JP6004967B2 - 液体移送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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スジを起こす要因として、インクジェットヘッド内の気泡が大きな要因を占めている。インク中の気泡に対する対策としては、下記特許文献1、2が提案されている。
また、上記の発明によれば、第1脱気モジュールと第2脱気モジュールに同一の脱気用ポンプが接続されている。すなわち、同一の脱気用ポンプにより第1脱気モジュールと第2脱気モジュールの両方、又は第1脱気モジュールと第2脱気モジュールの一方を吸引する(脱気する)ことができ、コストを低減することができる。
さらに、上記の発明によれば、メインタンクからバッファタンクへの液体補充中は、脱気用ポンプによる吸引を第1脱気モジュールによる供給流路と第2脱気モジュールによる補充流路の両方から行い、液体補充中以外は、脱気用ポンプによる吸引を第1脱気モジュールによる供給流路のみで行うように切り替える。これにより、液体補充中以外は、供給流路のみに集中して脱気させることができ、脱気効率を向上させることができる。
本実施の形態では、液滴を吐出して画像を形成する画像形成装置の一例として、インク滴を吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置について説明する。
図1には、本実施の形態に係るインクジェット記録装置1010のインクジェットヘッド10に適用された液体移送装置の一例としてのインク移送装置300の配管図が示されている。尚、図1に示す配管図は各色のインクのうちの1色、例えばイエローについてのものである。他の色のインクの配管構成も同様である。
図2には、本実施の形態に係るインクジェットヘッド10における動作を制御するためのインク供給制御装置110のブロック図が示されている。
(第1のインク循環モード)
バッファタンク46内のインクを、供給側マニホールド14から回収側マニホールド18方向へ流動させ、ヘッドモジュール12のノズル(図示省略)に対して循環させるための循環制御プログラム(プログラム1)。
(第2のインク循環モード)
インク供給経路内に発生する気泡を排出する(パージする)ための循環制御プログラム(プログラム2)。
なお、上記第1のインク循環モード及び第2のインク循環モードを実行するためのプログラムは、ROM118に限らず、HDD124或いは外部記憶媒体に記憶しておき、当該外部記憶媒体を装填することで情報を読み取るリーダーやLAN等のネットワーク(共に図示省略)から取得するようにしてもよい。
ここで、前述した第1のインク循環モード(バッファタンク46内のインクを、供給側マニホールド14から回収側マニホールド18方向へ流動させ、ヘッドモジュール12のノズルに対して循環させる循環制御。以下、「第1の循環モード」という場合がある。)では、ヘッドモジュール12のノズル(図示省略)に対する供給側と回収側との差圧ΔPが一定となるように制御される。すなわち、第1のインク循環モードは、圧力制御によって実行されることになる(図3参照)。
一方、第2のインク循環モード(インク供給経路内に発生する気泡を排出するための循環制御/以下、「第2の循環モード」という場合がある。)では、本実施の形態では、少なくともヘッドモジュール12へインクが流れない3種類の循環経路(第1〜第3の循環経路)が設定されており、この3種類の循環経路が順次設定され、供給側ポンプ54又は回収側ポンプ80の駆動による流量制御が実行されるようになっている(図4(A)〜(C)参照)。
供給側マニホールド14からヘッドモジュール12への流路(供給側分岐管16)と、ヘッドモジュール12から回収側マニホールド18への流路(回収側分岐管20)とを断ち(供給側バルブ22と回収側バルブ26の閉止)、第2のバイパス流路34よりも相対的に内径が大きい第1のバイパス流路32を開放し、供給側ポンプ54の駆動で流量制御を行う(図4(A)参照)
供給側主管48を主体とし、ドレイン管68に設けられた供給側ドレインバルブ70を開放し、供給側ポンプ54の駆動で流量制御を行う(図4(B)参照)。
回収側主管74を主体とし、ドレイン管90に設けられた回収側ドレインバルブ92を開放し、回収側ポンプ80の駆動で流量制御を行う(図4(C)参照)。
図5には、本実施形態の脱気モジュール150が断面図にて示されている。
図5に示されるように、脱気モジュール150は、略円筒状に形成された容器210と、容器210内に容器210の内壁と間隔をおいて配置されたチューブ状の気体透過膜212と、を備えている。気体透過膜212は、容器210の中心部を囲むように長手方向に沿って配置されており、容器210の長手方向両側の壁部210Aには、インクがチューブ状の気体透過膜212の内部を通過するように供給側主管48が接続されている。チューブ状の気体透過膜212の外部と対向する容器210の周壁部210Bには、通気管152の一端部が接続されている。
図6に示されるように、バッファタンク46内に配置された液面センサ190により、バッファタンク46内のインク量が所定量より減少したことが検出されると、インク供給制御装置110のポンプ駆動制御部132(図2参照)により補充ポンプ106が駆動される。これにより、メインタンク100からバッファタンク46内にインクが補充される。
以上、本発明の実施例について記述したが、本発明は上記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
また、バッファタンクとインクジェットヘッドとの間でインクを循環させない画像形成装置において、バッファタンクからインクジェットヘッドにインクを供給する供給流路に脱気モジュール150を設ける構成としてもよい。
46 バッファタンク
48 供給側主管(供給流路)
100 メインタンク
102 補充管(補充流路)
150 脱気モジュール(第1脱気モジュール)
152 通気管
154 循環側バルブ
156 真空ポンプ(脱気用ポンプ)
160 脱気モジュール(第2脱気モジュール)
162 通気管
164 補充側バルブ
300 インク移送装置(液体移送装置)
1010 インクジェット記録装置(画像形成装置)
Claims (3)
- 内部に液体が貯留されるメインタンクと、
前記メインタンク内の液体が補充流路を通じて補充されるバッファタンクと、
前記バッファタンク内の液体が供給流路を通じて供給されると共に、搬送部を搬送される記録媒体に前記液体による液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、
前記供給流路の途中に設けられ、前記液体中に含まれる気体を除去する第1脱気モジュールと、
前記補充流路の途中に設けられ、前記液滴吐出ヘッドによる最大濃度印刷時に前記メインタンクから前記バッファタンクに補充する前記液体の単位時間当たりの液体補充量より大きい単位時間当たりの液体量の前記液体中に含まれる気体を除去できる第2脱気モジュールと、
を有し、
前記第1脱気モジュールと前記第2脱気モジュールに同一の脱気用ポンプが接続されており、
前記メインタンクから前記バッファタンクへの液体補充中は、前記脱気用ポンプによる吸引を前記第1脱気モジュールによる前記供給流路と前記第2脱気モジュールによる前記補充流路の両方から行い、前記液体補充中以外は、前記脱気用ポンプによる吸引を前記第1脱気モジュールによる前記供給流路のみで行うように切り替える液体移送装置。 - 前記供給流路は、前記バッファタンクと前記液滴吐出ヘッドとの間で前記液体を循環させる循環経路の一部として構成されている請求項1に記載の液体移送装置。
- 請求項1又は請求項2に記載の液体移送装置を備え、
前記液滴吐出ヘッドが、前記液体としてのインクを前記記録媒体に吐出するインクジェットヘッドで構成されている画像形成装置。
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