JP2011167888A - 流体噴射装置 - Google Patents

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昭彦 池上
Osamu Shinkawa
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【課題】ターゲットに対する流体噴射に基づいた記録品質が低下することを抑制しつつ、ターゲットに対する記録処理速度を高めることができる流体噴射装置を提供する。
【解決手段】記録紙11に対してインクを噴射する記録ヘッド20と、記録ヘッドよりも記録紙の搬送方向の上流側に配置され、記録紙に接触した状態で記録紙に対して搬送方向の下流側への搬送力を付与するゲートローラー14と、記録ヘッドよりも記録紙の搬送方向の下流側に配置され、記録紙を非接触状態で通過させ得る通過流路25と、通過流路内に記録紙の搬送方向の下流側に向けて空気を流動させることにより、記録紙における通過流路内に進入した部分に対して前記搬送力を付与する排紙装置23と、排紙装置よりも記録紙の搬送方向の上流側に配置され、排紙装置により前記搬送力を付与された状態にある記録紙に対して前記搬送力に抗する負荷を作用させる中継ローラー機構37とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、インクジェット式プリンターなどの流体噴射装置に関する。
一般に、流体噴射装置の一種として、ターゲットに対してインク(流体)を噴射してターゲットに文字や図形等からなる画像を印刷するインクジェット式プリンターが広く知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のプリンターには、用紙(ターゲット)に対してインクを噴射するインクジェットヘッド(流体噴射ヘッド)が設けられている。また、インクジェットヘッドよりも用紙の搬送方向の下流側となる位置には、搬送される用紙を表裏両側から挟持可能な一対のローラーが設けられている。そして、インクジェットヘッドから用紙の印刷面にインクが噴射されることによって印刷が施された後に、一対のローラーが用紙を挟持した状態で回動すると、この一対のローラーの回動力により用紙に対して搬送方向の下流側に向かう搬送力が付与されるようになっている。
ところで、従来から、プリンターには用紙に対する印刷速度の更なる高速化が要求されている。しかしながら、特許文献1に記載のプリンターにおいて、用紙に対する印刷速度を高めようとすると、一対のローラーのうち、用紙の印刷面側に位置するローラーが生乾き状態にある用紙の印刷面に接触することになるため、用紙の印刷面に形成された印刷像(画像)を乱してしまう虞があった。
そこで、近年では、用紙の搬送機構として用紙に対して非接触状態で流体を吹き付けることにより搬送力を付与可能な流体搬送機構が提案されている。すなわち、この流体搬送機構は、用紙を通過させ得る通過流路を備えており、この通過流路内に用紙の先端を搬入させた状態で、その用紙の表裏両側から用紙の搬送方向の下流側に向けて空気を流動させるようになっている。そして、この空気流によって、用紙の印刷面を通過流路の内面に接触させることなく、用紙に対して搬送力が付与されるようになっている。すなわち、この流体搬送機構は、インクジェットヘッドによって印刷処理が施された直後の用紙を通過流路の内面に接触させることなく搬送することができるため、用紙に対する印刷処理(記録処理)のスループットを向上させることが可能となっていた。
特開2009−178946号公報
しかしながら、上記の流体搬送機構では、通過流路内に進入した用紙の進入度合い(換言すると通過流路内において搬送方向の下流側に向けた空気流を受ける面領域)が増大するに連れて空気流から付与される搬送力が次第に大きくなるため、用紙に対して付与する搬送力の大きさを精密に調整することが困難となっていた。そのため、用紙の搬送機構として上記の流体搬送機構を用いたとすると、インクジェットヘッドによって印刷処理が施されている最中の用紙の搬送速度が過大となることにより、インクジェットヘッドから用紙に向けて噴射されるインクの着弾位置がずれて用紙に対する印刷品質(記録品質)を低下させてしまう虞があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ターゲットに対する流体噴射に基づいた記録品質が低下することを抑制しつつ、ターゲットに対する記録処理速度を高めることができる流体噴射装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の流体噴射装置は、ターゲットに対して流体を噴射する流体噴射ヘッドと、前記流体噴射ヘッドよりも前記ターゲットの搬送方向の上流側となる位置に配置され、前記ターゲットに接触した状態で当該ターゲットに対して前記搬送方向の下流側への搬送力を付与する接触搬送機構と、前記流体噴射ヘッドよりも前記ターゲットの搬送方向の下流側となる位置に配置され、前記ターゲットを非接触状態で通過させ得る通過流路と、該通過流路内に前記ターゲットの搬送方向の下流側に向けて気体を流動させることにより、前記ターゲットにおける前記通過流路内に進入した部分に対して前記搬送力を付与する流体搬送機構と、前記流体搬送機構よりも前記ターゲットの搬送方向の上流側となる位置に配置され、前記流体搬送機構により前記搬送力を付与された状態にある前記ターゲットに対して前記搬送力に抗する負荷を作用させる負荷機構とを備えた。
上記構成によれば、流体搬送機構からターゲットに対して過大な搬送力が作用したとしても、その搬送力は負荷機構によって減衰される。そのため、流体噴射ヘッドによって印刷が施されている最中のターゲットの搬送速度が過大となることが回避されるため、流体噴射ヘッドからターゲットに向けて噴射される流体の着弾位置がずれることが抑制される。したがって、ターゲットに対する流体噴射に基づいた記録品質が低下することを抑制しつつ、ターゲットに対する記録処理速度を高めることができる。
また、本発明の流体噴射装置において、前記負荷機構は、前記ターゲットに対して当該ターゲットにおける前記流体噴射ヘッドから噴射された流体が付着した表面とは反対側の裏面側から接触可能な第1ローラーを備える。
上記構成によれば、第1ローラーは、ターゲットにおける流体が付着した表面とは反対側の裏面側からターゲットに対して接触するため、ターゲットの表面に流体噴射により形成された画像を乱すことなく、ターゲットに対して搬送力に抗した負荷を作用させることができる。
また、本発明の流体噴射装置において、前記負荷機構は、前記第1ローラーとの間で前記ターゲットを挟持可能な第2ローラーを更に備える。
上記構成によれば、負荷機構は、一対のローラーによってターゲットに対して表裏両側から接触するため、ターゲットに対して確実に負荷を作用させることができる。
また、本発明の流体噴射装置において、前記第1ローラー及び前記第2ローラーのうち少なくとも一方のローラーを、前記ターゲットに当接させる当接位置と前記ターゲットから離間させる離間位置との間で変位させる変位手段を更に備える。
上記構成によれば、負荷機構は、一対のローラーを、ターゲットに対して当接させたり、或いは、ターゲットから離間させたりすることにより、一対のローラーがターゲットに対して作用させる負荷の大きさを段階的に切り替えることができる。
また、本発明の流体噴射装置において、前記変位手段は、前記接触搬送機構による前記ターゲットに対する搬送力の付与状態が解消された場合に、前記第2ローラーを前記当接位置に変位させる。
接触搬送機構がターゲットに対して接触している状態では、ターゲットは接触搬送機構によって搬送力に抗した負荷が付与されている。そのため、負荷機構がターゲットに対して負荷を作用させない場合であっても、ターゲットの搬送速度が過大となることはない。この点、上記構成によれば、接触搬送機構がターゲットに対して非接触となる前時点では、第2ローラーがターゲットの表面から離間した位置に配置される。すなわち、第2ローラーがターゲットの表面に対して不必要に接触することがないため、ターゲットの表面に流体の噴射によって形成された画像が乱れることをより確実に回避することができる。
また、本発明の流体噴射装置において、前記変位手段は、前記流体噴射ヘッドによる前記ターゲットに対する流体噴射に基づく記録処理が完了した場合に、前記第1ローラー及び前記第2ローラーのうち少なくとも一方のローラーを前記離間位置に変位させる。
流体噴射ヘッドがターゲットに対する流体噴射に基づく記録処理を完了した後においては、流体搬送機構によるターゲットの搬送速度を低減させる必要はない。むしろ、ターゲットに対する記録処理のスループットを考慮すると、流体搬送機構によるターゲットの搬送速度を低減させない方が望ましい。この点、上記構成によれば、流体噴射ヘッドがターゲットに対する記録処理を完了した時点では、負荷機構がターゲットに対して不必要に負荷を作用させることがないため、ターゲットの記録処理速度の更なる高速化を実現することができる。
また、本発明の流体噴射装置は、前記ターゲットの搬送速度を計測する速度センサーを更に備える。
上記構成によれば、流体搬送機構によるターゲットの搬送速度を随時監視することができるため、流体噴射ヘッドによるターゲットに対する流体噴射に基づいた記録品質の信頼性を高めることができる。
また、本発明の流体噴射装置において、前記負荷機構は、前記ターゲットにおける前記通過流路内に進入した部分の進入度合いが増大するに連れて、前記ターゲットに作用させる負荷の大きさを次第に増大させる。
上記構成によれば、通過流路内に進入したターゲットの進入度合いが増大するに連れて、流体搬送機構からターゲットに作用する搬送力の大きさが増大したとしても、ターゲットの搬送速度が過大となることを確実に回避することができる。
本実施形態のプリンターの概略構成を模式的に示す断面図。 印刷部及び排紙装置の平面図。 記録紙がゲートローラーによって搬送される状態を示す断面図。 記録紙が中継ローラー機構によって挟持された直後の状態を示す断面図。 記録紙に対する印刷処理が完了した直後の状態を示す断面図。 記録紙の先端が流路形成部材の搬出口の近傍位置まで搬送された状態を示す断面図。
以下、本発明の流体噴射装置をインクジェット式プリンターに具体化した一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1に示すように、流体噴射装置としてのインクジェット式プリンター10は、ターゲットとしての記録紙11を積重した給紙トレイ12を備えている。また、給紙トレイ12の下流側には、記録紙11に対して印刷処理(記録処理)を施すための印刷部(記録処理部)13が設けられている。また、給紙トレイ12と印刷部13との間には、接触搬送機構としてのゲートローラー14が設けられている。そして、給紙トレイ12に積重された記録紙11は、給紙ローラー15によって一枚ずつゲートローラー14を介して印刷部13に給紙されるようになっている。
印刷部13には、矩形板状をなすプラテン16が設けられている。プラテン16には、プラテン16を上下方向(プラテン16の厚み方向)に貫通する多数の吸引孔17が形成されている。また、プラテン16の下方には、各吸引孔17内を吸引するための略箱体状をなす誘引送風機18が、プラテン16の下面側における各吸引孔17の開口を覆うように設けられている。また、誘引送風機18の内部には吸引ファン19が設けられている。そして、吸引ファン19の駆動に伴って各吸引孔17が吸引されて負圧が生じると、プラテン16上に載置された記録紙11には各吸引孔17を通じて裏面側から吸引力が付与されるようになっている。
また、印刷部13には、流体噴射ヘッドとしての複数(本実施形態では4つ)の長尺状をなすラインヘッド方式の記録ヘッド20がプラテン16の上方に配置されている。各記録ヘッド20は、記録紙11の幅方向(記録紙11の搬送方向と直交する方向であって、図1では紙面と直交する方向)と平行に延びており、記録紙11の搬送方向に並列するように配置されている。また、各記録ヘッド20は、インク供給チューブ21を介してインクカートリッジ22と接続されている。そして、各記録ヘッド20には、それぞれ対応するインクカートリッジ22から互いに異なる種類(色)のインクが供給されるようになっている。
各記録ヘッド20の下面には、インクカートリッジ22から供給されたインクを噴射するための多数のノズル(図示略)が設けられている。そして、ゲートローラー14によって搬送される記録紙11の搬送速度に合わせたタイミングで各ノズルから記録紙11にインクを順次噴射することにより、記録紙11の印刷面(表面)11aに画像が形成されるようになっている。
また、印刷部13の下流側(図1では右側)には、印刷部13で印刷処理が施された記録紙11を空気(気体)の流れによって搬送する流体搬送機構としての排紙装置23が設けられている。
図1及び図2に示すように、排紙装置23は、中空状をなす流路形成部材24を備えている。そして、この流路形成部材24の内部には記録紙11が非接触状態で通過可能な断面矩形状の通過流路25が形成されている。流路形成部材24は、ゲートローラー14による記録紙11の搬送方向(図1では左右方向)に沿って直線状に延びる直線流路部26と、該直線流路部26の下流側端部から上方に反り返るように半円弧状に湾曲して延びる湾曲流路部27とを有している。
そして、流路形成部材24は、直線流路部26における長手方向の一端側(搬送方向の上流側)に位置する開口が、印刷部13から搬出される記録紙11を通過流路25に搬入する搬入口28となっている。また、流路形成部材24は、湾曲流路部27における長手方向の他端側(搬送方向の下流側)に位置する開口が、通過流路25に搬入された記録紙11を排紙トレイ29に搬出する搬出口30となっている。
また、直線流路部26の上壁には、直線流路部26内に上方から連通する第1送風路31が搬入口28の近傍位置に設けられている。また、この第1送風路31は、記録紙11の搬送方向に交差する方向であって且つ記録紙11の搬送方向の上流側に向けて傾斜する方向に直線状に延設されている。
また、この第1送風路31には、斜め上方に開口した開口部32を閉塞するように第1ファン33が連結されている。第1ファン33は、内部に収容した回転羽根を回転させて第1送風路31にほぼ均等に空気を送風する。そして、第1ファン33は、外部から開口部32を通じて第1送風路31内に取り込んだ空気(気体)を第1送風路31を通じて直線流路部26内に導入する。
また、直線流路部26の下壁には、直線流路部26内に下方から連通する第2送風路34が、上記の第1送風路31に対して記録紙11の搬送方向の略同一位置に設けられている。また、この第2送風路34は、記録紙11の搬送方向に交差する方向であって且つ記録紙11の搬送方向の上流側に向けて傾斜する方向に直線状に延設されている。
また、この第2送風路34には、斜め下方に開口した開口部35を閉塞するように第2ファン36が連結されている。第2ファン36は、内部に収容した回転羽根を回転させて第2送風路34にほぼ均等に空気を送風する。そして、第2ファン36は、外部から開口部35を通じて第2送風路34内に取り込んだ空気(気体)を第2送風路34を通じて直線流路部26内に導入する。
また、図1及び図2に示すように、印刷部13と排紙装置23との間には、印刷部13から搬出された記録紙11を排紙装置23に受け渡すための中継ローラー機構37が設けられている。
中継ローラー機構37は、記録紙11に対して印刷面11a側から接触する従動ローラー38と記録紙11に対して印刷面11aとは反対側の裏面11b側から接触する駆動ローラー39とを備えている。駆動ローラー39は、外周面が粗面状に形成された略円柱状をなすと共に、記録紙11の幅方向の全域に亘って延びるように構成されている。そして、駆動ローラー39は、制御部40からの制御指令に基づいて回転駆動するようになっている。一方、従動ローラー38は、外周面に多数の外歯が形成された略円板状をなすと共に、記録紙11の幅方向の両端に対して上下方向で対向するように、記録紙11の幅方向に間隔を隔てて配置されている。
また、従動ローラー38には、当該従動ローラー38を昇降させるための昇降機構41が連結されている。そして、昇降機構41は、制御部40からの制御指令に基づいて、従動ローラー38を記録紙11の印刷面11aに対して当接させる当接位置と、記録紙11の印刷面11aから離間させる離間位置との間で昇降させるようになっている。
また、印刷部13と中継ローラー機構37との間には、記録紙11の搬送速度を計測するための速度センサー42が設けられている。この速度センサー42は、記録紙11の幅方向の一端側に対して上下方向で対向するように配置されている。そして、速度センサー42は、記録紙11の搬送速度の計測結果を制御部40に対して送信するようになっている。なお、こうした速度センサー42としては、例えば、記録紙11に向けて入射させた計測光を記録紙11の印刷面11aで散乱させた後、散乱した計測光の波長変化を検出することにより記録紙11の搬送速度を計測するレーザードップラー速度計を採用することができる。
次に、上記のように構成されたインクジェット式プリンター10の作用について、特に、排紙装置23が通過流路25に搬入された記録紙11を搬送方向の下流側に向けて搬送する際の作用に着目して以下説明する。なお、中継ローラー機構37は、初期状態においては、従動ローラー38を記録紙11の印刷面11aから離間させた離間位置に配置させているものとする。
さて、排紙装置23は、記録紙11が流路形成部材24の通過流路25に搬入される前段階で、第1ファン33及び第2ファン36を駆動させる。そして、第1ファン33及び第2ファン36は、外部から取り込んだ空気を各々の送風路31,34を通じて直線流路部26内に導入する。ここで、第1ファン33及び第2ファン36から各々の送風路31,34を通じて送風される空気は、記録紙11の搬送方向の下流側に向けて傾斜した方向に流動している。すなわち、第1ファン33及び第2ファン36から送風される空気は、記録紙11の搬送方向の下流側に向かう速度成分を有している。そのため、直線流路部26には、第1ファン33及び第2ファン36から送風される空気によって、直線流路部26の内面に沿って記録紙11の搬送方向の下流側に向かう空気流が生成される。
そして次に、図3に示すように、制御部40は、ゲートローラー14を回転駆動させて記録紙11を搬送方向の下流側に向けて搬送する。すると、記録紙11の先端は、第1送風路31及び第2送風路34よりも直線流路部26における搬送方向の下流側となる位置まで搬送される。ここで、記録紙11の幅方向の両端は、直線流路部26の側面との間に若干の隙間を介在させて近接している。そのため、直線流路部26は、記録紙11によって記録紙11の印刷面11a側の空間域S1と記録紙11の裏面11b側の空間域S2とにほぼ仕切られた状態となる。
そして、記録紙11の印刷面11a側の空間域S1には、第1ファン33から空気が送風されて記録紙11の搬送方向の下流側に向かう空気流が生成されている。また、記録紙11の裏面11b側の空間域S2には、第2ファン36から空気が送風されて記録紙11の搬送方向の下流側に向かう空気流が生成されている。この場合、記録紙11の印刷面11aには、第1ファン33から送風される空気との間で空気の流動方向に摩擦力が作用する。また、記録紙11の裏面11bには、第2ファン36から送風される空気との間で空気の流動方向に摩擦力が作用する。そのため、排紙装置23は、記録紙11の搬送方向の下流側に向かう搬送力を記録紙11に対して作用させる。
続いて、図4に示すように、制御部40は、ゲートローラー14を更に回転駆動させると、記録紙11は搬送方向の下流側に向けて更に搬送される。そして、記録紙11が搬送方向の下流側に搬送されることに伴って、記録紙11の先端が通過流路25の内奥側に更に進入すると、記録紙11は、通過流路25内に進入した部分の長さ(つまり、進入度合い)を増大させる。すると、記録紙11は、第1ファン33及び第2ファン36から送風される空気流との間で摩擦力が作用する面域の大きさを増大させる。その結果、排紙装置23から記録紙11に対して作用する推進力が次第に増大する。すなわち、排紙装置23による記録紙11の搬送速度は、通過流路25内に進入する記録紙11の進入度合いの大きさに依存する。
そこで、制御部40は、ゲートローラー14の駆動負荷が大きく低下した時点で、記録紙11の後端がゲートローラー14から離間した旨を判別すると同時に、昇降機構41を駆動させて中継ローラー機構37の従動ローラー38を記録紙11の印刷面11aに当接させる。すると、中継ローラー機構37は、駆動ローラー39と従動ローラー38との間で記録紙11を挟持するようになる。
また同時に、制御部40は、中継ローラー機構37が記録紙11を挟持した状態で駆動ローラー39の回転量(回転速度)を駆動制御する。すると、中継ローラー機構37は、記録紙11の後端がゲートローラー14から離間した後であっても、中継ローラー機構37が駆動ローラー39の回転量(回転速度)の駆動制御を通じて記録紙11を一定の速度で搬送する。すなわち、中継ローラー機構37は、記録紙11における通過流路25内に進入した部分の長さが増大するに連れて、記録紙11に作用させる負荷の大きさを次第に増大させる。したがって、排紙装置23による記録紙11の搬送量が増大することに伴って、排紙装置23から記録紙11に作用する推進力が増大した場合であっても、中継ローラー機構37は、記録紙11の搬送速度が過大とならないように記録紙11に対して搬送力に対する負荷を作用させる。
なお、排紙装置23による記録紙11の搬送速度は速度センサー42によって随時計測されている。そして、制御部40は、速度センサー42からの計測結果に基づいて、中継ローラー機構37の駆動ローラー39を駆動制御する。その結果、中継ローラー機構37は、記録紙11に対して搬送方向に作用させる負荷の大きさを精密に調整することが可能となる。また、印刷部13においては、このように中継ローラー機構37によって精度よく調整された記録紙11の搬送速度に合わせたタイミングで、各ノズルから記録紙11にインクを順次噴射することにより、記録紙11の印刷面11aに画像を形成する。
そして次に、図5に示すように、制御部40は、記録ヘッド20による記録紙11に対する印刷処理が完了した時点で、昇降機構41を駆動させて中継ローラー機構37の従動ローラー38を記録紙11の印刷面11aから離間させる。すると、中継ローラー機構37は、駆動ローラー39と従動ローラー38とによる記録紙11の挟圧を解消する。この場合、中継ローラー機構37は、駆動ローラー39のみが記録紙11に対して接触する構成となる。そのため、中継ローラー機構37が記録紙11を挟持する状態と比較して、中継ローラー機構37から記録紙11に対して搬送力に抗するように作用する負荷の大きさが低減する。したがって、図6に示すように、排紙装置23による記録紙11の搬送動作が中継ローラー機構37によって阻害されることが抑制されるため、排紙装置23は、通過流路25に搬入された記録紙11を流路形成部材24の搬出口30に至るまで迅速に搬送する。
本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)排紙装置23から記録紙11に対して過大な搬送力が作用したとしても、その搬送力は中継ローラー機構37によって減衰される。そのため、記録ヘッド20によって印刷が施されている最中の記録紙11の搬送速度が過大となることが回避されるため、記録ヘッド20から記録紙11に向けて噴射されるインクの着弾位置がずれることが抑制される。したがって、記録紙11に対する印刷品質が低下することを抑制しつつ、記録紙11に対する印刷速度を高めることができる。
(2)中継ローラー機構37は、一対のローラー38,39によって記録紙11に対して表裏両側から接触するため、記録紙11に対して確実に負荷を作用させることができる。
(3)中継ローラー機構37は、従動ローラー38を、記録紙11に対して当接させたり、或いは、記録紙11から離間させたりすることにより、中継ローラー機構37が記録紙11に対して作用させる負荷の大きさを段階的に切り替えることができる。
(4)ゲートローラー14が記録紙11に対して接触している状態では、記録紙11はゲートローラー14によって保持されている。そのため、中継ローラー機構37が記録紙11に対して負荷を作用させない場合であっても、記録紙11の搬送速度が過大となることはない。この点、本実施形態では、ゲートローラー14から記録紙11が離間する前時点では、中継ローラー機構37は、従動ローラー38が記録紙11の印刷面11aから離間した位置に配置される。すなわち、中継ローラー機構37は、従動ローラー38を記録紙11の印刷面11aに対して不必要に接触させることがないため、記録紙11の印刷面11aに形成された印刷像が乱れることをより確実に回避することができる。
(5)記録ヘッド20が記録紙11に対する印刷処理を完了した後においては、排紙装置23による記録紙11の搬送速度を低減させる必要はない。むしろ、記録紙11に対する印刷処理のスループットを考慮すると、排紙装置23による記録紙11の搬送速度を低減させない方が望ましい。この点、本実施形態では、記録ヘッド20が記録紙11に対する印刷処理を完了した時点では、中継ローラー機構37が記録紙11に対して不必要に負荷を作用させることがないため、記録紙11の印刷速度の更なる高速化を実現することができる。
(6)速度センサー42は、記録紙11の搬送速度を随時計測しているため、排紙装置23による記録紙11の搬送速度を随時監視することができる。したがって、記録ヘッド20による記録紙11に対する印刷品質の信頼性を高めることができる。
(7)中継ローラー機構37は、記録紙11が通過流路25内に位置する領域の大きさを増大させるに連れて、記録紙11に作用させる負荷の大きさを次第に増大させる。そのため、通過流路25内に位置する記録紙11の領域の大きさが増大するに連れて、排紙装置23から記録紙11に作用する搬送力の大きさが増大したとしても、記録紙11の搬送速度が過大となることを確実に回避することができる。
(8)従動ローラー38は、記録紙11の幅方向の両端に対応する位置に配置されている。そのため、従動ローラー38は、記録紙11の印刷面11aにおいて記録ヘッド20からインクが噴射された領域に接触することがないため、記録紙11の印刷面11aに形成された印刷像が乱れることを回避できる。
なお、上記実施形態は、以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・上記実施形態において、中継ローラー機構37は、記録紙11が流路形成部材24の通過流路25内に進入するに従って、従動ローラー38による記録紙11の印刷面11aに対する押圧力を次第に増大させるようにしてもよい。
・上記実施形態において、中継ローラー機構37は、摺動抵抗を可変とする従動ローラーを駆動ローラー39の代わりに用いてもよい。この場合、記録紙11が流路形成部材24の通過流路25内に進入するに従って、従動ローラーの摺動抵抗を次第に増大させるようにしてもよい。
・上記実施形態において、記録紙11に対して搬送力に抗する負荷を作用させる負荷機構として静電吸着装置を設けてもよい。この場合、この静電吸着装置は、記録紙11の裏面11bに作用させる静電吸着力の大きさを調整することにより、記録紙11に対して作用させる負荷の大きさを制御するようにしてもよい。そして、記録紙11が流路形成部材24の通過流路25に進入するに従って、静電吸着装置による記録紙11に対する静電吸着力を次第に増大させるようにしてもよい。
・上記実施形態において、誘引送風機18における吸引ファン19の回転速度を変更して、プラテン16から記録紙11に作用する吸着力の大きさを調整することにより、記録紙11に対して搬送力に抗するように作用させる負荷の大きさを制御するようにしてもよい。
・上記実施形態において、速度センサー42は、中継ローラー機構37と排紙装置23との間に設けてもよい。
・上記実施形態において、制御部40は、駆動ローラー39を回転駆動させるモータを位置制御によって回転制御することにより、記録紙11の搬送量及び搬送速度を制御するようにしてもよい。この場合、記録紙11の搬送速度を計測するための速度センサー42を省略した構成としてもよい。
・上記実施形態において、中継ローラー機構37は、記録紙11の後端がゲートローラー14から離間する前時点で、従動ローラー38を記録紙11の印刷面11aに当接させるようにしてもよい。また、中継ローラー機構37は、初期状態において従動ローラー38を記録紙11の印刷面11aに当接可能な当接位置に配置するようにしてもよい。
・上記実施形態において、昇降機構41は、駆動ローラー39を記録紙11の裏面11bに対して当接させる当接位置と記録紙11の裏面11bから離間する離間位置との間で変位可能に構成してもよい。
・上記実施形態において、中継ローラー機構37は、駆動ローラー39のみによって構成してもよい。このような構成においても、中継ローラー機構37は、駆動ローラー39を記録紙11の裏面11bに対して当接させたり、記録紙11の裏面11bから離間させたりすることにより、必要に応じて記録紙11に対して搬送方向に負荷を作用させることができる。
・上記実施形態において、ターゲットとして、樹脂フィルム等の他の素材を採用してもよい。ただし、流路形成部材24の通過流路25の少なくとも一部が非直線状に延びるように構成される場合には、ターゲットとして剛性の低い素材を採用することが望ましい。
・上記実施形態において、インクジェット式プリンター10として、印刷時に記録ヘッド20が記録紙11の搬送平面に沿って往復移動しながらインクを噴射するシリアル方式又はラテラル方式を採用してもよい。
・上記実施形態において、流体噴射装置として、インク以外の他の流体を噴射したり吐出したりする流体噴射装置を採用しても良い。微小量の流滴を吐出させる流体噴射ヘッド等を備える各種の流体消費装置に流用可能である。なお、流滴とは、上記流体噴射装置から吐出される流体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう流体とは、流体消費装置が噴射させることができるような材料であれ良い。例えば、物質が液相であるときの状態のものであれば良く、粘性の高い又は低い液状態、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなどを含む。また、流体の代表的な例としては上記実施例の形態で説明したようなインク等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種流体組成物を包含するものとする。流体消費装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解のかたちで含む液体を噴射する流体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する流体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる流体を噴射する流体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する流体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する流体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する流体噴射装置を採用してもよい。
10…流体噴射装置としてのインクジェット式プリンター、11…ターゲットとしての記録紙、11a…印刷面、11b…裏面、14…接触搬送機構としてのゲートローラー、23…流体搬送機構としての排紙装置、25…通過流路、37…負荷機構としての中継ローラー機構、38…第2ローラーとしての従動ローラー、39…第1ローラーとしての駆動ローラー、41…変位手段としての昇降機構、42…速度センサー。

Claims (8)

  1. ターゲットに対して流体を噴射する流体噴射ヘッドと、
    前記流体噴射ヘッドよりも前記ターゲットの搬送方向の上流側となる位置に配置され、前記ターゲットに接触した状態で当該ターゲットに対して前記搬送方向の下流側への搬送力を付与する接触搬送機構と、
    前記流体噴射ヘッドよりも前記ターゲットの搬送方向の下流側となる位置に配置され、前記ターゲットを非接触状態で通過させ得る通過流路と、
    該通過流路内に前記ターゲットの搬送方向の下流側に向けて気体を流動させることにより、前記ターゲットにおける前記通過流路内に進入した部分に対して前記搬送力を付与する流体搬送機構と、
    前記流体搬送機構よりも前記ターゲットの搬送方向の上流側となる位置に配置され、前記流体搬送機構により前記搬送力を付与された状態にある前記ターゲットに対して前記搬送力に抗する負荷を作用させる負荷機構と
    を備えたことを特徴とする流体噴射装置。
  2. 請求項1に記載の流体噴射装置において、
    前記負荷機構は、前記ターゲットに対して当該ターゲットにおける前記流体噴射ヘッドから噴射された流体が付着した表面とは反対側の裏面側から接触可能な第1ローラーを備えることを特徴とする流体噴射装置。
  3. 請求項2に記載の流体噴射装置において、
    前記負荷機構は、前記第1ローラーとの間で前記ターゲットを挟持可能な第2ローラーを更に備えることを特徴とする流体噴射装置。
  4. 請求項3に記載の流体噴射装置において、
    前記第1ローラー及び前記第2ローラーのうち少なくとも一方のローラーを、前記ターゲットに当接させる当接位置と前記ターゲットから離間させる離間位置との間で変位させる変位手段を更に備えることを特徴とする流体噴射装置。
  5. 請求項4に記載の流体噴射装置において、
    前記変位手段は、前記接触搬送機構による前記ターゲットに対する搬送力の付与状態が解消された場合に、前記第2ローラーを前記当接位置に変位させることを特徴とする流体噴射装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の流体噴射装置において、
    前記変位手段は、前記流体噴射ヘッドによる前記ターゲットに対する流体噴射に基づく記録処理が完了した場合に、前記第1ローラー及び前記第2ローラーのうち少なくとも一方のローラーを前記離間位置に変位させることを特徴とする流体噴射装置。
  7. 請求項1〜請求項6のうち何れか一項に記載の流体噴射装置において、
    前記ターゲットの搬送速度を計測する速度センサーを更に備えることを特徴とする流体噴射装置。
  8. 請求項1〜請求項7のうち何れか一項に記載の流体噴射装置において、
    前記負荷機構は、前記ターゲットにおける前記通過流路内に進入した部分の進入度合いが増大するに連れて、前記ターゲットに作用させる負荷の大きさを次第に増大させることを特徴とする流体噴射装置。
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