JP2003164813A - 剥離工具及び剥離装置 - Google Patents

剥離工具及び剥離装置

Info

Publication number
JP2003164813A
JP2003164813A JP2001370121A JP2001370121A JP2003164813A JP 2003164813 A JP2003164813 A JP 2003164813A JP 2001370121 A JP2001370121 A JP 2001370121A JP 2001370121 A JP2001370121 A JP 2001370121A JP 2003164813 A JP2003164813 A JP 2003164813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peeling
belt
adhesive component
winding
pulling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001370121A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3993428B2 (ja
Inventor
Mutsumi Yamamoto
睦 山本
Toshiyuki Muto
敏之 武藤
Yoichi Okamoto
洋一 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001370121A priority Critical patent/JP3993428B2/ja
Publication of JP2003164813A publication Critical patent/JP2003164813A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3993428B2 publication Critical patent/JP3993428B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ウレタン発泡体等の粘着部品を被着体へ傷が付
くことを防ぐとともに確実に剥離する。 【解決手段】剥がし機構2と巻取り機構3を有し、被着
体33に貼り付けられた粘着部品35を剥がし機構2の
剥がし回転体8で剥がしながら巻取り機構3の巻取り回
転体13に巻取り、粘着部品35を被着体33から剥が
して、粘着部品35をちぎらずに被着体33から確実に
剥離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器製品や
輸送機械,食品包装等をリサイクルするために、両面テ
ープなど粘着剤で貼り付けられた発泡ウレタンなどを剥
離する粘着部品の剥離工具及び剥離装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境保護が高まり、従来のよ
うに使用済みの電子機器、家庭電気製品、事務機器を廃
棄せず、資源種類別に分別して資源別にマテリアルリサ
イクルしたり、一度使用した部品を再生処理して再使用
するようになってきた。このリサイクルのため、各種機
器や製品を構成している部品単位に分解処理が行われて
いる。これらの各種機器や製品の部品にはステッカー
や、振動の防止や封止等を目的とした軟弱部品が多く固
定されている。
【0003】例えば電子写真方式を用いた複写機やプリ
ンタ等の画像形成装置においては,画像を形成させる現
像部周辺の部品にトナーの漏れ防止用として、発泡ウレ
タンやフエルトなどの多孔性の軟弱部品に粘着層と基材
及び粘着層が積層された両面粘着テープを貼り付けた粘
着部品を被着体により貼り付けている。この現像部周辺
の部品を再使用するためには、粘着部品の分解分別は必
要不可欠となる。特に、現像部周辺の軟弱部品は、厚さ
の薄い発泡ウレタンが多用されいる。この被着体から発
泡ウレタン等を有する粘着部品を剥離するときに、現状
では被着体に貼り付けた発泡ウレタン等の粘着部品を、
作業者がスクレーパやペンチ等を使って手作業で剥がし
ている。このため剥離作業には多くの作業時間を要する
とともに、作業者によってバラツキが非常に多く発生
し、安定した再生処理の計画が立てにくい。また、でき
るだけ取り残しがないことや部品がちぎれないことが要
求されるため、作業者には剥離するための熟練度も必要
になるとともに多人数での分解作業が必要になってしま
う。
【0004】このため作業の効率化と安定化のために剥
離作業の自動化が望まれている。この粘着部品を自動的
に剥離する方法として、例えば特開平7−31940号
公報や特開平11−197620号公報に示すように、
高圧水ジェットによりプラスチック容器等のラベルを剥
離したり、特開平10−244235号公報や特開20
00−167504号公報に示すように、回転ブラシを
使用してガラスビンやドラム缶等のラベルを剥離した
り、特開平5−111678号公報や特開平4−341
385号公報に示すようにショット材と回転ブラシによ
り残留糊を除去したりしている。
【0005】また、特開平6−108021号公報や特
開平11−258998号公報に示すように、加熱によ
り粘着力が低下する粘着層を備えた両面粘着テープを使
用し、剥離するときに加熱して粘着層の粘着力を低下さ
せるようにしたり、特開平11−102956号公報に
示すように、紫外線を照射することにより粘着力が低下
する保護フィルムを使用し、保護フイルムを剥離すると
きに紫外線を照射して粘着力を低下させるようにしてい
る。
【0006】また、特開2000−26808号公報に
示すように、合成樹脂又はゴムで形成された円形の剥離
ディスクの外周に殴打力と摩擦力を発生させる複数の板
状突出部を設け、この剥離ディスクを回転させてステッ
カーを剥離するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この粘着部品をスクレ
ーパを使って剥がす方法では、スクレーパが被着体に貼
り付いた粘着層自体を破壊しやすく、粘着層の粘着剤が
被着体表面に引き伸ばされたりして被着体に残留しやす
く、粘着層を完全に除去することは困難である。
【0008】また、高圧水ジェットを用いた方法は、大
量の水を使用し、使用した水を排水するため、省資源と
環境保全の点で問題が大きい。さらに、回転ブラシを使
用した方法は、回転ブラシの回転により粘着部品が破断
されてばらばらになり易く、剥がした部品の後処理が問
題になるとともに、粘着剤の残留も多くなりやすい。ま
た、粘着剤が回転ブラシに付着してしまい、多くの粘着
部品を連続的に剥離することはできなかった。さらに、
狭い溝や凹内面に貼られた粘着部品を剥離することは困
難である。
【0009】また、樹脂ケースの再使用工程で回転ブラ
シを使用した場合、樹脂ケースに傷が付きやすく使用す
ることはできない。また、回転転ブラシとショット材に
よる残留糊の除去方法は、被着体が樹脂等軟らかい材質
の場合に多くの傷が付くため使用することは困難であ
る。
【0010】また、加熱により粘着力が低下する粘着層
を備えた両面粘着テープや紫外線を照射することにより
粘着力が低下する保護フィルムのように特殊な粘着剤を
使用した場合、でコストが高くなるとともに、温度条件
からすべての部品に使用できるとは限らないという問題
がある。
【0011】この発明はかかる短所を改善し、ウレタン
発泡体やフェルト,ゴムなど両面粘着テープ等の粘着部
品で貼り付けられた部品を、粘着剤が被着体に残りにく
く、被着体へ傷が付くことを防ぐとともに確実に剥離す
ることができる粘着部品の剥離工具及び剥離装置を提供
することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る粘着部品
の剥離工具は、剥がし機構と巻取り機構を有し、剥がし
機構は外周部に摩擦部材を有する剥がし回転体と、剥が
し回転体を回転させる回転体駆動手段を有し、巻取り機
構は巻取り回転体と、巻取り回転体を回転する回転駆動
手段を有し、剥がし回転体と巻取り回転体を所定間隔を
置いて配置し、剥がし回転体を巻取り回転体方向に回転
し、巻取り回転体を剥がし回転体方向に回転しながら剥
がし回転体を被着体に押付け、巻取り回転体を粘着部品
に押付けて巻取り回転体側に移動することを特徴とす
る。
【0013】この発明に係る粘着部品の第2の剥離工具
は、剥がし機構と巻取り機構を有し、剥がし機構は外周
部に摩擦部材を有する剥がしベルトと、剥がしベルトを
回転させるベルト駆動手段を有し、巻取り機構は巻取り
回転体と、巻取り回転体を回転する回転駆動手段を有
し、剥がしベルトと巻取り回転体を所定間隔を置いて配
置し、剥がしベルトを巻取り回転体方向に回転し、巻取
り回転体を剥がしベルト方向に回転しながら剥がしベル
トを被着体に押付け、巻取り回転体を粘着部品に押付け
て巻取り回転体側に移動することを特徴とする。
【0014】上記巻取り回転体を片持ちで支持すると良
い。
【0015】また、巻取り機構に剥がし回転体又は剥が
しベルトに貼りついた粘着部品を剥離する剥離爪を設け
ることが望ましい。
【0016】また、剥がし回転体又は剥がしベルトと巻
取り回転体の間隔を巻き取った粘着部品の厚さに応じて
可変する手段を有すると良い。
【0017】さらに、巻取り回転体の外周面に複数の突
起を設けることが望ましい。
【0018】この発明に係る粘着部品の第3の剥離工具
は、剥がし機構と引上げ機構及び回収部を有し、剥がし
機構は外周部に摩擦部材を有する剥がしベルトと、剥が
しベルトを回転させるベルト駆動手段を有し、引上げ機
構は外周部に摩擦部材を有する引上げベルトと、引上げ
ベルトを回転させるベルト駆動手段を有し、回収部は剥
がしベルトと引上げベルトの回転方向の下流側に設けら
れ、剥がしベルトと引上げベルトを所定間隔を置いて配
置し、剥がしベルトを引上げベルト方向に回転し、引上
げベルトを剥がしベルト方向に回転しながら剥がしベル
トを被着体に押付け、引上げベルトを粘着部品に押付け
て引上げベルト側に移動し、粘着部品を剥離して引上げ
回収部に回収することを特徴とする。
【0019】この発明に係る粘着部品の第4の剥離工具
は、剥がし機構と引上げ機構及び回収装置を有し、剥が
し機構は外周部に摩擦部材を有する剥がしベルトと、剥
がしベルトを回転させるベルト駆動手段を有し、引上げ
機構は外周部に摩擦部材を有する引上げベルトと、引上
げベルトを回転させるベルト駆動手段を有し、回収装置
は剥がしベルトと引上げベルトの回転方向の下流側に空
気配管を介して連結されたエアー吸引装置を有し、剥が
しベルトと引上げベルトを所定間隔を置いて配置し、剥
がしベルトを引上げベルト方向に回転し、引上げベルト
を剥がしベルト方向に回転しながら剥がしベルトを被着
体に押付け、引上げベルトを粘着部品に押付けて引上げ
ベルト側に移動し、粘着部品を剥離して引上げ、引上げ
た粘着部品を空気配管を介してエアー吸引して回収装置
に回収することを特徴とする。
【0020】この発明に係る剥離装置は、上記剥離工具
を使用したものであり、被着体固定手段と工具移動手段
を有し、被着体固定手段は粘着部品を貼り付ける被着体
を保持し、工具移動手段は剥離工具を移動するとともに
剥離工具の姿勢を可変し、剥離工具を被着体に押付けて
剥離工具を移動しながら、被着体に貼り付けた粘着部品
を剥離することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の剥離工具を示
し、(a)は正面図、(b)は裏面図である。剥離工具
1は、プラスチックケース等の被着体に両面粘着テープ
等の粘着剤で貼り付けたウレタン発泡シール部品等の粘
着部品を被着体から剥離するものであり、剥がし機構2
と巻取り機構3を有する。この剥がし機構2と巻取り機
構3はバネ4と支持棒5を有する独立した押圧機構6で
取付プレート7に取付けられている。
【0022】剥がし機構2は、図2(a)の正面構成図
と(b)の側面構成図に示すように、剥がし回転体8と
回転体駆動部9を有する。剥がし回転体8は、適度な弾
性をもった材質で形成され、粘着部品と接触する外周部
には粘着部品を剥がしやすいように摩擦部材を有する。
回転体駆動部9は、剥がしモータ10と、剥がしモータ
10の回転軸に設けられたギヤ11と、剥がし回転体8
の回転軸に設けられたギヤ12を有し、剥がしモータ1
0の回転トルクをギヤ11,12で剥がし回転体8に伝
達して剥がし回転体8を回転する。
【0023】巻取り機構3は、図2(a)に示すよう
に、剥がし回転体8より小径に形成され、外周面に摩擦
部材を有する巻取り回転体13と剥離爪14及び回転体
駆動部15を有する。巻取り回転体13は、図1(b)
の裏面図に示すように、巻取り機構本体16に回動自在
に取付けられた支持棒17の先端部に設けられている。
剥離爪14は、先端に円弧状に形成された凹面を有し、
凹面が巻取り回転体13の上部に一定距離をおいて配置
され、爪先端が剥がし回転体8の外周部に隣接して設け
られている。この剥離爪14の爪先端部で剥がし回転体
8に貼りついた粘着部品を剥離するように構成してい
る。剥離爪14の粘着部品と接触する爪先端部表面と凹
面は、粘着部品が張り付きにくい非粘着剤でコーティン
グしている。この非粘着剤としては一般にフッ素樹脂コ
ーティングが用いられる。フッ素樹脂の種類としては、
PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、FEP(テ
トラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン)、
PFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキ
ルビニールエーテル共重合体)、ETFE(テトラフル
オロエチレン−エチレン共重合体)などがある。回転体
駆動部15は、図2(a)と(c)の側面図に示すよう
に、巻取りモータ18と、巻取りモータ18の回転軸に
設けられた駆動ローラ19と、巻取り回転体13の回転
軸に設けられた従動ローラ20と、駆動ローラ19と従
動ローラ20に巻き回された駆動伝達ベルト21を有す
る。支持棒17は巻取りモータ18と同軸に支持され、
バネ等の付勢機構22により先端に取付けた巻取り回転
体13と剥がし回転体8の距離が可変できるようになっ
ている。
【0024】この剥離工具1を有する剥離装置30は、
図3の構成図に示すように、基台31に設けられた多関
節ロボット32と、被着体33を固定する被着体固定台
34と、剥離した粘着部品35を収納する回収装置36
及び制御装置37を有する。多関節ロボット32の剥離
工具1の取付部には工具押付手段38と力センサ39及
び端部検出手段40を有する。回収装置36には先端に
U字状の溝41を有する粘着部品外し冶具42を有す
る。
【0025】この剥離作業を自動的に行う多関節ロボッ
ト32の制御装置37には、図4のブロック図に示すよ
うに、中央制御部43と操作表示部44とデータ入力部
45とロボット制御部46と押付力制御部47及び剥離
判定部48を有する。中央制御部43はあらかじめ格納
された動作プログラムと端部検出手段40からの入力に
より剥離装置30全体の動作を制御する。データ入力部
35は力センサ39からのデータを入力して力・トルク
データに変換する。ロボット制御部46は中央制御部4
3からの制御信号により多関節ロボット32を駆動制御
する。押付力制御部47は力センサ39から入力して中
央制御部43を介して送られる信号により工具押付手段
38の押付力を制御する。剥離判定部48は、端部検出
手段40の検出信号により粘着部品35の剥離状態を判
定して判定結果を操作表示部44に表示する。
【0026】この剥離装置30で被着体33に貼り付け
た粘着部品35を剥離するときの動作を図5の動作工程
図を参照して説明する。制御装置37は多関節ロボット
32を駆動して剥離工具1を被着体33をセットして固
定した保持台34に移動し、被着体33に貼り付けられ
た粘着部品35の端部を端部検出手段40で検出して剥
離工具1を位置決めする。その後、図5(a)に示すよ
うに、剥がし回転体8を粘着部品35の端部近傍の被着
体33に押付け、剥がし回転体8を反時計方向に回転さ
せながら剥離工具1を被着体33と粘着部品35の境界
部に向け移動させ、巻取り回転体13を時計方向に回転
させながら粘着部品35に押付ける。剥がし回転体8が
粘着部品35の端部に接触すると、粘着部品35は、剥
がし回転体8から剥がし力を受け、図5(b)に示すよ
うに、粘着部品35の端部から剥がれ始める。この状態
で剥がし回転体8を回転させさせながら移動させると、
粘着部品35は剥がし回転体8により持ち上げられさら
に剥がれる。このとき巻取り回転体13を剥がし回転体
8と反対方向である時計方向に回転させながら粘着部品
35に押付けているから、図5(c)に示すように、剥
がれた粘着部品35を剥がし回転体8と挟むようにして
粘着部品35の剥離を促進する。
【0027】さらに、剥がし回転体8を回転させ、被着
体33に押し付けながら移動させていくと、図5(d)
に示すように、粘着部品35は剥がし回転体8と巻取り
回転体13により引き上げながら粘着部品35の端部が
剥離爪14に接するまで剥がれる。そのまま剥がし動作
を継続すると、図5(e)に示すように、粘着部品35
はさらに剥がされ、粘着部品35の端部は剥離爪14に
よって剥がし回転体8から剥離し、剥離爪13の円弧状
に形成された凹面に沿って進む。このとき、剥離爪13
の粘着部品35の粘着層が被着する表面を非粘着剤でコ
ーティングしてあるから、剥がれた粘着部品35が剥離
爪13に再粘着することを防止することができる。
【0028】さらに、剥がし回転体8を回転させ、被着
体33に押し付けながら移動させて剥がし動作を継続す
ると、図5(f)に示すように、剥がれた粘着部品35
の端部は剥離爪14の凹面に沿って進み、まだ剥がれて
いない粘着部品35の表面に接し、剥がし動作が進行す
ると、図5(g)に示すように、剥がれた粘着部品35
は巻取り回転体13に巻き込まれる。この剥がし動作を
粘着部品35の終端部まで進行することにより、粘着部
品35を巻取り回転体13に巻き取って被着体33から
剥がすことができる。
【0029】このように粘着部品35を巻取り回転体1
3に巻き取りながら被着体33から剥がすとき、剥離工
具1の移動速度によって粘着部品35の剥がれ量が決ま
り、巻取り回転体13の回転速度によって粘着部品35
を巻取る量が決まる。この巻取り回転体13による粘着
部品35の巻取り量が粘着部品35の剥がれ量より少な
いと、剥がし回転体8で剥がした粘着部品35が余って
だぶついて、きれいな巻き取り動作に移れない。また、
巻取り回転体13による粘着部品35の巻取量が粘着部
品35の剥がれ量より多いと、剥がした粘着部品35が
巻取り回転体13により過度に引っ張られてしまい、剥
がした粘着部品35が途中でちぎれる場合がある。そこ
で巻取り回転体13の線速度が剥離工具1の移動速度と
一致するように、巻取り回転体13の回転速度を制御す
ることにより、粘着部品を安定して剥がして巻き取るこ
とができる。
【0030】このように、剥がし回転体8の回転により
粘着部品35を剥がしながら巻取り回転体13に順次巻
き取ることにより、粘着部品35をちぎらずに確実に剥
がすことができる。また、剥がした粘着部品35を巻取
り回転体13に順次巻き取ることにより、剥離工具1を
粘着部品35の長さに応じた移動量だけ粘着部品35に
沿って移動するだけで粘着部品35を剥がすことがで
き、剥離工具1の移動量を粘着部品35の長さの応じて
制御することができ、多関節ロボット32の制御を容易
にすることができる。
【0031】剥離工具1で被着体33に貼り付けた粘着
部品35を剥がすと、多関節ロボット32により剥離工
具1を回収装置36に移動する。そして図6(a)の正
面図と(b)の側面図に示すように、巻取り回転体13
の支持棒17側の中心を粘着部品外し冶具42のU字状
の溝41に挿入し、剥離工具1を支持棒17側に移動す
る。このとき巻取り回転体13は支持棒17に片持ちで
保持されているから、剥離工具1を支持棒17側に移動
することにより、巻取り回転体13で巻き取った粘着部
品35を巻取り回転体13から簡単に除去して回収装置
36に回収することができる。
【0032】上記剥離工具1は剥がし機構2に設けた剥
がし回転体8により粘着部品35を剥がす場合について
説明したが、回転するベルトを使用して粘着部品35を
剥がすようにしても良い。この回転するベルトを使用し
て粘着部品35を剥がす剥離工具1aの剥がし機構2に
は、図7(a)の正面図(a)と裏面図(b)に示すよ
うに、剥がしベルト50を有する。剥がしベルト50
は、図8(a)の正面構成図と(b)の側面構成図に示
すように、剥がしモータ10の回転軸に取付けられた駆
動ローラ51と剥がし機構本体52の支持棒53の先端
に取付けた従動ローラ54に巻き回され、正面から見た
ときに駆動モータ51により反時計方向に回転する。こ
の剥がしベルト50の表面には粘着部品35を剥がしや
すいように摩擦部材が設けられている。
【0033】この剥がしベルト50を有する剥離工具1
aを使用して被着体33に貼り付けた粘着部品35を剥
がすとき、剥がしベルト50を回転させながら被着体3
3に押付けて粘着部品35の端部に移動することによ
り、粘着部品35を端部から剥がし、反対方向に回転す
る剥がしベルト50と巻き取り回転体13の回転によ
り、剥がした粘着部品35を巻き取り回転体13に巻き
付けながら被着体33から粘着部品35を剥がすことが
できる。
【0034】このように剥がし回転体8や剥がしベルト
50を回転して被着体33に貼り付けられた粘着部品3
5の貼付け部の端部に剥離力を与えながらながら巻取り
回転体13に剥がし回転体8や剥がしベルト50の回転
と反対方向の回転を与えて、剥がし回転体8や剥がしベ
ルト50と巻取り回転体13の間に剥がれた粘着部品3
5を引き上げ、巻取り回転体13に巻き付けながら被着
体33から粘着部品35を剥がすとき、巻取り回転体1
3に、図9に示すように、複数の突起部55を設ける
と、剥がし回転体8や剥がしベルト50と巻取り回転体
13の間に剥がれた粘着部品35を引き上げるとき、巻
取り回転体13の引上げ力を増すことができ、粘着部品
35を効率良く剥がすことができる。
【0035】この突起部55は図9(a)に示すよう
に、巻取り回転体13の外周面に針状の突起55aを設
けたり、(b)に示すように、巻取り回転体13の外周
面に、突起方向が巻取り回転体13の回転方向を向いた
突起55bを設けたり、(c)に示すように、巻取り回
転体13の外周面に、突起方向が巻きり回転体の回転方
向を向いた爪形状の突起55cを設けたり、あるいは
(d)に示すように、摩擦部材56と爪形状の突起55
dをそれぞれ交互に配置すると良い。
【0036】次に、剥剥離工具1,1aの巻取り機構3
の代わりに引上げ機構を有する剥離工具1bに付いて説
明する。この剥離工具1bは、図10の正面図に示すよ
うに、剥がし機構60と引上げ機構61及び剥がし機構
60と引上げ機構61の上部に設けられた回収箱62を
有する。剥がし機構60は、図11の構成図の(a)の
正面図と(b)の側面図に示すように、剥がしベルト6
3と、剥がしベルト63の回転駆動機構64を有する。
剥がしベルト63は適度な弾性をもった材質で形成さ
れ、粘着部品35と接触するベルト外周部に粘着部品3
5を剥がしやすいように摩擦部材が設けられている。回
転駆動機構64は回転軸に駆動ローラ65を有する剥が
しモータ66と、支持棒67の下端部に設けられた従動
ローラ68と、支持棒67の上端部に設けられた回収ロ
ーラ69を有し、駆動ローラ65と従動ローラ68及び
回収ローラ69に剥がしベルト63が巻き回されてい
る。引上げ機構61は引上げベルト70と、引上げベル
ト70の回転駆動機構71を有する。引上げベルト70
も適度な弾性をもった材質で形成され、粘着部品35と
接触するベルト外周部に粘着部品35を剥がしやすいよ
うに摩擦部材が設けられている。回転駆動機構71は回
転軸に駆動ローラ72を有する引上げモータ73と、支
持棒74の下端部に設けられた従動ローラ75と、支持
棒74の上端部に設けられた回収ローラ76を有し、駆
動ローラ72と従動ローラ75及び回収ローラ76に引
上げベルト70が巻き回されている。そして図10と図
11(a)において、剥がしベルト63は反時計方向に
回転し、引上げベルト70は時計方向に回転する。
【0037】この剥離工具1bを多関節ロボット32に
取付けて被着体33に貼り付けられた粘着部品35を剥
がすときの動作を図12の動作工程図を参照して説明す
る。多関節ロボット32を駆動して剥離工具1bを被着
体33をセットして固定した保持台34に移動し、被着
体33に貼り付けられた粘着部品35の端部に剥離工具
1bを位置決めする。その後、図12(a)に示すよう
に、剥がしベルト63を粘着部品35の端部近傍の被着
体33に押付け、剥がしベルト63を反時計方向に回転
させながら剥離工具1bを被着体33と粘着部品35の
境界部に向け移動させ、引上げベルト70を時計方向に
回転させながら粘着部品35に押付ける。剥がしベルト
63が粘着部品35の端部に接触すると、粘着部品35
は剥がしベルト63から剥がし力を受け、図12(b)
に示すように、粘着部品35の端部から剥がれ始める。
この状態で剥がしベルト63を回転させさせながら移動
させると、粘着部品35は剥がしベルト63により持ち
上げられさらに剥がれる。このとき引上げベルト70を
剥がしベルト63と反対方向である時計方向に回転させ
ながら粘着部品35に押付けているから、図12(c)
に示すように、剥がれた粘着部品35を剥がしベルト6
3と挟むようにして粘着部品35の剥離を促進する。
【0038】さらに、剥がしベルト63を回転させ、被
着体33に押し付けながら移動させていくと、図12
(d)に示すように、粘着部品35は剥がしベルト63
と引上げベルト70に挟まれて引き上げられる。そのま
ま剥がし動作を継続すると、図12(e)、(f)に示
すように、粘着部品35はさらに剥がされ、剥がれた粘
着部品35は剥がしベルト63と引上げベルト70に挟
まれながら上昇する。することができる。さらに、剥が
しベルト63と引上げベルト70を回転させ、被着体3
3に押し付けながら移動させていくと、図12(g)に
示すように、剥がれた粘着部品35は回収箱62に回収
される。このように剥がした粘着部品35を回収箱62
に回収するので、粘着部品35を簡単にまとめて処理す
ることができる。
【0039】この粘着部品35を引き上げる引上げベル
ト70に、図13に示すように、引上げ方向に向いた複
数の突起部77を設けておくと、粘着部品35の引上げ
力を高めることができ、粘着部品35を効率良くはがす
ことができる。
【0040】上記説明では剥がしベルト63と引上げベ
ルト70で剥がして引上げた粘着部品35を回収箱62
に回収する場合について説明したが、図14に示すよう
に、引上げた粘着部品35を空気配管78を介してエア
ー吸引して回収部79に回収するようにしても良い。こ
のように剥がした粘着部品35をエアー吸引して回収す
ることにより、例えば電子写真方式の画像形成装置の現
像部周辺の部品に、トナーの漏れ防止用として使用して
いる発泡ウレタンやモルトプレーン、フエルトなどの多
孔性の粘着部品35を剥がすときに、粘着部品35の多
孔質部分に入り込んでいるトナーが飛散することを防
ぎ、作業場所の周辺を汚染することを防止して作業の安
全性を高めることができる。
【0041】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、剥がし
回転体や剥がしベルトで剥がした粘着部品を巻取り回転
体に巻取りながら移動して粘着部品を被着体から剥がす
ことにより、粘着部品をちぎらずに被着体から確実に剥
離することができる。
【0042】また、剥がした粘着部品を巻取り回転体に
順次巻き取ることにより、剥離工具を粘着部品の長さに
応じた移動量だけ粘着部品に沿って移動するだけで粘着
部品を剥がすことができ、剥離工具の移動量の制御を容
易にすることができる。
【0043】また、被着体に貼り付けた粘着部品を剥が
すために剥がしベルトを使用することにより、先端部を
小さくすることができ、狭い部分や奥まった部分に貼ら
れた粘着部品を容易に剥がすことができる。
【0044】さらに、巻取り回転体を片持ちで保持する
ことにより、巻き取った粘着部品を容易に回収すること
ができる。
【0045】また、粘着部品を巻き取る巻取り機構に、
剥がし回転体又は剥がしベルトに貼りついた粘着部品を
剥離する剥離爪を設けることにより、剥がした粘着部品
を剥がし回転体又は剥がしベルトから剥がして巻き取る
ことができる。
【0046】さらに、剥がし回転体又は剥がしベルトと
巻取り回転体の間隔を巻き取った粘着部品の厚さに応じ
て可変することにより、剥がした粘着部品を確実に巻き
取ることができる。
【0047】また、巻取り回転体の外周面に複数の突起
を設けることにより、巻取り力を大きくすることがで
き、被着体に貼り付けた粘着部品を容易に剥がすことが
できる。
【0048】また、剥がした粘着部品を剥がしベルトと
引上げベルトで引上げて回収部に直接回収することによ
り、剥がした粘着部品を簡単にまとめて処理することが
できる。
【0049】さらに、引上げた粘着部品をエアー吸引し
て回収することにより、発泡ウレタンやモルトプレー
ン、フエルトなどの多孔性の粘着部品に入り込んだトナ
ーやゴミ等が飛散することを防ぎ、作業場所の周辺を汚
染することを防止して作業の安全性を高めることができ
る。
【0050】また、被着体固定手段と工具移動手段を有
する剥離装置を使用し、工具移動手により剥離工具を移
動するとともに剥離工具の姿勢を可変し、剥離工具の剥
がし回転体又は剥がしベルトを被着体に押付けて剥離工
具を移動しながら、被着体に貼り付けた粘着部品を巻取
りながら剥離することにより、被着体に対する剥離工具
の位置決め精度や移動速度を高精度に制御することがで
き、被着体に貼り付けた粘着部品を安定して剥離するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の剥離工具の外観図である。
【図2】上記剥離工具の構成図である。
【図3】剥離装置の構成図である。
【図4】剥離装置の制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】粘着部品の剥離動作を示す動作工程図である。
【図6】剥離した粘着部品の回収動作を示す説明図であ
る。
【図7】第2の剥離工具の外観図である。
【図8】第2の剥離工具の構成図である。
【図9】巻取り回転体の構成図である。
【図10】第3の剥離工具の外観図である。
【図11】第3の剥離工具の構成図である。
【図12】第3の剥離工具による剥離動作を示す動作工
程図である。
【図13】引上げベルトの構成図である。
【図14】第4の剥離工具の構成図である。
【符号の説明】
1;剥離工具、2;剥がし機構、3;巻取り機構、6;
押圧機構、7;取付プレート、8;剥がし回転体、9;
回転体駆動部、10;剥がしモータ、13;巻取り回転
体、14;剥離爪、15;回転体駆動部、30;剥離装
置、31;基台、32;多関節ロボット、33;被着
体、34;被着体固定台35;粘着部品、36;回収装
置、37;制御装置、42;粘着部品外し冶具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 洋一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 3B116 AA47 BA01 BA14 BB71

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被着体から粘着部品を剥離する剥離工具
    であって、 剥がし機構と巻取り機構を有し、剥がし機構は外周部に
    摩擦部材を有する剥がし回転体と、剥がし回転体を回転
    させる回転体駆動手段を有し、巻取り機構は巻取り回転
    体と、巻取り回転体を回転する回転駆動手段を有し、 剥がし回転体と巻取り回転体を所定間隔を置いて配置
    し、剥がし回転体を巻取り回転体方向に回転し、巻取り
    回転体を剥がし回転体方向に回転しながら剥がし回転体
    を被着体に押付け、巻取り回転体を粘着部品に押付けて
    巻取り回転体側に移動することを特徴とする剥離工具。
  2. 【請求項2】 被着体から粘着部品を剥離する剥離工具
    であって、 剥がし機構と巻取り機構を有し、剥がし機構は外周部に
    摩擦部材を有する剥がしベルトと、剥がしベルトを回転
    させるベルト駆動手段を有し、巻取り機構は巻取り回転
    体と、巻取り回転体を回転する回転駆動手段を有し、 剥がしベルトと巻取り回転体を所定間隔を置いて配置
    し、剥がしベルトを巻取り回転体方向に回転し、巻取り
    回転体を剥がしベルト方向に回転しながら剥がしベルト
    を被着体に押付け、巻取り回転体を粘着部品に押付けて
    巻取り回転体側に移動することを特徴とする剥離工具。
  3. 【請求項3】 上記巻取り回転体を片持ちで支持する請
    求項1又は2記載の剥離工具。
  4. 【請求項4】 上記巻取り機構に剥がし回転体又は剥が
    しベルトに貼りついた粘着部品を剥離する剥離爪を設け
    た請求項1,2又は3記載の剥離工具。
  5. 【請求項5】 上記剥がし回転体又は剥がしベルトと巻
    取り回転体の間隔を巻き取った粘着部品の厚さに応じて
    可変する手段を有する請求項1乃至4のいずれかに記載
    の剥離工具。
  6. 【請求項6】 上記巻取り回転体の外周面に複数の突起
    を設けた請求項1乃至5のいずれかに記載の剥離工具。
  7. 【請求項7】 被着体から粘着部品を剥離する剥離工具
    であって、 剥がし機構と引上げ機構及び回収部を有し、剥がし機構
    は外周部に摩擦部材を有する剥がしベルトと、剥がしベ
    ルトを回転させるベルト駆動手段を有し、引上げ機構は
    外周部に摩擦部材を有する引上げベルトと、引上げベル
    トを回転させるベルト駆動手段を有し、回収部は剥がし
    ベルトと引上げベルトの回転方向の下流側に設けられ、 剥がしベルトと引上げベルトを所定間隔を置いて配置
    し、剥がしベルトを引上げベルト方向に回転し、引上げ
    ベルトを剥がしベルト方向に回転しながら剥がしベルト
    を被着体に押付け、引上げベルトを粘着部品に押付けて
    引上げベルト側に移動し、粘着部品を剥離して引上げ回
    収部に回収することを特徴とする剥離工具。
  8. 【請求項8】 被着体から粘着部品を剥離する剥離工具
    であって、 剥がし機構と引上げ機構及び回収装置を有し、剥がし機
    構は外周部に摩擦部材を有する剥がしベルトと、剥がし
    ベルトを回転させるベルト駆動手段を有し、引上げ機構
    は外周部に摩擦部材を有する引上げベルトと、引上げベ
    ルトを回転させるベルト駆動手段を有し、回収装置は剥
    がしベルトと引上げベルトの回転方向の下流側に空気配
    管を介して連結されたエアー吸引装置を有し、 剥がしベルトと引上げベルトを所定間隔を置いて配置
    し、剥がしベルトを引上げベルト方向に回転し、引上げ
    ベルトを剥がしベルト方向に回転しながら剥がしベルト
    を被着体に押付け、引上げベルトを粘着部品に押付けて
    引上げベルト側に移動し、粘着部品を剥離して引上げ、
    引上げた粘着部品を空気配管を介してエアー吸引して回
    収装置に回収することを特徴とする剥離工具。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載の剥離
    工具を使用した粘着部品の剥離装置であって、 被着体固定手段と工具移動手段を有し、被着体固定手段
    は粘着部品を貼り付ける被着体を保持し、工具移動手段
    は剥離工具を移動するとともに剥離工具の姿勢を可変
    し、剥離工具を被着体に押付けて剥離工具を移動しなが
    ら、被着体に貼り付けた粘着部品を剥離することを特徴
    とする粘着部品の隔離装置。
JP2001370121A 2001-12-04 2001-12-04 剥離工具及び剥離装置 Expired - Fee Related JP3993428B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001370121A JP3993428B2 (ja) 2001-12-04 2001-12-04 剥離工具及び剥離装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001370121A JP3993428B2 (ja) 2001-12-04 2001-12-04 剥離工具及び剥離装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003164813A true JP2003164813A (ja) 2003-06-10
JP3993428B2 JP3993428B2 (ja) 2007-10-17

Family

ID=19179393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001370121A Expired - Fee Related JP3993428B2 (ja) 2001-12-04 2001-12-04 剥離工具及び剥離装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3993428B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100812470B1 (ko) 2006-03-16 2008-03-10 황위밍 필름 박리 장치
KR20190078799A (ko) * 2017-12-27 2019-07-05 주식회사 에스에프에이 보호 필름 박리장치 및 그를 포함하는 기능성 필름 부착시스템
KR20200082589A (ko) * 2018-12-31 2020-07-08 주식회사 에스에프에이 다관절 로봇식 보호 필름 박리장치
JP2020147401A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 タキロンシーアイ株式会社 保護フィルムの剥離装置
KR102539771B1 (ko) * 2022-10-26 2023-06-02 주식회사 지에스아이 패널로부터 박리된 보호필름을 수거하기 위한 장치
KR102573580B1 (ko) * 2022-12-09 2023-09-01 (주)우남테크 금속판 표면의 보호비닐을 선택적으로 제거하기 위한 보호비닐 제거시스템

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100812470B1 (ko) 2006-03-16 2008-03-10 황위밍 필름 박리 장치
KR20190078799A (ko) * 2017-12-27 2019-07-05 주식회사 에스에프에이 보호 필름 박리장치 및 그를 포함하는 기능성 필름 부착시스템
KR102010247B1 (ko) * 2017-12-27 2019-08-13 주식회사 에스에프에이 보호 필름 박리장치 및 그를 포함하는 기능성 필름 부착시스템
KR20200082589A (ko) * 2018-12-31 2020-07-08 주식회사 에스에프에이 다관절 로봇식 보호 필름 박리장치
KR102206345B1 (ko) 2018-12-31 2021-01-22 주식회사 에스에프에이 다관절 로봇식 보호 필름 박리장치
JP2020147401A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 タキロンシーアイ株式会社 保護フィルムの剥離装置
JP7184286B2 (ja) 2019-03-13 2022-12-06 タキロンシーアイ株式会社 保護フィルムの剥離装置
KR102539771B1 (ko) * 2022-10-26 2023-06-02 주식회사 지에스아이 패널로부터 박리된 보호필름을 수거하기 위한 장치
KR102573580B1 (ko) * 2022-12-09 2023-09-01 (주)우남테크 금속판 표면의 보호비닐을 선택적으로 제거하기 위한 보호비닐 제거시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP3993428B2 (ja) 2007-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002104726A (ja) 軟弱部材剥離装置
JP2003164813A (ja) 剥離工具及び剥離装置
JP2018162094A (ja) シート貼付装置および貼付方法
JPH10258818A (ja) ラベル貼付方法および装置
JP2010089905A (ja) 保護膜剥離装置及びフラットディスプレイパネル
JP7390124B2 (ja) シート貼付装置およびシート貼付方法
JP2003171060A (ja) 粘着部品の剥離工具と剥離方法及び剥離装置
JP2019009182A (ja) シート貼付装置および貼付方法
JPH07315682A (ja) シート状接着材の剥離フィルムの剥離方法及び剥離装置
TWI713138B (zh) 薄片黏貼裝置及黏貼方法與黏著薄片料捲
JP2012115804A (ja) 貼付物除去装置
JP2003081232A (ja) 粘着部品の貼付け方法と粘着部品貼付け工具とその使用方法及び粘着部品貼付け装置
JP2019145569A (ja) シート貼付装置およびシート貼付方法
JP3938654B2 (ja) 貼付部材剥離装置
JP2003225824A (ja) 剥離工具及び剥離装置
JP2002316087A (ja) 粘着部品の剥離方法と剥離工具及び剥離装置
JP6628689B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP2004307211A (ja) 粘着シール転写具
JP4390432B2 (ja) 剥離工具及び剥離装置
JP2002036042A (ja) 軟弱部材剥離装置
JP2019153641A (ja) シート供給装置およびシート供給方法、並びに、シート貼付装置およびシート貼付方法
JP2003308018A (ja) 接着物分離機構
JP4223826B2 (ja) 部品剥がし工具及び部品剥がし装置
JP2003155012A (ja) 粘着部品貼付け工具及び粘着部品貼付け装置
JP4295735B2 (ja) カス上げ方法、カス上げ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070724

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130803

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees