JP2010110926A - 乾燥装置、記録装置、及びターゲットの乾燥方法 - Google Patents

乾燥装置、記録装置、及びターゲットの乾燥方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ターゲットの平面性を維持した状態において、ターゲットに付着した液体の乾燥を高速化させることができる乾燥装置、記録装置、及びターゲットの乾燥方法を提供する。
【解決手段】インクの付着により印刷が施された用紙を左側から右側へ搬送する搬送ユニット24と、該搬送ユニット24によりベルト29の支持面29aに裏面が支持されて搬送される途中の用紙におけるインクが付着した表面に向けて送風することにより用紙に乾燥処理を施す乾燥装置15とを備え、乾燥装置15は、用紙における先端に対しては右方向へ向けて送風する一方、用紙の後端に対しては左方向へ向けて送風する送風口35を有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、記録が施されたターゲットに付着した液体の乾燥を促進させて、ターゲットに記録を定着させる乾燥装置、そのような乾燥装置を備えた記録装置、及びターゲットの乾燥方法に関する。
従来から、液体をターゲットに付着させて記録を施す記録装置として、インクジェット式プリンタ(以下、「プリンタ」という。)が広く知られている。このプリンタは、記録ヘッドに供給されるインク(液体)を記録ヘッドに形成されたノズルから噴射することによりターゲットとしての用紙に印刷(記録)を施すようになっている。
こうしたプリンタにおいて、近時は、例えば特許文献1に記載されるように、用紙に付着したインクの乾燥を促進させるために乾燥装置を備えたものがある。すなわち、この乾燥装置は、インクが付着した用紙に温風を吹き付けることにより、インクを乾燥させるようになっている。
特開2003−54796号公報
ところで、特許文献1のプリンタでは、搬送方向の上流端と下流端が軸に巻きつけられた長尺状の用紙に対して印刷及び乾燥処理を施している。これに対し、矩形状をなす単票形態の用紙に印刷処理を施して乾燥させる場合には、吹き付けられる温風により用紙の端部がめくり上がってしまう虞があった。そのため、ターゲットに吹き付ける風は、その風速を速くすることができず、さらに、風速に比例するインクの乾燥速度を高速化できないという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ターゲットの平面性を維持した状態において、ターゲットに付着した液体の乾燥を高速化させることができる乾燥装置、記録装置、及びターゲットの乾燥方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の乾燥装置は、液体の付着により記録処理が施された単票形態のターゲットを搬送方向の上流側から下流側へ搬送する搬送手段と、該搬送手段により支持部材の支持面に裏面が支持されて搬送される途中の前記ターゲットにおける前記液体が付着した表面に向けて送風することにより前記ターゲットに乾燥処理を施す乾燥手段とを備え、前記乾燥手段は、前記ターゲットにおける前記搬送方向下流側の端部に対しては前記搬送方向の上流側から下流側となる第1の方向へ向けて送風する一方、前記ターゲットにおける前記搬送方向上流側の端部に対しては前記搬送方向の下流側から上流側となる第2の方向へ向けて送風する送風口を有している。
この構成によれば、液体の付着により記録処理が施された単票形態のターゲットが搬送手段によって搬送されると、まず、そのターゲットの搬送方向下流側の端部(すなわち、搬送方向前端)には第1の方向(搬送方向の上流側から下流側)へ向けて風が吹き付けられる。すなわち、搬送されるターゲットが乾燥手段に差し掛かる際には、ターゲットの搬送方向前端に対して、その端部がめくり上がる方向とは逆方向の風が吹き付けられて、該ターゲットは支持面に押さえ付けられる。一方、ターゲットが乾燥手段から更に下流側に送出されるように搬送される際には、該ターゲットの搬送方向上流側の端部(すなわち、搬送方向後端)に対して、その端部がめくり上がる方向とは逆方向となる第2の方向(搬送方向の下流側から上流側)へ向けて風が吹き付けられて、該ターゲットは支持面に押さえ付けられる。すなわち、乾燥手段は、ターゲットの搬送方向上流側及び下流側の各端部を支持面に押し付けるように送風した状態において乾燥処理を施すことができる。したがって、ターゲットの平面性を維持した状態で該ターゲットに吹き付ける風速を速めて液体の乾燥を高速化させることができる。
本発明の乾燥装置において、前記乾燥手段は、前記ターゲットに対する前記送風口の角度を変更して、該送風口から前記ターゲットに対して送風される風向きを変更する風向き変更手段を有する。
この構成によれば、乾燥手段は、風向き変更手段によりターゲットに対する送風口の角度を変更することで、ターゲットに吹き付けられる風向きを変更することができる。すなわち、搬送されるターゲットの搬送方向下流側の端部が乾燥手段の送風口と対応する位置に差し掛かる際には、送風口を下流側へ向けることにより、ターゲットに対して第1の方向の風を吹きつけることができる。そして、ターゲットがさらに搬送されて該ターゲットの搬送方向上流側の端部が乾燥手段の送風口と対応する位置を通過する際には、送風口を上流側へ向けることにより、ターゲットに対して第2の方向の風を吹きつけることができる。したがって、簡単な構成によりターゲットにおける搬送方向下流側及び上流側の両端部のめくり上がりを抑制して乾燥処理を施すことができる。
本発明の乾燥装置において、前記乾燥手段は、前記第1の方向へ向けて送風する第1の送風口と、前記第2の方向へ向けて送風する第2の送風口と、前記ターゲットにおける前記搬送方向上流側の端部が前記第1の送風口と対応する位置を通過する際には前記第1の送風口からの送風を停止させると共に、前記ターゲットにおける前記搬送方向下流側の端部が前記第2の送風口と対応する位置を通過する際には前記第2の送風口からの送風を停止させる送風停止手段とを有し、前記第1の送風口における前記搬送方向上流側の開口縁は前記第2の送風口における前記搬送方向上流側の開口縁よりも前記搬送方向の上流側に位置すると共に、前記第2の送風口における前記搬送方向下流側の開口縁は前記第1の送風口における前記搬送方向下流側の開口縁よりも前記搬送方向の下流側に位置する。
この構成によれば、互いに送風方向が異なる第1の送風口と第2の送風口とを設けると共に、それら各送風口からの送風を適宜に停止することにより、簡単にターゲットの平面性を維持した状態で該ターゲットに吹き付ける風速を速めて液体の乾燥を高速化させることができる。
本発明の乾燥装置において、前記乾燥手段は、前記第1の送風口を有する第1の送風手段と、前記第2の送風口を有する第2の送風手段とを含んで構成され、前記第1の送風手段及び前記第2の送風手段は、前記搬送方向と直交する前記ターゲットの幅方向において、前記両送風手段における前記搬送方向に沿う一部同士が隣接するように並列配置される。
この構成によれば、送風方向が搬送方向に沿うように構成された同一規格の複数の送風手段を送風方向が第1の方向を向く配置態様と第2の方向を向く配置態様とに入れ違いの並列配置とすればよいので、送風手段の規格化を図って製造コストの低減に貢献できる。
本発明の乾燥装置において、前記第1の送風手段は、前記幅方向において上流端の幅サイズが下流端の幅サイズよりも小さな平面視台形状をなし、前記第2の送風手段は、前記幅方向において上流側の幅サイズが下流側の幅サイズよりも大きな平面視台形状をなしている。
この構成によれば、台形状をした第1の送風手段と第2の送風手段とを幅方向においてその一部が隣接するように設けているため、第1の送風手段と第2の送風手段の境目に対応するターゲットの位置が搬送に伴って変化する。したがって、各送風手段の境目において乾燥状態の違いに伴って生じる乾燥むらをぼかすことができる。
本発明の記録装置は、搬送手段によって搬送されるターゲットに対して記録処理を施すために液体を付着させる記録手段と、上記構成の乾燥装置とを備えた。
この構成によれば、液体が付着したターゲットは、乾燥装置によってその平面性を維持した状態で速やかに乾燥処理が施される。したがって、ターゲットの変形に伴う画像の乱れや、ターゲットに付着した未乾燥の液体による記録装置内の汚染を抑制してターゲットへの記録を実行することができる。
本発明のターゲットの乾燥方法は、液体が付着して搬送される途中の単票形態をなすターゲットの搬送方向下流側の端部に対して第1のタイミングで該ターゲットの搬送方向の上流側から下流側となる第1の方向に向かって風を吹き付けて乾燥処理を施す第1の乾燥段階と、前記ターゲットの搬送方向上流側の端部に対して前記第1のタイミングよりも遅い第2のタイミングで前記搬送方向の下流側から上流側となる第2の方向に向かって風を吹き付けて乾燥処理を施す第2の乾燥段階とを備えた。
この構成によれば、第1の乾燥段階において、液体が付着したターゲットが搬送されると、ターゲットの搬送方向下流側の端部(すなわち、搬送方向前端)には第1のタイミングで第1の方向(搬送方向の上流側から下流側)に向かって風が吹き付けられる。そして、第2の乾燥段階では、ターゲットの搬送方向上流側の端部(すなわち、搬送方向後端)に対して第1のタイミングよりも遅い第2のタイミングで第2の方向(搬送方向の下流側から上流側)に向かって風が吹き付けられる。したがって、上記構成の乾燥装置の場合と同様に、ターゲットの平面状態を維持した状態で該ターゲットに吹き付ける風速を速めて液体の乾燥を高速化することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の記録装置を、インクジェット式プリンタ(以下「プリンタ」という。)に具体化した第1の実施形態を図1〜図3に従って説明する。なお、以下の説明において、「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」をいう場合は、図1及び図2に矢印で示した方向を基準として示すものとする。
図1及び図2に示すように、記録装置としてのプリンタ11は、図示しない給紙トレイから給紙された単票形態をなすターゲットとしての用紙12を加熱するプレヒート装置13と、プレヒート装置13によって加熱された用紙12に印刷を施す印刷部14と、用紙12を乾燥させて印刷を定着させる乾燥装置15とを備えている。そして、乾燥装置15によって乾燥された用紙12は、図示しない排出トレイへ排出されるようになっている。
プレヒート装置13には、未印刷の用紙12を1枚ずつ印刷部14へ送出するための上下1対のヒートローラ13a,13bが、用紙12の表裏両面側から対をなして該用紙12をニップ可能に設けられている。なお、これらのヒートローラ13a,13bは、図示しないヒータによって加熱されている。すなわち、用紙12はヒートローラ13a,13bにニップされる際に該ヒートローラ13a,13bから熱が移行して加熱されるようになっている。
続いて、印刷部14について説明する。
印刷部14は、矩形状のプラテン16を備えており、その上面16aは用紙12の搬送経路を構成している。そして、このプラテン16には、該プラテン16の上面16aと下面16bとに開口するように、複数(本実施形態では6つ)の矩形状の貫通孔17が、用紙12の搬送方向(左右方向)と直交する用紙12の幅方向(前後方向)に沿って千鳥状に形成されている。
また、プラテン16の上方には、貫通孔17と同数の記録手段としての記録ヘッド18が、前後方向において隙間が形成されないように千鳥状に配列されている。なお、これらの記録ヘッド18は、貫通孔17と上下方向において対応するように設けられている。
そして、各記録ヘッド18の下面となるノズル形成面には、プラテン16の上面16aに沿って搬送される用紙12に対して液体としてのインクを噴射するための複数のノズル(図示略)がそれぞれ前後方向に沿う複数のノズル列を形成するように設けられている。そして、各記録ヘッド18には、図示しないインクカートリッジからそれぞれ異なる種類(色)のインクがノズル列毎に供給されるようになっており、該各インクを各ノズル列のノズルから用紙12に対して噴射することで記録処理としての印刷が行われるようになっている。
また、プラテン16の上方であって記録ヘッド18よりも搬送方向下流側(右側)となる位置には、プレヒート装置13から送出されて印刷部14を通過した用紙12の左右両端を検知可能な紙端検知センサ19が設けられている。
一方、図1に示すように、プラテン16の下方には、貫通孔17と同数のキャップ21が該貫通孔17と上下方向において対応するように千鳥状に設けられていると共に、これらの各キャップ21には、該キャップ21を上下方向に移動させる図示しない昇降装置が設けられている。そのため、キャップ21は、昇降装置の駆動に伴い対応する貫通孔17を介して上方へ移動すると、その貫通孔17が対応する記録ヘッド18のノズル形成面に対してノズル列を囲う状態にて当接するようになっている。
図2に示すように、プラテン16には、複数(本実施形態では2本)のプラテンヒータ22が埋設されており、各プラテンヒータ22は、図示しない加熱装置から電流が供給されることにより発熱してプラテン16を加熱するようになっている。
なお、これらのプラテンヒータ22はそれぞれ同じ形状をしており、プラテン16の中央を基点として点対称の配置態様となる形状に形成されている。すなわち、各プラテンヒータ22は、前後方向に延びる一本の長尺部材の複数箇所に、貫通孔17を避けるように曲げ加工を施すことによって、それぞれ点対称の配置態様で同じ蛇行状をなすように形成されている。そして、各プラテンヒータ22は、プラテン16の左右方向両端と貫通孔17との間にそれぞれ配置される複数(本実施形態では3つ)の第1の加熱部22aと、該第1の加熱部22aから左右方向に曲げ形成されて各貫通孔17間及び貫通孔17とプラテン16の前後方向の両端間に配置される複数(本実施形態では4つ)の第2の加熱部22bとを備えた構成とされている。
次に、乾燥装置15について説明する。
図1及び図2に示すように、乾燥装置15は、搬送手段としての搬送ユニット24を備え、プレヒート装置13から送出された用紙12の先端を保持して引き寄せることにより、印刷部14において用紙12をプラテン16の上面16aと摺動するように通過させるようになっている。
搬送ユニット24は、用紙12の幅よりも大きな矩形状の支持板25を備えている。支持板25の右側には、前後方向に延びる駆動ローラ26が図示しない駆動モータによって回転駆動するように配置されている。一方、支持板25の左側には、前後方向に延びる従動ローラ27が回転可能に配置されている。さらに、支持板25の下側には、前後方向に延びるテンションローラ28が回転可能に配置されている。
駆動ローラ26、従動ローラ27、及びテンションローラ28には、支持板25を囲むように、1つの無端状の支持部材としてのベルト29が巻き回されており、支持板25上を摺接するときのベルト29の表面となる支持面29aはプラテン16の上面16aと面一となっている。また、テンションローラ28は、図示しないばね部材によって下側に向かって付勢されており、ベルト29にテンションを付与することで該ベルト29の弛みを抑制するようになっている。
そして、駆動モータ(図示略)により駆動ローラ26を前側から見て時計方向に回転駆動することで、ベルト29が駆動ローラ26、テンションローラ28、及び従動ローラ27の外側を前側から見て時計方向に周回移動(駆動)されるようになっている。この場合、ベルト29の内側の面は支持板25の上面を左側から右側に向かって摺動するとともに、ベルト29上の用紙12は支持面29aに支持されて上流側である左側から下流側である右側に向かって搬送されるようになっている。
ベルト29には、用紙12を支持する支持面29aと、支持板25と摺接する裏面とを貫通するように、多数の通気孔30が形成されている。なお、これらの通気孔30は、前後方向に沿う複数の通気孔列31を左右方向に所定間隔をおいて形成するように規則的に配列されている。
また、支持板25には、該支持板25を上下方向(支持板25の厚み方向)に貫通する多数の吸引孔(図示略)が形成されている。そして、支持板25の下側には、内部にファン32を有する箱体状の吸引部33が、支持板25の下面側における各吸引孔の開口を覆うように設けられている。そして、ファン32の駆動に伴い各吸引孔内が吸引されて負圧になることで、各吸引孔と連通する通気孔30を通じてベルト29上に載置された状態にある用紙12には下向きの吸引力が付与されるようになっている。
また、搬送ユニット24の上側となる位置には、印刷部14で印刷が施されて搬送ユニット24に移送された用紙12の乾燥促進を図るために、乾燥手段としての温風ユニット34が配設されている。
図2に示すように、この温風ユニット34は、用紙12と対向する下面に矩形状の送風口35を有し、用紙12の幅方向に渡って設けられた平面視矩形状の送風部36を備えている。なお、送風部36の前後方向の中央部には、送風口35と連通する接続管37が上方に突設するように設けられている。そして、図1に示すように、この接続管37には、基端部に図示しない送風ファンとヒータとを備えて可撓性を有するダクト38の先端が接続されている。すなわち、温風ユニット34は、ダクト38から供給された温風を送風口35からインクが付着した用紙12の表面に吹き付けることにより、インクを乾燥させて用紙12に印刷内容を定着させるようになっている。
また、送風部36は、前後方向に貫設された軸39によって図示しないブラケットに支持されると共に、軸39と共に一体回動するようになっている。すなわち、軸39の前端には、揺動モータ40の駆動軸41に取り付けられた駆動歯車42と噛合するように、従動歯車43が取り付けられている。
そのため、紙端検知センサ19の検知結果に基づいて制御部44が揺動モータ40を正転駆動すると、送風部36は、前側から見て反時計回り方向に回動して図3(a)に示す送風口35が右側を向いた状態となる。すなわち、送風部36は、白抜き矢印で示すように、用紙12の搬送方向の上流側(左側)から下流側(右側)となる右方向(第1の方向)へ向けて送風する第1の状態となる。
一方、制御部44が揺動モータ40を逆転駆動すると、送風部36は、時計回り方向へ回動して図3(b)に示すように、用紙12のインクの付着面に対して下方向(鉛直方向)に送風する第2の状態となる。
そして、さらに揺動モータ40が逆転駆動すると、図3(c)に示すように、送風口35が左側を向いた状態となる。すなわち、送風部36は、用紙12の搬送方向の下流側(右側)から上流側(左側)となる左方向(第2の方向)へ向けて送風する第3の状態となる。
一方、第3の状態において揺動モータ40を正転駆動すると、送風部36は第2の状態を経て第1の状態となる。すなわち、本実施形態では、軸39、揺動モータ40、駆動軸41、駆動歯車42、従動歯車43、制御部44が風向き変更手段として機能し、用紙12に対する送風口35の角度を変更している。なお、制御部44は、送風部36が第1の状態から第2の状態を経て第3の状態となる揺動角度内において揺動するように揺動モータ40を制御するようになっている。
そこで次に、上記のように構成されたプリンタ11の作用について、印刷が施された用紙12が乾燥装置15において乾燥処理される際の作用を中心に説明する。
さて、印刷時には、ヒートローラ13a,13bを加熱するヒータ、プラテンヒータ22、ダクト38内の空気を加熱するヒータに電流を供給して、それぞれが印刷に適した温度となるように加熱する。このとき、ヒートローラ13a,13bの回転駆動を開始すると共に、駆動ローラ26の回転駆動を開始してベルト29を周回運動させる。
そして、図示しない給紙トレイから用紙12が供給されると、ヒートローラ13a,13bは回転しているため、用紙12をニップして印刷部14へ送出する。この際、用紙12はヒートローラ13a,13bから熱が付与されてプレヒート(予備加熱)される。
そして、印刷部14では、プレヒート装置13から送出されてプラテン16上を摺動する用紙12に対してインクを噴射して印刷処理を施すと共に、紙端検知センサ19が用紙12の先端を検知する。すると制御部44は、揺動モータ40を正転駆動して送風部36を第1の状態とするように揺動させる。また、搬送ユニット24は、プレヒート装置13から移送された用紙12を吸着して引き寄せるようにベルト29上に移送して右側へ搬送する。
したがって、図3(a)に示すように、ベルト29に載置されて搬送される用紙12は、第1のタイミングで該用紙12の搬送方向下流側(右側)の端部である先端(搬送方向前端)に、右方向へ向かう温風が吹き付けられる。すなわち、用紙12は、めくり上がる方向とは逆方向の風が吹き付けられることになるため、ベルト29の支持面29aに押し付けられるように搬送される(第1の乾燥段階)。
そして、制御部44は、ベルト29の周回速度(駆動ローラ26の回転速度)に基づいて用紙12の先端が搬送ユニット24から送出されるタイミングを算出し、揺動モータ40を逆転駆動する。すなわち、送風部36は図3(b)に示すように第2の状態となる。
さらに用紙12が搬送されて、紙端検知センサ19が用紙12の搬送方向上流側(左側)の端部である後端(搬送方向後端)を検知すると、制御部44は第2のタイミングで揺動モータ40を逆転駆動し、送風部36を図3(c)に示すように第3の状態とする。したがって、第1のタイミングよりも遅い第2のタイミングで用紙12の後端には、左方向に向かって温風が吹き付けられる(第2の乾燥段階)。すなわち、用紙12は、めくり上がる方向とは逆方向の風が吹き付けられることになるため、用紙12はベルト29の支持面29aに押し付けられた状態で図示しない排紙トレイに排紙されるようになっている。
上記第1の実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)インクの付着により印刷が施された用紙12が搬送ユニット24によって搬送されると、まず、その用紙12の先端には右方向へ向けて風が吹き付けられる。すなわち、搬送される用紙12が温風ユニット34に差し掛かる際には、用紙12の先端に対して、その先端がめくり上がる方向とは逆方向の風が吹き付けられて、該用紙12はベルト29に押さえ付けられる。一方、用紙12が温風ユニット34から更に右側に送出されるように搬送される際には、該用紙12の後端に対して、その端部がめくり上がる方向とは逆方向となる左方向へ向けて風が吹き付けられて、該用紙12はベルト29に押さえ付けられる。すなわち、温風ユニット34は、用紙12の先端及び後端の各端部をベルト29に押し付けるように送風した状態において乾燥処理を施すことができる。したがって、用紙12の平面性を維持した状態で該用紙12に吹き付ける風速を速めてインクの乾燥を高速化させることができる。
(2)温風ユニット34は、制御部44が揺動モータ40を正転駆動及び逆転駆動させることによって用紙12に対する送風口35の角度を変更することで、用紙12に吹き付けられる風向きを変更することができる。すなわち、搬送される用紙12の先端が温風ユニット34の送風口35と対応する位置に差し掛かる際には、揺動モータ40を正転駆動して送風口35を右側へ向けることにより、用紙12に対して第1の方向の風を吹きつけることができる。そして、用紙12がさらに搬送されて該用紙12の後端が温風ユニット34の送風口35と対応する位置を通過する際には、送風口35を左側へ向けることにより、用紙12に対して第2の方向の風を吹きつけることができる。したがって、簡単な構成により用紙12における先端及び後端の両端部のめくり上がりを抑制して乾燥処理を施すことができる。
(3)インクが付着した用紙12は、乾燥装置15によってその平面性を維持した状態で速やかに乾燥処理が施される。したがって、用紙12の変形に伴う画像の乱れや、用紙12に付着した未乾燥のインクによるプリンタ11内の汚染を抑制して用紙12への記録を実行することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図4に従って説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態とは温風ユニットを変更した点でのみ構成が相違しており、その他の構成は共通しているため、同様の構成部分については同一符号を付すことにして、その詳細な重複説明を省略する。
温風ユニット45は3つの送風ファン46〜48と図示しないヒータとが、それぞれ区画された送風部49〜51に設けられている。なお、各送風部49〜51の左右両壁は、搬送ユニット(図示略)によって搬送される用紙12に向かって延びると共に、用紙12の幅方向(前後方向)に亘って設けられた4枚のガイド板52〜55により構成されている。
また、各送風部49〜51の前後両壁は、上下方向において各ガイド板52〜55と同じサイズの図示しない前板及び後板59によって形成されている。すなわち、左側に設けられた第1の送風部49は、第1のガイド板52、第2のガイド板53、前板及び後板59によって囲み形成される送風口56(第1の送風口)から用紙12に対して温風を吹き付けるようになっている。また、同様に、中央部に設けられた第2の送風部50は、第2のガイド板53、第3のガイド板54、前板及び後板59によって囲み形成される送風口57から用紙12に対して温風を吹き付けるようになっている。そして、右側に設けられた第3の送風部51は、第3のガイド板54、第4のガイド板55、前板及び後板59によって囲み形成される送風口58(第2の送風口)から用紙12に対して温風を吹き付けるようになっている。
なお、各ガイド板52〜55は、左右方向において隣り合うガイド板同士が互いに対向するように設けられているため、送風口56の左右両開口端は、送風口58の左右両開口縁よりも上流側に位置している。また、左側に設けられた第1のガイド板52は、その下部が右方向に傾斜するように曲げ形成されている。そして、右側に設けられた第4のガイド板55は、その下部が左方向に傾斜するように曲げ形成されている。
そのため、第1の送風部49は、第1の送風ファン46が駆動されると、第1のガイド板52に沿って白抜き矢印で示す左側から右側に向かう右方向(第1の方向)の風を送風口56から送風するようになっている。そして、第2の送風部50は、第2の送風ファン47の駆動に伴って第2のガイド板53及び第3のガイド板54に沿って用紙12に対して下方向(鉛直方向)の風を送風口57から送風するようになっている。また、第3の送風部51は、第3の送風ファン48の駆動に伴って、第4のガイド板55に沿って右側から左側に向かう左方向(第2の方向)の風を送風口58から送風するようになっている。
そこで次に、上記のように構成された温風ユニット45の作用について説明する。なお、各送風ファン46〜48は、初期状態としてその駆動が停止されている。
さて、印刷が施されて左側から右側へ搬送される用紙12の先端を紙端検知センサ19が検知すると、送風停止手段としての制御部44は第1の送風ファン46を駆動する。そのため、搬送ユニット24によって搬送される用紙12は、第1のタイミングにおいて、その先端がめくり上がる方向とは逆方向となる右方向の風が吹き付けられて、該用紙12はベルト(図示略)に押し付けられた状態で温風ユニット45を通過する(第1の乾燥段階)。
そして、制御部44は、用紙12を搬送する搬送速度に基づいて、用紙12の先端が温風ユニット45を通過したタイミングで第2の送風ファン47及び第3の送風ファン48を駆動する。したがって、用紙12は、第1〜第3の送風部49〜51からの送風により乾燥処理が施される(図4参照)。
さらに用紙12が搬送されて、紙端検知センサ19が用紙12の後端を検知すると、制御部44は、第1の送風ファン46及び第2の送風ファン47の駆動を停止する。したがって、搬送される用紙12の後端には、第2のタイミングにおいて、第3の送風部51によって後端がめくり上がる方向とは逆の方向となる左方向の風が吹き付けられるため、用紙12はベルト(図示略)に押し付けられるように排紙トレイへ排紙される(第2の乾燥段階)。
上記第2の実施形態によれば、第1の実施形態における(1)〜(3)の効果に加えて、さらに以下のような効果を得ることができる。
(4)互いに送風方向が異なる送風口56と送風口58とを設けると共に、それら各送風口56,58からの送風を適宜に停止することにより、簡単に用紙12の平面性を維持した状態で用紙12に吹き付ける風速を速めてインクの乾燥を高速化させることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を図5に従って説明する。なお、第3の実施形態は、上記各実施形態とは温風ユニットを変更した点でのみ構成が相違しており、その他の構成は共通しているため、同様の構成部分については同一符号を付すことにして、その詳細な重複説明を省略する。
図5に示すように、温風ユニット60は、平面視台形状の第1の送風手段としての第1の乾燥部61と第2の送風手段としての第2の乾燥部62とが、前後方向において左右方向に沿う一部同士が隣接するように並列配置されて矩形状のプレート63に固定されている。
すなわち、温風ユニット60は、左右両端の前後方向のサイズである幅サイズが異なる(本実施形態では平面視台形状)の少なくとも1つ(本実施形態では3つ)の第1の乾燥部61が前後方向に沿って設けられている。また、第1の乾燥部61よりも右側であって第1の乾燥部61の間となる位置には、前後方向に隣り合う第1の乾燥部61と隣接するように少なくとも1つの(本実施形態では2つ)の第2の乾燥部62が設けられている。
なお、第1の乾燥部61の左端部と第2の乾燥部62の右端部には、該各乾燥部61,62内に左右方向に沿って設けられた送風路内に空気を供給する送風ファン(図示略)と、該送風ファンによって供給された空気を加熱するヒータ(図示略)が個別に設けられている。
そして、第1の乾燥部61には、送風路内の温風を搬送される用紙12に吹き付け可能な台形状の送風口64(第1の送風口)が形成されている。一方、第2の乾燥部62には、送風路内の温風を搬送される用紙12に吹き付ける送風口65(第2の送風口)が形成されている。
そして、第1の乾燥部61の送風ファンを駆動することにより、第1の乾燥部61内は、幅サイズが小さな左側から幅サイズが大きな右側に向かう右方向(第1の方向)に送風される。そのため、用紙12には、送風口64から右方向へ向かう温風が吹き付けられる。
一方、第2の乾燥部62の送風ファンを駆動することにより、第2の乾燥部62内は、幅サイズが小さな右側から幅サイズが大きな左側に向かう左方向(第2の方向)に送風される。そのため、用紙12には、送風口65から左方向へ向かう温風が吹き付けられる。
なお、本実施形態の温風ユニット60は、その構成が同一である第1の乾燥部61と第2の乾燥部62とが互いに送風方向が逆となるように設けられている。したがって、送風口64の搬送方向上流側(左側)の開口縁は、送風口65の左側の開口縁よりも左側に位置している。そして、送風口65の搬送方向下流側(右側)の開口縁は、送風口64の右側の開口縁よりも右側に位置している。
そして、紙端検知センサ19の検知結果に基づいて送風停止手段としての制御部44が各送風ファンを制御することにより、各乾燥部61,62内の送風を制御して、各送風口64,65から用紙12に対して温風の吹き付け、及び送風を停止させるようになっている。
そこで次に、上記のように構成された温風ユニット60の作用について説明する。
さて、印刷部14において印刷が施された用紙12の先端を紙端検知センサ19が検知すると、制御部44は第1の乾燥部61及び第2の乾燥部62内の送風を開始する。そのため、搬送ユニット(図示略)によって搬送される用紙12は、まず第1のタイミングで第1の乾燥部61によってその先端がめくり上がる方向とは逆方向となる右方向の風が吹き付けられる(第1の乾燥段階)。したがって、用紙12は、ベルト(図示略)に押し付けられた状態で搬送される。
そして、用紙12の先端が第2の乾燥部62と対向する位置まで搬送されると、用紙12には、第2の乾燥部62によって左方向の風が吹き付けられる(送風段階)。しかし、用紙12は、第1の乾燥部61によって右方向の風が吹き付けられた状態にあるため、その平面状態は維持される。
制御部44は、用紙12の先端が第1の乾燥部61の右端に位置するタイミングを、用紙12の搬送速度に基づいて算出し、第2の乾燥部62内の送風を停止する(下流側停止段階)。したがって、用紙12の先端は、該先端がめくり上がる方向とは逆方向の右方向の風の作用がなくなるのと同時に、先端がめくり上がる方向である左方向の風が停止されるため、該用紙12の先端はベルト(図示略)に載置された状態で搬送される。なお、制御部44は、用紙12の先端が温風ユニット60を通過するタイミングで、第2の乾燥部62内の送風を再開する。
さらに用紙12が搬送されて、紙端検知センサ19が用紙12の後端を検知すると、制御部44は、第1の乾燥部61の駆動を停止する(上流側停止段階)。すなわち、搬送される用紙12の後端が第1の乾燥部61を通過する際には、めくり上がる方向となる右方向の風の作用が停止される。
なお、制御部44は、用紙12の搬送速度に基づいて、用紙12の後端が第2の乾燥部62の左端に位置するタイミングで第1の乾燥部61内の送風を再開する。すなわち、用紙12の後端は、第2の乾燥部62によってめくり上がる方向とは逆方向の左方向の風が吹き付けられているため、第1の乾燥部61によってめくり上がる方向となる右方向の風が吹き付けられたとしても、その平面状態を維持した状態で搬送される。
その後、用紙12の後端は、第1の乾燥部61を通過して右方向の温風の作用がなくなった後(第2のタイミング)も第2の乾燥部62から左方向の送風が継続されてベルト(図示略)に押しつけられた状態で図示しない排紙トレイへ排紙される(第2の乾燥段階)。
上記第3の実施形態によれば、上記各実施形態における(1)〜(4)の効果に加えて、さらに以下のような効果を得ることができる。
(5)送風方向が搬送方向に沿うように構成された同一規格の複数の乾燥部61,62を送風方向が右方向を向く配置態様と左方向を向く配置態様とに入れ違いの並列配置とすればよいので、乾燥部61,62の規格化を図って製造コストの低減に貢献できる。
(6)台形状をした第1の乾燥部61と第2の乾燥部62とを前後方向においてその一部が隣接するように設けているため、第1の乾燥部61と第2の乾燥部62の境目に対応する用紙12の位置が搬送に伴って変化する。したがって、各乾燥部61,62の境目において乾燥状態の違いに伴って生じる乾燥むらをぼかすことができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・第3の実施形態において、第1の乾燥部61の送風路は、用紙12の搬送方向の上流側(左側)の断面積を下流側(右側)の断面積に比べて小さくしてもよい。また、第2の乾燥部62の送風路は、左側の断面積を右側の断面積に比べて大きくしてもよい。
用紙12をベルトに対して押し付ける力は、用紙12に吹き付ける風速が速いほど大きくなる。また、送風路内を通過して送風口64,65から送風される風の風速は、送風路の断面積が小さいほど早くなる。そのため、第1の乾燥部61の送風路の断面積が左側で小さく、右側で大きくすることにより、送風路内を通過する風の風速は、左側で速く、右側で遅くなる。一方、第2の乾燥部62の送風路の断面積が左側で大きく、右側で小さくなっているため、送風路内を通過する風の流速は、左側で遅く、右側で速くなる。したがって、温風ユニット60へ搬送される用紙12の先端は、第1の乾燥部61により速度の速い右方向の風によりベルトに押さえ付けられた状態において、第2の乾燥部62により速度の遅い左方向の風が吹き付けられるため、そのめくり上がりをより抑制することができる。また、用紙12の後端も同様に、第1の乾燥部61によってめくり上がりやすい右方向に風が吹き付けられたとしても、第2の乾燥部62によってベルトに押さえ付ける左方向に速度の速い風が吹き付けられているため、めくり上がりをより抑制することができる。
・第3の実施形態において、第1の乾燥部61及び第2の乾燥部62の形状は限定されず、例えば左右方向に延びる平面視矩形状、平面視三角形状としてもよい。
・第2の実施形態及び第3の実施形態において、送風停止手段として各送風口56〜58,64,65を閉塞可能なシャッタを設けてもよい。すなわち、制御部44は、送風ファンを駆動するタイミングで、各送風口56〜58,64,65に対応するシャッタを開放するようにしてもよい。
・第2の実施形態において、第1〜第3の送風部49〜51の配置順は任意に変更することができる。また、第2の送風部50を設けない構成としてもよい。すなわち、第3の送風部51を搬送方向の上流側(左側)に設けると共に、該第3の送風部51と右側において隣接するように第1の送風部49を設けてもよい。そして、用紙12の先端が第3の送風部51の送風口58を通過した段階で各送風部49,51から送風を開始すると共に、用紙12の後端が第3の送風部51を通過した時点で第1の送風部49の送風を停止させることにより、用紙12をベルトに押さえ付けるように搬送することができる。
・第1の実施形態において、搬送される用紙12に対して固定配置された送風部とし、風向き変更手段として、該送風部の送風口に基端部が取り付けられると共に、その先端が揺動して風向きを変更可能な少なくとも2枚の羽を前後方向に亘って設けてもよい。
・上記各実施形態において、記録ヘッド18からのインクの噴射によらずに孔版印刷等の他の印刷処理により表面にインクが付着した連続紙を搬送ユニット24上に搬送して乾燥させるようにしてもよい。
・上記実施形態では、液体噴射装置をインクジェット式プリンタ11に具体化したが、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置を採用してもよい。微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用してもよい。そして、これらのうちいずれか一種の液体噴射装置に本発明を適用することができる。
次に、上記実施形態及び変形例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)記録処理が施されて搬送される単票形態のターゲットに対して該ターゲットの搬送方向の上流側から下流側となる第1の方向と前記搬送方向の下流側から上流側となる第2の方向とに向かって風を吹き付ける送風段階と、前記ターゲットの搬送方向の上流側の端部に対して前記第1の方向に向かって吹き付ける風を停止する上流側停止段階と、前記ターゲットの搬送方向の下流側の端部に対して前記第2の方向に向かって吹き付ける風を停止する下流側停止段階とを備えたことを特徴とするターゲットの乾燥方法。
この構成によれば、上流側停止段階において、記録処理が施されてターゲットが搬送されると、ターゲットの搬送方向後端に対する乾燥処理は、第1の方向(上流側から下流側)に向かって吹き付ける風の作用を停止させる。そして、下流側停止段階では、乾燥処理が施されてターゲットが搬送されると、ターゲットの搬送方向前端に対する乾燥処理は、第2の方向(下流側から上流側)に向かって吹き付ける風の作用を停止させる。すなわち、記録処理が施されたターゲットの搬送方向後端には、めくり上がる方向とは逆方向(第2の方向)の風が残ることとなる。また、乾燥処理が施されたターゲットの搬送方向前端には、めくり上がる方向とは逆方向(第1の方向)の風が残ることとなる。したがって、ターゲットは、第1の方向及び第2の方向に向かって吹き付ける風によってその平面状態を維持した状態で該ターゲットに吹き付ける風速を速めて液体の乾燥を高速化することができる。
第1の実施形態におけるプリンタの模式正面図。 プリンタの模式平面図。 (a)温風ユニットの第1の状態を説明する概略構成図、(b)温風ユニットの第2の状態を説明する概略構成図、(c)温風ユニットの第3の状態を説明する概略構成図。 第2の実施形態における温風ユニットの模式断面図。 第3の実施形態における温風ユニットの模式平面図。
符号の説明
11…プリンタ(記録装置)、12…用紙(ターゲット)、15…乾燥装置、18…記録ヘッド(記録手段)、24…搬送ユニット(搬送手段)、29…ベルト(支持部材)、29a…支持面、34,45,60…温風ユニット(乾燥手段)、35…送風口、39…軸(風向き変更手段)、40…揺動モータ(風向き変更手段)、41…駆動軸(風向き変更手段)、42…駆動歯車(風向き変更手段)、43…従動歯車(風向き変更手段)、44…制御部(風向き変更手段、送風停止手段)、56,64…送風口(第1の送風口)、58,65…送風口(第2の送風口)、61…第1の乾燥部(第1の送風手段)、62…第2の乾燥部(第2の送風手段)。

Claims (7)

  1. 液体の付着により記録処理が施された単票形態のターゲットを搬送方向の上流側から下流側へ搬送する搬送手段と、
    該搬送手段により支持部材の支持面に裏面が支持されて搬送される途中の前記ターゲットにおける前記液体が付着した表面に向けて送風することにより前記ターゲットに乾燥処理を施す乾燥手段と
    を備え、
    前記乾燥手段は、前記ターゲットにおける前記搬送方向下流側の端部に対しては前記搬送方向の上流側から下流側となる第1の方向へ向けて送風する一方、前記ターゲットにおける前記搬送方向上流側の端部に対しては前記搬送方向の下流側から上流側となる第2の方向へ向けて送風する送風口を有していることを特徴とする乾燥装置。
  2. 前記乾燥手段は、前記ターゲットに対する前記送風口の角度を変更して、該送風口から前記ターゲットに対して送風される風向きを変更する風向き変更手段を有することを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
  3. 前記乾燥手段は、
    前記第1の方向へ向けて送風する第1の送風口と、
    前記第2の方向へ向けて送風する第2の送風口と、
    前記ターゲットにおける前記搬送方向上流側の端部が前記第1の送風口と対応する位置を通過する際には前記第1の送風口からの送風を停止させると共に、前記ターゲットにおける前記搬送方向下流側の端部が前記第2の送風口と対応する位置を通過する際には前記第2の送風口からの送風を停止させる送風停止手段と
    を有し、
    前記第1の送風口における前記搬送方向上流側の開口縁は前記第2の送風口における前記搬送方向上流側の開口縁よりも前記搬送方向の上流側に位置すると共に、
    前記第2の送風口における前記搬送方向下流側の開口縁は前記第1の送風口における前記搬送方向下流側の開口縁よりも前記搬送方向の下流側に位置することを特徴とする請求項1に記載の乾燥装置。
  4. 前記乾燥手段は、前記第1の送風口を有する第1の送風手段と、前記第2の送風口を有する第2の送風手段とを含んで構成され、
    前記第1の送風手段及び前記第2の送風手段は、前記搬送方向と直交する前記ターゲットの幅方向において、前記両送風手段における前記搬送方向に沿う一部同士が隣接するように並列配置されることを特徴とする請求項3に記載の乾燥装置。
  5. 前記第1の送風手段は、前記幅方向において上流端の幅サイズが下流端の幅サイズよりも小さな平面視台形状をなし、
    前記第2の送風手段は、前記幅方向において上流側の幅サイズが下流側の幅サイズよりも大きな平面視台形状をなしていることを特徴とする請求項4に記載の乾燥装置。
  6. 搬送手段によって搬送されるターゲットに対して記録処理を施すために液体を付着させる記録手段と、
    請求項1〜5のうち何れか一項に記載の乾燥装置と
    を備えたことを特徴とする記録装置。
  7. 液体が付着して搬送される途中の単票形態をなすターゲットの搬送方向下流側の端部に対して第1のタイミングで該ターゲットの搬送方向の上流側から下流側となる第1の方向に向かって風を吹き付けて乾燥処理を施す第1の乾燥段階と、
    前記ターゲットの搬送方向上流側の端部に対して前記第1のタイミングよりも遅い第2のタイミングで前記搬送方向の下流側から上流側となる第2の方向に向かって風を吹き付けて乾燥処理を施す第2の乾燥段階と
    を備えたことを特徴とするターゲットの乾燥方法。
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