JP2014097619A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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知己 井川
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Abstract

【課題】簡単な構造でインクの充填を行うと共にその際にノズルから無駄にインクが排出されるのを防止すること。
【解決手段】サブタンク2とヘッド1との間を接続する供給管5と戻し管7との間にバイパス管8を設け、このバイパス管8の流量はサブタンク2に貯留するインクの攪拌が可能となる流量とし、このバイパス管8との第1接続部分10より下流の供給管5には、ノズル101のメニスカスを破壊しない流量のインクが流れるようにする。これにより、サブタンク2の攪拌を行いながらヘッド1にインクを充填供給でき、且つ、ノズル101からインクが無駄に排出されるのを防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、インクの攪拌を行うことでインク微粒子の沈殿を防止する構造を備えたインクジェットプリンタに関するものである。
図4は、従来のインクジェット記録装置の一例を示す構成図である。このインクジェット記録装置900は、インクを貯留するインクタンク901と、インクタンク901から延出するインクの供給管902と、供給管902に設けたポンプ903と、供給管902に接続され複数のノズル905を有する記録ヘッド904と、記録ヘッド904から延出し且つ前記インクタンク901に接続した戻し管906と、供給管902と戻し管906との間に設けたバイパス管907とから構成されている。供給管902と記録ヘッド904との接続部分及び戻し管906と記録ヘッド904との接続部分にはそれぞれ弁401,402が設けられ、バイパス管907と供給管902及び戻し管906との接続部分にはそれぞれ弁403,404が設けられている。
前記記録ヘッド904の液室909には、インクタンク901から輸送されたインクが満たされる。通常の回復動作では、バイパス907の弁403,404を閉じ、ヘッド側の弁401,402を開け、ポンプ903によりインクを循環させる。このインクの輸送によりノズル905からインクが排出されて洗浄が行われる。
次に、インクを液室909及び戻し管906に充填する場合、まずバイパス907の弁403,404を閉じ、記録ヘッド側の弁401,402を開けた状態でインクの輸送を行い、液室909にインクを充填する。液室909にインクが充填された後、記録ヘッド904の弁401,402を閉じ且つバイパス907の弁403,404を開け、インクの輸送を行い前記戻し管906にインクを充填する。これにより、記録ヘッド904のノズル905からインクが無駄に排出されることなく、インク供給経路内にインクを充填できる。
特許第2753105号公報
しかしながら、上記従来のインクジェット記録装置900では、インク供給経路に4個の弁401〜404を用いているため、構造が複雑になり部品点数が増えてしまうという問題点があった。
そこで、この発明は、簡単な構造でインクの充填を行うと共にその際にノズルから無駄にインクが排出されるのを防止することを目的とする。
本発明に係るインクジェットプリンタは、インクを吐出するノズルを複数有するヘッドに対し、前記インクを供給する供給管及び当該ヘッドの液室からインクを導出する戻し管が接続され、当該供給管及び戻し管は、前記ヘッドに対してインクを供給するタンクに接続され、且つ、当該供給管及び戻し管との間にはバイパス管が連続的に接続され、前記供給管とバイパス管との第1接合部分より下流の当該供給管は、前記タンクの攪拌に必要な流量のインクが供給管に輸送された場合に前記ヘッドのノズルのメニスカスが破壊されない流量を得る形状とされていることを特徴とする。
即ち、この発明によれば、第1接合部分より下流の当該供給管の形状によりメニスカスを破壊することないようにインクの流量が制限されるので、前記供給管にタンクの攪拌に必要な流量のインクを流した場合でも、インクを無駄に排出することなくヘッドにインクを供給できる。また、タンク内を攪拌してインクの沈殿を防止できる。また、ヘッド内のインクは戻し管からタンクに戻るので、ヘッド内でもインク循環を行うことができる。なお、タンクは、ヘッドの上部に配置するサブタンク、ヘッドにインクを供給するメインタンクのいずれもが含まれる。更に、バイパス管は、供給管及び戻し管との間に連続的に接続されているので、弁等の流れを制御する可動の機械的構造を備えていない。このため、構造がシンプルになると共にトラブルが少なくなる。
また、別の観点では、本発明に係るインクジェットプリンタは、インクを吐出するノズルを複数有するヘッドに対し、前記インクを供給する供給管及び当該ヘッドの液室からインクを導出する戻し管が接続され、当該供給管及び戻し管は、前記ヘッドに対してインクを供給するタンクに接続され、且つ、当該供給管及び戻し管との間にはバイパス管が連続的に接続され、前記供給管とバイパス管との第1接続部分より下流の前記供給管を、その流量が前記バイパス管の流量より小さくなる形状としたことを特徴とする。
前記供給管の形状により第1接続部分より下流のインク流量をバイパス管の流量よりも小さくすることで、供給管からインクを流してもバイパス管に多くのインクが流れるので、ヘッドのメニスカスを破壊することなくインクをヘッドに供給でき、且つ、タンク内で沈殿したインク微粒子の攪拌を行える。また、ヘッド内のインクも戻し管からタンクに戻るので、ヘッド内のインク循環も行える。更に、バイパス管は、供給管及び戻し管との間に連続的に接続されているので、弁等の流れを制御する可動の機械的構造を備えていない。このため、構造がシンプルになると共にトラブルが少なくなる。
また、上記発明において、タンクを攪拌できる流量でのインクの輸送を、ヘッドに対するインクの必要供給時間以上に行うように制御するのが好ましい。
このように、ヘッドへのインクの供給時以外でもインクを輸送することで、タンク及びヘッドのインクを攪拌して、インク微粒子の沈殿を防止できる。
また、上記発明において、前記戻し管とバイパス管との第2接続部分は、バイパス管から戻し管へのインクの流れにより、戻し管の前記第2接続部分より上流からヘッド内のインクをエゼクタ作用により吸引するのが好ましい。
このようにバイパス管の大きなインクの流れによりヘッドからインクを吸引してタンクに戻すことで、ヘッド内のインクの循環を効果的に行うことができる。これにより、ヘッド内でのインクの沈殿を防止できる。
本発明によれば、供給管と戻し管との間にバイパス管を所定の接続形状により接続することで、簡単な構造でインクを無駄に排出することなくヘッドにインクを供給でき、且つ、タンク内を攪拌してインクの沈殿を防止できる。また、ヘッド内のインクは戻し管からタンクに戻るので、ヘッド内でもインク循環を行うことができる。
この実施の形態に係るインクジェットプリンタを示す構成図である。 供給管とバイパス管との第1接続部分の一例を示す概念図である。 戻し管とバイパス管との第2接続部分の一例を示す概念図である。 従来のインクジェット記録装置の一例を示す構成図である。
図1は、この実施の形態に係るインクジェットプリンタを示す構成図である。このインクジェットプリンタ100は、複数のノズル101を形成したノズル面102を有すると共に内部に液室103を有するヘッド1と、ヘッド1に接続されると共に当該ヘッド1の上部に配置され且つ内部にインクを貯留するサブタンク2と、サブタンク2にチューブ104を介して接続されたインクタンク3と、インクジェットプリンタ100の全体の動作を制御する制御部4とを備えている。チューブ104には、ポンプ105が設けられている。
前記ヘッド1は、印刷ユニットの一部を構成し、プリンタの左右方向に往復運動するキャリッジに保持される(図示省略)。前記サブタンク2は、内部に所定色のインクが貯留されてヘッド1に対して適宜インクを供給すると共に、その内部は当該サブタンク2に接続したポンプ106により負圧に維持されている。サブタンク2を負圧に維持することで、ノズル101の吐出口にメニスカスが形成される。ノズル101からのインクの吐出は、公知の圧電素子や発熱素子により行う形式のものが含まれる。
前記サブタンク2は、圧力変動を抑えるためのダンパーとして機能する。当該サブタンク2の下部から導出する供給管5は、ヘッド1の上部に接続されている。また、ヘッド1からは戻し管7が導出し、当該戻し管7はサブタンク2に接続されている。これによりサブタンク2とヘッド1との間にインク循環経路が構成される。戻し管7には、インクを輸送するポンプ6が設けられている。このポンプ6はヘッド1又はサブタンク2と一体構成でも良いし、別体として構成しても良い。ポンプ6は、例えばベーンポンプ等であり、インクを吸引してサブタンク2に戻す働きをし、常時運転されることでインク循環経路にインクを循環させている。更に、供給管5と戻し管7との間にはバイパス管8が接続される。バイパス管8は、ヘッド1に対する供給管5及び戻し管7の接続部分近傍に接続される。なお、このバイパス管8はヘッド1の一部として構成しても良い。
バイパス管8と供給管5との接続部分の形状ないし構造は、供給管5から最終的にヘッド1に供給されるインクがノズル101のメニスカス破壊を起こさない流量になるように設計するものとする。これに対し、サブタンク2に沈殿したインクの微粒子を攪拌するために必要な流量は、ヘッド1にインクを供給する場合よりも大きい。このため、サブタンク2の攪拌に必要な流量のインクをそのままヘッド1に流すとノズル101のメニスカスが破壊されるおそれがある。
このため、前記第1接続部分10では、バイパス管8に対してサブタンク2の攪拌が可能な流量のインクが流れ、且つ、ヘッド1にはメニスカスが破壊されない流量のインクが流れるように、供給管5及びバイパス管8の径や形状が設定されている。当該第1接続部分10の一例を下記に説明する。図2は、供給管5とバイパス管8との第1接続部分の一例を示す概念図である。供給管5aは一部が湾曲した湾曲部分51でバイパス管8に連続的に連結し、この下流には、圧力が小さくなる湾曲部分51の内側からヘッド1の液室103に至る供給管5bが延出する。第1接続部分10は、弁等の流れを制御する可動の機械的構造を備えていない。供給管5に輸送されたインクの多くがバイパス管8に導入される。一方、供給管5bには、圧力が低下している部分から当該供給管5bの径に応じた流量のインクが導入される。この供給管5bに流れるインクの流量は、下記バイパス管8のインク流量よりも小さい。
当該流量で供給管5bに輸送されたインクはヘッド1の液室103に供給される。このとき、ヘッド1に供給されるインクの流量は、サブタンク2を攪拌するための流量よりも小さくなるので、ヘッド1のメニスカスが破壊されることがない。一方、バイパス管8に流れるインクの流量は大きく、当該バイパス管8を流れるインクはそのまま戻し管7に導入され、サブタンク2に戻される。このインク循環系統によりサブタンク2内の攪拌が可能になる。また、本構造によれば、弁等の可動部品を用いることなく、供給管5及びバイパス管8やそれらの接続構造によりサブタンク2のインクの循環、ヘッド1へのインクの充填供給を可能にできる。なお、第1接続部分10の形状ないし構造は、上記目的を達成できるものであれば、図2に示した構造に限定されない。
前記ヘッド1の液室103に供給されるインクの流量と、当該バイパス管8へ流れるインクの流量を決定する方法として、ヘッド1のメニスカスを壊さない流量を求める必要がある。ヘッド1のメニスカスを壊さないための流量を求める上で、まずメニスカスを破壊しない圧力を知る必要があるが、ノズル101の半径をr、インクの表面張力をStとして、メニスカスを破壊しない圧力Pは、P≦2St/rの関係にあることが知られている。そこで、ヘッド1にインクが流れたことによるヘッドの圧力値が、メニスカスを破壊しない圧力値の1/10以下となるようにインクの流量を合わせる。これにより、ヘッド1の液室103と当該バイパス管8に流す流量がわかるので、供給管5、戻し管7及びバイパス管8の内径、管長等を調整して流量と攪拌を実現する。
図3は、戻し管とバイパス管との第2接続部分の一例を示す概念図である。戻し管7とバイパス管8との第2接続部分11は、湾曲して連続的に接続している。第2接続部分11は、弁等の流れを制御する可動の機械的構造を備えていない。この第2接続部分11は、戻し管7bの端部72は、湾曲部分71に対して下方から差し込まれて一体化した構造である。バイパス管8を流れるインクは、戻し管7の周囲を流れる。このため、管内に突出した戻し管7の端部72では、バイパス管8の中に戻し管72が配置されて断面積が小さくなって流れの速度が速くなる。このときのエゼクタ作用により吸引力が生じ、インクが吸い出される。このため、戻し管7bからヘッド1にインクが逆流せず、前記供給管5からインクが液室103に充填され、余分のインクが戻し管7aから導出される。これにより、ヘッド1内でもメニスカス破壊が起きない範囲でインクが循環することになる。また、本構造によれば、弁等の可動部品を用いずインクの循環、ヘッド1へのインクの充填供給を行うことができる。なお、第2接続部分11の形状ないし構造は、上記目的を達成できるものであれば、図2に示した構造に限定されない。
前記制御部4は、演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、以下のプロセスを実行するプログラムを格納したメモリを備える。また、ポンプ6,105,106を駆動するモータ等(図示省略)の駆動回路等も含まれる。なお、前記制御部4に命令を行うプログラムは、インクジェットプリンタに接続可能な記憶手段、外部のコンピュータ(インターネット空間で構築されるリソース形態を含む)等に格納されている場合がある。下記プロセス等の全ての制御は、当該制御プロセスを実行するプログラムに基づいて制御部4により行われる。
制御部4は、ポンプ6を所定の出力により駆動する。ポンプ6の駆動力はサブタンク2のインクを攪拌するのに必要な流量に基づいて定める。具体的には、サブタンク2を攪拌するのに必要となる流量を得るようにポンプ6を駆動し、その一方で、この流量により第1接続部分の下流の供給管5bの流量も定まるので、この供給管5bの流量がノズル101のメニスカスが破壊される流量を越えないようにする必要がある。実際にポンプ6の駆動により発生させる流量は、ヘッド1やサブタンク2等の設計条件によるため、計算又は実験的に取得し、制御部4に記憶しておく。
次に、このインクジェットプリンタ100の動作について説明する。メタリックインク、パールインク、白インクなどの顔料微粒子が含まれたインクは、これらの微粒子が溶剤に比べて比重が大きく、金属や鉱石から構成されているため、長時間の停滞によりインク微粒子が沈殿してしまい、インクの色味の変化やインクの吐出不良などが発生する。
サブタンク2からヘッドにインクを補充供給する際、インクを供給管5を通じて輸送する。このときのインクの流量は、第1接続部分10の形状を前提として当該第1接続部分の下流の供給管5bからヘッド1に導入されるインクの流量がメニスカス破壊を生じさせる流量以下となるように制御される。このメニスカス破壊を生じさせる流量は予め計算や実験により制御部4に記憶されており、制御部4は、このデータに基づいてポンプ6の駆動を行う。
ポンプ6により輸送されたインクは、供給管5aに導入され、第1接続部分10でバイパス管8と供給管5bとに分岐される。供給管5bの流量はバイパス管のインク流量よりも小さく、その小さい流量で輸送されたインクはヘッド1の液室103に導入される。かかる流量はメニスカス破壊を起こす流量よりも小さく設定されているので、ノズル101のメニスカスがインク導入時に破壊することはない。
第1接続部分で分岐して流れているインクは、バイパス管8を通じて第2接続部分に至り、この第2接続部分においてエゼクタ作用を発揮し、前記戻し管7bからインクを吸引する形でヘッドからインクを導出させる。戻し管7から導入されたインクは再びサブタンク2に戻り、その内部に噴出される。これによりサブタンク2内で沈殿したインク顔料の微粒子が攪拌される。また、上記過程で、前記ヘッド1の液室103のエアは、戻し管7を通じてヘッド1から排出され、サブタンク2に至り消滅する。
一方、ヘッド1内では供給管5からインクが充填され且つ戻し管7からインクが吸い出され、ヘッド1内でも循環が行われる。このため、ヘッド1内でインクの微粒子の沈殿を防止できる。更に、戻し管7からインクが排出されていくことから、ヘッド1内の圧力が必要以上に高くなるのが防止され、ノズル101のメニスカスが破壊されるのがより防止される。
このように、サブタンク2からヘッド1にインクを補充供給する際にサブタンク2のインクが攪拌されるので、印刷品質を向上できる。また、サブタンク2の攪拌を行える流量でインクを供給しても、ヘッド1のメニスカスを破壊することがない。
更に、サブタンク2からヘッド1にインクを補充供給する時間よりも長い時間循環動作を行うこともできる。例えば、ヘッド1に対してインクを補充供給する際にのみサブタンク2の循環を行うのではなく、常に循環動作を行うようにしても良い。この場合、ヘッド1の液室103は常にインクで満たされ且つ循環されていることになり、またサブタンク2も常に攪拌されるので、全体のインク循環経路においてインク微粒子が沈殿することを防止でき、いつでも高品質の印刷ができるようになる。
なお、図示しない液面センサーによりサブタンク2内のインク量は監視されている。サブタンク2内のインクの量が減ってきた場合、制御部4によりポンプ105が駆動され、インクタンク3からサブタンク2に必要量のインクが供給される。
インクタンク3のインクが消費されて当該インクタンク3を交換した場合も、インクタンク3からサブタンク2にインクを充填供給し、このサブタンク2からヘッド1にインクを充填供給する。このインクタンク3の交換においても、上記循環動作と同様の動作によりヘッド1にインクを充填供給する。
以上、この発明のインクジェットプリンタ100によれば、接続形状等を適切に設定してバイパス管8で供給管5及び戻し管7を接続する簡単な構成により、ヘッド1内に過剰な量のインクが導入されることが防止されるので、メニスカスが破損することがない。また、サブタンク2の循環やインクの充填がなされる際にノズル101から無駄にインクが排出されるのを防止できる。更に、サブタンク2内のインクを常に循環させることができるので、印刷の品質が向上する。更に、第1接続部分10及び第2接続部分11は機械的に可動な構造ではなく、定まった形状のみで構成されているので、構造がシンプルになり、可動構造とするよりもトラブルが少なくなる。
100 インクジェットプリンタ
101 ノズル
102 ノズル面
103 液室
105 ポンプ
2 サブタンク
3 インクタンク
4 制御部
5 供給管
6 ポンプ
7 戻し管
8 バイパス管

Claims (4)

  1. インクを吐出するノズルを複数有するヘッドに対し、前記インクを供給する供給管及び当該ヘッドの液室からインクを導出する戻し管が接続され、
    当該供給管及び戻し管は、前記ヘッドに対してインクを供給するタンクに接続され、且つ、当該供給管及び戻し管との間にはバイパス管が連続的に接続され、
    前記供給管とバイパス管との第1接合部分より下流の当該供給管は、前記タンクの攪拌に必要な流量のインクが供給管に輸送された場合に前記ヘッドのノズルのメニスカスが破壊されない流量を得る形状とされていることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. インクを吐出するノズルを複数有するヘッドに対し、前記インクを供給する供給管及び当該ヘッドの液室からインクを導出する戻し管が接続され、
    当該供給管及び戻し管は、前記ヘッドに対してインクを供給するタンクに接続され、且つ、当該供給管及び戻し管との間にはバイパス管が連続的に接続され、
    前記供給管とバイパス管との第1接続部分より下流の前記供給管を、その流量が前記バイパス管の流量より小さくなる形状としたことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. 更に、タンクを攪拌できる流量でのインクの輸送を、ヘッドに対するインクの必要供給時間以上に行うように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記戻し管とバイパス管との第2接続部分は、バイパス管から戻し管へのインクの流れにより、戻し管の前記第2接続部分より上流からヘッド内のインクをエゼクタ作用により吸引することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のインクジェットプリンタ。
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