JP7184286B2 - 保護フィルムの剥離装置 - Google Patents
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基材と、前記基材の少なくとも一の面に貼付けられた保護フィルムと、を具備する積層体から、前記保護フィルムを剥離する保護フィルム剥離装置であって、
回転軸を平行にする一対の回転ブラシを備え、前記一対の回転ブラシの間で前記積層体から前記保護フィルムを剥離する剥離部と、
回転軸を平行にする一対の搬送ローラを備え、前記一対の搬送ローラで前記積層体を挟みつつ前記剥離部に搬送する搬送部と、
回転軸を平行にする一対の搬出ローラを備え、前記一対の搬出ローラで、前記保護フィルム剥離後の前記基材を挟みつつ前記剥離部から搬出する搬出部と、
前記剥離部で剥離した前記保護フィルムを吸引除去する吸引部と、
を具備し、
前記吸引部が、前記剥離部と前記搬送部の間に位置し、
前記回転ブラシが、前記積層体の搬送方向と逆方向に回転しつつ、前記積層体の前記保護フィルムが貼り付けられた面に当接すること、
を特徴とする保護フィルム剥離装置を提供する。
前記一対の回転ブラシ、前記一対の搬送ローラ、及び前記一対の搬出ローラが、前記積層体又は前記基材の方向に押圧する力を加え、
前記一対の回転ブラシが加える押圧する力が、前記一対の搬送ローラ及び前記一対の搬出ローラが加える押圧する力と同等又は大きいことが望ましい。
前記一対の回転ブラシが、前記積層体の厚さに応じて回転軸間距離を調整可能であり、
前記一対の搬送ローラ及び前記一対の搬出ローラが、それぞれ前記積層体及び前記基材を定圧で挟持することが望ましい。
前記回転ブラシと前記搬送ローラ及び前記搬出ローラとにおける回転軸間の水平距離が、100mm~350mmであることが望ましい。
図1を用いて、本実施形態に係る保護フィルム剥離装置1の概要について説明する。図1は、本実施形態に係る保護フィルム剥離装置1の概要を示す模式図である。なお、本実施形態では、理解容易を図るため、保護フィルム剥離装置1の幅方向をX、保護フィルム剥離装置1の奥行方向をY、保護フィルム剥離装置1の高さ方向をZとして方向を定義する。また、積層体51の搬送方向はX1、逆方向はX2とする。
本実施形態に係る保護フィルム剥離装置1は、回転軸を平行にし、積層体51を挟む一対の回転ブラシ9を備え、積層体51から保護フィルム51Bを剥離する剥離部3と、回転軸を平行にし、積層体51を挟持搬送する一対の搬送ローラ11を備え、積層体51を剥離部3に搬送する搬送部5と、回転軸を平行にし、積層体51を挟持搬出する一対の搬出ローラ13を備え、保護フィルム51剥離後の基材51Aを剥離部3から搬出する搬出部7と、剥離部3で剥離した保護フィルム51Bを吸引除去する吸引部15と、を具備する。そして、吸引部15が、剥離部3と搬送部5の間に位置し、回転ブラシ9のブラシ先端部が、積層体51の搬送方向X1とは逆方向X2に当接するように回転しつつ、積層体51の保護フィルム51Bが貼り付けられた面に当接する。
図2及び図3を用いて、剥離部3の構造について詳細に説明する。図2は、回転ブラシ9の構造を示す図であって、図2(a)は、回転ブラシ9の側面図であり、図2(b)は、図2(a)における矢視Aの断面図である。図3は、剥離部3の構造を示す模式図である。
次に、図4及び図5を用いて、搬送部5及び搬出部7の構造について詳細に説明する。図4は、搬送ローラ11及び搬出ローラ13の構造を示す図であって、図4(a)は、搬送ローラ11及び搬出ローラ13の側面図であり、図4(b)は、図4(a)における矢視Bの断面図である。また図5は、搬送部5及び搬出部7の構造を示す模式図である。
続いて、図6を用い、吸引部15の構造について詳細に説明する。図6は、吸引部15の構造を示す図であって、図6(a)は、吸引部15の側面図であり、図6(b)は、図6(b)における矢視Cの断面図である。図6(a)及び(b)に示すとおり、本実施形態で用いる吸引部15は、ノズル部27及び管部29と吸引装置(図示せず)を具備して構成されている。なお、吸引装置は、空気と共に剥離後の保護フィルム51Bを吸引できるものであれば特に仕様等を限定しないが、例えばインバータ制御等によって適宜吸引量の制御を可能とするものであればより好ましい。
次に、図7を用いて上述した各部の配置について詳細に説明する。図7は、本実施形態に係る保護フィルム剥離装置1を構成する各部の配置を示す模式図である。図7に示すとおり、方向Xにおいて、剥離部3の左側に搬送部5を配置し、剥離部3の右側に搬出部7を配置し、剥離部3と搬送部5の間に吸引部15を配置し、搬送部5の左側に第一センサ部25Aを配置し、搬出部7の右側に第二センサ部25Bを配置することで保護フィルム剥離装置1を構成することが望ましい。
次に、図8及び図9を用いて、保護フィルム剥離装置1を用いた保護フィルム51Bの剥離方法について詳細に説明する。図8(a)(b)(c)は、本実施形態に係る保護フィルム剥離装置1を用いた保護フィルム51Bの剥離方法を示す図であって、図8(a)は、搬送部5に積層体51を挿入した状態の模式図であり、図8(b)は、基材51Aが第二センサ部25Bに到達した状態の模式図であり、図8(c)は、基材51Aが搬出部7により搬出される状態を示す模式図である。また、図9は、剥離部3により積層体51から保護フィルム51Bを剥離する態様を示す模式図である。
3 剥離部
5 搬送部
7 搬出部
9 回転ブラシ
11 搬送ローラ
13 搬出ローラ
15 吸引部
17 芯材
19 突起
21 芯材
23 表面材
25 センサ部
25A 第一センサ部
25B 第二センサ部
27 ノズル部
29 管部
31 吸引路
51 積層体
51A 基材
51B 保護フィルム
W1 回転軸間距離
W2 離隔距離
W3 回転軸間距離
W4 離隔距離
W5 回転軸間の水平距離
W6 移動可能幅
Claims (3)
- 基材と、前記基材の少なくとも一の面に貼付けられた保護フィルムと、を具備する積層体から、前記保護フィルムを剥離する保護フィルム剥離装置であって、
回転軸を平行にする一対の回転ブラシを備え、前記一対の回転ブラシの間で前記積層体から前記保護フィルムを剥離する剥離部と、
回転軸を平行にする一対の搬送ローラを備え、前記一対の搬送ローラで前記積層体を挟みつつ前記剥離部に搬送する搬送部と、
回転軸を平行にする一対の搬出ローラを備え、前記一対の搬出ローラで前記保護フィルム剥離後の前記基材を挟みつつ前記剥離部から搬出する搬出部と、
前記剥離部で剥離した前記保護フィルムを吸引除去する吸引部と、
を具備し、
前記一対の回転ブラシ、前記一対の搬送ローラ、及び前記一対の搬出ローラが、前記積層体又は前記基材の方向に押圧する力を加え、
前記一対の回転ブラシが加える押圧する力が、前記一対の搬送ローラ及び前記一対の搬出ローラが加える押圧する力と同等又は大きいこと、
を特徴とする保護フィルム剥離装置。 - 前記一対の回転ブラシが、前記積層体の厚さに応じて回転軸間距離を調整可能であり、
前記一対の搬送ローラ及び前記一対の搬出ローラが、それぞれ前記積層体及び前記基材を定圧で挟持すること、
を特徴とする請求項1に記載の保護フィルム剥離装置。 - 前記回転ブラシと、前記搬送ローラ及び前記搬出ローラと、の回転軸間の水平距離が、100mm~350mmであること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の保護フィルム剥離装置。
Priority Applications (1)
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JP2019045753A JP7184286B2 (ja) | 2019-03-13 | 2019-03-13 | 保護フィルムの剥離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019045753A JP7184286B2 (ja) | 2019-03-13 | 2019-03-13 | 保護フィルムの剥離装置 |
Publications (2)
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JP2020147401A JP2020147401A (ja) | 2020-09-17 |
JP7184286B2 true JP7184286B2 (ja) | 2022-12-06 |
Family
ID=72430413
Family Applications (1)
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JP2019045753A Active JP7184286B2 (ja) | 2019-03-13 | 2019-03-13 | 保護フィルムの剥離装置 |
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Country | Link |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000126746A (ja) | 1998-10-23 | 2000-05-09 | Yasutoshi Yanagisawa | 石膏ボードの紙剥離装置 |
JP2003164813A (ja) | 2001-12-04 | 2003-06-10 | Ricoh Co Ltd | 剥離工具及び剥離装置 |
JP2005082348A (ja) | 2003-09-09 | 2005-03-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2684711B2 (ja) * | 1988-10-11 | 1997-12-03 | 日本電気株式会社 | フィルム剥離装置 |
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2019
- 2019-03-13 JP JP2019045753A patent/JP7184286B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003164813A (ja) | 2001-12-04 | 2003-06-10 | Ricoh Co Ltd | 剥離工具及び剥離装置 |
JP2005082348A (ja) | 2003-09-09 | 2005-03-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
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JP2020147401A (ja) | 2020-09-17 |
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