めて困難であると云う問題が存在した。
この発明は、上記に鑑み提案されたもので、真空状態において加工処理を行う真空チャンバ内へシート状部材を連続して供給するとともに、シート状部材にダスト等が付着するのを防止し、ロール表面の平坦度を維持でき、かつロール交換作業の容易な真空シール機構を提供するもである。
上記目的を達成する為に、本発明の真空シール機構は、真空チャンバ等に形成されたシート状部材の供給、或いは排出を行うスリットの周辺に取り付けられる真空シール機構であって、前記スリットの延長線上でシート状部材の移動面を中心として対向配置され、互いに回動自在に密着されたロール群と、前記ロール群の側面に当接された側板と、前記側板を前記ロール端面方向に押圧する駆動手段と、前記側板を真空チャンバ方向へ押圧する第2駆動手段とから成り、前記ロール群の先端に配設されたロール対を互いに密着させると共に、前記先端に配設されたロールに隣接配置されたロール対を所定の間隔を有して配置し、真空チャンバに形成されたスリット部をシールすることを特徴としている。
また、本発明において、前記ロール群は、先端から真空チャンバ側に向かうに従って順次ロール径が大きく構成されたことを特徴とする。
また、本発明において、前記側板は、金属板と耐摩耗性部材とを組み合わせて構成したことを特徴とする。
また、本発明において、前記ロール群は、先端に配設されたロールと隣に配設されたロールとを圧接する付勢手段を設けたことを特徴とする。
また、本発明において、前記ロール群は、ロール周面に当接してダストを除去するスクレーパを備えたことを特徴とする。
また、本発明において、前記ロール群は、ロール周面に当接してダストを除去する粘着ロールを備えたことを特徴とする。
また、本発明において、前記スリットの延長線上でシート状部材の移動面と前記真空チャンバに当接配置されたロール外縁との間にダストボックスが配設されたことを特徴とする。
この発明は上記した構成からなるので、以下に説明するような効果を奏することができる。
本発明では、真空チャンバ等に形成されたシート状部材の供給、或いは排出を行うスリットの周辺に取り付けられる真空シール機構であって、前記スリットの延長線上でシート状部材の移動面を中心として対向配置され、互いに回動自在に密着されたロール群と、前記ロール群の側面に当接された側板と、前記側板を前記ロール端面方向に押圧する駆動手段と、前記側板を真空チャンバ方向へ押圧する第2駆動手段とから成り、前記ロール群の先端に配設されたロール対を互いに密着させると共に、前記先端に配設されたロールに隣接配置されたロール対を所定の間隔を有して配置し、真空チャンバに形成されたスリット部をシールするので、スリット周辺を密封して真空チャンバ内を負圧に維持したまま、シール状部材を連続的に供給、或いは排出することができる。
また、ロール群による多段ロール構成にすることにより、最終段のピンチロールの材質を自由に選択することができる。また、多段ロール構成にすることにより、ピンチロールにシール機構を付加する必要がないので加熱機能等の付加が容易となるとともに、ロール交換等のメンテナンス作業が容易となる。更に、多段ロール構成にすることにより、上下一対のピンチロール表面の平坦度を常に維持することができる。
また、本発明において前記ロール群は、先端から真空チャンバ側に向かうに従って順次ロール径が大きく構成されたので、真空チャンバと接触するロールの周長を長くすることができ、摩耗を低減することができる。
また、本発明において前記側板は、金属板と耐摩耗性部材とを組み合わせて構成したので、シール性及び耐摩耗性を向上することができる。また、側板の強度を保持することができる。
また、本発明において前記ロール群は、先端に配設されたロールと隣に配設されたロールとを圧接する付勢手段を設けたので、各ロール間のシール性を保持することができる。
また、本発明において前記ロール群は、ロール周面に当接してダストを除去するスクレーパを備えたので、ロール周面から発生したダストがシート状部材に付着するのを防止することができる。
また、本発明において前記ロール群は、ロール周面に当接してダストを除去する粘着ロールを備えたので、ロール周面から発生したダストがシート状部材に付着するのを防止することができる。
また、本発明において前記スリットの延長線上でシート状部材の移動面と前記真空チャンバに当接配置されたロール外縁との間にダストボックスが配設されたので、ロール周面から発生したダスト等がシート状部材に付着するのを防止することができる。
真空シール機構において、互いに回動自在に密着された複数のロールと、ロールの側面に当接された側板と、側板をロール端面方向に押圧する駆動手段と、側板を真空チャンバ方向へ押圧する第2駆動手段とから成り、先端に配設されたロール対を互いに密着させスリット部をシールすることにより、連続してシート状部材を供給、排出することができる真空シール機構を提供するという目的が達成できる。また、シート状部材にダスト等が付着するのを防止するとともに、ロール表面の平坦度を維持することができる。
以下、一実施の形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明に係る真空シール機構の概要を示す断面図、図2はその側面図、図3は真空シール機構の側板部分を示す要部断面図、図4は本発明の真空シール機構の側板部分を示す要部断面図である。ここで、真空シール機構10は、真空チャンバ11等に形成されたシート状部材Sの供給、或いは排出を行うスリット12の周辺に取り付けられるものであって、前記スリット12の延長線L上でシート状部材Sの移動面を中心として対向配置され、互いに回動自在に密着されたロール群と、前記ロール群の側面に当接された側板13と、前記側板13を前記ロール端面方向に押圧する駆動手段14と、前記側板13を真空チャンバ11方向へ押圧する第2駆動手段15とから成り、前記ロール群Rの先端に配設されたロール16a、16b(ピンチロール)を互いに駆動手段31によって密着或いは離隔させると共に、前記先端に配設されたロールに隣接配置されたロール対を所定の間隔を有して配置し、真空チャンバに形成されたスリット部をシールするものである。
本実施例において、ロール群は3対のロール16a、16b、17a、17b、18a、18bから構成されている。それぞれのロール16a、17a、18aは、気密性を保ちながら回転自在に配置されており、回転軸芯x0、y0、z0が一直線上に配置されている。同様に、ロール16b、17b、18bもそれぞれ気密性を保ちながら回転自在に配置されており、回転軸芯x1、y1、z1が一直線上に配置されている。このように一直線上に配置することにより、複数のロール間を密着させる場合に、付勢手段によって一方向に付勢すれ良い。また、回転軸芯x0、y0、z0 を結ぶ直線と回転軸芯x1、y1、z1を結ぶ直線とは、所定の角度を有して配設されている。更に、対向配置されたロール16aとロール16bは、金属ロールの周面にゴム等の弾性部材が被着されている。また、ロール径は、ロール16<ロール17<ロール18の順に大きく形成されている。このように、ロール径を変化させることにより、例えば、ロールの一つにゴミがついた場合に、他のロール表面と当たる位置が異なり、ロール表面の傷付く位置が異なることとなる。また、ロール18の径を大きくすることにより、真空チャンバ11の壁面と接触する周長が長くなり、耐久性を増すことができる。
また、図4に示すようにロール群を構成するロール16、17、18は、先端に配設されたロール16が隣に配設されたロール17と圧接し、ロール17とロール18とが圧接するように付勢手段20によってロール16の軸16Sと真空チャンバ11の壁面との間が緊張されている。この付勢手段20によって、ロール16、17、18の間及び、ロール18と耐摩耗性部材19との間の気密性が保持される。
本実施例において、例えば、ロール16(ピンチロール)を金属ロールの周面にゴム等が被着されたゴムロール、ロール17を金属ロール、ロール18を金属ロールの周面にゴム等が被着されたゴムロールから構成する。このように構成した場合、両端のゴムロール16、18の表面平坦度を高く維持することができる。ゴムは、例えば、ニトリルゴム(NBR)を使用することができる。また、図2等から明らかなように真空チャンバ11のロール18の接触する部分に摺動面用樹脂、摺動面用ゴム等の耐摩耗性部材19が配設されており、ロール18との耐摩耗性及びシール性を確保している。
側板13は、図3、4に示すように金属板13aとその内側に配設された耐摩耗性部材13bとが組み合わされて構成されている。耐摩耗性部材としては、例えば、摺動面用樹脂、耐摩耗性ゴム等を使用することができる。また、側板13は、ロール端面方向へ複数の駆動手段14によって押圧され、気密性を保持している。駆動手段14は、油圧シリンダ、エアシリンダ、弾性部材(バネ)、アクチュエータ等によって駆動される。更に、側板13は、図1、2に示すように上下一対の第2駆動手段15によって真空チャンバ11方向へ押圧され、気密性を保持している。第2駆動手段15は、油圧シリンダ、エアシリンダ、弾性部材(バネ)、アクチュエータ等によって駆動することができる。このように構成することにより、ロール16、17、18の側面を完全にシールすることができる。
ロール群は、ロール周面に当接してダストを除去するスクレーパ21を備えている。本実施例では、スクレーパ21は、ゴム等の部材から構成されロール17の外周に着脱可能に固着されている。
このように構成することにより、ゴムロールから発生したダストを効果的に回収することができ、シート状部材に付着するのを防止することができる。
また、他の実施の形態として、ロール17bの外周に接触して転動するクリーンロール21−1とクリーンロールにのみ接触する粘着性テープロール21−2の構成であってもよい。クリーンロール21−1は、粘着性を有するとともに、洗浄することにより再使用することができる。粘着性テープロール21−2は、粘着性テープが巻回されたもので、ダストが付着した場合には、表面の一周分のテープを剥がしてカットすることにより、新たな粘着面を創出することができる。
このように構成することにより、ロール17に付着したダストをクリーンロール21−1が取り除き、更にクリーンロールから粘着性テープロール21−2がダストを取り除くので、ロール17及びクリーンロール表面を常にクリーンに保ち、シート状部材にダストが付着するのを防止することができる。
ダストボックス22は、スリット12の延長線L上でシート状部材Sの移動面と真空チャンバ11の壁面に配設された耐摩耗性部材19に当接配置されたロール18の外縁との間に配設されており、シート状部材Sから所定の距離を保っている。また、ダストボックス22の基端は、真空チャンバ11の壁面の一部に固定されており、先端は拡開方向に折曲している。このように構成した場合、ロール周面から発生したダスト等がシート状部材に付着するのを防止することができる。なお、スリット12は、シート状部材の通過するに充分な幅と高さを有しておれば良く、可能な限り小さい方が好ましい。更に、図1、2に示すようにスリット12の真空チャンバ側には、一対のシャッタロール39a、39bが配設されており、ピンチロール16を通板時やよれが発生した場合に開いても、真空チャンバ11内の負圧状態を維持し、外気が流入するのを防止できる。
ロール群は、図2、5に示すように周囲をカバー部材23で覆われている。カバー部材23の基端部は、真空チャンバ11の壁面の一部に固定されており、先端にはシート状部材Sの通過孔24が形成されている。通過孔24は、シート状部材Sの通過に必要かつ充分な大きさを有している。また、カバー部材23の内部で、ダストボックス22の周囲には、ダストを吸引するための吸引パイプ29が配管されており、真空ポンプ等で周囲のダストを吸引する。また、この吸引パイプは、側板13の近傍にも配設され、ロールの側面と側板13の摩擦によって発生するダストも吸引する。
更に、図2に示すようにニトリルゴムや耐摩耗性の合成樹脂から成るダストシール材38がロール16〜18の両端でそれぞれ対向するロール16a、16bロール17a、17b、ロール18a、18bの間に配設されている。ダストシール材38は、回転するロール16〜18の端部と側板13とが摺動することによって発生するダストがシート状部材Sに付着するのを防止することができる。
ロール16〜18の駆動方法は、図4に示すように軸16Sを図外の駆動手段で回転させるとともに各ロール軸に固着された歯車40、41、42を介して同期回転させる。また、他の駆動方法としては、図外の分配ギアボックスを介してユニバーサルジョイントによって各ロールを同期回転させてもよい。更に、何れか一つのロールを回転駆動してもよい。
以上のように構成した本発明の真空シール機構によれば、シール性を考慮することなく、ピンチロールの材質を自由に選択することができる。また、ピンチロール表面の平坦度を維持できる。更に、ピンチロールがシール機構を必要としないために、ロール交換作業が容易である。また、吸引パイプ29によって発生したダストを効果的に吸い取ることができる。
図6は、本発明の真空シール機構の第2の実施の形態を示す断面図である。本実施例において、真空チャンバ11の壁面でスリット12に周囲のロール18の接触する部分には、耐摩耗性部材25が金属板26及び接着層27を介して取り付けられている。ロール32、ロール33、ロール34の周囲には、カバー部材28が配設されており、その基端が真空チャンバ11の壁面に着脱自在に固定されている。また、ロール32、ロール33、ロール34は、発生するダスト処理を適切に行うことにより、それぞれロール径を同一とすることもできる。ロール32、34は金属ロールの表面にゴムが被覆されており、ロール33は金属ロールである。また、それぞれのロール径を変えてもよい。
以上のように構成した場合、耐摩耗性部材25が摩耗した場合に接着層27で接着されているので容易に交換することができる。また、カバー部材28は、発生しダストが周囲に飛散するのを防止することができる。
図7は、本発明の真空シール機構の第3の実施の形態を示す断面図である。本実施例において、ロール群は、二段構成とされピンチロール35とシールロール36とから構成され、シールロール36には、クリーンロール37−1と粘着ロール37−2が転動可能に接触している。また、ダストボックス22は、スリット12の延長線上でシート状部材の移動面と真空チャンバ11の壁面に取り付けられた耐摩耗性部材25に当接配置されたシールロール36の外縁との間に配設されており、シート状部材Sから所定の距離を保っている。粘着ロール37−2は、表面に粘着物質が塗布されている。
以上のように構成した場合、発生したダストをダストボックス22で捕捉するとともに、クリーンロール37−1と粘着ロール37−2の表面で捕捉することができる。
なお、実施例ではロール径をロール16<ロール17<ロール18の順に大きく形成した場合について説明した、ロール16>ロール17>ロール18であっても同様の効果を奏することができる。但し、大きい径のロールは、小さい径のロールの整数倍であってはならない。
図1は、本発明に係る真空シール機構の概要を示す断面図である。 図2は、同真空シール機構の側面図である。 図3は、同真空シール機構の側板部分を示す要部断面図である。 図4は、同真空シール機構の側板部分を示す要部断面図である。 図5は、同真空シール機構の要部斜視図である。 図6は、同真空シール機構の第2の実施の形態を示す断面図である。 図7は、同真空シール機構の第3の実施の形態を示す断面図である。
符号の説明
S シート状部材
L スリットの延長線
10 真空シール機構
11 真空チャンバ
12 スリット
13 側板
14 駆動手段
15 第2駆動手段
16a、b ロール(ピンチロール)
17a、b ロール
18a、b ロール
19 耐摩耗性部材
20 付勢手段
21 スクレーパ
21−1 クリーンロール
21−2 粘着テープロール
22 ダストボックス
23 カバー部材
24 通過孔
25 耐摩耗性部材
26 金属板
27 接着層
28 カバー部材
29 吸引パイプ
31 駆動手段
32〜34 ロール
35 ピンチロール
36 シールロール
37−1 クリーンロール
37−2 粘着ロール
38 ダストシール材
39a、b シャッタロール
40〜42 歯車

Claims (7)

  1. 真空チャンバ等に形成されたシート状部材或いは連続した一連の薄板部材の供給、或いは排出を行うスリットの周辺に取り付けられる真空シール機構であって、
    前記スリットの延長線上でシート状部材の移動面を中心として対向配置され、互いに回動自在に密着されたロール群と、前記ロール群の側面に当接された側板と、前記側板を前記ロール端面方向に押圧する駆動手段と、前記側板を真空チャンバ方向へ押圧する第2駆動手段とから成り、前記ロール群の先端に配設されたロール対を互いに密着させると共に、前記先端に配設されたロールに隣接配置されたロール対を所定の間隔を有して配置し、真空チャンバに形成されたスリット部をシールすることを特徴とする真空シール機構。
  2. 前記ロール群は、先端から真空チャンバ側に向かうに従って順次ロール径が大きく構成されたことを特徴とする請求項1に記載の真空シール機構。
  3. 前記側板は、金属板と耐摩耗性部材とを組み合わせて構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の真空シール機構。
  4. 前記ロール群は、先端に配設されたロールと隣に配設されたロールとを圧接する付勢手段を設けたことを特徴とする請求項1ないし3の何れか1に記載の真空シール機構。
  5. 前記ロール群は、ロール周面に当接してダストを除去するスクレーパを備えたことを特徴とする請求項1ないし4の何れか1に記載の真空シール機構。
  6. 前記ロール群は、ロール周面に当接してダストを除去する粘着ロールを備えたことを特徴とする請求項1ないし4の何れか1に記載の真空シール機構。
  7. 前記スリットの延長線上でシート状部材の移動面と前記真空チャンバに当接配置されたロール外縁との間にダストボックスが配設されたことを特徴とする請求項1ないし6の何れか1に記載の真空シール機構。
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