JP4830659B2 - 液滴吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液滴を吐出する液滴吐出装置に関する。
インクジェット記録装置等の液滴吐出装置では、インク滴がノズル周囲に付着することで、インク吐出方向が傾いたり、インク滴径及びインク滴の吐出速度がばらついたりすることがある。そこで、所定時間または所定印字枚数毎に印字を停止し、ノズル面を清掃することが行われている。
このようなインクジェット記録装置としては、例えば、ノズル面にインクを張り出させてワイピングするものがある(特許文献1参照)。つまり、ノズル面が乾燥した状態でワイピングすると、ノズル面に傷がつく恐れがあるため、ワイピングの前にノズル面にインクを張り出させることでノズル面を濡らし、ワイピングによってノズル面に傷が付くのを防止している。
特願2005−150167号
特許文献1では、リザーバタンクを上昇させてノズル面よりも高くし、水頭差によってノズル面にインクを溢れ出させている。
このような構成では、リザーバタンクを上昇させるためのスペースが必要となったり、リザーバタンクを上昇させるための機構が必要となる。このため、必要以上に装置が大型化してしまう恐れがあり、また、複雑な機構を備えることで装置がコストアップしてしまう。
本発明は上記問題を考慮し、リザーバタンクを移動させることなく、ノズルからの圧力でインクを張り出させることを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、ノズルから液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドへ供給する液体が貯留された液体貯留部と、前記液滴吐出ヘッドと前記液体貯留部とを連結する第1流路と、前記液滴吐出ヘッドと前記液体貯留部とを連結し、前記液滴吐出ヘッド内で前記第1流路と通じる第2流路と、前記第1流路と前記第2流路に連結されたバイパス流路と、前記第1流路の前記バイパス流路より前記液体貯留部側に設けられ、該液体貯留部の液体と前記液滴吐出ヘッド内の液体を循環させる送液手段と、前記バイパス流路に設けられ、所定値以上の圧力がかかると開放し該バイパス流路を通じて前記第1流路側から前記第2流路側へ液体を流すリリーフ弁と、を有して構成され、前記送液手段は、前記液滴吐出ヘッドの液滴吐出面から液体が張り出す圧力で液体を送液し、前記所定値は、前記液体が張り出す圧力であって、張り出した液体のメニスカスが破壊される圧力より小さいことを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、液滴吐出ヘッドと液体貯留部とを連結する第1流路と、液滴吐出ヘッドと液体貯留部とを連結して液滴吐出ヘッド内で第1流路と通じる第2流路とで、循環路が形成されている。この循環流路はバイパス流路によって連結されており、第1流路を通じて液滴吐出ヘッドへ流れる液体は、バイパス流路を通じて第2流路へも流れる。バイパス流路には圧力制御手段が設けられており、この圧力制御手段によって、液滴吐出ヘッドへ流れる液体の圧力が制御される。すなわち、この圧力制御手段は、液滴吐出ヘッドへ流れる液体の圧力が、所定値よりも大きくなると、液体を第1流路から第2流路へ流すので、第1流路を通じて液滴吐出ヘッドには所定の圧力の液体が流れ込むようになっている。これにより、液滴吐出ヘッドのノズル面の液体の張り出し量が常に一定となる。このように、ノズルから液体を張り出させる際のポンプの駆動力の変動による液体の圧力の変動や、液体を過剰に循環させた場合に過剰な圧力が液滴吐出ヘッドに掛かってしまうことを、圧力制御手段によって制御できるため、液滴吐出ヘッドへ流れる液体の圧力を一定に保持できる。
請求項2に記載の本発明は、前記第1流路には、前記送液手段を跨いで該第1流路の前記液体貯留部側と前記液滴吐出ヘッド側をバイパスする送液バイパス流路が設けられ、前記送液バイパス流路には送液開閉弁が設けられていることを特徴としている。請求項3に記載の本発明は、ノズルから液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドへ供給する液体が貯留された液体貯留部と、前記液滴吐出ヘッドと前記液体貯留部とを連結する第1流路と、前記液滴吐出ヘッド内で前記第1流路と通じる第2流路と、前記第2流路と連結され前記液滴吐出ヘッドから液体が流入される廃液タンクと、前記第1流路と前記第2流路に連結されたバイパス流路と、前記第1流路の前記バイパス流路より前記液体貯留部側に設けられ、該液体貯留部の液体と前記液滴吐出ヘッド内の液体を循環させる送液手段と、前記バイパス流路に設けられ、所定値以上の圧力がかかると開放し該バイパス流路を通じて前記第1流路側から前記第2流路側へ液体を流すリリーフ弁と、前記バイパス流路に設けられた開閉弁と、前記第1流路に設けられ、前記送液手段を跨いで該第1流路の前記液体貯留部側と前記液滴吐出ヘッド側をバイパスする送液バイパス流路と、前記送液バイパス流路に設けられた送液開閉弁と、を有して構成され、前記送液手段は、前記液滴吐出ヘッドの液滴吐出面から液体が張り出す圧力で液体を送液し、前記所定値は、前記液体が張り出す圧力であって、張り出した液体のメニスカスが破壊される圧力より小さいことを特徴としている。
請求項4に記載の本発明は、前記バイパス流路には、前記リリーフ弁よりも前記第1流路側に開閉弁が設けられていることを特徴としている。請求項5に記載の本発明は、ノズルから液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドへ供給する液体が貯留された液体貯留部と、前記液滴吐出ヘッドと前記液体貯留部とを連結する第1流路と、前記液滴吐出ヘッドと前記液体貯留部とを連結し、前記液滴吐出ヘッド内で前記第1流路と通じる第2流路と、前記第1流路に設けられ、前記液体貯留部の液体と前記液滴吐出ヘッド内の液体を循環させる送液手段と、前記第2流路に設けられた開閉弁と、前記第2流路に設けられ、前記開閉弁を跨いで該第2流路の前記液体吐出ヘッド側と前記液体貯留部側をバイパスするバイパス流路と、前記バイパス流路に設けられ、所定値以上の圧力がかかると開放して液体を流すリリーフ弁と、を有して構成され、前記送液手段は、前記液滴吐出ヘッドの液滴吐出面から液体が張り出す圧力で液体を送液し、前記所定値は、前記液体が張り出す圧力であって、張り出した液体のメニスカスが破壊される圧力より小さいことを特徴としている。
本発明は上記構成としたので、液体貯留部を移動させることなく、ノズルからの圧力で液体を張り出させることが可能となる。また、液体貯留部を移動させることがないので、移動機構等の複雑な機構を設ける必要がなく、装置の小型化が可能となると共に、低コスト化がはかれる。
まず、本発明の第1の実施形態に係る液滴吐出装置としてのインクジェット記録装置10について説明する。図1には、インクジェット記録装置10が示されている。
図1に示すように、インクジェット記録装置10の筐体14内の下部には給紙トレイ16が備えられており、給紙トレイ16内に積層された用紙をピックアップロール18で1枚ずつ取り出すことができる。取り出された用紙は、所定の搬送経路22を構成する複数の搬送ロール対20で搬送される。
給紙トレイ16の上方には、駆動ロール24及び従動ロール26に張架された無端状の搬送ベルト28が配置されている。搬送ベルト28の上方には記録ヘッドアレイ30が配置されており、搬送ベルト28の平坦部分28Fに対向している。この対向した領域が、記録ヘッドアレイ30からインク滴が吐出される吐出領域SEとなっている。搬送経路22を搬送された用紙は、搬送ベルト28で保持されてこの吐出領域SEに至り、記録ヘッドアレイ30に対向した状態で、記録ヘッドアレイ30から画像情報に応じたインク滴が付着される。
記録ヘッドアレイ30は、本実施形態では、有効な記録領域が用紙の幅(搬送方向と直交する方向の長さ)以上とされた長尺状とされ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、サイアン(C)、及びブラック(K)の4色それぞれに対応した4つの液滴吐出ヘッドとしてのインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッドという)32が搬送方向に沿って配置されており、フルカラーの画像を記録可能になっている。
各記録ヘッド32は、ヘッド駆動回路(図示省略)によって制御される。ヘッド駆動回路は、たとえば、画像情報に応じてインク滴の吐出タイミングや使用するインク吐出口(ノズル)を決め、駆動信号を記録ヘッド32に送る構成である。
また、記録ヘッドアレイ30は、搬送方向と直交する方向に不動とされていてもよいが、必要に応じて移動するように構成しておくと、マルチパスによる画像記録で、より解像度の高い画像を記録したり、記録ヘッド32の不具合を記録結果に反映させないようにしたりできる。
記録ヘッドアレイ30の両側には、それぞれの記録ヘッド32に対応した4つのメンテナンスユニット33が配置されている。図2に示すように、記録ヘッド32に対してキャップを行う場合に、メンテナンスユニット33は、記録ヘッドアレイ30を上方へ移動させて、搬送ベルト28との間に構成された間隙に移動して入り込み、そして、ノズル面32N(図3参照)に対向した状態で、所定のメンテナンス動作(吸引、ワイピング、キャッピング等)を行う。
図3に示すように、記録ヘッドアレイ30の上流側には、電源38が接続された帯電ロール36が配置されている。帯電ロール36は、従動ロール26との間で搬送ベルト28及び用紙を挟みつつ従動し、用紙を搬送ベルト28に押圧する押圧位置と、搬送ベルト28から離間した離間位置との間を移動可能とされている。押圧位置では、接地された従動ロール26との間に所定の電位差が生じるため、用紙に電荷を与えて搬送ベルト28に静電吸着させることができる。
記録ヘッドアレイ30の下流側には、剥離プレート40が配置されており、用紙を搬送ベルト28から剥離させる。剥離された用紙は、剥離プレート40の下流側で排紙経路44を構成する複数の排紙ロール対42で搬送され、筐体14の上部に設けられた排紙トレイ46に排出される。
また、図1及び図2に示すように、記録ヘッドアレイ30の上方には、各色のインクを貯留するメインタンク(インクタンク)34が配置されている。
メインタンク34と記録ヘッド32の間には、図4に示すように、液体貯留部としてのリザーバタンク50が配設されている。リザーバタンク50には、メインタンク34(図1参照)のインクが必要に応じて補給され、貯留されるようになっている。そして、リザーバタンク50に貯留されたインクが、記録ヘッド32へ補給される構成とされている。
リザーバタンク50の上面には、大気開放口52が設けられている。大気開放口52は常に大気に開放された状態にあり、リザーバタンク50内のインクの液面には大気圧が掛かった状態とされている。
リザーバタンク50と記録ヘッド32は、循環往路54及び循環復路56によって連結されている。これにより、リザーバタンク50と記録ヘッド32の間で、循環往路54及び循環復路56を介してインクが循環されるようになっている。
循環往路54には循環ポンプ58が設けられている。本実施形態では、循環ポンプ58は、非動作時(循環ポンプの停止時)にはインクを通さないチューブポンプを用いている。この循環ポンプ58を駆動させると、循環往路54又は循環復路56を介してリザーバタンク50から記録ヘッド32へインクが流れ込むようになっている。
なお、図4では、後述するバイパス路60及びバイパス路60に設けられた開閉弁62、リリーフ弁64は省略している。
図5は、リザーバタンク50と記録ヘッド32を、模式化した図である。理解を容易にするため、図5以降は、リザーバタンク50と記録ヘッド32の模式図を用いて説明する。
循環往路54と循環復路56は、バイパス路60によって連結されている。バイパス路60は、循環往路54の循環ポンプ58が設けられた位置よりも、記録ヘッド32側に連結されている。これにより、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かって循環往路54をインクが流れるように循環ポンプ58を駆動すると、記録ヘッド32とバイパス路60にインクが流れ込むようになっている。
バイパス路60には、開閉弁62が設けられている。開閉弁62を開放すると、バイパス路60に流れ込んだインクが、後述する圧力制御手段としてのリリーフ弁64を介して循環復路56に流れ込むようになっている。
また、バイパス路60には、開閉弁62が設けられた位置よりも循環復路56側に、バイパス路60を流れるインクの圧力が所定値以上になると開放となるリリーフ弁64が設けられている。つまり、バイパス路60に流れ込んだインクによって、リリーフ弁64の前後(循環往路54側と循環復路56側)で圧力差が所定値以上となると、リリーフ弁64が開放するようになっている。
これにより、開閉弁62を開放して、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かって循環往路54をインクが流れるように循環ポンプ58を駆動したとき、バイパス路60に流れ込んだインクの圧力が所定値以上であれば、リリーフ弁64が開いて、インクはバイパス路60から循環復路56に流れ込む。
したがって、開閉弁62を開放した状態で循環ポンプ58を駆動して、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かってインクを流したとき、インクの圧力が変動しても、リリーフ弁64が開放して上昇した圧力を逃がすので、記録ヘッド32に流れ込むインクの圧力が一定となる。
すなわち、リリーフ弁64の開放圧力を、ノズルからインクが張り出してメニスカスが形成される圧力に設定しておけば、循環ポンプ58の駆動によりインクが過剰に循環されたとしても、メニスカスが破壊されてノズルからインクが溢れ出すことがない。
たとえば、リリーフ弁64の開放値をPとしたとき、
0<P<メニスカス破壊圧
この式が成り立つように開放値Pを設定する。ここでのP=0とは、インクがノズル面32Nから張り出さず、ノズル面32Nと同一面にインクが位置している状態である。
なお、本実施形態では、メニスカス破壊圧が40mmHOである記録ヘッド32を使用している。そこで、リリーフ弁64の開放値P(圧力P)を0<P<40mmHOとなるように設定した。
なお、0<P≦10mmHOで圧力Pを設定すると、ノズルからのインクの張り出し量が、ワイピングをするに当たって少な過ぎるため、ノズル面32Nを傷つけてしまう恐れがある。また、30≦P<40mmHOで圧力Pを設定すると、環境変化等の外乱によりメニスカスの破壊が発生する可能性が高くなる。そこで、10<P<30mmHOで圧力Pを設定することが望ましい。これにより、ノズル面32Nからインクが張り出し、メニスカスも破壊されない。
ここで、インク吐出時(印刷時)、メンテナンス時におけるインク張り出し時及びインク循環時のインクジェット記録装置10の各動作について説明する。
図6(A)には、インク吐出時におけるインクジェット記録装置10の動作が示されている。インク吐出時には、開閉弁62を閉鎖する。そして、記録ヘッド32のノズルからインクが吐出されると、記録ヘッド32内が負圧となって、循環復路56を介して、リザーバタンク50から記録ヘッド32へインクが流れ込む。
図6(B)には、メンテナンス時においてノズル面32Nからインクを張り出させる、所謂インク張り出し時におけるインクジェット記録装置10の動作が示されている。インク張り出し時には、開閉弁62を開放する。そして、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かって、循環往路54をインクが流れるように循環ポンプ58を駆動させる。なお、循環ポンプ58は、記録ヘッドへ流れ込んだインクによってノズルからインクが張り出すだけの圧力で駆動させる。
このとき、記録ヘッド32へ流れ込むインクの圧力がリリーフ弁64の開放値以上であれば、リリーフ弁64が開放されて、バイパス路60から循環復路56へインクが流れ込む。
これにより、記録ヘッド32へ流れ込むインクの圧力は、所定値(ノズル面に形成されるメニスカスを破壊しない値)に保たれるので、ノズルからインクが張り出しても、メニスカスが破壊されてインクが溢れ出すことがない。
図6(C)には、インク循環時におけるインクジェット記録装置10の動作が示されている。リザーバタンク50と記録ヘッド32の間でインクを循環させる時には、開閉弁62を閉鎖し、記録ヘッド32のノズル面32Nにキャップ部材66を密着させる。
そして、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かって、循環往路54をインクが流れるように循環ポンプ58を駆動する。
これにより、循環往路54を介してリザーバタンク50から記録ヘッド32へインクが流れ込み、循環復路56を介して記録ヘッド32からリザーバタンク50へインクが流れ込んで、リザーバタンク50と記録ヘッド32の間でインクが循環される。このとき、記録ヘッド32内で発生した気泡は、リザーバタンク50へ送り込まれて、大気開放口52から大気中に排出されるようになっている。
次に、本発明の第1の実施形態に係るインクジェット記録装置10の動作について説明する。
図1に示すように、画像形成時には、メンテナンスユニット33は、記録ヘッドアレイ30の両側に移動し、記録ヘッドアレイ30は、搬送ベルト28に近接する。
給紙トレイ16からピックアップロール18によって用紙が1枚ずつ取り出され、搬送ロール対20に送り込まれる。そして、搬送経路22を通って吐出領域SEに搬送される。そして、各記録ヘッド32からY、M、C、Kのインクが用紙上に吐出されて、用紙にはフルカラー画像が記録される。
フルカラー画像が記録された用紙は、剥離プレート40(図3参照)によって搬送ベルト28上から剥離され、排紙経路44に搬送される。排紙経路44に搬送された用紙は、排紙ロール対42によって排紙トレイ46に向かって搬送される。
ところで、画像を記録して所定時間経過した後、または所定枚数の用紙に画像を記録した後に、インクジェット記録装置10全体を制御する制御コンピュータ(図示省略)は、ノズル面32Nに付着したインクを除去するため、ワイピング命令を出す。
ワイピング命令が出されると、図8のフローチャートに示される動作に従ってワイピング動作が実行される。このときのワイピング動作の概要を図7に示す。
図8のステップ100において、図7(A)に示すように、開閉弁62が開放される。そして、次のステップ102で、循環ポンプ58が駆動される。これにより、リザーバタンク50から循環往路54にインクが流れ込む。
リザーバタンク50から循環往路54に流れ込んだインクは、バイパス路60へも流れ込む。このとき、記録ヘッド32へ流れ込んだインクの圧力がリリーフ弁64の開放値以上であれば、リリーフ弁64が開放されて、バイパス路60から循環復路56へインクが流れ込む。
記録ヘッド32にインクが流れ込むと、図7(B)に示すように、ノズルからインクが張り出して、ノズル面32Nに凸形状のメニスカスが形成される。
そして、次のステップ104で、図7(C)に示すように、ブレード68が矢印の方向に往復移動しながらノズル面32Nをワイピングする。このように、ワイピング前にノズルからインクを張り出させることで、ノズル面32Nが乾燥した状態でワイピングしてしまうことがないので、ノズル面32Nに傷が付きにくくなる。
ワイピングが終了すると、ステップ106に進み、循環ポンプ58が停止されて、次のステップ108で、開閉弁62が閉鎖される。このとき、図7(D)に示すように、ノズル面32Nには、最初のワイピングで除去しきれずにインクが残っていたり、記録ヘッド32内の圧力によって、再びノズルからインクが張り出すことがある。
そこで、次のステップ110で、図7(E)に示すように、再度ブレード68を矢印の方向に往復移動させて、ノズル面32Nをワイピングする。これにより、ノズル面32Nからインクが完全に除去される。
このように、ノズルからインクを張り出させる際の循環ポンプ58の駆動力の変動によるインクの圧力の変動や、インクを過剰に循環させた場合に過剰な圧力が記録ヘッド32に掛かってしまうことを、リリーフ弁64によって制御できるため、記録ヘッド32へ流れるインクの圧力を一定に保持できる。
また、循環ポンプ58とリリーフ弁64によって、記録ヘッド32へ流れるインクの圧力を制御できるため、リザーバタンク50を上下方向に移動させることでリザーバタンク50と記録ヘッド32間の水頭差を変化させて、記録ヘッド32に掛かる圧力を制御する従来方式と比較すると、リザーバタンク50を上下に移動させる機構などの複雑な構成を必要としない。これにより、インクジェット記録装置10全体が小型化され、低コスト化が図れる。
なお、本実施形態では、循環ポンプ58を駆動させたとき、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かってインクが循環往路54を流れる構成で説明したが、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かってインクが循環復路56を流れるように循環ポンプ58を駆動させてもよい。つまり、バイパス路60に開閉弁62が設けられているため、インクを循環させる方向が限定されない。
次に、本発明の第2の実施形態に係るインクジェット記録装置について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図9に示すように、循環往路54と循環復路56を連結するバイパス路60には、リリーフ弁64のみが設けられている。
この実施形態におけるインク吐出時、メンテナンス時におけるインク張り出し時及びインク循環時のインクジェット記録装置の各動作について説明する。
図10(A)には、インク吐出時におけるインクジェット記録装置の動作が示されている。インク吐出時において、記録ヘッド32のノズルからインクが吐出されると、記録ヘッド32内が負圧となって、循環復路56を介して、リザーバタンク50から記録ヘッド32へインクが流れ込む。なお、循環往路54に設けられた循環ポンプ58は駆動されないため、循環往路54を介してリザーバタンク50から記録ヘッド32へはインク供給がされない。
図10(B)には、インク張り出し時におけるインクジェット記録装置の動作が示されている。リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かって、循環往路54をインクが流れるように循環ポンプ58を駆動させる。
このとき、循環往路54を流れるインクは、バイパス路60へも流れ込む。記録ヘッド32へ流れ込んだインクの圧力がリリーフ弁64の開放値以上であれば、リリーフ弁64が開放されて、バイパス路60から循環復路56へインクが流れ込む。
これにより、記録ヘッド32へ流れ込むインクの圧力は、所定値(ノズル面に形成されるメニスカスを破壊しない値)に保たれるので、ノズルからインクが張り出しても、メニスカスが破壊されインクが溢れ出すことがない。
図10(C)には、インク循環時におけるインクジェット記録装置の動作が示されている。リザーバタンク50と記録ヘッド32の間でインクを循環させる時には、記録ヘッド32のノズル面32Nにキャップ部材66を密着させる。そして、循環復路56を、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かってインクが流れるように循環ポンプ58を駆動する。これにより、循環復路56を介してリザーバタンク50から記録ヘッド32へインクが流れ込み、循環往路54を介して記録ヘッド32からリザーバタンク50へインクが流れ込んで、リザーバタンク50と記録ヘッド32の間でインクが循環される。
なお、循環ポンプ58は、循環往路54のバイパス路60よりもリザーバタンク50側に設けられているため、インク循環時にはバイパス路60から循環往路54に向かう方向に圧力が発生する。つまり、バイパス路60には吸引力が働く。これにより、リリーフ弁64には、常に弁を閉じる圧力が作用するので、循環往路54からバイパス路60に向かってインクが流れることがない。
このように、インク張り出し時とインク循環時とで、インクの循環方向を変えれば、バイパス路60に開閉弁を設ける必要がない。
次に、本発明の第3の実施形態に係るインクジェット記録装置について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図11に示すように、循環往路54には、リザーバタンク50と循環ポンプ58及び、循環ポンプ58とバイパス路60との間を連結するようにして、バイパス路70が設けられている。つまり、循環ポンプ58を跨ぐようにしてバイパス路70が設けられている。
このバイパス路70にはバイパス弁72が設けられており、バイパス弁72を開放すると、バイパス路70を介して循環往路54をインクが流れるようになっている。
この実施形態におけるインク吐出時、メンテナンス時におけるインク張り出し時及びインク循環時のインクジェット記録装置の各動作について説明する。
図12(A)には、インク吐出時におけるインクジェット記録装置の動作が示されている。インク吐出時には、バイパス弁72を開放し、開閉弁62を閉鎖する。そして、記録ヘッド32のノズルからインクが吐出されると、記録ヘッド32内が負圧となって、循環復路56を介して、リザーバタンク50から記録ヘッド32へインクが流れ込む。また、バイパス路70を介して、リザーバタンク50内のインクが、循環往路54から記録ヘッド32へ流れ込む。
つまり、記録ヘッド32からインクを吐出する際に、記録ヘッド32には循環復路56だけでなく循環往路54からも、リザーバタンク50内のインクが供給可能となるので、インク吐出時にインク切れを起こしにくくなる。
図12(B)には、インク張り出し時におけるインクジェット記録装置の動作が示されている。インク張り出し時には、開閉弁62を開放し、バイパス弁72を閉鎖する。そして、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かって、バイパス路70及び循環往路54をインクが流れるように循環ポンプ58を駆動させる。
このとき、循環往路54を流れるインクは、バイパス路60へも流れ込む。記録ヘッド32へ流れ込んだインクの圧力がリリーフ弁64の開放値以上であれば、リリーフ弁64が開放されて、バイパス路60から循環復路56へインクが流れ込む。
これにより、記録ヘッド32へ流れ込むインクの圧力は、所定値(ノズル面に形成されるメニスカスを破壊しない値)に保たれるので、ノズルからインクが張り出しても、メニスカスが破壊されインクが溢れ出すことがない。
図12(C)には、インク循環時におけるインクジェット記録装置の動作が示されている。リザーバタンク50と記録ヘッド32の間でインクを循環させる時には、開閉弁62を閉鎖すると共にバイパス弁72を閉鎖し、記録ヘッド32のノズル面32Nにキャップ部材66を密着させる。
そして、循環往路54を、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かってインクが流れるように循環ポンプ58を駆動する。これにより、循環往路54を介してリザーバタンク50から記録ヘッド32へインクが流れ込み、循環復路56を介して記録ヘッド32からリザーバタンク50へインクが流れ込んで、リザーバタンク50と記録ヘッド32の間でインクが循環される。
次に、本発明の第4の実施形態に係るインクジェット記録装置について説明する。なお、第1の実施形態及び第3の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図13に示すように、循環往路54と循環復路56を連結するバイパス路60には、リリーフ弁64のみが設けられている。
この実施形態におけるインク吐出時、メンテナンス時におけるインク張り出し時及びインク循環時のインクジェット記録装置の各動作について説明する。
図14(A)には、インク吐出時におけるインクジェット記録装置の動作が示されている。インク吐出時にはバイパス弁72を開放し、記録ヘッド32のノズルからインクが吐出されると、記録ヘッド32内が負圧となって、循環復路56を介して、リザーバタンク50から記録ヘッド32へインクが流れ込む。また、バイパス路70を介して、リザーバタンク50内のインクが、循環往路54から記録ヘッド32へ流れ込む。
図14(B)には、インク張り出し時におけるインクジェット記録装置の動作が示されている。バイパス弁72を閉鎖して循環ポンプ58を駆動させる。これにより、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かって、循環往路54をインクが流れるように循環ポンプ58を駆動させる。
このとき、循環往路54を流れるインクは、バイパス路60へも流れ込む。記録ヘッド32へ流れ込んだインクの圧力がリリーフ弁64の開放値以上であれば、リリーフ弁64が開放されて、バイパス路60から循環復路56へインクが流れ込む。
これにより、記録ヘッド32へ流れ込むインクの圧力は、所定値(ノズル面に形成されるメニスカスを破壊しない値)に保たれるので、ノズルからインクが張り出しても、メニスカスが破壊されインクが溢れ出すことがない。
図14(C)には、インク循環時におけるインクジェット記録装置の動作が示されている。リザーバタンク50と記録ヘッド32の間でインクを循環させる時には、開閉弁62を閉鎖すると共にバイパス弁72を閉鎖し、記録ヘッド32のノズル面32Nにキャップ部材66を密着させる。
そして、循環復路56を、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かってインクが流れるように循環ポンプ58を駆動する。これにより、循環復路56を介してリザーバタンク50から記録ヘッド32へインクが流れ込み、循環往路54を介して記録ヘッド32からリザーバタンク50へインクが流れ込んで、リザーバタンク50と記録ヘッド32の間でインクが循環される。
第2の実施形態と同様に、本構成において、インク張り出し時とインク循環時とで、インクの循環方向を変えれば、バイパス路60に開閉弁を設ける必要がない。
次に、本発明の第5の実施形態に係るインクジェット記録装置について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図15に示すように、循環往路54と循環復路56には、これらを連結するバイパス路は設けられておらず、循環復路56には開閉弁74が設けられている。また、循環復路56には、リザーバタンク50と開閉弁74及び、開閉弁74と記録ヘッド32との間を連結するようにしてバイパス路76が設けられている。つまり、開閉弁74を跨ぐようにしてバイパス路76が設けられている。
バイパス路76には、バイパス路76を流れるインクの圧力が所定値以上になると開放するリリーフ弁78が設けられている。つまり、バイパス路76に流れ込んだインクによって、リリーフ弁78の前後(記録ヘッド32側とリザーバタンク50側)が所定の圧力差になると、リリーフ弁78が開放するようになっている。
この実施形態におけるインク吐出時、メンテナンス時におけるインク張り出し時及びインク循環時のインクジェット記録装置の各動作について説明する。
図16(A)には、インク吐出時におけるインクジェット記録装置の動作が示されている。インク吐出時には、開閉弁74を開放し、記録ヘッド32のノズルからインクが吐出されると、記録ヘッド32内が負圧となって、循環復路56を介して、リザーバタンク50から記録ヘッド32へインクが流れ込む。なお、循環往路54に設けられた循環ポンプ58は駆動されないため、循環往路54を介してリザーバタンク50から記録ヘッド32へはインク供給がされない。
図16(B)には、インク張り出し時におけるインクジェット記録装置の動作が示されている。インク張り出し時には、開閉弁74を閉鎖し、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かって、循環往路54をインクが流れるように循環ポンプ58を駆動させる。そして、記録ヘッド32へ流れ込んだインクは、循環復路56からバイパス路76へ流れ込む。
バイパス路76へ流れ込んだインクの圧力が、リリーフ弁78の開放値よりも小さいと、リリーフ弁78は開放されず、インクは循環復路56を流れない。つまり、記録ヘッド32へ流れ込んだインクは、循環復路56を流れる途中で堰き止められた状態となる。そして、更に記録ヘッド32へインクが流れ込むと、循環復路56に流れ込むインクの圧力が上昇して、バイパス路76へ流れ込むインクの圧力がリリーフ弁78の開放値以上となる。これにより、リリーフ弁78が開放され、記録ヘッド32からリザーバタンク50へ向かって循環復路56及びバイパス路76をインクが流れる。
図16(C)には、インク循環時におけるインクジェット記録装置の動作が示されている。リザーバタンク50と記録ヘッド32の間でインクを循環させる時には、開閉弁74を開放し、記録ヘッド32のノズル面32Nにキャップ部材66を密着させる。
そして、循環往路54を、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かってインクが流れるように循環ポンプ58を駆動する。これにより、循環往路54を介してリザーバタンク50から記録ヘッド32へインクが流れ込み、循環復路56を介して記録ヘッド32からリザーバタンク50へインクが流れ込んで、リザーバタンク50と記録ヘッド32の間でインクが循環される。
このように、リザーバタンク50と記録ヘッド32の間でインクを循環させることで、記録ヘッド32内で発生した気泡は、リザーバタンク50へ送り込まれて、大気開放口52から大気中に排出されるようになっている。
次に、本発明の第6の実施形態に係るインクジェット記録装置について説明する。なお、第1の実施形態及び第3の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図17に示すように、リザーバタンク50と記録ヘッド32は、循環往路54によって連結されている。循環往路54には循環ポンプ58が設けられており、循環ポンプ58を駆動させると、循環往路54を介してリザーバタンク50から記録ヘッド32へインクが流れ込むようになっている。
また、記録ヘッド32は、廃インクタンク80と循環復路82によって連結されている。循環復路82には開閉弁84が設けられており、開閉弁84を開放すると、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ供給されたインクは、循環復路82を介して廃インクタンク80へ流れ込むようになっている。
つまり、リザーバタンク50と記録ヘッド32の間でインクは循環されないので、インク吐出時に記録ヘッド32内へ不純物等が侵入しても、インクは廃インクタンク80へ流れ込んで廃棄されるので、リザーバタンク50へ戻されることがない。これにより、リザーバタンク50内のインクは常に清潔に保たれて、不純物が記録ヘッド32へ侵入することがない。
循環往路54と循環復路82は、バイパス路60によって連結されている。バイパス路60は、循環往路54の循環ポンプ58が設けられた位置よりも、記録ヘッド32側に連結されている。これにより、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かって循環往路54をインクが流れるように循環ポンプ58を駆動すると、記録ヘッド32とバイパス路60にインクが流れ込むようになっている。
バイパス路60には、開閉弁62が設けられている。開閉弁62を開放すると、バイパス路60に流れ込んだインクが、リリーフ弁64を介して循環復路82に流れ込むようになっている。
これにより、開閉弁62を開放して、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かって循環往路54をインクが流れるように循環ポンプ58を駆動したとき、バイパス路60に流れ込んだインクの圧力が所定値以上であれば、リリーフ弁64が開いて、インクはバイパス路60から循環復路82に流れ込む。
したがって、開閉弁62を開放した状態で循環ポンプ58を駆動して、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かってインクを流したとき、インクの圧力が変動しても、リリーフ弁64が開放して上昇した圧力を逃がすので、記録ヘッド32に流れ込むインクの圧力が一定となる。
また、循環往路54には、リザーバタンク50と循環ポンプ58及び、循環ポンプ58とバイパス路60との間を連結するようにして、バイパス路70が設けられている。つまり、循環ポンプ58を跨ぐようにしてバイパス路70が設けられている。
このバイパス路70にはバイパス弁72が設けられており、バイパス弁72を開放すると、バイパス路70を介して循環往路54をインクが流れるようになっている。
この実施形態におけるインク吐出時、メンテナンス時におけるインク張り出し時及びインク循環時のインクジェット記録装置の各動作について説明する。
図18(A)には、インク吐出時におけるインクジェット記録装置の動作が示されている。インク吐出時には、バイパス弁72を開放し、開閉弁62及び開閉弁84を閉鎖する。そして、記録ヘッド32のノズルからインクが吐出されると、記録ヘッド32内が負圧となって、バイパス路70を介して、リザーバタンク50内のインクが、循環往路54から記録ヘッド32へ流れ込む。
図18(B)には、インク張り出し時におけるインクジェット記録装置の動作が示されている。インク張り出し時には、開閉弁62及び開閉弁84を開放し、バイパス弁72を閉鎖する。そして、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かって、バイパス路70及び循環往路54をインクが流れるように循環ポンプ58を駆動させる。
このとき、循環往路54を流れるインクは、バイパス路60へも流れ込む。記録ヘッド32へ流れ込んだインクの圧力がリリーフ弁64の開放値以上であれば、リリーフ弁64が開放されて、バイパス路60から循環復路82へインクが流れ込む。
これにより、記録ヘッド32へ流れ込むインクの圧力は、所定値(ノズル面に形成されるメニスカスを破壊しない値)に保たれるので、ノズルからインクが張り出しても、メニスカスが破壊されインクが溢れ出すことがない。
図18(C)には、インク循環時におけるインクジェット記録装置の動作が示されている。リザーバタンク50と記録ヘッド32の間でインクを循環させる時には、開閉弁62及びバイパス弁72を閉鎖し、開閉弁84を開放して、記録ヘッド32のノズル面32Nにキャップ部材66を密着させる。
そして、循環往路54を、リザーバタンク50から記録ヘッド32へ向かってインクが流れるように循環ポンプ58を駆動する。これにより、循環往路54を介してリザーバタンク50から記録ヘッド32へインクが流れ込み、循環復路82を介して記録ヘッド32から廃インクタンク80へインクが流れ込む。
なお、本発明の実施形態において、循環ポンプ58として、非動作時(循環ポンプの停止時)にはインクを通さないチューブポンプを用いた構成で説明したが、非動作時にインクを通すギヤポンプ等を循環ポンプとして用いたインクジェット記録装置においても、本発明を適用することができる。ギヤポンプ等を用いた場合、図19に示すように、第1の実施形態において、リザーバタンク50から記録ヘッド32流れ込んだインクが、廃インクタンク80へ流れ込む構成とすることも可能となる。
また、本発明の液滴吐出装置に搭載される液滴吐出ヘッドは、インクジェット記録ヘッドに限らず、高分子フィルムやガラス上に着色インクを吐出して行うディスプレイ用のカラーフィルターの作製、溶融状態のハンダを基板上に吐出して行う部品実装用のバンプの形成、有機EL溶液を基板上に吐出させて行うELディスプレイパネルの形成、溶融状態のハンダを基板上に吐出して行う電気実装用のバンプの形成など、様々な工業的用途を対象とした液滴吐出ヘッド一般に対して、適用可能である。
また、本発明の液滴吐出装置において、画像記録の対象となる「記録媒体」には、液滴吐出ヘッドが液滴を吐出する対象物であれば広く含まれる。したがって、記録媒体には、記録用紙やOHPシートなどが含まれるのはもちろんであるが、これら以外にも、たとえば、配線パターン等が形成される基板などが含まれる。
本発明の第1の実施形態のインクジェット記録装置の概略図である。 本発明の第1の実施形態のインクジェット記録装置の概略図である。 本発明の第1の実施形態のインクジェット記録装置の印字部の概略図である。 第1の実施形態のインクジェット記録装置に搭載されるリザーバタンクとインクジェット記録ヘッドの位置関係を示す概略図である。 第1の実施形態のインクジェット記録装置のリザーバタンクとインクジェット記録ヘッドの概略図である。 第1の実施形態のインクジェット記録装置のリザーバタンクとインクジェット記録ヘッドの概略図である。 第1の実施形態のインクジェット記録装置のリザーバタンクとインクジェット記録ヘッドの概略図である。 第1の実施形態のインクジェット記録装置の動作を示すフローチャートある。 第2の実施形態のインクジェット記録装置のリザーバタンクとインクジェット記録ヘッドの概略図である。 第2の実施形態のインクジェット記録装置のリザーバタンクとインクジェット記録ヘッドの概略図である。 第3の実施形態のインクジェット記録装置のリザーバタンクとインクジェット記録ヘッドの概略図である。 第3の実施形態のインクジェット記録装置のリザーバタンクとインクジェット記録ヘッドの概略図である。 第4の実施形態のインクジェット記録装置のリザーバタンクとインクジェット記録ヘッドの概略図である。 第4の実施形態のインクジェット記録装置のリザーバタンクとインクジェット記録ヘッドの概略図である。 第5の実施形態のインクジェット記録装置のリザーバタンクとインクジェット記録ヘッドの概略図である。 第5の実施形態のインクジェット記録装置のリザーバタンクとインクジェット記録ヘッドの概略図である。 第6の実施形態のインクジェット記録装置のリザーバタンクとインクジェット記録ヘッドの概略図である。 第6の実施形態のインクジェット記録装置のリザーバタンクとインクジェット記録ヘッドの概略図である。 その他の形態のインクジェット記録装置のリザーバタンクとインクジェット記録ヘッドの概略図である。
符号の説明
10 インクジェット記録装置(液滴吐出装置)
32 記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
50 リザーバタンク(液体貯留部)
52 大気開放口
54 循環往路(第1流路)
56 循環復路(第2流路)
58 循環ポンプ(圧力発生手段)
60 バイパス路(バイパス流路)
62 開閉弁
64 リリーフ弁(圧力制御手段)
66 キャップ部材
68 ブレード
70 バイパス路(送液バイパス流路)
72 バイパス弁(送液開閉弁)
74 開閉弁
76 バイパス路
78 リリーフ弁(圧力制御手段)
80 廃インクタンク
82 循環復路(第2流路)

Claims (5)

  1. ノズルから液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、
    前記液滴吐出ヘッドへ供給する液体が貯留された液体貯留部と、
    前記液滴吐出ヘッドと前記液体貯留部とを連結する第1流路と、
    前記液滴吐出ヘッドと前記液体貯留部とを連結し、前記液滴吐出ヘッド内で前記第1流路と通じる第2流路と、
    前記第1流路と前記第2流路に連結されたバイパス流路と、
    前記第1流路の前記バイパス流路より前記液体貯留部側に設けられ、該液体貯留部の液体と前記液滴吐出ヘッド内の液体を循環させる送液手段と、
    前記バイパス流路に設けられ、所定値以上の圧力がかかると開放し該バイパス流路を通じて前記第1流路側から前記第2流路側へ液体を流すリリーフ弁と、
    を有して構成され、
    前記送液手段は、前記液滴吐出ヘッドの液滴吐出面から液体が張り出す圧力で液体を送液し、
    前記所定値は、前記液体が張り出す圧力であって、張り出した液体のメニスカスが破壊される圧力より小さいことを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 前記第1流路には、前記送液手段を跨いで該第1流路の前記液体貯留部側と前記液滴吐出ヘッド側をバイパスする送液バイパス流路が設けられ、前記送液バイパス流路には送液開閉弁が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
  3. ノズルから液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、
    前記液滴吐出ヘッドへ供給する液体が貯留された液体貯留部と、
    前記液滴吐出ヘッドと前記液体貯留部とを連結する第1流路と、
    前記液滴吐出ヘッド内で前記第1流路と通じる第2流路と、
    前記第2流路と連結され前記液滴吐出ヘッドから液体が流入される廃液タンクと、
    前記第1流路と前記第2流路に連結されたバイパス流路と、
    前記第1流路の前記バイパス流路より前記液体貯留部側に設けられ、該液体貯留部の液体と前記液滴吐出ヘッド内の液体を循環させる送液手段と、
    前記バイパス流路に設けられ、所定値以上の圧力がかかると開放し該バイパス流路を通じて前記第1流路側から前記第2流路側へ液体を流すリリーフ弁と、
    前記バイパス流路に設けられた開閉弁と、
    前記第1流路に設けられ、前記送液手段を跨いで該第1流路の前記液体貯留部側と前記液滴吐出ヘッド側をバイパスする送液バイパス流路と、
    前記送液バイパス流路に設けられた送液開閉弁と、
    を有して構成され、
    前記送液手段は、前記液滴吐出ヘッドの液滴吐出面から液体が張り出す圧力で液体を送液し、
    前記所定値は、前記液体が張り出す圧力であって、張り出した液体のメニスカスが破壊される圧力より小さいことを特徴とする液滴吐出装置。
  4. 前記バイパス流路には、前記リリーフ弁よりも前記第1流路側に開閉弁が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液滴吐出装置。
  5. ノズルから液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、
    前記液滴吐出ヘッドへ供給する液体が貯留された液体貯留部と、
    前記液滴吐出ヘッドと前記液体貯留部とを連結する第1流路と、
    前記液滴吐出ヘッドと前記液体貯留部とを連結し、前記液滴吐出ヘッド内で前記第1流路と通じる第2流路と、
    前記第1流路に設けられ、前記液体貯留部の液体と前記液滴吐出ヘッド内の液体を循環させる送液手段と、
    前記第2流路に設けられた開閉弁と、
    前記第2流路に設けられ、前記開閉弁を跨いで該第2流路の前記液体吐出ヘッド側と前記液体貯留部側をバイパスするバイパス流路と、
    前記バイパス流路に設けられ、所定値以上の圧力がかかると開放して液体を流すリリーフ弁と、
    を有して構成され、
    前記送液手段は、前記液滴吐出ヘッドの液滴吐出面から液体が張り出す圧力で液体を送液し、
    前記所定値は、前記液体が張り出す圧力であって、張り出した液体のメニスカスが破壊される圧力より小さいことを特徴とする液滴吐出装置。
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